ボーナスを使ってもボーナスが付与される

J-Coin Payのキャンペーンが今日で終わり。

このキャンペーンは今までの同種のキャンペーンでは、J-Coin残高が付与されていたが、

今回のキャンペーンはそれと異なり「J-Coinボーナス」が付与される。

残高だと口座に戻せるんですよね。一方のJ-Coinボーナスは買い物で使うしかない。

J-Coin Payはどこへ行く?


一方でこのキャンペーンは7月20日から9月30日という長い期間行われた。

ボーナスが付与されるのは利用から1ヶ月後なので、

ボーナスがキャンペーン期間中に付与され、またキャンペーン対象の買い物に充当できることがある。

ボーナスを充当した場合も、決済額全体の5%のボーナスが付与されている。


ということはボーナス付与上限の1万円を得る方法として、2つの極端なケースが考えられる。

  1. 7月20日に190000円利用→8月20日頃に9500円のボーナスが付与
    →8月20日頃に9500円(全額ボーナス)利用→9月20日頃に475円のボーナスが付与
    →9月20日頃に500円(ボーナス+25円)利用→10月20日頃に25円のボーナスが付与
    →それ以降に25円利用(普段はボーナス付与なし)
  2. 9月中に200000円利用→10月中に1万円分のボーナスを付与→それ以降に1万円利用

1.のパターンだと190025円チャージして、200025円の買い物ができるということ、

2.のパターンだと20万円チャージして、21万円分の買い物ができるということ。

少し違うのである。


典型的な鉄道・バスの回数券(10回分の値段で11回利用できる)の割引率が9.1%という話にも通じるが、

20万円出して21万円分の買い物ができるというのは、5%引きではなく、5/105=4.76%引きということになる。

ただ、ボーナスを消化するときにボーナスが付与されるということは、1.のようにすると、限りなく5%引きに近づく。

そんなうまいこといくかというのはさておき。


ポイントを使うときにポイントが付与されない場合というのはちょうどおととい書いたな。

ポイントの使い時ではないかな?

