時計のサイズのこと

Yahoo!ショッピングのキャンペーン合わせで腕時計を買うか、

ということでいろいろ探してたが、結局はカシオかという感じ。

そんなわけでカシオのWebサイトでいろいろ探していたわけだが、

そこで自分が今使っているのがひっかからないのでどういうこっちゃと、

検索条件をいろいろ変える中で気づいたのはこれは「レディース」を選ばないとひっかからないということである。


えっ? そうだったの? と思ったのだが、よくよく見てみると理由がわかった。

実は「サイズ」という項目として「メンズ」「レディース」「ユニセックス」が存在したのである。

すなわち単純に大きいか小さいかだけの話である。

そして、同じ形状の時計はどんなデザインでもこの分類は変わらないのである。

なるほどな。それならこれはレディースに分類されてしかるべきだろう。

同じシリーズはいかにも女性向けのが多かったわけだし。


実際どういう使われ方をしているのかは気になるところだが。

腕が細いのにデカイ時計を付けるのは見合わない気がするが、

その逆は別にいいんじゃない? という感じはある。

というわけでサイズにはあまりこだわらず探したところである。

これはゴテゴテしすぎているなとか、この機能は落とせないなとか、

考えていくとわりと小さなところに落ち着いて行く傾向はあった。

その中で気に入ったデザインがあったので、これでという感じですかね。


ちょっと妥協はあって、実際使ってみるとどうなのかな? と思うところはある。

実機を見て選ぶべきだったかとか、考えるところもあるけど、

今よりは使いやすいものになるんじゃないかなとは思う。

そういえば今の時計って急場しのぎで買ったものだったような覚えがあり、

そういえばその前に使っていた時計が破損して、わりと急に買ったやつだったなと。

それが2017年のことだから、想像より気に入ったというところなのかもしれない。

11年ぶりに行く技研公開

NHKの番組でNHK放送技術研究所の公開の話が出ており、

久しぶりに行くかと。前に行ったけど11年前ですね。

NHK技研で来たるべき8Kを知る

そりゃ当時とは全然事情が違うわけか。


うちから鉄道で行くとなかなか面倒なのだが、途中までバイクで行くと行きやすい。

ナビに従って走って行き、なんやかんやとして世田谷区砧のNHK技研に到着した。

デカイ建物だなと思った。まぁ放送分野では日本最大の研究所だし。

全体的な感想としては、本業が放送局なので、説明がわかりやすいですね。

資料もさることながら、話し方とか、拡声器とかいろいろ準備もあるんだろう。


そんな中でも気になった話がいくつか。

「可搬型リアルタイムアバター合成システム」といっていたが、

8Kカメラ1台で撮影した映像にアバターを合成して、そこからあたかもカメラワークで切り抜いているような映像を作るものである。

「VTuberのような」と説明があったが、NHKですのでリアル世界と合成した映像を作りたいと。

ところがカメラワークがあると合成がとても難しくなってしまう。

じゃあカメラ動かさなきゃいいじゃないと。8Kカメラなら2K程度なら好きに切り出せるよねと。

これは11年でだいぶ変わったなと思うところだが、8Kカメラがすごく小さくなっていたことである。

大きめのACアダプタみたいな筐体から目玉が出たような形である。

11年前はまだ8Kカメラは大きいので、機動性の面では4Kカメラを活用していきたい話もあった。

でも今はそんなことないんですね。8Kカメラが汎用的に使えると。


この合成に使っていたアバターには「砧ラボ」という名前が付いていて、

バーチャル技研職員という名目で会場のいろいろなところに描かれていた。

こういう例題として使えるキャラクタを作るのもNHKって感じ。


地上波・衛星それぞれに新しい放送方式の検討という話があった。

地上波でも4K放送をするという話がある。必要性は疑問視されてるが。

思い返してみれば地上デジタル放送導入時には、瀬戸内などアナログ放送を一旦引っ越しして、

デジタル放送を導入する周波数帯を確保して、しばらく共存させることも行われていた。

しかし、この電波再編は大変なので移行期には新旧方式を同じ周波数帯に乗せるアイデアが紹介されていた。

どうも従来方式の1/100の電力で新方式を送ると、まず従来方式への影響はない。

一方でこのままでは新方式の受信ができないので、従来方式の電波を一旦復調して、

それで従来方式の電波を推定して引き算する。従来方式にとっての雑音を推定するわけですね。

そしたらそこには新方式の電波が入っているというわけである。

