夫婦別姓というが戸籍はどうなんだ?

これは最近ニュースで出てきていますが、夫婦別姓を可能にする民法改正をするそうです。
というかこういうことって民法で決めてたのね。戸籍法じゃないのか。
以前から法制審議会が可能にするように法律を改正するように言ってきたそうです。
ただ今までは与党がよう通さんから出せなかったらしい。
これが勢力の変化で出せそうになったと。そういう事情らしい。


具体的な内容は民法の一部を改正する法律案要綱に沿ったものになるのではないかな。
婚姻適齢が18歳に統一されたり、嫡出でない子の相続分と嫡出である子の相続分と同等にする内容もあります。
どちらも現在ではようわからん規定なので妥当なところでしょう。
さて、件の夫婦別姓についての内容はこうある。
夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫若しくは妻の氏を称し、又は各自の婚姻前の氏を称するものとする。
夫若しくは妻の氏を称し、というのはいまの規定ですね。
どちらか選ぶことができます。97%ほどが夫の氏、3%ほどが妻の氏を選択しているようです。
なお選ばれた方が筆頭人になります。妻の氏を選べば、妻、夫の順番で戸籍は書かれて妻が筆頭人です。
この順序を嫌って、養子縁組で妻となる人の両親の養子になって、そのあと2人で婚姻するという方法を取る人もいます。
だから実際は妻の氏を選択している人はもうちょっと多いと言われています。


今回言われているのは 各自の婚姻前の氏を称する を追加することですね。
これにより婚姻によって氏が変わることを避けられるということです。これが夫婦別姓ですね。
これが必要となる場合はよく言われているのは、職業上の不便にならないようにするためですね。
法的に名前が変わってしまうので不都合が生じることを防げると。
これを嫌って手続きをしない人もいるそうですが、それはあまりよろしくないでしょう。
ちなみにそのような場合は、住民票の続柄は、妻(未届)、夫(未届)と書いてもらえるらしい。同居人にはならないのね。
多分それが一番大きなことだと思います。
ただそういう事情がなければ今まで通り夫か妻の氏を選択することが多いのではないでしょうか。


ただ、問題なのはそういう仕組みに今の戸籍制度は対応できないと言うことですね。
そこをもっと考えないといけないんですが、その資料は出ていませんのでなんとも。
現在の戸籍はかなりの部分が個人単位で編成されています。
ただ共有するものが2つありまして、本籍と筆頭人ですね。
あともう1つ重要なのは筆頭人の氏を全員が使うというシステムになっているということですね。
どういうことかというとこういうことです。
戸籍電算化 (名寄市)
どちらを見てもそうですが、個々の人については名のみかかれています。
じゃあ氏はどこをみればわかるかというと筆頭人を見るしかないんですね。
というところからして困ったことなのです。


もっともこれだけなら解決法は簡単で氏の欄を追加するだけで済みます。
よく見ると戸籍の定義は 一の夫婦及びこれと氏を同じくする子ごと に作るとあったので、それでよさそう。
氏を同じくする一の夫婦と子ごと に作るとあると思ったんですが違った。もっともそれを前提として作った法律でしょうが。
一瞬、夫婦で別々に戸籍を用意する必要があるかと思ったけどまぁそれはないでしょうね。
が、そうなると困ったことも多いわけです。
身分事項 婚姻の従前戸籍欄を見ると、本籍・筆頭人が書いてありますね。
この筆頭人の名前をみれば旧姓がわかるんですね。
便利でしょ。けどこの手が使えなくなる可能性は十分にあるわけです。
そうなると従前戸籍を取り寄せる必要が出てくる。
自分の名に×と書かれたやつですね。そこでもとの氏がはじめてわかるんじゃないでしょうか。


今の戸籍システムは相続などでは非常にありがたい仕組みになっています。
まず、出生時の戸籍を見ますと、少なくとも母が日本人なら同じ戸籍にあります。
両親が夫婦であれば父も同じ戸籍にありますね。
もし非嫡出子でも父が認知していれば、その父の名前と本籍・筆頭人が書かれますからわかります。
子の出生があったときは、母となった場合は同じ戸籍に入るのでわかりますね。
両親が夫婦であれば父も同様、非嫡出子でも父が認知していれば父の戸籍にも子の名前と本籍・筆頭人が書かれます。
こういう形で、子からも親も親から子もたどれるようになっています。
養子縁組も養子は養親の戸籍に移動して、養子側には養親が、養親側には養子が書かれます。
だから出生から死亡までの戸籍を全部集めれば、相続に必要なことはほぼわかるはず。
まぁそういう意味では非常によい仕組みなのですが、ここで問題が1つあります。
それは 出生から死亡までの戸籍を全部集めるのがめんどくさいこともあるということですね。


