majicaだとかスターバックスカードだとかmiyocaだとか

交際費の出費が相次いでいて、口座残高が急激に減っていくのがつらいところだ。


昨日の帰り道、道頓堀のドンキホーテで買い物をしていた。

そしたらmajicaというドン・キホーテの電子マネーの宣伝が書いてあったのだが、

その中に「1000円以上のお買い上げで10円未満の端数を切り捨て」という機能が書かれていて、

電子マネーではいらない機能なのに、なんて思いながら帰ってきたのだった。


majica (ドン・キホーテ)

majicaはドン・キホーテ専用の電子マネーで、磁気カードのようだ。

なんでも今年3月サービス開始だとかでまだ導入されて間もない。

機能としては、

  • チャージすると1%のポイントを付与
  • 30000円以上のチャージにはデビットカードも使える
  • 年間購入金額(majica決済以外も含む)に応じてポイント付与率が変化
  • majicaの提示で1000円以上の購入時に10円未満の端数を切り捨て(円満快計)
  • majicaの提示で一部商品を会員価格で購入できる
  • ブロンズ会員以上で雨の時、傘を無料提供

ポイントの付与は電子マネーでの決済(というかチャージ)に限られるが、それ以外の決済方法でもmajicaの特典は受けられる。

現金払いのときに10円未満の端数が切り捨てられるのはメリットありそうだけど、

そもそも現金ならmajicaにチャージして使えばポイントも付与されるわけでようわからん。

まぁレジの横に置いてある1円玉との整合性を取るためなんだと思うけどね。

majicaは100円で販売されているが、会員登録すると100ポイント付与されるということで、WAONなどと同じく実質無料ということだね。


最近、自社のみで使える電子マネーを導入する店がぽつぽつ出てきているように思う。

例えば、スターバックスはスターバックスカードを発行している。

店で1000円以上の金額を指定して購入し、チャージして繰り返し使えるとのこと。

クレジットカードを登録すればWebからもチャージ出来るよう。

というかスターバックスって店でもクレジットカード使えるんですね。加盟店であることを示すものを見た覚えないんだが、覚えとこ。

モスバーガーもモスカードというのを発行している。1000円から購入でき、3000円以上の入金時に2%か4%のポイントが付与されると。

スーパーだとイズミヤがポイントカードのイズミヤクラブカードにmiyocaという電子マネーとしての機能を与えている。発行手数料が100円かかるようだけど。

ユニーもアピタ・ピアゴとサークルK・サンクスで使えるユニコを発行している。これも発行には100円かかるよう。


これらに共通して言えることは、カード自体は磁気カードで、使える店は自社またはグループ内に限られているということだ。

磁気カードであるということで、ICカードリーダーがいらなくて、多分、標準的なレジさえあれば対応できる。

イズミヤが磁気カードで電子マネーを導入する理由として初期費用が抑えられることを挙げていた覚えがある。

自社・グループ内に限ることに明確なメリットはないが、汎用的なシステムを目指してはいないようだ。


非接触式の電子マネーとしてはEdyが古いが、その後、イオンがWAON、セブン&アイがnanacoを同時期に導入したが、

WAONもnanacoも大手の流通グループがバックに付きながらもグループ外での利用も想定していたはず。

特にWAONはグループ外への売り込みに積極的な印象がある。

マクドナルド・吉野家・ファミリーマートとか、あと商店街まるごとWAONを導入してるところもあったりする。

自社の電子マネーを構築しつつも、せっかく構築したのだからグループ外にも広げていこうという意図がよくわかる。

圧倒的にイオン目当てだろうけど、イオン以外の加盟店でも使えることもWAONを使う理由につながっているのではないかと思う。


そんな中、独自のプリペイド式電子マネーを導入されてもその店でしか使えないしなぁ……となるよね。

プリペイド式の電子マネーをたくさん使うと言うことは、たくさんの電子マネーで分散して残高を持つことになる。

それはなんだかめんどくさい気がする。だからこそ汎用的な電子マネーが強いわけだけど。

その店をよく使う人なら独自の電子マネーを使ってもいいと思うけど、なんか使いにくいなぁという気はするね。


ちなみに世の中には汎用的な磁気式電子マネーがある。それが、au WALLET・WebMoney Cardですね。

プリペイドのMasterCard

他にココカラファインの発行するココカラクラブカードはプリペイドVISAとしてココカラファイン以外でも使える。

ただしチャージはココカラファインでしか使えないので、結局は独自のプリペイドカードと似たようなものでは? と思わないではない。

ちなみに、au WALLET・WebMoney Cardもココカラクラブカードも発行にはクレディセゾンが関わってるみたいね。

決算説明会の資料見てたらau WALLET・WebMoney Cardのことが書いてあって、へぇと思った。

加盟店のシステムはクレジットカードのシステムと共通化できるので、その点では汎用性は高いんだろうけどね。

ただ、現金派からはあまりウケがよくなさそうな気もする。問題はチャージ方法だわ。

ETWestの参加にはプリンタが欠かせない

今日はETWestに出かけていた。
その途中の電車の中でタブレットをいじっていたら、ET運営事務局から「大盛況を記念してQUOカードプレゼント」というE-mailが届いた。
なんでも引換券を印刷して持参すると、先着500人にQUOカードをくれるのだという。
しかし、電車の中で印刷できるわけもなく、「スマホ画面では不可」と明示してあるわけだから、さてどうしたものか。


