バンドリ正味11周年の日

再来週出張だというちらっと話を書いたが、本当なら来週だった可能性もあって、

でもちょっとシフトしてもらったのは今日がバンドリ10周年ライブだったから。

もっとも実際には今日はちょうど11周年の日である。

10周年イヤーの最後を飾るイベントという位置づけであって、

実際に10周年記念という意味合いが強かったのは、昨年5月のPoppin’Partyの日本武道館でのライブである。

10周年で使う武道館


このイベント、なんといっても10バンド50人勢揃いということである。

このうち7つはリアルバンドだけど、3つはリアルバンドではない。

ガルパの当初5バンドのうち、Poppin’PartyとRoselia以外は実際にキャストが演奏することを想定していない。

ボーカルだけなら比較的イベントへの出演機会はあるが、全員揃うのは異例である。

そもそもボーカルに限っても2022年に西武ドームで開催された「Girls Band Party! 2020→2022」では揃わなかった。

(実際には体調不良のためPastel*Palettesのボーカル、前島亜美さんが出演しなかったので揃わなかったのだけど)

(覆面ガールズバンドってわけではないが)

なお、今回は当初はボーカル以外で一部欠けている人がいたが、調整が付いて全員揃うこととなった。


しかし、こんなに集めてどうするんだろう? とは思うわけだよな。

そんなことは気になりつつも、まずは横浜へ。

会場へ行く前にやってきたのはパシフィコ横浜ノースである。

パシフィコ横浜自体は展示会や国立大ホールでのコンサートで来たことはあるけど、

2020年に増築されたパシフィコ横浜ノースに入るのは初めてだ。

で、なんでここに来たのかというと、ここで展示・グッズ販売をしているから。

入るのに少し行列があったのだが、だいぶ短くなった方で、当初はとんでもない行列だったらしい。


パシフィコ横浜ノースの1階多目的ホールの半分を使い、

そのさらに半分がグッズ売場、半分が展示といいつつ多くは協賛社などのグッズ売場である。

ぬいぐるみ売場が大盛況だった。ラインナップにある商品を並べていたが圧巻である。

パシフィコ横浜ノースから会場のKアリーナ横浜はすぐ近くですからね。

いい使い方だよね。そこまでしないといけないバンドリも異様だが。


だいぶ余裕を持って出たつもりだったが開演が早いので気づけば開場時間、

今回はグッズ付きのチケットである。A席だと必ずグッズ付きなんだよな。

それで25000円、S席(=アリーナ)だと35000円だからもっと高い。

もっともそういう席を買うことが難しいという側面もある。

Poppin’Partyの武道館、今年5月のPoppin’Party・Roseliaの合同ライブ、

ともにグッズ付きでないと買えない席を第1希望に出したが、

下級席に回って当選していて、それならグッズなしでとなっている。

渡されたパーカー、とりあえず着とくかとは思ったが、正直暑かった。


10バンドのうち3バンドは実際に演奏しないにせよ、

リアルバンドが7バンドもいれば準備が大変なのは誰でも想像できる。

どうしたかというと、楽器を複数並べて、さらに途中に休憩を2回入れて交換するという方法だった。

なんか映像とかで場を繋ぐのかと思ったが、シンプルに休憩である。

正直なところ、こういう点では分の悪いイベントである。


ただ、リアルバンド以外も揃うからこそできることもある。

今までこういうイベントではRAISE A SUILENがリアルバンド以外のバックバンドになるのが通例だったが、

今回は段取りが難しいからか、ボーカル以外も揃ったからか出番はなし。

ちょっと寂しい気はするけど……今後も何か機会はあるかな。

意外なところでは 夢限大みゅーたいぷ と ハロー、ハッピーワールド! と一緒に演奏したこと。

これは 夢限大みゅーたいぷ の曲がまだ少ないことへの対応でもあったのかも。

ハロハピはその後の休憩の入りのところも含めて妙に完成度が高かった。


リアルバンド以外がリアルバンドとコラボするという話では、

FILM LIVE 2nd Stageの曲とかあるんかなと予想していたが、それはなかったな。

よくよく考えて見ればそれは2022年のときにやっていたか。

またやってもよかったとは思うんですけどね。

全体的な話としてMyGO以降の3バンド、今後Our Notesのゲームで主に扱われることになるが、

この3バンドとそれ以前の7バンドの関係が疎な印象はあって、

それはわざわざ「CiRCLE THANKS MUSiC♪」を当初35人で歌い始めたことにもあるのかも。

じゃあこれがガルパからの第2世代の完結編だったのか?