実は市役所行ったとき窓口で転籍すべきかしないべきかということを相談している人がいました。
転籍というのは本籍を変えることですね。
何でこんな制度があるのかというと、本籍の市町村が戸籍を管理するシステムだからですね。
全国で全国どこの戸籍でも取れればこういう問題はないのですが、現実にはその市町村でしか取れません。
なので遠方の戸籍を取り寄せるには郵便を使うしかないですね。
戸籍謄本1つ取り寄せるのにかかる費用ですが、
まず手数料は定額小為替か普通為替で支払います。
最近は450円とか750円の小為替もできたので1通だけなら1枚で済むと思います。
定額小為替の手数料は100円ですね。
行き帰りの郵便代が必要ですが行きは多分80円でOKです。帰りは80円か90円でしょうね。
戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)の手数料は450円であることが多いので、合計710円かかりますね。
必要になることは少ないのですが、必要になったときめんどくさい。
そこで転籍してしまう人もあります。
けどよく考えると、出生から死亡まで全部の戸籍を集める必要があるとき大変。
除籍謄本(除籍全部事項証明書)の手数料は750円であることが多いので、合計1010円もかかる。
あとこれは転籍関係ないですけど、戸籍改製された人は原戸籍も必要です。
僕のいる戸籍も電算化されたので原戸籍も必要。もっとも全部転記されていますが。
転籍しなくても、婚姻・離婚・養子縁組・離縁で戸籍は移動してしまう。
そういう仕組み
なので厄介ですね。
そこで移動しない戸籍というのをなんとか作れないかなぁと。


というのを以前に考えたことがあったらしい。戸籍を本当に個籍にしてしまうのも悪くない?
個人単位で編成して、本籍・筆頭人の代わりに戸籍番号で表示する、オンラインで証明を行えるようにするといいね、ということが書いてある。
この方法の現在より劣るところは親と子の戸籍を一回では請求できないことですね。
今までは戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)1枚で済んだのですが、個人単位だからそうもいかんと。
ただし現在の夫婦と子の戸籍になる前は家を単位とする戸籍だったのでもっとたくさんの戸籍を一回で請求できたらしい。
それと転籍などによって転記事項以外は消えていたのが全部残ると言うこと。
非嫡出子として生まれて、父に認知されたらこれが戸籍に記載されます。
その後父と母が結婚して準正(嫡出子の身分を取得すること)して、入籍届を出して母の戸籍から夫婦の戸籍に移動した子の場合、
今までは準正されたら認知の身分事項は転記事項ではなくなっていました。
なので移動したら、初めから嫡出子であった人とはほとんど見分けが付かないはず。
突っ込まれるとすれば入籍の身分事項だが、これも転籍などすれば消えるはず。
そういうことが消えずに残っている証明をいちいち提出するのは厄介ですね。
商業登記の現在事項証明書みたいなものを要求するのを基本とするべきでしょうね。
あと商業登記の登記事項証明書は必要な区(目的区・役員区・支店区など)を選んで出してもらうことができます。
氏名変更区の履歴事項証明書 とかいうのがあってもいいかもしれない。


夫婦別姓についてはいろいろ意見があるようですが、一応は審議会も言っているので考えるべきところではあるでしょう。
もっとも考えた上で、一体性が損なわれるという理由で今まで提出するなと言っていたのかもしれませんが。
まぁそういう考えもあると思うし、確かになぁと思うところでもあります。
ただ、戸籍に与える影響も相当に大きいので一体それをどうするかは見物ですね。
もしかすると思っていたよりも大事になるかもしれません。

便利な住民基本台帳制度

昨日調べていて知ったのだが住民基本台帳法が随分改正されるらしい。
というのは出入国管理及び難民認定法の改正に関わるものなんですが。
実は外国人登録証が廃止されます。それに関することです。


日本人なのでこの辺の事情はくわしくは知らないのですが、
日本に90日以上滞在する外国人は外国人登録が必要です。
それは滞在する市町村でやります。ここでパスポートを見せてカードを作ってもらうはずです。
もっともパスポートを見せずに作ることもありますよ。日本国内で生まれた場合ですね。
この場合は出生と同時にされるのではないでしょうか。
ただここにいろいろな問題があるらしく、これが制度改正の原因になったわけです。


外国人登録証を作るのは市町村、だけど在留資格うんぬん言うのは入国管理局。
これが分かれているのが都合が悪かったらしい。
というわけで外国人登録制度が廃止されて在留カードを交付する制度になるようです。
そこで90日以上滞在できる在留資格等を持っている人には入国と同時に渡されるようになります。
一方、日本国内で90日以上滞在できる在留資格等を得た人はその時点で渡されます。
ただ90日以上滞在できる在留資格がない人は在留カードがもらえません。
今までは90日以上滞在する外国人が対象だった外国人登録制度との違いはなにか。
簡単ですね、90日以上滞在するのに90日以上滞在できない外国人が対象にならないと言うこと。
市町村が外国人を管理することから入国管理局が在留資格等を管理することに変わるわけですね。