別にあきらめてもよかったのだが、ちょっと工夫をして引換券を用意してみた。
コンビニのコピー機はストレージに入ったPDF、あるいはWebからアップロードしたPDFを印刷する機能がついている。
これを使えば出先でも印刷することができる。
幸い、MeMO PadにはmicroSDが挿入できるから、これでコピー機で読み取れれば。
ただ、コピー機にはUSBしかストレージの受けがなかったので、そこにいつも持ち歩いているカードリーダを差し込んでmicroSDから印刷を行った。
こうして10円で取り出した引換券を受付に出したら、QUOカードをもらえたのだった。


まったく、せめて昨日の昼間には送ってくれれば、と思わずにはいられなかったわけだけど、
ETWestの参加にあたってはあらかじめ印刷しておくべきものがある。
バッジは郵便で受け取れる場合はそれを持参すればよいが、郵便が間に合わない場合は参加証を印刷して持参する必要がある。
バッジにしても参加証にしてもQRコードが印刷されている。
参加証を持参した場合は受付で回収され、バッジに交換され、それに名刺を組み合わせるか社名・氏名を記入して使うようだ。
それはいいけど、もう1つ、セミナーの受講申込を行った場合は、受講証というのを印刷して持参する必要がある。
一見すると参加証と同じようにQRコードが印刷してある紙で、あんまり差がわからない。
けど受講証を印刷して持参しないと、セミナーに参加できないかもしれない、と書かれていて、あれ?と思った。


実際どうだったのかという話だけど、受講証のQRコードはまったく使っていなかった。
受講証には参加申込をしたセミナーのリストも書かれているので、それを申込してるか確認しているようだった。
そして、その後に読み取るのはバッジのQRコードと。
受講証にQRコードが印字されていたから、これで受講申込の管理をしてるかと思ったが、おそらくそうではないのだろう。
QRコードを読み取るのは参加者リストを作るためじゃないのかなぁ。飛び込みの人も同様に読み取るわけだろうし。
名刺を受け取る代わりにバッジのQRコードを読み取っているブースが一部あったし。


それでも去年のETWestよりは受講証の用意はやさしかった気はしますね。
去年のETWestは参加するセミナーそれぞれに1枚ずつ受講証を印刷して持参する必要があった。
参加するたびにいちいち回収される仕様で、なにかとめんどくさかった。
結局のところ、申し込みリストをまとめて1枚にして、受講証の回収に代えてバッジのQRコードを読み取るようにした、
ということで、そんなに大きな変化とは思わないけど、手間はだいぶ減った気はする。
そう考えるとQRコードも無意味じゃなかったのかな。
本当は参加者が印刷して持参する手間を省けるようになればいいんですけどね。
今の技術ならできないわけはないと思うんだけどね。


それで、グランフロントでのETWestの感想だけど、
まず地下2階へのエスカレーターのルートがわかりにくい! わからなかったので、エレベータで降りるはめになった。
サインもいまいちわかりにくいんだよね。「コンベンションセンター B2F」に従えばいいんだろうけど、なんかはっきりしない。
展示場だが、窮屈な気はしたが、それでもなんとかなってるなとは思った。
インテックス大阪のときも、ブースでセミナーしてるときに通路にはみでて聞いてるひとがいて邪魔だなとは思ってたが、
さらに通路が狭くなると、本当に動き回りにくかった。まぁ致命的かというとそうでもないんだけど。
セミナー会場は最初から会議室として作られているので、それはいいなと思った。
あと、終了1~2時間前でも参加申し込みに並ぶ人が多かったのが印象的だった。
都心立地なので、ちょっとの時間でも訪れてみようと考える人が多かったんだろうか。
そこは新しい可能性だったのかなと思うけど、やっぱり狭いねぇ。

転勤とセットで引っ越しと一人暮らし

来月1日から父が転勤で、転勤先はとても遠くなので、必然的に引っ越しが生じる。

それで、今ちょうど、向こうで母とともに引っ越しの作業中だ。

先月末に決定して、それから引っ越しに向けて荷造りや新生活に必要なものを買いそろえていた。

引っ越し費用を全て会社が出すのをよいことに、新生活に必要なものの大半をあらかじめ買いそろえるという、

とてつもないことをしたわけだが、素早く新生活の体制を整えるには効率的な方法ではある。


転勤は仕方ないにせよ、生活費の増加に見合うほど給料が増えるわけではないはずだ。

なにしろ、職場近くで家を借りても、その家賃の全てが補助されるわけではないそうだ。

家賃以外にも、少なくとも水道・ガス・電気などの基本料金は新しく発生する負担である。

とかなんとか、1人暮らしになるわけだから必然的に非効率的な生活になり、生活費が割高になる。

他の家族と別居していると言うことで、帰省旅費は1年13往復分、渡し切りで支給されるので、

これを切り詰めれば多少は穴埋めできるかもしれないが、そうはいってもずっと帰らないわけにもいくまい。

実際どうなんでしょうね? 詳しい数字は聞いてないからなんとも言えないけど。


ただ、見合ってないのでは? とは申しましたが、会社も転勤によって相当負担が増えているのは事実なんだよな。

今の住居から通える範囲で転勤させる分には交通費の負担が増えるだけだ。大したことはない。

そんな中、多額の金をかけて遠くから転勤させてでも使いたい存在であることは確かなんだろう。

新しい職場での業務内容を聞く限り、確かにそれはそうだと思いますけどね。


前々から業務の集約でそのうち転勤になるかも知れないという話は言ってましたしね。

もちろん今すぐにという話ではなかったんだけど、今の事業所にそのまま勤められる可能性は低いだろうと。

そんなわけだから、戻ってくる期待は薄いのではないだろうか。

今の事業所だっていつまで存続することやら、というほどのことなのだから。(事業所の存廃と今回の転勤は直接無関係のはず)


今回の転勤で他の家族との別居を選んだのは妥当だろうが、将来はどうだろう?

