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さて、それで記事を読んでいたのだが、興味深い記事があった。
PSPの充電装置を作ったというお話。
6[V]の電池で、5[V]を得る方法ということです。
まぁ普通に考えれば、三端子レギュレーター使うわな。
この例でも確かに三端子レギュレーターを使ってるようだった。
これは、出力電圧を5[V]とかにするように調整してくれるICだったはず。
非常に熱が発生するという評判なので、確認して必要なら放熱フィンを付けろと書いてある。
計算式は載ってるから、電流がどれぐらい流れるか考えて計算すればよさそう。
多分6[V]から5[V]に下げる程度なら、そこまで極端に熱は出さないんだろうと思うけど。電圧の差の分が熱になるらしいので。
ところで、この三端子レギュレーターというのはIN・GND・OUTの三端子があるからそんな名前。
まぁ大体予想通りで、INを入力電圧、GNDをグランド、OUTを使うところにつなげばいい。
けど、IN・OUTのところにGNDに並列に0.1[μF]とか小さいコンデンサを取り付けてあげないといけない。
どうもこれを付けないと調子が悪いらしい。おまじないと言われてしまうけど、大切なものらしいです。
で、どうも説明書きを見ると、これだけでも結構よさそうなことを書いてある。
まぁしかし、実際はこれ以外に、電解コンデンサを付けた方が良さそう。
入力側が不安定なら、入力側に取り付ける。なんだけど、これって必要なのかな?
そもそも安定な電圧を取り出すための三端子レギュレーターなんだから。
極端に不安定な入力電圧なら必要っぽい。
で、出力側は取り付けた方がいいらしいね。
融通のために必要だと言うこと。なるほど、それは重要。
容量は決め方は結構難しいみたい。
まぁだけど、小さな回路だったら100[μF]ぐらい取り付けておけばOKみたい。
コンデンサは大切だけど、なかなかわかりにくいですよね。
抵抗みたいに電流の制限に使うものでもないし…
まぁしかし、コンデンサはおまじないだと割切れば非常に簡単に回路が作れますね。
いや、それは悪い態度だと言うかもしれないけど。
しかし、PSPの充電に使う回路ねぇ。
実際の充電はPSPの電源コネクタのところにつないでやるらしいけど。
そりゃそうか…直接バッテリーに充電するのは楽じゃない。
件の回路図では、入力側にも出力側にも1000[μF]も取り付けてた。
ちょっと大きいのかと思ったけど、電流がたくさん流れるなら有用なのかな。
けど入力側はこんなにいらない気がするのだが…
しかしあんまり容量が大きくなると、出力電圧が入力電圧よりも高くなることがあるらしい。
その対策のためにダイオードをつないで、電流を逃がすようにしてレギュレーターを保護することがあるらしい。
最近は、電池をギリギリまで利用できるように、入力電圧と出力電圧の差の限界の小さいのが多いらしい。
まぁそんな加減もあるのかもしれない。備えあれば憂い無しとはこのことかもしれない。