2022年を振り返る

大晦日にやることといっても、今のところはおせちを詰めたぐらい。

もう慣れたもんだなと思う。独立してから8回目の年越しである。

盆や正月にわざわざ往来するものかと思い、盆はピークをずらして往来したことはあるが、正月はずっと遠出せずに過ごしている。


今年1月は沖縄県で新型コロナウイルスの感染爆発というところからスタート。

市町村の知らぬところで予防接種

ここのところは沖縄県と大阪府のどちらかから感染爆発が話題になりますね。

東京都は絶対数としては多いのだが、人口比ではそこまでではなく、医療体制が比較的良いので話題にならない。大変ではあるんですけどね。

この影響で沖縄開催の予定だったシンデレラガールズ10周年ライブが別会場・無観客での開催となっている。

無観客というだけでなく別会場

致し方ない話ではありますが。沖縄にこだわる意味もなかったわけで。

昨年は僕にとっては一般NISAの最終年ということで、こんな話を書いている。

NISAも終わったし移管手続き

NISAもさらなる新制度への移行で長期投資に適した商品に限るつみたて枠と、

何でも投資できる成長投資枠が併用できるようになるとかいう話もありますが。

ただ、つみたてNISAができた背景や、ジュニアNISAに関わるゴダゴダを見る限り、

成長投資枠で金融機関にだまされ分の悪い商品を買わされたり、博打として使う人が出てくるのは目に見えてると思うんですがね。

果たしてこの案で決まるのか。僕はやめた方がいいと思いますがね。


2月には冬の北京オリンピックが開かれた。

北京とか言いながら雪の競技のメインは張家口じゃないかとかいいつつ、

ビッグエアの会場はいかにも都市型会場で、それはそれで面白いなとか。

むしろ天然雪の方が珍しいのか?

人工雪頼みのオリンピックだったが、世界的に見ても天然雪に恵まれた地域は限られている。

2030年の冬季オリンピック開催地本命が札幌なのもそこら辺の事情があるようだが……

この大会、最大の事件がフィギュアスケートでのドーピング騒動だな。

ドーピング頼みのフィギュアスケートか?

そもそもロシアはドーピング問題で国名での国際大会参加ができない中で起きた事件だった。


2月の国際大会と言えば、競馬のサウジカップデーも印象的でしたね。

サウジカップデーはチャンスか

メインのサウジカップはともかく、他は日本勢が大活躍だった。

1351ターフスプリント(G3)優勝のソングラインは後に安田記念(GI)優勝、

リヤドダートスプリント(G3)優勝のダンシングプリンスは後にJBCスプリント(JpnI)優勝、3着のチェインオブラブも後に牡馬と混ざってリステッド勝ち。

そんなこんなでけっこう箔が付いたのでは。

1351ターフスプリントは2着のCasa CreedもG1勝ってるし、そのうち格上げされると思う。

この時期には貴重なレースなので来年も日本から大挙遠征するのでは?

メインのサウジカップについては選定されることが大変ですが。


2月末から始まり、今も続いているのがロシアによるウクライナ侵攻である。

ロシア迂回は大変だ

「特別軍事作戦」だなんだと言っても正気とは思えない話なのだが。

ロシアとウクライナに関わるいろいろなところに影響が出ており、大変である。

結末はともかくさっさと戦争終われというのが正直なところだが、

各国いろいろな思惑があり決定打がなくズルズル続いているのが実情である。


3月には香港で新型コロナウイルスの感染爆発が問題に。

香港の感染拡大はすさまじい

香港は高齢者のワクチン接種率が低く、効果の劣る不活化ワクチンの割合が高いことが問題だった。

これは最近の中国大陸での感染爆発にも通じる話である。

中国大陸は当時は新型コロナウイルスの対策を抑え込む対策に終始してたが、

上海が動いていない

上海での長期間のロックダウンなど弊害も問題になっていた頃である。

ここでの人々の鬱憤が後に「白紙デモ」につながっていくわけである。


4月は西友が楽天と手を組んだ話を書いて、キャンペーン狙いでけっこう西友行ったなと。

西友が楽天と手を組めば

最近はさっぱり。新居に引っ越すと遠くなるので行く機会はさらに減りそう。

北海道斜里町で知床半島の観光船が沈没する事故があった。

知床半島の観光船も豊後水道を行く船も同じ?

