歌手デビュー10年間の苦悩

今日は久々に市内で1日過ごすというのに休暇を取った。

それは昨日出かけていたからなのだが、それがこのコンサート。

Machico 10th Annivesary Live ~Trajectory~

会場は世田谷区の昭和女子大学人見記念講堂――って大学なんですか。

三軒茶屋駅から近いということで、運賃が安いという理由だけで世田谷線を使って行った。

大学の敷地にたたずむ講堂で不思議な感じだった。


今までオールスタンディングのライブハウスで行うことが多かった中で座席のあるホールだった。

今どき珍しくも1席おきなのは、それで収まったからというのもあるのだろうが、

ライブハウスでの開催では実現性に疑問もあったので、こういうホールを確保したのはあるのだろう。

かつての感覚で言えばだいぶ背伸びした会場選びである。

それは開催に確実を期すための会場選びでもあったのだろう。満席になればなおよかったが。


それはそうとして、Machicoさん、歌手デビュー10年ですって。

本編でも言及していたし、パンフレットにもいろいろ書いてあったけど、デビューから4年ほどはいろいろな苦悩があったようである。

前提として、Machicoさんは2011年のタレントスカウトキャラバンをきっかけにホリプロ(後にホリプロインターナショナルに分社)に所属することになったことがある。

大手芸能事務所の挑戦だった

これは「声優アーティスト」を見いだすためのオーディションだったが、

ホリプロ自身手探りなところもあっただろうし、採用後の流れはいろいろだった。

Machicoさんは早々2012年に「すぴぱら」というゲームの主題歌で歌手デビューした。

ただ、歌手としてのデビューは早かったが、声優としてのデビューにはここからしばらくかかった。


では声優としてのデビュー作はなんだったのか?

これはアイドルマスターミリオンライブの伊吹翼役である。ゲームのリリースが2014年である。

TVアニメで名前のあるキャラクターを演じたのは2015年放送の「聖剣使いの禁呪詠唱」とのこと。

声優と言われて一般にイメージするような仕事にたどり着くには3年ぐらい要したわけだ。

この頃には同期はTVアニメで何作か主役級のキャラクターを演じて……という状況だった。


それでも歌手活動が順調ならよかったのだが、歌の仕事が多かったわけではない。

そんな中で事務所が「Anisong Ichiban!!」というイベントを2013年から定期的にやって、事務所の同期たちとともに定期的に歌う機会が与えられていた。

(上で引用した記事は2017年に「Anisong Ichiban!!」が久々に行われたときのもの)

これはこれでよい機会であった一方で、困ったこともあった。

というのも、当初の会場が「AKIBAカルチャーズ劇場」ということで、アイドルのファンを取り込むような形でやっていたが、行儀の悪い人も多かったのだ。

2014年にミリオンライブで役を得て、注目度の高いコンテンツでかつ、キャラクターとして歌う機会もあり、歌手活動についても注目を受けたわけだが、

その客層は「動物園のよう」と例えられるほどだったそう。

そこからの立て直しには(同期たち含めて)事務所も苦心したようである。


そんな苦労を乗り越えて、2016年にTVアニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」の主題歌「fantastic dreamer」でメジャーデビュー(日本コロムビア)を果たす。

これによりアニメ・ゲーム音楽のフェスに出演したりと知名度を上げていくことになる。

「動物園のよう」なライブももうその頃には過去のものとなっていた。

比較対象が事務所の同期たちでは分が悪いが、十分に売れっ子と言えるところまできた。


さらにここ2年ぐらいでさらに注目を浴びることがあった。

1つが「ウマ娘 プリティーダービー」のヒットである。

ウマ娘が発表された2016年頃から音楽関係は先行して動き始めていたが、

これが大きく注目を浴びたのは2018年放送開始のTVアニメ、そして2021年にやっとリリースされたゲームのおかげだろう。

Machicoさんは2021年放送の2nd Seasonの主人公であるトウカイテイオーを演じており、この点で注目を浴びることが特に増えた。


もう1つが2020年からプリキュアシリーズの主題歌を担当していること。

それ以前にプリキュアに出演してたことが、ここにつながったのだと思うが。

歌手として子供たちの憧れになるというのは、アニメ分野で歌手をする人にとっては名誉あることだろう。

ということで歌手という面でも注目度が上がったところである。

今は日本コロムビア発売の楽曲より、こっちの方が見る機会が多いのかも。


それでもあのホールを満席にできるほどは客は集まらんのかとも思うが。

でもインターネット配信はやってましたから、実際に見てた人数はもっといるか。

やはり各種のコンテンツで注目を浴びても、それをファンをソロの歌手活動にまで引きずり込むのはけっこう大変なことである。

フェスなどを通じて根気よくアピールしていきたいもんですがね。


一昔前は歌手デビューが先行して、時々キャラクターに声をあてるような、そんな声優ってけっこういた印象はあるけどね。

栗林みな実 さん(一時Minamiに改名していたが)が2005年放送のTVアニメ「舞-乙HiME」で主題歌を担当する一方で、エルスティン・ホーを演じていたとか。

彼女の数少ないTVアニメ出演の1つだったらしい。(調べたら本当に少なかった)

2012年にMachicoさんがデビューしたときはギリギリそんなプランもあったのかも。


デビュー10年を迎えて向かうべき道はなんだろうか?

やはり魅力はボーカルだと思うんだよな。歌手として歌う姿がやはり一番合っている気がする。

それはANIMAX MUSIXなどのフェスでパフォーマンスを見て、その後もワンマンライブなどで見て、やっぱりこれだなと。

ただ、それだけではなかなか差別化も難しいのかも知れない。

そこで助けになってきたのがミリオンライブやウマ娘のように、セリフも歌もキャラクターを演じるというようなところなのかな。

これも芝居も歌もうまい人が多いから大変だけど、やはり はまり役というのはある。

こういうことは本人や事務所がよく考えていることでしょうが。

Amazonで不思議な中古本のまとめ買い

メルカリで気になる中古雑誌が安かったので買って、

届いてパラパラ見てたら、バックナンバーの紹介に気になる特集が。

そこでその号を安く買えるところがないかといろいろ探したところ、

Amazonマーケットプレイスがもっとも安そうだった。

そんな中に店名に「○点購入で○円返金」などと書いた店があり、

その店が気になった複数の号にあったので、それならとその店の在庫からあれこれとピックアップ。

なんと10冊もまとめ買いをすることになった。返金額はそこそこ。


Amazonマーケットプレイスでは1点ごとに送料が加算される。

店にもよるのだが、極端な場合、商品価格1円に送料350円というようなことも。

Amazonの中古本の送料って?

