constではなくstatic constが必要?

マイコンのとあるプログラムのビルド結果を確認していると、

なんかえらいスタックを確保しているところがある。

そんなスタックを使うような処理ではないはずと詳しく見てみると……

void func(unsigned long *ptr){
const unsigned short Tbl[]={0x0001, 0x0002, 0x0004 ... };

といった記述をした定数テーブルをわざわざスタックにコピーしているようだった。


Cにおけるconstの効力というのはかなり難しいのだが、

この場合はTbl[]の値を書き換えできないことを表す。

初期値から書き換えできない変数はROMに割り付けることができる。

なのでROM上にデータ構造を置きたいときは const を付けたグローバル変数として記述することが多い。

ローカル変数でもそうだと思ったのだが、なぜかそうならない。


この問題は “const” を “static const” にすることで解決する。

こうするとテーブルの値をROMに配置して直接アクセスするようになった。

ローカル変数にstaticと付けると、プログラムの実行中はずっと確保される。

staticを付けた変数の初期値は起動時に1回だけ初期化される。

よって初期値付きのグローバル変数と同様に処理されることになる。

ここにconstを付けることで初期化時から不変であることを示すので、

起動時から不変=ROMに割り付けることができるという判断になるよう。


確かに関数内のローカル変数の初期値は一般的には関数の中で初期化処理が行われる。

もしconstを付けない場合は、ROM上の値をスタックにコピーする挙動は妥当である。

constを付けた場合は、その関数内の初期化時から不変であることを表す。

ただ、関数が何度実行されても初期値が変わらないというならば、

それは起動時から不変=ROMに割り付けられるという判断は可能だし、

そのような判断を行うコンパイラも世の中にはあるはず。

でも、static constとconstで挙動差のあるコンパイラは多いらしい。


明確なところはわからないところはあるが、constを付けた配列を他のルーチンに渡す場合、

渡した先で不変であるというのが徹底されず、書き換えられることを心配しているのかもしれない。

ROMに配置すればどうやっても書換はできないが、

起動時にROM→RAMに展開するシステムだと書き換えようと思えば書換できてしまう。

そうなった場合でも、スタックへのコピーを行っていれば、次回関数呼び出し時には影響しない。

constを付けたのに書き換えされてしまうというリスクは static const でも同じだと思うが、

“static” と付けたことで、起動時に1回だけ初期化するよう明示されているので、

そのようなリスクはすでに受け入れられているという判断になるのだろう。

うーん、その懸念と回避策は妥当なのか? と気になるが、実務上はそのようにしていることが多いよう。


Cだと #define で定数を宣言することが多いが、こういう記法もある。

const unsigned int MASK = 0x00FFFFFFu;

ローカル変数でこのような書き方をする場合、コンパイラで定数として取り込まれてしまうことを期待している。

ROM上にこの値を置いて、それをレジスタにロードして使うようなこともあるだろう。

同様の理由で static const と記載した方がよいのかもしれないが、

ポインタとして使うことがなければ、おそらくは差は出ないだろう。

僕が扱っているところではこういうコードはないんですけどね。

マイナアプリの認証機能の謎

先日、とあるサービスでマイナアプリを使ったデジタル認証が走って、

その中で利用者証明用電子証明書と券面事項入力補助用暗証番号、

どちらも4桁なので同じにしている人が多いとは思うが、その2つを入力してカードを読み取るというフローがあった。

はて、これは一体何なんだろうと思ったのである。


最近、マイナポータルアプリがマイナアプリと名前が変わった。

理由は従来別に存在していたデジタル認証アプリの機能が統合されたから。

このデジタル認証アプリから引き継いだ機能が、認証機能と署名機能である。

署名機能は署名用電子証明書を使った署名で、以前はJPKI利用者ソフトというのを呼び出して対応していた。(今でも使われているかも)

今はマイナアプリを利用するように移行してるのかな?

