3000m級の3勝クラスがあってよかった

昨日、ステイヤーズステークス(GII)が行われた。

日本競馬の平地レースでは最長の3600mである。

このレースの出馬表を見たときからちょっと気になってけど、

結果と照らし合わせて、1~5着のうち4頭に当てはまることがあることに気づいた。


それは2021年から登場した3000m級の3勝クラスを走っていたということである。

(他にも5頭中4頭が当てはまることはあるけど、それは後で)

3000m以上のレースを中心に抽出するとこんな感じ。

  1. シルヴァーソニック
    2021年 松籟S(3200m) 3着→ジューンS(2400m)優勝→ステイヤーズS 3着→2022年万葉S 3着→阪神大賞典 3着→天皇賞(春)競走中止(落馬)
  2. プリュムドール
    2022年 松籟S(3200m) 3着古都S(3000m) 優勝
  3. ディバインフォース
    2021年 天皇賞(春)15着→古都S(3000m) 4着→ステイヤーズS 優勝→2022年 天皇賞(春)12着
  4. アイアンバローズ
    2021年ステイヤーズS 2着→2022年 阪神大賞典2着→天皇賞(春) 5着
  5. メロディーレーン
    2019年菊花賞5着→2020年阪神大賞典5着→天皇賞(春)11着→2021年松籟S(3200m)7着→天皇賞(春)11着→古都S(3000m)優勝→ダイヤモンドS 13着→天皇賞(春)9着

プリュムドールとメロディーレーンはいずれも古都ステークス優勝でOPクラスに昇級している。

(メロディーレーンはそれ以前も阪神大賞典・天皇賞(春)に出ているがいずれも格上挑戦)

ディバインフォースは去年は格上挑戦で勝ってるんですね。


そもそも平地3000m以上のレースは2004~2020年は下記6レースしかなかった。

  • 万葉ステークス(OP・ハンデ) 3000m 1月
  • ダイヤモンドステークス(GIII・ハンデ) 3400m 2月
  • 阪神大賞典(GII) 3000m 3月
  • 天皇賞(春) (GI) 3200m 4~5月
  • 菊花賞(GI・3歳限定) 3000m 10月
  • ステイヤーズステークス(GII) 3600m 11~12月

いずれもOPクラスで、格上挑戦は可能だけど、OPクラスの馬が優先である。

ほとんどは重賞で唯一異なるのが万葉ステークスの年1レースと。


その状況が変わったのが2021年、京都競馬場の工事で天皇賞(春)が例年と異なる阪神競馬場での開催となったことである。

阪神芝3200mのコースは外回りと内回りを切り替えるという特殊なもので、

現在のコースでは1回もやったことがないため予行演習が必要と、条件戦が設定されることとなった。

それが松籟ステークス(3勝クラス)である。これまでは2400mで行われていた。

このレースの結果を見て阪神大賞典や天皇賞(春)に行くものもいた。

(勝ってOPクラスになったディアスティマ以外は格上挑戦なんだけど)


一定の手応えがあったのが、菊花賞の翌週にも古都ステークス(3勝クラス)が3000mで行われた。

菊花賞は3勝クラス以上なら出られるから、3歳でここに回るのはいない。

そして来年、京都競馬場での競馬開催が再開し、予行演習の必要はなくなる。

このため、来年から松籟ステークスは無難な3000mに改められるが、引き続き3000m級の3勝クラスとして存続するようである。

万葉ステークスと合わせてもたった年3レースだが、それでも3歳戦の菊花賞を除く4つの超長距離重賞のステップとして役立つようだ。


なお、ステイヤーズステークスの上位馬は天皇賞(春)ではアテにならないというのが定説である。

GIで上位になるような馬が秋シーズンに走るレースではないと。

通常は有馬記念(2500m)やジャパンカップ(2400m)が目標となる。

従来、3000m級のレースが重賞に極めて偏っていたのは、重賞で勝負できる馬なら2400m前後でも勝ち上がれるという考えがあったんだと思う。

菊花賞(3000m)のトライアルレースがセントライト記念(2200m)と神戸新聞杯(例年は2400m)なのがその一例である。


ただ、最近はそうも言ってられないところがある。

JRAでは大阪杯(2000m)・天皇賞(春)(3200m)・宝塚記念(2200m)の3つのGIを春古馬三冠として全て制覇した馬にボーナスを与えている。

ただ、春三冠達成どころか、そもそもこの3レース走る有力馬がほぼいない。

天皇賞(春)が3200mと異様に長いため、大阪杯からの転戦がほぼないと。

ドバイと香港の国際招待競走もあるので、中長距離の上位馬の目標となるGIは

ドバイシーマクラシック(2400m)、大阪杯、クイーンエリザベス2世カップ(香港・2000m)、天皇賞(春)の4つに分かれる。

香港の前哨戦には金鯱賞(2000m)が人気があり、天皇賞(春)の前哨戦はもっぱら阪神大賞典(3000m)か日経賞(2500m)である。

そしてこれら4レースから宝塚記念に転戦するか、夏休みに入るか。

最近の春シーズンの有力馬はそんな具合である。

この中であえて天皇賞(春)を選ぶメンバーというのは菊花賞上位馬などに限られ手薄である。

だからこそ3000m以上の才能を見いだすためのレースが必要になったと。

3000m級の3勝クラスをなんとか勝ったような馬がGIで勝負になるか?