ビットレートは落とす必要はあるが、同程度の受信エリアで対応できるはずと。

しかし複雑な方式である。果たしてそこまでするのかというのは議論になりそう。


もう1つ、21GHz帯の衛星放送というのがある。

今のBS放送用の衛星で発射することができて、実験しているらしい。

現在の衛星放送より広帯域で使えるので、本格的な8K放送に使いたい? という話なのかな。

ただ今より降雨に弱いというので、降雨時でもそれなりに受信できる仕組みを考えていて、

これも大電力のデータに小電力のデータを重畳するという方法が考えられていると。

あわせて受信できれば完全なデータが揃うし、大電力の方だけでもそれなりの放送は見られるはずと。

現在のNHK BSで採用されている降雨時用のデータを別に送る方法よりは、

サービスレベルを維持しやすいのではないかとのことだった。


あと目立ったのが360度カメラですね。

ACアダプタに目玉が付いたような8Kカメラに驚いたと書いたが、

実はこのカメラに魚眼レンズを付けて、背中合わせで組み合わせると、

それで360度カメラになるというもので、技研では多く使われているのだろう。

その360度カメラの情報を伝送するための方法や、それを表示する方法、

さらには将来的な表示方法としてホログラムの研究など行われている。

これも果たしてNHKの放送に乗せられるかというところは課題はあるが、

360度カメラでの撮影自体は活用されているのではないか。


この技研公開の中では NHK TECH EXPO というのがある。

どうもこれは各放送局の技術部門など、技研以外の取り組みを紹介している。

その中で野球中継でスコアボードを画像認識してBSOや球速を自動で放送に反映するものがあった。

これを開発したのは松山放送局とある。

なんで松山? と思ったのだが、NHKではどこの放送局でも高校野球中継というのがある。

プロ野球と違ってデータ連携するような仕組みは期待できない。

従来は手入力だったが、これを画像認識に置き換え、しかも球場ごとのセッティングもすぐできると。

これなら高校野球の都道府県レベルの大会にも容易に適用できると。


技研の表札には「NHK財団」という字も書かれていた。

NHK財団はいろいろな業務があるが、NHKの研究活動で生み出された成果をNHK以外で活用するための受け皿という側面があるよう。

技研の研究活動の中で特許をとることもある。

それをNHK自身が使うこともあるが、必ずしもNHKだけが使うわけではない。

その際にNHK財団を介して特許の活用ができるようになっていると。

他にも放送研修センター・ことばコミュニケーションセンターという、

アナウンスなどの教育活動を行う機能もあって、実は技研のビルに入居しているらしい。

どちらかというとそららの表札だったのかも。


8Kというのも十分に手が届くものの、8K放送自体はそんなに意味はない感じで、

実際のところ4Kすら解像度という点では微妙なところはある。

放送や映像という点で研究したいテーマはいろいろあるけど、

NHKがやる意味も考えながら、いろいろ選んでいるのかなとは思う。

しかし、今のデジタル放送の方式が古いので置き換えた方がいいのはわかるが、

BSの4K放送もNHK以外は続かないという話もある中で、置き換えどころじゃない気がするんだよな。

さらに放送にこだわる必要もないじゃないかという話になるとなおさら。

午前の熱中症リスクは高い

JRAが暑熱対策として従来の1日12レースから7レースに削減して、

その削減したレース数に相当する分、開催日を増やすことを考えているとのこと。

JRA、夏は1日7レースに削減 競馬暑熱対策、来年から (47NEWS)

なお、現在は法令の上限まで開催日を設定して、全て上限の12レースまで実施しているため、

暑熱対策で削減したレース数に相当する開催日を増やすのは法令改正が前提である。


今年は7/25~8/29の中京競馬場・新潟競馬場で12時頃~15時頃の長い昼休みが設定される。

この間も札幌競馬場でのレースは行われている。

メインレースは昼休み明け2レース目の7レースに設定されている。

その後は12レースまで行い、全て終わるのは18時台である。

終わる時間が遅いと、その後の馬や厩舎関係者の移動が大変なので、

両トレーニングセンターからの交通の便が良い、中京・新潟での開催で行うことにしている。

1日5レース削減というのはこの昼休み前のレースをやらないことを指している。


それで思い出したんですよね。それは高校野球のことである。

甲子園2部制、午前1試合と午後3試合に 3回戦までオンライン抽選 (朝日新聞デジタル)

