マークシートを持ってきてテスト

今日は技術英語の科目のテストがあった。

この科目、工学研究科全体の共通科目で、

普段はE-learningで各自勉強をしている。

学生が実際に教室に行くのは、初回のガイダンスと最後のテストだけなんだよね。


そのテストも人数が多いと言うことで、専攻ごとに教室を分けて行う。

教室間での連絡を取るためにトランシーバーまで用意するほど。

しかし、なんかトラブルがあったのか、困っているよう。

どうもリスニングテストで使う放送装置のセッティングが間に合ってないようだ。

とりあえずは筆記テストは時間通りに始めるとのこと。


解答用紙はなんとマークシートだ。

噂では聞いてたんだけどね。

あまりに人数が多いから自動化しないとやってられないのだろう。

それにしてもマークシートに大学の名前が入ってたことには驚いたが。

ということは大学内にマーク読み取り装置はあるってことなんかね。

しかし、こんなの使う科目ってどれぐらいあるんだろ。

全学共通科目だと使わないと間に合わないのかな。まぁまさか大学院の授業で見るとは思わなかったが。


テストはE-learningで学んだ論文の書き方の話で、マークシートだから当然選択式の問題だった。

E-learningもそうだったけど、ひたすら選択式というのが面白くないなとは思った。

実際に作文しろという話なのかと思ったんだけど、そういう課題はなかったんだよなぁ。

担当する人数があまりに多すぎるからそういうことは不可能なんだろうな。


それで筆記テストが終わって、引き続きリスニング……とはならず、放送装置の不調のためリスニングテストは中止になってしまった。

リスニング部分は満点として計算されるようだ。

複数の教室の放送装置を一括して操作しようとしたが不調だったのだろう。

教室ごとにCDなり持って行って放送する方がよかったんじゃないのと思ったんだが、

毎年こんなテストらしいから、実施側もそれなりに自信はあったのだろう。

消化不調な感もあるが、こつこつやってたこともあって合格を確信している。

AndroidでRuby?

