衣替えの日の悩み

先週金曜日、あまりの朝の寒さに耐えかねて、週明けには衣替えしようと決意した。

そして、今日、10月1日の1日前にして衣替えをした。

まぁカレンダー的にもいいタイミングだったんじゃないの。


朝、家を出るときには、それでもひんやりしていたのだけど、ちょうどいいぐらいだった。

電車に乗り込んでから学校に行くまで、周りを見ると、長袖も半袖も入り乱れた混沌とした状態だった。

みんな悩んでるんだろうなぁ。


まぁ朝はそれでよかったのだが、昼間にもなると少し暑い気がした。

それでも許容範囲ではあったのだが……

しかし、困ったのが帰りの電車、混雑した車内に押し込まれると、ずいぶん暑い。

この時期でも混雑した列車では冷房が必要なんだよね。

だけど、半袖の人にとっては冷やしすぎては寒すぎるし、長袖の人には暑い。

これはどうしょうもないなとは思うが、とてもつらかった。


あと数日はこんな悩みが続くのかも知れない。

ただ、朝の寒さを思うと、もう半袖に戻ろうなんて思えないので、そこは我慢しよう。


ところで明日は10月1日、後期の授業開始日だ。

後期は前期よりずっと必要な授業数も少なく、その分、興味のある科目を厳選することが出来た。

前期は大変な科目もあったけど、後期はそれに比べればずいぶんやさしいかとは思う。

研究も着々と進めていく必要があるが、授業も大切なこと、しっかり進めていきたい。

使えたコンビニATMが使いにくくなる?

三菱東京UFJ銀行から郵便が届いた。

大切なお知らせというけど、どうせどうでもいい話なんだろうと思って開けたら、

前からニュースでも流れていたコンビニATMの手数料値上げの話だった。


元々、コンビニでのATM手数料は直営のATMと同じで、

平日8:45~18:00が無料、それ以外は105円だったのだが、これが+105円されるという話だ。

ひいきにしてた地方銀行のATM手数料もこの料金設定だったので、

それと一緒になるというだけだから僕にとっては目新しさはない。

それだけだと思ってたんだが、ATMから自行あての振込手数料がこれまで無料であったところ、

他支店あての振込手数料は105円取るようになるのね。ただし、インターネットバンキングからだとこれまで通り無料とのこと。


これまでコンビニのATMでも無料で使える時間帯があるということで、重宝していた人もいたんじゃないだろうか。

僕がUFJに口座を作るにあたって、ATMについてこんなことを考えていた。

店舗・ATMの充実度は僕の現在の生活範囲ではひいきにしてる地方銀行にははるか及ばないが、

全国的な広がりを考えると有利だし、大きな都市では店舗も充実している。あとATM網の弱さはコンビニATMで補完可能である。

(KIPSのための口座開設)