明日、同会場ではMyGO・Ave Mujicaの合同ライブがある。

そこではOur Notesで追加される2バンドのボーカルが来てオープニングアクトをする。

MyGOから始まっていたバンドリ第3世代が姿を現すことになる。

そういうことも踏まえればなおさら第2世代完結なのかもしれないが。


あらためて振り返って思ったのは、ガルパ は大きな転換点だったんだなということである。

当然、Roseliaのスタート地点だからというのも大きな理由だが。

ただ、当初はリアルバンド以外も相当な活躍だったよねと。

なかなか最近は機会もないんですけどね。それだけリアルバンドも増えたということか。

キャラクタを演じて楽器を演奏するというのはPoppin’Partyが起点なのは言うまでもないが、

少しずつ形態に差があって、Roseliaが後のお手本になっている部分が多い。


一方で11年前にバンドリが立ち上がったときには愛美さんしかいなかったし、

さらにそのルーツをたどれば12年前の「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」という話もあるのだけど。

裏方にせよ、バンドリ初期の頃からずっといる人がどれぐらいいるんだろうとは思うけど。

まぁ今はMorfonicaでドラム叩いてるmikaさんは長いとは思うが。

知る限りではずっと大橋さんのドラムの先生なわけだし。


バンドリ11年の相当な期間を追ってきたので、やはり思うところはいろいろありますね。

だからこそ外せないイベントだったというのは間違いないことである。

ダイエーとイオンフードスタイルに分かれても

今週はあれやこれやとバタバタしていた1週間だった。

今週やるべきことはだいたい済んだが、他にやりたかった仕事がさっぱり。

で、再来週はまたヨーロッパに出張なんだよな。社内なんですけど。

そこまでにけりを付けておきたい仕事はいろいろあるが果たして。


明日で(株)ダイエーの関東圏での事業が終了する。

3月からはマックスバリュ関東 あらため イオンフードスタイル の店舗となる。

これに伴い明日は少し閉店が繰り上がるそうである。だからどうという話はないが。

もっともイオンフードスタイルの本社は現在のダイエーの本社と同位置だし、

ほとんどの店舗はこれで店舗名が変わるというわけではない。


一方のダイエーは光洋と合併し、ダイエーは関西圏のローカルスーパーになるのだ。

と思ったのだが、どうもそういうわけでもないらしい。

『新生・ダイエー』がスタートします! (pdf) (ダイエー)

価値提案型スーパーマーケット「Food Style」1号店フードスタイル三田店オープンのお知らせ (pdf) (マックスバリュ関東)

なんとダイエー、イオンフードスタイルの両社ともに、今後はフードスタイル(Food Style)というブランドに統一していくという。

現在はダイエー、グルメシティ、マックスバリュ、ピーコックストア、KOHYO とあるが、

これらは関西・関東ともにFood Styleに順次改めていくと。


確かにダイエーのGMSタイプの店舗は多くがイオンリテールに移管されている。

かつての感覚で言えばグルメシティにあたるような店舗がほとんどである。

なので関西圏もダイエーというブランド名が適しているかという疑問はあった。

計画が進捗すれば、社名以外にダイエーというのは残らないかもしれない。

理解できる面はあるが、なかなか衝撃的な話である。

ただし、関西圏のブランド切替は比較的ゆっくり進めるようだし、

結局ダイエーのまま残る部分はあるのかもしれない。


イオンとしてはマックスバリュに代わる食品スーパーのブランドのつもりなのかもしれない。

そうなると他地域でも? という話はあるが、すでにマックスバリュで定着した地域は手が入らないかな。

中国・四国・兵庫県播磨他 を担当する フジ は雑多なブランドが混在しているが、

今のところは地域別に使い分けるという戦略でやっているようだ。

あれこれ混在する地域は限定的という言い方はできる。

大都市圏で統一ブランドにしてブランド力を高めるというのとはまた事情が違うかもしれない。


というわけで「フードスタイル」ですか。

グルメシティと語感はあまり変わらない気がするので、これはこれでいいんじゃないか。

慣れるまではちょっとありそうですけどね。

関東圏では2030年頃までの切替を予定しているよう。

一気に切り替わるというわけでもないのでしばらくはこのままですが。

智頭急行と鳥取県とICOCA

意外とかかった? という話ですが。

2027 年春 山陰本線下北条駅~淀江駅・因美線・智頭線にIC改札機を導入します! (pdf) (JR西日本)

智頭急行にICOCAが導入され、スーパーはくと・スーパーいなば をICカードで利用できるようになる。

これにより西日本管内の新幹線接続特急では スーパーおき(新山口~鳥取)を除き、

主な区間ではICカードが利用できるようになるということである。


驚いたのは、これと同時に途中駅は未導入だった倉吉~伯耆大山、

因美線も鳥取~郡家に限っては特急停車駅以外も導入することである。

鳥取県としてもバスへのICOCA導入含めかなり気合いが入っていることがわかる。

鳥取~郡家の全駅導入には、郡家で接続する若桜鉄道へのICカード導入も視野に入れた動きなのかな。

これを導入しても鳥取県内全線全駅とはならないが、相当なカバー率にはなる。


注意が必要なのは、スーパーはくと 停車駅相互ではICカードが利用できるが、

大阪~鳥取で別ルートで走る はまかぜ号 は大阪~城崎温泉のみの導入であるということである。

さっき新幹線接続特急はスーパーおき以外主な区間で利用できると書いたが、

城崎を超えて、香住・浜坂まで乗車するのは対応できない。

まして1往復だけ設定されている鳥取発着便で鳥取まで乗車するのはアウトである。

もっとも大阪・姫路~鳥取を通しで乗ることは基本的に想定してなくて、

現在は主に豊岡~鳥取のような利用を想定した運行形態である。

(cf.鳥取砂丘を行く: 浜坂~鳥取で はまかぜ を利用している)