松屋の松弁ポイントとか、ビックカメラのポイントがこれにあたる。

取引内容によってポイント付与率が違うので、

ポイント付与率が低いところでポイントを消化するとお得という話。

そういう工夫が出来ず、ポイント付与率が均等な場合は回数券と同じ考え方でよい。


今回のJ-Coin Payのキャンペーンでは、もともとは期間中まんべんなく使ってたので、

付与されたボーナスの半分以上は期間中に消化できる想定だった。

ただ、不意にPCがぶっ壊れ、高額なPCパーツを最後の方にドカンと決済したので、

来月に付与されるボーナスがけっこうな金額になることがわかっている。

ちょっと使い道に困るJ-Coin Payだが、そこまで無理せず消化できるはず。

有効期間は6ヶ月、ファミリーマートだけで使ってても消化できそうな感じはある。

実際は他のスーパーやドラッグストアでも使うだろうけど。


こうしてボーナスを消化するためにJ-Coin Payを利用してくれれば、

その先にもつながるという考えはあるのかも知れない。

でもどうかなぁ。それもボーナス使い終われば終わりだろうし。

家計簿にメルペイ口座を作る

長らく、家計簿にメルペイは「その他」としてQUOカード利用などと混ぜて書いてきたが、

さすがに意味不明になることが多く、いろいろ不便があったので、

やっとこさ「メルペイ」という口座を家計簿に登録した。

プリペイド式の電子マネーっぽいが、メルペイスマート払いはクレジットという性質もあり、

便宜上クレジットカードとして登録したが、どっちもどっちである。


そんなこんなで過去の家計簿から口座を付け替えて、これまでのメルペイの履歴を集計した。

最初にメルペイを導入したのは2019年11月のこと。

その後に「メルペイスマート払いをはじめると――」なんてポイント付与の履歴がある。

実際、その月にはメルカリでの買い物とメルペイスマート払いでコンビニで少額の購入が記録されている。

その後も長らくメルペイは支払い専用に使っていたが、

2020年12月以降はほぼ毎月、メルカリ売上金の受取が記録されている。

これは当時毎月の様に開催されていた「買って売るキャンペーン」に参加するためだった。

最近はゆうパケットポストが有利な商品はメルカリに出してるが(cf. シール版ゆうパケットポストは画期的)、

これ以前はキャンペーン目当てでの出品しかなかった。ヤフオク・PayPayフリマの方が有利と考えているからだけど。

というわけで最近はメルカリ売上金を使うための電子マネーという色も濃くなってきた。


というわけで、これまで2年弱のメルペイ決済高を調べてみたら、けっこうな金額だった。

最近1年に限ればSuicaよりも決済高は多いぐらいだった。

(これはSuicaの決済に相当分を占めていた職場の食堂での利用がなくなったのもある)

利用高の55%がメルカリでの利用、45%がそれ以外の店での利用ということで、

メルカリでの利用が多いけど、最近はメルカリはFamiPayで払うことが多い。

以前はキャンペーン目当てか、あまり考えてなかったのか、けっこうメルカリで使ってた。


で、利用高の40%はメルカリ売上金充当、23%はポイント充当となっている。

だから銀行チャージしているのは利用高の36%だけということ。

利用高の1/4近くもポイント付与されているというのは異常な数字だが、

そもそもメルペイを使って買い物する理由というのは、クーポン消化のためということが多い。

「201円以上利用で200ポイント付与」なんてクーポンもザラですから。


でもよく考えてみればこの辺はPayPayも似たような面はいろいろあるんだよなと。

そこで調べてみたら、PayPayの利用高の29%はヤフオク・PayPayフリマの売上金充当、9%はPayPayボーナス充当だった。

PayPayボーナスはYahoo!ショッピング利用時に多く付与される事情もあるのだが、

売上金充当が全体の3割にも達しているのはあまり意識してなかったが、なかなかの数字。

ちなみに利用高の64%はYahoo!ショッピングなどインターネットでの利用、36%が実店舗での利用となっている。

(厳密に言えば、松弁ネットなどWeb決済→実店舗利用みたいなのもあるが、区別してないので実店舗扱いで計上)

構造的にはメルカリもPayPayもわりと似てるもんですね。絶対額は全然違うけど。


引き続き、QUOカードとd払いは「その他」として記録するつもり。

QUOカードはそこそこの金額にはなるのだが、家計簿的にはあまり重要ではないかなと。

d払いは決済額としては極少額なので、これこそどうでもよい。

あと、J-Coin Payは直接みずほ銀行口座からの利用として記録してますね。

これはチャージ操作こそあるけど、口座残高と等価でしょうと。

プログラムをRAMで動かす意味

仕事中に呼び止められ「RAMに展開して動かす○○をするプログラムを作って欲しい」と。

故障したモジュールの解析のために作って欲しいという話だったらしい。

ROMを書き換えるわけにはいかないからねぇ。


というわけで、類似するプログラムを改造して作ってみた。

メンテナンス用の機能を使ってRAMにプログラムを展開し……

この機種のメンテナンスツールはRAMにプログラムを展開する機能を持ってないから……

バイナリデータを16進数で吐き出して、細切れにして転送するという作業をひたすら手作業ですることになる。

なのでできるだけ短いプログラムにするべきだなと、できるだけシンプルに書く。


ちなみに他の機種だとメンテナンスツールにRAMにプログラムを転送する機能があったはず。

これは本来はプログラムの書き換えに使う機能なんだよね。

ROM上でプログラムを動かしている状態ではROMを書き換えることはできない。

なので、RAM上でプログラムを動かす必要があるんですね。

これがメンテナンス用機能でRAM上でプログラムを動かせるようになっている理由なのだが、

このプログラム書き換え機能のプログラム転送機能だけを使えるようにしてあったはずで、

それを使えばある程度のサイズがあるバイナリデータでも一発で転送できるはず。


うちの部署で作っているシステムはROMから直接プログラムを動作させるものばかりだが、

今回は一時的にプログラムの動作を変更することを目的としてRAMからプログラムを動かすわけですね。

故障解析という特殊事情があるからですけど、こういうやり方もあると。

再通電すればRAM上のプログラムは消え、ROMからプログラムが起動するわけで好都合ですね。


もっとも今回作ったプログラムは本来ならROM上のプログラムにも存在する機能なんですよね。

今まではその機能を使って故障解析をしていたのだが、

今回はとある事情によりその機能での解析ができないということが、今回の話につながっている。

一方で、従来からこの機能を使って解析するには不便なこともあり、

今後はこのRAM上で動くプログラムが活用されることもあるのでは? なんて思ってるけど。

こういう故障解析をせずに済むに越したことはないけど。現実にはね……

ポイントの使い時ではないかな?