もう1つの問題は住所のことですね。
外国人登録制度は住所もあわせて登録していました。
日本人の住民票に相当するものでもあったわけですね。
けど外国人登録制度は1人単位で登録するので時々不気味なことがおきていました。
以前実施された定額給付金の受取人は日本人は世帯主でした。
ところが外国人は本人だったんですね。だって住民票は世帯単位、外国人登録は1人単位だから。
どうしょうもないことですよね。
なので日本人と外国人の混在した世帯は大変で、
日本人側の住民票を見ても同居している外国人の名前は載っていないわけですね。
ただそれでは不便だから備考欄に書いてもらえるようになりました。
外国人側の外国人登録事項証明書には1人しか書いていませんね。
ただしこれも言えば備考欄に書いてくれるそうです。
なお、日本人が1人以上いる世帯は世帯主になれるのは日本人のみです。
だから日本人の父・外国人の母・日本人の子がおって、父だけ転出した場合、
その世帯の世帯主になれるのは不気味なことにその子だけです。
戸籍の筆頭人は全く重要ではありませんが、世帯主は重要なのにね。そういうこともあります。


というわけで、90日以上の在留資格を持つ外国人と出生または国籍喪失から60日以内の外国人は住民基本台帳制度の対象になります。
ということは住民票が作成されます。
なんと外国人登録制度がなくなるとこうなるんですね。よいことです。
一番恩恵をうけるのは日本人と外国人の混在した世帯ですね。
ただ何にせよ住民基本台帳制度に一本化できるので市町村にとってはありがたいですね。
あとおもしろいところで言うと、住民基本台帳制度の対象になったことで住民基本台帳カードを交付してもらえるようになります。
さらに500円払えば公的個人認証サービスが使えるようになります。これは大きいですね。
これでeTaxなどのサービスが使えます。いままではできなかったんですね。
ただ一体どんな風に実施されるのかはようわかりません。
けど総務省の資料を見ているとローマ字表記で名前は書かれそうですね。
カタカナ表記にして載せると思ってたのだが、そうではないのか。


ただし施行日は知りません。3年以内なのは確かですが。
あと住民基本台帳カード関係でも改正がありまして、
市町村をまたぐ住所変更があった場合でも裏書きで変更できるようになります。
元々市町村をまたがない変更は裏書きでできたんですが、市町村をまたぐとできなかったと。
そのための準備として券面事項確認APがすでに搭載されています。
これは銀行とかで記載事項が正しいか確認するのに使う仕組みなのですが、
裏書きで変更された内容もここに反映させて、変更されても確かに正しい内容だと確認できると。
そういう仕組みも提供しようとしているわけです。補強ですね。
実はそれを知ったのは交付してもらってからだったんですけど、ありがたいなぁと思いました。
ただしこれもまだ施行されていません。そして3年以内ですがいつか知りません。

住民基本台帳カードを作ってきた

今日でテストも終わり。
ドイツ語はがんばって勉強していったのにぼろぼろだ。
1枚目60点超えてればよいのですが……正直わからん。


帰宅後、市役所に出かけた。
市役所は平日しか基本的には仕事をしないところなので平日に行きたかったのね。
用事は住民基本台帳カードの作成ですね。
なんで作ろうと思ったのかにはいくつか理由がある。
今持っている写真付きの本人確認書類はパスポートだけ。あるだけましですね。
一応学生証にも写真はあるが、それ自体は公的機関の発行するものとはみなされないので無視。
しかし、パスポートというのは冊子状になっていて非常に持ち歩きにくい。
時々こういう証明書は要求されるのですが、そのたびにパスポートを持って行くのは手間。
もう1つは証明書自動交付機が設置されたのですが、住民基本台帳カードに多目的登録すれば使えます。
土日でも関係なく自動交付機使えるのでかっこいいですよね。
住民票写しは基本として、印鑑登録証明書(登録してないけど)なんかも取れる。
さらにおもしろいのは戸籍全部事項証明書(戸籍謄本相当)・戸籍一部事項証明書(戸籍抄本相当)も本籍が市内にあれば取れると言うこと。
幸い本籍地は市内なのでこの機能まで使えます。すごいね。


しかしいかにおもしろくとも、金銭的な負担が大きいと困る。
元々手数料は500円とわりと安かったんですが、写真付きの様式Bにするためには写真を持参する必要があった。
なのでそんなにやる気にもならなかったんですね。
ところが手数料が0円に下がりまして、しかも写真は撮ってくれるという。
これはおいしすぎる。というわけで市役所に行ったわけです。


市役所は随分人がたくさんいました。月曜日だからかな。
住民登録・戸籍・パスポートあたりの窓口に行って申込書を探すが見つからん。
どうもわからんので近所にいた職員に聞けば、パンフレットにはさんであったらしい。
というわけでカリカリ書いて、窓口に持って行く。
さて、ここで多目的利用の内容について確認して、結局こんなサービスをONにしてもらうことにした。