夏の高校野球でも熱中症対策で長い昼休みが導入された。

昨年までは午前2試合・午後2試合で13時ごろ~16時の試合を避ける形で行われていた。

ただ、野球というのは試合時間が読めないので第2試合が想定より延びることもあった。

そういう影響もあり、第2試合での熱中症疑いが多かったそうである。

このため今年からは午前1試合・午後3試合という形になるそう。

昼休みは11時ごろ~13時半という形になる。13時半開始とかそれはそれでどうなんだと思うが。


共通して言えるのは午前の熱中症リスクは思っているより高いということである。

強い日差しがあり、気温が急上昇していくのがよくないのだろう。

思い返して見れば2021年の東京オリンピック、

トライアスロンなど相当な早朝スタートになったが、それでも距離短縮など競技に影響があるのではないかと言われた。

もともとオリンピックは世界的なテレビ中継の都合で時間が決まることが多く、

しかもこのときは無観客だったので別に早朝でもよかったが、

早朝では観戦に困るというのが通常の考えである。


そう考えると午前はやらないというJRAの判断も妥当性はありそうだ。

ただ、その分を全て午後にやるとはしなかった。

これは地方競馬との関係である。近年は地方競馬はナイターに活路を見いだしている。

結果として夏の暑さ対策にもなっている側面もあるんだよな。

120レース分の付け替えも現在2場開催になっている日程を3場開催にするとか、祝日の開催を増やすとか、

現在の地方競馬との関係を大きく変えない形で行われるのではないか。


結局は夕方から夜が熱中症リスクが比較的低いということなんかな。

しかし、高校野球もこれ以上遅くするのは難しそうなんですよね。

第4試合がプロ野球のナイターより遅いということもあった。

甲子園球場はナイターの設備があるから、試合をするだけなら問題はないが、

応援に駆けつけている関係者にとっては大変なことである。

高校野球は高校の夏休みに日程を収める必要があり、1日の試合数を変えるのは難しい。

休養日を削ればという話もあるかもしれないが。

そのため13時半からの試合を設定せざるを得なかったんだろうなと。


高校野球も競馬も1日の気温推移を見て決めたんでしょうけど、

実際にやってみると熱中症リスクの軽減には不十分だったと。

WBGTという観点で見るとどうなんだろう? と調べたが、

神戸の昨年8月のデータでWBGTが特に高い時間帯(平均WBGT>29.5)は11~15時のようである。

この時間帯に危険とされるWBGTが31以上も集中している。

各種の準備を考えると午前中に使える時間はかなり限られていると言える。


法令改正により暑熱対策で削減した分のレースを他に振り替えれば、

理屈の上では出走機会は変わらないということになる。

条件別のレース数も基本的には維持する考えのようである。

ただ、夏の下級条件(特に3歳未勝利)が削減されるのは避けられず、

特に未勝利馬にとっては従来より早く勝ち上がることが求められることになる。


実はすでに暑熱対策で大きな影響を受けたところに九州産馬限定戦がある。

JRAの九州産馬限定戦は2歳新馬2レース、未勝利1レースとOPクラスの ひまわり賞がある。

ひまわり賞は「九州産馬のダービー」とも言われる名誉あるレースである。

この九州産馬限定戦は小倉競馬場で開催されるのが慣例である。

九州だからというのと、ひまわり賞は佐賀からの参戦も想定しているからだろう。

ただ、暑熱対策のため、もっとも暑い時期は中京・新潟で開催することにした。

小倉競馬場ではトレーニングセンターとの往来に時間がかかるため不適であると。

このため夏の小倉競馬の開催時期が前倒しになり、九州産馬限定戦も全て前倒しになった。

レース数が維持されてもその意義が変化してしまう一例である。


というわけでなかなか困った話ではあるんですよね。

高校野球も、午前1試合・午後3試合で折り合えればいいけど、

これではやはり熱中症リスクの軽減に不十分という話もあるかもしれない。

13時半からの試合は相当過酷でしょうよ。

そうなると1日3試合にしろという話になるかもしれないが、

これでは高校の夏休みに収まらないとなれば、出場校を減らすとか考えるのかもしれない。

まずは枠組みを大きく変えないところからスタートするけど、なかなか難しいのが実情か。

intの幅が32bitじゃないと怖いから?

定時内の移動中は仕事にちょっと関係する勉強でもするか、

ということでセキュアコーディングの勉強をしていた。

その中で、前々からなんで静的解析で指摘されるのだろうと思っていた部分の真の意味がわかった。

が、それは本当に心配するべきことなのだろうか? と思った。


(1u<<31)のような1をビットシフトしてデータを作る記述は、

特にマイコンのGPIO操作などではあまりによく見る記述である。

これは結果としては 0x80000000u と同じことを指すものの、

31bit目を1にするという明確な意図が伝わりやすいし、

(1u<<FOO_CH)のようにビット番号を他の定数を使って表したりもする。

あまりに当たり前すぎる表現だが、これがいちいちケチが付くのである。


これが意図した結果が得られることは机上検討で明らかなので、それでよいことにしているが、

果たしてこの記述にどのようなリスクがあるのだろうか?