昼食のカレーメシを持っていくのを忘れたので、

職場近くの松屋で弁当をテイクアウトすることに。

1時間以上前に松弁ネットで注文していけば、スムーズである。


そんな松弁ネットだが、弁当1食分ぐらいのポイントが貯まっている。

じゃあ使えばいいじゃないかと思うかも知れないが、

実は今は松弁ネットを利用すると通常の2倍の20%分のポイントが付与される。

ポイントを利用した金額はポイント計算から除外されるので、

ここでポイントを使うのは不利であろうという判断である。


実は松弁ネットではこういうことが多く、

あるときはPayPayのキャンペーンがあったので、そうするとPayPay支払額が減ると不利だと、

そのときもポイントを使わないようにしていた。

その頃貯めたポイントは今年5月に消化しているものの、けっこう使い時に悩むものである。


ポイントを使うとポイントが積算されないという問題は、

ポイント積算率の低い商品に使うとよいということで、松屋ならモバイルオーダーであろうか。

今はポイント積算率3%に下がったんじゃなかったかな。

けど、松屋モバイルオーダーってそんなにメリットあるんかね。

店内飲食なら券売機を使うのが普通だけど、松屋の券売機そこまで混まんでしょ。

まぁでもポイント利用するなら価値はあるかもしれない。


そこまでしなくても通常の積算率の時に松弁ネットで使えばいいとは思うけどね。

松屋は今後も時々使うだろうから、使えない心配はあまりしていないけど。

ちなみに今までこういうことを意識することが多かったものには、

ビックカメラの株主優待券とポイントがあり、いずれも利用分はポイント積算の対象にならない。

なので、主にソフマップで中古品を購入するのに使っている。

ソフマップは中古品は原則ポイント積算対象ではないので……

といいつつ、ラクウルでポイントカードを呈示すると2%ぐらい積算されたりするけどね。

ただ、これも最近はJ-Coin Payのキャンペーンがあったので消化は低調で、

有効期間の短い株主優待券は使うとしても、それ以外のポイントは保留中。

あとラクウルの売却代金がビック買取マネーに積み上がってたり、実は使うべき物はいろいろある。

有効期間はそこまで考えなくてもいいんだけど、使わないと何にもならないので。

閉店時間を早めざるを得ない

昼寝をした上に、見たいテレビ番組の都合もあって、

19時半ごろにのそのそとイトーヨーカドーに買い物に向かった。

店に到着すると「20時閉店」「21時まで」と大きく書いた掲示が目に入ってビクッとしたが、

これは2階以上の売場は20時、1階・地下1階の売場が21時までということ。

食品(地下1階)は21時まで買えるのでセーフなのだが、もうイトーヨーカドーも閉まる時間なのかと。

ちなみに本来の閉店時間は全館にわたって21時のようだ。(あまり意識することはなかったが)


