着替えが足りるかギリギリ

明日から旅行ということで準備をしていた。

大してもっていくものはないのだが、着替えについては少し考えた。

なにしろ5泊6日の旅行の間に洗濯するのは難しそうだからだ。


外国出張中はひたすら洗濯物を手洗いしていたわけだが、

あれはずっと同じところで宿泊していたからなんとかなったわけだ。

日本の都市ならばコインランドリーぐらいはあるので、それはよいが、

毎日宿泊地が変わるので、なかなか洗濯しようにも慌ただしいのだ。


答えはなんとかなる、ということになった。

というのも下着類は買い換えの都合とかで多めに在庫していたので、

それをフル動員すれば洗濯せずに乗り切ることはできるだろうと。

中間で洗濯するという案もあったが、宿泊地が都市ではないのでコインランドリーに行こうにも不都合だった。


帰ってきた瞬間に大量の洗濯物が発生するということで、1回で洗いきれない気もするが、

6日に帰ってきても土日と休みは2日残ってるし、多分洗いきれるでしょうと。

帰ってきた直後は予備を動員してなんとかなるかなと。


5泊6日は1人で行く旅行としては間違えなく最長だし、

そうでなくても業務上の出張を別とすれば海外旅行を含めても最長クラスじゃないかな?

その割には身軽な気もするが、タブレットあればノートPCがいらなくて、着替え以外はそこにあるものでなんとかなるぞと。

そういうことですね。

10連休は珍しくないのだ

ラジオでも「今年のゴールデンウィークは長い人だと10連休」なんて話がたびたび出てくるけど、

そんな10連休なんて人そうそうおらんやろという反応がある中で、僕は10連休なのだった。(休暇をトータルでデザインする)

職場でも5月6日を休暇で埋めて10連休にした人はあまりに多い。

世間的にはどうか知らんが、この会社では10連休は珍しくないようで。


あまりに5月6日に休暇を取得する人が多いということで、

安全管理担当者が「5月6日は安全管理上は休日扱いで運用したい」と連絡を回していた。

どうも始業時に守衛から台帳を取ってきて、最後に退勤する人が台帳にチェックして守衛に戻すということをやらないといけないそうだが、

担当者が全員休みで回らないということか、出勤する人がいればその人が台帳を取ってくるという休日の扱いでやりたいと。

なにしろ出勤する人の方が少数派という状況なのだから、納得せざるを得ない部分もある。


連休中は連続運転しているサーバーなどを停止するということが行われる。

この停止期間を見てみると 4月28日~5月9日 という記載になっていることがあり、

しれっと連続運転も10連休になっているのだった。

5月6日に運転再開するための作業をする人もいないし、なくても大丈夫だろうと。

それを使って仕事をするような人にとってはたまったもんではないが。


よりによって5月の稼働日初日に不在の人が多いということで勤怠管理という点でもめんどくさい。

各所からことあるごとに「4月の勤怠は必ず28日に確定させて、連休の勤怠は先に入れておくように」と言われ、

挙げ句の果てに16時ごろに課長から直々に「今すぐ確定させろ」と言われるほど。

これが月の真ん中に10連休ならよかったんだろうけど、よりによって月末月初というのが大変だ。


ちなみにここで休暇を取ることが多いことについては、上司も概ね好意的に受け止めているようだ。

職場全体としては仕事も比較的落ち着いた時期にあるということで、ぜひ休暇を取ってほしいという話もあるほど。

社内でも職場によるのかもしれないが、どうせみんな休みなんだろって印象なんだろうな。

おかげで旅行の計画も立てやすくてありがたかったが。

コールサインは何に使う?

放送局にはコールサインがある。

例えば、NHKラジオ第1の東京だと JOAK とか。総合テレビも JOAK-DTV ですね。

このJOAKというコールサインはNHKより歴史があって、1925年に開局した東京放送局のコールサインを引き継いでいる。


コールサインって何に使うの? って思うよな。

放送局にもよるが、多くの場合、見ているテレビ、聞いているラジオのコールサインを意識することはない。

実はコールサインを使うのは放送開始時・終了時ぐらいのことらしい。

インターネットにあがっている音源を聞くと、放送開始時・終了時には「JOBK、NHK大阪第1放送です」ということを言うことになっているよう。

民放だと放送局の所在地、送信所の所在地・周波数・出力なども一緒に言っているが、

それは必須事項でもなく、最低限、コールサインと放送局名を言えばいいことになっているよう。


コールサインというのは一定の体系はあるがほとんど開局順に割りあてられている。

NHKラジオ第1、NHK総合、NHK-FMのコールサインは、早期に開局したところでは JOAK(東京)、JOBK(大阪)、JOCK(名古屋)……と割りあてられている。