  • 住民票写し・税務証明の自動交付
  • 戸籍証明の自動交付
  • 申込書自動作成
  • 図書館利用サービス

うっかりして印鑑登録証明書のところにもチェックしてしまったが登録してないから使えないよ言われたので窓口で消した。
これにあたって図書館カードは没収されました。
それで写真を撮るというのでブース内に用意された場所で撮ってもらう。
無地の布が背景用に貼ってあって、三脚があるだけですけどね。
デジカメで撮るだけ。どうせカード作成はコンピュータでやるので直接デジカメで撮れば楽ですね。
デジカメ1台用意するだけだから大したお金もかからないしありがたいよね。
15分ほどたって完成したというのでカード自体の暗証番号をセットして終わり。
この手の証明書の発行にかかる時間としてはかなり短いのではないのでしょうか。
もっともこれは写真付き本人確認書類を持って行った場合で、そうでなければ郵便で確認を取るのでその日には終わらない。
けどそれでもわりとすぐに出る方じゃないでしょうか。


キャッシュカードなどと同じサイズなので非常にコンパクトでよろしい。
市町村名・氏名・性別・生年月日・住所あたりが書かれています。住所が書かれているのがかっこいいですね。
なかなか住所がかかれている証明書ってないんですよ。手書きで書き足すのが多くてね。
けど住民基本台帳カードという名前から分かるとおり、住民票を元に作るカードなんですね。
なのでやはり基本になるのは住所ですよね。
写真はえらい小さいわ。まぁけどちゃんと写ってる。
ただかっこわるいのは図書館ので、裏にバーコードのシールが貼られるだけ。
これは図書館の仕組みを考えればわかることですが、あそこにはバーコードリーダーしかないのよ。
なのでこういう仕組みになってる。カードの枚数を減らせるぐらいしか意義はありませんね。
まぁその意義を取ったわけですが。
というわけで財布に入れておいた。


安価でわりと取得のハードルが低い本人確認書類なのでありがたいですね。
実は友人がどうしても写真付きの証明書がいるというのでこれを紹介してあげた。
彼は全く持ってなかったので郵便での確認が必要でしたが、1週間で取れたらしい。
500円かかったが、これで用事にも使えたらしい。
役に立ってるのかようわからんものだが、役立てている人も世の中にはけっこういるのではないでしょうか。

log10とlog eに惑わされるlog

明日はドイツ語の試験なのでいろいろ覚えていた。
Die Zauberflöte とかいうオペラの名前を覚えなあかんかったり。
しかしとうとうテストも終わりか。これが終わったらTOEICの勉強だな。


ところで、金曜日の数学のテストのことだが、
Log(x+yi)=log √(x2+y2) + i tan-1(y/x)
と書いてあったのだが、このlogってなんだと本気で思ってしまった。
もちろんlogというのが対数であることは分かったんだが、底なんだったけって。
すこし落ち着いて考えてみた。
よく見たらこれはオイラーの公式の逆のことをやっているんだな。
ということはこれはeを底とする対数、すなわち自然対数だ。
というわけで一件落着。


専門科目の方ではlogに底がないと非常に混乱してしまう。
増幅率とかdB表示にすることがよくある。このときの計算は 20log10(Vo/Vi) だ。
10を底とする対数を使いますね。
20[dB]下がったと言えば、振幅が10分の1になったとそういうことです。わかりやすいですね。
一方で微分積分関係では自然対数が幅を利かせていて、これは電気も無縁ではない。
電磁気関係ですね。あと電磁気現象を利用したコイル・コンデンサを使う電気回路も同様。
そういうところではlogはlogでもlogeが出てくる。


一般的には単にlogと書けばlog10のことであるそうです。
けどさっきの数学みたいにそんなわけはないわけですよ。
そういう世界ならlogeをlnと表記して区別しようという気にもなるがそうではないと。
そんなのにもまれてきて、もうなにが一般的なのかわからないわけだ。
それならなんでもかんでも底を書くぞ、というのが現在の方針。
口でもlog10だとかlogeだとか発音している。
なのでそのテストの答えにも (i/3)loge3 のように書いてある。
そういうクセが付いてしまったのだから仕方ない。


分野によるのはわかるのですが、わかるように書いて欲しいですよね。
1年の数学の教科書には「10を底とするものは底を省略する」とか書いておきながら、
2年の数学の教科書には「eを底とするものは底を省略する」とか書いてあるようなそんなもんですから。
対数の底を省略したものはeを底とする など一言書いてくれればいいんですけどね。
もっともそんなテストは見たことありませんね。
それの底が何でもあまり問題がないという場合もあるんですけど、そうとも限りませんからね。
まぁ問題にケチをつけてもしょうがないので、自分が書く分だけでもわかりやすくしたいものです。

学割証の節約になる珍妙な乗車券

昨日買ってきた切符に連続乗車券というへんなやつがあった。
実のところ学割証の節約のためにこれを使ったのだが、
使い道はそれぐらいしか思い浮かばない不思議な切符ですね。


