10周年で使う武道館

今日は仕事を時間単位有給休暇で早く切り上げて、東京・北の丸公園へ。

そして最後に発表されたのだが、来年5月に日本武道館で公演を行うとのこと。

2017年の4th LIVE(当時、ガールズバンド史上最速の日本武道館公演なんて言われたりもした)、

2019年の7th LIVE、これはRoselia、RAISE A SUILENで会場を使い回したやつ。

そして、2025年で3回目となるが、これまでとバンドとしての充実度は全然違いますからね。

いろいろある中で今のPoppin’Partyにふさわしい場所はどこだと考えて行き着いた結果ではないか。

(富士山レーダーと溶岩樹形と野外ライブ)

それが今日だったわけですね。


平日ではあるが大盛況、エンドステージでアリーナに出っ張ったステージはあるが、

見切れ席・立ち見席も動員し、常識的な感覚ではパンパンである。

CDの応募券を使っての最速先行抽選でアリーナ席・1階スタンド席だとお土産付きしか選べないのか。

グッズ付きを選ぶしかない

なんて嘆いていたが、結局買えたのは2階席、お土産なしで済んだから。

なんやかんや言っても人気は高いのである。

日本武道館といえば、オリンピックの柔道・空手開催のために、

改修工事が行われて綺麗になった部分もあるが、スタンドは相変わらずである。


2017年の4th LIVEは背伸びしすぎだったし、

2019年の7th LIVEはRoselia・RAISE A SUILENと3連日ということで、

やっと今のPoppin’Partyに相応な日本武道館での公演だったのかなと。

昨年秋の河口湖での公演と相補的な面もあり、

武道館ではできないことは河口湖でやったという感じはあった。

これはいいことだなと思うんだけど、それは7thの前の両国での6th LIVEが、

いかにも武道館での叩き台というので消化不良感もあったわけで、

それが武道館での1日には到底収まらないほどに成長したということである。

そりゃ10年もやってればそうもなるわけですけどね。


あらためて思ったのはPoppin’PartyにとってTVアニメ1期の重さですよね。

Poppin’Partyの設定はある時期に大きく変わっている。

それ以前もPippin’Partyの歴史であり、ここは小説版から持って来たみたいな話もあった。

でも、実態はやはりTVアニメ1期の前にできた設定による部分が多い。

バンドリ全体としてはガルパのゲーム、あるいはTVアニメ2nd Seasonからの、

Roseliaなどが加わった話が起点として大きいわけだが、

Poppin’Partyの物語という観点ではTVアニメ1期である。

そういうところを意識したメモリアルなライブを目指したということで、

そこに必ずしも合わない部分は河口湖でやろうとなったのだろう。

そういう意味ではやれることはまだまだあるというのはPoppin’Partyの強みである。


今のバンドリにおいてキャラクタを背景にして演奏するという観点では、

Poppin’PartyというよりはRoseliaがお手本になってる部分が多い。

当然、その背景にはPoppin’Partyがあるのは言うまでもないが。

バンドリのファンとみれば、Roseliaのファンが多いのだろうし、

MyGO!!!!!とAve Mujicaがアニメのこともあって盛況である。

MorfonicaやRAISE A SUILENがZeppライブハウスを渡り歩いて公演数を稼いだ時期もあった。

Poppin’Partyはなかなか機動性が低いように見えて、

実際、次の単独ライブは来年の正月という。半年以上は開く。

その間に合同ライブとかある話も聞かない。フェスには出るかもしれないが。

それはRoseliaなければPoppin’Partyは今まで続いていないとまでは言いませんが、

10年後にたどり着く先としてはだいぶ違ったんじゃないかと思う。


そう、次は正月、1月3日、東京ガーデンシアターである。

僕にとっては参加しやすいけど、正月の東京ってのはどうなんでしょうね。

それにしても東京ガーデンシアターというのも規模面では物足らない感じもある。

平日でも武道館パンパンにしてるのにね。

前に2公演で使ったことあるけど、今回は1日だけだし。

チケットさえ取れれば観劇するにはいいところですけど。