鳥取県にとってみれば、主要都市との往来がほぼICカードで済むようになり便利である。

それで新たなICOCA導入エリアを見ると、岡山~伯耆大山~鳥取~上郡~岡山 というループが生じることがわかる。

今までICOCAエリアには近畿圏以外で環状経路は1つだけあり、

岡山~総社で吉備線と倉敷経由の2ルートが存在するところである。

ICOCAではエリア内に複数経路がある場合、最安経路を適用するルールである。

岡山~総社を通り抜ける場合、多くは倉敷経由での利用で、紙のきっぷを買う運賃表も基本的にはこちらで書かれている。

しかしICOCAでは安い吉備線経由のルートで計算する。

また、極端な例だが、岡山~備前三門を倉敷・総社経由でICOCAで乗車しても、

ICOCAでは最安経路で計算するルールなので150円引き落とされる。

この区間は特例がないので紙のきっぷで150円で乗ると不正乗車である。


ここも最安経路での計算となるわけだが、近畿圏や岡山~総社と異なるのは、

最短経路と逆に乗ると200km以内というルールを満たせない場合があるということである。

とはいえ、両回りとも合法という駅も存在することは事実である。

岡山~(吉備線)~総社~伯耆大山~鳥取~上郡~岡山 は377.8km、

ループ内の駅発着で最短経路が 177.8~188.9km にある駅同士であれば、

どちらに回ってもICOCA利用が合法ということになる。

見ての通りすごく狭い範囲なので、どれぐらいあるのかという話だが。


当然、特急を主な区間で利用する限りでは発生し得ないものである。

智頭急行が挟まるので最短経路=最安経路とは単純には言えないが、

極端に運賃が高いわけでもないので、あまり乖離は生じないようだ。

このためICカード利用で従来と異なる運賃になるケースはあまりないようだ。

というわけで従来的な考え方で問題ないということらしい。


ただ、これを見て思ったけど、津山~智頭の因美線がICカード未導入だからよいが、

ここがICOCAの運賃計算経路に入ると大きく変わってしまうことになる。

智頭急行開通から少し後の1997年まではこの区間も優等列車があった。

(津山線に2009年まで1往復だけ急行つやま号があったのはその名残である)

現在は1日7往復の運行、少ないなりには本数はあるが。

ICカード導入の意義も薄い区間で未導入なのは当然とも言えるが、

ここに導入すると最安経路が大きく変わるので考え物である。


城崎~鳥取もICカードを導入すると環状経路が成立してしまう。

ただ、こちらも最安経路と実際の乗車経路の乖離はそう多くないようだ。

姫路~鳥取であれば スーパーはくと の智頭急行経由のルート、

姫路~浜坂であれば はまかぜ の播但線経由ルートが最安である。

大阪~鳥取であれば スーパーはくと の智頭急行経由のルート、

大阪~浜坂であれば はまかぜ利用時の運賃・料金計算ルートである福知山線経由が最安である。

ただ、乖離が全く無いというわけではなく、それが京都~鳥取である。

スーパーはくと も京都発着便があるので乗り通しは一応想定しているが、

直通列車がなくなって久しい山陰本線ルートの方が距離としては短くて安い。


今までICカードのエリア同士が接しないように未導入区間を残す事例は多く見られた。

現在でも常磐線で 浪江(Suica首都圏エリア)~小高(Suica仙台エリア) の2駅間だけがICカード未導入で残っている。

JR西日本ではICOCAエリアは全部一体化され、エリア内に明確な境界はない。

ただし200km以内・特急停車駅相互という利用範囲の制限はある。

ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道が絡む場合、

これらは連絡運輸の取り決めの範囲内という制限もある。

(智頭急行にはそういう制限はないんですね)

とはいえ、日常的な利用や特急の利用には不便しない仕組みである。


ただ、ICOCA未導入路線が点在していることも事実ではある。

加古川線の西脇市~谷川や岩徳線のようにICカード利用はできないが、

他の特例との整合のため運賃計算上は使われる路線というのもある。

ただ、基本的にはICカードのエリアが寸断されていると計算には使われない。

その中には利用実態との乖離もあって繋げられない路線もあるんじゃないか。

もちろんJR東海のように特急のルートで計算するルールを入れる方法もあるんですけどね。

TOICAの不思議なルール

似たような問題のある 南紀号のルートにも来年春に導入予定である。

こちらは伊勢鉄道という他社も絡み、快速みえ という通勤列車もあり、

相当難しい話ではないかと思うが、打開できたということなのだろう。

AVIFという画像フォーマット

以前、このサーバーの隠しページにWebPで画像を集めている話を書いた。

SafariとInternet ExplorerがWebP非対応であることもあって、WebPへ一本化というのはまだ現実的ではなく、

(自分のサーバーに画像を置きたかった)