無謀な出航というところに問題の多くが集約されるが、法規制の問題もあった。

法規制が厳しくなると各地の水上観光・離島航路にも影響が出そうで心配。


5月の連休には関西へ。長年空想上の存在と思われていた「大阪中之島美術館」が開館したので足を運んでいる。

新しい中之島の美術館と阪神百貨店

なんと構想が生まれたのは僕が生まれるより前の1988年である。

大阪市立科学館・国立国際美術館・大阪中之島美術館の3つが並ぶ姿は壮観である。

5月にはバンナムフェス2ndが1年半延期で開催された。

延期されたゲーム会社の音楽フェス

そういやこのとき初めて幕張新都心→幕張本郷駅のバスを使ったんだな。

マリンスタジアムの立地もあってメリットは大きかったですね。

5月は新型コロナウイルス対策の入国制限が緩和され始めた時期でもあった。

やっと外国からの観光もできる

そこから段階的に拡大して、また外国人観光客をちらほら見るようになった。

感染対策への理解も一定あるとみられる。時間はかかったがよい方向へ向かっていると思う。


6月は特筆するべきことは無いが、夏休みの旅行が全国旅行支援の対象とならないで落胆した話。

夏休みはキャンペーンはあまり頼れない

そんなこんなで夏休みの北海道旅行はけっこうお金がかさんだ印象。

これでも列車は「LOVE HOKKAIDO! 6日間周遊パス」で安上がりだったが。

女満別に飛行機で飛び、網走(網走はオホーツク海と刑務所の町)、根室(最東端の都市からさらに東を見る)へ向かい、

帯広を経て(十勝の動物園と農業王国への道のり)、最後は船で大洗まで。

この頃は新型コロナウイルスの影響も少なかった印象。その後にまた感染拡大するのだが。


7月の大ニュースといえば、元首相で現職の衆議院議員だった安部さんが襲撃されて亡くなったこと。

報われない大量の輸血

これはいろいろ言われているんだけど、体系的に防ぐことは難しい事件だなと思う。

やろうと思えばできるけど……ということが全てハマってこういう結果になったが。

安部さんがなくなったこと自体はただただ残念である。

その後、自民党への影響が大きかったことへの見方はいろいろあると思うが。


7月下旬からまた新型コロナウイルスの感染が拡大していく。

これに対して軽症者が自己診断して結果を登録して自宅療養するという体制が確立されてくる。

軽症者なら受診するなというが

異例の入国規制などから1年半ぐらい経ってたどり着いた1つの在り方である。

新型コロナウイルスの法令上の位置づけを見直す話もあるが、

ワクチンの普及してもなお問題となる感染性と重症化を考えればこの仕組みが基本になるんじゃないかなと思う。

Long COVIDと呼ばれる後遺症の問題もあるので、感染対策は重要である。

感染者が多ければ離職者も増える


9月にはこれも大ニュースでしたね。イギリスのエリザベス女王が亡くなった。

君主が亡くなるとき

亡くなる2日前まで公務してたってんだがら、すごい人でしたね。

立憲君主制の君主といえばこの人だと思われていたわけだから、喪失感は大きい。

一方で9月には日本で襲撃されて亡くなった安部さんの国葬が行われた。

どちらにせよ公的な葬儀ではある

国葬だから特別なのかというと、そうでもなかったよねという話。


オリンピック合わせで作られた有明アリーナへ行った話を紹介したが、

周辺の導線の課題への打開策はないまま今も混乱を引き起こしている。

有明アリーナのボトルネック

年末も晴海通りの都05-2系統は大混乱のようだ。なんとかならんのかね。

晴海通りの地下鉄構想とかありますけど、そういうスパンの話じゃないんだよなぁ。


10~12月はFamiPayのキャンペーンに踊らされた3ヶ月だった。

バニラVisaか楽天キャッシュかAmazonか, JCBプレモを買うとお得なの?, ファミリーマート以外でFamiPayを使う

10~11月にかけて毎年のように関西行き、旅程の都合で全国旅行支援を1泊だけ使う。

愛知県で乗務員交代、愛知県のクーポン

あと、突然思いついたように太陽の塔の中に入りに行ったのもこのときか。

茶の湯と太陽の塔

11月は西武ドームにコンサートのために2回も行ったのか。なかなかない。

覆面ガールズバンドってわけではないが, S席とSS席には意味がある

バンドリの方は2年半延期だから本当にかかったなぁって。

12月には全国旅行支援で滋賀旅行、という名の京都への観劇旅行。

条件次第では京津線も安い


11~12月にこの傍らやっていたことで、今年の大きな課題だったのが家探しである。

どこを狭くしてどこを広くするか

すでに新居の準備は整いつつある。引越は来月早々だが、心配事はほぼない。

家探しは初めてでいろいろあったけど、収まるべきところに収まったかなと。

狭い中では使いやすそうで、家賃はお手頃、生活環境はほぼ変わらないはず。

これに伴って持株会の引き出しも行って、いろいろあったがこちらも終わった。

インサイダー取引にはあたらないこと


社宅を叩き出されるということは、そろそろ勤続8年ということである。

仕事の面では今年は計画とはなんだったのかという1年間だった。

外的な要因がかなり多いのだが、社内でもいろいろな課題が露見したところはある。

職場の体制について思うところはあって、先日、部長にだいぶぶちまけたんだが、

そうはいっても仕事が手に合うことは確かである。

昨年末にこんなことを書いているが。

来年4月には勤続7年になるが、今年からとある業務を任せられることになった。

これが製品に対する広い知識だったり、かなりベテラン向きの仕事だと思うのだが、

そんなことを勤続6年のやつに押しつけておいて、仕事のやり方が気に食わないと課長3人に詰められたこともあった。

(2021年を振り返る)

もうすっかり軌道に乗りましたね。もうすっかりベテランだなと自分でも思う。

いろいろな制約はありますが、それなりにやってますよ。


なにもかも上手く行っているわけではないですが、

まず無事に過ごせているということは大きいですね。

新居も決まって正月を迎えられるということでほっとしている。

新型コロナウイルスは3年近く経ってもこの有様というのは想定以上だが、

1年でだいぶ折りあいが付いてきたと振り返って思う。

来年はどうなることやらと思いますが、できることをやるしかないなと。

引越準備が目立つ家計簿だけど

今日はおそらく年内最後の買い物のためにイトーヨーカドーへ。

食品売場は年末特別体制という感じで買い回りがしにくいなぁと。

すでにおせちの材料はほとんど買って、調理するものはほとんど調理が済んでいる。

多少年末特有の買い物はあったけど、もうほとんどいらなかったんだよね。

1月1日~3日にはアプリでクーポンも配信されるみたいだし、そんなに買わんでいいかと。


そんなわけで毎年年末には家計簿を振り返っているが、今年も集計してみた。

昨年に比べて支出は7%ほど増えているが、新居に関する費用がかなりある。

新居に関する費用を差し引くと逆に7%減ぐらいである。

昨年はPC関係の支出がそこそこあったと。

今年は新居の家具・家電以外での耐久財への支出は少なめだった。

あと趣味・娯楽費も昨年に比べて減、昨年に本を買い漁った反動か。


増えた支出としては食費が昨年比+6%というところが目立つ。

ただ、内訳がかなり変わっていて、外食費が昨年の2倍以上に増えている。

外食といいますが、これは職場での弁当代ですね。出勤日数が増えたと。

これでも2019年の外食費よりは少ないのだが、出勤日数と外出先での外食回数など考えると、

2019年比で外食費が割高になっていることは確かである。

それ以外の費目が生鮮品が横ばい、加工食品が3割減など。

加工食品って冷凍食品とかだな。この辺は在宅勤務が減った影響かと。

全体として6%増の評価は難しいが、少しずつ割高になっていることは確か。


支払手段に着目すると変化が大きいのはこんなところ。

  • みずほ銀行(大半は給与天引き) 41%(昨年47%)
    • J-Coin Payキャンペーンの反動(2020年比ではほぼ同水準)
  • セゾンカード(nanaco・PayPay除く) 19%(昨年27%)
  • nanaco 1.2%(昨年3.6%)
  • PayPay 7%(昨年10%)
  • FamiPay 10%(昨年7%)
  • Edy 3%(新)
  • Suica・ビューカード 16%(昨年2%)
    • 引越関係の支出を除けば4%程度