答えはこの記述はint型のビット幅に依存するということのようだった。

1u<<31 が 0x80000000u と同じにならない場合があると。


1uというのはunsigned int型の1を指す。

さらに言えばC言語で整数演算するときはint型あるいはunsigned int型に揃える汎整数拡張というのがある。

この汎整数拡張というのもくせ者で、特にビット反転では思いもしない結果を生じさせかねないもので、

そういう問題を未然に防ぐためのコーディングというのもあるのだけど。

ただ、1u<<31 を32bit幅のレジスタなどに代入する分には何も直感に反する動きはないように思う。


しかしここには前提条件が合ってint型が32bit幅であることである。

いろいろデータ型モデルはあるが、今どきはほぼintは32bit幅である。

しかし16bitのマイコンなどではintが16bitというものも存在する。

この場合 1u<<31 は16bit幅のunsigned int型から押し出されて0になってしまう。

これにより 1u<<31 の結果は直感に反するものになりますよということである。


なるほど。確かに16bitのマイコンってのもあるから移植性の問題はあるかもしれない。

でも、そのときにこのコードをそのまま使うのは現実的ではない気もするが。

1uという整数リテラルは16bit幅、32bit幅、めったにないが64bit幅のintいずれでも表現できる。

一方で0x80000000uという整数リテラルは32bit以上の幅でなければunsigned intで表現できない。

このような場合はlongやlong longを適用することになる。

なのでintが16bitでlongが32bitの場合は 0x80000000u はunsigned long型になるはず。

この観点では 1u<<31 より 0x80000000u の方が移植性がよさそうである。


しかし、コンパイラによってintの幅が違うって不便じゃない。

というのは当然あって、それで stdint.h にuint32_t などビット幅固定の型が用意されている。

そして実はここには整数リテラル用のマクロってのもある。

UINT32_C(1) のように書くと最低32bitの幅のある符号無し型の整数リテラルを生成できる。

intが32bit幅の場合は UINT32_C(1)は 1u、intが16bit幅・longが32bit幅の場合は 1UL となる。

これを使って UINT32_C(1)<<31 って書けば文句ないだろ?

と静的解析にかけたのだがマクロ展開後の 1u<<31 で解析されたのか何も変わらなかった。


静的解析ツールが問題ないと判断できる書き方は ((uint32_t)1)<<31

のような表記になる。

でもこんなのをビットシフトで数値を作る度に書いていては括弧だらけで読みにくくなってしまう。

で、なんでこれが問題なのかというところにたちもどって考えて見ると、

int型が32bitより狭い環境に移植する場合に問題となると。

じゃあint型は32bitであると規定できれば問題にならないのでは? と。


16bitのマイコンのことはあるが、32bitも64bitもintは32bitであると考えてよい。

long型のサイズの方がアテにならない

32bit環境ではほぼ ILP32 で、int, long, ポインタ型がいずれも32bit幅である。

64bit環境では LP64 と LLP64 の2パターンがほとんどである。

LP64は intが32bit、longとポインタ型が64bitである。

LLP64は int, longは32bit、ポインタ型とlong long intが64bit型である。

UNIX系ではポインタ型をlongに代入する使い方が多くみられ、

その用途ではLP64が移植性がよいという理由で主流になっているよう。

とはいえ、いずれもint型は32bit幅である。

汎整数拡張の都合、int型の幅が変わる影響が大きいので、そこは回避したということなんだろう。


ちなみに16bit→32bitの移植ではintの幅は変わるが、longの幅はいずれも32bitなので、

この部分だけ見るとlongの方が移植性がよいように思えた。

この経緯から32bitを表すためにlongを使っているコードも多いんですよね。

この観点ではLP64は余計なお世話なのだが……

こういう歴史も考えれば、将来どうかというのを予測するのは難しいが、

int型が32bitより狭くなるということは考えないという決断はあってもいいように思う。


他にも想定しているリスクに見合わないような指摘もありますけどね。

ただ、想定しているリスクが何なのかは正しく勉強しておかないといけないと思ったのだった。

バス搭乗の欠点

職場に出張の荷物を担いでいって、職場から空港へ直行とはなかなかタイトである。
ただ、外したくない打ち合わせもあったし、職場でやりたい仕事もあったし。
わりとタイトで職場を出たら寄り道せず空港に行って、保安検査を通過するのは30分前かという具合。
実際はスムーズだったのでもうちょっと早かったけど。


で、空港に着く直前にゲート変更の通知が来ていて、えらい番号のゲートだなと思ったが、
ああ、これバス搭乗ってことだなと気づく。バス搭乗からターミナルビル内でむやみに歩かされることはない。
世界的にみるとそういう考えの空港というのももあるようですね。
今までバス搭乗というと、成田空港第3ターミナルでJetStarを使ったときだけで、
当時はまだエプロンが未完成の部分があり、すぐ近くなんだけど安全面からバスで移動するというものだった。
今回はがっつり遠くのスポットまでバスで移動する。10分弱走ってたよう。
他の車両との交錯もあり、しょっちゅう止まりながら走ってた割にはとも思うけど。