実際のところは父からKIPSの引き落としなどに必要なお金は振り込んでもらっているから、

ATMに出向くことはほとんどないのだが、もし必要ならコンビニATMを使えると思って使い始めたのだ。

それがこうだからねぇ。僕にとっては今の使い方なら問題ないけど、あてが外れたと思っている人も少なくないだろう。

まー、直営のATMが近所にある人はそれでいいんだけどね。

この変更にあわせて、ATMの営業時間は7~24時が基本になるようだし、休日含め8:45~18:00は手数料無料になるようだ。

営業時間の延長というのはコンビニATMを意識したものなんだろうな。


一応、優遇制度の条件も変更され、今までより下位のステージになる人、上位のステージになる人、どっちもあろうと思うが、

給与振込を受けると、コンビニATMの手数料が月3回無料になるので、それならなんとかと思っている人もいるかも。

残高30万円でもこのランクになるので、少し定期預金でも積めば簡単に達成出来るね。

ただ、それ以上の優遇措置はないので、専らコンビニATMを使っていた人にとっては不便もあろうと思う。

その地元の地方銀行は給与振り込み+ネットバンキングぐらいでコンビニATMの手数料が105円引きされ、

直営ATMと同じ手数料になるから、実はけっこうコンビニATMも使えるんですよ。

まぁ直営ATM含め時間外手数料を無料にしようと思うともう1つ上のステージを目指さないといけないから厳しいんだけどね。

UFJは逆で、クレジットカード引き落としやEco通帳の導入という簡単に達成出来る条件を満たすだけで時間外手数料が無料になる。


この変更の原因というのはコンビニATMの手数料負担が重くなりすぎたということにあるらしい。

そりゃそうよな。そのATM手数料を吸い上げるセブン銀行は大もうけなのを見てもわかる。

その手数料負担をまかなうためか、直営ATMへの誘導をはかるためか、

コンビニATMでの手数料の引き上げと、直営ATMのサービスアップを行うことにしたということらしい。


ただ、やっぱりこれで一番苦しいのは直営のATMがない地域の人だよな。

そんなところの人が口座を作るかという話もあるかもしれないが、

コンビニATMを無料でも使えるということがきっかけの1つとなった人もいるだろう。

それだけが理由で選んでた人にとっては致命的な話だ。

やっぱり信頼がおけるのは直営ATMのネットワークだけということか。

やはり地元の地方銀行を選ぶことこそ最も利便性にかなう選択肢なのだろうか。


これを書いてるときに思いだしたんだけど、

SMBCは関西アーバン銀行・みなと銀行・三重銀行・名古屋銀行・大阪府警察信用組合とATMの相互乗り入れをしているのよね。

お互いに時間内の手数料を無料、時間外の手数料を105円として、自行のATMのように使えるようにしている。

まぁ本質的に他行ATMなので入金はできないんだけどね。

SMBCにとってはATM網の弱い地域の銀行の力を借りることで、新たにATMを設置しなくてもある程度のサービスアップが図れた。

特に三重県にはSMBCの店舗が全く無いということで、三重銀行との協力は大きな意味があったとかなんとか。

調べたらUFJも 三菱UFJ信託銀行・十六銀行・愛知銀行・中京銀行・名古屋銀行・百五銀行・大正銀行・イオン銀行・JAバンクと相互乗り入れしてるよう。

って、イオン銀行はコンビニATM扱いじゃないのか。

出金しかできないようだけど、知っておくといいことあるかも。


スルガ銀行ダイレクトバンク支店の口座をSBI証券の口座に連携させることで、

コンビニATM含めどんなATMでも一切の手数料がかからなくなって以来、

ATMの手数料のことはほとんど考えてこなかった。

まぁけど多くの人にとってはATM手数料というのは大きな制約だろうと思う。

なんとか日常的なニーズでは手数料のかからない道を見いださないといけないだろうから。

桂坂をぐるぐる

京都市の西京区に桂坂ニュータウンという住宅団地がある。

東側には京都大学の桂キャンパスなんてのがあるのね。


この桂坂ニュータウンは、