確かに疑わしいが、見当違いの馬が走るよりは充実したレースになるだろう。


同じく2021年、新ジャンルの3勝クラスとしてダートの牝馬限定が登場した。

JRAのダートの牝馬限定戦は従来は2勝クラスまでしかなかった。

OPクラスについては地方開催のダート重賞があるが、狭き門である。

牡馬と混ざって3勝クラスを勝てばよいのだが、ダートでは牡馬と牝馬の差は大きいとされている。

それで3勝クラス勝つような馬は強いけど、そんなのは一握りですがな。


というわけで誕生したダート牝馬限定3勝クラス、年2~3レースだが、早速大快挙につながった。

今年3歳にしてJBCレディスクラシックを優勝したヴァレーデラルナである。

2歳12月の未勝利突破後、1勝クラスで2着4回、3歳6月の1勝クラスを勝ち、

8月の八女特別(2勝クラス)を勝ち、10月にトルマリンステークス(3勝クラス)を勝ちOPクラスに、そしてJBCレディスクラシックへ。

このトルマリンステークスがダート1800mの牝馬限定戦だったと。

これだけ強い馬なので、牡馬と混ざっても3勝クラス突破できたと思うが、

関東オークスを逃しながら、3歳秋にJBCレディスクラシック勝つのは、ダート牝馬限定3勝クラスの効果である。


そんなわけでOPクラスの一歩手前、3勝クラスの充実が大きな効果を生むという話だった。

ところで冒頭に「他にも5頭中4頭が当てはまることはある」と書いたが、

それは5頭中4頭の父の父がステイゴールドということである。

シルヴァーソニック、アイアンバローズ、メロディーレーンの父がオルフェーヴル、

プリュムドールの父がゴールドシップである。6着のエドノフェリーチェもそう。

長距離戦となるととかく存在感を放つ一族だが、ここまで揃うのは異質。

住所・氏名を書いて押印して

今日は新居の契約手続きということで不動産屋に行っていた。

今回、社内の不動産業に依頼をしたが、そこから他の不動産業を介している。

僕もよく知らなかったんだけど、不動産仲介には客付・元付という言葉があって、

大家から依頼を受けた業者を元付という。そして客が不動産探しを依頼する業者を客付という。

もちろん同じ業者がやってもよいのだが、違う業者間でも連携して仲介業務をするのは普通で、

ゆえにライフルホームズなどに掲載されている物件なら何でもリクエストしてと言っているわけである。


この元付の業者の名前は資料を確認してもらうときからチラッと聞いていたが、

具体化してきたのは請求書を受け取ったときかな?

請求書は2通発行され、一方が社内の不動産業、もう一方が元付の業者である。

その請求書の金額は3つに分けて支払う必要があり、

  • 客付業者: 仲介手数料(家賃1ヶ月分-社内割引+消費税)
  • 元付業者(カード扱い): 前払い家賃2ヶ月弱+敷金+礼金
  • 元付業者(銀行振込): 鍵交換費用

といった具合である。家賃は先払い部分も多いのでカード払いできるのはありがたい。

ただ、2社に分けて銀行振込は少し面倒。どちらも振込手数料なしで済んだけど。


そして今日、ここまで字だけの存在だった元付の業者の営業所へ行った。

実はかなり近所なんですよね。知らんかったって。

ここであれこれと説明を受けて書類を記載するわけだが……

説明はともかくとして、何枚もの書類に住所・氏名を書いて押印するということで、

署名押印だけならまだしも、現住所を何回も書かないといけないのが手間だった。

しかも3者で保管するために3回同じことを書いて押してするところもあった。

記名押印で済むなら住所氏名を予め刷り込んでくれればよかったのにとか、

あるいはスタンプがあれば記名押印でできたのに……とか思うけど無理な話か。


なお、今年の法改正があって宅地建物取引業法で求められていた宅地建物取引士による記名押印は記名だけで済むことになったらしい。

記名ということは名前を印刷かスタンプで押せばそれでいいわけですね。

元々契約の相手方に押印を求める内容ではないと思うが、

一方で説明を受けたという記録とかを明確に残すには記名押印をしてもらった方がよいという判断もあるのだろう。

電磁的手段での書面交付も法改正で認められるようになったが、双方に電子契約の理解が必要で、まだ限定的な活用になっているのではないか。

個人との契約で電子契約というのは面倒ごとの方が多そうですよね。


ところで今回の物件、貸主が大手のハウスメーカーだと言っていたが、

今回の手続きで真のオーナーの名前が出てきて、すなわちサブリースということらしい。

どうせそんなことだろうと思いましたが、やはりそうなのかと。

とかく大手の業者というのは囲い込みがいろいろあるもので、

火災保険はこれ入れ、電力会社も紹介するぞとか、そんなのがいろいろあった。

保険についてはまた話題にしようと思ったが、理由があって別に手配している。

いろいろ勧誘されたが、結局入ったのは緊急サポートの契約だけである。

これは家のトラブルに対して24時間対応してくれるサービスで、

資料には「加入必須」なんて記載もあるから入らない選択肢はないのかもしれんが、

トラブル時に一貫した対応が期待できるので、ここは大手の業者のよいところということで。


鍵の受け渡しも決まり、そこから引越に向けたいろいろが始まる。

すでに動いているところもありますけど、まだ全然なところもある。

とりあえずそろそろ引越業者に見積もり依頼しないとなって。

いろいろ計画立てているけど、順番に片付けていかないとなと。

ワールドカップにWINNERで賭けられる

サッカーワールドカップで日本はグループリーグ1位突破、

まさかの結果でしたね。(cf. 死の組が発生しにくい仕組み)

対ドイツは相手になめられた結果の勝利だった気がするが、対スペインはそういう感じでもなかったような。

ハマるハマらないはあるんだろうけど、日本のサッカーもだいぶ強くなったということで。


今回のサッカーワールドカップは、先日スタートしたスポーツくじ「WINNER」の対象となっている。

WINNERは本当にわかりやすいのか?

今までもtotoの対象にはなっていたが、totoは複数試合の予想をしなければならない。

国際大会では堅い決着が多いので、予想自体はそんなに難しくないという話もあったが。

(ただ、今回のカタール大会は番狂わせが多すぎるんだよね)

この点で1試合完結のWINNERはとっつきやすいというわけ。


ここまでの日本戦のWINNERの結果と売上については下記の通り。

  • vsスペイン 「2 – 1で日本が勝利」1200円(6.0倍) 売上1.89億円
  • vsコスタリカ 「0 – 1でコスタリカが勝利」2240円(11.2倍) 売上1.90億円
  • vsドイツ「1 – 2で日本が勝利」1240円(6.2倍) 売上:1.47億円