ラジオ第2、EテレのコールサインはJO*KをJO*Bに置き換えて、JOAB、JOBBなどとなるルールもあるよう。

民放もほとんど開局順で、AMラジオ局では JO*R→JO*E→JO*F 、テレビ単独ではJO*X→JO*I→JO*H、FMラジオ局では JO*U→JO*V というのが一般的な流れなのかなと。

ちなみにテレビの黎明期にはAMラジオをやっていた会社がテレビに進出することも多く、その場合はラジオもテレビも同じコールサインを使う。

毎日放送のコールサインは JOOR で、テレビも JOOR-DTV (アナログ時代はJOOR-TV) となる。

一方、テレビ単独として開局した放送局は日本テレビが JOAX など、違うレンジで割りあてられている。

最近ではラジオ局とテレビ局で分社化することも多く、CBCはラジオもテレビも JOAR だったが、分社化後はラジオはJOAR、テレビはJOGXとなったよう。


あまり使い道がないと書いたコールサインだが、放送局によってはけっこうアピールしていることがある。

インターネットのドメインがコールサインという放送局はいくつかあって、

文化放送が joqr.jp、ラジオ関西が jocr.jp など。どちらもコールサインをアピールすることは多いのだろう。

そうでなくても放送局を表す略号として、コールサインの末尾2文字を取ってきたものを使うことはそれなりにあって、

フジテレビ(JOCX)をCXと呼んでいたりとか、NHK大阪放送局(JOBK)では見学者向けの施設にBKプラザと名付けたりとか。

コールサインを放送局の名前にしてしまったところもある。それがTOKYO MX、コールサインのJOMXから名付けられた。

社名の 東京メトロポリタンテレビジョン の略称と言われてもしっくりくるが、当初は社名の略で TMT とか呼んでたときもあったらしい。


なお、放送終了・開始時ぐらいしか出番のないコールサインだが、

その昔は毎晩放送を終了して、毎朝放送を再開するということをやっていたので聞く機会も多かったよう。

今でも、民放ラジオは日曜深夜~月曜早朝にかけて数時間の放送休止を行うので聞くチャンスはあって、

先日、とあるラジオ局の放送終了を聞いてみたが、確かにコールサインを言っていた。

ではそれ以外はというと、テレビはほとんど放送休止がない。NHKラジオは昔は放送休止があったが、今はほとんどやらないそう。

もちろん点検などで必要なら放送休止を行うので、そこはチャンスなのだが、コンスタントに放送休止がやってくるのは民放ラジオぐらいのもの。

なかなかレアなもんですね。

千円札がたくさんいれば心強い

旅行先ではどうしても現金が必要なので、それに備えてお金を引き出したのだが、

紙幣だと千円札しか入っていない財布に、全部を千円札で引き出したお札をつっこんだら、

財布の中身が千円札だらけになった。


去年、出張でとある国でいたとき、おつりが返ってこないから高額紙幣は使いにくいという話を書いた。

実はおつりがないだけ

日本ではそういうこともないので、1万円札しかなくてもなんとかなるだろうと。

そうは思うのだが、やっぱり千円札って便利なんだよな。


旅行中、どうしても千円札が必要だなと思うのがバスだ。

路線バスの両替機は基本的には千円札しか受け付けない。

千円札さえあればそこからの両替には対応できるので、それでも十分ありがたいとは言えるが。

千円札ばっかりにした理由の1つはそれで、かさばるが困ることがないようにというチョイスだ。

それ以外はお札でおつりも出てきそうなので、どうしても千円札じゃないと困るということはないが。


千円札が好きなのは銀行のATMもそうだ。

銀行にもよるが、みずほ銀行のATMでは、1万円未満は全て千円札で出てきて、

1万円以上は一部両替ボタンを押せば千円札10枚~19枚+1万円札、一部両替にしなければ1万円札+千円札0~9枚として出てくる。

ATMって5000円札が出てくることは基本的にはないらしい。それも銀行によるんだろうが。

一方で千円札は最大19枚まで1回で出てくるということで大盤振る舞いだ。

ATMの認識としても千円札は便利な存在のようだ。