セゾンカードは昨年も減ったが今年もさらに減った。nanacoも減った。

要因は大きく2つあり、1つがBOOK☆WALKERの決済がGoogle Play経由になったこと。

そうか、BOOK☆WALKERのためにGoogle Playカードを買うようになったのは今年になってからか。

もう1つがFamiPayのキャンペーンに乗ったためというところである。

FamiPayでPOSAカードを買いまくったりしましたからね。

(FamiPayで買ったPOSAカードもFamiPayの利用と計上している)

PayPayも減ったがYahoo!サービスの利用減に相当するとみて良い。

Edyは西友でのキャンペーン狙いでチャージして使っていたが、

最近の消費は低調である。来年はフェードアウトしていくと思う。

Suica・ビューカードは引越関係の費用でビューカードを使ったので激増だが、

それを除いても職場での弁当代の支払いが増えた分、Suica利用が増えた感じ。

引越関係の費用でビューカードを使ったのはJREポイントの有効利用のためで、

来年もしばらくはこの傾向が続くと思う。


そのような事情もありポイント還元の筆頭はFamiPayボーナスとなった。

FamiPayのキャンペーンに乗っかりまくった1年だったという印象は強い。

次いでdポイント、これは景品交換で得たポイントもあるのだが。

その次がPontaポイント、これはアンケート報酬とかが多いのだが。

Pontaポイントはふるさと納税に多く充当したので、来年の税控除として実質的に現金化される。

その次がPayPayボーナス、これは利用額とほぼ対応。

なおポイント還元は支出全体の4%ほどを占めており、無視できない数字である。


収入に着目すると約2割が株式譲渡・配当・利息となっている。

が、これは帳簿上の都合というところが大きい。

NISAから課税口座に転換したときの非課税分の利益と、持株会の株式売却、持株会で受け取っていた配当をそう記録したから。

それを除くと1割程度、それでも1割程度は株式譲渡・配当所得なんですね。


来年からは家賃が大幅に上がることになる。

それに伴い支出の構成もだいぶ変わることになる。

社宅の安い家賃の助けもあり、配当所得だけでもかなりの金額になる。

おかげで引越後の家賃でもかなりのゆとりを確保できる見込みである。

ここ数年はキャッシュレス決済のキャンペーンに右往左往してる感はあり、

去年はd払いとau PAYの1年だったが、今年はFamiPayとEdyの1年だったなと。

来年もいろいろありそうな気はする。無理のない範囲で賢く使いたい。

たくさん売ったがたくさん買った

昨日、長らく死蔵してた ゆうパケットポスト専用箱 を使い切った。

メルカリで中古本のまとめ買いのリクエストがあって、1kg超だったんだよね。

最近はメルカリの発送はクリックポストを使うことが多かったが、

クリックポスト2つよりは匿名配送のゆうパケットポストの方が安いからね。

それで、サイズ感や梱包性を考えれば専用箱を使う価値があると考えたと。

ちなみにこの専用箱はメルカリのキャンペーンで無料提供されたものである。


それにしても今年はいろいろ売った1年だったなと。

その分たくさん買ってるので、家の中にあるものは少し増えてる気がするが。

家計簿から集計してみたが、積み上げるとこんな金額だったのかと。

ただ、たくさん買ってるので売ったからといってお金が増える話ではない。

実際、中古品の購入額も積み上げると相当な金額である。


今年は中古品の売却はPayPayフリマ・ヤフオク!・メルカリ・ラクマとラクウル(ソフマップ)で行っている。

ラクウル以外は個人間取引ですね。ラクウルは電子機器の売却で多少。

金額で一番多いのはPayPayフリマで全体のおよそ半分、

残りをメルカリ:ラクマ:ヤフオク=5:4:1ぐらいで分け合う感じである。

金額ベースではPayPayフリマが多いのは高額商品ほどメリットが多いということかなと。


実際には各種のキャンペーンで付与されるポイントも考慮に入れて出品していて、

ラクマは売上の14%ものポイントが付与されている。

これは出品件数に応じてポイント付与されるキャンペーンが手厚かったため。

細々とした商品を多く出品して稼いだことで、細々とした商品が売れていく。

公認代行業者がいくつもあることも要因かも知れない。

金額としては少ないと思い込んでたが、積み上がると意外とまとまった金額である。

それでも6.6%のシステム利用料以上のポイントを付与している計算だが。


メルカリは一時期PayPayフリマでくすぶっている商品を移管してだいぶ売れた。

(同じ商品を2つに同時に出品することはあり得ないので時々出品先を切り替えている)

最近はシステム利用料の半額が戻ってくるキャンペーンをやることが多い。

最近はほぼそのキャンペーン合わせでの出品である。

とはいえ全体として付与されたポイントはそこまで大きな話ではない。


これらとは異なりPayPayフリマは出品側へのキャンペーンはほぼない。

シンプルなのはいいんですけどね。実際使いやすいし。

同じYahoo!のサービスでもヤフオクはキャンペーン合わせで、かなりPayPayボーナスが付与されている。

落札者側として恩恵を受けた分もあるので、どれだけが出品分かはわかりにくいけど。

ヤフオクは無体物、極めて安価な商品、オークションで値付けして欲しいものに活用している。

こういうのは他のプラットフォームでは取扱が難しいので。


売却物としては金額ベースで70%が本、22%が音楽ソフトとこれらで大半。

金額ベースでもそうだけど、件数ベースならなおさら本である。

全体としては3%ほどなのだが、ラクマでは株主優待券の売却もしている。

基本的に株主優待については自分で消化しているのだが、

一部売った方が効果的なものがあり、ラクマに出品している。

ラクマはクーポン類でも現物のやりとりが伴う場合は出品可能である。

(無体物の取引は禁止されているので、コードのやりとりはダメなんだけど)