実は昨日、秋葉原にマザーボードのBIOS書換を依頼しに行ったとき、、

いろいろあって終わったのは20時ごろだったけど、この時間にはほとんどの店を閉めている。

飲食店が営業時間短縮要請のため20時閉店なのもそうだし、その他の店もだいたいそんな感じ。

まぁ秋葉原はもともと夜は早い街だとは言われてたけど、本来よりは多少営業時間は短縮しているはず。


とはいえ、こういう積み重ねが効いているのか、夜の人出が減って、

それで一時激増した新型コロナウイルスの感染者の報告数も幾分落ち着いてきた。

ワクチン接種の効果もあるとは思うが、それだけではここまでは減らないでしょう。

入院患者数・重症患者数も追って減ってきていて、でもまだ一息かなと思う。

緊急事態宣言解除か? という話もある中で、再度の大爆発を起こす懸念は過去の実績からもけっこうあって、

なにしろ今は客にとっては強制的に夜間に店舗に滞留することを難しくしているわけで、

その背景には飲食店への営業時間短縮要請があるのは明らかですから。

この反動が惨事を引き起こしたことは何度かあって(他にも要因はあるけど)、注意が必要ではないかなと思う。


ただ、ワクチン接種が順調に進んでいるのはいいニュースですね。

2回接種完が人口の56%ほどに達し、アメリカの接種率を上回ったなんて話もある。

2回接種と1回接種の差が12ポイントほどあり、これは1ヶ月ほどで上乗せされると考えてよく、

まだまだ1回目から接種を希望する人は多く、だいぶ高い接種率に到達するとみられる。

ただ、市町村へのファイザー製ワクチンの配分が市町村以外の接種分を差し引いて対象者の8割程度までしか用意されていない話もあり、

市町村以外での接種分というのは見込み分も含めた数字で、地域によっては十分配分されていないかもしれない。

市町村間での融通によりある程度は解消するだろうけど、終盤にまたしてもワクチン不足という話が起きそうなんですよね。

これは住民の接種意欲の高さを表しているとも言え、よいニュースでもあるのだが、接種できないでは困る話である。

ここら辺どうするのかなぁというのは気になるところなんですけどね。

とりあえずうちの市は医療機関での接種を畳み、モデルナ製ワクチンへのシフトを図ったようですけど。

最新APUはいろいろ難しかった

昨日、PCが突然立ち上がらなくなった話を書きましたが、

早速、PCパーツを買いに行き組み替えたのだが、これがけっこう大変だった。

原因はAMDの最新APU、Ryzen 7 5700Gを使ったため。

今がAMD APUなので、買い換えてもAPUで考えていて、

当然AMDの最新CPUアーキテクチャを採用したRyzenシリーズで考えていたわけだ。

で、ちょうどつい最近、5000シリーズのAPUが出たんですよ。

これ1個買えば、高騰するグラフィックカードを買わずとも、強力なCPU・GPUが手に入ると。

このAPU自体はけっこう高額ではあるのだが、今がAPUである以上、使い回せるグラフィックカードもないので。


そんなわけで、東京・秋葉原にやってきて、いろいろ見たがソフマップで一式購入することに。

最低限、APU・マザーボード・メモリ(今はDDR3 SDRAM、新しいのはDDR4 SDRAM)があればよいが、

これを機に長く使っているデータ保管用のHDDと電源ユニットも交換することに。

事前に通販を見て価格を目算していたが、だいたいそのぐらいで購入できた。

ケースがmicroATX専用だった記憶があり、microATXでマザーボードを探すのがちょっとした制約だったが、

それでもちゃんと物はあったし、CPUとセット買いである程度安くなった。

今月までJ-Coin Payのキャンペーンもやってるので、ドカンとボーナスが付与された。


このとき、マザーボードのBIOSが対応しているのか店員に聞いたのだが、

やってみないとわからないが対応していない可能性もけっこうあるだろうと。

ただ、「この店じゃなくてもサービスサポートカウンターに持ち込んでもらえれば3300円でBIOSアップデートできるので」という。

これが失敗の1つ目だったのだが、秋葉原を去る前にアップデートをしてもらうべきだった。

結果的にはまた秋葉原に来るハメになってしまったし、実はソフマップでは対応できなかった。


そもそも、いままでBIOSアップデートしないと全く使えないというのは経験がなかったのだが、

新しいCPUが出るとそういうことはけっこうあるらしく、つい最近発売されたAPUは無理に決まっているのである。

じゃあ自分でBIOSアップデートできるかというと、これが難しくて、

なぜかというと今のBIOSで動くCPUがないとそもそもBIOSアップデートにたどり着けないからである。

このことからPCパーツを取り扱う専門店では有償・無償のサービスでアップデートを行っている。

ただ、通販では対応できないことが多く(一部に対応している店もある)、案外難しいものである。

発売から年単位で経過していればそんなに問題ないと思うし、今まではそんなのばかりだったのだが、

今回はそういうわけにはいかなかったということである。


そんなことも知らず持ち帰って、既存パーツを外していろいろやっていたのだが、

まず、CPUクーラーの取り付け方が難しかった。

“AMD Wraith Stealth Cooler”ってやつらしいんですけど、ネジ止め式なんですよ。

だけど、マザーボードにはひっかけて取り付けるタイプの留め具が付いている。

なのでこれを外してネジ止めするのはわかったのだが、ネジを取ると雌ネジが消えた!?