バス搭乗の場合もゲートを通過する時刻は同じだからバス移動の分だけ遅れることになる。
今回はみんな時間より前にゲートを通過できたようで、最後のバスも時間よりちょっと前に出発。
でも、飛行機が動き出すのはバスが飛行機について、タラップ上がって座ってから。
ボーディングブリッジから乗り込めば、時間ぴったりぐらいには動いてそうだったけど、なかなかそうもいかない。


しかし、これはよくないなと思ったのが搭乗開始前に車いすの人が別誘導を受けているのを見たところ。
ボーディングブリッジからの搭乗なら、車いすに乗ってそのままわたって、座席に座らせてもらえば話は済む。
しかしバス搭乗ではそうもいかない。バスは今時ツーステップバスだし、タラップは階段しかない。
これはバスゲートのところに停まっていたのだが、専用のリフト車で連れて行ってもらうことになるのかな。
この設備自体はストレッチャーで乗り込む人なども使うので、なんらか空港には必要なものなのだが、
普通の車いすの人はボーディングブリッジがかかっていれば本来そこまでする必要はない。
バリアフリーを考えればボーディングブリッジは必要だと改めて感じたのだった。

会員登録しないと買えないので

出張に飛行機を使う話を書いた。

飛行機の時刻表は偏っているので

うちの部署からは2人行くのだが、もう1人が手配しようとすると、

会員登録が面倒なので一緒に手配してくれないかということになった。


基本的には飛行機の手配するには会員登録が必要なんですかね。

ただ、これも航空会社によるところがあるようだ。

でも、この会社は登録しないと運賃すら見ることが出来ない。

企業向けの特約運賃は一般で調べても出ないわけですからね。

予算すら立てられないということである。


代表者が会員登録していれば、他の人は会員登録がなくてもよくて、

ただし氏名・生年月日などを入力する必要がある。

精算時は2人分の運賃を精算することになるが、同じ部署なのでどうということはない。

ちなみにこれでもう1人の人が精算しなくてよいかというと、

鉄道など飛行機以外の部分は各自精算する必要はある。


しかし、これやってて思ったんだけど、国際線は登録なくても手配できるんだよな。

後追いでFFP番号を登録したこともありましたが。

国際線の場合は、パスポート情報を基本にしているとか、

必ずしも搭乗する航空会社の会員ではなく、提携先の会員の場合もあるとか、

いろいろ事情はあるんでしょうが。あと必ず旅行会社の手作業があるみたいですね。

最低限の作業で済めば旅行会社の手配料金は安いとは書いてあったが。


このケースはその場で会員登録すればすぐ使えるけど、

鉄道の手配だと登録に日数がかかる予約サービスもあるとか書いてあったな。

いろいろ企業向けのシステムはあるみたいなんだけど、事業者によりけりのようだ。

高カテゴリのILSのために地面を作る?

高松空港は瀬戸内一帯では最も国際線の利用が多い空港である。広島より多いんですよね。

高松市街から割と近く、そこからの往来が便利なのが理由のようだ。

ただ、この高松空港の欠点が濃霧による欠航で、この対策としてILS高カテゴリ化事業がスタートした。

濃霧などの影響を受けやすい国管理空港を順々に改良していて、

その中で高松の番が回ってきたというのが実情でしょうね。


高松空港ILS高カテゴリー化事業における新規事業採択時評価について (pdf) (国土交通省)