Amazonのシステムでは同一店舗でまとめ買いしても送料は1点ずつ加算される。

商品価格1円・送料350円の本を3冊買うと、351×3=1053円となる。

しかし店によっては、これを後から補正して送料を一部値引くことがある。

まぁ少数派ではありますけどね。


注文したらその日のうちに出荷されたと通知が。

そしてその後返金通知が届いたが、ちょっと予想外の内容だった。

この返金は以下の商品に対する返金です。

商品: (購入した商品の一部)
理由: ご返品

ご注意:10冊発送します。○○○円の返金ですが、アマゾンの手数料分お客様に還元してます。

発送した商品の一部をすぐに返品した扱いにしてしまったようだ。

返金するとしていた金額より数円多く返金されているが、そちらの方がお得らしい。

いや、それってルール上どうなの? という感じはあるけど。

ちなみにAmazonギフト券で購入したので、返金はギフト券の残高になされる。


その翌日、ゆうパックで荷物が届いたが、これもちょっと予想外の形だった。

今どきあまり見ない手書き伝票に、郵便窓口で貼られた証紙(金額を書いた切手の代わりに貼られるもの)が貼られていた。

ゆうパックの手書き伝票なんて最後に見たのはいつだろ?

しかし手書き伝票でゆうパックを送るとしても、証紙なんて貼るもんなんかね。

というのも約款上、ゆうパックは1個から料金別納にできることになっていて、

それは料金別納と書いてあれば、現金・電子マネー・切手で料金を受け取るだけでよいということ。特に証紙を貼る必要はないはず。

特にゆうパックをコンビニから送る場合は料金別納扱いにするのが必須のはず。


それで気になって手書き伝票を観察してみたところ、

証紙を貼ってある場所には、何も記載されていない四角形があった。

大昔にゆうパックの伝票を見たときは、この欄に「料金別納」と刷り込まれてたような。

先に料金別納と刷り込んでいるのはコンビニ発送を意識してのことだと思ったが。

よくわからなかったのでゆうパックの伝票について調べたところ判明したのは、

この伝票はB伝票という郵便窓口・集荷での発送専用の伝票だったということ。

一般の利用者に配布される伝票はC伝票といい、コンビニでの発送に対応したタイプだ。

おそらくこのタイプには料金別納と刷り込まれているのだろう。


ではB伝票は何に使われるものなのか? これは郵便局に伝票の印刷を依頼すると使われるらしい。

すなわちこの業者はゆうパックの発送を一定行う予定はあるということで、

郵便局に依頼して伝票を刷ってもらったのだろう。(実際、発送元は印字されていた)

かといって、料金後納の承認は得ていない?

でもマーケットプレイスの発送のための割引運賃のゆうメールを使うなら後納承認はあると思うが?

確かなのは郵便局に行って現金あるいは電子マネーで払って発送していたこと。

なぜこのタイプの伝票に料金別納と刷り込んでいないのかはよくわからない。

もしかすると「料金後納」など押印して使っているケースもあるのかもしれない。


というわけで、いろいろな意味で奇怪な買い物だった。

まぁ物自体は満足なんですけどね。1冊あたりにするとだいぶ安かったし。

まだ整理途中だけど、期待通りの特集が組まれていてよかったですね。

去年は中国で有観客、今年は日本で有観客

ちょっと驚いたのだが、冷静に考えればそれしかないという話。

BILIBILI MACRO LINK – STAR PHASE 2022(ビリビリマクロリンク スターフェーズ 2022/略称BML-SP2022)は大手動画配信プラットフォーム/ビリビリが主催する大型アニソンイベントです。
これまでも日本を代表するアーティストが多数出演しています。
6回目を迎える今年、日本では初の有観客での開催が決定しました!

(BILIBILI MACRO LINK -STAR PHASE 2022)

BML-SPといえば、中国の動画配信サイト、Bilibiliのイベント、BILIBILI WORLD(BW)にあわせて開催されてきた音楽イベントですね。

詳しく言うと、BILIBILI MACRO LINKという中国在地の歌手などが出演するイベントと、「海外嘉賓演唱会」とあるが実質的には日本の歌手を招いて行うBML-SPがある。

そもそもBilibiliが日本のニコニコ動画をモデルにしており、BWはニコニコ超会議のようなものである。

それに付帯する音楽イベントということであり、日本のアニメなどで活躍する歌手を呼んでいると。


ただ、これは現在は難しいわけである。イベント出演のための渡航は現実的ではない。

そこで、去年のBML-SPは日本特設会場からの生中継で行われた。

ところが、今年は日本から招待しようにも渡航が困難ですから、ここは日本特設会場からの生中継となった。

このため今年のBML-SPについては「大型ライブビューイングイベント」なんて書き方をされることも。

(3Dセキュア非対応ではね)

事実、上海では満員の観客が日本からの映像を見て盛り上がっていたようで、その映像が差し込まれていた。

マスクの着用率も半分ぐらいで、大声出す客もいたかなぁ。

当時は中国のゼロコロナもうまくいっていた時期で、その一方、日本では新型コロナウイルスのデルタ株による感染拡大が深刻で緊急事態宣言も出た。

もっともこの頃はイベントの開催はのらりくらりとやっていたのだが、翌8月には遵守事項が守られず、感染拡大を引き起こしたイベントもあり問題となった。

これはずさんにすぎるイベントだが


ところが今年はこの状況が全く異なるわけである。

渡航困難なのは相変わらずのこと。

日本ではイベント開催について、マスク着用・大声を出さないなどの条件を満たせばさほど大きな制約を受けずに開催できるようになっている。

一方で中国では上海で長期間のロックダウンが続いたり、イベントどころか社会活動自体が困難な状況が続いている。

この結果、昨年は日本特設会場(無観客)から上海の観客の入ったホールに映像を送っていたのを、

今年は逆に有観客の日本会場から中国のBilibiliユーザーにインターネット配信する形になりそうだ。

久等啦!#BML-SP2022#7月17日将首次落地日本东京幕张国际展览馆国内直播信息后续会于官号公布,敬请期待~十组嘉宾,超豪华阵容,这个夏天,我们一起快乐干杯!