実は、マザーボードの裏に金属板が付いていて、これにネジ穴があって、

マザーボードを挟んで、金属板とクーラーをネジ止めしないといけなかったのだ。


あと、もう1つ、APUをマザーボードに取り付けるとき、浮いたまま固定してしまうミスをしてしまった。

さっきの金属板を見失うミスもAPU取り付け時に浮いているのに気づけなかったのも、

マザーボードを先にケースに固定したことによるミスで、

先にマザーボード単体で取り付け作業をして、ここで最低限の動作確認をしてから、取り付けるべきだったのだ。

さらにBIOSのバージョン不整合があったので、マザーボードを外して店に持っていかないといけなかったのだから。

それでサービスサポートカウンターって調べたら、ソフマップと並んでコジマの店舗もリストにあって、

え? ここでもできるの? と思ったがさすがに疑わしいので電話で聞くと無理だよと。

そりゃそうだよね。他の店に依頼できるかとも考えたが、秋葉原にしかなさそう。

というわけで、またしても電車で秋葉原まで行くことに。

これ、そんなに遠くないからいいけど、遠方の人なら大惨事である。

それで買ったソフマップに持ち込むと、買取含めて作業が混んでて対応できないと言われた。

これはソフマップで買ってそのまま持ち込んでもNGだったかも。

それで他に対応できそうな店というと、パソコン工房だ!

ソフマップ以外で対応できそうな店ということで探したが、東京都では秋葉原か八王子しかなかったので、どちらにしても秋葉原でOK。

店に持ち込んだら30分少しでアップデートして、CPUと組み合わせてBIOS起動まで確認してくれた。

こちらもお値段は3300円、いやはや助かった。


そして持ち帰って組み立てて、Windows10をインストールして、

いろいろアップデートして、そこそこ動く状態になった。

試しにゲームで遊んでみた。具体的には「ウマ娘 プリティーダービー」である。

以前のAPUだと処理落ちがすさまじく、それでもスマートフォンよりマシだが、

これがきっかけで新しいAPUを買いたいと検討した経緯もある。

(もっとも当時は最新アーキテクチャのAPUはまだ出ていなかったのだけど)

最近はプレイ時間が取れずに遊んでなかったが……

これが効果てきめんで、CPU・GPUとも余裕残しでサクサク動いた。


改めて自作PCは難しいと思った。

でも、これだけのPCを既製品で買うとどう考えてもこの値段では済まないのだ。

家と秋葉原を2往復したのはあれは明らかなミスだが、1往復は急ぎじゃなくても必要だっただろう。

手間はそれなりにかかったし、いろいろヒヤヒヤしたけどね。

いろいろAMDの罠にひっかかったなと。AMDは難しい。

でもIntel CPUを買って自作したことはないので、Intelなら易しいかは知らない。

2006年にAthlon 64を買って、Athlon 64 X2、Athlon II X2(このときに今のケースを買った)、APU A8-Series、そしてRyzen APUと。