現在、高松空港は東から着陸する場合にILSを利用できる。

このILSはカテゴリI(CAT I)で、高度200ft(約60m)地点で滑走路が目視できれば着陸できる。

もし、目視できなければゴーアラウンドとなる。

高松空港ではCAT IIIbにする計画で、これが実現すると自動着陸できるので滑走路が目視できなくても着陸できる。

滑走路が目視できなくても着陸はできるが、着陸後に何も見えないでは困るので、

その場合でも滑走路視距離(RVR)は50m以上あることが要求されている。


これを実現するために必要な設備としてCAT III用の航空灯火、ローカライザー、グライドスロープ、

RVRを測定するための気象施設、そして電波高度計用地とある。

CAT III用の灯火などは今までより上等なものに変えるということだが、

高松空港で大変なのが電波高度計用地であり、でもこれがCAT IIIのキーポイントのようだ。


電波高度計というのは地面に電波を当てて高度を測るものである。

CAT Iでは気圧で高度を測るが、これではどうしても精度が出ない。

なので地面との距離を測ってより精度良く高度を知る必要があると。

この精度良い高度情報があるからこそ、自動着陸もできるということだろう。

そのために必要なのは地面、でも高松空港は滑走路の東側に平らな地面がない。

丘陵地にあるので、東側が平らじゃないんですね。

このために盛土をして平らな面積を広げるか、人工地盤により平らな面を作るか、どちらかの対応が必要になる。

この問題は広島空港にもあって、こちらは人工地盤を使っている。

空港の西側に頼りなく張り出しているのが電波高度計用地である。


日本では滑走路の片側にILSが付いている空港は多いが、

両側にある空港は少なく、新千歳・成田・羽田・中部・関西・福岡・那覇 などに限られる。

もっとも片側にしかILSがないのはケチっているからとも限らず、地形の都合などもある。

伊丹空港は北側に山が迫っているので南側しかないなど。

で、この両側にILSがある空港なのだが、全部CAT II以上という空港は関西・中部の2空港のみである。

関西は2つの滑走路の両側がCAT II、中部は南側から着陸する場合はCAT IIIb、北側はCAT IIである。

他は1つの滑走路の片側だけCAT IIIbに対応するという形である。

羽田空港とか4本滑走路あるけど、1本の片側だけなんですよね。


CAT IIまでというのは現在は日本国内では関西・中部のみである。

電波高度計を使う、自動着陸できるといった特徴はCAT IIIと同じで、

ただ、高度100ftで滑走路が見えないと着陸できないという差はある。

調べると中部は開港時は両側ともCAT IIだったのだが、

濃霧に見舞われることがあり、対策として開港4年後の2009年に一方をCAT IIIにしたという記載がある。

設備面の差はそこまで大きな物ではないのかもしれない。

そして今も関空がCAT IIまでなのは、それで別に困らないからなんだろうな。


実際のところCAT IIやCAT IIIというのは常時使われるものでもないらしい。

これは自動着陸する都合、滑走路の周辺を空けておく必要があるとか、いろいろ制約が多いからだそう。

CAT II・IIIは特別な体制が必要なので航空会社・乗務員・機材の都合によりできない場合もある。

羽田・成田は1つの滑走路だけ対応できても機能維持は難しそうだが、

最低限の機能だけ維持できればよいという割り切りなんだろうか。

一方で近年に基幹空港としてできた関西・中部はCAT II以上に最初から対応しておいたよということかね。


昔に比べると安全に着陸できる空港が増えているのは確かで、

それはILSが導入できないパターンでのRNP-ARの適用もそうだし、

ILSの増設・高カテゴリ化というのもある。

そういう中では高松というのは優先度は一段落ちるかなとは思うものの、

国際線が伸びているというのは後押しになった感じでしょうかね。

平らな地面があればもっと早く着手できていたかもしれないけど、

そもそも濃霧に見舞われるのは丘陵地にあるからなのでなんとも。

凱旋門賞登録してオークスを勝つ

4月から5月にかけて、凱旋門賞登録の話が出てくるのは毎年恒例で、

それで実際に誰が登録したのかと見てみると、こんな具合。

2026凱旋門賞(G1)の登録馬 (JRA)

