ぶ厚い論文を持って行く

今日、卒業論文を提出してきた。

締め切りは明日なのですが、完成したので早めに出しておいた。

去年5月から始まった卒業研究は、ここで1つの節目を迎えたわけだ。


さて論文だが全部で134ページもある。

多いなとおもったかもしれないがそのうち付録は75ページもある。本編は54ページにすぎない。

なので無駄にぶ厚いという話になるのだが、まぁ印刷しないことには始まらないと、

授業中に印刷をやってもらってた。もっともレーザープリンターだから出てくるのは早いが。

戻ってきて確認するとどうも写真の印刷が悪い。きれいモードで出してもこれだから困る。


指導教員に相談するとこの部分はインクジェットプリンターでカラー印刷しようということになった。

できるだけ白黒でという話だが問題ないだろうと。

白黒にしてもインクジェットで印刷するべきだと思いましたけどね。

そうして完成したわけですがぶ厚すぎる。

トランジスタ技術の雑誌と同じぐらいの厚みがある。片面印刷だし付録付きだし字も大きいから比べてもしゃあないが。


さすがにこれだけぶ厚いとステープラが使えない。

というわけでクリップを売店で買ってきてこれで留めて提出した。

こんな経験は初めてだ。なるほどこう言う使い方があるかと。

これで提出してきた。


これで一段落したわけだが、そしたらすぐに期末テストがある。

それが終わったら卒業研究発表会がある。そして卒業へというわけだ。

卒業研究もとうとう終わりか。いやはや感慨深いものがあるな。

ZIPでXMLを固めてOpenDocument

論文に手を入れていたらどんどんファイルサイズが大きくなっていって21MBに達した。

これではデータの行き来が不便だ。どうにかならんかと調べた。


MLog: [openoffice:10435] Re: 貼付画像の圧縮は可能でしょうか?

ここの回答によればそんな機能はないがそう難しくない方法で処理できるとのこと。

その手順は、

  1. 拡張子を.zipへ変更し展開
  2. Pictureフォルダ内の画像を縮小・圧縮する
  3. 展開して生成されたディレクトリ・ファイルをzipで圧縮
  4. 拡張子をOpenDocumentの拡張子に戻す

