レポートを書こうと思ったわけですが、せっかくなのでレポートのフォーマットを見直すことにした。
当初見よう見まねで書いてたのだが、実はかなり悲惨なフォーマットでして…
今思えばおかしいのだが、なぜか章立てが番号付きの箇条書きを応用してたのね。
変ですね。と思っていたのだが、いままでそれに向き合うこともしてこなかったと。
方法がわかったので、これを改めることにした。
例によってOpenOffice.orgの話です。特にWriterね。
結局なんでそんな変なことをしてきたのかといえば、
3.実験方法
1.巻線抵抗の測定
電機子巻線(端子A-H間)と界磁巻線(端子C-D間)の抵抗をミリオームハイテスタで測定する。また、このときの周囲温度を記録しておく。
とかいう風に書きたかったから。そのためには箇条書き以外ないと思い込んでたと。
しかしそんなわけではないんですね。
見出し1、見出し2などいう段落スタイルがあるんですよ。
これってなんか意味あるのって思ってたけど、実は自動目次作成機能とかに使われるのね。
知らんかった。まぁそれぞれ意味のあるものだということです。
ちなみに表題はタイトルという段落スタイルを選ぶと良さそう。今初めて探した。
それで、 ツール>章番号付け というのがあって、これで設定できるんですよ。
ちょっと見た目が悪いので、番号後に . を入れることにした。これで1.実験方法のように表示される。
ここで総章数10とかにすると、3.1. 巻線抵抗の測定のような表示にできます。
すばらしい。
あと、スタイルと書式設定のところで、段落スタイルごとの標準を変更しました。
まぁ実は標準はIPA P明朝に変更したものを持ってたんだが、
他の部分がIPAフォントの類に統一されてなかったりしたのでいろいろ編集した。
MS Pゴシックとかはどうも縮こまってて好きじゃない。ほんの少しだけどね。
まぁそれならと、多少他の環境でも利用しやすいIPAフォントの類に変えてます。
ここで本文の書式で、インデントの自動のところにチェックを入れました。
これを入れておくと自動で段落の初めを字下げしてくれる。
このページでは全く徹底してませんね。まぁそういうものですが、レポートぐらいきちんとやりたいね。
字下げのためにスペースを入れるのはあまりよろしくないし。
本文打つときに、段落スタイルを本文にセットすればいいですね。
あと図表番号を中央揃えにしたり、いろいろした。
それとフッター付けて、<1>のように、挿入>フィールド>ページ番号を入れておいた。
そうやって作ったテンプレートを保存しておきました。
これでこのテンプレートだが、テンプレートとドキュメントで管理を選んで、
ここから自分のテンプレートを選び、コマンドよりインポートする。
これで新規作成のとき簡単に選べます。
さらに言うと、そのインポートしたのを選んで、標準テンプレートに設定とすると標準で使える。
これで便利になりました。
ちなみに他のテンプレートもこうやって作って登録して標準テンプレートにするといいかも。
CalcでM+2VM+IPAG circleを使いたいがために、そういうテンプレート用意したし。
Writerは標準フォントを定められるのですが、Calcはできないのよね。
だからこうやってやる方法が唯一です。
まぁこうやってやるときれいなレポートが日常的に書けますね。
そんなに便利なテンプレートがないので自作するしかないのよね。
さて、ページ番号のフッターというのは便利ですが、時に困ります。
というのは表紙をつけるときです。
普段の実験レポートは指定の表紙を付けないといけないし。
ただそういうのがなければ表紙も付けないといけない。
まぁどうせレポートとして印刷して提出なら表紙だけ別に作ってもいいんですけどね。
でも一番始めに置きたいですよね。ちゃんとできますよ。
まず、スタイルと書式設定を出して、ページスタイルで最初のページを選択します。
これでフッターが消えるので、表紙を適当に作成します。
それで挿入>任意区切りで改ページするけど、このとき標準を選んで、ページ番号を1とする。
ただ、こうすると、表紙の次のページに空白ページが印刷される。
これはオプションのWriterの印刷で自動的に挿入された空白ページを印刷を外せばいいはず。
だけどなぜかその状態が保存されない。おかしいなぁ…
まぁ普通はこれでずっと維持されるはずです。
まぁOOoというのは取り扱いがいいですからね。
スムーズにレポートがかけるので非常に便利です。
ただ、ちょっと複雑なことをしようとするとちょっと困ったりしますからね。
慣れておけば結構うまくいきますけどね。
というわけで慣れるためにたくさん時間を割いてみた。
まぁそんなのもいいんじゃないかな。