出品が簡単なこともあってラクマでの出品を選んでいる。


逆に中古品をたくさん買っているとも書いたのだが、

これは70%がインターネットでの個人間取引、22%がインターネットの通販サイト、8%が実店舗での購入と。

個人間取引は新作の中古が早く出回ることと、小口で買いやすいことがメリットである。

金額ベースで高いのは新作の購入が多いからというが大きい。

こちらは半分強がメルカリである。

今年はPayPayフリマ・ヤフオクとラクマで残りを半々に分け合っているが、

ラクマでひかりTVのチューナーを購入したという特需があったためである。

ということはそれを除けばメルカリとPayPayフリマ・ヤフオクで2:1で分け合うような感じでしょうかね。

インターネット通販は数量をまとめるとお得になることが多く、この点でメリットがある。

実店舗での購入はソフマップでビックカメラの株主優待券を消化する目的が多い。


個人間取引は売り手・買い手ともにそれなりに手間はかかるのだが、

慣れればそんなもんだし、メリットはかなりある。

たくさん買ってたくさん売るってのはそういうことだよな。

小窓に特注品のシェード

新居で使うために買ったものをいろいろ話題にして来たが、

引越前に購入するものとしてはおそらく最後になるであろうものが届いた。

それが小窓用シェードである。


新居は角部屋で、居室側面にも小窓がある。

ここを開けると換気がしやすいということで、それはそれでよいと思うが。

で、あらかじめ大きな窓のカーテンは注文しておいたのだが、

小窓についてはあまり考慮していなかった。

それは後で必要になったときに買えばいいと思っていたからである。

ところが家具組立などのために滞在する中で、小窓とは言え日差しがかなり入ってくることがわかった。


当初は既製品でよきものがあると思っていたが、簡単には見つからなかった。

不動産業者にこのハウスメーカーは独特な仕様が多いとは言われたが……・

一般的に小窓用の器具は30cm幅とかで作られているが、それよりだいぶ広い。

カーテンレールが付いていればまた選択肢があるんだけど、それもない。

日差しを考えれば遮光というのも必須条件である。


Yahoo!ショッピングを探し回った結果、

たどり着いたの幅1cm単位・丈5cm単位、布の種類も指定できる商品だった。

そんないろいろバリエーションがあるのかと思ったかも知れないけど、

「オーダー/返品不可」と記載がある通り、特注品である。

ただ、そこまでピッタリにできるならば価値があると思った。

なにしろ、数cm妥協すれば既製品が買えるという話はないのだから。


やはり特注ということで出荷までも少し時間がかかって1週間ぐらい。

届いたシェードを新居に持ち込んで取り付けた。

突っ張り棒で取り付けるタイプなのでシンプルで借家でも使いやすい。

取り付けてみるとピッタリ、隙間もかなり狭いので、遮光効果も十分発揮できる。

というわけで一件落着。これで引っ越し早々快適に過ごせそうだ。


ちなみに社宅はカーテン備え付けなのだが、それは取り外して別のカーテンを取り付けている。

理由は遮光性能が低いためである。

前の社宅は日差しが目に痛いほどで、高い遮光性能が求められた。

今の社宅は夜に外の照明の光が入ってきて、安眠の妨げになるのが問題である。

同じカーテンを使い回しているが、丈が合わないのをごまかして今まで使ってきた。

もう十分使ってきたことと、新居では明らかに寸法が合わないので、今回の引越をもって廃棄する。

もちろん保管してある備え付けのカーテンに原状復帰をしてからである。

筋肉質になった切手のラインナップ

特定記録(160円)に対応する切手ってなくなったんだねと言っている人がいて、

80円切手の在庫がある人ならそれを2枚貼れば済む話ではあるものの、

確かに今はもうないんだなと。


特定記録はポストに投函で配達し、引受・配達を記録する特殊取扱である。

かつての配達記録の代替サービスの1つである。

ポスト投函で配達されるので受取には便利という話がある一方、

荷物サービスであれば ゆうパケット、郵便であればレターパックライトと競合し、

特定記録が明らかに安いのは必ず郵便にする必要がある信書で100g以下に限られる。


ただ、この人が言ってたんだけど、特定記録というのは意外と早い発送手段である。

なぜならば郵便局間の輸送は書留・速達と同じと言われており、そこから

  • 速達: 郵便局に午前・午後到着ともに当日配達、休日も配達
  • 書留(速達なし): 郵便局に午後到着だと翌日に回ることがある、休日も配達
  • 特定記録(速達なし): 午後到着だと翌日に回ることがある、休日は配達なし

というわけだから、休日に被らない場合は速達と配達日数が変わらないこともある。

もちろん速達と異なり配達日数を保証したものではないが、

定型25g+特定記録は244円ですから、この値段にしてはよいと。


話は戻って特定記録の160円に相当する切手だが、2014年の料金変更時に終売になった。

新しい郵便料金と新しい切手

このとき終売になった切手としては350円や420円もある。

90円・110円・130円は普通切手としては終売になったが、国際郵便用の切手ということで国際文通週間の切手が購入可能である。

(制度上は特殊切手なのだが、通年販売されているため普通切手に近い)


ただ、この廃止理由でもあるのだが、特定記録は窓口じゃないと出せないんですよね。

で、窓口で現金で払う場合は「証紙」なんて言われていますが、

金額の書かれたシールを印字して貼るので切手の在庫が不要だと。

窓口でも84円とか決まり切った金額なら切手で対応することはあるかもしれないが、

書留・特定記録・速達が絡むような場合はほぼ証紙で対応しているはず。

これが420円切手(当時の一般書留・現金書留の基本料金に対応)の終売にもつながっている。


あと160円切手は元々特定記録用の切手ではなかったらしい。

はがき50円、定型25g以下80円という料金が決まったのが1994年のことだが、

定形外郵便の料金はその後もいろいろ変更されていて、

  • 1994年: 50g以下130円、100g以下190円
  • 1997年: 50g以下120円,75g以下140円,100g以下160円
  • 2003年: 50g以下120円,100g以下140円

と、このとき一時期存在した160円の料金に対応した切手だったらしい。

かつての配達記録(210円)に相当する切手は過去にも存在したことはなく、

このことから2014年にはすでに役割を失った切手だったのである。


ただ、そうはいっても切手がどうしても必要なところがある。

それが簡易郵便局である。

簡易郵便局は料金を現金で払っても切手販売という扱いになるそう。

このため書留料金に対応する切手は使いやすかったのではないかと。

かつて存在した1000円切手は簡易郵便局でのゆうパック発送用のニーズがあったとも。

簡易郵便局の受託者はこのあたりの貼り合わせに詳しいのではないか。


簡易書留は窓口扱いが必須でありながら、それを意識した320円切手がある。

なぜこれだけ……という感じもあるけど、それだけ使用頻度が高いんでしょうね。

それは簡易郵便局というのもあるけど、各種手続きで使うことが多いからか。

返信用封筒に簡易書留分の切手を貼ってとかあるみたいですね。

その返信用封筒を使って発送する側は窓口に持参しなければならないけど。

特定記録でもそういうニーズはあると思うけど、そこは考慮されていない。

(140円+20円=160円など対応方法はいろいろあるけど)