この署名用電子証明書を使う場合は6文字以上のパスワードが求められる。

実印相当という事情があるからなのだが、けっこう厳密な仕組みである。


一方の利用者証明用電子証明書はマイナンバーカードの健康保険証利用、コンビニでの証明書取得、マイナポータルのログインなど、

マイナンバーカードで○○するというものの多くで使用されている。

ただ、この電子証明書には氏名などの情報は入っていない。

役所はシリアルナンバーと保険証情報、住民票などと対応関係が付くので、

それで必要な情報を取り出して、利用者は利用できる仕組みである。

デジタル認証サービスの認証機能では、各種サービスのユーザーアカウントとの紐付けはサービスごとに行う必要がある。

これだけでは誰のマイナンバーカードで認証したかわからないので、ほとんど使い物にならないように思う。


そこでオプション機能として券面事項入力補助APを使用して、住所・氏名・生年月日・性別を取得できるようにしている。

利用者証明用電子証明書の利用と、これらの情報の取得を1枚のカードから行えば、

それで本人確認ができるという仕組みだそうだが……

でも、それって法令上は認められてない本人確認方法なのでは?

マイナンバーの本人確認には不十分だが

このアプリはマイナンバーの申告に使うアプリではないのだが、

おおよそ法令上の本人確認の要件を満たすには署名用電子証明書の使用が求められている。


じゃあ、この認証機能での本人確認ってなんなんだよという疑問はあるが、

実用上は十分な確認能力があって、4桁の暗証番号の入力だけで事が済むというので提供されているのかなと。

デジタル庁はこの機能が法令上のどれに適合するかという書き方はしていない。

役所ならば、この機能は○○法施行規則の~に適合しますとか書いてほしいのだが。

何か法令上意味のある使い道があるのか? 僕には見いだせていない。

GIIIの数も重要

来年からJRAの5つのGIIIがGIIに格上げされるそう。

2027年度開催日割および重賞競走 (JRA)

対象となるのは下記のレースで、いずれもかっこ内のGIの前哨戦である。

根岸ステークス(フェブラリーステークス)
オーシャンステークス(高松宮記念)
キーンランドカップ(スプリンターズステークス)
みやこステークス、武蔵野ステークス (チャンピオンズカップ)