といった具合で、若干日本びいきな買われ方をしているが、驚くような結果ではないという感じ。

やはり日本戦は注目度が高く、他の試合に比べると売上は圧倒的に多い。


近年のtotoシリーズ(予想系のスポーツくじ)の売上は年100億円を切るぐらいなので、

この3試合で5.3億円ほどというと、けっこうな売上である。

もちろん他の試合も全部売ってるし、優勝チームを予想するくじもあり、

開幕時とベスト16決定後の2回売られるが、開幕時で1.69億円の売上が出ている。

そういう諸々を考えると、ワールドカップのWINNERだけで、従来の予想系の売上の何割も売るようになりそうだ。

ワールドカップtotoの注目度が減り売上が減ることはあるかもしれないが、軽微な問題だろう。


WINNERの売上は従来のtoto・BIGと同様に広く日本のスポーツ振興に充てられる。

ただ、WINNERの特徴として「売上は応援するクラブにも還元される!」とある。

具体的な分配方法は不明だし、国際大会の場合は? という疑問はあるが。

ただ、サッカーの場合、Jリーグも日本代表も全てJFAの管轄なので、

そこから何らかの基準でJリーグ各チームに分配されるのではないかなと思った。


今回の日本vsドイツは特に注目度の高い試合だったが、

その1つの要因としては日本チームにとってのキーマンの多くがドイツのプロサッカーリーグ、ブンデスリーガで活躍する選手ということはあったと思う。

すなわちお互いに手の内を知るところはあったということである。

結果的にはこれが日本の勝利につながったということでもある。

もちろん日本国内のJリーグの充実もあって、外国でのプロ選手の道が開けたのは確かで、

まだ世界のサッカー先進国には届かないところもあるかもしれないけど、着実に力を付けて行っているのかなと思う。


4年後の北アメリカでのサッカーワールドカップは、出場チーム数も増え、

特にアジアからの出場チームが増えることで、新たなチャンスを得るチームも出てくるわけである。

最初は全然だと思うんだよな。ケチョンケチョンに言われるのは目に見えてる。

そんな中でJリーグがアジア圏のサッカーの充実に寄与する道もあると思うので、

サッカーを通じた国際交流が広がることに期待したい。

そこにWINNERの売上が役立つ? これはわからないけどね。

日本コロムビアはCDを売りたい

昨日、アイドルマスターシンデレラガールズのインターネットラジオ番組「CINDERELLA PARTY」で下記の発表があった。

  • シンデレラガールズの楽曲の定額配信はゲームサイズを基本とする
  • ただし ST@TER BESTの収録曲についてはフルサイズで定額配信する
  • ゲームのイベント楽曲についてはゲーム開始とほぼ同時にダウンロード販売を開始する
  • CDについては従来通り、新曲・カバー曲など含めて制作する

そもそもなんでこういう話が出てきたのかというと、アイドルマスターシリーズとして楽曲を定額配信に入れることが発表されたことによる。

「アイドルマスター」楽曲サブスク解禁決定 (音楽ナタリー)

この件についてのシンデレラガールズの対応について、日本コロムビアから発表したものである。


定額配信の対象をゲームサイズを基本とする背景としては、

定額配信の対象とする場合、再生数を稼ぐことを考えれば1曲が短くならざるを得ないことと、予算の問題があるとのことである。

現在の制作体制はCDでの販売を基本にダウンロード販売を加えたものを基本としている。

定額配信を基本とする場合は、制作体制を改める必要があるが、

これはシンデレラガールズにはそぐわないのではないかとのことである。

これについては一応合理性はあるので、ここでは一旦受け入れることにする。


ただ、3.に示したイベント楽曲のダウンロード販売の方針が、

CDでの販売を基本とした体制の妥当性に一石を投じる内容である。

「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」(デレステ)のゲームが始まって以来、

イベント楽曲1曲に新曲あるいはカバー曲1~2曲を加えてCDを出している。

デレステのイベントとCD発売の間には一定のタイムラグがある。

これはやむを得ないのだが、一時期このギャップが1年以上になったこともあった。

このギャップを埋めるため、早期のダウンロード販売が導入されたのだが……

その後CDの発売ペースを上げることでギャップはせいぜい4ヶ月程度になったが、

その頃にはCD発売と同時にダウンロード販売を開始するという体制になっている。


このようにCD販売を強く意識した体制になっているが、

しかしデレステで話題になっている内に売れた方がよいだろうということで、

ダウンロード販売の開始時期を再び早める決断をしたわけである。

ただ、一方でCD販売は引き続き重視しているようで、新曲などあるのでCDも買ってねとアピールしていた。

定額配信やダウンロード販売の充実を発表しに来たつもりだったのだが、

CDの販売を基本とした伝統的なモデルにすがりついていると告白しにきたようにしか聞こえなかった。


常時更新されるゲームに対して、CD販売を基本としたサイクルが長すぎるんですよね。

楽曲がゲームで登場してからCD発売まで1年以上に達したのはその極端な例で、

現在はそこまで伸びる前に手を入れているが、放っておくとどんどん伸びていくのは今も変わっていない。

そういう状況を考えたとき、現状の体制の小修正ぐらいでやるのが正しいのかなという疑問はある。


ところで定額配信サービスというと、僕はAWAに加入していますが。

年9800円、キャンペーンで購入したGoogle Playカードで払ってるから正味はもう少し安いけど。

それを制作者に分配するのだから大変に薄利と言われている。

CD販売を基本とした伝統的なモデルに比べると全然稼げないと。

ただ、下記のような場合はメリットがあると言われている。

持ち歌が多い人たちは(略)有利な状況で、旧譜によって累積でいっぱい曲数を聴かれる

サブスクとかでいっぱい聴いてもらって知名度を上げてライブをして、そこで物販を売ったりとか、チケット代だったりとかで収益を得る。

(読むらじる/ヒャダインが訴える 「サブスク時代、今のままではアーティストが育たない」 (NHK))

すなわち音源を売る以外で儲ける手段がある場合は定額配信は効果的だと。

また、定番曲を配信して多く聞いてもらえば、わずかでも収益になる。

逆にたいへん不利なのが 作曲家・作詞家であって分配率が低い上に、他の手段で収益を得ることが難しい。


アイドルマスターシリーズの楽曲はゲーム用に作ることが多く、そのゲームというのは十分に稼げるものである。

あるいはライブイベントも盛大に行っており、それによる収益もある。

なので極めて薄利な定額配信でも知名度を高められればメリットがありそうだが……

これは全体的に見れば正しいと思われるが、日本コロムビアの立場では異なる。


アイドルマスターシリーズの音楽ソフトの発売元は、無印とシンデレラガールズが日本コロムビアで、ミリオンライブ・SideM・シャイニーカラーズがランティス(バンダイナムコミュージックライブ)である。