クロワデュノールは結局登録しないんかいと。国内路線で腹は決まったということなんだろうな。

4歳以上は昨年もヨーロッパに渡った馬も多くて、けっこう行きそうだなと。

一方で3歳、これはこの段階で凱旋門賞だというのは難しいわけだが、

1頭だけ登録があって、それがジュウリョクピエロである。

ああ、忘れな草賞を勝ってオークス行くって言ってたからオークス次第ですねと。


忘れな草賞といえば桜花賞の日に行われる2000m戦である。

残念桜花賞とも言われるが、オークス狙いで選ばれるレースという側面もある。

全体的には桜花賞からの転戦が強いとは言われるのですが、その次ぐらいには重要レースである。

というわけでそれなりに注目はされていて5番人気だった。

とはいえ、それなりだったのはいろいろな要因があるんだけど。


で、オークスだったんですけど勝ったのが ジュウリョクピエロ だったんですよね。

これはドリームコアだ! と思ったら突っ込んできて1着ですよ。

というわけで凱旋門賞に行くんでしょうかね。

三冠かかってりゃ秋華賞でしょうけど、そもそも桜花賞走ってもいないからな。


このジュウリョクピエロの戦績はとてもユニークである。

なんとデビューはダートの新馬戦、そこで新馬勝ちを収めている。

となればダート路線に邁進するぞと、JBC2歳優駿に出ている。

もしここで勝ってたら、関東オークスの有力馬だと言われていたかもしれない。

ただ、7着とさっぱりな結果。その後に1勝クラスのダート戦を走っているがこちらも7着。

それでダートに見切りを付けたか芝の1勝クラスで優勝、忘れな草賞に向かったわけである。

なぜ、ダートを走っていたか? それは祖母が帝王賞勝ちなどダートでの戦績がある馬だったから。

そして父はオルフェーヴル……って、ウシュバテソーロとかマルシュロレーヌを見ての配合か。


もしかしたらダートの牝馬路線が整備されていたら、芝を走ることもなかったのかもしれない。

JBC2歳優駿もその後の1勝クラスも牡馬と混ざって走っている。

ダートでは牡馬・牝馬の差は割と大きいと思われているところはある。

地方競馬ではダートの牝馬重賞を充実させているが、JRA所属馬はそこにたどり着くまでが遠い。

ゆえにJBC2歳優駿に出たのだろうが、高い壁だったわけである。


現在、JRAの3歳G1の出走馬は芝1勝クラス以上の収得賞金で計算するルールとなっている。

これは大井のダート三冠がはじまり、ダート戦の賞金水準も上がり、

ダートで賞金を積んで日本ダービーに出るようなことを防ぎたかったからと思われる。

(過去にはそういう例も散見されたので、要対策とみたのだろう)

ただ、1勝クラス以上なんですよ。新馬・未勝利は芝もダートも関係ないんですよ。

なのでジュウリョクピエロは、芝で未勝利・1勝クラス・OPと勝ち上がったのと差はない。

ダートで新馬勝ちしたのは特にペナルティにはなっていない。


5番人気というなんとも言えない評判だった理由の1つは鞍上では?

デビュー以来ほとんど騎乗している今村聖奈騎手なのだが、

これまで東京競馬場で勝ったことがなく、2400mの騎乗経験もない。

長距離は騎手で買えという話もある。

その理屈で言えば、オークス勝ちまくってるルメール騎手のドリームコアを買うべきだろう。

さらにはゼッケンの下が真っ白で、すさまじい発汗なんだろうと。

なかなかこれは買いにくいですねという要素はあった。

それでも強いはずだと信じた人が報われたわけですね。


そして今村騎手は女性騎手初のクラシック競走騎乗であり、

JRA所属の女性騎手では初めてのG1制覇となった。

(ちなみにJRA所属に限らなければ昨年のフェブラリーステークスでレイチェル・キング騎手がコスタノヴァで優勝している)

それが牝馬戦のオークスってのが面白いですけどね。

そっちの方がニュースとして大きかったですね。


そんなわけで凱旋門賞行くのかな。

4歳以上の状況にもよるが、相当な数行くことになりそうですね。

飛行機の時刻表は偏っているので

来週、某所に会議のために出張してくれとなって、

2時間もかからない会議なのに、丸一日つぶれるという状況である。

こんなことのために呼び出すなという話で、全く気乗りしない。

そうならないようにできなかったのか? と問い詰めたいぐらいなのだが、

関係者みな追い詰められた状況のようである。だから僕が行けばなんとかなるとは思わないのだが。


で、飛行機で往来するんですよね。

目的地が空港から近いというのが決め手ではある。

もう少し新幹線の駅から近いエリアだと列車かなぁという感もあるが。

で、東京(羽田)からの便はJAL・ANAの2社で飛んでいて、

じゃあどっちにするかと時刻表を見るのだが、ほぼ同じ時間帯に飛んでいる。

朝・夜もそうなのだが、昼間の時間帯までほぼ同じ。

特に打ち合わせ後、早く帰れる便を選びたいが、どちらを選んでも同じ。

ただ、価格差は少しあって、それが最終的に決め手になった感じである。

(両社で使っている機材のサイズが違うので、それが価格差につながっているのでは?)


うまく散らしてくれればよいのだが、運航上の都合を考えると難しいのだろうか?

という中でこういうニュースを見た。

苦境の国内線、一部路線でダイヤ・便数調整認める 国交省 (朝日新聞デジタル)