大金を持ち歩くのに千円札は向かないが、使うという点ではなかなか便利な存在だ。

僕は現金で大金を持ちあることはあまりしないから、千円札ばかりになるのも道理なのだ。

とはいえ、今回の旅行って宿代も現金で用意しないといけないところがあるんだよなぁ。

途中で引き出してもいいのだが、必要なのがわかってるのなら出発前から持っていってもいいよな。

千円札だらけにしたのとは別に1万円札も用意しとくか。やっぱり。

差分ツールが大活躍

仕事道具もいろいろあるけど、差分ツールはわりとよく使う。

ソースコードの差分を表示するのに使うのだ。


最近はこういうことに使っている。

別の製品に使われる2つの類似したモジュールがあって、それを仮にAとBとする。

ここでAのソースコードの変更点の一部をBに反映するということをするのだが、

このときAとBのソースコードの差分を調べて、Aのソースコードから反映すべき部分を調べて、

そして反映すべき部分だけマージすると。

実際には差分を反映するだけで万事OKとはならないが、差分を調べるところから始まるのは確か。


職場で使っている差分ツールは DF で、これは業務用のフリーソフト一覧に掲載されているものだ。

このツールはフォルダの比較、バイナリの比較もできる。

フォルダの比較というのは、2つのフォルダ内のファイルを比べて、差分があるファイル名を着色してくれると。

これにより、バージョン違いの一連のファイルを比較して、どこに差があるのかすぐに探せる。

バイナリの比較はバイナリモードにしないといけないが、そうすると、バイナリのどこに差分があるか表示できる。

バイナリファイルの比較というのもニーズがあって、完全一致するか否かはハッシュ値の確認でいいが、

バイナリ内で日時情報以外に差がないかとか、そういう比較するにはDFが役に立つ。


DFは職場にやってきて、仕事用のソフトウェアでは最初に入れたもののような気がするな。

それ以来、使い方はいろいろだが、かなり活躍しているソフトだなと思う。

業務用のフリーソフト一覧に登録されているものは 定番ソフト が多いとは思っていたけど、DFもそういうタイプでしょうね。

Vectorでも差分ツール筆頭として掲載されていたし。

必要に迫られて席替え

今週は職場の各所で席替えが行われるようで、

今日は僕の本来の所属部署の席替え、木曜日はジョブローテーションで来ている職場の席替えということで、

それぞれ荷物を運んだりしないといけない。


いずれの職場も適当に空いているところに僕の席を配置したというのが実情ではないかと思う。

本来の職場での席は指導役の人の席の近くではあったのだが、

それ以外の近所の人は他の部署の人ばかり。

同じ課で一緒に仕事する人とはできるだけ近づけてくれていたのだが、その割には微妙な立地だった。

ジョブローテーションで来た職場では、一緒に仕事する人の席と直線距離では近いのだが、

通路とかの事情があって、席を行き来しようとするとなんとなくめんどくさい。


職場の人数は変動するし、仕事内容も移り変わり、チーム構成も変わり、

というわけで座席配置を機動的に変えたいところだが、実際にはなかなか難しいのだろう。

席替えにかかる手間もバカにならないのだ。

僕は30分もかからずに完了したけど、人によっては動かす荷物が多いとかで時間がかかっている人もいたようだし。

それだけの手間をかけても席替えをするべきというぐらいの歪みが生じないと、席替えをしようとはならないのだろう。


僕が新しくここの職場に来た時点ではまだ許容範囲という判断だったのだろう。

多少不便だが、それでも仕事にならないほどではなかったからな。

そうやってやってきたが、5月にはそれでは仕事が回らなくなるということで、席替えとなるわけである。

いずれの職場も席替えの後は、一緒に仕事する人たちと隣り合わせの座席になるようでなにより。

現時点で最適な配置を追求した結果だろう。


座席がスカスカなら席替えもこんなに大事にならんのだろうけどねぇ。

もうちょっと余裕が欲しいけど、ここの職場は詰め込めるだけ詰め込むというやり方をしているようで。

その分、ワンフロアに製品開発に関係する人が集中しているから便利なんですけどね。