市バスが桂駅から、京阪京都交通が桂駅・京都駅から、ヤサカバスが洛西口駅・桂川駅からのバスを走らせている。

この運行形態がぱっと見るとよくわからないのである。


桂坂のバスは基本的に桂坂中央バス停発着で運行される。

ちょうど桂坂の住宅地の中心付近にある転回地らしい。

しかし、桂坂中央に向かうまでに団地内をぐるっと回っていくため、

桂坂中央での乗降はそんなに多くないんだとか。


市バスは桂駅から洛西ニュータウン経由で桂坂へ向かう西5号系統と、京大桂キャンパス経由の西6号系統を設定している。

西5号系統は南側から桂坂に入り、桂坂センター前~西桂坂~桂坂小学校前~花の舞公園前~峰ヶ堂町三丁目~桂坂中央、

と、ぐるっと一周回ってきて桂坂中央へ向かうわけだ。

西6号系統は東側から桂坂に入り、東桂坂~峰ヶ堂町三丁目~桂坂センター前~西桂坂~桂坂小学校前~桂坂中央、

と、3/4周回って桂坂中央へ向かう。

逆に桂駅に向かうときは、このルートを逆に進むわけだ。往復系統だからね。


しかし、西6号系統とほぼ平行する、京阪京都交通の桂駅~京大桂キャンパス~桂坂のバスは、

桂坂内でのルートが、 東桂坂~花の舞公園前~桂坂中央~桂坂センター前~西桂坂~桂坂小学校前~桂坂中央 と、

ルートが異なって、桂坂中央を2度通るという不思議なルートとなっている。

五条通経由で京都駅から来るバスも同様に京大桂キャンパス経由で、桂坂中央を2度通るルートで走る。

七条通経由で来るバスは、市バス西5号系統同様に桂坂の南からやってくるが、桂坂センター前~西桂坂~桂坂小学校前~桂坂中央、

と、半周回った時点でもう桂坂中央へ向かってしまう。


ヤサカバスも京大桂キャンパス経由と洛西ニュータウン経由の2つがある。

洛西ニュータウン経由のバスは市バス西5号系統と同じルートで、一周回って桂坂中央へ向かう。

京大桂キャンパス経由は桂坂行と桂川駅行でルートが異なり、

桂坂行きは、東桂坂→花の舞公園前→桂坂小学校前→西桂坂→桂坂センター→桂坂中央、

と市バス西6号系統と逆に3/4回ってゴール、

桂川駅行きは桂坂中央→桂坂小学校前→西桂坂→桂坂センター→桂坂中央→花の舞公園前→西桂坂 と、

京阪京都交通と同じルートで走って行く。

なぜ往復で違うのか理由はわからない。


よく、駅からやってきて住宅地を一周して駅に戻るようなバスがある。

1周するうちに乗客が入れ替わってしまうので効率が良い。

駅から来て一周回って桂坂中央で折り返して一周回って駅に行くとなれば、往復で2周回る必要があるのだから。

なんでそんな効率の悪いやり方をしているかといえば、駅側に操車拠点がないからとか。

それがゆえにルートが複雑になってる気もしないではない。

洛西ニュータウンの市バスも全て洛西バスターミナル発着で運行されている。(ヤサカバスは団地内ループだが)

洛西BTへどうやって行くかだけでたくさんのバリエーションがあるわけだ。

何でも洛西バスターミナル行きと言ったのではなんのことかわからないと。


さらに市バス西5号系統、ヤサカバスの洛西ニュータウン経由の桂坂行き、

桂坂中央の1つ前の峰ヶ堂町三丁目までというバスが設定されている。

そもそも桂坂中央まで乗る乗客はそんなに多くないので、車庫に入るバスは1周回りきったところで帰ってしまうのだという。

そんな微妙なとは思うが、ほとんどいらない区間なのだから仕方ない。

ともかく、ぱっと見てもなんのことかわからんなぁとは思った。

チャージと支払いはセットでやってくる

売店・食堂で使えるICカードがあるのだが、

丼スタンドでも使えるらしいとは聞いていて、今日、初めて使ってみた。

普段、弁当を持ってきてるからこれまで試す機会がなかったのよね。


多分、残高足りないだろうと思って、千円札とICカードを渡して、チャージもいけるかと確認すると大丈夫だとのこと。

ハンディ端末を取り出して、ぽちぽち操作して、カードをタッチ、

なるほど、このスタンドにはレジがない代わりに、ICカードを使うときだけこの端末を使うのか。

ハンディプリンターとも接続されていてレシートも渡された。現金でレシート出るのか?