これが2019年の話だが、2020年にSafariがWebPに対応したそう。

そしてそれを追うようにAVIFにも対応したということも書かれていた。

Chromeが2020年、Firefoxが2021年、Safariが2022年、Edgeはちょっと遅れて2024年に対応したという。

WebPでSafariが大きく遅れたことと比べるとだいぶ足並みは揃っている。


AVIFというのは画像のフォーマットとは思えない名前だが、

AV1 image formatの略で、AV1はAOMedia Video 1の略である。

そう、AVIFは画像のフォーマットだと言いながら、VはVideoから来ている。

なんのこっちゃという感もあるが、そもそもWebPもそうだった。

WebPはGoogleが開発している動画コーデックVP8を静止画に適用して作られた形式である。

動画コーデックAV1の静止画形式がAVIFということである。


GoogleはVP8を発展させたVP9を作り、さらに発展させたVP10を作ろうと考えていたが、

多数の会社が参加するAOMediaというコンソーシアムに合流して、

ここにVP10として開発していた技術を投入、AV1コーデックに結実している。

VP8に対してWebPがあるように、AV1にはAVIFがあるということである。

概念的には似ているがWebPはRIFF(AVIもRIFFコンテナの一種)である一方、

AVIFはHEIFというコンテナを使っている点も異なる。


面倒な話なのだが、HEIFというのはMPEG規格の1つで、

HEVC(H.265)でエンコードされた動画・静止画の格納を目的としている。

その場合の拡張子としては hevc(動画), heic(静止画)とするのが通例である。

MPEG4に対するMP4コンテナみたいな話ですね。

これをAV1でも使うことにしたようだが、静止画はそれでよいのだが、

動画の方ではMP4コンテナの方が使われてるっぽい。


WebPの後継という点では間違えなくAVIFなのだが、

次世代画像フォーマットという点ではHEICというのも存在する。

形式や発想は同じで使っているコーデックがHEVC(H.265)というだけの違い。

ただ、HEICはSafari以外は対応していない。

iPhoneで写真を撮るとHEICで保存される設定になっていることがあり、

後で変換に苦労するという話もあるが、ほぼiOS専用に近い状況である。

静止画ではAVIFの方が圧倒的である。


WebPと比べると、より小さなファイルサイズでも画質を保ちやすい傾向にあるそう。

WebPの変換に使っているXnViewでもちゃんと対応していた。

XnViewはマイナーな形式もカバーするソフトとして有名だから当たり前だけど、

GIMPも読み書きできるし、Windows 11のフォトでも開けるみたい。

ともあれXnViewで変換をしてみたが……えらい遅いのだが。

AVIFというかAV1の問題らしいが、エンコードが遅い傾向にあったという。

現在は改良された方式もありHEVC(H.265)にもひけを取らないものもあるようだが。


WebPと比較したときのAVIFの欠点としてエンコードの遅さが書かれている。

XnViewでは変換速度の設定があり、最速の10にするとだいぶ速くなった。

それでも1000枚変換してWebPは12秒、AVIFは40秒だから、相当遅いことは事実である。

今回の用途では全く問題ない所要時間ではあるが、

オンデマンドで画像を変換・生成するという用途では気になるかもしれない。

そういう話をするとJPEGのような古典的な形式の方がいいのかもしれないが。


WebPと比べるとAVIFはスピード導入という印象はあるが、

それはAOMediaという大手企業がこぞって参加したプラットフォームの成果物だからかも。

AV1の目的はロイヤリティフリーで利用できるコーデックとすること。

動画のコーデックは様々な特許を利用しており、実施には使用料の支払が必要な場合がある。

デジタル放送を受信する機器にはロイヤリティーも含まれている。

これ自体は昔からあった話だが、HEVC(H.265)は多くの特許権者が絡み、複雑化している。

これを問題と思った企業が技術を持ちよって作ったのがAV1である。

インターネットでの利用に重きを置いており、まずは静止画が先行した形である。


ただ、これに前後してWebPの導入も進んだので、AVIFでなければならないわけではないが。

WebPが時代遅れになったとは解釈しない方がよさそうだ。

自動車があったほうがよいか?

知人からうちの近くに引っ越す計画があるというので相談を受けていた。

かなり意外な話だったのだが、相談内容としてはなるほどという内容である。

簡単に言えば自動車はいるのかという話である。

なかなか悩ましい話である。

引っ越すと通勤には自動車が使えないので、どうしたものかという意図である。


僕は就職以来、車は自転車と電動バイク(特定原付)だけを使っている。

現実的に駐車場の確保も難しいし、これで生活できているのはある。

ただ、自転車であれやこれやと買い物に行くのはそれなりにハードルが高いとも感じている。

わざわざ自転車でロードサイドの店まで買いに行くのは、

ここら辺の人でもあまりやらないのが実情のような気がする。

わりと商店街まで行けばこと足りるのはあるのだろうが。


知人が言うところの引っ越す予定と見た地域は、

近所ではあるがこのあたりよりはまだ自動車の保有に適しているように思う。

店にも駐車場あるのかって、あのあたりならあるよねと。

東京都だって言ってもそんなもんかという反応だったが。

ただ、どの世帯も自動車を持っているという地域でもないとも思う。


なにより元々自家用車を使って生活していた人にとってみれば、

自転車で駆けずり回る生活はなかなか耐えがたいものではないか。

実際、このあたりの人でもそうなんじゃないかなという気はする。

市内ではカーシェアの車も見るが、広く活用されている一方、

使いたいときに車が使えるとも限らないという点では難もある。

いずれにせよ思い通り行かない部分が多くなるのかなと。


地域的に近いのはそうだが、ちょっと生活圏が違うことも確かで、

果たしてあのあたりの人は自動車があればどこに行くのだろうか?