来年3月には僕は引っ越してしまうし、弟もいつまでここにいることやら。

それでも母の職場はここにあるから、それはそれで動かせない話ではあるんだけどね。


一人暮らしするから効率がわるいのだ、職場近くに家族全員連れて来ればいいという考えもある。

そういう想定もあるようで、持ち家が空き家になる場合は空き家の管理費が支給されるとか。

家族の転居費用も会社が持ってくれるのかな?

ランニングコストを考えれば会社としてはそっちの方がうれしいかもしれないけど、

だからといって家族にまで転居を強いることはできないのもまた現実ではある。


とかなんとか考えると通勤できない範囲に転勤なんてさせるもんではないなぁと思う。

大阪周辺の工場の移転先になんとか通勤できる、滋賀県だとかが選ばれる事情はそういうことだろう。

もちろん転勤を機に引っ越す人も多いのは確かだけど、転居を選ばない人も少なくはないはず。

通勤できない範囲の転勤でも、まだ一時的な転勤ならば、その期間だけのことだからいいけど、恒常的なことなると困ったことだ。

だからといって新しく人を雇いなおすのは、お互い都合が悪いわけで、ランニングコストがかかるだとか言ってられんのだろうけどな。

いろいろくっついて1泊3日の旅

金曜日から昨日まで3日間にわたる旅行のことのうち、

テクニカルな部分を中心に、まとめて書いておこうと思う。


今回の旅行の荷物は予想よりコンパクトだったが、ノートPCを持って行かないことにしたのが大きいだろうな。

他にもかさばる物を抜いたらほぼ着替えだけになってしまった。

そんなことができたのもタブレットがあるからこそで、旅行中はBlogもタブレットで書いていた。

だからそんなたくさん書けなかったのだ、と言おうと思ったけど、いつもと同程度には書いてたね。


元の計画では、金曜日に内定者親睦会に参加して、その晩は会社の用意した宿泊施設に泊めてもらえるので、

それで翌日に昼の高速バスで帰ってこようと思った。

やっぱり東京まで出てきて本数が多い東名ハイウェイバスを使うルートが無難かということで、

新東名スーパーライナーの予約を入れるところまでやった。

しかし、その翌日、研究室の人たちと日曜日に日帰り旅行に出かけることが決まったので、予定を変更することにした。

というのも集合時間がとても早くて、自宅から大学近くの集合場所まで行く時間を考えると、厳しかったんだよね。

それなら、夜行バスで大学近くに直接向かって、集合時間に間に合わせる方がよいのではとなったのだ。

その結果、土曜日に東京で1日空き時間ができてしまった。これが今回の3日間にわたる旅行の真相である。


その帰りのバスをどうしようかといろいろ考えていた。

関西側の到着時間が早いものを探していたのだが、集合時間に余裕を持って到着できるバスは意外に少ない。それぐらい早かったのよ。

それで発車オ~ライネットで検索していたら、大阪・京都まで5000円とか異常に安いバスが引っかかった。

なんだこれはと思ったら、大阪バスの東京特急ニュースター号の4列シートの続行便だった。

そういや大阪バスってどうだったっけと思って調べてみたら、2便目でも京都駅5:35着、大阪駅6:35着でかなり早い。

通常便の運賃も学割6480円(休日・休前日、京都まで)は最安クラスで、なによりうれしかったのが東京側で秋葉原駅から乗れること。

というわけで通常便を学割で乗ることにして、これで予約・決済を行った。


1日、東京を散策した後、バスに乗るまでにさっぱり汗を流したいものである。

なんかいい方法ないかなぁと思ったら、神田に便利な銭湯があることがわかった。

神田アクアハウス江戸遊

せんとうコース3時間の入浴料460円というのは物価統制令に従い決まっている値段だ。

物価統制令とか前時代的な法令に聞こえるが、公衆浴場の入浴料は唯一の生き残りなんですよね。

というわけで東京都の銭湯はどこも460円になっている。もっともスーパー銭湯はその限りではないし、江戸遊でもサウナの料金はこれとは別に定めている。

秋葉原界隈からは神田川を渡ってすぐだから便利だ。これで秋葉原駅から直接バスとか最高だね。

風呂で汗を流していたのだが、日焼けしたところがしみる……1日散策していたら腕とか首とかだいぶ日焼けしてしまったのだ。

この旅行、最大の失敗はそこだな。日焼け止めとか用意しとくべきでしたね。


それで秋葉原駅東側のロータリーに行くと、バスが停まっている。といっても大阪バスではなく、他のバスですけどね。

秋葉原駅に目を付けている会社はいくつかあるようだ。バス停自体は京成バスの管理だが、京成バス関係以外でもけっこうあった。

定刻に乗る予定のバスが入ってきたのだが、すぐにドアを開けない。

どうしたんだろと思ったら、後ろからもう1台来た。そうか4列シートの2号車があるんでしたね、調整して2台ともバス停に停められるようにしてたんですね。

ところで、大阪バスと書いていたが、僕が乗車した便の運行会社は東京バスだった。2号車は大阪バスだったけど。

東京バスが東京特急ニュースター号という名前のバスを走らせるのも変な感じだが、あくまで大阪バス主導だし、東京バスも大阪バスグループだし。

東京バスが共同運行に参加するようになったのはわりに最近の事なんだけど、

それ以前から東京側の基地は東京バスの営業所を使っていた。東京側の発着時点が王子駅なのは、東京バスの営業所の最寄り駅だから。

東京バスは埼玉方面などに王子駅が便利であると主張している。

これは便利! 東京特急ニュースター号・王子駅バス停 (東京バス)

バスに乗車すると、案内放送でなんか歌が流れていたが、「Go!東京バス Go!大阪バス」という大阪バスグループの社歌だそうで。

Go!東京バス Go!大阪バス (Youtube)