ダートとスプリントというのはGIの前哨戦をGIIとするという考えが追いついていない部分が多くあった。

最近はこれらの路線の活躍馬の国内外での評価が高まったということで、GIIへの格上げが可能になったのだろう。


というわけで、これは納得なのだが、同時にキャピタルステークスがGIIIになるという。

重賞格付けのないリステッドレースの中ではハイレベルであることなど考慮したものである。

それはそうだろうと思う。というのはこのレースは負担重量の決め方がグレード別定のGIIIと同じなのである。

どうしてそんなことになっているのか? それはこのレースがジャパンカップの週に行われるからである。

このレース、ジャパンカップの出走馬に帯同して遠征してくる馬の出走を想定したものなのである。

賞金水準が異なる外国の馬に収得賞金で負担重量を決めるルールは適用しにくい。

そのためグレード別定戦にしているというわけである。

もっともそれで外国馬が出走するのは稀なのだが、2024年にはGoliathに伴って来日したLe Nomadeが出走している。


というわけで格上げが可能なのはなるほどという感じだが、

年間スケジュールとしてはあまり重要なレースとは思えないところはある。

このレースは芝1600mだが、前週にマイルチャンピオンシップ(GI)、翌週に鳴尾記念(1800m, GIII)と近い条件の重賞が続く。

それだけ層が厚い条件とは言えるのだが、あまり重要ではなさそうなのはわかる。

背景の1つにはジャパンカップの週を平日月曜を含む3日間開催にすることがあり、

これは暑熱対策で7レース制で行われる分の付け替えである。

ジャパンカップ翌日の月曜のメインレースということになるそう。


決定的な理由ではないかもしれないがGIIへの格上げに伴い、GIIIの補充が必要になったというのもあるかもしれない。

というのも、重賞の格付けというのは GIよりGII、GIIよりGIIIの方がレース数を多くする必要がある。

5レースもGIIIからGIIに動くと数的なバランスはかなり変わる。

日本で国際格付けのある重賞(JRA重賞+東京大賞典)の数を数えると、

現在はGI:GII:GIII = 25:38:68 であるところ、GIIIからGIIに5レース動くと 25:43:63 となる。

まだバランスは保たれているが、まだGIの前哨戦でありながらGIIIというレースはいくつかあって、

長期的なことを考えればGIIIの補充は必要と考えたのかもしれない。


なお、この格付け別の数的な関係だが、条件別でバランスよくある必要はない。

実際、ダートグレード競走に着目すると GI+JpnI : GII+JpnII : GIII+JpnIII = 15:13:33 となっている。

芝・ダートあわせて、国際格付けと日本ローカルのJpnグレードを合わせて大小関係が成り立っていればよい。

今回、3つのダート重賞がGIIに格上げされると 15:16:30 になりこの問題はとりあえず解消する。

路線別にバランスよく配置する方が好ましいことは間違えない。


3歳戦はGIの前哨戦をGIIとするという考えがすでに多く適用されているが、

GIIIの一覧を見てみると、チャーチルダウンズカップ(NHKマイルカップ)、ユニコーンステークス(東京ダービー)、レパードステークス(ジャパンダートクラシック) とGIの前哨戦がまだけっこうある。