という手順で出来るようです。

Pictureフォルダ内のJPEGファイルをみるとむちゃくちゃ大きかった。そりゃ容量食うわな。

縮小専用+拡大専用 を使って画像のサイズを800×800内に収めるように上書きした。

そして圧縮。Lhazでは展開時にディレクトリを自動生成することも出来るが、そのディレクトリでなく、ファイル・ディレクトリが並んでるのをベタで圧縮する。

そして開いたらちゃんと開けた。そしてサイズも2.4MBに。かなり軽くなったね。


ところでOpenDocumentって実態はZIPなんですよね。

実は複数のファイルからなっているのだけどZIPで固めて1つのファイルにして使うものとしてはJarが有名ですね。

JavaアプリケーションはよくJarファイルとして配布されることが多いけど、

これはJavaアプリケーションの実行ファイルやリソースファイルをZIPで固めて1つのファイルとしたもの。

そのまま実行できるので圧縮されてることはあまり気にしなくていい。

OpenDocumentも同じですよね。普段圧縮されてることは気にしない。

他にFirefoxの拡張機能のxpiもそうですね。1つのファイルを配布するだけで足りると。

ちなみにOpenDocument形式はOpenOffice.orgのファイル形式が元になっている。

OOoもJavaのSunですよね。関係あるかは知らんけど。


中身はXMLファイルが並んでいる。

content.xml,meta.xml,settings.xml,styles.xmlの4つのファイルが基本となっている。

その中で参照されるファイルなども含まれているけどね。

中身を見てみたらいいが、かなり重い。テキストファイルにしては相当に重くて驚く。

論文のcontent.xmlは642KBもある。

642×1024/3/400=547.8となるから、UTF-8で日本語を400字詰め原稿用紙548枚ぐらいに敷き詰めただけの文字数があるということだ。

ただ、論文自体は12万7千字(付録のソースコード含む)にすぎない。プレーンテキストで書き出すと152KBだ。

一体なぜこれほどにふくれあがったのか。理由はそれがXMLだからだ。

ブラウザで開いて見たらタグだらけだった。XMLはタグで食われる分が多いんでね。それがつらい。

テキストファイルのサイズなんて高々知れてるわと思っていてもこの量になるとさすがにどうかと思う。


そこでOpenDocument形式ではこれらのファイルをZIPで圧縮するということをしているわけだ。

テキストファイルというのは圧縮の効果が大きい。なのでZIPで圧縮すればかなりファイルサイズは小さくなる。

content.xmlをZIPで圧縮すると71KBまで減る。さすがは冗長と評判のXMLである。

ここまで圧縮できればXMLを使っていたとしてもあまり気にするほどのことではないか。

XMLとZIPの組み合わせというのはなかなか合理的な話なのです。

1つのファイルにできるだけでなくXMLという便利なものを使いながらも容量を抑えられると。


ちなみにMicrosoftがOffice 2007で採用したOffice Open XMLもほぼ同様の構造を持っている。

どういうわけかしらんがOpenDocumentでなく自分で新しくフォーマットを作ったんだな。

ほぼ同じものを作るぐらいならOpenDocument使えと思うんだけどね。ほぼ同じものだけどこれも標準化されている。

Office Open XML対応の成果なのか、OpenDocumentの読み書きもできるようになったけどね。

ただ使ったけどいまいちだったかなぁ。なんかぐちゃぐちゃになってしまった。

逆にOffice Open XML形式をOOoで読み込む方がよいようだ。これも標準化の成果か。

しかしなぁ、それはMSOfficeがOpenDocumentに対応してない可能性が高いってことだろ。それはいかんだろ。

もっともOpenDocumentは使うソフトにより表示に若干の違いがでることはありえますけどね。

食堂は土曜日の学校の友

今日までの作業で論文がほぼ完成した。

本編は全部で55ページぐらいか。

指導教員からアドバイスを受けながら図の配置などを最適化していったらページ数がかなり減った。


というわけで今日は研究室に行ってました。

休日に学校に行くことは時々あるけどそう多いわけではない。

そんなとき2回に1回ぐらいの確率でお世話になってるのが食堂だ。

平日なら弁当を持って行くので食堂を使うことはほとんどない。

けど休日は弁当がないので別に昼ご飯を用意する必要があるのでどうしようかとなるわけだ。

そこで食堂が学内にあって便利だとなるわけだ。


ただ食堂がやってるのは土曜日だけ。今日は土曜日なのでちょうどいい。

食堂に行くとジャージ姿の学生が目立っていた。部活動で来ている人が使うことが多いらしい。

食堂の厨房には2人の人が、レジには1人の人がいた。休日の食堂はこのぐらいの人数で回している。

メニューは普段に比べたら限られるようだが、あまり困る気はしない。

カレーを食べたのだが、妙に安くて驚いた。あんまり食堂来ないからなぁ。


ところでうちの学校の食堂は全体的に赤字らしい。

赤字なのによく続くなと思うかも知れないが、売店が黒字なので特に問題は無い。

その赤字の主な原因というのが実は土曜日に食堂を開けていることらしい。

やはり休日に学校に来る人は限られる。だから客も少なくなってしまう。

だけど部活動などで学校に来る人にとって不便になっては困る。そこで合理化が図られた結果がこれらしい。

この人数でも客をさばけるのだから全く問題は無いですね。

むしろレジの人が手持ちぶさたかなと思った。かといって休日だけカウンターで調理してる人が代金を取るのも無茶か。


まぁこのような形でも維持されているのだからありがたい話ですよね。

これがなければやや離れたところにあるスーパーなどに行く必要があるわけで。

おかげで午後からの作業もはかどり、論文の筆が進むと。

FPGAがいっぱいだ!

