去年もおととしも大晦日には1年を振り返って記事を書いている。(参考 : Blogで振り返る2011年 , おおみそかに2010年を振り返る)
そんなわけだから今年も年が明けるまでに今年を振り返ってBlogの記事を書かないと、
と思ったときにはもう今年も3時間しか無いのだという。
ああ、もう2012年も終わりなのか。
1月、いろいろあったけどなにより当時、自宅にあったLibserverがぶっ壊れたことが大きな事件だったかな。
VPSで復活したLibserver , レンタルサーバーからVPS
古いPCをもらってきてそれをごまかしながら使っていたが、もう耐えられないということで、
6年半の長きにわたり自宅で動かしてきたLibserverをVPSに移すことに決めた。
もうすぐVPSになって丸一年になるが快適なものだ。
月980円のプランだけど性能は大満足だ。サーバーが停電で落ちることもないはずだ。
ただ、2012年はレンタルサーバーやクラウドコンピューティングにとって衝撃的な事件が起きた年でもあった。
今年6月にファーストサーバーでサーバーのデータが消失し復旧を断念するという大きな事件が起きた。
レンタルサーバーだからといってバックアップを怠ってよいわけではないと知らしめた大事件だった。
1月~3月の記事を見ていると学業関係の記事が並んでいる。
この頃は研究のための環境が整って研究が特にはかどった時期だったということか。
確かに思い返してみればこの頃から夏にかけて、大きく進んだな。
専攻科修了後、進学する大学院探しもこの頃にやっていた。
オープンキャンパスに行ったり(とりあえず大学院に行ってみる)、インターンシップに行ったり(大学院の研究室の人々)、
実際に行ってみるのはよいことだ。
来年4月からはインターンシップでお世話になった研究室に配属されることが決まっている。
さて、大学院での学業や暮らしはどうなるのだろうか。不安もあるがそれ以上に楽しみだ。
あと、3月20日に近鉄のダイヤ変更があって、4月からの通学も少し変わった。朝と夕方はさほど変わらなかったんだけどね。
なにより長らく使ってきた区間快速がなくなったのよね。新しい快速急行と区間快速はほとんど差がないとはいえ。
先月だったかな。駅員が放送でうっかり区間快速と言って訂正していたのを聞いたけど、その間違いもわからないではない。
4月になって専攻科2年生の始まりだ。専攻科2年生になって授業がスカスカになった。
今思えば前期はまだ授業があった。後期は本当に授業が少なくなってしまった。週2コマしかないし。
そんなんだから2年生は研究室にいる時間がぐっと長くなった。研究室にいるより授業に行く方が楽しい気もするが、研究ははかどる。
4月になってまもなく大学院の入学試験のための準備が始まった。(研究希望調書を考える仕事)
以後、合格が決定する7月まで、志願理由書の作成、口頭試問のための配布資料の作成、口頭試問の練習などなどやってきた。
今思えば長かったよね。本当に手間のかかる入学試験だった。
5月の連休は家族とお出かけ、そして一人旅。
家族で出かけたのは京都ですね。(京都で縦横無尽に動くのは難しい) 祇園界隈にいると思いきや、思いつきでできたばかりの京都水族館に行っている。
そういや梅小路公園に新しい鉄道博物館が出来るそうですね。交通科学博物館が移転し、梅小路蒸気機関車館と統合し大きな博物館ができるらしい。そんなホットスポットではある。
一人旅というのは伊勢神宮・二見浦・鳥羽水族館ですね。(伊勢神宮から二見浦、鳥羽水族館へ)
また水族館かよ。いや僕の方が先に計画してたんですよ。わずかにだけど。
伊勢神宮はともかく、二見浦に行ったのはかなり昔の事だし、鳥羽水族館も本当に久しぶりだった。
その翌週には高専カンファレンス in 奈良のために奈良へ行っている。(平城宮跡に見る奈良時代 , 独創性を求める高専カンファレンス )
いろいろ出かけたんだな。
あと5月20日の金環日食か。(家を出る前に金環日食を)
家を出るのを遅らせて金環日食を観測してから出かけたのだけど、あれはいいものだった。
6月、専攻科の実験の話題が多く並んでいる。
Androidと自動車型ロボットを無線LANでつないでそれでなにか作る実験をしてたのよね。
組み込みシステムについての知識を実践するよい機会だったか。よい経験になったと思う。
ただそういう分野に明るくない人にとっては難儀した実験ではあったのだけど。
7月になったら大学院の入学試験が2週連続でやってきた。(大学院の口頭試問の日 , 飛び回るTOEIC公式認定書 )
進学することになった大学院の入学試験の口頭試問はかなり過酷だった。
その後、この口頭試問の話を他の人にすることが何度かあったのだけど、恐ろしい試験だという感想が多い。
合格したんですけどね。後で聞いた話だけど、かなり評価は高かったようで、終わったときには合格はほぼ決まっていたようで。