まぁそれはそうとして、このICカードのシステム、ちょっと使い勝手が悪い。

というのもレジで支払いもチャージもできるのだが、それぞれの機能が独立しているので、

支払いと同時にチャージとかそういうことができない。

レジで支払うときもチャージも一緒にということで、千円札とICカードを渡すことはあるが、

そのときはチャージを先にして、そのチャージのレシートを渡してきて、それから支払い、商品のレシートと、

2度カードを読み取る必要があり、めんどくさいんだろうなぁ、

とおもいつつもチャージ機などあるわけでもなく、レジで支払うときにチャージも一緒にお願いするのだった。


だいぶ前の話に書いたけど、組み込み講座の仕事でとある大学に行った時の話、

そこの食堂はICカードの組合員証を導入していて、これで支払わないと割増されるようになっていた。

非組合員の大学生協食堂めぐり

そこの生協はICカードのチャージ機を用意していたが、レジに現金を渡している人も多かった。

現金を渡して、組合員証をタッチ、するとおつりはチャージされるわけだ。

うちでは2回の操作を要するチャージ→支払いが1回の操作で実現されるのだからすばらしい。

ICカードを持っていなければ非組合員ということで割増されてしまうのだから、

組合員が現金で払うことはあっても、おつりは現金では支払われず必ずチャージされるということになる。

小銭を数えて渡すとかそういう手間がかからないので、レジの負担軽減にも役立っているかもしれない。


とはいえ、コンビニの電子マネーチャージもそうだけど、チャージと支払いが独立しているというのは珍しいことではない。

むしろ一般的な仕様なのかもしれない。

しかし、特に食堂だとか、短時間で大量の客をさばくことを考えたとき、

チャージ操作をして、商品を打ち込んで、支払い操作を行うとか、それはなにかとめんどくさい。

それに、ICカードで支払おうとして残高が足りなかったとき、

チャージ操作を行うために取り消しを行って、改めて商品の打ち込みから支払いをやり直さないといけない。

客にもレジにも優しいのは断然、おつりをチャージするシステムに違いないと思っているのだ。

風呂場で画面保護フィルム

この前、古いNexus 7のアクセサリを買った話を書いたが、

届いた画面保護フィルムを貼っていた。風呂場で。


画面保護フィルムを貼ると、気泡が目立って困る。

気泡の原因はホコリが入っているからで、貼る前に画面をきれいに掃除をすること、

そして貼るときに気泡の原因となっているホコリがあればテープで取り除く、

なんてことはやっても、どうしてもうまくいかない。

延々と格闘してても仕方ないので、ある程度で妥協したものだが、

画面の表示部はさほど気泡は目立たないが、周辺部には気泡がたくさん。

それを見た指導教員があまりに醜いというほど。まぁ実用上はそこまで問題でも無いんですけどね。


そもそも、空気中にはたくさんホコリが舞っている。

だから取り除いたところで、またホコリが付いてしまう。

そう考えるとホコリの少ないところで行うのが好ましい。

そこでよく勧められている方法が、風呂場で全裸で貼る方法だという。

[はなまるマーケットで紹介されました!] 保護フィルムの貼り方を徹底調査! キレイに貼るにはどうすればいいの? (スマッチャ)

風呂場は布がほとんどない。その上、湿度を高く出来るため、静電気が生じにくくなり、ホコリが舞いにくい。

そこでホコリを生じさせる原因となる衣類を着けずにやるのがいいということだ。


さすがに全裸では都合が悪いので、服は着ていったけど、風呂上がりに風呂場を活用してフィルムを貼ってみた。

といっても一般的に電子機器があまりに湿度の高いところで使うことは勧められない。

なので、湯船を抜いて、少し経ってから作業をした。

風呂にフタをかけて、その上にタブレットを置いて、画面をきれいに拭き、フィルムをペタリ。

それでプラスチックカードで押さえていくと、気泡が気になる場所が1箇所あったので、そこはテープでホコリを取り除いて、

それで貼ったら驚くほどすんなりときれいに貼り付けることができた。

すばらしい!