デスクトップPCは15年もAMDなんですね。

あと4年ぐらいは今ので行くんじゃないか。そしたらもう20年だな。

評価0件は出品者としての実績

PCを起動しようと思ったら、どうも立ち上がらない。

完全に切り分けが付いたわけではないけど、ビデオ関係で何が起きてるっぽい。

とりあえずセーフモードで起動してバックアップも取ったし、

これは作り直しかなぁとなっている。明日は休みだし、東京まで買いに行きますかね。

もう5年半ほど使っているPCなので、作り直してもそれはそれでと思うのだけど。

ソフマップとかツクモの通販を見て見積もってみたけど、それなりの値段ではできそうだし。


PayPayフリマに出品していた商品が売れて、梱包した荷物(ゆうパケット)を、

スマリボックスとか郵便局に持ち込んで、まぁそれでやることは終わりなのだが、

取引相手の評価が画面に表示されていて「0件」というのがけっこうあって、

初めての人なのかな? と思っていたのだが、よく考えたら違いますね。


この評価というのは、ヤフオクとPayPayフリマで共通なのだが、誰もが両方使っているわけではない。

ヤフオクでは、出品者・落札者ともに評価の対象である。

ただし、評価するかは任意であり、落札者が評価しなければ出品者は評価しないみたいな慣例もある。

実際にはどちらが先に評価してもかまわないし、評価しなくてもかまわない。

一方のPayPayフリマでは、購入者は受取連絡のときに必ず評価するが、出品者は評価できない。

これはPayPayフリマは購入手続きするときに、決済も同時に行うので、不誠実な購入者はいないという前提なのだろう。

ヤフオクだと入札と落札決定後の手続きは即決価格で送料が規定されてる場合を除いては別タイミングで、

落札者が誠実に対応するかというのはそれなりに評価する意味があるが、PayPayフリマはそれがないということですね。


さらに言えばPayPayフリマで表示されている評価は出品者としての評価だけである。

というのを今さら知ったんだが。

自分の評価の数字がヤフオクとPayPayフリマで違うから、見比べたらそうだった。

だから、ヤフオクで落札者として評価された実績がたくさんあっても、出品者としての実績がなければ評価は「0件」で正しい。

言われて見れば、落札者としての実績と出品者としての実績を通算するのは誤解を招きかねないわけで、

PayPayフリマのこの評価システムは一理あるんじゃないかと思う。


確かに出品も購入もする人ばかりではないわけですよね。

特に出品はやらない人はトコトンやらないだろうし。

自分自身の評価履歴を見返してもそうだけど、出品者としての評価は一番古いのが2018年だけど、

落札者としての評価は一番古いのが2012年、当時はプレミアム会員以外は入札額に制限があったし、

さらに言えばYahoo!かんたん決済もそんなに使われてなかったから、銀行振込で払ってたんだな。

その後、2013年に「eコマース革命」で入札額の制限がなくなり、2016年にYahoo!かんたん決済が必須化されている。

(ゆえにヤフオクの売上金を銀行振込で受けたことはない)


というわけで0件だからって、ヤフオク・PayPayフリマの実績が0件って訳じゃないよって話。

それなら購入者の評価なんてそもそも画面に表示しなければいいのにと思うけど、

そこは出品者・購入者の画面を対称にした結果なんだろう。

見なくなったユーザースキャン

昨日、自転車でスーパー銭湯に行った話を書いたが、

このとき料金をPayPayで払ったら、やたらボーナス付与額が多くて、

なんだこれ? と思ったら、ユーザースキャン方式の加盟店で還元率を引き上げるキャンペーンをやってたんですね。

そういえばPayPayをユーザースキャンで運用する店、減ったなぁ。


西友とイトーヨーカドーがユーザースキャン方式でPayPayを導入したというのは、

今となればなかなか信じられないことだが、当初はこれでスタートしたんだよね。

旅行先の観光施設などでユーザースキャン方式を使うことはあるけど、

それを除けば最後にユーザースキャンで払ったのって昨年末でオリジン弁当で払って以来のはず。

そのオリジン弁当も今年2月にはストアスキャン化された。

(もっともオリジン弁当はWAONで払うことが多いので、そのストアスキャンもほぼ使ってないが)