足に不便して頭を悩ませる

前から連休の旅行の計画を立ててはいたのだが、昨日きっぷを買ってきた。

目的地は北陸というよりは東北ですねぇ。


5月1日から6日まで、5泊6日の旅行である。

去年5月も京都・徳島に4泊5日で出かけているから近しいものがあるが、

あれより計画を立てるのはかなりめんどくさかったし、お金もかかる予定だ。

ルートは長野から新潟、鶴岡、秋田まで日本海側を進み、田沢湖、平泉となっている。

このルートに決まるまでにはいろいろあったのだが、当初より上越から秋田までは日本海沿いに進むことは考えていて、そこは実現した。


今回の旅行の計画を立てる上で最大の問題は観光地へ向かうバスがないということである。

自家用車の旅ならよいのだろうが、基本的には鉄道の旅だから、鉄道駅から先、歩いて行けないところに行くにはバスが必要だ。

ところが行きたい観光地があっても、路線バスが廃止されてしまったところの多いこと。

さすがにここまでひどいとは思わなかった。本数が少ないという話ではなく、全く存在しないのだから深刻だ。

そんなわけでだいぶ計画を変えて、鉄道とバスでなんとかなりそうでおもしろい観光地を探したのだった。

そして、鉄道とバスでなんとかなりそうな目的地が鶴岡と田沢湖周辺だったという話である。

それに伴い、前後の目的地にも変更を行い、最終日が中途半端だったので平泉を加え、

初日は松本を経て長野に入る予定だったのを、東京から長野にバスで直行するルートに変更して、5泊6日の計画が出来上がったのだった。


今回の旅行、都市間の交通費で3万円ぐらいしている。

これとは別にエリア内の移動にバス代が必要なのだが、それは置いておいて。

乗車券・特急券、いろいろ足し算するとけっこうな金額になったなと思ったが、お得感はある。

というのも、東京~秋田を新幹線で単純往復すると繁忙期というのはあるが35200円する。

これには裏があって、1つは乗車券が一筆書きになっており、距離の割に安いこと、

もう1つは都市間の移動には基本的に特急を使っているが、自由席メインなのでそんなに高くないということ。

連休は特急も混むだろうが、利用区間・列車・時間帯を考慮するといずれも自由席で十分と考えるに足るものがあるということだ。

なお、東京~長野は鉄道ではなく高速バスだが、5月1日の長野方面の高速道路には渋滞予測は出ていない。

なので安心して、乗換なしで新幹線よりは安いバスが使えるということで、これも割安感につながっている。


ただ、一部のきっぷは変な買い方ということで、駅員に手間をかけることになってしまった。

まず、1つが角館→北上の立席特急券だ。

角館→盛岡の特急はこまち号、全席指定である。

ただし、秋田~盛岡に限っては立席特急券を買うことで自由席相当の値段で指定席の空席を使える。

盛岡→北上はやまびこ号で、これは自由席でよいと判断している。1駅間なので自由席だと安いしね。

秋田~盛岡だけの立席特急券はえきねっとでは買えないが、駅の指定席券売機では買うことができる。

ただ、盛岡より先は自由席というのは券売機では買えない。というわけで窓口対応となる。

大丈夫かな? と心配だったのだが、ちゃんと正しいきっぷが出てきた。1690円也。


次に困ったのが乗車券、長野から一筆書きの長い乗車券なのだが、えきねっとで購入することができた。

が、帰り道で受け取ったきっぷを見ると、経由が途中で切れていた。

それもタチの悪いことに「長野・新幹線・上越妙高・トキめき・直江津・長岡・新幹線」で切れてしまっていたのだ。

これで目的地は東京方面となれば、長岡から新幹線で大宮方面に行くと理解するのが自然である。

まさか長岡から新幹線で新潟、さらには秋田へ向かい、盛岡経由で東京方面に向かうと思う人はそうそういないだろう。

というわけで駅にもどって窓口で申し出ると、手書きでこの先の経由を書き足してくれた。

運賃と経由の整合性がとれているかを端末に入力して確かめていたのだろう。

なんというか、えきねっとで買った割には駅員の手を煩わせる結果になってしまって申し訳ない気がしたが、

そんな致命的に経由が欠けるきっぷを平然と受け取れてしまうのもどうなのよと思った。