気泡の原因となるホコリがなければ、こんなに簡単に、こんなにきれいにできるんだなと驚いた。

水場で電子機器の取扱をするということで抵抗はあったのだが、

重要なのは浴室内の空気の湿度なので、ほとんど乾いた状態でも、

すこしシャワーを出せば十分な効果は得られそう。

クリーンルームでやればいいんだけど、家庭にクリーンルームはないので、風呂場に頼るしかないわけだから。

かんたん継続定期券

10月頭に定期券の期限が切れるので、今月中に新しい定期券を買おうということで、

今日は阪急のPiTaPa定期券の継続をやってきた。


PiTaPa定期券というのは期限が切れてもポストペイで乗れてしまうから怖い。

だから定期券が切れたら定期券区間を乗車できなくしてしまうオプションがある。

改札を通れないところで気付けということだ。

そんなわけで忘れないうちに新しい定期券の購入をしないといけないなと思っていた。


買うときも eていき というサービスを活用して赤色の券売機で定期券の購入を行った。

継続の場合は、定期券だけ持って行けば赤色の券売機ですぐに定期券の継続ができる。

というわけで、朝、駅を降りたところできっぷ売り場に向かった。

赤色の券売機で定期券購入→継続と選んで、PiTaPaを入れる。

そしたら暗証番号代わりの生年月日を打ち込んで、6ヶ月と選んで、確認したら、あとはPiTaPaで支払いとすれば完了した。

PiTaPa決済したこともあって、定期券を買ってる気はほとんどしなかった。

出てきたPiTaPaを見ると、新しい有効期限が印字されていて、継続したということで[継]とマークが付いていた。


通学定期券でも継続の場合は通学証明書を呈示する必要が無い。

というわけで、券売機でも年度内の継続に限っては通学定期券の購入ができるようになっていることが普通だ。

近鉄でもそういうことができることは知ってたのだが、実はこれまで使ったことがなかった。

というのもこれまで継続で定期券を買うことがなかったのよね。


定期券の継続というのは、今使っている定期券を回収して、

今使ってる定期券の残り期間を含め今日から使える新しい定期券が渡されるというものだから期間が連続している必要がある。

実は高専時代、定期券が切れた後、休日を挟むなら、その期間を空けて買うようにしていた。

そうすることで4月にゆとりができるので都合がよかった。

そんな事情もあって常に新規で定期券を購入していたもので、手元には使用済み定期券が大量に残っている。

使用済み定期券が手元に残るのはおもしろいので、それも新規で購入する理由ではあったのだけど。


しかしそれができたのは磁気定期券だからこそで、PiTaPa定期券ではそうもいかない。

だってPiTaPaは1枚しかないのだから、期限が切れるまで新しいPiTaPa定期券は購入できない。

なので期限が切れるまでは継続でしか購入できない。

だからPiTaPa定期券では継続しかほとんど選択肢がないわけだ。

阪急のWebサイトにも

※ IC定期券をご利用中のお客さまへ
通用期間が残っているIC定期券の場合、新規でIC定期券をお求めになれません。ご利用中の定期券の通用期間終了後にお求めください。

なんて書かれてるぐらいだしね。


そこで気付いたんだけど、新年度のPiTaPa定期券を買うときは窓口でしか買えないんだね。

新規の通学定期券は eていき を使えば券売機で買えるが、

前の定期券の有効期限が切れるまでは継続でなければ買えず、年度を越える通学定期券は券売機では買えない。

あの行列に並ぶのは勘弁してくれ。

事前に磁気定期券で購入しておいて、後でPiTaPaに移すという方法をとればこの問題は解決できるか。

ちょっと問題はあるのだが、まぁ行列に並ぶことを思えばずっと楽な話よ。


まぁ新年度の通学証明書がいつ出るかが問題なんですけどね。

3月中に出れば窓口で買うにしても、鬼のような混雑に悩まされずに済むんだけどね。大学のポリシーはどうなんだろ。

高専のときは4月にならないと進級が確定しないという理屈で4月にならないと通学証明書の検印を押してもらえなかったからな。

それだとどう転んでも地獄だ。阪急の定期券売り場は数が少ないからどこも大混雑だ。

近鉄なら定期券が残ってるうちに通学証明書を入手できれば、あとは空いている定期券売り場に行けばいいわけだから。

青色のステッカーを貼って出張

この週末にインテックス大阪でスルッとKANSAIバスまつりがあったらしい。

そういや市営地下鉄でも宣伝してたな。


そのことについて書いたBlogに興味深いことが書かれていた。

[バス]第13回スルッとKANSAIバスまつり (都京市バス)