今日、ついに卒業研究で作成していたシステムが完成した。

新年になってから新しい機能の追加などをしたのだが、なんとかそれも実現することが出来た。

なかなかおもしろいものができた。


ただ、ちょっと問題もある。それはFPGAのスライス利用率が98%だということだ。

そう、もうこれでFPGAの限界に近いと言うことだ。これ以上の拡張は厳しいと言うこともまた1つわかった。

こんなにギリギリになったのは偶然だ。

入りきらなかった可能性もなかったわけではないので運がよかったのかもしれない。

これで僕の卒業研究は終わりだけど、この先にこのシステムに手を入れようと考える人もあるかもしれない。

そうなったとき限界から始まるわけで厄介かなと思った。


そもそもこのスライス利用率の98%のうち40%ぐらいはおそらくMicroBlazeの分ですね。

FPGA内にマイコンを作ったらたくさんのスライスを消費するわけだ。

しかもMicroBlazeはできるだけスライス消費量を減らすように機能を最小限に近くしている。

なので整数の除算器すら入っていない。

まぁそれでもソフトウエア的に除算はできるのでそれでもいいのかもしれんが。

そういう不満もあるので、マイコンをFPGAの外に出すというのも1つの方法だろうか。

そういうFPGAボードを見せてもらったこともある。それはそれで有利かなと今日思った。

ただ接続方法に工夫が必要ですけどね。SPIとかで接続するのがいいかな。


もっと大規模なFPGAを使えばいいだけという考えもある。

今回使ってたのはXilinxのSpartan-3ANだが、これは低価格FPGAということで規模もそう大きくはない。

しかしこれが出てからFPGAの規模も大きくなった。10倍とかもっと大きなFPGAが手に入るようになった。

Virtex-6とかVirtex-5とか使えばいいのかもしれんね。

Virtex-5が載ったFPGAボードは研究室にもあるようでこれを使うという方法もあったらしい。

ただVGA端子とかないボードが多いからボードを外付けする必要があったりするので選ばなかったらしい。

今回使ったボードがボード自体の使い勝手は一番良いと。ただFPGAはいまいちだったと。


あとVirtex-5にはPowerPC入りのチップもある。ハードコア入りという豪華な仕様だ。

実はそんなFPGAを載せたボードもあるらしく、一体どれだけ買ってるんだと不思議に思ったほどだ。

バスにIPを足したりできるのでソフトコアの特徴の1つの周辺機能が拡張できるという特徴は持っている。

これはこれでおもしろいかもしれんがPowerPCまでいるのかといわれると疑問だ。


こういうことは卒業論文の最後の方に考察として載せておこうと思う。

まぁ規模をそのまま大きくするのが普通だとは思うけどね。

黄色点滅の信号と歩行者

おととい、延長の届けを出したこともあって遅くまで研究のため研究室にいた。

学校を20時に出て駅へ向かって歩いて行ったら、その途中の信号機の1つが黄色点滅・赤点滅だった。

夜になるとこういうこともある。ただ20時で切り替わるのはちょっと早い気もするが。


この信号機はT字路にあって、直進できる方向の信号機は黄色点滅、直進できない方向の信号機は赤点滅になっていた。

赤点滅は一時停止の義務があるので、実質的には止まれの標識と意味はさして変わらない。

よくあるT字路の姿である。昼間は信号機で交通整理を行って、夜間は一時停止義務を課して安全に通行できるようにすると。

そういうことですね。

直進できる方向の信号機は黄色点滅だが、これは注意するようにというだけで進んで良いということは青信号と同じだ。

ただ、一時停止した後に自動車が曲がってくる可能性はあるし、横断歩道を歩行者が渡る可能性がある。

黄色点滅・赤点滅の時間帯は歩行者用の信号は消灯しているので、横断歩道には信号機がないのと同じになるんでね。

なので、注意するようにと黄色点滅にしているのだろう。


ところで自動車と横断歩道の関わりというのは意外と複雑である。

基本は横断歩道は歩行者が最優先なので、横断歩道を渡ろうとする歩行者があれば手前で止まる義務がある。

道路交通法第38条第1項
車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。

とはいうけど実際には止まってくれる車は少ないけどね。なかなかこの義務は実践されていないようだ。

車が止まらなければ痛い目にあうのは歩行者なので、歩行者としては確実に渡れるようになるまで待つことが多いですけどね。

歩行者もそんな考えだから一時停止する義務を守らない人が増えてしまうのかも知れんけど。


ただ、これは信号のない横断歩道の事情である。信号がある場合はまた事情は違う。

というのも、信号で歩行者を横断できなくしている横断歩道はさっきの義務は適用されない。

そのはずなんだが、条文にはそんなこと書いてないよな。次の項にはこう書いてあるけど、

道路交通法第38条第2項
車両等は、横断歩道等(当該車両等が通過する際に信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等により当該横断歩道等による歩行者等の横断が禁止されているものを除く。次項において同じ。)又はその手前の直前で停止している車両等がある場合において、当該停止している車両等の側方を通過してその前方に出ようとするときは、その前方に出る前に一時停止しなければならない。