あと、葵ステークスは3歳重賞で唯一の芝1200m戦で、チャンピオン決定戦として重要度が高い。

重賞になったのが2018年、GIII格付けが付いたのが2022年と歴史は浅いが、位置づけ上はGIIでも不思議はない。

そういう状況からすると共同通信杯のように例年レースの評価は高くても格上げできないレースというのは出てくる。

本来、GIIでもよいのにGIIIであるレースを考えると、意外とGIIIは足りてないのかもしれない。


キャピタルステークスといえば2023年に現地で観戦している。

白毛図鑑と出世レース

このとき優勝したのがドーブネ、藤田晋オーナーが千葉サラブレッドセールで5.1億円で買ったという馬である。

馬主デビューのスタートダッシュを切るのに高額でも買ったという側面はある。

このキャピタルステークスがオープン3勝目というなかなか見ない戦績である。

どうしてそれができたのかというと、キャピタルステークスの負担重量の決め方も理由にあったのかもしれない。

重賞にも何度か出走するも重賞制覇はかなわず引退したが、立派な活躍である。

馬主デビュー間もない藤田オーナーにとっては賞金などで語れない価値はあったに違いない。

まぁ5.1億円という値段を見てはいけませんが……

フレームにくくりつけるバッグ

特定原付のバイク、もっともよく使うのは買い物のため。

ところがこのバイクには荷物を入れるカゴを常設していない。

自転車の後ろの荷台に付けるようなカゴを付けることはできるのだが、

それをすると折りたたむときに不便になるので、バッグを取り付けて対応している。

なかなかこれが難しいんだよなというので、3代目である。


これまで使っていたのは、バッグに鉄のフレームが入っていて、

これを起立させることで、箱形に安定するという仕組みである。

この状態で後ろ荷台に固定した金網の上に乗せると、それなりに安定する。

それで荷物もたくさん入るので便利に使っていたのだが……

この鉄のフレームが入っている布の部分が破れてしまい、崩れるように。

こうすると荷台の上でバランスが保てなくなり危ない状態になることもしばしば。

というのでさすがにこれはダメだと新たなものを探すことに。


新しいものは下と側面4面に堅いボードが入っており、これで面的に支えるようになっている。

側面を開いて出し入れできるという仕様なのだけど、これはバッグ自体を折りたたむための仕組みでもある。

輸送時はここを開いて折りたたまれた状態で届いている。

今回よかったなと思ったのは固定用の紐で、これをフレームにくくりつけておいて、

それでバッグと紐をバックルで固定すれば、それで安定して取り付く。

これで大丈夫なのかなと思ったが、すごく安定していた。


ちなみにこのバッグは横方向に拡張する機能を持っているのだが、

荷台から左右合計30cm以内のはみ出しに抑えるには拡張できない。

拡張しなければ荷台の幅+25cmぐらいなので問題ない。

もし買い物の量が多ければ、バッグの上に固定するような形になるのだろう。

ずっとそうですね。衣類や台所用品など買って荷物が多くなれば、いつも上にくくりつけて運んでいたので。

そういう使い方にも対応しやすいように作られている。


あと、バッグを手で運ぶための紐もついていて、肩掛けもできそうだなと。

これと折りたたんだバイクをセットで運ぶのもアリなのかもな。

今まで旅先ではリュックサックを背負って移動していたが、

旅行中の荷物を全部背負って移動するときは重くて仕方なかった。


前のバッグを買ったときにデリバリーの人みたいですねと言われたことがあるが、新しいのはなおさらである。

ただ、これは背負えないわけですけどね。

ちなみにあのデリバリー用のバッグ、ロゴ入りなのに誰でも買えるという話を聞いたことがある。

日常の買い物に使っている人もいるかもしれない。

陸上国境の走る沙頭角

日本と他の国の国境はすべて海上に引かれている。

なので陸上国境というのはどうにもなじみがないものである。

陸上の国境も川や湖など水域を隔てている場合もあるし、

山や原野などあまり人が住まないところにひかれるものが多い。

ただ、場合によっては市街地の中に引かれる国境というのもある。


日本にはどうにもなじみのない陸上国境、事実上もっとも近いのは香港である。

中華人民共和国の香港特別行政区は独自の出入境管理を行っている。

隣接する深圳市の間は陸続きだが、この境界は国境同様に扱われている。

イギリス統治下だった時代からの経緯もありかなり厳格な管理を行っている。

香港側では境界部付近を辺境禁区という許可を得なければ入れない地域にしており、

そのような事情もあり香港の中では自然豊かな地域だとされている。


そんな香港と深圳の間なのだが、1箇所だけ市街地にひかれた境界がある。

それが沙頭角である。陸上境界の東端にあたる。

イギリスが香港のうち新界を租借するとき、河口を境界に定めたのだが、

川が干上がってしまい陸地化、そこに市街地ができてしまったということだそう。

この境界部には中英街という、片側が中国(深圳)、片側が英国(香港)という通りができた。

さて、道路を挟んで片側が深圳、片側が香港ではどうやって管理しているのかと気になるところだが……


まず、沙頭角一帯は両地域とも許可を得なければ入れない地域になっている。

香港側は中英街を除く地域は近年は比較的許可を得やすいようである。

日本人でも手続きを踏めば入ることができるので観光で訪れている人の情報が見つかる。

というのも沙頭角を香港北部の海上観光の拠点にしようとしているようで、

その目的でまずは船着き場への往来を認めるようにして、まもなく中英街を除く地域の往来が容易に認められるようになったと。

ただ、中英街については香港側から許可を得て入るのはとても難しいことが知られている。

事実上は中英街に住む香港住民以外は許可が出ないということである。

中英街と出入りする部分には検問所が設けられている。


一方の深圳側なのだが、こちらは大陸住民は一定の制約のもと許可が出るそうである。

こちらで許可を得ると中英街の香港側まで往来できることになる。

さっき出てきた検問所は中国側で許可を得て入った人を通さないという目的もある。

と、考えると便宜上は中英街の香港側までは事実上は大陸側の管理下にあるとなりそうだが、

確かに出入境管理の点ではそうだが、もう1つ観点があってそれが税関である。

この中英街一帯は香港側の関税制度が適用されているとみられる。

香港は輸入品の関税はほぼ無税だそうなので、大陸からここに来て買い物すると免税ショッピングができる。

免税ということを抜きにしても香港で売っているようなものが買えると。

このため賑わったという経緯があるのだが、それをおおっぴらにやっては密輸である。

そこで深圳側から入った人は一定額以下のものしか持ち出せないようになっている。

また、地元住民を別としてはあまり頻繁には許可が出ないようである。


国境地域への立ち入りには特別な許可を要することや、関税制度で特別な扱いがあることは多いようだ。

逆に言えば、これらの制度が同制度とみなせる場合は往来を制限する必要はない。

オランダとベルギーの国境が入り組むバールレという町があるが、

1つの町にオランダとベルギーの2つの町の行政機関があるなど、

生活面では家屋の玄関のある国の制度に従う点で国境を意識する必要はある。

しかし、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクの3国は以前よりベネルクスという関税同盟を結んでいた。

しかし、その前にはさらに歴史があって、それが1815年に成立したネーデルラント連合王国である。

ちょうど現在のオランダ・ベルギー・ルクセンブルクに相当する。

組織的には現在のオランダ王国の原型と言える。

(ブリュッセル・フランダース・ワロン地域とは?)