連続乗車券というのは、高槻→東京→京都のような旅行をするときに使う。
こういう場合は往復ではないなぁというのは大体わかりますね。
往復は行きと帰りのルートが一致しないといけないので。
もっとも行きの運賃と帰りの運賃が一緒なら往復で買ってしまった方が楽ですが。
スタートとゴールが違う駅なら片道でいけるんじゃない? と思う人はいないと思いますが、
それは多分無理ですね。普通は行きも帰りも新幹線乗るから行きの経路と帰りの経路がぶつかってしまう。
なので片道では無理です。当たり前ですけどね。
こういう風に、経路は連続しているのだが片道じゃ無理で、往復じゃない経路を1組の切符で出せると。
正直なんの役に立つのかわからない切符ですがあります。


往復にしてもそうなんですが、1組の切符は1枚の学割証で買えます。
なので連続乗車券にすると片道乗車券を2回買うよりも学割証の節約になると。
そういうことらしい。割引関係で使うことが多そう。
ルート変更などいろいろあって、工場見学先→大会→自宅という経路で行くことになって、
これはまさに連続乗車券が適応するところだ、というわけでこれを活用したわけです。
出すのに難儀するという話も聞いていたのですが、難なく出してくれたということを昨日冒頭で書いたわけ。


もっともそういう場合でも決して良くない場合もあります。
姫路→東京→西明石 という場合。以下の金額は全て学割適用後の金額。
連続乗車券で買う場合は2つの区間の片道の値段の和になるので、7680+7480=15120円ですが、
けど帰りの西明石~姫路を放棄して姫路~東京の往復で買うと往復割引が利くので13760円なんですね。
不思議な話ですがこういうこともあります。
姫路→東京→天王寺 という場合でも、大阪~天王寺は別に購入する必要があるけど、学割きかなくて190円だ。
連続乗車券にするよりも姫路~東京の往復で買った方が安い。
ということがありますので要注意ですね。


あと、僕は近鉄とJRを乗り換えて長距離の旅行をすることが多いのだが、
近鉄は名古屋まで乗ることがある。すると100kmを超えて近鉄も学割が適用される。
というわけで毎度近鉄分の学割証ももらってきている。
けど運が良ければ近鉄分だけで学割証がいらなくなることもある。
それは近鉄とJRの連絡乗車券を買うという方法。
けど多分実用的じゃないですよ。調べたけど驚くほど役に立たない。
Research Center of JR tickets
鶴橋接続を見てみると、大阪線八木までと奈良線全線は指定されているな。
けどそれ以外は驚くほど少なくて、天理・桜井・室生口大野・赤目口・名張・松阪だけ。
このうち近鉄区間が100kmを超えるのは松阪だけですね。
こんな風に使える駅がそんなに多くないんですよ。
さらに言うとJR側にも制約があるので余計に使えない。
岡山~鶴橋~松阪 なんてものなら学割も使えるらしいですが、正直そんな区間じゃないので関係ない。
えらいケチですね。接続駅が指定されるのはわかるけど、スタート・ゴールまで指定されるとは。


ちなみにこの理由ですが、運賃表を備えるのが大変だからというのが理由らしい。
全部のみどりの窓口とJR側の指定駅(みどりの窓口がなくても) に鶴橋からの近鉄の運賃表を置かないといけない。
逆もそうで、全部の特急券売り場と近鉄側の指定駅に 鶴橋からのJRの運賃表を置かないといけない。
まぁとはいえ今の時代コンピュータがありますからね。
集中センターにアクセスして、カチカチ打ち込んだら出てくるような仕組みは作れそうですけどね。
実際近距離ならそうなっているようですよ。JR側からも近鉄側からも。
しかし、連絡乗車券というのも最近はあんまり買いませんよね。
昔、京阪と近鉄の連絡乗車券を買って京都駅まで乗って、帰りはJRと京阪の連絡乗車券を買ってどっかに行ったことあるわ。
近距離で会社をまたいで使う場合は昔は必須だったかな。
けど今はスルッとKANSAIとかPiTaPaとかあるしね。それで事足りる。

それをつぶしてスーパー高専を作る

今日は切符を買いにひいきにしてるKNTに行ってきた。
連続乗車券という珍妙なものを買ったが、端末の操作で普通に出せたらしい。
よく訓練されているのか、端末が操作しやすいのか。どうだか分からないけどありがたい話。


10月1日に独立行政法人国立高等専門学校機構法が改正されます。
独立行政法人国立高等専門学校機構法というのは国立高専の名前と所在地(都道府県まで)が定義されています。
実はこれを変えるという話です。
具体的にはどういうことかというと
宮城工業高等専門学校・仙台電波工業高等専門学校を廃止して仙台高等専門学校を設置
富山工業高等専門学校・富山商船高等専門学校を廃止して富山高等専門学校を設置
高松工業高等専門学校・詫間電波工業高等専門学校を廃止して香川高等専門学校を設置
熊本電波工業高等専門学校・八代工業高等専門学校を廃止して熊本高等専門学校を設置
ということです。近所(といってもかなり離れている)の高専を統合しましょうという話らしい。
統合されてもそれぞれの校舎は残るということらしい。