というとなかなか想像が出来ないところもある。

それなりにいろいろありそうではあるんだけど。

渋滞は気になるが、やや遠方にも足を伸ばして楽しめるのではないか。

そう考えるとアリとは思う。お金は相応にかかるが。


昔は夏に自転車漕いでイオンまで買いに行けば、汗だくで仕方ないので、

なかなか行く気が起きなかったが、電動バイクを使うようになって、

それでだいぶ楽になって買い物によく行くようになったのもある。

自転車と同じぐらいの速度しかででないが、そこは大きな差である。

自転車は駐車場には困りにくいのはとても強力なのだが、それはそれで難しい乗り物だとは思う。

おそらくこの地域では自転車も使わないと生活はできないのだろう。

ならこれで1台でという話もあるが、そこには相応の努力がいると。

それでいけると確信がある人ならそれでいいんですけどね。

スペシャルウィークとブリーダーズカップ

昨晩、ウマ娘5周年のインターネット配信番組があった。

この番組では「?????役」の出演者が4人もいた。

そのうち1人は散々匂わせていたフォーエバーヤングなんだろうが……


5周年の目玉がブリーダーズカップシナリオとは前々から言われていた。

ブリーダーズカップをネタにするにあたって、ここまでいろいろ準備をしていたわけである。

わかりやすいのはラヴズオンリーユーだけど……


最初のTVアニメで主人公だったスペシャルウィーク、

ゲームのメインストーリー第1部の最後に唐突にデアリングタクトが出てきた。

スペシャルウィークのひ孫だから

非常に回りくどい話だが、ここが大きな起点でもある。

第2部の主人公はラインクラフト、現実世界の2005年の牝馬三冠路線がモチーフである。

ここにはデアリングタクトの祖母、デアリングハート(母の母)とシーザリオ(父の母)がともにいた。

そしてアーモンドアイの母、フサイチパンドラもいたわけである。

こうなるとアーモンドアイはウマ娘に来るんじゃないかと言われて、

実際にやってきたのが1年前、ゲームの4周年の話である。

アーモンドアイがウマ娘になるまで

そのときに2019年の牝馬三冠を分け合った グランアレグリア、ラヴズオンリーユー、クロノジェネシス も出てきた。


シーザリオと並んでスペシャルウィークの代表産駒がブエナビスタだが、

こちらもブエナビスタっぽいウマ娘は今までもいろいろあったのだが、

2024年6月に正式にウマ娘のブエナビスタが発表される。

このブエナビスタのライバルとしてレッドディザイアもウマ娘として登場してきた。

実はレッドディザイアは2010年にアメリカに渡り、BCフィリー&メアターフに参戦して4着となっている。


今回BCシナリオに合わせて登場してきたのがフォーエバーヤング、マルシュロレーヌ、

この2頭をモチーフにしたウマ娘が出るのは予想していた人は多かっただろうが、

もう1頭、カジノドライヴ、このシナリオのアドバイザー的な存在である。


知らなかったのだが、日本調教馬でアメリカのダート重賞を勝ったのは、

マルシュロレーヌのBCディスタフ以前はカジノドライヴのピーターパンステークス(G2)のみだったそう。

これが2008年のこと、もっともカジノドライヴはアメリカ産なのだが。

その後ベルモントステークスに出るつもりがアクシデントで叶わず、

同年秋のBCクラシックに出走するも12着となっている。

その後ジャパンカップダートで6着、翌年のフェブラリーステークスで2着など一定の結果は残したが……

BCシナリオの先達としてはふさわしい名前だったのだろう。


あと今回「?????」として出演した1人はヴィクトワールピサだった。

ヴィクトワールピサは2011年にドバイワールドカップを優勝している。

JRAの記録上はダートのレースを勝ったことになっているが、

実際はオールウェザーで、なおかつアメリカの有力馬を欠く中での勝利だった。

少なくとも日本ではダートを走っていたわけではないですからね。

とはいえ、こういうのも大切な足跡と考えたのだろう。

すでにウマ娘にいる面々ではエイシンフラッシュと同じ世代でもある。


ゲームの作り込みには相当な期間を要するので、

フォーエバーヤングがBCクラシックを制覇するのを見て作ったわけはないと思うが。

どちらかというとラヴズオンリーユーとマルシュロレーヌなんだろう。

BCシナリオが面白いのは目標となるレースが様々選べること。

そういう意味では幅広く楽しめるシナリオになっているのかも。

そこに説得力を持たせるストーリーをいろいろ考えたって話ですね。

通年スケートリンクの作り方

今シーズンで現役引退して指導者に転向するという坂本花織選手、

その背景の1つ? というのが「シスメックス神戸アイスキャンパス」である。

【五輪】坂本花織 引退後は「神戸クラブ」で指導者へ、日本フィギュアの底上げを期待…北京銅メダルで国際規格の通年リンクが誕生 (スポーツ報知)

