買い方によって追加ページたくさん

今日、集英社の電子書籍サイト「週プレグラジャパ」で新刊の電子書籍を買った。

山崎はるか&田所あずさフォトブック~特装合本版~ (週プレグラジャパ)

これは最近、集英社が取り組んでいる「声優トモ写!」というシリーズの新作で、

プライベートでも仲良しの声優2人組にして、お互いに写真を撮らせるというもの。

写真集の著者は撮影した人なので、電子書籍ストアによっては相方の声優の名前が著者筆頭になってたりして不思議な感じがする。

基本的には集英社の電子書籍を扱うストアで買えるのだが、直販であるグラジャパで買うと追加ページが付いてくる。

これが思ったより多かった。


2人組で撮影しているということは、2人分の写真集が同時に出る。

そしてそれを合わせた合本版というのも出るが、単に2つ足したものではない。

表紙が別にあって、そして合本版の追加ページというのもある。

  1. 山崎はるかフォトブック 本編 60ページ(うち表紙1ページ)
  2. 山崎はるかフォトブック グラジャパ限定 6ページ
  3. 田所あずさフォトブック 本編 54ページ(うち表紙1ページ)
  4. 田所あずさフォトブック グラジャパ限定 6ページ
  5. 合本版限定 13ページ(うち表紙1ページ)

白紙は除いて数えたつもり。

他のストアで単独版を買った場合 1 または 3 のみ、合本版を買った場合は1+3+5のはず。


合本版の定価は単独版2冊分と同じである。

他のストアで単独版2冊をバラバラに買った場合は114ページに対し、直販で合本版を買うと139ページと2割ほど増える。

ただ、BOOK☆WALKERでキャンペーン合わせで買えば4割引ぐらいになることもあるので、

直販でこうして買うのは、新刊で特に思い入れがある場合に限られる。

他のストアで買うと統合管理できないのも不都合という考えもある。

とはいえ、追加ページは他の買い方では付いてこないものなので代えがたいものである。

というか合本版の追加ページの存在は今回初めて知った。


以前、声優のグラビアについてこんな話を紹介している。

主婦の友社が強い

伝統的に強いのが 主婦の友社(主婦の友インフォス) と 学研(イード) なんですよね。

ただ、この分野はグラビアについて実績のある他の出版社も興味があり、

KADOKAWAがアイドルのグラビア雑誌だった「My Girl」を気づいたら声優のグラビア雑誌に作り替えてしまったりという出来事も紹介している。


集英社も興味があるようで、時々漫画雑誌で特集を組んだりしている。

さっきの「週プレグラジャパ」のサイトでは検索機能があって、

その検索項目の1つに「職業」というのがある。多いのは「グラドル」「モデル」「アイドル」と言ったところ。(kこの3つはくっきり境界が付く区分なのか?)

このあたりはグラビアの王道という印象はあるが、ついで「声優」というのがある。

だいぶ増えましたね。以前見たときは「レースクイーン」よりは少なかった覚えがあるが。


ともあれ、「声優」で絞り込んでみると、最近は「声優トモ写」シリーズが並んでいるが、

掘ってみると一番古いのが小宮有紗さんの写真集があって、2017年刊である。

この頃に紙の本で写真集「Majestic」が出ている。(電子書籍への登録は少し後)

おそらくこれが全てのスタートだったのかもしれない。

なお、小宮さんはもともと実写作品に出ていた俳優で、特に特撮作品への出演が多かったという。

アニメとも親和性が高く、ここを行き来しながら活躍する人は多い印象である。

その点では純然たる声優のグラビアとしてやったわけではないのかもしれない。

ただ、そこからラブライブ!サンシャイン!!の他の出演者に手を広げていることが見て取れる。


僕が感銘を受けて、グラジャパで初めて購入したのが伊藤美来さんの「追憶とモノローグ」という作品である。

実は伊藤さんはその少し前にPyxis(同事務所の豊田萌絵さんとのユニット)で集英社から「POP&CUTE!」という写真集を出している。

これは表紙が水着で、典型的なアイドルのグラビアのごとく肌を見せておけばよいという感じだった。

これ自体はBOOK☆WALKERで買って、集英社はこんなことやるのかと見てた。

こちらは打って変わっての内容で、こういう見せ方があるのかと。

これはグラジャパ限定ページも見逃せないなと、こっちで買ったことを覚えている。

ちなみに伊藤さんは今年になって紙の本で写真集を出したが、その発売元は小学館である。

集英社ではなかった。(それ以前にも主婦の友社から写真集を出しているのだが)


美人の写真集を出すのに理由がいるのか? という話はあるが、

やはりキャラクタを演じる人の姿というのが声優のグラビアをやる理由ではないかと思い、

もしかして? と思ったのが、週刊ヤングジャンプで連載されている漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」との関係である。

なんとなく最近の「声優トモ写」のラインナップを見ると、

どちらかがウマ娘に出演している場合が多い印象がある。

そこを意識しての人選ならば集英社がやる理由というのは大きいように思える。


というわけでこういうのもあるという話ですね。

集英社としては、雑誌や紙の写真集というところから少し離れて、

Web限定の写真集で、それも声優2人組で撮影し合うという、かなり独自な路線でこの分野を開拓しようとしているが、

ゆくゆくはこれをきっかけにしてより本格的な写真集も作れないかとか考えているのかも。

王道路線はすでに他社に押さえられてしまっているというのはあると思うんですが、

やはり漫画雑誌が背景にあるのは軽視できないポイントだと思っていて、

そこにはチャンスがあるんじゃないかな? と思うけど意外と難しいんかね。

今後も注目するべき新作は出るのではないかとみている。

放置されると売上は自動的に確定

少し前にヤフオクに出品していたブロマイドが売れて、

それで定形郵便で出荷して、2日後の早朝に落札者から評価が付いたと連絡が。

ちょっと早いなと思ったのだが、変だったのは評価は付いたが、受取連絡がないこと。

商品を受けとる前に評価を付けることもできるので誤操作か?