そもそもアイドルマスターはナムコ製品で、ナムコのゲーム音楽のCDの発売元はいろいろだったそうである。

アイドルマスターでは日本コロムビアが発売元となり、音楽制作にも関与していた。

この流れよりシンデレラガールズも同様にやっていた。

一方でナムコはバンダイと経営統合し、バンダイと関係の深かったランティスが同一グループになっていた。

(ランティスはその後の再編でバンダイナムコミュージックライブという社名になっている)

おそらく日本コロムビアのリソースも考慮してのことだと思うが、ミリオンライブ以降の新コンテンツではこちらが発売元となっている。


ゲームもイベントもその利益を得るのはバンダイナムコエンターテインメントである。

音楽ソフトの利益を得るのは日本コロムビアまたはバンダイナムコミュージックライブである。

同一グループならグループ全体の利益を最大化するのだと進められることも、全く他社の日本コロムビアが絡むとそういうわけにもいかない。

さらには日本コロムビア社内でも定額配信するなら再生数を稼がないといけないし、従来のような予算は出ないという話があったのだろう。

そのため従来のモデルの小修正に留めたのではないかという推定である。


とはいえ、シンデレラガールズというコンテンツを支えているのは、

日本コロムビアがこだわって制作した楽曲たちであることは確かなんですよね。

CDリリースの遅さは不満としても、楽曲についてはかなり評価できる。

そうすると、従来通りの音楽制作ができなくなるのはよくないという主張には納得感はある。

シンデレラガールズの世界観を表すためにCDの売上が大きく貢献していると、

そこを説明すればわかってもらえると思って、正直に説明したのだろう。

ただ、いかにも言い訳がましい内容だったことは否めない。


でも、そもそも日本コロムビアの体制がデレステにマッチしてないんじゃないのというのはあるんだよね。

すでにシャイニーカラーズでは最新シリーズの楽曲が定額配信に入っている。

シンデレラガールズとは逆に一番新しいところからスタートするんですね。

これはフェス出演や合同ライブを見据えたものでは? という指摘があった。

このあたりはいかにも話題性重視だなと思う。

これをマネするべきだとは言わないけど、根本的なスピードアップが求められているのではないか。


なお、日本コロムビアが発売元なのはアイドルマスターの無印もそうだが、

こちらは圧倒的に古い楽曲が多いため、定額配信を出し渋る理由は薄いと思う。

累積で聞かれることが定額配信のメリットとなると書いたことがあてはまる。

そもそも日本コロムビアのアイドルマスターシリーズに対する体制というのは家庭用ゲームとかアニメシリーズを想定したものだったのだと思う。

コンテンツのライフサイクルも長く、CD発売のタイムラグも受け入れられた。

ライフサイクルが完結するごとに定額配信に投入するなら、それはそれで効果的な使い方と言えるのではないか。

もしこうなったら、なんでシンデレラガールズだけ……と言われることは請け合いですがな。

CRC32だからといって遅くはない

うちの職場で作っている製品では、ある世代の製品ではCRC16を、ある世代の製品ではCRC32をデータの誤り検出に使っている。

今にして見ればなんでわざわざCRC16という感じもあるけど……


この職場に来てから今まで、CRC演算を使った処理に手を入れることがけっこうあったのだが、

そのとき使っていたマイコンはいずれもCRC演算用のペリフェラルがあった。

設定をしてデータを書き込むと、ペリフェラルで演算してくれると。

まとまったデータがあるならDMA転送との組み合わせが効果的である。

CRC演算は時間がかかるからDMA


ただ、CRC16を使っている世代の製品で使っているマイコンにはそういうものはない。

ゆえにアルゴリズムをプログラミングしてCRC演算をしている。

これをCRC32にするとどうなるかという話が話題になったのだが、

意外とCRC演算そのものの処理時間はあまり変わらないようだ。


なぜCRC演算そのものの処理時間があまり変わらないのか?

プログラムでCRC演算を行う場合、効率化のためテーブルが使われることが多い。

Web上で探すと8bit単位で計算するサンプルプログラムがよく見つかるが、

マイコンのROM容量も考慮してか4bit単位で計算するようにしていた。

テーブルを使う場合の処理内容はCRC16もCRC32もそんなに変わらない。

idx=(crc^data)&0x0F;
crc=(crc>>4)^table[idx];

実際はもうちょっと考えることはあるが、模式図としてはこんな感じ。

このマイコンでは32bitの演算を1命令で処理できるので、

CRC16の演算ではXORやビットシフトの演算回数を減らす工夫をしていた。

CRC32ではそうもいかないので愚直に書く必要があったぐらいである。

演算に使用するテーブルの容量も増えるが、16bit×16個が32bit×16個に増える程度だから、そこまでのインパクトはない。

32byteのテーブルが64byteに増えても軽微な問題ですよね。


マイコンによっては16bit単位でしか演算できないとかいうこともあるから、

そうするとCRC16とCRC32の演算処理は全然違うかも知れない。

あと、元々8bit単位でテーブルにあてはめて演算していたとすると、

512byteのテーブルが1024byteに増えるわけだから、ちょっと気になったかも。

(これもそんなに気にするほどの差ではないかもしれないが)


そういう意味ではCRC64なんて導入するとなればけっこう大きな話だったかも。

というかCRC64なんてあるの? と思って調べたけど、一応あるみたい。

ただ、使っているところはかなり限られるようだけど。

誤り検出としてはCRC32でもかなり高いレベルにあるということなんだろう。

あるいは改ざん防止としても効果的なSHA-256などのハッシュ関数を使うべきということだろう。

(さすがにそこまで来るとマイコンのプログラムで計算するのは大変だが)