朝もこの歌から始まる放送で起こされるというから驚いた。社歌を持ってるバス会社というのも珍しいでしょうねぇ。


ところでこのバスにはコンセントが付いている。今回、コンセントを使ってタブレットの充電をしていた。

それで起きてから数十分だが、モバイルルーターの充電もした。

ただ……タブレットの電池はその後、一日持ったが、モバイルルーターは使用頻度は落としていたもののギリギリで、

シガーソケットを使って移動中に充電させてもらった。ちょっとそこら辺のバランスが難しいね。

モバイルルーターは満充電までかかる時間はそう長くはないのだが、しっかり充電しないと電池が持たなくなるので。

まぁ少なくとも、タブレットの充電が完了してるから、モバイルルーターに変えようということにはならないぐらい、ぐっすり寝てたということだ。

起きたらカーテンが明るく透けているから、時計を見たら5時で、到着まであと30分そこらだぞ、ということでびっくりしたほどだ。


日曜日のレンタカーでの旅行は、僕が提供したETCカードを使っている。

高速道路を走る場合は運転開始時にETCカードを渡し、車から離れるときはETCカードをいちいち返してもらっていた。

さすがに完全に一般道走行の舞鶴~鳥取間はETCカードを渡さなかったけど、それ以外は乗車時から入れるようにしていた。

それで帰ってきてから今回の旅行にかかった費用を精算する必要があるのだが、

そのためには通行料がいくらだったか確認する必要がある。

方法は3つあって、1つは通行時に表示される料金を控えておく、ただし阪神高速などフリーフローアンテナの通過で料金が変わる場合は簡単ではない。

2つ目の方法はSA・PAなどに設置された通行履歴発行プリンターを使う方法、これはETCカードに記録された料金を印字する。

けど一番正確で特別な装置がいらないのはWebで確認する方法だろう。これなら通行止めの調整でもない限りは正しい料金が出てくる。

ETC利用照会サービス

反映されるまで4~5時間ぐらいかかるとのことなので、今朝、確認してみようとしたのだが、ナンバープレートの番号がいるのね。

なのでレンタカーのナンバープレートの番号を確認して、それとETCカードの番号を打ち込んで照会してみた。

そしたら、料金所のレシートのような形式の利用証明書がPDFで出てくる。これで精算に不便しない。


こうやって3日間の旅行にもいろいろな工夫があるわけですねぇ。

けっこう無茶だなと思ってたのだが、夜行バスを使うことにしたおかげで時間に余裕ができたのはよかったのかなと。

バスもよく寝られましたしね。

舞鶴港と鳥取砂丘をレンタカーで行く

今日は朝から研究室のM2で舞鶴と鳥取砂丘に行ってきた。
もとは天橋立も行く計画だったけど、時間的にきつそうということでスキップした。
それでもギリギリだったが。


舞鶴へは中国道~舞鶴若狭道のルートで行った。
このルートは大半が高速道路というメリットはあるが、
1つ問題は中国道の宝塚西・東トンネルの渋滞が気になるところ。
で、やっぱり渋滞は発生してたが、そこまで抜けるのに時間はかからなかった。
そこからは順調に進んでいたが、途中、2箇所で事故を目撃した。


そして1つ目の目的地、舞鶴の海上自衛隊にたどり着いた、が、遠くの駐車場に誘導された。
ここにやってきたのは公開されてる護衛艦を見学するためだが、
今日はサマーフェスタということで特に大々的にやっていた。
普段でも土日は一部の日をのぞいて公開しているそうなので、そのつもりだったそうだけど。
軍艦に明るい人に解説を受けながら見学していたが、
実際に活躍することとなればとんでもない船だなと思った。
ここで予想より滞在時間が長くなり天橋立をスキップすることが決まったわけだが、
後になって考えると舞鶴での滞在が予定通りでも天橋立の散策は厳しかったように思う。


というわけで、鳥取へ向かう。
ひたすら一般道、となると休憩場所に悩むところもある。
質素な道の駅で休憩したり、県境の山越えの道をすぎたところのコンビニで休憩したり。
まぁ難しいよね。地図と走行時間とにらめっこしながらやってた。
走ること3時間強か、鳥取砂丘に到着した。


今回の旅の動機は鳥取砂丘だった。それに天橋立を足して、それなら舞鶴の海上自衛隊も、自衛隊は時間が決まってるから、
と作り出されたのがこの計画だったわけだ。
まずは砂の美術館へ、砂の彫刻が展示してある。
展示替えもあるようだけど、それは新しい作品を彫るということに他ならない。
砂を水とませて、水が抜けて乾くとカチコチになるそうで。


そして砂丘をみてたんだけど、夕方でよかったなぁって。
真っ昼間だととてつもなく暑かっただろうが、夕方ということで比較的散策しやすかった。
一面の砂の中を進んで、馬の背の上に行き、海岸に行き、
砂まみれになりながら楽しんでいた。


それから帰路に就いたわけだけど、
鳥取の出発が遅かった上、帰りも宝塚西・東トンネルが心配だ。
果たして終電までに帰れるのだろうかと不安もあったが、
幸い、中国道には渋滞もなく、終電には間に合った。
時間のことはもうちょっと計画をよく考えておくべきだったね。
けど、無事に到着できたから、とりあえずは成功かな。