ふとAndroidでスクリプトを走らせられないかなということを考えてたのだが、

AndroidでRubyは動くのかなと思って調べたら、ちゃんと動くらしい。


そのアプリは Roboto というようだ。

App Storeでダウンロードできる。

coreとirbをダウンロードしてくれば使える。

とりあえずサンプルを動かしたりして確認してたのだが、確かに使えるようだ。

gemsも使えるらしいからgemsからライブラリも追加できるようだが、irbからgemsを扱えるかは知らない。


中身はJavaで動くRuby、JRubyらしい。

というわけでAndroidのAPIも使うことができて、

サンプルではAndroidのAPIを呼び出してtoast(画面下部に出てくるの)を表示するものがあったが、

まぁそういうこともできる。

RubyでAndroidアプリを作ることもできてしまうらしい。


まぁ具体的に使えるかはこれから調べようと思うが、

Rubyでできればなにかと便利なので、できたらうれしいな。

こんなことができるのはAndroid・Rubyともに柔軟だからこそだろうけど。

ツアーバスも路線バスになるけど

この前、川崎にWILLERのバス停ができるという話を書いたが、

このときにWILLERのWebサイトで実際どんな便があるんだろと検索してたんだが、調べにくい……


ここ数年は高速バスというとJRバスを使うことが多いのだが、

JRバスに限らず、これまで路線バスの高速バスであればWebサイトやパンフレットに路線ごとの時刻表があるから、

まずはそれを見て、どの路線のどの便に乗るか計画を立てる。

その上で、JRバスなら高速バスネットで予約・購入を行うと。


それがWILLERだとどうかというと、発着府県、日付、人数を入力して検索を行い、

そして出てくるリストを見て、どの路線にするか選ぶことになるのだが……これがわかりにくい。

例えば、大阪府内にもいくつもバス停があって、

WILLERでは梅田(新梅田シティのこと)発着がメインだけど、難波(乗車はOCAT・降車は湊町リバープレイス)、USJもある。

これをリストの中から探し出さないといけないわけだ。


使いにくいな、と思ったのだが、よく考えると元はツアーバス、すなわちは旅行商品だったわけだ。

日によってどんなプランがあるかは条件を入れて検索するのが早いし、

検索した中からどんなプランにすれば吟味すれば良い。

旅行商品なら確かにそれは一理あるのかなと思った。

需要に応じてダイヤが柔軟に変更されるのならば、

時刻表を示すのはめんどくさいから、条件を入れて検索してもらう方が便利なのかも知れない。


ところでツアーバスをやってる旅行会社というのもいろいろで、

元から旅行会社のところもあるが、その一方で貸切バス会社の旅行業、あるいは関係会社に企画させていたツアーバスもある。

自分の会社のバスを使うのが前提だから、あえてツアーバスにする必要性が薄いように思うかも知れないが、

とりあえずは手続きが簡単なツアーバスで路線を開設するということはよく行われてきて、

今走っている、路線バスであるところの夜行高速バスもツアーバス発祥のものは少なくないようだ。

旅行会社発祥のツアーバスのブランドにとっては、いかに運行会社を確保するかということに翻弄されたことだろうと思うが、

貸切バス会社が由来ならばその会社がそのまま路線バスに参入すればよいだけだからわかりやすい。


そんなバス会社の1つに琴平バスという会社がある。

コトバスエクスプレス

これまで新日本ツーリストというグループ会社が企画してツアーバスを多数実施していた。

今後は琴平バス自身が運行することになるのだが、そしたら新日本ツーリストの位置づけはどうなるんだろ。

まぁともかく見てみると、バス利用者用のP&R駐車場を用意していることが目に付く。

時刻表もきちんと用意されてるし、8月からは高速道路上のBSも活用するようだ。

こうして見てみると真っ当な路線バスだよなと思う。

運賃が検索しないとわからないぐらいか。まぁけどJRバスにしても日によって運賃が変わるからなぁ。


ただ、少しツアーバスの名残もあって、高知発着・松山発着の路線を見てみると、

コトバスステーション鳴門で乗り換えと書かれている。

琴平バスは香川県・徳島県にしか営業所がない。

発着地のどちらかは営業所のある都道府県でないといけないので高知県~千葉県のようなバスを運行することが出来ない。

それでも隣接府県の客を拾いたかったのだろう。鳴門で分断することで琴平バスが運行できるようにした。

路線バス移行後は必ずしも営業区域の制約はかからない。路線バスとしての認可さえ取れればOKだ。

とはいえ、両側とも営業所がないというのは大変なことだし、効率のよい方法だったのか、従前の例によることにしたようだ。

あまり路線バスでは見られない形態だが、ツアーバスではけっこうあるらしい。


ツアーバスの大半は路線バスになるというけど、

こうして見比べてみると、移行組にはこれまでの路線バスらしくない面というのはあるよなぁと。

それは運行会社の文化の違いってことなんだと思うけどね。

どんなのが好きかというのは人によりけりとは思うけど、どうでしょうねぇ。

うーん、僕はやっぱりJRバスが好きかな。

バス停の立地のよさと、高速バスネットが便利なのがいい。

ツアーバスからの移行組はどうしてもバス停の確保が難しくてね。そこは不利だよなと。

まぁそれをもってしても有り余る魅力というのはあると思ってるんだと思うけど。

これは帝塚山支店のATM

南都銀行といえば奈良県の銀行だけど、

大阪への通勤客の便宜を図るためか大阪市内にもターミナル中心にいくつかATMを設置している。

店舗・ATMのご案内/大阪府 (南都銀行)

そういや難波に南都銀行大阪支店ありますね。立派な店舗だから驚く。

それでATMだけど、難波・日本橋・上本町・鶴橋・あべの橋と近鉄のターミナルを網羅してる。

あと天王寺駅にあれば完璧だな。あべの橋駅の向かいだけどさ。


そんな南都銀行だが、あべのハルカスの百貨店部分の完成にあわせて、あべのハルカスに新しいATMを作った。

あべの橋で2つ目のATMということだが、このATM、これまでの大阪市内のATMとは異なるようだ。

6月13日(木)、「あべのハルカス近鉄本店タワー館」にキャッシュコーナーをオープン! (pdf)