もっとも内部生は受ける前から合格が決まってるような状況だったようだけど。
夏休み早々、またしても学会発表のためにお出かけ。今度は淡路島だ。
ただ、それが終わればわりに夏休みはゆったり過ごすことが出来た。
けど時々は研究室に行ってたな。7日間隔ぐらいで。
夏休みの最後、熊野・十津川へ1泊2日の旅行へ出かけた。(和歌山から那智山へ新宮へ , 十津川バス横断の旅)
和歌山県・奈良県が目的地なのに泊まりがけというスケールの大きさよ。
前々からやりたいなと思ってたことがいろいろ実現できて実りある旅行だった。
この旅行では台風の爪痕を多数見ることになった。修復工事を始めた那智の滝、片側交互通行だらけの国道、迂回路を走るバス、土砂崩れと土砂ダムの跡……
実際に見てみないと実感の沸かないことかなと思うけど、これが2011年の台風12号の爪痕だ。
夏休み明け、学位授与申請に向けての準備が本格化した。(学位授与のレポートはどう書こう)
できるだけ複雑にせずに、コンパクトに、けど学士のレベルに達しているであろうレポートを用意した。
結果的には小論文試験も乗り切りやすくなったのかなと思う。
そんな中、うちで飼っていたうさぎが死んだ。(ペットと暮らすということ)
思い返してみると長かったんですよね。長すぎてこのBlogでもことさら取り上げなかったぐらい。
もうそれから3ヶ月ですか。もう彼が暮らしていたケージはないし、彼が走り回ることはない。
最後は弱ってたから走り回ることはなかったけど、元気だった頃は本当ににぎやかだったな。元気すぎてそれはそれで苦労が多かったんだけど。
それと9月はKIPSの申込みをしたんだったな。(KIPSのための口座開設)
大学院進学後を見据えてPiTaPaを作りたかったということなんだけどね。
9月末にはまた小旅行、飛鳥にハイキングに行ってきた。(飛鳥・藤原の宮都の姿を想像する) これも一人なんだけどな。
11月、学校近くで大きな大会があってその補助にかり出された。(うまく回らない大会補助の仕事 , 来場者をバスに押しこめる仕事 )
大会の成功を支えることができたのはよかった。誘導の仕事だったけど、やりがいはあった。
ただ1つの不満は給料か。先日、給与明細を受け取ったのだけど噂通りの金額だった。学校の規則だから仕方ないとはいえ……
11月もお出かけ。去年初めて行った正倉院展、今年も行ってきた。(奈良市内のバスの怪しいところ )
そして高専カンファレンス in 富山のため富山へ出かけていた。(富山の港と薬と寿司を知る , 理系と文系というけれど )
12月になってもうすぐ小論文試験というとき、僕が悩まされたのは下痢だった。(予測しない体温計 , 下痢と闘うための方法 )
そういえば最近、ノロウイルスが猛威を振るっているという話があるけど、ノロウイルスだったんかなぁ。
これまで下痢に悩まされた覚えはなく、1日ちょっとの絶食なんて人生でも初めての経験を経て回復した。
12月16日、学位授与の小論文試験に行ってきた。(小論文試験でなにを問う)
先ほど書いたように小論文試験は無事に乗り切れた。
そしてこの日は衆議院議員選挙の日だったのよね。期日前投票してから行ったのだけど。(期日前投票で投票を済ませる)
ところでこの選挙、投票率が低かったということで話題になった。
うちの選挙区もそうだったのだけど、小選挙区は政党の分裂などで新人候補者が乱立したところが多かったもんだから、
当選者が投票前から事実上決まっている状態で、投票したところでどうしょうもない、そういう現実を受けた結果なのかなと思う。
結果的に自民党・公明党が衆議院の2/3の議席を専有するに至ったわけだけど、
自民党は多くの選挙区に有力な候補者を立てることができて、他の政党はできなかった、勝因はそれに尽きるのだと思う。
小選挙区制では二大政党に収束すると言われている。おそらくは自民党・公明党以外の政党の集約が今後進むのだろう。
今度の国会議員の選挙はそんな状態で迎えたい。
それが今回の感想だ。書こうと思ってこれまで書いてこなかったけど。
その前に参議院議員選挙の一票の格差やら小選挙区制と大選挙区制の混在やらどうにかしろよと思うけど期待できないけど。
2012年、振り返ればいろいろあったなと思う。
その中でも、大学院を決めて、学士の学位を目指して、次の一歩に向けての準備がやはり1年のうち大半を占めたことかな。
もう来年の3月には7年の長きにわたり勉学に励んできた高専から離れるわけだ。
そのために歩いた1年間、それに尽きるのかも知れないね。
そんな2012年も、さっき年越しそばも食べてきたし、とうとう終わりだね。
果たしてこのBlogを購読している人がどれぐらいいるのか知らないけど、何人かいるらしいことはわかっている。
本質的には自分のためと思っているが、読んでくれている人がいるのはありがたいこと。
ありがとうございます。そして来年もよろしくお願いします。
そして来年がまたよい1年になりますように。