(BML制作指挥部 (Bilibili))

日本・東京・幕張メッセで開催され、中国国内でインターネット配信があると。


実のところBML-SPは日本からの配信という形で開催できるだけマシで、

中国在地の歌手らが出るBML、あるいはバーチャル歌手の出演するBML-VRはそもそも開催見込みが立っていない。

例年だと上海開催ですよね。それはなかなか厳しいですよね。

というわけで本当に昨年とはなにもかも逆転してしまった。


そんな困難がある中でも日本文化とのつながりは維持したいのがBilibiliということか。

もちろん日本開催にあたっては、日本のアミューズなどの協力あってのことだろうし、

それは中国開催のときから日本のコンテンツを売り込むような意図で参加してたんだろうが。

まさか日本開催なんていうのは当時想定もしてなかっただろうけど。


出演者には中国・上海出身のLiyuuさんもいる。

日本で歌手デビューしましたからね。「海外嘉賓」なんですね。

ラブライブ!スーパースター!!でも出演するので、それならということだと思うが。

こういうので中国のファンにも喜んでもらえたら良いけどね。

コピー機能付きFamiポート

先日、ファミリーマートが売店として入居している施設で、

店の外にあるコピー機だが、よく見るとファミリーマートのコピー機だった。

そんなこともやってんのねと思って、じろじろ見てみると、Famiポート機能が内蔵されてた。


ちょっと気になって、コピー機を叩いてd払いのチャージ処理をやってみた。

受付票を出すだけ出してレジに持っていかないのだけど。

操作方法は従来のFamiポートと全く変わらない。

受付票も従来通り感熱紙で出てきた。本当にFamiポートそのものなんだねって。


それにしても、なぜFamiポートとコピー機を集約したのだろうか?

この装置、左にタッチパネルの付いたユニット、右にコピー機と2台構成に見える。

Famiポート機能は左側の装置ですべて収まっている。

では、コピー機能が右側の装置で収まっているのか? というとそうではない。

というかもともとファミリーマートのコピー機は2台構成だった。

左側のユニットには硬貨投入口と写真印刷機能が入っていた。

これは新しいコピー機でも同じである。


一見するとFamiポートをコピー機集約したように見えるのだが、

実はコピー機の高機能化によって、コピー機の操作性の貧弱さが問題となったようだ。

確かにあの画面で、住民票の発行やら新聞のネットプリントやら、画像データを持参しての写真印刷などするのは相当にめんどくさそうである。

それを打開するためにFamiポート譲りの大画面を左側ユニットに取り付け、

その代わり、Famiポートとコピー機を1台の装置とした。これが真相らしい。

だからFamiポート機能は本当に何も変わらない。

強いて言うならタッチ操作がしやすくなったぐらい。


ただ、この方式にも課題はあって、Famiポート機能を使う客とコピー機を使う客が同時に利用できなくなるということである。

まぁほとんどの店舗ではFamiポートとコピー機が同時に使われる時間は少なく、

ゆえに1台で両対応可能と読んでいるのだろうけど、どちらも長く占有されることがあるものだ。

この点についてファミリーマートはQRコードの活用を要請しているという。

ただ、マルチコピー機とFamiポートを一体化することで、マルチコピー機での滞留時間が増える可能性がある。そこで、コンテンツプロバイダに対して、積極的にQRコードを活用するように働きかけているという。(略)

また、Famiポートで読み取るQRコードではなく、レジで処理できるコードをあらかじめ発行する仕組みも用意されており、今後はそちらの利用を増やしていくべくコンテンツプロバイダに働きかけたいとした。

(ファミリーマート、新型マルチコピー機を導入。Famiポートの機能を集約 (Impress Watch))

前者についてはヤフオク・PayPayフリマなどで宅急便の発送をするときに使ってますね。

数字を打ち込むような時間はかからないけど。

もっともこれについてはセブンイレブン利用者には、そのためだけにいちいちFamiポートに行かせる意味は何だ? という話はあると思いますが。

後者については、以前話題にしてますね。e+やCNプレイガイドが導入している。

レジに直行できる

これはもっと利用が進めば良いと思うのですが。


コピー機1台で済ませようというのはセブンイレブンでも見られるものだが。

ただセブンイレブンの場合は、チケットを店頭でその場に購入するのにコピー機を使うと、受付票は普通紙で印刷されたはず。(以前やったことがある)

一方であらかじめ手続きが済んでいるものはレジ直行が基本である。

(画面や紙でバーコードが呈示できない場合、数字を読み上げてレジ係に入力してもらう)

これも善し悪しあるとは思うんですけどね。

ファミリーマートはそういうことはやらないと徹底して、いちいちFamiポートに行かせるようにしている。

だから相変わらずFamiポートの出番は多いと見られる。


というわけでFamiポートはほとんど従来通りあるということである。

もっとも新しい装置の名前はあくまでも「マルチコピー機」なので、ゆくゆくはFamiポートの名前はなくなることとなる。

今はスリムなFamiポートだけど、先代はそれなりにゴツい機械だった。

2000年からあったんですね。そうすると僕はFamiポートのないファミリーマートは知らんのだろうな。

(小学生の頃に生活圏にあったコンビニはローソンだけだった)

いや、もちろん駅の小型店舗などFamiポートのないファミリーマートは今でもありますけどね。

今後はコピー機のない店=Famiポートのない店ということになるのか。

まぁあまり変わらんですかね。一部差異はありそうだが。

取水できればとりあえずはよいが

愛知県の矢作川にある「明治用水頭首工」が漏水で困っているという話。

愛知 大規模漏水 工業用水は利用可能も 農業用水のめどたたず (NHK)

とりあえずポンプで水をくみ上げることで工業用水分は確保できたとのこと。

引き続き農業用水分の暫定対策と、漏水の手当を行うことになるが、

なかなか漏水に対して直接的に対応できる方法がないことが難しいようだ。


この対応に当たってるのが農林水産省の機関である東海農政局ということからわかるように、これは元々農業用水のための施設なんですね。

こういう構造の物は通常「堰」と呼ばれるが、

その堰に「頭首工」という名前を付けるのは農業用水関係に特有のものだと。

もっとも今回、工業用水に影響が出ているように、多目的利用はされているのだが。


堰とダムというのは川をせき止めるという意味では類似した性質がある

河川法の規定ではダムというのは、堤高が15m以上のものと規定されている。

15m未満のものはダムとはみなされない。

なので通常は15m未満のものを堰と呼ぶのだと言われるけど、

実際のところ、もっと数量的に多いのは一般に「ため池」と呼ばれるものよね。

形式的にはアースダム(谷に土を積んだものをそう言う)であることが多いのですが。


堰というのは貯水を目的としているというよりは、取水を目的としたものが多い。

今回の明治用水頭首工は川の中間で水を安定的に取水することが目的で、

すなわち川をせき止めて、そこに水路を付けて、流量をコントロールしてると。

水位が下がると水路が機能しなくなるので、断水になってしまったわけだな。

ただ、なんとかして流れている水をくみ上げられればよいので、

土のうで取水施設に水が流れるように仕向けて、ポンプでくみ上げることで暫定対策している。


あるいは河口部に作られる堰は海水の遡上を防ぐという役割もある。

河口部では海水が上流に遡上してくることで、淡水のくみ上げが難しくなることがある。

川をせき止めて、海水が下流から上流に行くのを防げば、このような問題は起きない。

これにより利用できる淡水の量が増えるということが期待される。

これが治水目的になることがある。

洪水時の流下能力を増やすために浚渫が行われることがあるが、

洪水を流すのを妨げるということは、逆に海水の遡上を妨げていた場合もある。

この目的で作られた堰の1つが長良川河口堰で、けっこう効果はあるらしい。

主な治水効果の実績 (長良川河口堰)