もっとも料金に相当する切手がないサービスはいろいろある。

ポスト投函で使われそうなものにはゆうメールがあり、

150g以下で180円、250g以下で215円など、昔からこの料金に相当する切手は存在しない。

180円は90円2枚で対応できて、現在は国際文通週間の切手として購入可能である。

215円だと210円+5円とかなるのかな。5円単位ってのが使いにくそうだが。

荷物サービスのことは切手のラインナップには基本的に考慮されていない。

確かにゆうメールを切手で使う人って相当限られるのはそうなんだよね。

ゆうメール全体としては大口契約がほとんどで、そうすると後納ですから。


郵便料金と関係なく存在していた3円,30円,1000円切手が廃止となって、

現在の通常切手のラインナップは1円,2円,5円,10円,20円,50円,63円,84円,94円,100円,120円,140円,210円,260円,320円,500円の16券種である。

これに加えて国際文通週間で7円,70円,90円,110円,130円切手がある。

(7円切手は国内用のハガキに国際郵便はがきの差額を貼り足すのに使われる)

ずいぶん種類は減ったもんだなと思うけど、困ることは少ない。

ただ、ピッタリ貼れなくなった途端、端数調整に苦労することも多い印象である。

BB.exciteと伝言ゲームの末

今回の引越、最大の誤算はインターネット回線だったという話だが、

結局のところ大した話ではなく、今日無事に開通した。

ただ、ここに至るまでには面倒なことがいろいろあった。


現在はフレッツ光(マンション・ギガラインタイプ)とBB.exciteコネクト(IPoEタイプ)を組み合わせて使っている。

2015年に独立したときはちょうど光コラボレーションが始まるかと言われていたときで、

手堅くフレッツ光の回線とプロバイダーを別々に契約する方法で対応していた。

当初の社宅は建物内はVDSLで、プロバイダーとの接続方式もPPPoEだった。

このときは大家との契約でSTBを設置してBSを見るだけならば追加料金がかからなかった。

割引料金もあるのでCATVインターネットの可能性も模索していたのだが、

建物内の配線が腐っていたのでそれは実現しなかった。


老朽化を理由として社宅が閉鎖されることになり、現在の社宅に引っ越すことになったのだが、こちらはフレッツ光は光配線方式で提供されていた。

これを生かしてBSの受信方法としてフレッツテレビを選択した。

パラボラアンテナの代わりは光?

その後、無線LANルーターの買換をきっかけとして、BB.exciteの接続方式をPPPoEからIPoEに乗り換えた。

IPoEにしてみた


転居後もこれと基本的に同じ構成で考えていたが、

「excite MEC光」として光コラボレーションの仕組みで回線・プロバイダー一体で提供されるようになっていて、新規加入者には特典があった。

標準工事費無料、事務手数料・開通手続き料無料、当初12ヶ月は495円割引と。

それで今までの回線+プロバイダーよりわずかに安くなる。

「BB.excite光テレビ」という商品名でフレッツテレビ相当のサービスも提供されている。

この特典をうまく使えば転居時の初期費用を節約できるんじゃないかと。

どうせ新規契約ならば、新居の回線開通は早めにしておいて、

在宅勤務しながら家具・家電の搬入時に中抜けするということもできるんじゃないか。

当初の目論見はこんなのだった。

それに備えて新居で引越までのつなぎに使うIPoE対応のルーターを中古で購入。

IPoE対応のものも探せばあって、なんと1000円で買えた。


というわけで新居の申込みが済んだところで早々Webから申込み。

新居にはNTTの光コンセントが付いているから全く問題ないはずだと。

その翌日ぐらいに電話がかかってきたのだが、

「マンションタイプで申し込んでいるが、その建物ではファミリータイプでの提供となる」と言われてびっくり。

とはいえ、確かに集合住宅というには戸数が少ないしあるかもしれないと。

値段は変わるがexcite MEC光の料金差はわずかに1100円である。

それで進めると言うと、集合住宅へのファミリータイプ導入について、穴開け可能かとかいう問い合わせフォームが。

この記載事項を埋めるためには不動産業者に聞かないといけないので、

それは契約手続きの日に聞いてくれとのことで、ここでタイムロス。


不動産業者は「NURO光だと穴あけ必要なのでそれは止めて欲しいけど、フレッツ光ならそういうのはないはず」とのこと。

必要情報を記載して送って、電話でのやりとりで開通希望日を決めて……

ただ、ファミリータイプうんぬんで時間を要したこともあり、

当初思っていたより開通は遅く、逆に家具・家電の納入が早く、

新居で在宅勤務しながら中抜けするという構想はこの時点でほとんど潰れた。


その後、滋賀からの帰りの新幹線に乗る直前に電話がかかってきて――

こだま号でゆっくり帰るんだと思ったが……

引越関係でいろいろ問い合わせとかあって、それで4時間半のほとんどが溶けた。

(三井寺を見て帰る)

これインターネット回線の話だったんですよ。

エキサイトから連絡があってNTTが調査したところ、

  • テレビなしならばマンションタイプで提供可能で無派遣工事になる
  • テレビを付けるならファミリータイプで新たに線を引き込む必要があり、金具の取り付けや駐車場の車を除けてもらうなどの対応が必要

とのことでどうしますかとのことだった。


いきなり言われても即答できないのでちょっと待ってくれと言ったものの、

テレビを外してマンションタイプにする以外の選択肢はない。

ところがこうするとBSの視聴方法をどうするかという問題が出てくる。

CATVと契約するか、パラボラアンテナを付けるか……ひかりTVを契約するか。

まずCATVだが、テレビ単独だとクソ高いプランしかないので論外。

インターネットもCATVにすればそこそこのところに収まるが、フレッツが部屋まで光配線なのに、CATVは街中も同軸はないわと。

パラボラアンテナの取り付けは可能かもしれないが、ケーブルの引き込みに課題がある。


というところで、ひかりTVである。

これ、以前の転居時にも検討して没になったのだが、当時とは状況が変わっている。

まず、BS11・Twellvも再送信するようになったこと。

さらに最新のチューナーを付ければ4K放送も対応していて、すなわちNHK BS4Kも受信可能ということである。

フレッツテレビに比べると制約は大きいし、BSだけならば少し高い。

しかし、CATVと契約したり、パラボラアンテナを付けるよりマシな選択肢だし、

BSがない生活なんて考えられないので、これで決断。


そんなわけでE-mailで連絡すると、また電話がかかってきて、

新幹線車内だったのでデッキに飛んで電話を受けてと。

エキサイトID 1つで1回線しか契約できないから、新しくエキサイトIDを作ってと言われ、

今さら言うか? という感じはあったがともあれ無事に手続きは完了。


一方のひかりTVだが、チューナーを用意しなければならない。

中古のチューナーは割と流れているのだが、BS4K対応はST-4500という最新モデルでなければならない。

ただ、それでも中古品は流れてるもので、ラクマでクーポン使って25000円ほど。

けっこうな出費ではあるが、買ってしまえばしまいなので。

4Kにこだわらないならだいぶ安く買えますよ。

すでにチューナーは届いているが、ひかりTVの契約は来月スタートにするので、まだ設置していない。

(そもそも引越まで新居にテレビがないし)