なので信号のある交差点で直進する時には歩行者のことを気に掛けることはない。

ただ、そんな交差点でも右折・左折するにあたってはその曲がった先にある横断歩道は横断可能なので歩行者優先だ。


このあたりまでは典型的な例だから、自動車教習所でもよく取り上げられる話だろう。

実際、僕も自動車学校で場外に出て運転にするに当たってはよく言われたものである。

ただ、交差点によってはこれとは違うこともある。

歩車分離式の交差点の場合は、車両用の信号機が青のときは歩行者用の信号機は全て赤になっている。

なので、歩行者が右折した先や左折した先で待っていても無視して進んでいいわけだ。

そのために信号機に歩車分離式というプレートを貼ってあるのだろうか。

しかしそこまで理解して曲がっている人ばかりなんだろうかね。

ただ、曲がっている途中で車両用の信号が赤になり、歩行者用の信号が青になればやはり歩行者が優先である。

本来は黄色信号の間に抜けないといけないんだけど、抜けられなくなった車両を時々見る。

まぁ大概は歩行者用の信号機が青になっても気にせずすぐに抜けていくけど、たまに止まって渡り終わるまで待つ車もあるか。


これと似た例で青の右矢印が出ている時は、歩行者用の信号機は赤になってるはずだから、

歩行者が待ってても曲がれるはず。確かそうなってたはず。

歩行者用の信号がどうなってるのかは実は重要なことのはずだけど、自動車の運転手が気にしているかはようわからん。


ここまでは交差点の話だが、押しボタン式信号機の場合も同じである。

歩行者用の信号が赤ならば、黄色点滅でも歩行者が待っていてもそのまま通過していい。

ちなみに最近では押しボタン式信号機を黄色点滅から青信号に改造する動きがあるらしい。

(参考記事 : 黄色点滅→青色点灯-押しボタン信号 (四国新聞社) )