冒頭に「今にして見ればなんでわざわざCRC16」と書いたけど、

これはおそらくはデータサイズの制約によるものではないかと思う。

確かにCRC16とCRC32のサイズの差は2byteしかないのだが、

そのわずかな差で従来1回で転送できていたデータが1回に収まりきらず、

2回に分割して通信することになると、各ブロックにCRCを含むヘッダーを付ける必要があり……

という影響の大きさを考えるとCRC16が適するという判断があったのかも。

一応は実績のあるレース

昨日、こんなことが発表されていた。

全日本的なダート競走の体系整備について (地方競馬全国協会)

以前、大井で3歳ダート三冠が整備されるという発表があった。

従来はローカル重賞の羽田盃・東京ダービーがJpnI、現在のジャパンダートダービーは秋に移設して、名前はジャパンダートクラシックになると。

芝のクラシック三冠、牝馬三冠と同じ春2戦・秋1戦に合わせるということである。

ヨーロピアンスタイルの3歳ダート三冠


それに伴って、前哨戦が必要ということになるが、他にもいろいろ手が入る。

年間を通じたチャンピオン決定戦を整備するためにこうなる。

  • 川崎記念(2100m)を1月下旬→4月上旬に変更
    (東京大賞典と帝王賞の間で、フェブラリーステークスと被らない時期に)
  • さきたま杯(1400m)をJpnII→JpnIと格上げして定量戦に
    (上半期のスプリント王決定戦に位置づけるため)
  • エンプレス杯(牝馬限定2100m)を3月上旬→5月上旬に変更して定量戦に
    (上半期の牝馬チャンピオン決定戦に位置づけるため)
  • マリーンカップを3歳牝馬限定戦にして9月下旬に設定
    (秋の3歳牝馬チャンピオン決定戦にするため)

川崎記念といえば、チュウワウィザードがドバイワールドカップの前哨戦に使っていたのが印象的である。

ただ、日本国内では東京大賞典とフェブラリーステークスに挟まれていて、

これらのレースと被らない時期に動かした方がよいとなったらしい。

スプリント路線と牝馬路線のチャンピオン決定戦はJBCデーにしかなかったが、

上半期にも必要ということで選ばれたのが、現状上半期で最も格が高い さきたま杯とエンプレス杯だったというわけ。

3歳牝馬については、三冠とはいかないのだが、春1戦(関東オークス)・秋1戦という形で用意された。

牝馬のダート戦はJRA側の体制が全然整ってないので、ここら辺が落とし所となったのか。


ところで今回の「全日本的なダート競走の体系整備について」で示されたレースは、

地方所属馬限定のレース(ネクストスター)を除き、日本グレード格付管理委員会による格付けが付いている。

この格付けを得るためには最低2年の実績が必要で、全く新しい重賞レースの場合、最低2年は無格付けで行わなければならない。

  • JBCレディスクラシックは2011年・2012年は無格付け、2013年からJpnIに
  • サウジアラビアロイヤルカップは2014年(いちょうステークス)・2015年は無格付け、2016年からGIIIに
  • 葵ステークスは2018年~2021年は無格付け、2022年からGIIIに
    (2021年にGIII格付けになる予定だったが、レーティングの要件を満たせず1年延期になった)

下2つは国際的な格付けで厳格なルールがあるのでそうかなと思うけど、

日本ローカルのJpn格付けでも基本的には何らかの実績が必要である。


とはいえ、元々、地方全国交流あるいは地元馬限定の重賞に対して、

これはG1級の実績があるとか、そういうことを言えるわけはなく、見込みで付けている部分は多いにある。

ただ、元になったレースの位置づけにより格付けが決まっている部分もあり、

羽田盃と東京ダービーは南関東三冠としての実績を評価された上で、見込みを加えてG1級としたんだろうという理解はできる。


それ以外ではブルーバードカップと雲取賞がJpnIII、京浜盃と不来方賞がJpnIIからのスタートとなる。

ブルーバードカップは現在は「準重賞」と位置づけられており、大出世と。

でも「準重賞」もパターンレースではあるので一定の実績はあり、妥当性はある。

京浜盃は羽田盃の前哨戦として重要なレースなのでG2級の見込みはわかるが、

不来方賞って岩手のローカル重賞なのだが、これがいきなりG2級なのは不思議な気がする。


その理由は地方全国交流のダービーグランプリの実績を使っているためらしい。

ダービーグランプリ(盛岡)は不来方賞と名称を変更して10月上旬開催のJDCの前哨戦としてJpnⅡ競走として実施される。

(【ダート3冠】ジャパンダートダービーはジャパンダートクラシック(JDC)に改称し10月に施行 競走体系も大幅に見直しへ (東スポ競馬))

確かにダービーグランプリが地方・中央交流になればG2級という見込みは理解できる。

従来、地方競馬にとっての3歳秋のチャンピオン決定戦がこれだった。

これがそのまま中央・地方交流のチャンピオン決定戦になればよさそうだが、

実際にはジャパンダートダービーの時期をずらし、ジャパンダートクラシックに改名して、こちらが3歳秋のチャンピオン決定戦となった。

そして、ダービーグランプリはこの前哨戦にシフトすると考えたが、名前は変えた方がよいと。

そこで岩手のダービーグランプリの前哨戦である不来方賞の名前をこっちに持ってきたらしい。

一見、大出世に見える不来方賞だが、実はそこまでのことはなかったと。


他もなかなか無理くりな感じがしますけどね。

TCK女王盃は兵庫(園田)に移設して兵庫女王盃になるとあるが、

ダートグレード競走の主催者間での移設というのは初めてなのかな?