そんなこんなで誤算だらけのインターネット回線開通だった。

結局のところ、新居でexcite MEC光を新規契約するという作戦自体が失敗だったと言える。

新規契約だと工事費がエキサイト負担になってお得だと考えていた。

テレビを付けると必ず派遣工事になるので、そうすると8360円かかる。

テレビの工事費は別途負担だと言われたが、それでもだいぶ負担が減るはずだった。

しかし、結果的に言えば無派遣工事になったので、2200円の工事費が免除になっただけである。


さらに新規契約+解約には移転に比べて不利な点もいろいろある。

新規契約には事務手数料がかかること。これは今回エキサイト負担だからよいが。

解約は解約月の料金が1ヶ月分かかってしまうこと。今回だと半月ぐらい無駄になる。

使わない半月分の料金(フレッツ光+BB.excite)は日割りなら2500円ぐらい。

工事費が浮いた額よりも解約月に無駄に払う料金の方が多いという。

さらに言えば両方でインターネットが使える期間が半月ぐらいある。

当初はこれを有効活用する想定だったが、あまり活用できなくなってしまった。


今回のケースについて言えば、NTTのまま引っ越してから、

翌月以降にエキサイトに転用するのが一番良かったのだと思う。

今回、開通工事に関する諸々はエキサイトとのやりとりになるが、

回線工事に伴う実務を担うのはNTTだから、タイムロスが発生しやすい。

これはエキサイトだけの問題でもないんじゃないかな。

(もっとも今回の件はテレビを付けたいと言わなければ整然と流れた気もする)

テレビがなければマンションタイプで行けるという話は、NTTなら早々にコールセンターで教えてくれそうな話だが、だいぶ時間がかかってしまった。

移転扱いならば移転前後で日割り計算になるから料金も無駄がない。

無派遣工事なら費用も安く、手間もかからない。


一方で、NTTのままだとフレッツ光の料金は今より上がった可能性がある。

フレッツ 光ネクスト ファミリー/マンション・ギガラインタイプ (NTT東日本)

ここに料金表があるのだが、契約数の見込みにより値段が変わる。

現在は一番安い16契約以上見込める場合の料金が適用されているが、

新居は小さなアパートですからこれより高い料金が適用されるのは必至。

しかしexcite MEC光はマンションタイプなら一律3850円である。

料金差が大きくなれば転用の妙味も大きい。キャンペーンと合わせて乗換のチャンスである。


いろいろ書いたが、大損こいたというほどの話でもない。

なにより転居までにインターネットが無事に開通したのはよかった。

開通作業は朝8時以降に行われ、そこからONUを接続してから30分ぐらいかかるから、

事前にONUをつないでおくと8時半ごろには使えるようになりますよとあり、

前日までに取り付けておいて、今日新居に行くと使えるようになっていた。

ルーターのログをみると日付が変わって早々開通していたようだ。

無派遣工事だとこんなんなのねと思ったけど、まぁそれはそれで。

感染爆発しても知らんぷりですか

中国大陸の話ですが。

中国、コロナ死者急増か 火葬場に列、公式発表「ゼロ」―国産ワクチン依存で重症化リスク (JIJI.COM)

中国・浙江省、1日百万人超感染 流行加速実態つかめず (47NEWS)

中国の新型コロナウイルスに関するデータが全く実態にあっておらず、

実際には大勢の感染者と死者を出しているのでは? という話である。


中国が新型コロナウイルスに対して厳しい体制を取っていたことについて、

重症化リスクが高いがワクチンの効果に疑義がある高齢者の感染拡大、医療体制が脆弱な大都市圏の外での感染拡大を心配する理由は理解できる面もある。

(上海が動いていない)

ということを書いている。

厳しすぎるのは確かだが、これを緩めたときの危険性はかなりあった。

ただ、長く続いた規制に「白紙デモ」など民衆の反発が顕著になり、

今月になって新型コロナウイルスに対する規制が一気に緩和された。

そしたらこの有様である。


感染爆発自体は予想通りではあるのだが、

それに対する住民・行政の覚悟の乏しさはどうにも気になるところである。

行政機関としても感染状況を把握して体制を整えるのが本来の姿かと思うが、

まず感染状況を把握するというところに消極的なのはなんとも。

さすがにこれは隠し通せる乖離ではないのだが……

急激な方針転換に医療体制が整わないのは想定通りとしても、現状の把握すら放棄するのはさすがに予想外。


中国にとって不利なのはこれまで厳しい制限をしていたことで、感染により免疫を得た人がかなり少ないことである。

ヨーロッパ諸国ではこれでかなり免疫を得ているという。

日本ではmRNAワクチンの普及率が高く、これの効果が高いのはそうだが、

献血の血液を解析した結果では、全国平均25%に感染により得られた抗体があったという。

献血時の検査用検体の残余血液を用いた新型コロナウイルスの抗体保有率実態調査 (pdf) (厚生労働省)