道路の真ん中にある横断歩道なら確かにそれでも問題ないですね。

この背景には車両信号が黄色点滅なら止まってくれるとおもって赤信号なのに渡る歩行者がいるということがあるらしい。

ただ、小さな交差点にある横断歩道の場合は、ここで出てくる車両もあるから黄色点滅が妥当だとは思いますけどね。


ここで最初の夜間黄色点滅・赤点滅の交差点の話に戻るのだが、

ここの黄色点滅というのは歩行者用の信号が消灯しているから歩行者がいれば停止する義務がある。

しかし、押しボタン式信号機の黄色点滅は停止する義務はない。

青信号だったとしても、右折・左折した先の横断歩道では一時停止する義務がある、

けど歩車分離式の交差点だったり右矢印が出ている時に右折したなど、歩行者用信号が赤のときなら一時停止の義務はない。

というわけで、目の前に見えた信号と横断歩道で一時停止の義務があるかは無関係だということがわかった。


しかしなんで夜間は黄色点滅・赤点滅に変えるんでしょうね。

車が来ないのに信号待ちがあるのは不合理だからですかね。

信号待ちがないのは便利なのかも知れないけどこういうときだからこそ注意が必要だと思う。

ぜひこのことを心に留めておこう。

卒業論文の付録の使い方

教室では卒業論文の話題で持ちきりである。

研究室によっていろいろ特徴があるようで。

その中の1つの研究室の事情を考えてみたい。


その研究室の学生と話をしていたら論文が100ページ超えたと言っていた。

この100ページ超えたというのは本編が100ページ超えたということだ。

付録は入っていない。

かなり多い気がするが、なぜこうなったのか事情を聞いた。


この研究室は放電の研究室で、放電の実験をいろいろやっていた。

この実験データを本編に貼ったから分量が多くなったらしい。

実験データというのは表とグラフどちらも貼ったらしい。

なるほど、だから本編の分量が多くなったのかと納得の行く話ではある。


しかし、果たして実験データを本編に貼る必要があるのかということは疑問ではある。

特に詳細な表まで貼る必要があるのか。

本編には重要な部分だけ抜粋して、それ以外は付録に示すというのも1つの方法ではないかとも思う。

僕はむしろそっちの方がすっきりとした論文になると思うんですけどね。

あと、全ての実験のデータを入れ込んであるようだけど、これも重要なもののみ本編中で示す方がいい気がする。


と、これは僕の意見を述べたところで、その学生はこう反論した。

そのデータを用いて考察をしているが、実験データが後ろにあるのは読む人にとって不便ではないかと。

確かに本編がすっきりする代わりに詳しいことは後ろで確認する必要があるのは確か。


論文の本編に上限がない以上は積極的に付録を使う理由がないというのも正直なところかもしれない。

彼が論文を指導教員に見せたら、これは査読の先生が大変そうだという感想を返されたそうだがその程度だ。

プログラムは付録にしろということは書いてあるが、それ以外は特に長い実験方法や式変形などを付録にするようにとしか書いてない。

このあたりはいい加減な話である。本編と密接に関係のあることがらだからと長くても本編に書いた彼の主張も一応通る。


かといってプログラムを本編に貼るのは多分許されないだろう。

だからプログラムの動作を簡潔に示すためにフローチャートなどを貼るわけだ。

僕の研究だと回路の構成をブロック図などで示したり、ステートマシンの状態遷移図を貼ったりするわけだ。

まとめるだけでも相当な手間だがしゃあない。


論文のページ数は最低の制限があるが、このページ数を満たすだけならば、ほとんど中身がなくてもできるのかもしれない。

結局のところ、最低満たすようにというのを満たしたからと言ってそれでよいとはならないわけだ。

このあたりは指導教員の考えによるところだろう。

誰でも満たせるだろうと言う枚数が最低枚数なんだろうね。ふとそう思った。

卒業研究の時間を後ろに伸ばす

来週の火曜日は卒業論文の提出日ということで、そろそろ卒業研究のオチをつけないといけない。
そういう追い込みの時期なので、研究の時間を長く取りたいと研究室の学生が考えた。
というわけで今日からの一週間の活動時間を延長するための手続きをしておいた。


そもそも校内にいていい時間と、いてはいけない時間というのがある。
校内にいることができる時間は平日の18時30分までと定められている。
平日にこれを超えて学校にいることは基本的にはいけないし、休日も来てはいけない。
ただ、図書館を利用する場合は図書館が開いている時間には図書館に限ってはいてもいい。
これが基本である。


ただ、特別に届けを出せばこの時間外に活動をしてもいい。
とはいえ、あまり届けを出して活動をしたことはない。
部の高専祭当日の活動ぐらいのものではないだろうか。
部活動についてはこの活動時間にも制限があって、平日は20時までと決まっている。
ただ、これは部活動の場合で卒業研究の場合はこの制限はない。


とはいうものの、別の制約というのもある。
それは21時を超えた場合は泊り込みでなければならないという決まりである。
これは警備の都合だろう。
そして指導教員も一緒にいることが条件になる。
この届けを出すにあたって指導教員と相談した結果、21時まで延長する届けを出すことにした。
一応土曜・日曜も21時までと出しておいたが、もっと早く帰るように心がけるべきともいわれた。


これはうちの研究室の事情であるが、
うちの研究室はみんな早く家に帰りたいという気持ちでいるらしく、これまで時間外の活動はあまりしてこなかった。
ただ、研究室によっては時間外の活動を大いにしているところもある。
その中でもっとも極端な研究室の学生が言うからには、
4月から毎週、毎日翌9時まで活動時間を延長する届けを出していたらしい。
翌9時までというのは泊り込みをするという意味である。もっとも実際に泊り込みをするかは別問題だが。
この届けに意味があるのかはしらないが、こういうことをしている研究室もあるらしい。


これは極端だが、実際には見つからなければよいと時間外に活動している研究室もあるらしい。
平日に20時を超えて活動をしていれば見つかってしまうが、そうでなければめったに見つからんらしい。
まぁうちの研究室の学生はこの時間までにほとんど帰ってるからな。
ここまでこの規則を守っている研究室も珍しい気がする。
しかし原則としては18時30分までなのだから、その規則に従うのが筋だとは思いますけどね。