宿もいろいろあって、今までの旅にはないユニークなものもあるのだが、それは出発してから書きましょうかね。

なかなか計画段階から大変で、1本に繋ぎあわせることに大変苦労したわけだが、

こうやって1本につながったように見えても、本当に大丈夫? と思うところはある。

が、一応は余裕を持って計画してあるので大丈夫かなと。

CATVの工事に来たが……

先日、CATV会社がポストに契約プラン変更に伴い、説明と調査のために訪問したいというチラシを入れていた。

この社宅にはテレビのアンテナはなくて、地上波も含めてCATVで見ている。

地上波だけならそのままテレビを壁につなぐだけで見られるので、STBは置いていなかったのだが、

CATV会社に連絡すれば無料でSTBを置いてもらえるので、それでBS・CSも受信できるとは聞いていた。

ただ、あまり必要性もなかったので、今日まで放ったらかしにしていたのだった。


契約プランの変更というのは大家が決めたことである。

社宅なら大家は会社だと思うところだが、さらに大家がいて、会社は建物ごと借りて、部屋を従業員に貸しているという状況だ。

訪問時に聞いた話なのだが、CATV会社が従来のプランを刷新したので、改めて大家に選び直してもらったということだそう。

それで、プラン変更で大きく変わるのは、インターネットが無料で付いてくるという点である。

一方で、CSは今まで一部の有料チャンネルも無料だったのだが、それがなくなり基本チャンネルのみの提供となる。

って今までCSの有料放送も一部は無料だったんだな。知らんかった。


インターネットが無料で付いてくるというのは興味があるし、BSを見られるようにSTBを置いてもらうのはいいことだ。

というわけで、CATV会社のチラシに従って、訪問希望日を電話で連絡した。

そして、1週間後、CATV会社がやってきて説明を受けた。

  • テレビは地上デジタル・BS無料放送は無料、有料放送は差額を支払えば見られる
  • インターネットは無料では下り12Mbps、40Mbps・120Mbpsのプランも差額を払えば使える
  • 追加料金を払えば電話なども付けられる
  • いずれにしても初回工事費は無料で、いつ転居で解約しても違約金などは不要

ということで、とりあえずは無料の範囲でテレビとインターネットを付けてもらうことにした。

インターネットはフレッツ光があるが、無料なのでとりあえず引いてもらって、使えそうならCATVに一本化する方向で。

12MbpsのCATVインターネットでもそれなりに使い物になるのは経験上知っているが、

将来、40Mbpsへの格上げをすることになっても、モデムの交換はいらないので、3000円ほどの手数料を払えばできるとのこと。


それで今日、工事に来た。

なんと2人体制である。もう線を引き込んであるのだから1人体制でもよさそうなもんだが。

1人は同軸ケーブルの加工をするぐらいしかしてなかったし。

STBを置いて、ケーブルモデムを置いて、STBの設定をしていたのだが、

作業員が確認画面とにらめっこしながら、資材を取りに行くだとか、建物内のCATVの分岐点を見に行くだとか言い出す。

後で説明を受けたのだが、インターネットやビデオオンデマンドで使う帯域の受信レベルが低すぎたそう。

通常、60dBμVあるところ、40dBμV程度しかなかったもんだから低すぎると。

50dBμVあればOKだそうだが、それより10dBも悪いので、これでは十分なサービスが提供できないと。

宅内配線の劣化とのことで、大家と相談の上、宅内配線を改修して、その後に改めてCATVの工事をするとのことだ。


というわけでCATVの本格導入は先延ばしになったわけだが、

インターネットの統合については来年2月まではやらないだろう。

というのもBB.exciteの最初2年間の優遇がかなり大きい一方で、キャッシュバックを受けた都合、違約金が大きいという話がありまして、

そこまでは使い続けたいなと考えているわけだ。

というわけであまり急いでいないのだが、予想より大事になってしまったなと思っている。

本当にCATVインターネットはやってくるのだろうか?