地域性もあって、沖縄県(47%)と大阪府(41%)が飛び抜けて高い。


ワクチンによる免疫も感染による免疫も感染を完全に防げるものではないが、

一定程度の効果はあるため、感染のペースを抑えられるとみられる。

そもそも中国国内のワクチンは不活化ワクチンですから、効果を得にくい。

その上に感染による免疫もないのだから大変なんですよね。


こういう実情を見ると、いかに日本がソフトランディングを図ってきたかがわかる。

新型コロナウイルスの現在に至るまでの課題は、必ずしも重症化するわけではないが重症化すると大変ということである。

ワクチンが普及する一方、変異を繰り返し感染性が高まる中で、このあたりの対応も移り変わってきた。

軽症者なら受診するなというが

重症化リスクや症状によって階層化された体制を取っている。

現在は陽性者登録センターでかなりセルフサービス化されたが、

それでもMY HER-SYSによる健康観察やパルスオキシメーターの貸与など、重症化に備えた対応が取られている。

この冬はこの体制も回るのか怪しい気配が漂っているが、それでも一気に破綻するようなシステムではないと思う。

やはりそれなりに修羅場を乗り越えてきたものは強いということで。


確かに中国の新型コロナウイルス対策の厳しさは前々から気になっていて、

さすがにこのままでは難しいだろうなとは思ってたんだけど、

まさか一気に緩和してこうなるのは一周回って予想外である。

民衆の不満も理解できる話ではあるが、それでこれをやっちゃうのは……と。

不満が爆破する前にやるべきことがあったと言えばそれはそうなんですがね。


最初期にも、武漢市などの都市はまだしも、その周辺地域では医療へのアクセスがままならないということは言われていた。

それは多分今も変わっていないんですよね。

ここまで大都市の感染爆発を食い止めるという対策を繰り返していたからね。

信じられるのは自主的な感染対策ぐらいという状況でしょう。

ニトリの荷物は口割れ上等

新居の大物は昨日までに入ったのだが、今日も荷物の受け取りのために新居に。

これがなかなかの厄介者だった。


今日、受け取った荷物は床の保護シートである。

台所と机付近に貼る予定で240cm×60cmと120cm×45cmを各1ロールずつ買った。

これを切って組み合わせて台所と机付近に適したサイズにするという算段である。

ニトリでベッドなどとともに注文したのだが

ところが注文時に240cm×60cmの方が即納在庫になかったようである。

また、120cm×45cmの方もベッドなどと同時納入にはならなかった。

即納在庫ではないとはいえ年内納入なら問題はないしと、保護シートはともに今日納入を選んでおいた。


というわけでこの2つは同梱されることを期待したのだが、

同根にならないばかりか、別々の運送業者に託されることになってしまった。

120cm×45cmの方は大手の業者ではなくニトリの独自の配送網のようである。

240cm×60cmの方は佐川急便となっていた。

なぜわざわざ分けて送ってくるのか……


佐川の方が思っていたより遅く、昼食を買いに行っている間に入れ違いになり、再配達依頼して30分後ぐらいに再度来てもらうハメになったが。

ともあれ無事に2つとも到着した。

到着した2つの荷物を見比べると出荷場所が違うことがわかる。

120cm×45cmの方は隣接する市にある「(株)ニトリ ○○ワンマン営業所」である。

所在地をストリートビューを見てみたがニトリの施設ではなく、

おそらく委託業者の拠点にニトリが搬入しているのではないか。

240cm×60cmの方は川崎市の「(株)ニトリ 東日本通販センター」である。

この出荷場所の違いはこの商品が即納在庫でなかったこととも関係するのかもしれない。


ニトリは「ご購入頂いた商品や当日の発送状況によっては、複数回に分かれて商品が届く場合がございます」と説明している。

荷物が複数回に分かれて届くことを口割れというが、こういうことは普通にあると。

こう書くほどにニトリの配送系統というのはかなり複雑なようである。

まず、大型家具の配送だが、これは ホームロジスティック というグループ会社が担っているようである。

この会社はニトリ製品の配送・組立を主としているが、外売りもしている。

基本的には組立が伴う商品の配送を担当するが、「まとめてお届け」の対象品は組立が伴う商品と同時なら組立無しの商品の配送もする。

今回の机などはそのパターンで、単品ならホームロジ以外がやるが、

組立が伴うベッドと同時納入なのでホームロジが配達すると。


それ以外は宅配便ということになり、佐川急便での配送が多いようだが、

地域によっては独自の配送網を使って配達されてくるわけである。

これをニトリ社内では「ワンマン配送」と言っているようで、投資家向けの資料にも出てくる。

ホームロジの配送は1人での運搬・組立が困難なものを担当するので、2人以上で回っているがこれは高コストである。

これに対して1人作業で運べて渡すだけだからワンマン配送と言っているのだと思う。

やっていることは一般的な宅配便と同じだが、わざわざこういう言い方をしている。


届いたらこれを床に貼るわけだが、床に貼る前に掃除をしないといけないのだが、

掃除道具を忘れていたことに気づき、取りに帰るハメに。

それで掃除して、切ってサイズを調整したシートを貼って……

無事に完成した。これで調理時の汚れや椅子による床の摩耗対策になる。

2本をそれぞれ台所と机に分けて貼り合わせるというちょっと変な使い方だったが、同型のシートなのであまり違和感はない。


これで引越以前に新居に届くものは全部……なんだけど、

実はあともう1つ、新居に取り付けるものがあるのだが、うっかり現在の自宅に届くようにしてしまった。

大きさはそこまで大きくないので、受取に好都合だしいいかと思ってるけど。

おそらく引越前にハンドキャリーして取り付けることになると思う。

郵便物が足止めされる

今日は在宅勤務からの午後半休で新居に向かって、家具の受取と組立をしていた。

これで引越前に入れるものはほとんど揃った。

(まだ少しあって、明日も明日で荷物受取のために新居に行く必要がある)


今週火曜に新居に行くとポストにこんなハガキが入っていた。

弊社では郵便物等の配達に当たり、表札あるいはお客さまから届出があった「転居届」によりお届け先を確認しております。

しかしながら、前記の方法により確認が取れないため、一部の郵便が配達できない状況にあります。誠に恐れ入りますが、裏面にお客さまの住所、氏名をご記入の上12月27日までに切手を貼らずにお近くの郵便ポストに投函して頂きますようご協力お願いします。

日本郵便株式会社 ○○郵便局

表札付けたつもりだったんだけどなぁ……

転居届は引越日に合わせて出す予定なのでまだ出てないのはその通りだが。


ともあれ届かないのは困るので裏面に記入して……新居にペンなかったわ。

一度持ち帰って記載してポストに投函した。

そしたらやっとこさ今日の午後に郵便が3通届いた。

3通ってのは予想外だったけど、郵便局に正しく認知されたようだ。


表札を付けたつもりと書いたのだが、取り付け方法が変なことは事実である。

このアパートは各戸の扉についた穴が郵便ポストになっている。

なのでポストに表札を付けるというわけにはいかない。

取り付けられているインターフォンは表札を差し込めるはずなのだが、

当該部分には部屋番号が書かれたシールが貼られているのでそういう使い方ができない。

そこでドアに名前を書いたマグネットを貼って表札にしたのである。

名前が書いてあれば表札には十分だと思ったのだが……

気づかなかったのかイタズラと判断されたのか。


こんなことを書いたことからわかるように表札が付けられる構造じゃないんだよね。

実際、他の入居者は表札を付けていなかった。

ただ、今回の家探しで他のアパートも見て回ったけど、表札付けてる人なんて皆無に見えたが。

そういう実情もあるので、表札うんぬんではなく新規転入者は確認するという考えもあるのかも。

今まで住んでたのは社宅なんてポストの表札は信用できるという考えもあったのかも。


そんなこんなで記念すべき新居での郵便初便はというと……

  • 不動産屋からの封書: 貸主の押印のされた賃貸借契約書が封入されていた
  • 東京電力エナジーパートナーからの封書: 電気料金の払込票
  • エキサイトからの封書: インターネットの開通関連書類