これまで大阪市内のATMは全て大阪支店の所属だったのだが、

この店舗は帝塚山支店、今年秋に帝塚山にできる新店舗の所属となっている。


最近、南都銀行は大阪府内での営業体制強化を進めているようだ。

2008年に北浜に大阪中央営業部を設置している。大阪の経済の中心地に大阪での拠点を設けたことに南都銀行の気合いが見えてくる。

以後、店舗網の拡大も進めていて、東大阪市内に永和支店・若江岩田支店を設けている。

元々、東大阪市内には2店舗あったのだが、これを積み増した形となっている。

他にも法人向け営業体制の強化は行われてきたのだが、

このたび個人向けのサービスも提供する店舗として帝塚山支店ができることになったようだ。


元々店舗があって、しかも奈良県に至近距離の東大阪市内に新店舗を設けたのはわかるのだが、

なんで今度は帝塚山なんだろうね?

今度は大阪市内に新店舗を設けるぞ、それなら南部がいいだろ、じゃあここかとなったんかね? それならわからんではないが。

それでその新店舗所属のATMをあべのに設けたのは、

将来は奈良県内からの客ばかりではなく、地元客も利用するATMになってほしいという思いもあるんだろうか。


それはそうとして、このATM一覧を見てて気付いたのだが、布施駅・小阪駅のATMって大阪支店所属なんですね。

東大阪市内にも店舗があったんじゃ、と思ったんだけど、このATMが設けられた頃には近くに店舗がなかったんだろうな。

今は両ATMとも永和支店の近くと言えるが、永和支店ができたのは最近のことだからな。

それにしてもなぜ他の東大阪市内の店舗ではなく大阪支店なのかはよくわからない。

このATMができた段階ではなかったのかね?


そこで気付いたんだが、あべの橋駅にある既存のATMは大阪支店のATMのままだし、

あまりATMの所属店舗をいじろうという話にはならんのかなと。

まぁどこの店舗のATMかは利用者にとってはあまり関係ないのだけどね。

一応、振込手数料が同一店舗の場合安いとか、そういうのはあるんだけどさ。圧倒的に入出金の利用が多いから。

むしろATMの管理をどうやって合理的にやるかだよね。そのためなら所属店舗を変えることはあまり問題ないように思う。

川崎にバス停を設けるという選択

路線バスへの移行間近のWILLERのWebサイトを見てたらこんなのを見つけた。

川崎は横浜・東京へアクセス抜群! ラ チッタデッラ × WILLER |高速バス/夜行・深夜バス予約 (WILLER TRAVEL)