都バスで下町をうろょろ

今日は東京で1日時間をつぶす必要に迫られ、
都バス一日乗車券を片手に台東区を中心にぼちぼち回っていた。


なんで都バス一日乗車券なんだという話だが、
まず値段が500円と安い、安いがバスしかない。大きな問題だ。
都営地下鉄、都電など都営交通すべて使える都営まるごときっぷは700円だから悩んだ。
ただ、1回都心を横断してしまえば、あとは行動範囲は狭いのでバスでも十分だ。
歩いてもいいかなと思ったけど、暑いのでクーラー付きのバスはありがたい。
というわけで、昨日、都バス一日乗車券を買おうと思い都営地下鉄の定期券売場に言ったら、
都営地下鉄と都バスの定期券売場は違うらしく、都バスの定期券売場を探してそこで買った。
使う日付を削ってから使うタイプだった。


まずはバスを何本か乗り継いで上野公園へ。
いきなり蓮だらけの不忍池に出迎えられた。
目的地は東京国立博物館、ちょうど公園の南端から北端まで移動せなならん。
国立博物館に行って常設展、東博では総合文化展と言ってたか、を一通りみてた。
その意図はまた今度書こうと思うが、まぁ広い博物館だねぇ。
入館料は大学生で410円、奈良国立博物館は260円だから(実際はキャンパスメンバーなので払わないが)に比べると高い、
が、その充実っぷりを考えると高いわけがない。
広い博物館だから頻繁にどこかで展示替えが起きていて、来る度にかなり印象が変わりそう。
上野公園はたくさん博物館があって、1日時間を費やすのも簡単だろう。
奈良公園で1日つぶせるということに通じるものがある。


次に向かったのは浅草寺、
人がたくさんあふれていた。さすが集客力がありますねぇ。
周りを見渡すと日本最古の遊園地とのことだが、浅草花やしきが見えた。
制約が多い都市型遊園地としてはうまく行ってるのかなぁ。
都市型遊園地と聞くと、フェスティバルゲートの姿がちらついて仕方ないが。


次にスカイツリータウンに、
バスの広告で説明してたが、途中でアサヒビールのビルが見えた。
うんこビルとか言ってる人がいたがリバーピア吾妻橋とのこと。
スカイツリータウンに言ったのはスカイツリーに上るためではなく、
その下の様子を視察に行ったということで、またそのことはいずれ。
ここで気づいたけど今日は花火なのか。


最後に秋葉原、いつもの、と思ったがよく考えるとずいぶん久しぶりだった。
電気街とともに、ちょっと足を延ばして神田明神に、
なんか神田明神についての新聞の切り抜きが張られていたが、すごい神社だ。
江戸総鎮守という言葉の通りだ。


そして、銭湯で汗を流して今に至る。
タブレットで打つのは大変なのでとりあえずこれぐらい。大概書いたけど。
秋葉原から乗れる大阪バスを選んだので気楽だ。

魔法のワゴンで売りまくる

今日は内定者親睦会ということで本社まで行ってきた。
もうすっかり馴染みのルートになっているような気がする。


例によって新幹線に乗ってたのだけど、
今日は車内販売が特に繁盛してる気がした。
いつもよく売れてますけど、今日は特に、
それで車掌が検札に回ってたらすぐにワゴンに追いついてしまう有り様だった。


このワゴン、なかなかすごい。
車内販売の一番の売れ線はコーヒーだけど、そのポットと作業スペースは一番手前にある。
そして、ハンディ端末で売上を打ち込むのだけど、
ワゴンにはお金の入った引き出しとプリンタもある。
だからレジスターとしての機能も申し分ない。
さらにクーラーボックスもあり、弁当・お土産・お菓子と雑多なものを限られたスペースに詰め込んでいる。
なかなかすごいなと思った。


まぁ僕は必要なものはあらかじめ買って持ち込むから車内販売を使おうと思ったことはない。
ただ、新幹線は乗車時間が長いので、車内販売のニーズは強いのだろう。
確かに3時間後とか見越して用意できるかというとそうもいかんよな。
近鉄特急は車内販売やめてた時期があるし、今もごく一部でやってるだけだけど、
近鉄特急ぐらいの乗車時間だと需要はそこまでではないんだろう。
新幹線の車内販売の売れ行きはなかなか爽快だ。

グランフロントで展示会ができる!

来週にETWestが開催される。

去年も研究室の人たちと行ってきたが、今年も行くことになった。

ETWestで見た世界


去年のETWestと今年のETWest、決定的に違うのが会場である。

去年まではインテックス大阪で行われていたが、今年はグランフロント大阪で行われる。

確かにグランフロントは企業・研究機関の交流の場所としての機能を持っている。

そんなわけで、国際会議・展示会をすることもできるはず。


けど、そんなスペースどこにあったっけ?