貯水を主目的にした堰もないわけではないんだろうけど。

以前、愛媛県の銅山川に設けられた影井堰の話を書きましたね。

銅山川の水を愛媛県内で使い切るというところで気づいた人もいるかもしれないが、

銅山川3ダムのもっとも下流にある新宮ダムから下流には水を流さなくてもよいということになる。(略)

このままでは銅山川が枯れ川になってしまい環境への影響があるということで、

対策として新宮ダムの下流に作られた影井堰で、流量調整を行い、銅山川の維持に必要最低限の流量は保つようにしているそうだ。

ただ、新宮ダム自体には河川機能維持という役割はないので、常に流量が保たれているわけでもないらしく。可能な範囲でということのようだ。

(間接的にダムの水を使っている)

もちろん安定的な取水のために水位を稼ぐのも貯水そのものではあるんですがね。


取水の安定性には問題はあるかも知れないが、とりあえずポンプアップでも水を水路に流せればOKではある。

土のうを積んだり、堰の一部を使って、少しでも水たまりを作って、そこにくみ上げ用のホースを突っ込んで、それでなんとかという状況ですね。

まだ農業用水用は対応できていないが、堰の機能が回復するのを待ってては農業への影響が甚大だろうから、同様にやるんだと思うけど。

ただ、両岸に取水施設があるから、果たしてどうやって対応するのだろう。


さて、今回の事象は堰の地下の水を通しやすい地層を通って、水が抜けたということですね。

通常、こういうことがないようにダムや堰の施工時には、セメントを流し込んだりして水を通しにくい層を作っておく。

ただ、なにしろ古い施設ですから、そこが不十分だったのか劣化したのか。

ダムや堰の工事でわりと早い段階でする処置が不十分か劣化したということであれば、修理というのもそれはそれで大変な話ではないかなと思う。


暫定的に水をせき止める施設を作らないとどうにもならないんじゃないかな。

当たり前ですが、ダムや堰を作るにも、川に水が流れていては作れない。

そこで川とは別にトンネルを掘ったり、川を半分に分けて水を流したり。

何らかの方法で水が流れない状態にして工事をせざるを得ない。

でも、よく考えればそういう工事をするのは川の水が少ない時期。

これからは梅雨前線・台風など川の水が増える可能性が高いからそもそも着手が難しい。

そもそも着手したところで川をせき止めるにはどう考えても時間がかかる。

秋頃まではその場しのぎのような対策で乗り切るしか無いのかも。


なかなか見ないトラブルですけどね。

どうしてもダムや堰というのは一度作ると手が入れにくい施設である。

それだけに最初にきちんと作ることが大切ではある。

しかしやはり予期できないトラブルというのはあるわけで。

アプリを入れてポイントカードを見せろ

最近こういうネタが多くて申し訳ないのだけど。

楽天ポイントを導入した西友の話ですね。


ちょっと夕食のために買い物が必要だなというので、

どこに買いに行くかと考えたときにこんなキャンペーンを発見した。

楽天西友アプリ リニューアル記念 (西友)

楽天西友アプリをダウンロードして、楽天西友ネットスーパーに利用登録して、

西友の実店舗で税抜2000円以上の買い物をするときに当アプリのバーコードを読み取らせた場合に300ポイント付与。

楽天西友ネットスーパーで税込2000円以上(送料除)買うと300ポイント付与。

この前者を狙ったわけですね。

2000円というのは1回で? 累計で? というのがわからず1決済にまとめてやった。


こういうキャンペーンって多いんですよね。

というのは、共通ポイントカードであれば、何で表示しても本来の意味は同じはず。

楽天ポイントであれば、楽天ポイントアプリでも、楽天ペイアプリでも、マクドナルドアプリでも、あるいはプラスチックカードでも効力は同じはずなのだ。

でも、この方法でポイントカードを呈示すると特典付与というのはよく見る。

キャンペーン狙いのときだけそれを使うけど、それ以外でわざわざ使うものか。


もちろん固有の機能が付加されてたりするから、推奨してるんだけどね。

ただ、それが非常にありがたいというのはファミペイぐらいしか……

ファミペイはいずれかの共通ポイントに紐付いてはいるけど、

それ自体はファミリーマート専用であり、FamiPayの電子マネーやクーポンとも紐付いている。

これは共通ポイントというよりは、ファミリーマートの会員証である。


おそらく今後はわざわざ楽天西友アプリなんて使わんのでは?

楽天ペイのアプリで楽天ポイントのバーコードを表示する方が楽だ。

当面はアンインストールとかはしませんがね。

特有の機能が追加されれば考えますけど。そもそも西友に買い物に行く頻度が……


共通ポイントカードなんだから、わざわざ何個も表示するだけのアプリを入れる必要ないだろと思いつつ、

その店個別のクーポン配布や宣伝などをする枠が欲しいということもあるんだろう。

そういう意味で言えば、もっとひどいのがセブンマイルですよね。

あれはセブンマイルという7&i共通のポイント制度に対して、イトーヨーカドーアプリ、セブンイレブンアプリなど店ごとのアプリが必要だと言う。

基本的にイトーヨーカドーでしか貯めないですけどね。

ああ、でもセブンイレブンアプリはPayPayのキャンペーン合わせで入れてて稀に見せてますけど。                                                                                                                                                             

輸入食品で感染するなら別の問題がある

中国大陸の新型コロナウイルス対策について先日こんなことを書きましたが。

重症化リスクが高いがワクチンの効果に疑義がある高齢者の感染拡大、医療体制が脆弱な大都市圏の外での感染拡大を心配する理由は理解できる面もある。

(上海が動いていない)