と思ったが、受取連絡のつもりで評価してたらマズイなと、メッセージを送るも返答なし。

そのまま受取連絡がなされることはなかった。

そして今日、受取連絡のないまま、決済から15日経過し売上が確定した。


個人間取引やっているといろいろなことをする人がいるんだけど。

厄介なのが購入しても発送しない人と、受け取っても受取連絡をしない人だと思う。

前者は商品が手に入らないので大問題である。

ただ、相手が全く無反応で発送されていないならばキャンセル対応が可能である。

後者は時間が経てば何らか売上を確定できるとはいえ、だいぶかかる。


システム上で売上が自動確定するまでかかったのは今回が初めてだと思ったが、

過去にメルカリで一度経験してたみたいですね。

これは発送から9日経過しても受取連絡がない場合に申請が出来て、取引メッセージを確認の上、承認されるようだ。

あと、以前、ラクマでその寸前まで行ったことはある。

ラクマの場合、発送から5日経過しても受取連絡がないと「受取確認申請」ができる。

5日ってのはかなり短いですね。追跡情報で確認出来るのが前提ですかね。

で、そこで確認申請をすると、相手に受取確認の催促が行くので数日待つ。

結局はこのときはその3日後に受取連絡が来て取引完了となった。

合計すれば購入から8日後なので、双方の都合次第では普通にありうる程度だが、何も連絡が無かったのがどうかと思う。


ところで最近、ヤフオク・PayPayフリマでこういう告知があった。

【仕様変更】発送連絡のない取引に対して自動キャンセルを行います (ヤフオク)

決済から15日経過すると自動で売上が確定するというのは、

現在は発送連絡がない場合でも売上確定が行われるということである。

ただ、発送連絡がない状態で8日経過すると、キャンセル申請を行うことができる。

黎明期のPayPayフリマで一度、それでキャンセル申請をしたことがある。

つい最近、ヤフオク・PayPayフリマの禁止事項として7日経っても発送しないことが含まれることとなった。

【再掲】ヤフオク!ガイドライン細則等の改定予定のお知らせ(一定期限を超える発送の禁止等) (ヤフオク)

これにより8日経過後に発送連絡が無い場合は申請により即時キャンセルが成立する。


メルカリとラクマについては、事前に登録した「発送までの日数」に対して一定期間超過したタイミングでキャンセル申請ができる。

このため、外出などで規定期間内に発送できない場合に問題になりかねない。

ただ、このとき取引メッセージの内容を人が確認してキャンセル可否を判断するので、

購入後まもなく、購入者に合意を得ている場合などは対象にならないと考えられる。

以前、メルカリで合意の上、発送を引き延ばしていたことがあったのだが、

催促が届き続けて、このままだと自動キャンセルするぞと言われたので、事務局に合意の上で発送を先送りしていると連絡したことがある。

メッセージを見るから勝手にキャンセルすることはないと返答されたが。


どのやり方が正しいというわけではないのだが、

ヤフオク・PayPayフリマは機械的なルールで処理できるようになっていて、

わかりやすいが、トラブルになったときに出品者有利な傾向にあるとは言えるかも知れない。

例えば、以前、メルカリでこんなトラブルがありましたが。

どうせd払いで買うならd曜日合わせで金曜の日付が変わる頃に購入。(略)

発送元の地域から見ると3日後ということで木曜日、ポストを見るも届かず。(略)

その後どうなったかというと、実はこの人は同雑誌を複数買いしていたようだ。

それがまだ余っているので、もう1冊送り直しますよということになった。(略)

金曜には到着。無事に取引が完了できた。

(定形外郵便でトラブル発生)

もし、これと同じようなことがヤフオクであったとすると、15日後には売上は自動確定してしまう。

このときは購入の14日後には取引が完了しているが、ヤフオク・PayPayフリマで商品不着によるキャンセル申請ができるのは決済の8~12日後となっている。

なので、ここまで取引を引っ張るとキャンセル申請という道がなくなってしまう。

もちろん、14日経過してもメッセージのやりとりはしばらく継続できるし、

出品者からの振込による返金などの対応は可能なのだが、確実性に乏しい。


メルカリはシステム利用料が割高だが、トラブル時の対応がよいので価値がある、

と言っていた人を見たが、それは確かにその通りなのかもしれない。

購入したが発送されない、発送したが受取連絡が来ない、というのはどこのプラットフォームも似たり寄ったりだが、

発送連絡があったが届かない、届いたが不備があるというときに、メルカリは速やかに返金対応されているような話を見る。

受取連絡がない場合も、今回の様なケースならもう少し早く売上確定になるかと。


困った話ですけどね。

理由があって受取連絡が遅れる場合は言ってくれれば悪いようにはしないのだが。

今回の不可解なところは、なぜか先行して評価が行われたというところ。

すなわち全くの無反応ではないんですよね。

でも、誤解ではないかとメッセージを送るも反応がないので、なんか悪意がありそうなのだが。

このときに落札者の評価を確認したら悪い評価として付いているものではなかったが、受取連絡が遅かったことをうかがわせるような記載があり、

もうこの時点でほとんど諦めたんだけど、まさか本当に15日引っ張られるとは。

自動確定なので特に手間もかかってないのだが、なんだかなぁと思いますね。

とはいえ、早々に諦めは付いたし、気楽といえばそうですがね。

ダービー優勝は凱旋門賞への道

今日は日本ダービー、優勝したのはドウデュースだった。

昨年の朝日杯フューチュリティステークスの覇者で、皐月賞では悔しい3着、

鞍上のちょっとした作戦の差が勝敗を分けたような印象だった。

ダービーでもチャンスはあるんじゃないかという感じはあったし、

そこはベテランの武騎手がいいとこ見せたということなんだと思う。


この勝利はとても大きな意味があって――

【皐月賞】ドウデュース 凱旋門賞登録へ 友道師「恥じないような結果を出して行きたい」 (デイリースポーツ)

このニュースが報じられたのは皐月賞の直前のことである。

凱旋門賞の初回登録は5月上旬締め切りなので、登録を考えているならば皐月賞の前には動いていること自体は不思議なことではない。

ただ、皐月賞の結果を見てから最終決定でも間に合うはずなのに、早々登録を宣言したという。

それもこれもオーナーの意向である。


これは皐月賞かダービー、どっちか勝てば行くのはほぼ確定なんだろうなと。

皐月賞で勝つ気満々だったのかもしれないが、これは惜しくもかなわず、ダービーはお見事な勝利だった。

これによりダービー馬としてヨーロッパのチャンピオン決定戦に挑戦できるというのもあるけど、

それだけではないメリットがJRAの海外遠征協力金である。

対象レースは凱旋門賞で、凱旋門賞出走により500万円、帰国後にジャパンカップまたは有馬記念に出走するとさらに1000万円支給される。

招待競走ではない凱旋門賞に挑戦する馬主の負担を少し軽減してくれる制度で、

その背景にはフランス本国以上に売れるJRA発売の凱旋門賞の馬券売上がある。

ただ、この制度の適用を受けるために満たすべき条件がある。

交付対象競走実施日前日までに,パートIのGI競走で優勝したことのある馬(ただし2歳時の成績を除く。)