家にある切手でパズルを作る

今日から年賀はがきのお年玉の交換が始まった。

去年同様にJavaScript使いながら確かめた。

平成23年用年賀状お年玉くじ抽選所

そして去年同様に引き換えと同時に書き損じはがきや余ったはがきの切手への交換をしてきた。


うちに常備している切手は50円・80円・10円がある。

まぁ10円切手を常備している人は少ないかも知れないが、50円・80円を常備するのは普通だろう。

この中で50円切手の枚数がずばぬけて多い。

というのもはがきから切手に交換してもらうとき大概50円切手に変えてもらってるのよ。

去年は80円と10円を混ぜたが、50円切手が使いやすいと考えてこうしたわけだ。


さて、この切手たちをどう使おうかということだがいろいろな考えがある。

まずはがきを出す時だが、これは50円切手を貼ればいい。

もっともただはがきを出すだけなら料額印面ついてるの使えばいいんだが。

封書を出す時だが、定型なら25gまで80円、50gまで90円なので、80円切手を使って、90円の場合は10円切手を貼り足すと。

90円切手を常備しなくてもこれでいいわけだ。

母に80円切手の在庫が少ないのではないかと言われたが、過去のお年玉の80円切手はかなり余ってるので十分だ。

お年玉の切手ってもらっても50円はよく使うんだけど、80円はあんまり使わんからね。


定形外郵便を出したいなと思うことがある。50gまで120円、100gまで140円、これ以上はあんまり使わんか。

120円は50円×2+10円×2、140円は80円+50円+10円が最適な組み合わせか。

昔10円切手を常備してなかった時は郵便局に50円切手を持って行って、計ってもらって切手を貼り足してもらってた。

そんなことしなくても済むようにと10円切手も用意したわけです。

10円切手というのはスーパーやコンビニなどでも置いていることがあるそうだ。端数調整には便利だからな。


それ以上の料金の郵便を出すことがあるとすれば、それは特殊取扱付きだ。

ところで、80円切手・50円切手の組み合わせで280円以上の任意の金額を作ることが出来る。
(参考 : 切手、23種類からの選択 (KOUNAN))