どうも気づいてなかったが、グランフロントの北館地下2階にナレッジキャピタル コングレコンベンションセンターなる施設があるらしい。

ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター

ちなみにコングレは運営会社の名前らしい。「国際会議のコングレ」と名乗るほどだから、国際会議の運営に強いのだろう。

地下2階という立地はなんとも陰気だが、設備的にはそこそこのものを備えている。

ホールA・B・Cが合わせて1700m2、ETWestではここを展示場に使う。大きな会議場としても使える。

他に会議室が7つ、そのうちルーム1・2・3はぶち抜きで大きな会議室としても使え、展示場としても使える。

ETWestではそれぞれの会議室をセミナー会場として使うはず。


それにしてもインテックス大阪を1館貸しきってやっていたイベントがこんな会場に果たして収まるのか。

去年のETWestの会場はインテックス大阪の5号館だった。

5号館Aゾーンの面積は4728m2、だからホールA・B・Cの1700m2はインテックス大阪5号館の1/3程度に相当する。

全然足りてないと思ったかも知れないけど、インテックス大阪でやってたときは、展示場内を区切ってセミナー会場を作っていた。

実際に展示に費やされていたのは半分程度で、セミナー会場を配置してもスペースには余裕があり、空きスペースも多かった。

だからセミナー会場に会議室をあてれば、1700m2でも展示スペースは十分まかなえるというのは確かにそうだと思う。


ETWestの会場にグランフロントが選ばれたのはターミナル直結だからだろう。

確かにターミナル直結でこれだけの会場が用意できるところはなかなかない。

展示場の面積としては小規模だが、用途次第ではこれでも十分であることがわかる。

インテックス大阪のときよりは窮屈かも知れないけど、確かにETWestは収まるようだ。


そういや、難波の南海会館ビル建替計画でも同様にホール・カンファレンス機能を設けることになっている。

大阪の玄関口としての機能を強化する中で出てきた話だが、グランフロントと重なるところは多い。

こうしてターミナル直結の施設が出てくると既存の施設は危ういのではと思うかも知れないが、あまり心配いらないんじゃないかな。

スケールという点では、展示場としてはインテックス大阪、会議場としては中之島のグランキューブ大阪は盤石だろう。

それぞれ良さがあるのでニーズに合わせて選べばよいでしょうと。


しかし、グランフロントでのETWestはどうなるんだろうな。気になるところ。

まずは、ちゃんとたどり着けるかが問題だけど。北館まで行ってエスカレーターをひたすら降りれば着くのかな?