今回は流入車規制というディーゼル車・トラック・バスの独自の乗り入れ規制がある大阪府内での開催ということで、例え1日だけでも事前に申請してステッカーを貼らないと乗り入れることが出来ない。普段大阪府内に乗り入れない事業者は、この日のためだけにわざわざ申請して車両の乗り入れ許可を取得している。写真の下電バスにも貼ってあるが、今後この車がまた大阪府内に来ることはあるのだろうか。

そういやこんな青色のステッカー、普段はあまり気にしてないけど、確かに貼ってあるなぁ。

あれ、大阪府の規制だったのか。


そもそも、国はトラック・バスとディーゼル乗用車のNOx・PMについて規制を設けていて、

条件を満たさない車両は大阪府・兵庫県の一部など指定された地域では車検が通らないことになっている。

ただし、条件を満たさないから即車検が通らなくなるのかというと、

登録から何年かは車検を通すことが出来るようになっている。

段階的に規制が厳しくなっているようで、この地域で使う対象車両は経過措置がなくなる度に新しい車両に変えないといけない状態らしい。

尼崎市バスや大阪市バスが早期に全車両のノンステップ化が実現できたのは、ノンステップ車の導入を積極的に進めてきたことが大きいけど、

それと共にNOx・PM規制のため、早いサイクルでの買い換えを迫られる環境にあったというのも理由だろうね。


それはそうとして、この規制で対象地域内の車両はどんどんクリーンになっていくわけだけど、

しかし、他府県からやってくる車両だって当然存在する。

そこで大阪府では補完的な制度として流入車規制を行っている。

大阪府内の対象地域で発着するトラック・バス・特種自動車について、NOx・PM規制の対象地域で登録できる車両であることを求めている。

通過する車両は対象外だが、大阪府内の対象地域内に仕事でやってくる車両はすべて対象になる。

だから、例えば京都府内の営業所にあるバス・トラックでも大阪府内に行くなら、NOx・PM規制を満たした車両を用意しなければならない。

そしてもう1つやらないといけないのが、ステッカーですね。

大阪府に車検証のコピーを添えて申請すると、ステッカーが送られてくる。これを貼っておく必要がある。

他府県のトラック・バスでもこのステッカーが貼られているのは、大阪府内に行くつもりがあるということを表しているわけだ。


下電バスは岡山県のバス会社だけど、岡山~大阪の高速バスを運行しているし、貸切バスでは大阪府内に行くこともあるだろう。

だから、このステッカーを貼った車両はあるはず。

とはいえ、どう考えても大阪府内に行かない一般路線用の車両にわざわざこのステッカーを貼る理由はない。

しかし、こうしてバスまつりに出張するとなれば、一般路線用の車両だろうがステッカーが必要になる。

そこで大阪府に申請してステッカーを取り寄せてペタっと。こうして、大阪に来れたわけだ。

まぁけどBlogにも書いてあるけど、基本的には地元で走るだけのバス、このステッカーが再び役に立つ日が来るかはわからない。

また大阪府内でバスまつりがあれば役に立つかも知れないけど。


似たような規制は東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県や兵庫県にもある。

兵庫県の規制は兵庫県内のNOx・PM規制エリアよりもさらに狭いエリアに限って流入規制が行われている。

東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県の規制はPMに限り、国よりも厳しい条件を課している。

しかしいずれもステッカーの貼り付けは要求していなくて、要求されたら車検証を見せるだけでいい。

そう考えると大阪府の規制は手間がかかるのが問題だ。

しかし、この手の規制は運行者とともに荷主も規制を満たした車両であることを確認する義務が課せられている。

そのたびに車検証見せろー、なんて言ってたらめんどくさいし、そのせいで確認がおざなりになっては意味が無い。

そういうことでステッカーを制度化してあるんだろう。


もっとも国もステッカーを用意しているようだけどね。

自動車NOx・PM法適合車ステッカーとは (国土交通省)