ドウデュースは2歳に朝日杯フューチュリティステークスを勝っているが、これでは足りない。

すなわち皐月賞かダービーを勝たないとこの制度の対象にはならないのだ。


ちなみに去年、日本から凱旋門賞に挑戦したクロノジェネシスとディープボンド、

クロノジェネシスは秋華賞他G1 4勝での挑戦で、帰国後に有馬記念に出ているから1500万円の協力金が支給されているはず。

それに対してディープボンドはG1未勝利なので去年は対象外だった。

今年も天皇賞(春)で2着に敗れ、宝塚記念次第だが、対象になるかは微妙なところ。

京都新聞杯・阪神大賞典(2連覇)・フォワ賞と重賞4勝なんですけどね。


もちろんこの制度の適用があったところでオーナーの持出は大きい。

さらに登録の報があったときには皐月賞前で、皐月賞・ダービーの2冠だってあり得た。

凱旋門賞へ向かうということは菊花賞へは行かないということ。

三冠の権利を捨てても凱旋門賞に行くのかと言われると、大概の人は困ってしまう。

それでも凱旋門賞に行くのだと断言できるのは、オーナーの並々ならぬ熱意である。

ファンもキーファーズだし仕方ないという反応であろう。


凱旋門賞も楽しみだが、それよりむしろ楽しみなのはこちらではないか。

2022アイリッシュチャンピオンステークス(G1)に日本馬が予備登録 (JRA)

アイルランドのレースだが、凱旋門賞の前哨戦の1つとして知られるレースである。

前哨戦というけど、文字通り、アイルランドのチャンピオン決定戦なんですよね。

1着賞金は58万ユーロ……8000万円っていうと札幌記念みたいな賞金だな。

それでもヨーロッパでは高額な方でしょう。


もっともアイリッシュチャンピオンステークスに登録したのは、今登録すれば登録料免除だからというのはある。

なので実際、前哨戦として選ぶのかはよくわからないところはある。

とはいえ、ドウデュースについてはこれではないかと思っていて、

それは松島オーナーはアイルランドを拠点とする生産者「クールモアスタッド」とつながりがあり、

昨年、凱旋門賞→ジャパンカップと走ったジャパンとブルームは、クールモアと松島オーナーの共同所有馬だし、

インゼルサラブレッドクラブを通じてクールモアの馬を日本に連れてきたりしている。

アイルランド滞在で凱旋門賞に向けて調整し、直前にパリへ輸送というのは現実的な案ではないか。

それで2000m戦というのもドウデュースにはよさそうな感じがしますしね。


もう1つ、このレースに勝つといいことがある。

それはジャパンカップの指定外国競走優勝馬の褒賞金である。

ジャパンカップの指定レースに凱旋門賞があるのは有名な話だが、

アイリッシュチャンピオンステークスも対象レースに入っている。

日本調教馬も支給対象で、外国調教馬とは金額は違うんですが、

ジャパンカップ優勝で200万USドル、2着で40万USドル、3着で25万USドル、それ以下でも10万USドルもらえる。

ダービーと同じ舞台ですからよい結果は期待できますからね。

凱旋門賞勝ってジャパンカップ挑戦なら最高ですけど、

アイリッシュチャンピオンステークス勝って、凱旋門賞残念、ジャパンカップ挑戦でもOKなので、これは1つ狙いたいところである。


ちなみに、ドバイシーマクラシックも対象レースなので、昨年のダービー優勝馬のシャフリヤールは今年のジャパンカップに出ると対象である。

彼も凱旋門賞登録してますよね。

来月のプリンスオブウェールズステークスに出走のためにもうすぐイギリスに渡るらしいが。

今年はプラチナジュビリー(女王在位70年記念)で賞金が増額されていて、

それでも日本のG1ほどは賞金出ませんけど、日本でよきレースがないと判断したのか遠征を決めたようだ。


というわけで、今後順調に進めば、ドウデュースの凱旋門賞挑戦は確実で、

その鞍上は今日と同じく武騎手となるだろう。

ただ、ちょっと困った話もあって、それは凱旋門賞と同日に日本ではスプリンターズステークスがあるということ。

ニュージーランドトロフィーのピンチ

ニュージーランドトロフィーを優勝して、NHKマイルカップは7着だったジャングロの鞍上は武騎手である。

ここ2戦はマイルを走ったが、3歳のこの時期に1200mで3勝していて、走るレースに困った結果とも言える。

ここからはスプリント戦に注力するであろうこと、そして秋の目標がスプリンターズステークスなのは誰が考えてもわかる話だが……と。

もっともこれと似たような話はあって、それがメイケイエールですよ。

この時点で武騎手で重賞3勝、代わりを調整した結果、池添騎手が騎乗することになった。

これはどうも合うということでその後も継続して騎乗し、重賞2勝を重ねた。

順調にいけばこのコンビでまたスプリンターズステークスに現れるのではないか。

ジャングロはどうかわからないけどね。

でも代わりは探さないといけないのはほぼ確定でしょう。仕方ない。

特別支援学校も高校相当に違いないんだが

そういうこともあるのかと思ったのだけど。

知的障害のある球児に開かれた扉 豊川特別支援学校が連合チームで愛知県予選参加 (Full-Count)

特別支援学校(高等部)の生徒が全国高校野球選手権愛知大会に参加するという話である。

高校相当の学校ならば高専の1~3年生のチームでも出たりしてるから、

参加資格としては問題なさそうだが、なぜか1人の名前しか書いてないのがおかしい。

よく読むと「連合チームの一員として」とある。どういうこっちゃ。


連合チームというと、学校再編に伴って使われることが多いと聞いていた。

学校再編のやり方にもよるが、複数の学校を統合する場合、3年生だけのA高校・B高校、1~2年生だけのC高校というのが制度上並立していることがある。

このような場合、A・B・C高校と分かれていても実質的に1つのチームである場合があるので、

複数校で1つの連合チームとして大会に出場できる場合が多い。硬式野球もそうだと。

しかし、今回の話で出てきた連合チームは学校統合とは関係ないもので、

野球部員が9人に満たない学校同士の連合チームというものである。

2012年から出来た制度で、この制度を念頭に9人以下の野球部が増えたという。

連合チーム、過去最多の107チーム 夏の高校野球 (朝日新聞デジタル)