このためこの3ヶ国の間では出入国管理を行わないと取り決めがあったそうである。

現在ではEUの枠組みで当たり前に行われていることだが、この3ヶ国ではより古くからある。


ところで冒頭で日本から事実上もっとも近い陸上国境が香港・深圳間だと書いた。

しかし、おそらく境界を感じるという点では韓国と北朝鮮の間が最も近いのだと思う。

ただ、韓国の立場としてはここより北も自国の領土であって、あくまでも軍事境界線に過ぎないということである。

立入には特別な許可が必要で、ソウル近くでも開発が抑制されているのは似ているが。

以前は観光のため板門店一帯に立ち入ることができたが、現在は行われていないそう。

境界部には開城工業地区という両国共同運営の工業団地もあったが、運用停止されて長い。


距離的には中国・ロシア間の国境が近いのかなと思うが、これもなかなか往来が難しいですね。

なんて事情を考えると、香港ってことになるのかなと思った。

香港にしても深圳にしても日本から飛行機で直行できるし、

両地域の往来の激しさは世界的にも有数のものと知られている。

厳密には国境ではないですけど、事実上は国境だし。

アセンブラで書いてて思うこと

最近、仕事しながらふと思っていることがあって、

それはこのアセンブラで書いたコード、誰がレビューするんだろうということである。


ここ最近、いろいろ事情があってアセンブラでプログラムを書くことがある。

これはマイコンの初期化処理など、アセンブラでないと記述が難しい事情がある。

サンプルコードそのままで済めば楽だけど、なかなかそうもいかなくて、

そこそこ新規の記述が必要になっている。


Cで書けるものは書いた方がよいという話もあるのだが……

前にコンパイラのバージョンを変えたら動かないという問題があって、

調べたらCで書かれたコードに変数にレジスタ割当を強制する指示(当然コンパイラの独自拡張)があって、

ところがそのレジスタの選び方が悪くて、他の処理に影響してしまう可能性があった。

以前のバージョンの生成物は偶然この問題を回避できていたのだが、

ちょっと条件が変わると影響が出たということである。


どうしてこんな記述をしていたのかというと、特定の期間にメモリアクセスが発生するのを防ぐ必要があったからなのだが、

それを実現するにはアセンブラで書いた方がよかったよねと。

コンパイラの独自拡張の仕様を改めて見るとイマイチだったんですよね。

結局この問題はアセンブラで書き直すのではなく、Cのコードにちょっとした対策を入れることで解決したのだけど。

対策内容は妥当な内容だと思うので、今後は回避し続けられるだろうけど。


話を戻って、アセンブラでコードを記述すると使用するレジスタを厳密に指定したり、

使用する命令やその順序を厳密に指定したり、いろいろメリットはある。

そこまでしないといけないコードは全体からすればごく僅かだろうけど。

ただ、記述するにはスクラッチレジスタなどの仕様を知ってなければいけない。

一本道のプログラムならまだいいけど、ループや分岐があるとより複雑である。


で、冒頭の話に戻るわけですね。

記述した本人としては問題ないと思っているし、期待通りの結果になることはデバッグで見ているけど、

それをレビューするというプロセスは果たして回るんかねと。

どうも最近そういう仕事が僕に集中している気がして、いろいろ事情はあるけど。

複数人で並走してやるほど分量の多い仕事ではないわけだし。

当然、どういう意図を持っているとかコメント含めて資料は残しているけど、

細かく命令単位でフローチャートとかは書いていないわけだし。

なかなか作りながら不安になってくるところではある。


なんかいい方法はないのかなと考えているのだけど、難しいですね。

C言語もかなりハードウェアを意識した記述が可能ではあって、

それはゆえに注意が必要ではあるが、それなりの抽象度はある。

処理順序などもvolatile修飾子で制御可能な部分はあるが、

一方で偶然に任せて作られているコードもそれなりにあるような気がする。

既存のコードの修正をしながら、これは運任せっぽいなというのはあった。

ビルド結果を確認してねというコメントを付けておいたが。

都市の騒音がひどくならないように

この連休はCities:Skylines IIでいろいろ遊んでいた。

島の多いマップで、1つの島をやっと埋め尽くすぐらいまできた。

人口は25万人ほど、もうけっこうな規模ではある。

まだ開発の余地はだいぶあるけど、島が多いといっても平らだと単調か?