昨年6月にできた通年スケートリンクだが、坂本選手らが神戸にも通年のスケートリンクが欲しいですねと言って、

所属するシスメックスが神戸市、兵庫県のスケート連盟・アイスホッケー連盟を動かして完成に至ったという。

今後はここを拠点にフィギュアスケートの指導に当たるとのこと。


シスメックスは神戸に本社を置く医療機器メーカー、地元への貢献というので納得できる話だが……

似たような経緯でできた施設が関西にはもう1つあるんですよね。

それが宇治市にある「木下アカデミー京都アイスアリーナ」である。

これも京都府、京都府のスケート連盟・アイスホッケー連盟、そして木下グループが組んで2019年に開設された。

でも、木下グループの中核企業、木下工務店は主に関東圏で事業を行っている。

なんでそんな会社が京都府のスケート場に関わっているのだろう。


この2つのスケート場、共通しているのは土地は行政が提供する一方、

スケート場の整備・運営はスケート連盟・アイスホッケー連盟とスポンサー企業が設立した一般社団法人が行っている。

一般開放も行っているが、トップ選手の利用に重きをおいている。

地域のスケート・アイスホッケーのチームが様々利用しているわけだが、

設立に関わった木下グループやシスメックスが多く借りているわけである。

これで運営資金を確保しているというのが実情のようだ。


どうして木下グループが京都府のスケート場に関わっているか?

京都府のスケート・アイスホッケー界が困っているのを聞きつけて、

そこに乗っかることで所属選手の練習環境を充実できると考えたのが答えのようだ。

行政としても土地は貸すが、運営費まで面倒を見る必要は無い。

一般開放もしてねとは言っているが、経緯からしてトップ選手の利用が中心になるのは承知である。

京都府にしても、神戸市にしても冬季は公営のスケート場がある。


最近は日本のフィギュアスケート界では関西を拠点とする選手が強いですねと。

大きなきっかけになったのが2006年にできた「関西大学たかつきアイスアリーナ」である。

日本で初めて大学がスケート場を作ったわけである。

これにより関西大学にはスケート留学する選手含めてトップ選手が集まるように。

大学の授業・クラブ活動以外でも借りることはできるが、それはそれで忙しい施設である。

それを補完する通年スケートリンクが関西には増えて行ったわけである。


少し前は愛知県を拠点とする選手が強かったんですけどね。

今も強いとは思いますが。

こちらも2007年にできた 中京大学アイスアリーナ(豊田市) がトップ選手の拠点として活用されている。

愛知県はもともとスケートリンクが多い地域だったが、

必ずしもトップ選手の練習に適したスケート場があったわけではない。

そんな中では画期的な施設だったとされている。

ただ、時代が進むにつれ、関西勢がそれをさらに上回るに至ったということのようだ。


老朽化に苦しめられるスケート場も多いわけですが、

公営のスケート場だとスポーツ振興くじの助成金も活用されている。

スケートに限った話ではないが、toto・BIG・WINNERの売上はスポーツに広く活用されている。

トップ選手の支援にも使われているが、割合としてはローカルなスポーツ施設や団体を支援する部分が多い。

フィギュアスケートのトップ選手も入口は案外そんなところである。


そうか、今はフィギュアスケートのトップ選手も国内拠点になってるのかと。

まだカップル種目は指導者が追いついていないとか課題はあるんだけど、

木下グループとしてはゆくゆくはそれも宇治を拠点に出来ればと考えているようだ。

それもそんなに遠くないのかもしれませんね。

特定在留カードの不思議

今年6月からマイナンバーカードと在留カードを一体化した特定在留カードの発行が始まるそう。

【※2026年6月14日運用開始※】特定在留カード等交付申請について (出入国在留管理庁)