最初からなんしかのステッカーが貼られている車両も多いようだけど、貼ってない車両には申請によって貼ることができる。

任意ではあるのだけど、適合車であることが明確にできるのでステッカーを貼ることが推奨されている。

しかし、大阪府の規制ではこれらのステッカーを貼ることでは条件を満たすことが出来ない。


それもこれも地域を限ってNOx・PM規制を行ってるからこういうことになるんですけどね。

そういう仕組みであるのをよいことに、大阪府・兵庫県内で使えなくなった車両を京都府内だとか他府県の営業所に移して使ってる会社も多いとか。

もちろん大阪府内への乗り入れはできないのだけど、京都府内完結だとかそういう場合は問題ない。

特に一般路線バスですよね。ある程度、走るエリアが限られているから営業所を移せばほぼ問題なく使えてしまうと。


それってどうなんよと思うんだけど、全国で規制を行うには負担が重すぎるという自覚はあるんだろうな。

規制地域では使えなくなった車両でも他の地域からしてみればまだ新しいということで重宝されることも多いようだから。

NOx・PM規制の歴史の浅さがゆえということなのかな。

1992年に始まって今で20年、20年ぐらいは現役で走り続けるバスもあるようだからやっと規制初期の頃のバスが仕事を終えているころか。

将来的にはこの取り組みが全国に広がればと思うけど、まだ時間はかかりそうだ。規制の素地はできていってるのかもしれないけど。

新しいNexus 7のおこぼれを狙う古いNexus 7

ところで最近、新しいNexus 7が発売された。

Nexus 7の7は画面が7inchであることを表すものだから、

画面が同じ7inchのNexusシリーズならばNexus 7となるようだ。

それはわかりにくいから、Nexus 7(2013)とか書かれてますけどね。


まぁ別に最新のタブレットを追っかけてるわけではないので、

新しいNexus 7の登場自体はあまり興味は無いのだけど、

そのおこぼれを狙って、昨日、ポチッと通販で買い物をしていた。


それがケースと画面保護フィルムですね。

実は、Nexus 7を買ったときに一緒に買ったケースがあまりに安物で、べろべろになってしまって、

一応ケースとしての体はなしているのだが、あまりよろしい状況ではない。

まぁ元々あかんようになったら新しいの買えばいいわぐらいの気持ちで買ってたんだけどね。

そんな中、新しいNexus 7が出てきたと言うことで、古いNexus 7用のケースが投げ売りされるようになってきた。

それで元々1000円は軽く超えてたはずのケースが400円で買えてしまった。

ついでに傷ついた保護フィルムを新しいのに貼り替えようと、それも買った。

まぁこちらは元々安いもんだけどね。


ちなみに新しいNexus 7は画面サイズこそ同じだが、

外向きのカメラが付くようになったのでケースにもカメラ穴が開けられることになるだろうし、

なにより寸法が異なるので、新しい物を作る必要がある。

だからけっこう紛らわしいんだよね。


ところで新しいNexus 7はLTE版が販売されていて、通信会社からも積極的に販売が行われている。

Google Nexus 7 (2013) ×BIGLOBE LTE・3G

BIGLOBEはNTT DoCoMoの回線を利用してMVNOとしてサービスを提供しているのかな。

1台でLTEに接続できてテザリングできるというのは便利だよな。

ちなみに、イーモバイルでも新しいNexus 7を扱っているのだが……

【Nexus 7】イー・モバイルショップでセット販売を始めました! (イー・モバイル)

Pocket WiFiとのセット販売だから、WiFi版であってLTE版ではない。

というのも現状ではEMのLTEで使っている周波数帯は対応していないようで、EMにとっては話にならんのよね。

まぁ将来的には対応できるらしいので、そのときにはEMでもLTE版が売られるようになるのかも。

キッチン付きローソン

昼ご飯はパンだよー、と買ってきて家で食べていたのだが、

そのサンドイッチに貼られたシールを見ると、製造者が「ローソン ○○○○店」、

ん? 店の名前なの?