熊本高等専門学校に注目してみた。
今の熊本電波高専は情報通信工学科・電子工学科・電子制御工学科・情報工学科を設置している。
電気電子系の学科しかないね。さすがに電波とついている学校は違う。
今の八代高専は機械電気工学科・情報電子工学科・土木建築工学科・生物工学科を設置している。
こちらは割といろんな分野がありますね。しかし機械電気工学科ってすごい名前だな。
熊本高等専門学校設置後は熊本電波高専の校舎は熊本キャンパス、八代高専の校舎は八代キャンパスになると。
ちなみに本部は熊本キャンパスの方に置かれるらしい。
学科は整理されて、
熊本キャンパスには情報通信エレクトロニクス工学科・制御情報システム工学科・人間情報システム工学科の3学科、
八代キャンパスには機械知能システム工学科・建築社会デザイン工学科・生物化学システム工学科の3学科になる。
熊本キャンパスに電気電子系を集中させて、そのほかを八代キャンパスに配置するという感じですね。
それにしても長い名前の学科だこと。
しかも学科の名前だけ言っても多分校舎の名前はわからないから、
熊本高専(熊本キャンパス)情報通信エレクトロニクス工学科 ぐらいは書かないとわからないよね。


なんでこういう話が出てきたのかという話ですが、
詳しい目的は高専機構のページにも書いてないですね。
多分近所に高専があるとどうしても競合してしまうので整理して校舎ごとに集中させることにしたんでしょう。
電気電子系に特化した電波高専か商船学科を擁する商船高専が入ったペアで廃止されますね。
特化させやすそうですよね。
そういうこともあってか今回設置される高専の名前は、熊本高等専門学校 というのを見てもわかるように、
工業とかそういう文字が入ってないのよね。かなり見慣れませんね。
もっとも英語表記では Kumamoto National College of Technology のように Technologyの文字は入っています。
国立高専について言えばTechnologyは今までも必ず入っていたので大した問題じゃないですね。


ちなみに廃止される学校の学生は新しく設置される学校で継続して学習することになる。
なので不気味なこともあるわけです。
履歴書で 詫間電波工業高等専門学校 電子工学科入学 と書いた後、
香川高等専門学校 電子工学科卒業(見込) と出てくるわけです。学科名までは変わらないはず。
同様の事例は大学では時々発生していますね。
最近だと大阪外国語大学が大阪大学に編入?されたとき在学していた学生はこういうことになります。
高校とかだとこういうことは少なくて、全生徒が卒業するまでは元の学校が残っているものなのですが。
高専でも都立高専と都立航空高専は今年度末までは都立産業技術高専とともに存在しています。
同様の事情によるものです。多分ほかの都立学校に合わせたんでしょう。


余談ですが、学科の名前長いと大変ですよね。
僕の所属する学科は電気工学科ですが、非常に短くて楽です。
けど実際を表していないんじゃないかというのは時々言われる話です。
ただ電気工学とだけ言ったら強電しかやってないように見えるんじゃないのって。けど実際にはそれに留まらんわな。
電子回路もやってるし、通信工学の授業だってあるし、情報系の科目だってある。
それらも全部やってるよっていうのが学科の名前に出てないよねって。
じゃあ電気電子工学科にすればいいのかという話ですが、手が疲れそうだなとは思った。
なんかさっき学科の名前が長い言ったが、できるだけよく名前が内容をよく表すように工夫したのかも知れない。
しかし長いのも考え物だし、なんとかならんもんかね。

壁にはりつけない球のお話

今日は物理のテスト。
多分今回の試験中、もっとも問題が難しいテストじゃないかなと思う。
席についてからが勝負というテストのもっとも典型的なパターンです。
とはいえ、最後の問題はあまりにひどかった。
そのお話。


最後の問題はこんな図が書いてあった。

なんかスケートボードの競技場みたいですね。ここで小さな球が動く問題です。
まずバネにエネルギーを貯めて(1)の状態に持ってくる。
そして放すと上に上がっていく、そして上がってどこかで止まって落ちてくる。
というのは大概予想が付く話ですね。
なので最終的にどこまであがるかというのはバネに蓄えられてたエネルギーと位置エネルギーの差が等しくなるところまであがるということですね。
それは正しいのですが、ちょっと裏切られることもあります。というのがこの話。
(2)の位置では壁に垂直な力は遠心力と重力の動径成分の和がかかっています。
遠心力はそのときの速度に応じて決まります。
ここまではいいんですが、問題は円の部分の中心よりも上のこと。
(3)の位置では壁に垂直な力を見ると、遠心力を重力の動径方向が打ち消しているんですね。
そして完全に打ち消されたら壁に貼り付くことができなくなる。
だから投げ出されちゃうんですね。多分放物線を描いて飛んで行くんでしょう。


バネに蓄えられてたエネルギで円の中心よりも下の高さにしかいけないならば、
どこまで壁にはりついて行くことができるかというのはバネのエネルギを位置エネルギに変換することだけを考えればいいわけだ。
なぜならば重力の動径方向の力と遠心力はどちらも壁を押す力だから。
だからそこまでは絶対に壁に貼り付いていられると。
しかし、それより上になると、なんぼか速度がでているのに壁から離れちゃうんですね。
壁から離れても放物線を描いて上がっていって、そして速度0になったときに最高の高さにたどり着けるわけだ。