かなりクセのある制度だなと思ったが、外国人住民の困った事情を少し解決できるものである。


外国人住民が住民票に記録されるようになったのが2012年のこと。

その後、2013年より外国人住民も住民基本台帳カードの発行を受けられるようになった。

住民基本台帳カードは現在はマイナンバーカードに引き継がれている。

外国人住民がこれらのカードを発行を受けるメリットとして、

電子証明書の発行が受けられることがある。ようなe-Taxが使えると。

本人確認という観点では在留カードがあるので重要でもないが。

ただ、外国人住民がマイナンバーカードを発行を受けるには不便なこともあり、

それが有効期限、通常は10年だが、外国人住民は最長でも在留期限までになる。

永住者・特別永住者であれば10年だが、それ以外は在留期限の方が先に来てしまう。


このため永住者以外がマイナンバーカードの発行を受けるのは難しい面もあったが、

かつてはそこまで重要とも思われていなかった。

ところが健康保険証の発行が終わり、マイナ保険証の利用が基本となり、

こうなるとマイナンバーカードというか電子証明書がないことが不便になってしまった。

外国人住民にもマイナンバーカードの発行を促してはいるが、

在留期限を更新する度に市町村で手続きが必要ではやってられない。

この問題を解決するのが特定在留カードだという。


在留カードは出入国在留管理局で発行し、マイナンバーカードは住所地市町村で発行するが、

これを一体化した特定在留カードはどちらの窓口でも発行できる。

中長期在留の外国人は最初の上陸時には在留カードが発行される。

この在留カードを持って市町村に転入届を出すと、市町村では在留カードに住所を記載する。

これで住所地届出の手続きも完了するが、このときに特定在留カードの発行を申し出ることもできる。

すると一体化されたカードが後日市町村窓口で受け取れる。

これは在留カードの交換を市町村で代行したともとれる。


次にこの外国人住民が在留資格更新・変更を行う場合、

出入国在留管理局で申請を行い、許可されると受け取ることができる。

ここで特定在留カードを受け取ると、マイナンバーカード・電子証明書の更新も兼ねることとなる。

というわけでこちらはマイナンバーカードの更新業務を出入国在留管理局で代行する形となる。


なお、新規に在留資格を取得する場合にいきなり特定在留カードは出ない。

日本で生まれた外国人の子が手続きするケースとかありそうだけど。

まずは市町村の出生届を出すが、この時点では在留期間60日の外国人住民として登録される。

ここから期間内に在留資格取得のための手続きを行うわけだが、

完了すると発行されるのは在留カードということになる。

おそらく新規の場合は迅速発行を重視しているためではないか。


これは特定在留カード特有の問題ではないが、

在留資格更新・変更というのは審査に時間を要する場合があり、

在留カードに審査中と記載されると、本来の期限から最大2ヶ月まで延長される規定がある。

ただ、マイナンバーカードとしての有効期限は本来の在留期限となる。

特定在留カードの在留カードとしての機能とマイナンバーカードとしての機能で期限満了日が変わると。

ただ、これはマイナンバーカードを別に発行されていても同じこと。

この特例期間に医療機関にかかる場合は、資格確認書の発行を受けるなどの対応が必要になる。

ただ、期限切れのマイナンバーカードを持参した場合の医療機関のワークフローによれば、

資格確認のお知らせや、過去の診療記録から被保険者番号がわかれば、

それで保険診療を受けさせてもよいので、そんなに深刻な問題でもない気はする。

(健康保険が生きていればオンライン資格確認は通るのだし)


そしてもう1つ問題なのが運転免許証をマイナンバーカードに記録した場合である。

現在はマイナンバーカードの更新時に必要事項を入力することで、

更新後のマイナンバーカードに運転免許証情報を入れて発行することもできる。

ただし書面申請が対象外であるなど、かなり穴の多い仕組みである。

特定在留カードも運転免許証を記録する機能は持っている。

ただ更新時に運転免許証情報を入れて発行する仕組みに対応しない。

このため、1枚持ちの場合、在留資格更新・変更するたびに運転免許証が飛んでしまう。

これでは使い物にならないだろうと思う。1枚持ちのマイナ免許証は事実上使えないと見るべきだろう。


なお、今後も外国人住民がマイナンバーカードの発行を受けることは可能である。

永住者であればマイナンバーカードのデメリットは少ない。

在留カードの携帯義務を履行するため、2枚持ちが必要ではあるが、

逆に言えばその程度のメリットしかない。

在留カードの更新手続きの方を市町村窓口でできるようになるなら、

それもメリットがありそうだと思ったが、そこは今後も出入国在留管理局でやることになっている。

それはマイナンバーカードの更新とほぼ同じだと思うんですけどね。

このあたりの業務見直しも特定在留カード導入の先にあるべきとは思いますが。

団体戦が先か後か

オリンピックのフィギュアスケートは日本時間で言うと今日朝で競技は全て終わり。

全体的に言われていたこととして、団体戦に出た選手は団体戦での消耗があったのかもねと。

真相はわかりませんが。


団体戦→個人戦という順番を見て、柔道は逆だよなと。

オリンピックでは柔道の団体戦は個人戦の出場者が掛け持ちする。

(他の国際大会だと団体戦は別の選手をエントリーするのが通常)

なので、個人戦で残念でも、ここを勝てばみんなでメダリストというので盛り上がった。

この順番が逆なのは明確な理由があって、それは個人戦とは階級の切り方が違うことである。

個人戦の2~3階級が団体戦では1階級に統合されているので、

下の階級の選手にとっては個人戦の後である程度体重が増えても構わない。

個人戦で言えば2階級上の選手に勝てる選手はいるということである。


柔道同様に個人戦→団体戦の順番という競技も思ったよりあった。

卓球は混合ダブルス→女子シングルス→男子シングルス→男子団体→女子団体の順、

フェンシングも個人戦→団体戦の順番ではあった。

陸上競技もリレー種目は同種の個人種目の後である。

100m→400mリレー、400m→1600mリレーということね。

冬でもスキージャンプはよく見るとそうだった。

ノーマルヒルで行う競技では個人戦→混合団体、ラージヒルで行う競技では個人戦→男子スーパー団体である。


一方でフィギュアスケート同様の団体戦→個人戦の順序になるもの。

体操、まずは予選からスタートする。これは団体総合・個人総合・種目別の全ての予選を兼ねる。

そして、団体総合→個人総合→種目別の順に進んでいく。

より難しい技を競う種目別が最後にあるんですね。

馬術も団体戦→個人戦の順である。

総合馬術はクロスカントリーのこともあって団体戦と個人戦が兼用なんですが。


フィギュアスケートは女子の個人戦で終わるのが通例にはなっていてる。

北京の時は中国勢が強かったペアが最後だったんだけど。(今回は不発だったが)