会社間で時間調整を行うだけであれば独占禁止法上の問題はないという見解である。

むしろ今までやってはいけないと考えられていたのか? という話だが、

飛行機に限った話ではなく、バスや船にも当てはまることである。

ただ、実際には複数社が同一区間にある区間は調整されているかのように見えることがある。

これは会社間で直接調整しているわけではないとみられる。

他社の時刻表を見て間にはめるような調整とか、長年の慣例とかあるんだろう。


近年になってバスの共同経営というのも地域によっては行われている。

複数社ある地域では儲かる路線にはこぞって参入するが、儲からないが重要な路線は減便・撤退という話になる。

昨今は乗務員のリソースも限られる中、儲かる路線で複数社で競ってリソースを浪費するのはよくない。

そこを各社で調整して、便数が比較的多い区間は等間隔化して本数を減らしたり、

場合によっては会社間で運賃収入を調整したりするようになっている。

変わったところでは徳島県南部では鉄道とバスの共同経営なんていうのもあって、

高速バスの末端区間を鉄道同様に利用できるようにする仕組みが導入されている。


便数を変えず、運賃の協調もない時間調整であれば、独占禁止法上は問題はないようなので、

そういう調整で航空便全体としてのニーズが増えればまずはよい。

いい時間に飛行機ないなら列車にしておくかというところで、

この時間帯にも飛行機ありますよとなれば、じゃあ乗りますかと。

これで各社の採算性が向上すれば、まずはよかったねという話である。


ただ、これで済むとは思えないところもあり、時間調整の結果として減便したいとなるかもしれない。

しかし、それを行うには独占禁止法上の特例が必要になるのではないか。

現状でも離島航路に適用することを想定したルールがあるようだ。

(ただし、実際にそれが適用されている航路は存在しないそう)

バスの共同経営みたいなのが飛行機でも見られるようになるかもしれない。

それが大手2社によるものなのか、他の枠組みなのかはわかりませんが。


あと、これも気になった話なんですけど。

中堅航空の羽田発着枠を維持、大手が20%以上出資でも 国交省検討 (日本経済新聞)

かつて新規航空会社には羽田空港発着枠が優先配分されていた。

ただ、この制度の対象となる4社は経営難をきっかけにANAが大株主にいる。

スカイマークは営業面での関係は薄いが、他3社はANAとのコードシェアを行っている。

首相動静に「全日空3821便」と出ていたやつですね。

それは全日空便ではないと思うが

NH3821便というのは実態はスターフライヤーの7G21便である。

このように営業面での関係は深いが、大手航空会社が20%以上出資すると優先配分された分が回収される。

このため出資は20%未満に保たれているという事情がある。

でも、実態としてANAは自社便の穴埋めに3社の便を使ってるじゃないかと。

この実態を認めて、子会社化してリソース統合して経営基盤を強化するべきでは? という話らしい。

近年は鈴与との関係を深めているスカイマークにとっては余計なお世話でしょうが。

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのこれまで

仕事終わり、唐突にバイクで走って映画館まで。

映画 ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ Bloom Garden Party

ある意味ではこの作品のシステム的な難しさを打開するための映画である。


もともと 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ はゲーム内での配信を主にストーリーが動いてきた。

「リアルタイム『スクールカレンダー』連動プロジェクト」と実時間と同じ流れ方をしているという前提だった。

そしたら卒業も入学もあるじゃないかという話で、けっこう大変である。

これはもうこの3月あたりで事実上諦めてしまっている。

本来この3月終わりのはずの105期は終わっておらず、

その次の106期は来年1月のTVアニメシリーズ開始時にスタートするからである。


そこにつなぐための話として、105期の終わりにあたる Bloom Garden Party を描いたわけである。

そこに104期で卒業した(すなわち102期生)の3人も訪れている。

さらにはここの106期で新入生として加わる3人のうち2人がギリギリ中学生として訪れている。

というわけでこれまでの蓮ノ空女学院のキャラクターを全て振り返りつつ、

さらには106期のストーリーの先走りにあたる部分でもあると。

ここにはいろいろズルい技を使ってるんですね。

というわけでこれまでの蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブを知るという点ではよい作品かもしれない。


コンテンツ全体としては当初の意図通りにいっていない部分もある。

特にこれまでコンテンツの主軸となっていた「Link!Like!ラブライブ!」のゲームが終了となる。

配信のためのプラットフォームという側面が強かったのだが、

それに見合った収入が得られず、採算面で厳しかったようである。

このゲームの配信元はオッドナンバーという会社である。

ラブライブ!のコンテンツホルダーであるサンライズ、あるいはその関連会社ではない。

アニメ会社がゲームを作るわけはないじゃないかと言われればそうだが、

コンテンツホルダーが配信元となり、ゲーム会社に委託するということはある。

真相はわからないものの、オッドナンバーにはゲームの独立採算が求められていて、

でもそれは達成出来ず、ゲームを畳むという選択をせざるを得なかった。そのようにも読める話があった。


ただ、そこで涵養されてきたコンテンツは映画という形で残るものになった。

そして、その先のTVアニメも作ることになった。

とはいえ、アニメのリードタイムからすると「リアルタイム『スクールカレンダー』連動プロジェクト」は困難が多い。

今までもリアルのステージイベントでは厳しいところが多々あった。

本来102期生の卒業は2025年3月だが、リアルイベントの卒業公演は6月である。

ゲームの中だけなら何でもできたかもしれない。

でも、もうそこにこだわる意味も薄れているのかなと。