東日本に集中しているので、全体的なバランスも考慮して西日本での開催にしたようだけど。

全国1社のJRAと異なり、地方競馬は各主催者が独立しているので、移管というのはけっこう大きな話である。

兵庫女王盃というネーミングはそれでいいのか? と言われてたが。


あと、この発表の最後にこのような記載がある。

日本のダート競馬の国際的な評価を高めるべく、地方競馬では2028年から段階的に「Jpn」表記の使用を取り止め、全てのダートグレード競走を国際競走とすることを目指します。

JRAでは平地オープン競走(九州産馬限定を除く)の全てが国際競走になっている。

しかし、地方競馬では外国馬の受入体制の問題もあり、国際競走は東京大賞典と全日本2歳優駿の2つのみである。

国際競走でなければ、国際的な格付けを得ることはできない。

ただ、日本ローカルの格付けも並立しているので、例えばJpnIの格付けがあれば、日本国内では国内外のGIと同等とみなされる。

日本国内の事情を言えばそれでもよいが、国際的な評価が伴わないことが課題である。

昨年、ブリーダーズカップディスタフを優勝したマルシュロレーヌが、国際的にはリステッド4勝、G3では3着までの馬にしか見えなかったのはその一例。(cf.ダート競馬での大快挙)


2033年に国際格付けへの全面移行を目指しているようだが遠い道のりである。

設備面の問題は地方競馬主催者で協調して整備していくということでよいが、

問題は格付けに必要なレーティングを得ることが難しいということである。

例えば、2019~2021年のJBCスプリントの年間レースレーティングは109.00ポンドだが、

これはGIどころかGIIの格付けに必要なレーティング(110)にも少し足りない。


レースレーティングを高めるには出走馬のレーティングを高めればよく、手っ取り早いのは外国の強豪を呼んでくればよいのだが、多分難しい。

なぜ難しいかというと、ダート競馬の強豪はすなわちアメリカの馬だが、なかなか遠征には消極的である。

サウジカップデーのリヤドダートスプリント、G3とはいえ高額賞金は魅力的だが、昨年はアメリカ勢不在だったし。

というわけで日本馬のレーティングを地道に高めるしかないのである。


最後に書いた話もあるので、地方競馬としてはJRA勢と対等に戦えるようになるどころか、世界と戦えるようになる必要がある。

馬主としては地元馬限定の重賞とかで手堅く賞金を稼げた方がいいという考えもあると思うが、

好調な馬券売り上げが、サラブレッド生産者の競争力強化につながる道を考えると、

地方競馬としても国際競走の充実という方向に向かわざるを得ない。

地元馬限定・地方所属馬限定のチャンピオン決定戦というのは減る方向であろう。


新しい3歳ダート三冠とその前哨戦については、JRA枠が少なく、地方所属馬の枠が多く取られているそう。

東京ダービーはJRA枠4頭で、羽田盃・ユニコーンステークスの上位馬優先を考えると、

UAEダービー優勝しても、賞金順では出走枠が得られない可能性もある?

これは有力馬の地方デビューを促したいという地方競馬の意向も踏まえたものらしい。

ただ、その地方所属の有力馬が、JRA勢相手に勝負するより、地方所属馬限定のレースで手堅く稼ぐのだとなると、スッカラカンになってしまう。

(実際に一部のダートグレード競走で起きていることである)

そうならないようにレース体系の見直し、ボーナスの設定などやるべきことはやるという意思表示だろう。


大変なことだと思うけど、これしか道はないと思いましたね。

芝では日本競馬は世界的に高い評価を得ているが、そこにはJRAの長年の努力と、それに連動した馬主・牧場の努力はあったわけである。

ダートについてはJRAの年間レース数の制約もあり、できることは限られる。

そこで地方競馬の主催者が馬主・牧場を巻き込んでやっていくしかないと。

好調な馬券売上があるからこそやらなければならないことである。

建物名があるからいいってことか

今日は新居に関連する買い物の下見に出かけていた。

とある事情で午前中は家にいてもどうしょうもなかったのもあるので。

下見というのはまだ購入するタイミングが固まりきってないというのが大きいが。

結局のところはインターネットから注文することになりそうねと。

店に行っていろいろ見ていたけど、だいたい思った通りかなと。


転居にあたって電気の契約だけはさっさとやっておくことにした。

今回は入居日から引越が完了するまで1ヶ月ぐらいある。

この間に新規に購入する家具・家電類を搬入していこうと。

逆に引っ越さない家具はそれはそれで対応が必要なので、その対応は引越完了後の半月で対応する予定と。

近所の引越だからこういう作戦が楽なんじゃないかと。

で、最初に必要になるのが電気というわけ。


今どきは規制料金じゃないとなにされるかわからんなと、

東京電力エナジーパートナーのWebサイトで従量電灯Bを探して申し込んだが、

このときにちょっと気になることがあった。

新居の住所を打ち込むと、違う建物名が表示されたのである。

その建物名ではないということで選んだので大丈夫だと思うのだが……


なんでそんなことになったのか、調べてみた。

確かに隣の建物と住居表示の建物番号が同じだった。

そのさらに隣の番号は1違い、反対の隣の建物も1違いと。

すなわち4軒並んでいる建物が 7,8,8,9 というように番号が付いていると。

確かに住居表示ではこういうことも起きうるけど、まさか自分の住む家がひっかかるとは思わなかった。


そもそも住居表示という制度を知らない人もいるかもしれない。

日本では住所を地番で表記する地域と、住居表示で表記する地域がある。

地番は建物の建つ土地が登記されていれば、それで住所表示が決まるため運用コストが低く、郊外の住所表示はほぼこれである。

ただ、区画整理されていない市街地では、分筆などで地番が複雑であることが多く、郵便の配達などに不便する。

このため、地番とは別に建物を識別する「住居表示」を定める仕組みができた。

土地の権利関係とは全く無関係に、建物の玄関の位置で住所表示が決まるわけである。

これにより区画整理なしに発展した市街地でも、整然とした住所表示を手にすることができた。


住居表示の運用方法は市町村やその中の地域によっても異なるが、一般的な方法は下記の通りである。

町域内の道路で区切られた区画ごとに1番,2番と街区符号を決めて、

各街区のフチに沿って一定間隔ごとに区切って1,2,3……とフロンテージと呼ばれる番号を振る。

建物の玄関の目前に振られた番号がその建物の住居番号となる。

町名・街区符号・住居番号と並べたものが、その建物の住居表示である。


この方法は番号の一貫性は保ちやすいのだが、1つのフロンテージに複数の建物が該当することがある。

このあたりは比較的小さなアパートが連なっている。

アパートですら1つのフロンテージに分けられないとは思わなかった。

ちょっと間隔が広いのかな?