インターネット開通関連書類が届くのは予想通りだったのだが、他2つは予想外。


特に予想外だったのが電気料金の払込票で、クレジットカード払いに変更したよねって。

それで払込票に書かれた検針期間を見ると入居日から3日間だけだった。

入居日はシステムに登録されてなかったみたいで支払い方法の変更ができず、

その翌々日ぐらいに登録して、そこから登録手続きが1週間ぐらい?

その間に検針日が来てしまっていたということである。なんてこったい。

クラシックな従量電灯Bなので払込票の発行手数料がかからないのが救いである。

というわけでサクッとバーコードを読み取ってFamiPayで払ってしまった。

家で払い終わるのは楽だが、そもそも払込票を見なくて済む方がよいに決まっている。

次回検針分からはクレジットカードで請求が飛ぶはず。


インターネットの話はまた改めて書こうと思う。長い話になりそうなので。

ちなみにこの書類が届かなくても開通手続きへの影響はない。

ただ、本来ならば今週頭には届いているはずの書類だったのでヒヤッとしたよね。

引越前後に届くという性質上、配送時のトラブルが多いのか

配達員の方へ

宛先住所の居住が確認出来ない場合は、必ず「居住者確認カード」の投函をお願いします。

と付記されていた。

すなわち、あて名が確認出来ないからといってすぐに返送せずに、1週間留め置いて、その間に居住確認できたら配達しろという意味であろう。


しかし、郵便局もあて名をどこまで厳密に見てるのか疑わしいもんで、

今の社宅で前住人宛の郵便を3回ぐらい受け取ってるんですよね。

そのたびに「あて名の人は住んでいません」とか書いて押印した紙を貼り付けてポストに投函するとかやってるんですよね。

本来はあて名が違う郵便を配達してはいけないわけですよ。

今回は郵便局としても今まで空き家と認識していたからこうなってるのだと思うけど。

そのまんだらけって倉庫じゃないの

先日、PayPayフリマでとある本を注文したのだが、なんと出品者が無反応だったのでやむなくキャンセル。

他のところで探したが、個人間取引ではなかなかよさそうなのがなく、

いろいろ探してたら まんだらけ の通販に行き着いた。

送料が別途負担なので1冊だけだと高い気がしたが、それでも他で買うよりは安い。


まんだらけ の通販は店の在庫が並んでいて、同じ店ならば同梱して送ってくれる。

そんな同じ店に都合良く在庫があるもんかねと思ったが、

そのお目当ての商品がある店舗名「SAHRA」に着目して探してみると、

けっこういろいろあるなと。結局3冊まとめ買いすることに。

ネコポスで送ってもらうことにすると送料220円なので、1冊あたり70円ほど。

3冊でもいけるのかと思ったが、特に問題なさそうだった。


まんだらけ の店名は変わった名前が多いので、あまり気にしてなかったのだが、

このSAHRAという店舗についてこういう説明が書いてあった。

SAHRAは通販専門の店舗となっており、店頭販売とは違い商品の陳列は行っておらず大きな倉庫でのデータ管理になり、在庫も通販ページ上に掲載されているものがすべてになります。そのため細かい状態の確認や、探求などお電話ではご希望にそえない場合が有りますので予めご了承ください。

ということはバーチャル店舗なのかと。


ところがこの店舗の所在地は明確に「千葉県香取市佐原――」と書かれている。

メールアドレスが「order-sawara@――」となっているところから、

佐原(さわら)をもじってSAHRA(サーラ)という店名が付いたのだなという想像ができる。

実はこの店、一般の人が来店する可能性がある店なのである。

というのも販売業務はやっていないのだが、買取業務はやってるんですね。

事前に予約してから持ってくるようにというところから、大量買取を想定した店なのかなという印象である。


まんだらけの店舗名は変わった名前も多いと書いたが、下記は地名が入らない。

  • コンプレックス (東京・秋葉原)
  • グランドカオス (大阪・日本橋)
  • CoCoo (東京・秋葉原, ソフビ専門店)
  • 那由他 (東京・池袋, TOY専門店)

「ラララ(池袋店)」ってのは池袋って入ってるからわかるけど。

これらに比べればSAHRAはまだ地名っぽいからマシという。

知ってる人には当たり前なんだろうけど。


あと「中野店」というのは一見なんてことないように見えるけど、

同社の本店格の店であるとともに、入居している中野ブロードウェイの区分所有権の都合で店が細分化されている点に特徴がある。

通販で購入する場合は意識する必要はないが、在庫がありそうだし実店舗に行くかとなれば探すのは苦労するかも知れない。


この細分化された店が引き起こした騒動がこれである。

「まんだらけ」を書類送検 禁止区域でアダルトショップ運営した疑い (朝日新聞デジタル)

中野店を構成する店の1つ「禁書房」が無届けのアダルトショップとみなされたという話である。

実は書店にアダルト商品を陳列すること自体は特に届出はいらない。

ただ、中野店内の役割分担としてアダルト商品を集中陳列した結果、

性風俗特殊営業の「店舗を設けて、専ら、性的好奇心をそそる(略)ものを販売し、又は貸し付ける営業」に該当するとみなされたわけである。

なお、同店は病院との位置関係により風俗営業が認められない地域にあるため届出自体が不可能である。


そんなこんなでとにかくわかりにくい店という印象が強い。

なかなかまんだらけの実店舗に入ろうという気がしないからなぁ。

通販も各店の情報を集約して表示しているので、通販という観点で使いやすいとは言えない面もある。

ただ、なかなか他店にない商品もあったりするので探してみる価値はあると。

今回驚いたのは発送の早さで、朝に注文したらその日のうちに発送された。

ネコポスの配送の早さも相まって予想以上に早く入手できそうだ。