これらの加盟店がストアスキャン化されたのは大概マルチマネー対応のためである。

オリジン弁当は今年2月からau PayやJ-Coin Payなどを導入したときにストアスキャン化されている。

当初はPayPay単独とか、PayPayとLINE Payとかそんな導入の仕方だったんですよね。

まず導入する上ではこれが好都合だったわけですよね。

西友・イトーヨーカドーはいずれもPayPayのスーパーキャンペーンの直前に急いで導入した感が強かったし。

ところがその後に他の電子マネーを導入するとなると、これでは不便だと言うことで、

複数の決済サービスを束ねるサービス(SmartCodeなど)を契約したりして、

それに対応したハンディターミナルを用意したり、レジに統合したり、そんな対応をしたんじゃないか。


ユーザースキャンではできないのか? と思うけど、できなくはないと思うのですが……

というか本来はそのためのシステムがJPQRだったはずなんだよね。

ところがJPQRのユーザースキャン用のコードなんて見たことないんだよなぁ。

JPQRはQRコードを1つにまとめることはできるが、決済サービスごとに契約が必要なんですよね。

さらに最大手のPayPayはすでに契約している加盟店でも、JPQRに集約すると契約条件が変わるという話である。

そういうことを考えるとJPQRを軸に決済サービスを増やすのは不都合ということになるんだろう。


というか、PayPayはまだユーザースキャンで使うことあるけど、他のサービスは使ったことないからね。

メルペイ(d払い)のQRコードとか見たことはあるけど使ったことはないなぁ。

FamiPayとかJ-Coin Payはユーザースキャンの加盟店がどこにあるのかという状態である。

どちらもJPQRで申し込むことはできるみたいなんですけどね。

FamiPayのユーザースキャン機能とかそのためだけに付けた機能だと思うのだが、事実上使われてないよなぁ。


ユーザースキャンで導入した加盟店にとっては、先行したPayPayとLINE Payのユーザースキャン加盟店のネットワークが統合され、

これでほぼ決着したようなところはあるんじゃないか。

メルペイとd払いはそこそこ利用者いるのかもしれないけど、多分気にするのはそれぐらいだと思う。

この2つは自分も導入しているけど、メルカリ売上金消化とdポイント消化がほとんどの目的であって、

近所で使えるところがあればよいという程度である。まぁこの辺は人によるだろうけど。

確かに自転車歩行者専用道ですね

今日は有給休暇計画取得日で休み。

メルカリやらで買い込んだ本の整理はさておき、それ以外になんかやることあるかと思ったとき、

近所のスーパー銭湯に出かけようと調べたら、平日は多少安いらしい。

風呂ごときにと思わなくもない金額だったが、たまにはそういうのもよいだろうと、自転車で家を出た。


この店に行くのはかなり久々で、確か多摩湖自転車道から行けば簡単に行けたはずと、

一般道を走って自転車道に入るところに立っていた路線名を表す看板に貼り替えの跡があり

「<253> 多摩湖自転車歩行者道」となっていて、こんな名前だったっけ? と。

調べたら2018年にこの名前になったそうで。

「多摩湖自転車歩行者道」に名称変更します (東京都)