均一料金と通行券のコンビ

高速道路の通行料金というと、基本的には入口で通行券を取り、出口の料金所で通行券を渡して区間に応じた料金を支払う仕組みになっている。

ETCの場合は、無線通行だけど、考えとしては一緒だ。

ところが、都市高速の場合は均一制の料金が多いし、NEXCO管理の高速道路でも都市高速規格ということか、均一制の料金はある。

この均一制の料金の不思議な話を書こうと思う。


均一制の料金をとる場合、一般的には入口の料金所だけあればよくて、出口に料金所はいらない。

それでスペースの制約が厳しい都市高速で均一制料金が重宝されてきたわけだ。

入口だけに料金所を用意することが多いが、出口だけに料金所を設けても同じことだ。

例えば、西名阪自動車道の奈良県内区間は、大阪方面は入口、天理方面は出口で料金を徴収することになっている。


均一制の場合は、通行券は使わないことが普通だが、一部で通行券が使われることがある。

阪和自動車道は松原JCT~岸和田和泉ICが均一制になっている。

ここも、大阪方面は入口で、和歌山方面は出口で料金を徴収することになっている。

ここで岸和田和泉IC・堺IC・堺JCT(堺泉北有料道路方面)から大阪方面に向かう場合は通行券が渡されるようになっている。

なぜか? それは堺JCTより大阪側に進んだところにある堺本線料金所で均一区間のみの利用であると示す必要があるからだ。


岸和田和泉ICより和歌山側から大阪方面に阪和自動車道を走っていく場合、

入口で通行券を取って走って行く、そして岸和田和泉ICを超えて、堺本線料金所にたどりつく。

ここで、岸和田和泉ICまでの区間制料金と岸和田和泉ICより先の均一制料金を合わせて支払うことになっている。

もし、岸和田和泉IC・堺IC・堺泉北有料道路で通行券を渡さなかった場合、通行券をなくしてしまった人と区別が付かない。

なので、均一区間内だけの利用ですよということを示すために通行券を出しているわけだ。

この通行券を堺本線料金所で渡せば、均一制料金だけ払えば済むわけだ。


でもなんでこんなまどろっこしい方法を取ってるのだろう。

実は、昔は岸和田和泉IC・堺IC・堺JCTでの通行券がない代わりに、岸和田和泉ICより和歌山側に岸和田本線料金所があったそうだ。

今も、和歌山方面には岸和田本線料金所はあるが、それが大阪方面にもあったそうだ。

この岸和田本線料金所では岸和田和泉ICまでの区間制料金を徴収していた。

それでさらに大阪方面に進む場合は、堺本線料金所で均一制料金を支払っていた。

つまり和歌山方面から大阪方面に均一区間を通り抜ける場合は本線料金所に2回停まる必要があった。

それは煩わしいぞ、ということで、岸和田本線料金所を廃止して、堺本線料金所までの均一区間のICでも通行券を発行するようにした。


逆に大阪方面から和歌山方面に行く場合も、堺本線料金所で均一制料金を支払い、岸和田本線料金所で通行券を渡す仕組みだったのを改め、

堺本線料金所を廃止して、岸和田本線料金所で均一制料金の徴収と通行券の発行を同時に行うようにした。

こちらは堺JCT・堺IC・岸和田和泉ICの大阪方面からの出口に料金所を増設して、

岸和田和泉ICの和歌山方面の入口で通行券を発行するようにした。

岸和田和泉ICから和歌山方面に向かう場合、すぐに岸和田本線料金所があるが、ここで岸和田和泉ICの通行券を見せると、均一制料金は払わなくてよい。


料金所を撤去した結果、通行券が必要になったということで、この程度ならわからないこともないが、

第二京阪道路の均一制料金はさっぱりわからない。

第二京阪道路は門真JCTで均一制の近畿自動車道に接続し、久御山JCTで区間制の京滋バイパスと接続している。

その上でどういうシステムがよいのかということを考えてみる。

まず、少なくとも門真JCTで近畿自動車道に入る手前には近畿自動車道の料金を徴収するために本線料金所が必要になる。

そして、門真JCTから久御山JCTに向かう間に通行券を発行するための料金所が必要だ。

第二京阪道路を全区間区間制にするのなら、本線料金所は大阪方面も京都方面も1つあればよい。


ただし、区間制にするためには入口・出口いずれにも料金所が必要になる。そのためのスペースを都市高速仕様の第二京阪道路に確保できるかは問題だ。

それで、実際の第二京阪道路はどうなってるのかというと、

久御山方面から京田辺本線料金所までは区間制料金で、京田辺本線料金所から門真JCTは交野北・交野南ICを境に2区間の均一制料金になっている。

ん? 2区間の均一制料金? なんかえらい複雑だな。

京都方面から近畿道に走る場合、京田辺本線料金所では京田辺本線料金所までの区間制料金と交野北・交野南ICまでの均一制料金を支払う。

そして、門真JCTの手前、門真本線料金所では交野北・交野南ICからと近畿自動車道の均一制料金を支払う。

逆に近畿道から京都方面に走る場合は、京田辺本線料金所までなにもない。

そして京田辺本線料金所で、門真JCTから京田辺本線料金所までの2区間分の均一制料金を支払い、通行券をもらう。

ん? 均一区間が2区間に分かれてるのに、1箇所でまとめて徴収するのか? なんかおかしい。


大阪方面は、京田辺本線料金所~交野北ICは入口で均一制料金を徴収し、交野南IC~門真JCTは出口で均一制料金を徴収する仕組みになっている。

こっちはまぁわかりやすいと思う。こうすれば門真JCT手前では近畿自動車道の料金と1つの料金所で徴収できるのでスマートだ。

しかし、京都方面はこの逆ではないんですね。全区間で出口で均一区間の料金を一括して徴収する。

門真JCT~交野南ICの出口では1区間分の料金を徴収するだけだから特に問題は無い。

けど、交野北IC~京田辺本線料金所の区間はそうもいかない。2区間分か1区間分か判別しないとならないからだ。

なので、交野北IC~京田辺本線料金所の区間は入口にも料金所があって、ここで通行券を発行する。

そして出口では通行券がある場合は1区間、ない場合は2区間分の均一制料金を徴収する。と、ここで均一制にもかかわらず通行券が出てくるのだ。


しかし、交野北IC~京田辺本線料金所の区間はもはや、京都方面は入口・出口ともに料金所がいるわけで、均一制のメリットは薄い。

そこまでするなら区間制料金でもよかったのでは? と思うほどだ。

均一制料金は利用区間によらず料金が一緒ということで、短距離利用者にとっては不公平感がある。

なぜ第二京阪道路がこんな複雑な方法をとったのかはよくわからない。

大規模な本線料金所を設けられる場所が限られていたというのが1つ考えられる。それが京田辺本線料金所だったのだろうか。

だからといって京田辺本線料金所~門真JCTを1区間の均一料金区間にすると不公平が過ぎる。そこで2区間に分割したと。

交野北ICより京都側の京都方面は入口・出口とも料金所を設ける必要が生じるが、

それさえ許容すれば京都方面の本線料金所は京田辺本線料金所の1箇所だけで済むので合理的だと考えたのだろう。


シンプルと思ってた均一制料金だが、こんな複雑なシステムの道路もあるのだ。

ただ、阪和自動車道にしても第二京阪道路にしても、通行券を発行するのは均一区間でも郊外側の一部の料金所だけ、

料金所の配置の都合で通行券を発行するものの、それでも残りの都心側の区間では均一制のメリットはあるという考えだろう。

いや、そうかな? とも思うけど、正当化できないわけではない。

大阪・鶴見にてETCカードの即日発行

即日発行のクレジットカードと言えばセゾンカードというのは定説らしいが、

それもこれもセゾンカウンターを各地の商業施設に設置しているのが大きい。

確かに商業施設でカード会員募集中とか仮設のカウンターを設けているところは多い。

しかし、常設のカウンターを持っている会社となると限られるし、即日発行のためのシステムを整備しているところはさらに限られる。

仮カードを渡すだけならいろいろあるだろうけど、正式なカードを即日で渡せるようにするにはなかなか大がかりになりますからね。

そんな中でセゾンカウンターの充実度は特に優れているということらしい。


今週末、研究室のM2でレンタカーを借りて日本海側に出かけようという話が出てきた。

もうちょっと前から出てたんだけど、来月中旬も候補にあって、そっちになると思いきや、今週末に行くことに決まったのだった。

あ、僕は運転しませんよ。

それで今日、レンタカーの手配をしてきたそうで、そのときもらってきた営業所の場所などを書いたチラシを見てたら、

「ETCカード貸出しています」と書かれていた。

ETCカードがない客でも店からETCカードを借りて、ETC割引の恩恵を受けられるようにというサービスらしい。車載器はもはや標準搭載だ。

おー、これ使わせてもらったらいいんじゃないの、というと、ETCカード貸出サービスをやってる営業所は限られているようで、

今回の発着地の営業所はやっていないので使えない。ああそうか。


けどETCカードあったら便利だよなぁ。誰かETCカード持ってないかなと聞いても、持ってる人なんていない。

ETCカードってクレジットカードに無料で付加できるところが多いからね。持ってる人がいても不思議ではないのだが……

いや、しかし使うあてもないのにETCカードを作る人はいないよな。

今週末までにETCカードを用意できればいいが……というところで冒頭の話になるわけですよ。

実は、セゾンカウンターに行けばETCカードの即日発行ができるんですね。

これなら申し込んで郵送されてくるのを待つ必要はないのだ。これはいいアイデアだと思った。


とはいえ、最初にたいへん充実していると書いたセゾンカウンターだが、関西には数えるほどしかない。

そりゃ西友も西武百貨店もこのあたりにはさっぱりですからね。

関西にあるセゾンカウンターを列挙すると、

  • 三井アウトレットパーク大阪鶴見
  • ららぽーと甲子園
  • 三井アウトレットパークマリンピア神戸
  • ザ・モール姫路
  • 大津パルコ
  • 西友水口店
  • 三井アウトレットパーク滋賀竜王