ちなみにこのとき話題に上がっていた試作品は未だに届いてないらしい。

物流の停滞というよりは工場の稼働停止の影響らしいですね。ちょっと勘違いしてた。


このあたりは国ごとの事情もあるのは確かですね。

香港で大勢の死者が出た実情からすると、ここを恐れることに理由はあるとも思う。

また初期の感染拡大で武漢市はともかく、その周辺での医療体制の脆弱さが問題だったとも聞く。

この点でなんとか早々に押さえ込みたいのも理解できる。

そのための措置として妥当なのかというところは考える必要があるが。


ただ、さすがにこれは理解できないのが輸入食品が感染源という主張である。

中国で肉・エビ一時輸入停止、冷凍食品からコロナ検出続々 (読売新聞)

最近でも冷凍食品の包装からウイルスが検出されて廃棄というニュースがある。

そういうことはあるかもしれないが……

ただ、それが感染源となるのは考えにくいし、そもそもそれが問題になるような感染症対策が問題だと思うが。


というのも、もしこれが感染源になるとしても、体内に入れなければよく、

そのために行うことは手洗いですね。問題とするべきことはそっちである。

輸入食品の包装に付いたウイルスが感染源だというのは、

そういう一般的な感染症対策ができていないということではないか。

そういう状況であれば輸入食品とかそういう話ではなく、もっと別の感染源が顕在化するはず。

そこの対策に力を入れる方が先ということである。


やはり新型コロナウイルス対策というのもお国柄があるところで、

世界的に見れば日本はウイルス検査を重視せずに対策してきたところはある。

このあたりはPCR検査できる数量が十分ではないという背景はある。

韓国ではMARS騒動のときに検査体制を整えて、そのときの経験もあって検査重視だった時期があるわけですが。

どっちが正しいというわけではないが、新型コロナウイルスの性質からすると、検査で感染源を除去することが困難なのは確かである。

だから、どこに感染源があるかわからないということを前提として対策を継続してきた。

手洗いの励行はインフルエンザ・ノロウイルスなどの対策で昔から言われてきたこと。

マスク着用は従来より踏み込んではいるが、感染源に付ける方が効果があることは以前より言われてきたことである。

古い対策だが、これは確実に効くんですよね。


香港での感染拡大時に一斉検査の計画があったが、取りやめになったのは、

感染者を隔離しておく場所がないぐらい蔓延していたからという話がある。

香港では大陸ほど強制的な措置がとれないということも重なった。

それでも世界的に見れば強力な対策を3ヶ月ほど続けて、先月に対策は大きく緩和された。

(緩和後でも日本の緊急事態宣言・まん延防止等重点措置ぐらいは厳しいが)

これを見て、感染の芽は早く摘んだ方がよいという理解もあると思うのだが、

一方でこういう状況でこそ古典的な対策が効果を成すところはある。


ただ、冒頭の話にも戻るんだけど、日本と中国大陸では比べようもないほど違うのがワクチンですよね。

これはmRNAワクチンを選択したのが本当に運がよかったのが1つ。

取扱の面倒なmRNAワクチンと向き合った関係者の努力が1つ。

異常に発生頻度の高い副反応もやむなしと受け入れた住民の理解が1つ。

特に高齢者の普及率の高さは大きな助けとなっている。

ただ、これが困難な事情も理解できるところはある。

ある程度厳しい対策が必要であるか、治療が行き届かないことを覚悟するか。

どちらかであろうと思うが、輸入食品の検査に労力を費やすのは無駄そのものである。

メルカリの送料が上がるのは経営難だから?

メルカリからE-mailが届いていて何かと思ったら配送料負担が変わるらしい。

【6/16(木)より】メルカリ便の配送サービス利用料金を改定いたします (メルカリ)

あまりメルカリに出品することは無いのだが、時々出品してるし、買う側としてはわりと使っている。

売る側の問題に留まらず、買う側にもいろいろ影響がありそう。


メルカリの発送方法といえばネコポスの印象が強い。

他の発送手段に比べても安い175円だからというのはある。

寸法規定が厳しいのを理解せず使ってる人も多いけど。

ネコポスの寸法規定は厳しい

ただ、これが210円に値上げされる。

それでもメルカリの匿名配送では最安値だが。

比較的小型な荷物に適用される送料負担は下記の通りになる。

  • ネコポス 175円→210円
  • ゆうパケット 200円→230円(ゆうパケットポストは215円)
  • 宅急便コンパクト 380円→450円
  • ゆうパケットプラス 375円→455円

うーん……って感じですね。


小型荷物の発送方法といえば、クリックポストというのがある。

クリックポストはゆうパケットの特別なもので、Web上で決済・ラベル作成をすれば、用途によらず利用できて、運賃は198円である。

日本郵便と大口契約を結ぼうとしても、ゆうパケットでクリックポストより高い条件が提示されることが多いのが実情らしい。

なので、業者でもクリックポストを使っているのを見ることがある。

クリックポストはそれぐらい安いサービスである。

それでも従来のメルカリであれば、ネコポスはクリックポストより明らかに安く、ゆうパケットもほぼ同額だった。これが逆転するわけですね。


ただし、ラベル作成の手間を考えればどうだろうか? という話もある。

  • クリックポスト(基準額) : ラベル作成にプリンターが必要, 匿名配送不可, ポスト投函可
  • ネコポス(+12円) : 寸法規定が厳しい, 発送場所はメルカリポスト・PUDOボックス・ヤマト運輸営業所・ファミリーマート・セブンイレブン
  • ゆうパケットポスト(+17円) : ラベル(約5円)購入が必要, 重量2kgまで可, ポスト投函
  • ゆうパケット(+32円) : 発送場所は郵便局・スマリボックス・ローソン

こうして並べられるとクリックポストのよいところにも気づきますね。

ラベル作成にプリンターは必要だが、ポスト投函で済むのは楽なんですよね。

ネコポスのコンビニ発送も手間だし、寸法規定の厳しさを考えれば……と思う。

あと、新料金では ゆうパケットポスト が一般のゆうパケットより安くなる。

(メルカリから日本郵便に支払う金額も違うのかはよくわからないけど)

ポスト投函の利便性とラベル購入の手間・費用、どっちが勝るかというところはあったが、

新料金ならばゆうパケットポストに軍配が上がりそうだが。


従来、メルカリでは匿名配送を推奨し、実際に広く用いられてきたが、

小型荷物では クリックポスト や ゆうメール(150g以下180円・250g以下215円) の選択も増えるかもしれない。

どちらも準備さえすればポスト投函が可能というのはメリットである。

安ければ匿名配送にはこだわらないという人も多いかも知れないけど、

ただ従来はシステムで自動的に送付先が紐付いていたのが、送付先の転記が必要になるとそこでミスが起きたりという懸念はあるかもねと。

なんやかんや従来通り、ネコポスを選択する人は多そうだけど、

正直、あの寸法規定とコンビニ発送の手間を考えると、もうネコポスはないかなぁという気もする。


それより少し大きい荷物だと宅急便コンパクトかな?