ちなみに、この道路は東京都道に指定されており、路線番号は253、路線名は保谷狭山自然公園自転車道線である。

保谷市(現在の西東京市)と狭山自然公園(多摩湖周辺の都立自然公園)を取ってこの名前らしい。

あくまでも、多摩湖自転車歩行者道というのは、六本木通りのような通り名と同じ位置づけなんですね。


実際のところ、日本国内で純粋な自転車道なんてほぼないんじゃないだろうか。

自転車道として単独で整備された道も、実際は自転車歩行者専用道(自歩道)であることが多い。

自転車道の標識を見るとすれば、歩道と車道の間に設けられた自転車道ではないか。

制度上は自転車専用道路というのは存在するのだが、かなり珍しい存在といってよいと思う。

やはり生活道路である以上は歩行者が流入することはどうしても避けられないことが多いわけですよね。

自転車と歩行者の混在はそこまで危険と思われていないのもあるんじゃないか。


そういう視点で「多摩湖自転車歩行者道」を見てみると、

主な区間は中央線の引かれた自転車レーンと、生垣で区切られた歩行者レーンがあり、

自転車も歩行者も利用する道としては、わりとよくできているとは思う。

所々ベンチが設けられるなど遊歩道としての機能も備えている。

ただ、制度上は全体が自歩道であり、自転車レーンを歩行者が歩いても(これはよく見た)、

歩行者レーンを自転車が走っても(これはほとんど見ないけど)、問題ないということになる。

ここまでしっかりできているなら、制度上も自転車専用道と歩行者専用道に分ければいいのにと思うんだけど、

交差点付近など一部は自転車レーンと歩行者レーンの完全分離ができないので、こうしているのかもしれない。


おそらくここまでやっている自歩道は珍しいんじゃないかと思う。

自転車往復と歩道の3レーンに分けられるだけの幅があるかというのがそもそも問題である。

ここは遊歩道機能を持たせているならなおさら広く使ってるけど、

それを抜きにしてもけっこういるし、歩道が狭くては結局歩行者が自転車レーンを歩き出すからね。

たかが自転車道にそこまでの投資ができるかというとなかなか難しいだろう。


ちなみにこの多摩湖自転車歩行者道は、多摩湖で取水した水を武蔵野市の境浄水場まで運ぶ管の上に設けられている。

広々とした自歩道が設けられているのは水道事業のオマケだったんですね。

緑道公園のような意図もあったらしく、遊歩道としての機能も当初から予定されていたようだ。

長らく多摩湖自転車道と呼ばれていたけど、現在の多摩湖自転車歩行者道の方がより機能を表す名前とも言えるかも知れない。

自転車道としてよい道かというと、これはかなり疑問符が付くとは思うけど、

生活道路としてもレクリエーション目的でも有益な道であることは確かだと思う。

散髪はキャッシュレスにならない

たびたび書いているけど、市内で生活している限りにおいて現金を使う用事として大きいのが散髪である。

あと医者にかかれば医療費も現金で払いますが。これは頻度はそこまででは。

全体としては旅行中が多いんだけどね。


散髪にしても医療機関にしても支払手段が現金だけであることによる。

逆に言えば、それ以外は何らかのキャッシュレス支払手段を持ってるところが大半なわけですよね。

調べたけど、他はコインランドリー(時々布団を洗いに行く)とかプール(そういえば今夏は行かなかったな)ぐらい。

このあたりは極少額なわけで、定期的にまとまった金額を使うのは散髪だけなんですね。

しかし、いろいろ考えたのだが、この散髪というのはキャッシュレス化の必要性が低い業種なんじゃないか。


最近は小銭の取扱コストが問題となることが多いらしいが、

大人の散髪は4000円だから小銭いらないし、せいぜい100円単位である。

ということは小銭はほとんど受け取らないし、つり銭として渡すこともないんですね。

こうすると売上金は紙幣を預けるばかりということであり、金融機関に余計なお金を払う必要はないだろう。


もう1つ、キャッシュレス化のメリットとして、現金の手持ちがなくても買い物などできるというのがある。

これにより高いメニューに手が伸びたりとかいうのがあるわけですよね。

ところが散髪というのはほぼ定額である。今日は手持ちがないからひげ剃りなしでなんて人はほとんどいないだろう。

(というか、それでひげ剃り削っても確か500円ぐらいしか安くならないはず)

また、衝動的に散髪に行くということも少ないだろう。駅やショッピングセンターにある理髪店ならさておき。

だから、手持ちがなくてもお金を使ってくれるというメリットも見込みがたい。


PayPayの手数料体系が見直され、最低でも1.60%の手数料がかかるようになるという。

この手数料率はPayPayがクレジットカード決済を選択できることを考えれば、最低限の手数料率ではないかとのことである。

導入の容易さ、手数料率の低さ、入金の早さを考えれば、依然としてPayPayは魅力的ではあるものの、

典型的には現金よりも高コストに違いはなく、この手数料に見合った効果があるかということが問題である。

これは業種によるだろうということではある。


しかし、現金が低コストだと思っているかもしれないけど、

実はその裏には日本銀行などの公的機関や市中銀行がいろいろなコストを負担しているわけで、

社会全体で見ればキャッシュレス化が進む方が低コストになる可能性はけっこうある。

医療機関のような公益性の高いところで、手数料を肩代わりするような仕組みが必要なのかなとは思う。

「デジタル日本円」なんて話もありますが、既存の銀行間振込を使いやすくする仕組みの方が重要ではないのかなと。

その点でJ-Coin Payのような銀行系の決済手段にもチャンスがあるのではないかと思っているんだけどね。

まぁ今は全くそんなことないんですけどね。