路線バスへの移行を機に、川崎駅近くにバス停を設けるということのようだ。


川崎と言われて思うのは、東京まで目と鼻の先だなということよな。

川崎市の人口は多いが、川崎市は細長く、市内の行き来がしにくい。

それだけが理由ではないだろうが、これまで長距離の高速バスは発着していなかった。

いや、東名向ヶ丘バス停は川崎市か、それにしてもそんなに利用者は多くないと思うが。

まぁ東京か横浜に行けば事足りるということだよな。


そんな中、WILLERが川崎にバス停を設けることにしたのはなぜだろう。

説明を見てみると、横浜まで7分、品川まで8分と、東京・横浜へのアクセスが良いことを述べている。

気になって調べてみたのだが、ツアーバスのときは品川に乗降場所を設定していたのだが、

路線バス移行後は品川にはバス停が設置されないようだ。

元々、WILLERの東京側の拠点は新宿らしいのだが、他にも乗降場所を設定していたらしい。

路線バス移行後は関西~関東系統については、新宿に加え、東京ディズニーランド、川崎に停車するのが基本のようだ。

一部、異なるパターンのものは存在するが、そんなに本数は多くない。


しかし川崎というのは面白いところに目を付けたなと思う。

横浜へも東京へも電車ですぐに行けるというのは確かにその通りだ。

新宿~川崎だとルートはずいぶん回りくどいルートを取る必要があるように思えるが、

時間に余裕がある夜行バスならOKということなんだろうか。そこは気になるところ。

基礎工学部というもの

大阪大学に基礎工学部・基礎工学研究科という学部・研究科がある。

あまり聞かない名前の学部・研究科だが、大阪大学と東京理科大学にしかないらしいから当然か。


高専にいた頃、基礎工学部の人が来て研究紹介やらしてた時があったのだが、

このとき、工学部と何が違うのかという話もあったのだが……

それで「一番違うのは立地だ」と言ってたのを覚えている。

大阪大学にも工学部・工学研究科があるが、こちらは違うキャンパスにあるから、それを指して言ってたようだ。

まぁそれ以外にも違いがあるんだということは言ってたが、正直、そこまで明確な違いがわかったわけではない。


もちろんちゃんとした説明はある。

大阪大学の元総長であり、また初代の基礎工学部長を務められた正田建次郎博士は、昭和36年の基礎工学部創設にあたって、基礎工学部のめざすところを、

「科学と技術の融合による科学技術の根本的な開発それにより人類の真の文化を創造する学部」

と述べられました。当時は日本の高度成長がはじまる頃であり、どちらかと言えば、技術だけが重視されていました。基礎工学部は創設されてからすでに50年以上になりますが、この基礎工学部創設の理念は近年ますます重要視されています。

(基礎工学部創設の理念 (大阪大学基礎工学部・基礎工学研究科))