住居番号が重複する問題がもっとも顕著なのは袋小路にある家だという。

街区に沿って番号が振られると、袋小路に沿っている建物は全て出入口の場所に玄関があることになる。

こうすると同じ住居表示の家が多数出現することになる。

地番で表記する場合も1筆の土地の上に複数の建物が建っていると似たようなことはあるが、

住居表示の場合、建物の間口などの形状の都合で発生するのが問題である。


この問題を打開するための方法として枝番を取り入れている場合がある。

袋小路の入口のフロンテージが3ならば、その中にある各建物に3号1, 3号2, 3号3……と振っていくという具合である。

(通常は 5番3号2 は 5-3-2 と略記されることになるだろう)

この運用ルールは市町村により異なる。枝番を運用していないところもある。

うちの市では枝番の運用は行っており、戸建ての場合は申出により付けられるらしい。

ただ、集合住宅の場合は対象外となっている。そう、対象外なんです。


なぜ集合住宅が枝番の対象外なのか?

それは必ず建物名を付けるはずだからということではないかと思う。

「本町5番7号 コーポ内田205号室」「本町5番7号 中田ハウス205号」は建物名まで見れば明確に区別できる住所表示である。

戸建ての場合、名前で識別しなければならないが、田中さんが複数いるかもしれないし、違う名字の人が住んでるかもしれない。

そこで住所部分だけで明確に識別できるようにする手段は枝番ということになる。


集合住宅によっては部屋ごとに住居番号が付くことがあるそう。

といってもうちの市では運用してないみたいなんだが。

例えば、建物の玄関のフロンテージが9で、部屋番号が802だと、9-802号といった具合に。

この表記が認められた場合は建物名は必須ではなくなる。

ということは引っ越し先のアパートみたいに同じ番号に2つあるようなのは論外だと。

規模の大きな集合住宅だけを対象にしている市町村も多いみたいですね。


集合住宅で部屋番号まで住居表示に入る制度があるのは知ってて、

これの対象になるのかな? とか思ってたら、それ以前の問題だった。

町名+街区符号+住居番号+部屋番号で識別できないから、

町名+街区符号+住居番号+建物名+部屋番号が絶対に必要だと。

そしてそもそもうちの市ではこのシステムを運用してないというのだから。


けっこう住居表示って地域ごとの運用に差が大きいんですよね。

市町村を越えて引っ越すと、あれ? と思う人も多いかも。

かつて住んでいた市は住居表示を導入している地域はないのだが、

区画整理された住宅団地に住む人が多く、そうすると地番が整然と並ぶので取扱がよい。

この地番というのは概ね一筆書きで1区画ごとに1番地,2番地……と振っている。

階層化されていないので区画数だけ振るので300番地ぐらい行くこともある。

区画整理後の地番の付け方もいろいろだが、住居表示との整合性も考えて街区ごとに階層化するのが最近の流行らしい。

ある街区は 9番地1, 9番地2……、ある街区は10番地1、10番地2……と。

こうすると市内に地番地域と住居表示地域が混在しても違和感が少ないと。

S席とSS席には意味がある

今日もまた西武ドームへ行っていた。2週間ぶりだよ。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Twinkle LIVE Constellation Gradation

そもそもシンデレラガールズにとって西武ドームは4月にも使っていて、このときも行っている。

さらにその後9月に名古屋でもあって、そこで今回の公演が発表され、

そういうので消極的な人も多かったのかなと思うし、僕もそうだったのだが、

とはいえうちから西武ドームは近く、それなら1日だけでも行くかと。


以前、話題にしたことがありましたが。

高くても買えればラッキー

シンデレラガールズの国内公演では初めて座席により不均一な料金が設定された。

アリーナ前方のSS席と、スタンド席の野球だとバックネット裏に当たるS席が高いと。

アリーナ席とスタンド席前方がA席、それ以外のスタンドがB席と。

上に書いたようなモチベーションで、西武ドームならスタンド席も観やすいだろうということで、B席にしたのだが、

S席より少し外側、A席より少し後方ということで、B席にしてはかなり上等な席だった。


S席の価格が高いのは座席が上等だからという側面もけっこうある。

それだけでも格差を付ける理由としては十分なぐらい。

ただ、全てのステージがまんべんなく見られるというのは長所であって、

そこを意識したのか途中まではセンターステージを多用していた。

こうなるとスタンド席中央付近は最良である。

B席ながらその条件に限りなく近いと恩恵は大きい。


ただ、そうするとメインステージの目の前のSS席は分が悪い。

しかもステージとの位置関係で目前がステージじゃないところもあったらしい。

最前に近いということは全体を俯瞰するのが困難だからである。

ところが終盤に入り、メインステージが大半を占める部分があって、

そうするとSS席からの近さは魅力である。

そういう形でSS席とS席のバランスを取ってたのではないかという説はある。


一番割を食ったのはA席なのかもね。

A席の中での振れ幅が大きすぎて、必ずしも観劇しやすいとは言えないところもあったように見える。

ただ、その当たり外れの大きさこそがA席の魅力という話はあるけど。

A席はB席よりは高いが、SS席に比べればはるかに安い。

それでステージからごく近い席も可能性はあるわけだし。


今月の西武ドームはなかなかな使われ方をしていたが、

コンサート用途としてはいろいろ制約はある会場だけど、魅力はありますよね。

12月はまだ少し多目的利用があるようだが、そのうちメンテナンス期間に入るようだ。

こうじ菌がポイント

先日、こんな話を書いた。

しかし、実はこの中で1つだけ文化財保護法の対象になっているものがある。

それが「伝統的酒造り」である。

2021年に創設された登録無形文化財に初めて登録されたのがこれ。

(本当に150年後の国宝はいるのか)

伝統的酒造りって何が伝統的なんだろう?