宅急便コンパクトは箱代70円かかるので、考慮が必要ですが。

他の発送手段でも梱包にはお金がかかるので、70円が高いとも限らないが。

450+70=520円だと、レターパックプラス(これも封筒込みだが)と同額ですか。

宅急便コンパクトは定価がわりと高いことと、最小サイズの各種宅配便よりは明確に安いことを考えれば有用とは思うが。


それより明確に大きな荷物では一般の宅配便ということになる。

メルカリでは宅急便・ゆうパックを選べるがどちらも値上げされる。

同じサイズなら宅急便の方が安いが、宅急便はサイズ規定に重量も加味されるのが注意が必要である。

  • 宅急便60サイズ 700円→750円
  • ゆうパック60サイズ 700円→770円
  • 宅急便80サイズ 800円→850円
  • ゆうパック80サイズ 800円→870円

匿名配送の宅配便のメリットは全国均一料金ということがある。

これにより送料込みの価格設定を容易にしているが、近い場合は割高なこともある。

ゆうパック60サイズで東京都の郵便局・ローソンから発送(持込割引)の場合、

東京都あて690円・東北~東海あて750円・近畿あて850円・中国四国あて980円……

同80サイズで東京都あて910円・東北~東海あて980円・近畿あて1080円・中国四国あて1190円……

従来でも60サイズ・東京都内々なら10円安かった。そういうケースはなかなかないが。


ところでメルカリでは送料着払いというのが認められている。

メルカリでは商品代金の10%をシステム利用料として控除され、そこから送料負担が引かれるわけだが、

送料着払いにすれば商品代金に送料を含む必要はなくなる。

例えば、ゆうパック60サイズで送る商品で、手取り2000円確保する場合、

  • 現在の送料: (2000+700)/0.9=3000円
  • 新送料: (2000+770)/0.9=3078円
  • 送料着払い: 2000/0.9=2223円
    • 東京都からの送料(持込割引)加算: 東京都2913円・東北~東海2973円, 近畿:3073円, 中国四国3203円……

従来でも東北~東海なら同額ぐらいだったけど、新送料では近畿までほぼ同額になる。

これが80サイズだと、あんまりメリットはないですが。

  • 現在の送料: (2000+800)/0.9=3112円
  • 新送料: (2000+870)/0.9=3189円
  • 送料着払いに東京都からの送料(持込割引)加算: 東京都3133円・東北~東海3203円……

もっとも着払いの送料は受け取るまでわからないし、支払いの手間もかかるし、

思ったほど差がないので、着払いへの転換が進むとも思えないところはある。

ただ、これを見てもわかるんですけど、メルカリのシステム利用料10%ってのは高いんですよね。

それを控除された上でこれはけっこうきついなというのはある。


どうしてこういうことになったのかという明確な理由はわからないところがある。

普通に考えれば配送業者からの値上げ要請によるものだと考えるところだが、

最近、メルカリ社についてこういう悪いニュースがあった。

メルカリ、不正利用の影響で成長減速。補填金10億円 (Impress Watch)

メルカリでクレジットカードの不正利用に起因する損失・売上減少があったそうで。

これによりせっかく前年度に上場以来初めての通期黒字化を達成したにもかかわらず、大赤字という状況である。

採算改善のために比較的理解を得られやすいと考えた送料負担の値上げを考えたのではないかという、こういう考えもあるかもしれないと。

出品者の送料負担と配送業者に払う送料の差額補填を減らすことで採算改善を狙っているということである。


ただ、さっきも書いたけどメルカリのシステム利用料は高いんですよね。

PayPayフリマが5%、ラクマが6.6%である。

送料負担だが、PayPayフリマと現在のメルカリはほぼ同じ。

ただし、ゆうパケットが175円と安いのでこれを使う人が多い。

(ネコポスも170円だから安いのだが、ゆうパケットを利用する人が多い印象)

なお、PayPayフリマでは匿名配送の使用が必須であることに注意が必要。

ラクマは大きな荷物では値上げ後のメルカリの送料より高いところもあるが、

使用頻度の高いゆうパケットは180円(ゆうパケットポストは175円)と安い。

一方で、宅急便コンパクトの送料負担が530円なのは異様に高いと思うが。


もともとメルカリのシステム利用料の高さはいろいろ言われていたところで、

ゲーム機などの転売で最も儲けているのはメルカリだという説もあったぐらい。

それでも他のプラットフォームに比べると取引が活発ですから。

それならば10%払っても割に合うという考えはあったわけですよね。

ただ、今回の送料負担増は他のプラットフォームとの差をさらに広げるものとなる。

出品者がそこのところをどう受け止めるかということですね。


もちろん、この動きが他のプラットフォームに波及する可能性はないとも言えない。

送料の差額補填をしているのは他も同じだと思うので。

ただ、ヤフオク・PayPayフリマは、ヤフオク側の事情を考えるとメルカリほどの値上げは難しいような気がする。

PayPayフリマこそ匿名配送サービスの利用が必須だが、ヤフオクでは不明朗な送料設定が横行している中で、送料が明確な匿名配送の利用を推奨したい理由はあるわけですよね。

ヤフオクの出品者はシビアな人も多いですから。


購入する側としては、複数のプラットフォームに目を向けるべきであろうと。

それは個人間取引に限らず、中古品の通販なんかも含めてということですが。

(まとめ買いするならば個人間取引より送料を合理化しやすいため)

送料負担について言えば、安価な商品ほどに影響が大きい。

従来はものすごく安くメルカリで掴めていたのが、難しくなるかもしれない。

そうなったときに選ばれるのはどこか? という話である。

僕はゆうパケットサイズのごく安い商品ならばラクマがいいと思いますがね。

ラクマからもらったポイント

もちろんヤフオク・PayPayフリマでもいいんですけどね。

楽天ペイでのポイント消化に悩む

ラクマの売上金と楽天ポイント(主に期間限定ポイント)を消費するのに楽天ペイを使っているという話は何度か書いている。

使える店はいろいろあるけど、ほぼイトーヨーカドーで使っている。

イトーヨーカドーでnanaco決済以外ならコード決済が有利な事情がある。

しかしそこでちょっと使いにくいなと思うことがある。


楽天ペイの支払い元はクレジットカード・楽天銀行口座を基本としている。

僕は楽天銀行の口座はもうないので、クレジットカードが設定されている。

ただし、楽天ポイント・楽天キャッシュの併用が可能で、それを設定できる。

楽天ポイント・キャッシュの範囲内での買い物ならばカードに請求されない。

専らこの範囲で使っているわけですね。

ポイント付与率という観点でも楽天カード以外での支払い時には楽天ポイントは付与されない(請求先のクレジットカードではポイントが付与されるだろうけど)。

しかし、楽天カードも楽天銀行口座もない僕でも、楽天ポイント・キャッシュの範囲で使えば楽天ポイントが利用額の1%付与される。

これは楽天市場やラクマでの買い物でポイントを充当するよりもお得なはず。

(ラクマはポイント付きそうな気配がなかったし、その他の楽天サービスもポイント充当分はポイント付与の対象外と言っている)