科学と技術の融合というけど、そのことについて技術者からの視点と科学者からの視点は違うよね。


技術者からすれば、自分たちの技術は科学の元に成り立ってるということは当然のことだと思っているだろう。

電気電子工学は主に物理学の元に成り立っているわけだけど、

物理的になにが起きているかとか、物理的にどういうことをしたいかということは必要に応じて考える。

特に大学で学問として工学をやるなら、科学的な視点で技術を見ることは期待されていることだ。

だからあえて言うほどのことではないかな。


一方で科学者からすれば、発見したことの応用というのは必ずしも重要ではないだろう。

新しい科学的な発見があっても、それで生活が豊かになるかというと、そうもいかない。

けど、その発見の中には応用して我々の生活を豊かにできるものもあるかもしれない。

基礎工学部設立にあたっての言葉は、科学の発見を応用して我々の生活を豊かにするのが我々の仕事だ、という意味なのだろう。

大阪大学基礎工学部・基礎工学研究科は理学部・理学研究科と隣接して設置されている。

そういうことからしても、科学から技術を見るという意味合いが強いのかなと思った。

基礎工学部の紹介には、

技術の粋を集めた最新の設備により、いままで見えなかったところが観測できるようになったり解析できるようになったりします。

と、技術から科学への発展も書かれていたが、まぁこれもその範囲に含まれるのかな。


そういえば、その基礎工学部の人は工学部との比較でこんなことも言ってたな。

「工学部の研究室はとても多い。これは具体的なテーマはたくさんあって、それに対応して研究室があるからだ。」

そりゃ歴史が3倍ぐらい違うんだから研究室の数が違うのは当たり前なんだけど、うまいこと言ったもんだなと思った。

科学的視点から技術を見るにしても、具体的な応用に接してやることは重要だろう。

だけど、基礎工学部・基礎工学研究科ではそこまで細かい事を考えているのかというとそうでもないということなのだろう。

具体的な応用の前段階ぐらいに活躍の場所があるからそれでいいのだろう。


ところでここでいう科学というのは必ずしも自然科学ではないようだ。

数学の情報工学への応用、さらには金融工学だとか社会科学からの応用も取り扱っているようだ。

そういう部分を含め、工学の弱点と思われている部分を補完しようという思いもあるのだろう。

比例代表の選挙カー

この前の参議院議員選挙、期間中、1度だけ近所に選挙カーがやってきたのを見た。

1度だけ、その1度だって思っていた選挙カーではなかったから驚いたんだ。


そもそも参議院議員選挙の選挙区は都道府県単位と大変広い。

そんな中で効率よく有権者の支持を得ようとすれば、人口の多い地域を優先して回るのがよい。

うちの地域は人口はあまり多くないし、なにより地理的に他の地域とは距離がある。

そんなこともあって、参議院議員選挙のときは選挙カーがやってくることは少ない。

今回の参議院議員選挙では選挙区のどの候補者の選挙カーもやってこなかった。

もしかしたら平日には来てたのかも知れないけどね。


じゃあ何の選挙カーが来たんだ? という話だけど、実は比例代表の候補者の選挙カーだった。

え? 比例代表の候補者が選挙カー出すの? と驚いた。

制度上は可能なのだろう。しかし、参議院議員選挙の比例代表は全国一区、選挙カーで宣伝するのも簡単ではない。

大阪に行ったときにも比例代表の候補者の選挙カーを見たのだが、都心でこうして呼びかけるのは効果的だろう。

だけど、郊外の住宅団地の中をこうして比例代表の選挙カーが駆け抜けていくのは奇妙な光景だった。

どうしてここを回ることにしたのかは定かではない。地元出身というわけでもないらしいからよくわからない。


比例代表の選挙カーの呼びかけを聞いてて違和感を感じたのは、

政党の名前ではなく、自分の名前を推していたことだ。

そりゃ自分の選挙カーだから当たり前なんだけど、有権者の大半は具体的な候補者名を選んで投票することは考えない。

だから候補者名を聞いても、その名前を覚えておいて投票しようなんて思う人はほとんどいないと思うのよね。

「○○○○または○○党に一票を」ぐらいの呼びかけの方が素直に受け止めやすいように思える。

一般の有権者にとっては、なによりその政党のことを知ってもらうことが大切なはずで、

選挙カーでの呼びかけも政党の取り組みを紹介する部分が大半だった。


ところで参議院議員選挙の比例代表で非拘束名簿式が使う意味は何なんだろう?