てっきりパン屋がローソンを始めたのかと思ったが、

そうではなくて、まちかど厨房というブランドでローソンが展開している商品だったらしい。

だからまちかど厨房を掲げるローソンなら同じような商品を扱っているらしい。

なるほど、てっきりその店特有の話かと思った。


まちかど厨房ってなんやねんという話だが、まぁスーパーの総菜売り場のようなものをローソンの中に作ったよということらしい。

とはいえ、唐揚げだとかコロッケだとか、ああいうのは現在のコンビニでは基本装備となっているから、

さらに手の込んだものを提供していると言うことだ。

なかなかそこまでやってるスーパーはないよなぁ。


それにしても、パンを焼き、総菜を作り、そんなことを店単独で行うというのだから、

それだけたくさん人を雇わないといけないということになる。

店での調理というのはチルド弁当あたりとは対極にある話で、とにかく手間がかかる。

そこはコンビニがスーパーにはかなわないと思われてきたところではあるのだけど。


なにしろどの店でもできることではないので、ローソンの中でもひときわ特徴のある店作りを狙っていることは間違いない。

コンビニというと基本的には同じようなサービスを広く展開することが多いが(もちろん立地に応じた特徴はあるけれど)

そんな中ではかなり尖った店であることは間違いない。

あまり多くは展開できないだろうけど、その地域では普通のローソンも含め他のコンビニにはマネできないものを持てるというのは強みなんだろうな。

もっともうちの市内には3店舗もあるそうですが。なんだ意外に多いじゃないか。

これはあべのハルカスの建設費

近鉄が新株式発行をして資金を調達するらしい。

新株式発行及び株式売出しに関するお知らせ (近鉄) (pdf)


なんの資金を調達するのかというと、あべのハルカスの建設費ですね。

最大で783億円の資金が確保できるようだが、

そのうち709億円はあべのハルカスの建設費と百貨店の改装費にあてられることになっている。

これまでは建設費を金融機関からの借入金でまかなっていたが、

ここで確保した資金で借入金を返済し、残りの建設費もまかなおうということらしい。


調達の目的の最後には、

今回の新株発行による調達資金は、「あべのハルカス」への設備投資及びこれによって増加した借入金の返済のほか、今後の鉄道関連投資に充当する予定であります。本資金調達を通じ、「あべのハルカス」から創出される利益の蓄積による資本増強を前倒しすることにより、更なる財務体質の改善を図るとともに、グループの総合力を最大限に発揮することにより収益機会の拡大とその向上を実現し、株主をはじめとする当社ステークホルダーの皆様の利益の最大化に取り組んでまいります。

と、あべのハルカスの建設費をこれから生まれる収益で返すのではなく、今返すことで今後利子を払わなくて済むから、

これから生まれる収益は株主などに直接お返しできる、ということなのだろう。


まぁうまいこと考えたもんだなと思った。

まず調達した資金があべのハルカスになるというのは納得しやすい。

それも実際にほとんど完成している状態で、オフィスフロアもほとんど売約済み状態のビルだから、

これからどんどん収益が生まれてきそうだ、とそんなことは想像しやすい。

あべのに300mのビルを建てますから新株買ってね、と言われても、ほんまにうまくいくんかいと懐疑的だっただろうが、

ここまで来れば行けるぞと前向きに考える投資家も多そう。

最近、株価が上がっているということで、ちょうどいいタイミングと考え増資を決意したそうだ。


とはいえ、株数が増えるということは、1株あたりの利益が減るということで、

株価が下がってしまうんじゃないだろうかと、まぁそういう不安もあるようだ。

この増資は発行済み株式の1割ほどに相当するかなり大きなものだから、影響は大きいだろうと。

近鉄が描くとおり、利子負担が減った分、利益を増やすことができるのか、

それともただ1株あたりの利益が減るだけなのか、どうなるんだろうね。


鉄道事業を取り巻く環境がなにかと厳しいですからね。

そこが不安材料のようだ。まぁ確かに大きな利益が上げられるところではないわな。

だからいかに あべのハルカス への期待が強いかってことだよな。

大阪線沿線の人からすればどうでもいい話ではあるのだけどね。