昨年実績では309校107チームが連合チームで参加している。

うち19チームは学校統合関係なので、部員不足は88チームということか。


具体的には今回の場合は5校の連合チームになるみたいですね。

豊川特別支援学校には野球部がないが、愛知県高野連が加盟を認め、衣台・御津、一色、松平との5校連合が実現した。

(豊川特別支援学校の林龍之介が連合チームで愛知大会出場へ「足を生かしたい」【甲子園夢プロジェクト】 (中日スポーツ))

当たり前のことながら小規模な野球部のある学校同士で組む必要があるので、

単純に近くの学校同士というわけにもいかなかったようで、三河地域の広域にまたがっている。

このあたりは連合チームという選択肢があっても生かすことは難しいかもしれない。


それにしても知的障害者の野球ってそれなりに行われているはずだが。

と思って調べたところ、実は知的障害者の野球というのは通常、軟式野球なんですよね。

もちろん高校の軟式野球について全国大会は行われているので、

特別支援学校の高等部が参加して、他の高校とともに戦うことはできる。

南大沢学園「知的障害特別支援学校で全国初の高野連加盟軟式野球部の取組」 (pdf)

これはこれでチャンピオンへの道には違いないが、甲子園への道ではない。


そういう諸々の事情を考えたときに、硬式野球で大会に参加するには連合チームにならざるを得ないのが現状のようだ。

規模面でも硬式野球のチームを1つ組むのはハードルは高いのだろう。

ただ、連合チームを組むには他の学校との協力関係が必要である。

今回は三河地域で連合チームを組んでいた学校に合流する形で実現できたが、

こういうのが揃わない地域も多いでしょうからね。


というわけで、特別支援学校(高等部)から甲子園への道は開けなくはないが、

なかなか正攻法とは言えないところが難しいですね。

基本は学校対抗戦であるという背景はやはり無視できないですからね。

ゆくゆくは特別支援学校で1チーム作れる学校が出てくるためには、

まず1人でも連合チームに送り込むところからだというのはわかるけど。

しかし、軟式野球に比べるとなにかと負担が重い硬式野球で十分なメンバーが揃うのは現実的な構想なのかとも思う。


ちなみに野球に限らず、特別支援学校の高等部は高校の大会に参加可能なようだ。

東京都高等学校体育連盟の加盟校一覧を見ると何校か書いてありますね。

他の高校の生徒と競技をすることを考えると聴覚障害と知的障害が主ですかね。

ちなみに高専も加盟している。1~3年生に限って参加しているはず。

もっとも高専大会や大学・社会人クラスの大会がターゲットになる部活動が多いので、参加している種目は限られるが。

未定は匿名配送にはならない

最近発売されたCD(Blu-ray付き)、安く買えないもんかなとPayPayフリマ・ヤフオク・ラクマ・メルカリと調べていた。

そんな中でメルカリでこれならばという値段が付いていたので買おうと思った。

この人、他にどんなの出品しているのかなとプロフィールを見ると、

「できるだけ安くするため発送は普通郵便を使うことが多いです。メルカリ便の方が安い場合は購入後に変更して発送します」との記載が。

これ自体はまぁそういうものかなと思ったのだが、

問題はこの商品が6000円ほどと高価で、発送方法が「未定」で登録されていたこと。


というわけで質問したところ、郵便局(ゆうゆうメルカリ便)かヤマト(らくらくメルカリ便)が決めていないということだった。

ああ、なるほど。それで「未定」だったんですか。

本当はどちらか適当に決めてくれた方がいいのだが、理由は理解できるのでそのまま購入手続きをした。


ところで ゆうゆうメルカリ便・らくらくメルカリ便 を使う場合でも匿名配送にならない場合がある。

それは今回のように「未定」や、あるいは「ゆうメール」など匿名配送ではない配送手段から変更した場合である。

確かにそのような場合、購入手続きが完了すると発送先が表示されるので、

配送システム上で匿名化する理由がないというのも確かな話である。

なので、発送者が貼るラベルにもう宛先が表示されている。

確かラクマでもそうだったはず。


なお、メルカリもラクマも匿名配送同士の発送方法変更は原則可能である。

ただし、郵便局・コンビニ受取はゆうゆうメルカリ便限定なので、そこから らくらくメルカリ便 に変更する場合は購入者側での対応が必要になる。

事前に購入者の承諾を得るようにとは記載されているが。

しかし、上のケースを除けば、特に購入者側で対応が必要になるわけでもないですからね。

仮にどちらか選んで、不都合なら後から変更するという運用にすれば、匿名配送で後から選択ということも実質的には可能ではある。


ちなみにヤフオク・PayPayフリマはそういうことはできない。

最初に日本郵便かヤマト運輸、どちらの匿名配送を使うか選ぶ必要がある。

ヤフオクの場合は、各社のサービスの区分も先に選んでおく必要があるが、

ゆうパック→ゆうパケット、宅急便→ネコポス の変更も禁止されている。

もっとも購入後にサイズが超過することが判明した場合は、購入者の承諾を得て、取引メッセージで発送先情報を教えてもらって発送することは規定上許されている。

重量制限がゆるくて助かった

でも、匿名配送の割安な料金は最初に選んだ場合しか使えませんからね。


今回は匿名配送にこだわる必要はないと判断したが、

過去にラクマでは「匿名配送の方と優先的に取引したい」とかメッセージを送って、匿名配送に事前に確定させてもらってから注文したことはある。

こんなことを書いているが、明らかに女性向けの本だったので、男らしき名前で注文すると心証が悪いかもと思っただけですけどね。

確認してみると、そのつもりだったと確定させてくれる人ばかりでもありましたが。


ちなみに今回のメルカリでの支払いには珍しくもd払いを使った。

ほぼFamiPayでの支払いで、d払いは手数料100円加算されるから選ぶ理由がないように見える。

ただ、今回は比較的高価な商品なので、そんなに悪くないと判断した。

金・土のd曜日のキャンペーンで購入額の2%のdポイントが後日付与される。

(6000+100)×2%=122円なので、一応手数料以上の恩恵はあるんですよね。

だからといってFamiPayよりお得であるとは言えないのだが……

キャンペーン期間中に、三菱UFJ銀行の口座登録とチャージ&d払い利用で、最大合計1,000ポイントdポイントプレゼント! (d払い)