結構目を疑う問題ですよね。
なんか速度があれば勢いで壁にはりついたまま上がって行けそうじゃないですか。
けどそれには限度があって最高の高さにたどりつくまでに壁から離れてしまうこともあると。
そういうことが計算からわかるわけですね。
いやいや驚いた。


いくら席についてからがスタートとはいえ、壁を押す力が0になれば壁から離れるというのを気づけるかというのは難しい。
今回もらっていた練習問題にちょっとそういう問題があったおかげで知ることができたが、
そうでもなければ気づけなかったかも知れない。そういう意味では役に立ったなぁと。
この問題が出来ていればかなりいい点数になるはず。
よい結果が返ってくることを期待しておこう。

HDDをブロックで見て整理する

今日はHDDの整理をしてた。
というのもいつのまにやら空き容量が70GBぐらいまで減ってたもので。
もっともここまで行っている理由はもう使わないソフトウエアが残ってるからでこれを消せば20GBぐらいは空いた。
というわけで90GBぐらい行ったんですけど、無駄なファイルは多いはずと探すことにしました。


そのために使ったのがWinDirStatですね。
詳しいことはこのページのMain Windowの画像を見てください。
よく見るとこの画面、ドイツ語版Windows使って撮影してるんじゃないかな。
けど平然とトップページは英語で書いてあるのでようわからん。
まぁこれを使いますと、ファイル・フォルダの容量を面積で表してくれるわけです。
これで大きいファイルを探しますか。


探すといろいろわかってきた。
まず、かつてD-Snapの転送用に使っていたmp3ファイルが残ったままだった。
同じ色(容量上位8位までの拡張子は色で塗られる)の小さなつぶつぶが集まったブロックがあって発見できた。
なんでこれを消し忘れてたんだろ。気づけて良かったというわけで削除。これで2GBぐらい空いた。
次に中途半端に大粒なブロックを発見した。
なんだろうと思って注目してみたらBMPファイルだった。
そりゃBMPは容量食うわなというわけでJPEGに変換した。
なお、これには縮小専用を使っている。Resizedフォルダに入れてもらって確認して置換している。
たくさん変換するので簡単な方がいいですね。
あと無圧縮対策として、年賀状のPSDファイルをbzip2で圧縮したりした。


そういうしょうもない試みが積み重なれば空き容量は115GBほどになった。
元々70GBの空き容量ですから正直空き容量を増やす必要なんて全然無かったんですが、
いらんものが多いというのはどうかなと思って整理してみたらこれ。
本当に最近はHDDの容量が十分に確保できるようになってきました。
だから少々無駄なファイルがあっても全く問題ではないんですね。
そんな世の中ですがあえてガリガリ整理してみた。


しかし今のハードディスク随分長いこと使ってるよなぁ。
そろそろ交換も考えた方がいいのだろうか。
普段はHDDの寿命とかそんなに考えないけど、さすがにこれは度が過ぎている気がする。
何度もフォーマットしたりいろいろしてますからね。
正直SATAだし安いし、ポートには余裕あるからコピーも簡単だしね。
劣化してからでは遅いので、時期を見計らって買ってきましょう。
HDDの予備ないし、そういう意味でも確保しといた方がいいかもね。

プロファイルを飛ばして快適なFirefox

最近Mozilla Firefoxが非常に重くて不安定だった。
いくらなんでもこれはひどいと思った。
だって起動時点で550MBのメモリを消費したり、ホームにしてるYahoo! JAPANを開くだけでフリーズしたり。
なにが原因かは釈然としないところだが、ひどいことだけは間違いない。
そこでとうとうFirefoxのプロファイル入れ替えを行うこととした。


Firefoxはプロファイルというのが非常に重要な役目を果たします。
ブックマークが入ってるだろうぐらいは分かるが、アドオンもそれに関係するものもぜんぶここにある。
ということはアドオンを変えればまっさらなFirefoxが作れると言うことだ。
というわけで firefox -p としてアドオンを追加してやる。
ここに元の環境と同じようなものを構成すればいいわけだ。
メモしてアドオンいれたりフォント変えたり、GreaseMonkeyとかStylishとかchaikaはファイルをプロファイルのフォルダ間で転送したりして完成。
意外とすぐに再構成できた。
一応これで元とおなじようになった。
そしてすごく軽くなった。起動も終了も速いし、メモリ消費も150MB以下で済んでいる。よかったよかった。