というわけでそろそろしまいかなと思う部分もあるが、いろいろ架橋したのを活用したい思いもある。


このゲームを遊んでいて困るのが騒音対策である。

いろいろな施設から騒音が放たれ、かなりの住居で「騒音公害がひどい」という減点が入る。

都市にはいろいろ騒音源があり、小学校の騒音もけっこう馬鹿にならない。

道路からの騒音もあるので道路沿いに公共施設を重ねると、重ね合わせで思いのほか騒音が大きくなることも。

まぁある程度までの騒音は大きな問題が無いという話もあるのだけど。


そんな騒音源でも別格に大きいのが工業地区である。

工場からの騒音は大きく、それが多く重なることでかなり広域に騒音が広がってしまう。

工場から住宅地までは騒音のためにそれなりに離す必要があり、

それがゆえに工場を細々分散して配置するのは難しく、工場は集中させざるを得ない。

農地や鉱業エリアを緩衝地帯にしたり、オフィスを緩衝地帯にしたり。

意外と鉱業は騒音源として密度が低いため住宅に隣接させてもなんとかなっている。

感覚的にはそっちの方が変ですけどね。


現実世界を考えれば低騒音・低公害の工業もけっこうあるのだけど、

このゲームのモデルでは工業というのはすべからず大きな公害源である。

かといって大きく隔離すると通勤が大変で人不足になってしまう。

ゆえに住宅と工業を緩衝地帯を挟んでサンドイッチのように重ねることになる。

二級水系のような一級河川

今も昔も近所を流れる川は一級河川ばかりである。

こんな川が一級河川? という人もいるけど、一級水系に属する河川はすべて一級河川であるため、

特に内陸県にとってはほぼ全ての河川が一級河川である。

東京都も多摩地域はほぼ多摩川水系か荒川水系に属するため一級河川である。

唯一の例外が町田市と相模原市の間を流れる境川(二級河川)である。


一級水系は国が治水・利水の責任を負うという考えがある。

それ以外の二級水系については、都道府県が責任を負うという形である。

一級水系に属する河川を一級河川、二級水系に属する河川を二級河川という。

二級河川はすべて都道府県(一部は指定都市)の管理である。

一方、一級河川は国管理の区間があるが、実際には指定区間という都道府県(一部は指定都市)の管理する区間も多い。

なお、これらの河川にあたらないが市町村が河川に準じた扱いをするべきとしたものを準用河川という。これは市町村管理。


というわけで、一級河川の指定区間と二級河川は管理上は同じようなレベルにあるわけですね。

一級河川は必要であればいつでも国管理にできるので、ダムを作る場合にその前後を国管理にすることはよく行われている。

全体的な治水・利水の方針は国で決めて、都道府県はそれに従って管理するということであろう。

とはいえ、調べてみると思いのほか都道府県に委ねられている部分が多いエリアもあることがわかった。


荒川水系に着目すると東京都内では荒川は国管理だが、それ以外は全て東京都管理である。

清瀬市や青梅市あたりでは埼玉県側に流れていく荒川水系の河川があり、

これは一級水系の末端という都道府県管理となる典型的な区間と言えそう。

それとともに隅田川と神田川・石神井川など隅田川の支川というのもある。

これらの川は荒川に合流することなく海まで注ぐ。

でも、なんで荒川水系なのかというと、隅田川はもともと荒川の本川で、

荒川放水路ができたことで荒川の水は多くがそちらに流れるようになった。

しかし現在も岩淵水門を経てつながっており、隅田川は荒川の派川として荒川水系に属している。

その隅田川の支川も荒川水系ということになる。


この隅田川とその支川の治水はほとんど東京都がやっていて、さながら二級水系のようである。

近年は地下河川の整備を進めており、環状七号線地下広域調節池という事業がある。

これは白子川・石神井川・妙正寺川・善福寺川・神田川 と隅田川に注ぐ川の地下調節池をつなぐ事業である。

複数の川の調整池をつなぐことで容量の融通ができるという特徴がある。