沖縄県だけ飛び地なのにはわけがある

会社の組織図を見て思いだしたのだが、この会社では沖縄県は関東の扱いなんだよね。

あれ? と思うのだが、合理的な理由があるのである。


沖縄県にも事業所があるけど、組織名としては 関東支社 那覇出張所 のようなもんでして、

関東地方を担当する組織の中に、沖縄県を担当する組織があるという状況になっている。

なぜこうなっているのか? 話を聞くと、こういうことらしい。

まず、沖縄の事業所は規模が小さくて、従業員数も少ない。

なので、単独で支社とかそういうレベルの組織にするのは割に合わない。

一方で、普段は少ない人数で足りても、応援要員が必要となることがある。

そんなとき応援要員を送り込むことを考えると、規模の大きい関東地方担当と一緒にしておくと都合がいい。

そういう都合があるらしい。


沖縄だけである程度の事業規模があれば、沖縄で独立した組織とすることは珍しくない。

陸繋がりではないとか、商慣例に差があるとかそういうところも関係あるんでしょうけどね。

ウィルコムはソフトバンクに合併したのに、未だにウィルコム沖縄が生き残っていて沖縄県でのワイモバイル事業だけ別会社とか変な話もある。

一方で、事業規模が小さければ、沖縄は九州に含むという対応が行われることが多いかと思う。

ただ、よく考えてみると、沖縄に行こうとすると、鹿児島からでも福岡からでも東京からでも、基本的には飛行機で飛んで行くことになる。

那覇空港からの飛行機で一番本数が多いのは、羽田空港への路線である。飛ぶ前提なら東京から行くのは合理的なのだ。

少なくとも距離的には近そうな鹿児島よりは、福岡の方が飛行機の都合はよっぽどいいのは、直感的にわかるのではないかと思う。


この会社で、沖縄は関東の扱いだが、一方で奄美群島は鹿児島県だから九州の扱いになってるはず。

実際のところ、奄美だとそっちの方が都合がいいでしょうね。奄美は鹿児島への飛行機が一番多いから。

奄美群島と沖縄県でだいぶと扱いが違う気がするが、そこは離島と曲がりなりにも本土の差でしょうね。

定義上、日本では 本州・北海道・四国・九州・沖縄本島の5島が本土、それ以外が離島と定義されている。

本州・四国と陸繋がりの淡路島が離島で、他の本土4島からは空か海からアクセスするしかない沖縄本島が本土というのは違和感があるが、

沖縄本島には那覇市を中心に行政機能が集積されているので、沖縄本島には拠点性があるという理解なのではないかと思う。

なんでも鹿児島経由になる奄美との違いはそこにあるんじゃないかなと思っている。

他社製品もうまく使う

本当に正しい情報かは知らないけど、三菱自動車の工場には三菱自動車または三菱ふそう以外の車両しか原則乗り入れられないらしい。

正しいか知らないとは書いたけど、自動車メーカーの工場で他社製の車両だと扱いが悪いという話は聞いたことがあって、

従業員用駐車場も自社の車両ならば便利な場所に駐車できるけど、他社製だとやたら遠いとか。

だから、他社製の車両の原則乗り入れ不可というのはあっても不思議ではないのかなと。


実は、僕が働いている会社では、開発現場で使うある機器を作っている。

正確にはグループ会社の製品なんだけど、それも含めて自社製品ということで。

それで確かにその種類の機器は自社製品が多くて、自社製品を優先して選んでいることが見て取れる。

ただ、その種類の製品でも他社製品もそれなりにあって、見渡してみるとけっこうある。

同等の性能を有する製品が自社にないから選んでいるというのもあるんだろうが、

自社製品が多いとしてもそれで埋め尽くすことはあまりないというのは実情ではないかと思う。


営業の人から教えてもらったのだが、こんな話もある。

なんと、自社製品を売るときに、自社製品と競合関係にある他社製品をセットで売るということもあるのだという。

自社製品とセットとはいえ、あえて競合製品とセットで売るというのは変な気がするが、お客さんの希望でそういうことをするらしい。

例えば、hpのPCを買うが、プリンターをhpではなくEPSONにして欲しいとか、そういうことですね。

もちろん全て自社製品を選んでくれればそれに越したことはないのだが、主な構成部分として自社製品を選んでくれるだけで十分ということだろう。

他社製品ではあるものの、実務的にはそのことが問題になることはあまりないようで、他社製品とのセット売りができることにはそういう事情もあるよう。


現実にはそんなもんでして、自社製品にこだわるのも考え物である。

自動車メーカーもそのことは知ってるはずなんだけどね。

なにしろOEMで他社製品を自社製品として売ることはよく行われているわけだから。

自社で持っていないタイプの製品を他社から仕入れて、自社のブランド名で売ると。

フルラインナップというのは大変なことだという話だ。

ましてやラインナップにあったとしても、それが本当に便利かというと、それはなかなか自信を持てないこともあるだろうし。

だから自社で使うものならともかく、従業員とか出入業者が他社製品を買おうが、それは自由であるべきだろうと思いますがね。