団体戦をやるにしてもそこは変えたくなかったというのはあるんだろう。

それはその後に各種目上位者によるエキシビションがあるというのもある。

柔道の団体戦はこれでオリンピック終わりだというお祭り感もあったが、

それに値するのがフィギュアスケートの場合はエキシビションというのはあるんでしょうね。


今回のフィギュアスケート団体戦は日本とアメリカが非常にハイレベルな争いになり、

お互いトップ選手を出さないという選択肢がなかったことはある。

結果的にはアメリカが金メダルとなったが、順位を換算した得点でわずか1点差、

すなわちどれかの種目で順位が1つ違えば結果が逆転したということである。

当然これにより、アメリカチームは全員で金メダルを得たわけだが、

その後の個人戦に尾を引いたのがどれぐらいおるかということである。


ただ、フィギュアスケート団体戦でよかったなと思ったのは、

本来は日本の出場枠がなかったアイスダンスでも団体戦では選手を送り込めたことですね。

あくまでも団体戦だけの出場で、その足で種目別のアイスダンスに出られるわけではないんだけど。

こういう取り組みの先にはオリンピック出場、予選突破、そしてメダルという話もあるのだろう。

団体戦のメンバーを揃えるのってけっこう大変なことで、

韓国はペアの出場選手無しなのに団体戦に出るという状況だった。

どうも最低限の派遣基準を満たす選手がいないと出場すらできないらしい。


フィギュアスケートは柔道ではないので、比べるのは違うのかなと思うのだけど、

団体戦が盛り上がった一方で、後にこうして言われるのも苦しいなとは思う。

団体戦が後なら、チームの層の厚さをより生かせるようにも思うが、

エキシビションまで考えたとき、よいとは言えないのもわかる。

いずれにせよ団体戦の銀メダルから始まり、日本勢は大活躍といってもよいでしょう。

WBCの国籍ルールの理由

冬季オリンピックは選手を出せる国も限られているが、

時に外国生まれでウインタースポーツをやっていた選手が出てくることがある。

重国籍の場合もあり、住んでいる国では出場権が得がたいとかで、

他の国籍に変更して、そちらで出場権を得たとか、そういう話もある。


というので、思い出したのがWBCである。

WBCというのは世界野球ソフトボール連盟公認の野球の国際大会で、

基本的には国別対抗戦と思われているところだが……

国籍ルールがオリンピックやプレミア12とは異なるのである。

これも知っている人には当たり前かもしれませんが。


こういうのは野球に限った話ではないのだが、WBCは相当緩い。

  1. 当該国の国籍を持っている
  2. 当該国の永住資格を持っている
  3. 当該国で出生している
  4. 親が当該国の国籍を持っている
  5. 親が当該国で出生している
  6. 当該国の国籍取得資格を持っている
  7. 過去に当該国の選手としてWBCに参加している

オリンピックやプレミア12では1番のルールを満たす必要がある。

ラグビーは国籍ではなく所属協会ということになっており、

出生地に着目すれば上の3番・5番のルールに似ている。

これに加えて一定期間当該国に居住・ラグビー団体に所属しているという要件である。

逆に国籍だけだと要件は満たせないんですね。


どうしてこのようなルールなのか? MLBの都合と言ってしまえば簡単だが。

MLBには外国出身の選手もいるが、必ずしも出身国の国籍が残っているとも限らない。

日本ではこういう問題はあまりないが、カリブ海の国々では時に問題となる。

この問題を緩和するため、出生地、親の国籍・出生地ルールがあると。


この結果として、イタリアやイスラエルなどはほぼアメリカ出身の選手で構成されている。

先祖にイタリア人、ユダヤ人だと容易に国籍取得条件を満たせるためである。

こういうチームを認めていることもMLBの戦略だと言われている。

MLBを世界に売り込んでいくというなら、こういうチームもあった方がよいと。

それが例え、第2アメリカ代表というべきものであってもである。


日本はなんやかんや言っても国内プロリーグのNPBの選手が主体だが、

こういう体制でWBCで世界チャンピオンを目指せるところはそう多くない。

そういうところがプレミア12とかでも強いわけですが。

そして2年後、ロサンゼルスオリンピックでは野球が追加種目として実施される。

ここもオリンピックルールなのでWBCとは異なる。


今回のWBCは南北アメリカの出場2チームを争う。

なお、アメリカは開催国枠があるので、アメリカ以外の上位2チームが選出される。

独特の国籍ルールがあるが、予選でMLB選手が呼べないのは不公平という考えなのか。

ロサンゼルスオリンピックではMLB選手も呼べるって言ってるもんな。

アジアとヨーロッパ・オセアニアは各1枠を2027年のプレミア12で争う。

日本・韓国・台湾とひしめくアジアで最上位1チームは狭き門である。

そして、これらを逃したチームの上位とアフリカ代表が最終予選で残る1枠を争う。

普通に考えればアジア枠を逃した2チームが強そうだが、1枠しかないんですね。

日本としてはオリンピックに出たければプレミア12は優勝するつもりでやらないといけないわけである。


日本にとってみればWBCだからというのは必ずしも大きな話ではない。

侍ジャパン常設化の中で主軸にあるのはNPBのトップ選手である。

そこはWBCでもそう大きく変わる話ではない。

前回は親が日本人という条件でヌートバー選手が出ていたが、

今回もこういう選手を検討したかは知らないが、結果として全員日本人となっている。