さて、一体僕はどんなアドオンを入れていたのかというのを整理して列挙してみる。

  • Google Toolbar
    言うまでもなくGoogleの検索用。それ以外にも使えるが使ってない。なぜ標準の検索バーを使わないのかというと、それはWikipediaなどにして使っていて、それと同時にGoogleも使えるようにするため。
  • GreaseMonkey
    ユーザースクリプトを動かすためのアドオン。AutoPagerize、LongURL Mobile Expanderといった便利ツールと、自作のフォント書き換えスクリプトを動かしている。
  • Stylish
    ユーザースタイルシートを便利に使うためのアドオン。パスワードTahoma化HTTP・HTTPS判別スタイルシートを入れている。
  • テキストリンク
    http://…. と書いてあってもハイパーリンク貼ってなかったらアクセスするのめんどくさい。けどこれがあればダブルクリックでいける。
  • Web Developper
    Web開発用の便利ツール集というしかないだろ。JavaScriptの無効化とかHTTPレスポンスヘッダとかこれでチェックしてる。
  • Firebug
    JavaScriptのデバッグにつかう。JavaScriptコンソールがメインだったりする。
  • IE Tab
    そのタブだけIEで表示するというもの。いちいちIE開かなくても足りるから便利。最近はIEから見る必要のあるページ少ないけど。
  • Tombloo
    Tumblrへの投稿ツール。これを使えばQuoteとかLinkとかImageとか簡単に投稿できる。
  • chaika
    2chブラウザですね。2chへのリンクとかあったらこれで便利に見れる。昔bbs2chreaderだった時代にはよく使ってたな。

こんな感じです。非常にアドオンに頼っていますね。
他のブラウザではなかなかこうはいかないのでFirefoxに頼るところが大きいですね。
Operaへのお誘いを受けたのだが、アドオンがなぁというわけでFirefoxのままです。


思えばMozilla Firefox 1.0のときからずっとFirefoxメインで来てますね。
2004年11月リリースなので、5年近くつかっていることになりますね。
当時はInternet Explorerにはタブ機能なんてありませんでした。Lunascapeを使ってタブブラウジングしてたはず。
今は重いとすら言われるFirefoxとはいえLunascapeよりは軽く随分気に入ったものです。
そしてそれからプロファイルが変わったのは1回ぐらいしかないはず。
確か前のプロファイルは2.0の頃からは使ってるはず。もう随分前の話ですね。
それでいらんもんが溜まってしまったのかも知れない。
たまにはプロファイルをぶっ飛ばすことも必要なのかも知れません。

いわば版画のはがき印刷

TOEICの問題集を解いているが、問題が古いバージョンだった。
まぁけど多くの問題は今でもある問題形式なのでまぁよしとしよう。
とりあえず問題を見て慣れないことには何とも。今はReadingに注目してがんばってる。


ふと気になってはがきを印刷することを考えた。
印刷する言うても自分でプリンタで印刷するんじゃなくて業者に頼んでしてもらうこと。
DM・ポストカード (プリントビズ)
発送まで6日で片面カラー印刷で100枚だと3200円、300枚だと3600円ですね。
枚数が増えても大した値段の差はないね。
というのもこれ、前の説明ページからみて来ればわかるんですがオフセット印刷ですね。
オフセット印刷ってのは版画みたいなもんです。なんていうとかなり語弊あるけど。
世の中の印刷物は大概これで作られているわけでやはりすばらしいと。
版をつくって動かし始めれば何枚だろうが大して変わらないと言うことなのでしょうね。
ただ納期を長くするとあからさまに安くなることからも分かるとおりそんなに楽じゃないのかも知れない。


ちなみにこの会社はオンデマンド印刷というのもしているらしい。
結局はレーザープリンターかなんかで印刷しているだけですね。
POD ポストカード・DM
200枚で7200円だからよっぽど高いね。ただし納期は2日と早い。
なんてところですね。


一方でインクジェットプリンタで印刷することと比べるとどうなんだろうか。
EPSONのスーパーファイン専用紙はAmazon.co.jpでは50枚420円で購入できる。
インクだがこれは詳しい資料がない。
まぁけど100枚も印刷すれば1本は交換するはめになるのは間違いないだろう。
だいたい年賀状を印刷する度に全色入れ替わっているような気がするからこんなもんでは済まんと思うが。
1本あたり1000円ぐらいで買えるだろう。あと電気代はかかるが、これは無視する。
すると1枚あたり18.4円となる。まぁちょっと安く見積もりすぎだとは思いますが。
この金額を最初に挙げた金額と比較して考えると、100枚だと自分で印刷した方が多分お得、
200枚だと同じぐらいか頼んだ方が安いか、300枚だと明らかに頼んだ方が安い。
まぁそんなところかな。


まぁ自分だけなら100枚もいるか怪しいぐらいですからあれですけどね。
しかし枚数が多いなら十分検討に値するところですよね。
できあがりは多分いいでしょう。ただ思った通りに出てくるかはよくわかりません。
納期は明らかに長くなってしまいますね。家で印刷すれば当日に出てくる。
そして一般的にはもう1つ問題があって、ただの紙に印刷されてとどくということ。
実は郵便番号枠もないんですね。なので宛名の印刷時にそれもあわせて印刷しないとかっこわるい。
それともう1つ、切手をペタペタはるとかしないと送れない。
まぁこれについては料金別納にすれば、宛名の印刷時に刷り込んで窓口に持って行くだけで済むので楽かな。
大量に出す人は挑戦してみてください。多分僕は挑戦しません。