このキャンペーンのために今月中に何らかd払い残高を使う必要があった。

なおかつ、dポイントもそれなりに貯まっていた。

これらを総合的に考えれば、100円払ってd払いを使っても割が合うと考えた。

しかし、d払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払い に100円加算するメルカリのやり方はいかにも人の足下を見るような態度でどうかと思う。

それでもメリットがある場合はあるけど、そういうもんではないでしょう。

やっと外国からの観光もできる

やっとこさという話ですが。

外国人観光客の受け入れ 来月10日から再開へ 岸田首相が表明 (NHK)

3月からビジネス・留学目的での入国が拡大され、

さほど大きな問題もなく推移していることや、日本国内や諸外国の状況もある程度落ち着いた状態が続いているということで、やっとこさ観光客もという話になった。

あと、そういうことをするには、下記の方針転換もある。

来月1日から1日の入国者総数を2万人に引き上げるとともに、入国時の検査実績で陽性率が低い国については入国時検査を行わずに入国を認めることにする


この「検査実績で陽性率が低い国」というのはどういうところかという話である。

▽最も低いグループの国などからの入国者は3回目のワクチン接種をしていなくても入国時の検査や自宅などでの待機措置を免除するとしています。
これまでの政府の試算ではアメリカやイギリスなど100か国程度が対象になると見込まれています。
▽2番目のグループは3回目のワクチン接種をしていることを条件に検査などを免除するとしていて、エジプトやベトナムなど90か国余りが対象となる見通しです。
▽最も陽性率が高いグループは数か国程度になりそうだということで、検査などは継続するとしています。

(水際対策 入国時検査の陽性率に応じ検疫緩和の国・地域決定へ (NHK))