80=50+30なので、80円切手1枚と50円切手で50×(1+n)+30を、

80×2=160=50×3+10なので、80円切手2枚と50円切手で50×(2+n)+10を、

80×3=240=50×4+40なので、80円切手3枚と50円切手で50×(3+n)+40を、

80×4=320=50×6+20なので、80円切手4枚と50円切手で50×(5+n)+20を表すことが出来る。

これを組み合わせると280円以上なら任意の10円単位の金額を作れるわけだ。

280円以下で作れないのは60円,70円,90円,110円,120円,140円,170円,220円,230円,270円だけど、

国内郵便だとさっき書いた封書の90円,120円,140円ぐらいしか使わない。なのであまり問題はなさそう。


この使い方の例を示す。例えば定形外100g以下・速達・簡易書留なら140+270+300=710円となる。

これは80円2枚と50円11枚を貼って窓口に行けばいい。

枚数が多いとおもったら、50円8枚と80円5枚は一緒なので、80円7枚と50円3枚でもいい。

こういうのを五十歩百歩だというのだと。どうあがいても1枚の額面が小さいので枚数が多くなるのが欠点ですね。

実はこれは僕が豊橋技術科学大学に入学願書を送る時に払った料金なんですが、あからさまに枚数が多い。

見た目だけでもよくしたいと思い、このときは金券ショップで350円切手2枚と10円切手1枚を買っていった。

ただ、実用本位という意味では50円切手・80円切手・10円切手の組み合わせでいいわけだ。

もっとも、定型50g以下・現金書留(3万円)というのは550円だから50円切手を11枚貼ればいいが、

現金封筒に貼れる気がしないな。定形外だとこういう心配はあまりないのだが。まぁ送れないことはないと思うが。


さて、これはまともな切手の使い方だが、変な使い方もある。

それは切手類の交換手数料に使うという方法。

今回は10枚のはがきを交換したのだが手数料は1枚5円だから50円だ、だから50円切手で払った。

ただこれはあまりおもしろくない。おもしろいのは5円切手とか41円切手とか微妙な金額の切手を使うことだ。

というのも切手を使い勝手のよい切手に変えるには手数料が取られる。

書き損じはがきが10枚あったとき、これを切手に変えると50円取られて50円切手10枚になるか、手数料を引いて50円切手9枚になって帰ってくる。

ここで41円切手と5円切手と現金4円出すと、50円切手10枚が手に入る。

実質的には41円切手と5円切手と現金4円から50円切手を作り出したことに近い。こういうこともできる。


切手なんて持っててもと思うことはあるけど、実はうまい使い方というのは確かにある。

ここには書かなかったけどゆうパックの料金にも使える。切手が余ってるから今回はゆうパックというのもあり。

郵便でうまい使い方をするには10円切手が欲しいが、それさえ用意しておけばあとはどこの家庭でもある切手でできそうですよ。

ワインを転売してお金儲け

持ってるお金を増やすため投資する先というのはいろいろあるだろう。

株や債券を買って会社に投資したりというのはよくあることだろうし、不動産というのもあるだろう。

しかし、食べ物も投資の対象になることがある。

よくあるのが小麦など穀物だな。まぁ穀物ならわかるんだが、今日驚くべき発見をした。


それはワインが投資の対象になっていると言うことだ。

香港 有名作曲家のワインに4億6000万円  (MBSニュース)

この4億6000万円というのが1本あたりなのか全部なのか、釈然としないが750本で割ると61万円となる。

高いなぁとは思うが、この金額を出しても買いたいなと思う人はいるのかもしれない。


ただよくよく考えてみるとワインがオークションに出てくるというのは変な感じである。

このワインの出品者というのはワイン製造業者ではなく個人だから不気味な話である。

例えば大根を買ってそれを転売しようと考える人はいないだろう。専ら食べるために買うし、食べきれなくてもお裾分けするぐらいだろう。

日持ちしないからだとと言うかもしれんが、六甲のおいしい水を買ったのを転売しようという人はいないだろう。

まぁそもそもこういう食べ物の類って必要な時に必要な分だけ買うのが基本ですからね。

ところがワインではそれをする。さて、どういうことか。


ワイン投資ポートフォリオ (WANDS)

これはワイン愛好家が書いた記事だが、なぜこのように売り買いされているのかという事情がよく分かる。

まず、なぜ売り買いが行われるかという話だが、これはボトルの状態で保存が利いてさらに熟成も行われるからですね。

そして値段の上下が激しいという事情もある。

私自身はまだ、将来再販することを想定してワインを購入したことはないのですが、将来自分が飲むであろうワインを、その価格が高騰する前に、先物予約や現物の形で、ケース単位で購入してきました。