この制度が導入される以前、厳正拘束名簿式、政党があらかじめ当選する順番を決める方式だった頃、

自民党では候補者が集めた党員数に応じて順位付けをしていたそうだ。

ところが、この党員集めでスキャンダルがあったことが引き金となり、非拘束名簿式への移行が行われたわけだ。

政党が当選順序を決めていたのを、有権者が当選順序を決めるという方法に変わったわけだ。

けど、非拘束名簿式になってもあえて候補者名を書く人はあまりいないよね。政党にしか興味は無いから。

だから実際には支持基盤となる組織の人数が勝負ということになる。

かつては党員数で争ってたのが個人名での投票での争いになったと。そういうことなんだよね。


こうして選挙カーで回る候補者にとっては、それが報われて自分が当選したいと思うのは当然なんだけど、

まずは党全体でどれだけ議席を確保できるかがなにより重要だ。

自分の名前を書いて投票してくれたら、党の議席数確保にも自分の当選にも寄与できるから一石二鳥というのは確かにそうだが、

政党名でも投票してくれる人がいれば御の字と考えるべきだろう。

まぁ比例代表でも候補者との距離が縮まればどうだか知らんが、今では難しいよね。

水筒で壊れるポケット

大学の中を歩いてたら、なにか落ちた音がしたから、

一体何が? と思ったら、自分の水筒が落ちてた。


いつも水筒はリュックサックの側面のポケットに入れている。

そのポケットはメッシュになってるのだが、これが破れて落ちてしまったようだ。

元々、破れてるなぁとは思ってたんだが、完全にやられてしまったようだ。


前に使ってたリュックサックでも同じような問題が起きていた。

なんでこんなことになってしまうのかという話だけど、

本来はペットボトルを入れるところだから、金属製の水筒だと固すぎてメッシュを壊してしまうんだろう。

ペットボトルも水筒も似たようなもんだろと思ったらこうなってしまうのだからどうしょうもない。


完全に壊れてしまったとなると、もうそこは使えない。

反対側を使うという方法もあるが、そこもまた壊れてしまえば終わりだ。

というわけで、今後は水筒はリュックサックの中に収めようと思っている。

ちゃんと締めないとこぼれてしまうからそこは注意しないといけないが。


しかし、他にも水筒を入れて壊してる人はいるだろうなぁ。

ペットボトルへの対応と水筒への対応ってやっぱり違うんかねぇ。

メッシュを使わなければ壊れてしまうことはないはずだが、そしたらペットボトルで問題があるのかなぁ。

色違いの解答用紙3枚

今日はテスト1日目、思ってたよりずっと大変だった。


大学ではテスト用の汎用的な解答用紙を用意している。

専攻・学籍番号・氏名・科目名などの記入欄があって、罫線が引かれてて解答が記入できるようになってるA3両面の紙だ。

これだけあれば十分でしょってことだろうな。

その紙自体はこれまでも授業でレポートをこの紙に書いてこいと渡されたことがあって見ていたのだけど、

今日のテストでこの解答用紙の画期的な使い方を見た。


複数の教員で担当している科目があって、その科目の問題は各教員が分担して作成したのだろう。

解答も大問ごと、すなわち担当教員ごとに分けて提出するようにということで、解答用紙も3枚配られたのだが……

なんと色違いの解答用紙を3枚配られた。

そんなにカラーバリエーションあったのか。2種類あることは知ってたんだけどね。

それにしてもこんな使い方をするとはね。驚いた。

ただ、学生からすればこの方式は大変めんどくさい。なにしろ解答用紙1枚ずつ、入学年度・専攻・コース・学年・学籍番号・氏名を書かないといけないから。

簡略化して学籍番号と氏名だけで良ければ楽なんだけど……それでもめんどくさいか。

そしてなにより問題だったのが、分量が妙に多かったこと。休まず書き続けても間に合わないぞという声すらあった。


それでテストはどうだったかという話だが、あまりよい出来とは言えないかなぁ。

元々、担当者が変わってるなぁという話はあったのだが、

担当者が変わっても重要なところは重要だろうと思ってやってたら、あまり重要でないと思ってたところが問題に出たりね。

理解が足りないことが露呈したとも言えるのだけど、重要なことがわからない中ではつらいなと。

それでもできるだけ空欄にはせず苦し紛れの答えを書いておいたから、それで部分点が付いてくれれば……

解答は返ってこないだろうから、どのように採点されたかわからないところで最終成績だけ飛んでくるというのは、

良い成績になっても悪い成績になってもなかなか納得しがたいよなぁと。一体どんな成績が付くんだろうね?

消える公民館に新しい公民館

市のWebサイトを見てたときに、公民館一覧から中央公民館が消えてて、よくわからない施設が追加されてた。

一体、なにがあったんだと調べてたら、ここ2年ぐらいの間に公民館関係でいろいろ変化があったようだ。


中央公民館というと市内の地区公民館の統括部門であり、市民全体を対象にした主催講座を行っていた。

かつてはある地区公民館と同居していて、その公民館で行われる主催講座は地区公民館主催のものと中央公民館主催のものが混在していたよう。

内部的にはそういう区別があったのかもしれないが、外からは区別はほとんどしてなかったように思う。

そんな状態が長く続いていたのだが、市の武道場が移転・新築され、そこに交流スペースが設けられることになった。

そのことを機に、中央公民館は武道場に移転し、武道場の交流スペースなどを使っての活動をスタートした。

こうして中央公民館の存在感が出てきたように思ってたのだが、

実際のところは、地区公民館の充実に伴い、中央公民館としてやるべきことが少なくなっていたのが、移転で浮き彫りになってしまったようだ。

中央公民館の主催事業は地区公民館へ、地区公民館の統括機能は市役所に引き上げることになり、中央公民館はなくなった。

武道場の交流スペースは武道場と一体運営されることになったが、かつての公民館としての機能もある程度引き継いだようで、

他の地区公民館ほどではないが、スポーツ以外の活動も引き続き行われているようだ。


新しく公民館リストに加わってた施設だが、これは消防署だな。

なんで消防署が公民館なんだという話だが、消防署の移転・新築にあたり研修施設を地域にも開放することになったことと関係あるようだ。

その研修施設を地域づくりの拠点に使うことになったというのは聞いてたのだが、

同時に地域に公民館事業を行うように委託して、公民館としての機能を持たせたようだ。

市の施設を使った、地域によって運営されている公民館類似施設といったところか。

公民館条例には決まりはないのだが、他の公民館とほぼ同列に扱われているようだ。


毎月、地域の公民館から公民館だより(という名前ではないのだけど)が配られているのだけど、

そこで紹介されている活動を見る限りでは、地区公民館の活発な活動がわかる。

地区公民館の成長により、中央公民館がやることがなくなったというのは、納得のいく話でもあった。

それにしても消防署を公民館にするとはねぇ。

元々、新しい消防署には地域の拠点が設けられるという話は聞いてたんだが、ここまでするとは……

外から見てもただただ消防署だからなぁ。ここが公民館だなんて思う人はそうそういないだろう。