え? アメリカももっとも緩いグループ含まれるんですか。

とはいえ、陰性証明を取得して渡航する人に検査をしても十分低いのはそうなんだろう。

当地での蔓延度もあるだろうけど、それ以上に検査の信頼性が問題なのだろう。


韓国・シンガポールや台湾といった地域は蔓延度が低く、感染対策も徹底されている。

そういうところからの入国者を検査したり自宅待機させるのはアホらしいなとは思っていた。

それが受入人数の制約にもつながっていたのだから、緩和は必須でもある。

ただ、どの程度まで対象にできるか? という線引きは意外と難しい。

これまでの実績による陽性率をベースに引いているが、ただ今後、当該国からの入国者には原則検査をしないとなると、今後陽性率の数字が更新されることはない。

となると、今後の状況の変化に的確に対応できるかは問題である。


観光客の入国が増えるとなると、懸念は観光客の感染対策についての取り組みかなぁ。

今はビジネス・留学というのは受入機関の責任で感染対策を徹底させることができる。

出発地によっては、普段やっているのと同じようにやってくれればよいと言えるけど、

アメリカやヨーロッパ諸国ではだいぶ対策がいい加減な話を聞くところである。

マスク着用の励行、食事時の大声での会話を避けるといった対策を怠ると、それにより被害を受けるのは主に周りの人々である。

おそらく国もそこは心配しているのだろうと見えていて、当面は添乗員付きのツアーに限るとのこと。

ただ、ゆくゆくは自由旅行もという話はあるだろうから、どうかなぁと。


どうしてこういう心配をするかというと、沖縄県の状況を見てかなぁ。

そもそも昨年、ロードマップに従って入国時の規制緩和を進めるところが、

オミクロン株の流行により、日本国内への流入ペースを抑える対策に出た。

復元するのに3月ぐらいまでかかり、そこからさらに緩和に進むのが来月という状況。

で、このオミクロン株の流入を抑える対策はそれなりに効果はあったのだが、

それを破ったのはおそらくはアメリカ軍関係者の仕業である。

渡航時の検査がろくに行われていなかったことも問題だが、それ以上に不十分な感染対策により、基地内外でばらまいたことが大きいんじゃないか。

というわけで、入国者の感染対策というのは心配だなぁと。


もう1つ、沖縄県を見て学ぶべきことは、ワクチン接種が進んでも新型コロナウイルスはそれなりに怖いということである。

連休を挟んで感染拡大があるのでは? と心配されたが、全国的に見れば感染者数は微減傾向が続いている。

これは平素からの感染対策によるところが大きく、これはよくやってるんじゃないか。

ただ、特異的なのが沖縄県で感染者数が多い状況が続いている。

沖縄県は医療体制も脆弱ですから、医療機関の受入制限なんてことも起きている。

沖縄県の特異性について、明確な原因はわからないけど、アメリカ軍関係者の存在や、世帯構成など、他府県と異なる特徴がある可能性はある。


なかなかこういう状況で感染対策を緩めるという選択は取れないわけですよね。

状況が変わるとすれば12歳以下のワクチン接種の進展ですが、

接種する意志はあっても夏休みまで待たないと難しいのかなと。

それもどこまで普及するのかなというのはある。

それが画期的なほどの効果を生むのか? というのもある。


ということで観光客が感染対策に取り組んでくれることに期待したい。

それさえきちんと出来れば大きな問題はないと思うんですよね。

ただ、それは難しいんではないかというのは、どうにもぬぐえないところがある。

添乗員付きのツアーだと、そこはきちんと指導されるとは思うんだがね。


ところでこの逆に日本から外国に行く観光客もいるが、課題は外国で新型コロナウイルスを拾わないで済むかということである。

これは業務旅行でもそうですよね。

勤務先で海外出張は可能だが要否は慎重に検討するようにという話があった。

1つは費用の問題だが、もう1つは帰国時に陰性証明が取れないと滞在期間が延びてしまうリスクがあるということ。

旅行先というのもそういうことを意識して選択せざるを得ないと思う。


実のところ、外国からの旅行客が日本を選んでくれるのかというところも問題である。

日本への観光客の出発地として大きかったのが、中国大陸・韓国・台湾・香港といったところ。

しかし、この中で韓国以外は当地の規制の問題で観光目的での出国は難しい。

一方で、追い風となる要素として、円安というのがある。

これがどれぐらい期待できるかですけどね。

当面は添乗員付きのツアーで厳しい感染対策が求められるのもありますし。

ボロい測定器はわかりにくい

最近は連日出社して評価をやっている。

複数人で分担しているのだけど、そのうち1人が測定器やツールの操作に慣れていないのでいろいろサポートしていた。

2年前に来た新人だけど、あんまりこういうことをやってなかったみたい。

いろいろなタイプの仕事があるのはそうですがね。


というわけで測定器を操作して、評価対象の機器からデータを吸い出す、

このデータの吸い出し部分のサポートをしていたのだが「なんか数字がおかしくない?」と。

あまりに不可解な動きをするので、ハンディのデジタルマルチメーターを持ってきて測っていたら、測定器の出力がおかしいことに気づいた。

0.00V出力とセットしているのに、0.9Vぐらいの出力が出てしまっている。

いろいろ切り離して確認した結果、測定器そのものの出力がおかしいことが判明。

これは故障か? となって代わりの測定器を用意して、それに交換して評価をすると、

だいたい期待通りの数字が出てきて、これなら評価できるねと。

おかしいことに自分で気づいてくれればよかったのだが、そういう勘も働かなかったと。


もうだいぶ古い測定器で故障していたらそれは仕方ないけど、

ボロいのに使われ続けていたのは同種の測定器が慢性的に不足していて……

というわけで、ダメなら捨てるしかないが捨てるには惜しいな。

なんて思いながら、説明書を確認して設定の初期化を実施してみた。

そうすると指定した値が出力されるようになった。

どうも何らかの設定によって設定値と異なる出力が出るようになっていたらしい。

しかし、それがどのような設定かは全く見当が付かないのだが。

これは故障じゃないねととりあえず定位置に戻したのだが。


代わりに確保した測定器と見比べて思ったけど、

交換前の測定器は表示器が数字5桁ぐらいしか表示できない。

それに対して交換後の測定器はドットマトリックスの蛍光表示管(これも一昔前の表示器だが)で、表示できる情報量が多い。

例えば、画面には出力設定値とともに、リミッタの設定値・動作状況も表示されるようになっている。

このため、想定と違う動きをしても、何が起きたか判別しやすくなっている。


最近の測定器は液晶ディスプレイが付いたものも多いですよね。

しかもカラー表示のものも多い。

こんな測定器に液晶ディスプレイが付くのかと思ったこともあったけど。

表示の自由度が高いわりに低コストということは理由として大きいんだろうけど、

何を設定しているか、何を表示しているかということに悩むことは少なくなり、

説明書いらずは言いすぎにしても、だいぶ操作も直感的になった。


それにしても問題の測定器はだいぶ古いよなと改めて思った。

メーカーのWebサイトから説明書のPDFをダウンロードしてきたら、まずスキャンしただけのPDFだから文字起こしされていないので検索ができない。

あと、RS232CとかGPIBで制御できるようになっているけど、

その操作方法の例示がひたすらBASICというのも時代を感じる。


そんな機器をよく使い続けてるなというのはもっともな指摘ですが。

前に、測定器の管理をしている人といろいろ話したんだけど、

計画的に測定器の買換は進めているが、性能が見合っていない測定器や、校正の維持が難しい測定器が優先されるわけである。

そんな中で今回問題となったタイプの測定器は、あまりこのあたりの問題が無く、

なおかつ、比較的高価で、同じ予算では他の測定器を優先したい事情は理解できる。

その一方で使用頻度の高い測定器なので、稼働率はかなり高い。

ゆえに新しく測定器を買っても、古いのを捨てるということもあまりやってこなかった。

なので他の種類の測定器と比べても格段にボロを引く確率が高い。


とはいえ、台数不足を古い測定器で補っているという状況はあまりいいとも思えない。

それでこの測定器の機能を部分的に代替出来るハンディタイプの測定器があって、

それならこれ1台分の値段で3~4台ぐらい買えたような気がするので、そういうのも考えてはどうか? という提案をしたんですけどね。

ただ、これを買えば古い測定器が捨てられるかというと、そうもいかないけど。

なにしろ一部の機能しか代替出来ないわけだし。

でも、古い測定器の稼働率はある程度は下がるでしょうし、能率は改善できるんじゃないか。

ビックカメラはラクウルに期待する

先週末にビックカメラの配当金計算書と株主通信と買物券が届いて、

またソフマップに行って中古品を物色しないとなと思うともに、

ラクウルの割増券をくっつけて、前に使っていたAMD APUを送りつけた。

手元にちょうどいい箱もなかったので、久々に箱を持って集荷に来てもらった。

月曜にはもう査定完了で、割増分を除いても1100円付いた。

事前に検索したときには500円と出てきて、減額や0円査定も覚悟してたが予想外に高かった。

一体これをいくらで売るんでしょうね?


ビックカメラグループにおいて、ソフマップは中古品の買取・販売に注力する会社である。

新品のソフト(といってもゲーム・音楽・映像など)はまだしも、新品のハードはあんまりでしょう。

その中古品の売買ということでは、まず買取がスタート地点である。

実店舗での買取をやらないわけではないが、その範囲は縮小して、

その代わり、ラクウルを充実させているのが実情らしい。

そのラクウルは他社と提携し、ソフマップでは扱わなかったような商品群の買取もするようになった。

家の不用品は大概ラクウルに送りつければよいという仕組みを作っていると。


ということで具体的にどういうことが起きているのかという話ですが。

このたび、ブックオフコーポレーション株式会社と買い取り業務での協業に伴い、映像ソフト、フィギュア、及びホビー商品の店頭での買い取りを取りやめ、「ラクウル」でのみの買い取りに運用を変更いたします。
※ゲームソフト、アニメブルーレイソフトは店頭買取いたします。

(ソフマップとブックオフがリユース、サービスサポート事業で協業!! (ソフマップ))

ソフマップ自身で販売するのをやめるという意味なのかな?

ともかく従来は店舗で買取していたものの一部はラクウルでしか買わなくなった。


それに関係してか新しくできた「ソフマップAKIBA 駅前館」の店内にラクウルステーションというのができた。

ラクウルステーションのご案内 (ラクウル)

ラクウルへの取次を行う窓口で、商品を渡すだけだから待ち時間が少ない?