この地下調整池も荒川水系に属する一級河川ということでしょうかね。


ちなみに将来的には目黒川水系(二級水系)の地下調整池と連結し、海まで放流できるようにする構想がある。

そうするとこの地下河川は一級河川なのか二級河川なのか? よくわかりませんが。

東京都が管理しているという点では共通しているわけだけど。


こういう話は大阪府にもある。

旧淀川(区間により大川・堂島川・安治川と呼ばれる)は大阪府管理の一級河川で、

ここに流入する河川に寝屋川というのがある。

この流域の北河内・中河内地域一帯は排水に困ることがあり、

寝屋川北部地下河川・寝屋川南部地下河川が整備され、いずれも現状は貯留に使われている。

最終的には大川や木津川までつないで排水までできるようにする計画である。


あと、神崎川というのもある。河口付近では大阪府・兵庫県の境になっている川である。

水運の都合で淀川とつながれた経緯があるそうで、それで淀川水系となっている。

ただ、ほとんど淀川とは独立しており、箕面川ダム・安威川ダムと大阪府管理のダムがある。

ここはさらに複雑でその支流の猪名川は兵庫県・大阪府の2府県にまたがるからか国管理の区間があり、

そこには一庫ダムという水資源機構が管理するダムもあるという。


どうしてこんなことが気になったのかというと、印旛放水路のことである。

印旛沼は本来は利根川に向かって流れるのだが、利根川が増水すると排水できなくなる。

そこで東京湾に向けて排水する仕組みが必要ということで作られたのが印旛放水路である。

もともとあった花見川に向けてポンプアップする仕組みで作られたので、

現在も花見川と呼ばれることが多いが、一級河川としての名前は印旛放水路である。

周辺の川が二級河川や都市下水路(雨水排水を目的とする開渠)である中、

ここだけ一級河川なので特異的なのだが、実のところ千葉県管理らしい。

というのも印旛沼やそれより上流というのは千葉県管理なのである。

印旛沼の水利用も千葉県内が基本で、というか千葉県のほとんどの地域に渡っている。

普段は利根川に流れるのでそんなことはないのだが、印旛沼から東京湾に向かっての流れを見れば二級水系のようである。

オリンピック並みに巨大なアジア大会

名古屋でアジア大会が開幕したが、驚いたことがあって……

それはオリンピックとアジア大会の参加選手数がそう変わらないことである。


夏季オリンピックの参加選手数は先の東京大会では11420人だったそう。

オリンピック種目から野球・ソフトボールから除外されたのもそうなのだが、

選手数がかさむ種目というのには全般的に厳しいものである。

これがオリンピックなのだが、今回のアジア大会は参加選手数は11000人程度になる見込みで、

スタッフなど含めると17000人程度が来るということだそう。


そんなアジア大会なのだが、当初は名古屋競馬場跡地に選手村を作る予定だった。

そのために2022年に弥富トレーニングセンターに競馬場を移転している。

それが現在の名古屋競馬場である。なかなかの立地だが、ゆえにナイター競馬ができるようになった。

ところが移転後になって選手村の整備がされないことになった。

大会にかかる経費が増大して、選手村の建設費も高騰していたのが理由だった。

当初は既存の宿泊施設に分散して宿泊するという話だったのだが、

選手同士の交流も考えれば選手村というのは必要だという話になり、

金城ふ頭に停泊させたクルーズ船とガーデンふ頭に並べたコンテナハウスを選手村とすることになった。

選手村を作らないというのもそう簡単な話ではなく、目論見が外れた部分はありそう。


実のところ、開催都市契約の中では選手団は総勢15000人となっており、

それが17000人まで拡大すると用意している宿泊施設に入りきらないのである。

なので超過する分は自分で宿泊施設を確保してくれと言っているわけだが混乱もあるようだ。

どうしてこんなにアジア大会の規模が大きいのかという原因をたどると、