というわけで非常にありがたい仕組みなのだが、問題はポイント・キャッシュとひとまとめにされていることである。

これについては下記の設定をすることができる。

  • 利用設定 : 使わない・全て使う・一部使う
  • 優先設定 : ポイント優先・キャッシュ優先

ポイントの中では 期限の早い期間限定ポイント→通常ポイント の順番で消化される。

で、僕はこれを 全て使う・キャッシュ優先 に設定している。

このため、楽天キャッシュ→期間限定ポイント→通常ポイント の順番で使われる。

本当は 期間限定ポイント→楽天キャッシュ にしたいが、妥協してこうしている。


利用設定の一部使うにセットして、

  • ポイント優先で 「一部使う」で期間限定ポイントの範囲で利用額を設定
  • キャッシュ優先で「一部使う」でキャッシュ+期間限定ポイントの範囲で利用額を設定

とすれば通常ポイントに手を付けずに買い物は出来る。

ただし、超過分はクレジットカードに請求されてしまうのだが。

とはいえ、手軽に通常ポイントだけ残すということは難しいようである。


どうして通常ポイントよりキャッシュの使用を優先したいかというと、それぞれ利用範囲がちょっとずつ違うからである。

  • 通常ポイント : Edy・Suica・外部ポイントへの交換、ポイント運用が可能
  • 楽天キャッシュ : 送金・楽天銀行口座への入金が可能
  • 期間限定ポイント : (上記の用途では使用できない上)有効期限が定められている

楽天キャッシュは現金化が可能である。

もっとも楽天銀行口座もないし、出金に必要な本人確認はしていないのだけど。

(本人確認後に追加された残高のみ出金可能なので、現在の残高は出金不可能という意味)

このため送金できるのが唯一のメリットだが、特にそういう予定もない。

一方で通常ポイントは他への交換が可能であり、これはキャンペーン参加に必要なことがある。

なのでできれば通常ポイントは温存したい事情もある。


一方で、期間限定ポイントは早々に消化したいのもある。

今日のイトーヨーカドーでの買い物は、期間限定ポイントだけでは払えず、キャッシュ残高以内ということで、期間限定ポイントの消化が難しかった。

そこでイトーヨーカドーでの買い物自体はキャッシュの範囲で収めた。

ただし、ちょうどダイソーで封筒を買うことにしていたので、ここで優先設定を「ポイント優先」に切り替えて決済した。

今月末で切れる期間限定ポイントが数十ポイントあったので、これでうまく消化できた。

ラクマの売上金次第だが、次の楽天ペイでの買い物は来月になるのではないか。

(概ね月末に各種キャンペーンのポイントが付与されるため)


ところでもう1つの楽天の提供する実店舗での決済手段がEdyである。

この前、西友でのキャンペーンでしこたまチャージしたんだけど。

Edyチャージ機はコンパクト

このEdyについても少し悩ましいことがある。

こちらは「Edyスタンプラリー」というのがある。

このスタンプラリーは下記の月ごとに各条件を達成すると20ポイント付与されるというもの。

  • 買い回り: コンビニ・スーパー・ドラッグストア・飲食店で各一定額以上買うと20ポイント付与
  • チャージ: 3000円以上チャージ・ポイントチャージを各々満たすと20ポイント付与
  • 特別: 特定の店で買い物するなどの条件(毎月回る)を達成すると20ポイント付与
  • 上記3つの条件を全て達成すると追加で20ポイント付与

買い回りの飲食店というのは、Edyで決済する飲食店が事実上ないので無理。

マクドナルドなどEdyが使える店自体はあるが、モバイルオーダーなど使うから。


ということで達成を考えるのはチャージの条件だけである。

実際、西友で5万円チャージした月はポイントチャージをすれば条件達成出来て、

ポイントチャージは通常ポイントが10ポイント以上あればできるので、それで達成している。

10ポイントチャージして、20ポイント付与されるならお得じゃないかと。

もっとも付与される20ポイントは期間限定ポイントなのだが。

(だからEdyに交換できず、楽天ペイや楽天のサービスで使う必要がある)

ただ、キャンペーンで5万円もチャージした先月は例外であって、今後はどうかという話である。


Edyのチャージにはセゾンカードが使えて、僕が使っている(旧)SoftBankカードは多分、Edyチャージでもポイント対象のはず。

(一般的にEdyチャージは永久不滅ポイントの積算対象ではない)

なのでこれで3000円チャージしてポイントチャージすれば20ポイント付与されると言うことは、

(3000×0.97%(SoftBankカードのポイント還元率)+20)/3000=1.64%

これに加えてEdy使用時に0.5%のポイントが付与される。

この範囲に限ればだいぶお得だなと思う。


しかしこの先、月3000円もEdyが使えない可能性というのがある。

今のEdy使用先の主なところはマツモトキヨシである。

コンビニでも使っているが利用額は大したことは無い。

しかしマツモトキヨシは元々はQUOカード消化のために通っていた店。

今はQUOカードが手元にほとんどないのでこうなっているが、この先株主優待でもらったQUOカードがたくさんになると、そっちを優先した方がよい。

他にEdy残高を使う店としては各種のスーパーがあるものの、

イトーヨーカドーは使えるがイトーヨーカドーアプリとの関係を考えるとあまり使えない。アプリの特典はEdyが対象外のことが多いから。

西友かもう1つ近所のスーパーは行けるが買い物の頻度としては……と。


今月のところはもらっておこうかなという感じはありますけどね。

ただ、正直こういう使い道をよく考えないといけないプリペイド式電子マネーが増えるのは厄介なことでもある。

最近、nanacoに消極的なのもそういう話なんですけどね。

(一方でイトーヨーカドーを一定使う人にとって完全に手放すのは難しいが)

Edyについては今の残高が尽きたらそこで足を洗うつもりで考えてるけど。

3000円チャージを別としてもまだ数ヶ月はかかるでしょうね。


そういえば去年の年末にこんなことを書いてましたね。

ただ、キャッシュレス決済のキャンペーンに振り回された1年だったなとは思っていて、

キャンペーン合わせで重点的に買い物する店を変えたりしてたからなぁ。(略)