なお、この店内でも通常の買取業務はやっているので、

どちらを選ぶかというのはあると思うけど。


あと、従来の店頭買取というのは、その場で買取金を現金で受け取れるのも魅力だったかもしれないが、ラクウルの買取金も現金で受けとれるようになった。

この度、よりセキュリティの高い本人確認方法※(書類と本人写真)にアップデートすることで、新たに最寄りのビックカメラグループ各店のサービスサポートカウンターで買取代金を受け取ることが出来る「お店で現金受け取り(手数料無料)」のサービスを開始いたします。

これまでは、宅配買取(ラクウル)の買取代金はアプリのウォレットに貯まり、預金口座の振込で受け取るか、(手数料:250円)、ビック買取マネー(ポイント)での受け取りでした。新しい本人確認方法を導入することで、店舗にお立ち寄りの際にも買取代金が受け取れるようになります。

(ビックカメラグループの買取総合アプリ「ラクウル」 更に便利に・使いやすくアップデート! ~宅配キットもリニューアル!お得なキャンペーンも実施~ (ラクウル))

買取マネーだと5%増しで使えるが、ソフマップ通販か、ビックカメラグループの実店舗でしか使えない。銀行振込だと手数料が取られる。

しかし、ここに第3の選択肢として、店頭で現金で受け取るというものができた。

ビックカメラグループの実店舗というのはコジマも含むから、うちみたいに近所にコジマがあるならそれでもよい。

(コジマは買取カウンターのある店舗に限るとなっているが取扱店は多い)


やはり実店舗での査定というのは人員配置の面で難しいところもあるんだと思う。

ヤマト運輸に集荷・配送を依頼してというのは、それはそれでお金はかかるが、

ただ、査定には商品群ごとに異なる技量が要求されるようなところを考えれば、

ラクウルで集めて、商品群ごとに自社あるいは提携先に割り振って、それで査定してもらうというのが、いいというのは納得できる面はある。

待ってればよいのは楽ではあるんですよね。それも何週間も待たされる話ではないし。


あとは買い取った商品の販路ですが……

「株式会社じゃんぱら」の株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ (pdf) (ソフマップ)

えっ!? じゃんぱらがソフマップ傘下だと……と驚いたんですがね。

昔はドスパラを経営するサードウェーブの関連会社だったんですけどね。

いつしかそこを離れ、ソフマップの子会社になったわけですが。

ソフマップはRe:Collectionみたいな販売専門の小型店舗を考慮しても数が少ない印象はあり、

それに対して じゃんぱら は全国50店舗もありますからね。

もちろん、じゃんぱら はそれはそれで歴史あるブランドではあり、今後どういう形で統合されていくのかは気になるところですね。


さっきのプレスリリースにも書かれているんだけど、

当社リユース事業の中核であるパソコン、スマートフォン等のデジタル製品については個人情報のデータ消去や商品メンテナンスの不安等からCtoCでは拡がりをみせず、今後もBtoC市場での成長が十分に期待できる分野です。

とあるけど、デジタル機器の売買というのは専門性が高いんですよね。

買う側もそうだけど、売る側にとっても難しいですね。

HDD・SSDは自分で消去・点検してPayPayフリマで売ったことはあるが、それが限界かなぁと思った。

レンタル業者による売却やその他業務用途で使っていた機器の売却というのも多いんですよね。

もちろんレンタル業者が直接個人向けに売ることもあるけど、それができる業者も限られるよね。

Windows 11を見据えた中古PC

ラクウルはデジタル機器以外の買取もやるけど、やはりなんやかんや言っても大きいのはそこじゃないかなぁ。

歌手デビュー10年間の苦悩

今日は久々に市内で1日過ごすというのに休暇を取った。

それは昨日出かけていたからなのだが、それがこのコンサート。

Machico 10th Annivesary Live ~Trajectory~

会場は世田谷区の昭和女子大学人見記念講堂――って大学なんですか。

三軒茶屋駅から近いということで、運賃が安いという理由だけで世田谷線を使って行った。

大学の敷地にたたずむ講堂で不思議な感じだった。


今までオールスタンディングのライブハウスで行うことが多かった中で座席のあるホールだった。

今どき珍しくも1席おきなのは、それで収まったからというのもあるのだろうが、

ライブハウスでの開催では実現性に疑問もあったので、こういうホールを確保したのはあるのだろう。

かつての感覚で言えばだいぶ背伸びした会場選びである。

それは開催に確実を期すための会場選びでもあったのだろう。満席になればなおよかったが。


それはそうとして、Machicoさん、歌手デビュー10年ですって。

本編でも言及していたし、パンフレットにもいろいろ書いてあったけど、デビューから4年ほどはいろいろな苦悩があったようである。

前提として、Machicoさんは2011年のタレントスカウトキャラバンをきっかけにホリプロ(後にホリプロインターナショナルに分社)に所属することになったことがある。

大手芸能事務所の挑戦だった

これは「声優アーティスト」を見いだすためのオーディションだったが、

ホリプロ自身手探りなところもあっただろうし、採用後の流れはいろいろだった。

Machicoさんは早々2012年に「すぴぱら」というゲームの主題歌で歌手デビューした。

ただ、歌手としてのデビューは早かったが、声優としてのデビューにはここからしばらくかかった。


では声優としてのデビュー作はなんだったのか?

これはアイドルマスターミリオンライブの伊吹翼役である。ゲームのリリースが2014年である。

TVアニメで名前のあるキャラクターを演じたのは2015年放送の「聖剣使いの禁呪詠唱」とのこと。

声優と言われて一般にイメージするような仕事にたどり着くには3年ぐらい要したわけだ。

この頃には同期はTVアニメで何作か主役級のキャラクターを演じて……という状況だった。


それでも歌手活動が順調ならよかったのだが、歌の仕事が多かったわけではない。

そんな中で事務所が「Anisong Ichiban!!」というイベントを2013年から定期的にやって、事務所の同期たちとともに定期的に歌う機会が与えられていた。

(上で引用した記事は2017年に「Anisong Ichiban!!」が久々に行われたときのもの)

これはこれでよい機会であった一方で、困ったこともあった。

というのも、当初の会場が「AKIBAカルチャーズ劇場」ということで、アイドルのファンを取り込むような形でやっていたが、行儀の悪い人も多かったのだ。

2014年にミリオンライブで役を得て、注目度の高いコンテンツでかつ、キャラクターとして歌う機会もあり、歌手活動についても注目を受けたわけだが、

その客層は「動物園のよう」と例えられるほどだったそう。

そこからの立て直しには(同期たち含めて)事務所も苦心したようである。


そんな苦労を乗り越えて、2016年にTVアニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」の主題歌「fantastic dreamer」でメジャーデビュー(日本コロムビア)を果たす。