これはアジアオリンピック評議会がやたらと規模を追求しているからという側面も大きいよう。


アジア大会というのはオリンピックに比べると種目数もだいぶ多い。

アジア特有の競技やアジアでよく行われている競技を入れているのもあるが、

大義がよくわからない種目もあって、急にねじ込まれたテックボールはそうではないか。

一方で日本での注目度は全体的に低く、注目度が高いのは陸上競技などに限られる。

他の大会やプロリーグの関係で選手が集められない競技というのもある。

野球は社会人代表が参加しており、これはこれで熱心なファンがいるのですが。

サッカーは次回オリンピックを目指しているU-21日本代表が参戦、

今回は日本開催とあって比較的メンバーが揃ったというが、海外組はわずかである。


そんなわけでオリンピックに比べるとはるかに注目度が低いのに、

大会運営の労力というのはオリンピック以上だろうというので割に合わない大会である。

一応はアジア大会にも大義というのはあって……

アジア競技大会は、第二次世界大戦後まだ間もない1951年、戦禍によって引き裂かれたアジア諸国の絆を、スポーツを通じて取り戻し、アジアの恒久平和に寄与したいとの願いを込め、日本を含む11か国の参加の下、第1回大会がニューデリーで開催されました。

オリンピックに比べて門戸が広いというのも理由はあるのだと思う。

ただ、さすがにこの規模では持たないだろうとは思う。

競技ごとの国際大会との関係など整理できていないところも多い。

それはあくまでも地域レベルの大会に過ぎないからという側面もある。


選手村の件もそうなのだが、全体的にケチという話はあって、

それは愛知県の風土なんだろうなと思うところもある。

というのはセントレアの話なんですけどね。

成田空港や関西空港の反省も踏まえて、実現性重視でコストはだいぶ抑えたのだが、

一方で大規模な拡張の余地に乏しい構造になっている。

国際線の処理能力が低く、後からバスゲートを増築している。

アジア大会については当初の目論見が外れた部分も多く、コスト削減を重視せざるを得なかった事情はわかるし、

この大会が後に残すものにも期待していないので問題ないのかもしれない。

5%OFFと10倍押しを重ねる

この連休は遠出する予定もなく、というか天気がどうにも悪くてお出かけどころでは。

今日は20日ということで、ウエルシアでWAON POINTを消化し、イオンで食品を中心に買い物をしてきた。

雨の中、レインコートを着てバイクで走り回ることになったが、許容範囲かなと。


そのイオンなのだが、この連休は何かキャンペーンあるだろうなと思ったら、

18(金)~23(水)でWAON POINT 10倍押しになるとあった。

それで20日が除かれてないのか? と思ったわけである。

というのも、20日・30日は避けるように設定されることが多く、

例えば、20日は5%OFFで、21日はWAON POINT 10倍などすることが多い。

でも「18・19・21~23日」とは書いていないので、20日もそうなのか?

気になって20日にイオンに行ってみると、両方重ねがけであることを示す掲示があり、

そこには、あわせて9%相当であるという記載もあった。


もっとも食品・日用消耗品を除けば20日以外の方がお得な場合もある。

それはイオンカード会員にとっては10%OFFになるクーポンがあるから。

それとWAON POINT 10倍を重ねる方がお得だからである。

このクーポンは20日・30日は使用できないはず。


ということでこんなこともあるんだなという感じである。

なかなかこういうのは狙えないですよね。

しかしイオンもWAON POINT 10倍を連発して大丈夫なんですかね。

日持ちしない食品はともかく、そうでなければ先送りできる場合もあり。

どうせWAON POINT 10倍押しがあるだろうと、台所用品や下着類を買うのを先送りにしていたので。

それで実際にたくさん買ってくれるなら別にいいかということでしょうか。