三井不動産がいなければ本当に寂しい状態だった。7箇所中4箇所は三井不動産絡みですからね。

どれ1つとして都心立地がなくて、しかもクレジットカードの即日発行に対応してるのはららぽーと甲子園と大津パルコの2箇所だけ。

全く使えないわけではないが、なんとも期待外れだ。

お膝元の東京はもちろん、名古屋・福岡・札幌・仙台とかたいていの大都市は都心に即日発行対応のカウンターあるもんなんだけどね。


ただ、ETCカードの即日発行の説明を見る限りでは特にセゾンカウンターを限定しているようには見えない。

ETCカード即日発行サービスについて (クレディセゾン)

ということは鶴見のセゾンカウンターでも大丈夫なのか? 鶴見なら帰り道に寄ろうと思えば寄れるぞ。

Webを見る限りでは即日発行できない記述は全く無いが、だからといって即日発行できると明示されているわけではない。

とりあえず行ってみてダメだったとなると残念なので、電話で聞いてみることにした。

というわけでコールセンターにかけてみた。オペレータにつなぐまで2分そこら待たされた。

「どこのセゾンカウンターでもETCカードの即日発行はできるのか?」と聞くと「どこでも出来るわけではない。どこに行くつもりか?」と聞いてきた。

それで大阪の鶴見だというと、対応しているとのこと。結局いけるのね。

おそらくたいていのセゾンカウンターは対応してるのだろうけど、一部非対応のところもあるのだろう。

ちゃんとWebでも明示していただきたいものだが。


というわけで帰り道に鶴見のアウトレットに寄ってみた。

場所としては門真南駅の南側で、一応は大阪市鶴見区だね。星型の建物で、一見体育館のように見えた。

それで玄関から入るといきなりセゾンATMがあった。けどセゾンATMのあたりにはカウンターはない。

カウンターがあって、その横にATMが置かれているようなイメージだったんだけどなぁ……

フロアマップを見てみたのだがセゾンカウンターは書かれていない。うーん……どこにあるんだ。

ようわからんので、インフォメーションに「セゾンカウンターはどこか」と聞いてみると「ここです」とのこと。

モールの案内所がセゾンカウンターを兼ねているようだ。それで「カード受付」とか貼り紙がしてあったのか。てっきりポイントカードの受付かと。


セゾンカウンターでのETCカード即日発行に必要なものはセゾンカードと本人確認書類だけだ。

セゾンカードでも提携カードは即日発行非対応だったりするのでWebの説明を事前に見ておくとよいだろう。

カードと本人確認書類を渡すと「お電話いただいていたのですね」と、

ちゃんと記録されてるのか。確かに電話かけるときにカード番号打ち込んだな。

「カードにローマ字の刻印が入りませんが大丈夫ですか?」と言うから「それってなにか問題あるんですか?」と聞くと、

「特にありませんよ。裏面にもサインしていただきますし」と、そりゃそうか。

おそらくカードに刻印する装置がなくて、予め用意してあるカードを渡すだけなのだろう。

クレジットカード即日発行対応のカウンターなら刻印を入れる装置は必須だが、ETCカードだけなら予めカードを用意すればいらんと。

それだけETCカードの即日発行のニーズがあるってことなんだろうね。

申込書を書いたら、まもなくカードが出てきて、その場で裏面にサインさせられた。さすがカード会社のカウンターだ。

そんなこんなで10分そこらですんなりETCカードがもらえた。意外に派手なデザインのETCカードだなと思った。

ETCカード (クレディセゾン)

ここにカードのデザイン載ってるね。


ちなみにクレジットカードの即日発行に対応しているクレジットカードはセゾンカード以外だと、

エポスカード、ACマスターカード(アコム)がある。仮カードの即日発行は他にもいくつかあるけど、正式なカードとなるとこの3つしかないそうだ。

エポスカードはマルイにあるエポスカードセンターで発行できる。大阪・神戸・京都の都心にあるので、セゾンカウンターより便利かも。

そういやマルイの中で臨時のカウンターを設けてエポスカードの会員を募集してたとき、

「このカードは仮カードですが、エポスカードセンターに持って行っていただければ、本日中に正式なカードをお渡しできます」と説明してたな。

ACマスターカードはアコムのキャッシングのカードを兼ねていて、アコムの有人店舗・無人契約機で発行できるそうだ。ネットワーク的には最強だな。

ただ……自動的にリボだったり、審査が消費者金融の基準だとか、クレジットカードの機能としてはイマイチなんですよね。


さらにETCカードの即日発行となると、できるのはセゾンカードしかないはず。

今回のように急にETCカードが使いたくなることもあるだろうから、それに即日で対応できるというのは大きなアドバンテージだ。

ETCカードが急いで必要なニーズがあることは他のカード会社も知ってるんだろうね。

イオンカードは13時までの申込みで翌日にETCカードを発送するということをアピールしている。

ETC専用カード (イオンカード)

今日の13時までに申込みを完了させれば木曜日は受け取れるだろうということで、けっこう心強い気はする。

ただ、実際にカウンターに足を運んでもよいなら、即日発行にかなうものはないだろう。時間もたいしてかからないし。


なるほど、即日発行と言えばセゾンカードと言われるだけのことはあると思った。

ちなみにクレジットカードの即日発行と同時にETCカードの即日発行を希望する場合は、

Webでの申込時にETCカードの発行希望をせずに、カウンターでETCカードの発行を申し出るのがポイントらしい。

WebでETCカードの発行を申し込むと必ず後日郵送になってしまうのだけど、

即日発行されたクレジットカードがあればETCカードの即日発行ができるということだそうで。ちょっとした裏技だな。

すぐにETCカード欲しいんだけど……じゃあセゾンカードごと作るか! という人がどれぐらいいるかは知らんが。