恩恵は小さくないのですが、利便性を犠牲にした面はけっこうあると思う。

こういうやり方がサスティナブルとは思わないのだが、来年も振り回されそうな感じはするな。

もう最近はd払いもさっぱりだし。dポイントの消化には使うけど。Edyもおそらくそうでしょう。

楽天ペイはラクマ売上金・楽天ポイントの消化には有利なので、ラクマのキャンペーンが続く限りは……ラクマがサスティナブルではない説はありますが。

延期されたゲーム会社の音楽フェス

今日は幕張新都心におでかけ。

「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル 2nd」が千葉マリンスタジアム(命名権でZOZOマリンスタジアム になっているが)で行われるためである。

これは2020年冬に東京ドームで行う予定のイベントが延期されたものである。

バンナムフェスはアイドルフェス

2019年10月にバンダイナムコエンターテインメントが行った新しい取り組みだった。

この2回目が翌冬に行われると発表されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、

かなり延期されてやっと開催できたが、場所は変わってしまった。

屋外ですか。雨が心配ですねって言ってたら本当に雨に当たって。

でも今日は朝に止んだので本番は特に影響は無かった。


改めて書くけど、バンダイナムコエンターテインメントはかつては バンダイナムコゲームスという社名で、ナムコとバンダイのコンピュータゲーム部門に由来する。

(この会社の法人格はかつてのナムコそのものである)

このため一般的な認識としてはゲーム会社であるが、一方でライフエンターテインメント事業としてイベント企画・グッズ販売を行っている。

最近では非ゲームのコンテンツを立ち上げるなどの動きも見られる。

そういう会社が行う音楽フェスというのは、自社製品あるいはそれ以外のバンダイナムコグループのコンテンツのキャラクター、あるいは作品ゆかりのミュージシャンを集めたものである。


参加するか迷っていたのだが、アイドルマスターシンデレラガールズもいるし、、Liella(ラブライブ!スーパースター!!)もいるから1日目行くかと決意。

出発が少し遅くなってしまったが、開演までには座席に着けた。

ところで今回のチケットは紙チケットを発券しないし、電子チケットの呈示もしない。

これは顔認証システムが導入されているからで、事前に顔写真をWebからアップロードするんですよ。

座席番号などはそのWebサイトで確認しないといけないんですけどね。

まぁスムーズでしたよ。入口にタブレットPCを三脚に付けたような装置があって、それで確認しているようだった。

入場ゲートやステージ脇にはパックマンのモチーフがあったが、特に本編には関係ない。

やっぱりナムコって言ったらパックマンですよねってだけの話。

座席は2席使って1席空けるという感じで使っていたが、理由はよくわからない。

スタンドの2層目は少ししか使ってなかったことを考えてもまだまだ入る。

ただ、これとは別にインターネット配信もあることを考えれば、そこそこなんかなぁ。


前回参加したときのDay2は出演者が女性ばっかりで「アイドルフェス」のごとき状況だったが、

今回はそこまで極端なことはないが、やっぱりアイドルコンテンツが多いんだよな。

最初・中間・最後と固めるのは自社製品でイベントを多く行っているアイドルマスターシリーズである。

そこにラブライブ!シリーズが入り、ワイルドカードのように使われたアイカツ!シリーズと。

これでだいたい骨組みが出来ていて、そこに自社コンテンツでは「電音部」、

他にテイルズとガンダムゆかりのミュージシャンが挟まりという感じである。


今回、アイカツであったりテイルズの楽曲が披露されるときの周りの反応を見て思ったが、

このあたりは思い出のコンテンツの楽曲が生で楽しめるのが貴重ということなんだろうなと。

今回の出演者でも少女時代、アイカツ!シリーズを見て育った人は多いという話がある。

観客の側にとってもそうだろう。少女だったときの思い出か、あるいは少女に混ざって遊んでいた「アイカツおじさん」か……どっちでもいいですけど。

アイカツ!シリーズとしては10年続いているが、シリーズが移り変わり、なかなか以前のシリーズの曲を披露する機会というのはない。

そもそも時間が経って歌唱担当だって揃うわけではないですから。

思い出の曲に再び出会える。これはこういうイベントの意義として大きいんだろうな。


一方で新しいコンテンツもある。それが「電音部」、これがバンダイナムコエンターテインメントの非ゲームコンテンツと書いたものである。

「ダンスミュージックをテーマにした音楽原作キャラクタープロジェクト」とのこと。

このバンナムフェスはその顔見せという意味も強かったんではないか。

存在は知ってたがこうして目の当たりにするのは初めてであっけにとられたところも多かった。

その世界観について詳しいことは小説・漫画などの形で公開されているようだ。


とはいえやっぱり、アイドルマスターとラブライブ!ですかね。

来場者の装いとかみる限り、だいたいはこれがお目当てなんだろうなと。

ラブライブ!の2つのコンテンツはどちらも見るのは初めて。

ラブライブ!スーパースター!!のLiellaは正統派という感じ。全曲5人での披露。

Liella自体が立ち上がってまだ短いけど、出演者もこれがデビュー作だったり、近年に声優に転身したり、まだルーキーという印象が強い。

今は5人だけど、7月からのTVアニメ新シリーズでは後輩4人が加わり9人になるそうで。

一方の 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 はソロのスクールアイドルの集まり、

といってもその中でユニット組んだりしてるんだけどね。

このフェスでは2日に半分ずつ分かれ、それぞれ2ユニットずつということなんだと思う。

このあたりのやり方はアイドルマスターシンデレラガールズあるいはミリオンライブと似ている。

あと出演者はけっこう売れっ子が多いので、そういうので興味を引きやすい面もある。

ラブライブ!シリーズでは特異な存在だが、このフェスではそれがうまくハマっている気がする。


不思議なイベントだよねと。

コンテンツあるいはミュージシャンの世界観もいろいろであり、

そこをうまくまとめるというのはけっこう大変なことだと思うがな。

ただ、アイカツ!の根は広く張っていることは確かである。


終演後は海浜幕張駅が大変なことになるのは目に見えていた。

往路でも改札出るまでだいぶかかったから、これは改札止め必至だと。

そこでマリンスタジアムから幕張本郷駅行きのバスに乗って行くことに。

バス代は余計にかかってしまうけど、西船橋から東西線経由にすれば、京葉線で東京駅経由にするよりは安上がりだし。

(往路に使った西船橋まで東西線、そこから海浜幕張駅が一番安いはず)

スムーズに帰宅できたのでよかったですね。

バスも何台か待機してるから退場後スムーズに乗れたし、これでいいですね。