気になって調べたら、ポイントは こうじ菌 らしい。

無形文化財というのはそのわざの保持者がいて成り立つものですが、

「伝統的酒造り」の場合は保持団体ということで「日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会」が認定されている。

日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会の概要 (note)

伝統的酒造りの登録無形文化財への登録のために作られた団体である。

そしてこの団体の対象とするところは「日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりん等の日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術」である。


だから清酒に限らないんですね。

税法上の焼酎は広い概念だが、その中でも伝統的なもの、本格焼酎や泡盛と表記できるものは当てはまる。

(泡盛も税法上は焼酎にあたるが条件を満たせば「泡盛」という表記が認められている)

あと、みりん ですか。確かにこれも酒でしたね。


わざわざこういう広い概念を導入するのは、ユネスコ無形文化遺産への登録を意図したものという事情もあるんだろう。

日本の伝統的酒造りとして登録が認められれば、清酒・焼酎・泡盛など包括した登録になる。

これらに共通する要素として こうじ菌 というのを見いだすことができる。

醸造酒と蒸留酒だと違いそうだが、そこそこ関連はあるんだよね。

そのため、これらを包含して日本特有の酒造りとして登録できると考えたか。

日本国内の事情だけ言えば、それぞれ別々に登録してもよさそうなもんだけど。


焼酎のような蒸留酒は世界的にもバラエティに富んだもので、

そもそも日本国内を見ても米・麦・さつまいも など多様である。

一方で清酒は日本酒とも呼ばれるが、醸造酒としては世界的にもアルコール度数の高い酒として知られる。

一般的にはアルコール15%程度で販売されているが、実は醸造時は20%以上が好都合なので、わざわざ水で薄めているという。

世界的にも”Sake”として知られており、米を原料とする酒類ではもっともよく知られた存在ではないか。


おそらく、国際的に見て、日本の酒造りとして評価されるのは清酒が主となるのだろう。

一方で日本国内にも地域性があり、焼酎・泡盛が根付いた地域というのもある。

酒類の消費量が減る中で、地域に根付いた酒造りを伝承していくことの難しさは同じである。

国際的な評価と国内の事情から「こうじ菌」というところに特色を求めたのかなと。

修了証明書と学位授与証明書

昨日、いきなり速達で「修了証明書」を送ってもらった話を書いたが、

そもそもなぜ修了証明書を取り寄せたか書くの忘れてましたね。


ことは数ヶ月前、上司に言われてとある資格試験を受けるように言われた。

けっこう急な話で、社内で行われた勉強会の動画を見て連日勉強して……

試験の手応えはそこそこだったが、合格基準が意外と高くどうかなと思ったが、

ちゃんと合格していたので、資格取得のための書類を作成することに。

この資格はテストで合格するだけでは取得できず、一定年数の実務経験と、工学・理学の大学を卒業している必要がある。


ただ、ご存じの方もおられるかも知れないが、僕は大学の学部は卒業していない。

高専専攻科から学位授与の試験を受けて学士の学位を取得したためである。

これが最終学歴だと資格取得に不便したかも知れない。

でも、僕はそこから大学院に進学して博士前期課程修了、修士の学位を取得している。

取得書類の記載例も修士で書かれていたし、大学院の修了証明書を提出すればよさそうだ。


提出するのは修了証明書のコピーでよいから、手元にあるのをコピーすればよい。

と、帰宅して通信簿など入ったファイルを確認してみたが……入ってなかった。

そういえば、大学院の修了式の日には証明書は1部しかもらえず、

それ以上の修了証明書は修了式翌日以降しか取得できることになっていたが、

修了式翌日には社宅入居のために移動しなければならなかった。

修了式当日に受け取った証明書は就職先に提出したから、手元にはないのだ。


そんなわけで急遽、修了証明書を取り寄せることになったのである。

書類の提出期限がやや厳しく、一番悪いパターンでは速達での返送でギリギリ。

こうして赤い線を引いた返送用封筒と申請書と本人確認書類を送ったのである。

速達の表示の仕方

返送用封筒には料金分の切手を貼らないといけない。

証明書取り寄せにかかる郵送料は会社に払ってもらうことにしたが、そのためには切手代の領収書が必要で……というのが以前の話。

切手には領収書が必要


これとは直接関係ないのだが、学士の学位についても証明書を取り寄せることにした。

高専専攻科修了時に、学位記とともに証明書1通を受け取ったはずだが、

その証明書というのは大学院入学時に提出しているから手元にない。

大学院や高専専攻科の修了証明書があれば、特に出番はなさそうだが。

申請にあたっては学位記番号を書くとスムーズなようで、学位記を出してきて番号を転記した。

ちなみに大学改革支援・学位授与機構(僕が学位を受けたときからは名前が変わっている)の本部は小平市にある。

わりと近いが、そもそも郵送でしか申請は受け付けていない。


届いた証明書を見比べてみると、なかなか多様である。

まず、大学院の修了証明書、全部箇条書きなんですよね。

この記載事項の中に「学位: 修士(工学)」となっているので学位の証明にもなっていると。

英文版も取り寄せたのだが「CERTIFICATE OF GRADUATION」という表題だった。

特におかしくない気がするが、大学院の英語表記って「Graduate School」なんですよね。

日本語では卒業というのは本科(学部)にしか使わず、それ以外は全て「修了」と言うんだけど、英語では卒業も修了も”Graduation”みたいですね。


もう1つ取り寄せた学士の学位授与証明書だが、日本語と英語で全然違う。

日本語の方はこんな感じ。わりとシンプル。

学位授与証明書

(氏名・生年月日)

上記の者は、本機構から平成25年3月4日付けで,学士(工学)の学位(学位記番号――)を授与されたことを証明する。

英語版は字体が筆文字のようになっていて、かなり派手である。

CERTIFICATE

This is to certify that

(氏名) born on (生年月日)

was awarded the degree of

Bachelor of Engineering
(Gakushi-Kogaku)

on March 4th, 2013

by National Institution for Academic Degrees and Quality Enhancement of Higher Education
(Daigaku-Kaikaku-Shien Gakui-Juyo Kiko)

“Bachelor of Engineering”と書かれた書類は初めて見た気がするな。

これに対して”Gakushi-Kogaku”というローマ字表記があるが、意味わかるかね。

あと、もう1つ驚いたのが理事長の肩書きで”D.Eng”と博士号を付けている。

博士はともかく、専門分野を書く必要があるのかはよくわからない。


ともあれ、目的の書類に付ける修了証明書は無事に入手できた。

実務経験の証明(なんと自己申告)も書いて、くっつけて送った。

これでおそらく問題なく発行されるはず。

大学学部は卒業してないけど、大学院博士前期課程修了してれば特に詮索もされないでしょう。