これによりアニメ・ゲーム音楽のフェスに出演したりと知名度を上げていくことになる。

「動物園のよう」なライブももうその頃には過去のものとなっていた。

比較対象が事務所の同期たちでは分が悪いが、十分に売れっ子と言えるところまできた。


さらにここ2年ぐらいでさらに注目を浴びることがあった。

1つが「ウマ娘 プリティーダービー」のヒットである。

ウマ娘が発表された2016年頃から音楽関係は先行して動き始めていたが、

これが大きく注目を浴びたのは2018年放送開始のTVアニメ、そして2021年にやっとリリースされたゲームのおかげだろう。

Machicoさんは2021年放送の2nd Seasonの主人公であるトウカイテイオーを演じており、この点で注目を浴びることが特に増えた。


もう1つが2020年からプリキュアシリーズの主題歌を担当していること。

それ以前にプリキュアに出演してたことが、ここにつながったのだと思うが。

歌手として子供たちの憧れになるというのは、アニメ分野で歌手をする人にとっては名誉あることだろう。

ということで歌手という面でも注目度が上がったところである。

今は日本コロムビア発売の楽曲より、こっちの方が見る機会が多いのかも。


それでもあのホールを満席にできるほどは客は集まらんのかとも思うが。

でもインターネット配信はやってましたから、実際に見てた人数はもっといるか。

やはり各種のコンテンツで注目を浴びても、それをファンをソロの歌手活動にまで引きずり込むのはけっこう大変なことである。

フェスなどを通じて根気よくアピールしていきたいもんですがね。


一昔前は歌手デビューが先行して、時々キャラクターに声をあてるような、そんな声優ってけっこういた印象はあるけどね。

栗林みな実 さん(一時Minamiに改名していたが)が2005年放送のTVアニメ「舞-乙HiME」で主題歌を担当する一方で、エルスティン・ホーを演じていたとか。

彼女の数少ないTVアニメ出演の1つだったらしい。(調べたら本当に少なかった)

2012年にMachicoさんがデビューしたときはギリギリそんなプランもあったのかも。


デビュー10年を迎えて向かうべき道はなんだろうか?

やはり魅力はボーカルだと思うんだよな。歌手として歌う姿がやはり一番合っている気がする。

それはANIMAX MUSIXなどのフェスでパフォーマンスを見て、その後もワンマンライブなどで見て、やっぱりこれだなと。

ただ、それだけではなかなか差別化も難しいのかも知れない。

そこで助けになってきたのがミリオンライブやウマ娘のように、セリフも歌もキャラクターを演じるというようなところなのかな。

これも芝居も歌もうまい人が多いから大変だけど、やはり はまり役というのはある。

こういうことは本人や事務所がよく考えていることでしょうが。

Amazonで不思議な中古本のまとめ買い

メルカリで気になる中古雑誌が安かったので買って、

届いてパラパラ見てたら、バックナンバーの紹介に気になる特集が。

そこでその号を安く買えるところがないかといろいろ探したところ、

Amazonマーケットプレイスがもっとも安そうだった。

そんな中に店名に「○点購入で○円返金」などと書いた店があり、

その店が気になった複数の号にあったので、それならとその店の在庫からあれこれとピックアップ。

なんと10冊もまとめ買いをすることになった。返金額はそこそこ。


Amazonマーケットプレイスでは1点ごとに送料が加算される。

店にもよるのだが、極端な場合、商品価格1円に送料350円というようなことも。

Amazonの中古本の送料って?

Amazonのシステムでは同一店舗でまとめ買いしても送料は1点ずつ加算される。

商品価格1円・送料350円の本を3冊買うと、351×3=1053円となる。

しかし店によっては、これを後から補正して送料を一部値引くことがある。

まぁ少数派ではありますけどね。


注文したらその日のうちに出荷されたと通知が。

そしてその後返金通知が届いたが、ちょっと予想外の内容だった。

この返金は以下の商品に対する返金です。

商品: (購入した商品の一部)
理由: ご返品

ご注意:10冊発送します。○○○円の返金ですが、アマゾンの手数料分お客様に還元してます。

発送した商品の一部をすぐに返品した扱いにしてしまったようだ。

返金するとしていた金額より数円多く返金されているが、そちらの方がお得らしい。

いや、それってルール上どうなの? という感じはあるけど。

ちなみにAmazonギフト券で購入したので、返金はギフト券の残高になされる。


その翌日、ゆうパックで荷物が届いたが、これもちょっと予想外の形だった。

今どきあまり見ない手書き伝票に、郵便窓口で貼られた証紙(金額を書いた切手の代わりに貼られるもの)が貼られていた。

ゆうパックの手書き伝票なんて最後に見たのはいつだろ?

しかし手書き伝票でゆうパックを送るとしても、証紙なんて貼るもんなんかね。

というのも約款上、ゆうパックは1個から料金別納にできることになっていて、

それは料金別納と書いてあれば、現金・電子マネー・切手で料金を受け取るだけでよいということ。特に証紙を貼る必要はないはず。

特にゆうパックをコンビニから送る場合は料金別納扱いにするのが必須のはず。


それで気になって手書き伝票を観察してみたところ、

証紙を貼ってある場所には、何も記載されていない四角形があった。

大昔にゆうパックの伝票を見たときは、この欄に「料金別納」と刷り込まれてたような。

先に料金別納と刷り込んでいるのはコンビニ発送を意識してのことだと思ったが。

よくわからなかったのでゆうパックの伝票について調べたところ判明したのは、

この伝票はB伝票という郵便窓口・集荷での発送専用の伝票だったということ。

一般の利用者に配布される伝票はC伝票といい、コンビニでの発送に対応したタイプだ。

おそらくこのタイプには料金別納と刷り込まれているのだろう。


ではB伝票は何に使われるものなのか? これは郵便局に伝票の印刷を依頼すると使われるらしい。

すなわちこの業者はゆうパックの発送を一定行う予定はあるということで、

郵便局に依頼して伝票を刷ってもらったのだろう。(実際、発送元は印字されていた)

かといって、料金後納の承認は得ていない?

でもマーケットプレイスの発送のための割引運賃のゆうメールを使うなら後納承認はあると思うが?

確かなのは郵便局に行って現金あるいは電子マネーで払って発送していたこと。

なぜこのタイプの伝票に料金別納と刷り込んでいないのかはよくわからない。

もしかすると「料金後納」など押印して使っているケースもあるのかもしれない。


というわけで、いろいろな意味で奇怪な買い物だった。

まぁ物自体は満足なんですけどね。1冊あたりにするとだいぶ安かったし。

まだ整理途中だけど、期待通りの特集が組まれていてよかったですね。