別に将来にわたって値段がそう変わらないのなら今買う必要は無くて、飲む時に買えばいいわけです。

さっきの六甲のおいしい水の話はまさにそうだから成り立つことだ。

けど、ワインはそうではない。だから安いうちに買っておこうとか考えると言うことだ。

そして安いうちにかったワインを高くても買いたいと思う人に売れば儲かると。ワインに投資するとはこういうことか。


こうやってワインを投資目的で買う人が増えるとどうなるか。

実態はなにも変わってないのにワインの値段が上がっていくことになる。

これってバブルのことなんですよね。

インフレもバブルも、ものの値段があがるのは同じだが、インフレは全てのものの値段が上がる。

生活にかかわるものに値段が上がれば給料を上げざる得ない、そして値段が上がっていく。

ただバブルは一部のものだけが値段が上がる。日本の1980年代後半から1990年代初頭のバブルの場合は不動産か。


この手のワインの世界というのはあまりご縁がないのでなんとも。

まぁ大量生産するようなワインなら全くこう言う問題は無いんでしょう。

生産量も少ないワインに限ってこういうことが起きるんでしょうね。

あまりに不思議な世界だなと思った。

銀行口座いろいろあるよ

今日、とある地方銀行の僕の名義の通帳を発見した。

どうも僕が幼い時に父が口座を作ったらしい。ということでどういうわけか仕事場の近くの支店だった。

ただ僕が直接に使うことはなかったので、今日まで詳しいことは知らなかった。

まぁ少々残高が残っているので、また今度引き出しとついでに届出印の変更と暗証番号の変更をしに行こうと思う。

それにしても通帳に副印鑑が貼ってある時代だから相当に古いよね。


先日、SBI証券の証券口座を作ったらついでに住信SBIネット銀行の口座も出来た。

今日発見した口座を含めると、地元の地方銀行2行、ゆうちょ銀行・楽天銀行・スルガ銀行・住信SBIネット銀行と6つも口座がある。

いつのまにやらとんでもない数に増えてしまった。


いつからだろうか、だいぶ昔から郵便貯金(当時)で貯金をするという習慣がついていた。

お祝いなどを貯めて、まとまった金額になったら定額貯金を作って、必要な時に貯金を取り崩すと。

インターネットでアンケートサイトに登録したりしたときにイーバンク銀行(当時)に口座を開設した。

このときに郵便貯金の定額預金分についてはイーバンク銀行の定期預金に預け替えた。

というのもこっちの方がよっぽど金利よかったからね。決済用につくったつもりだったけど、貯金にも使うようになった。

その後、VISAデビットも使えるようになって、このとき一番イーバンクの口座は活躍していた。


ところがイーバンクってお金の出し入れがあんまり便利ではないんですね。

当初はATM使えなかったし、ATM使えるようになっても無料回数に限りがあるという問題があった。

そこでそれを補完するために2007年に地元の地方銀行に口座を作った。

そして日常的なお金の出し入れはそこでやるようにした。

なんでゆうちょ銀行をそのために使わなかったのかというと郵便局が開いてる時間が短いからですね。

あと普通の銀行の口座も欲しかったというのもある。

この時点でゆうちょ銀行の残高はほぼ0円になったが、決済のためには何度か使っている。電信振替0円キャンペーンもありましたし。


その後、イーバンクマネーカードのVISAデビット機能が無料では使えなくなると言う話を聞いて、

同じくVISAデビットのサービスを提供しているスルガ銀行に口座を作った。ちょうど1年ぐらい前の話。

スルガ銀行は静岡県の銀行なので地元にはないが、イーネットやセブン銀行のATMが使えるので不便はない。

手数料も自社のATMと同じですし。

というわけでこのときに2007年に作った地方銀行の口座の残高はほぼ0円になった。

まぁそんなわけでそれ以後あまり使っていないのだが、小銭を預けたりそういうときには使ってる。

イーバンクも金利を比較した時スルガ銀行の方がいいので、ほとんどの預金を移動させた。

その後、イーバンク銀行は楽天銀行に名前が変わったが、10万円だけ預け続けている。

というのも10万円預けておけば月1回はATMが無料になるので。ほとんど移動させたと言うけど全くなくしたわけではない。

まぁ金利の差なんて高々知れてるので、決済に使う時に不便しないように残してあるわけです。


ほとんど移動させた影響でスルガ銀行の口座残高は50万円を超えるとATM手数料が他行含めて無料になってたのだが、

去年の12月にSBI証券に証券口座を作って、自動振替の設定をして残高によらずATM手数料が無料になるようにした。

なので今のスルガ銀行の口座は無敵状態だ。というわけで残高のことを気にすることはなくなった。

さらには住信SBIネット銀行の口座も出来たわけですが、さてどうしようか。

証券口座と連携させて使う以外の使い道はないかなと思っていたが、定期預金を住信SBIネット銀行で作ろうかと思った。

というのもスルガ銀行のインターネットサービスって使いにくいのよね。やはりネット専業の銀行の方が便利だ。

スルガ銀行の口座とSBI証券の証券口座、SBI証券の証券口座と住信SBIネット銀行の口座は連携している。

それぞれ相互にお金の移動も出来るので、定期預金だけこっちというのはそう不便な話ではない。

その後はスルガ銀行はVISAデビットを中心とした決済と日常のお金の出し入れが主となりそうです。


とまぁ6つも口座があるけれども、明らかに役立ってるのはスルガ銀行の口座ぐらいのもんだ。

住信SBIネット銀行の口座の使い道は思いついたが、あとはいつか使うだろうと置いているだけに過ぎないかな。

そんな口座を持っていてもしゃあないのかもしれないが、解約するという気にはならない。

今日掘り出した口座も地元では役立つ可能性を秘めているので置いておこうと思う。