研究室での昼ご飯いろいろ

普段は父がつくった弁当を持って行っているわけだけど、自分で昼食を用意するようにといわれることもある。

そんなときは大概、スーパーでパンを買って持っていくことが多いのだが、

今日は朝ご飯がパンで、もうパンはいらないや、ということでどうするかなぁと頭を悩ませながら大学に向かっていた。


いや、食堂あるだろ、とおっしゃるかもしれないが、この時期の食堂というのは混みやすい。

春には新しい学生がやってくるが不慣れなので、混雑分散がうまくいかなかったり、まぁ大変らしいわ。

丼スタンドで丼をテイクアウトしたり、売店で弁当を買うのも1つの方法だが、丼スタンドの混雑も激しいらしい。

研究室を出て買い物に行くのもめんどくさいし、まして混雑に巻き込まれるのはまっぴらごめんだ、

ということで大学に来る途中でスーパーに寄ってパンを買うのが定番となってたわけだ。

まぁ普段が弁当なので、それに近い方法でという考えもあったわけだけど。


研究室の人の昼食もいろいろで、毎日、食堂という人もいるけど、研究室で食べる人も多い。

丼を研究室で食べる人は多いわけだけど、それすら混雑して買うのに時間がかかるというのはつらい話で、

そんなこともあってか他の方法をいろいろ考えている人もいる。


カップ麺を常備しておいてというのはよくある方法だが、最近はインスタント食品もいろいろある。

CMで見て面白そうだからと日清のカレーメシを買ってきて研究室で食べている人がいた。

レンジがないと調理できないのだけど、研究室なら問題ない。

「夜にカレーライスが食べたいときに便利だというけど、その通りだ」との感想だったが。

その方は冷凍食品も好きで、セブンイレブンで買ってきた冷凍お好み焼きをよく食べている。

このあたりはセブンイレブンは強いよね。イトーヨーカドーと同じ商品を並べているというのもあるんだけど。


ある人は冷凍食品は冷凍食品でも、業務スーパーで買ってきた冷凍食品と家からもってきたご飯で昼ご飯をまかなおうと工夫している。

このきっかけは食堂の混雑と4月の食堂の値段変更かな。だいたい消費税分の変更なのだが、

なぜかみそ汁が20円から30円に値上がりしたということで、しょうもない話といえばそうだが、かなり驚きをもって受け止められた。

彼はもともとご飯を持参して、食堂でおかずを買って食べていたので、おかずさえ研究室で用意できれば良い。

そんなわけで考えついた方法がこれだったようだ。

おもしろいアイデアではあるのだが、現状使ってる冷凍食品が肉ばかりで、緑に欠けるのが悩みだそうだ。

なんかバランスよくする方法はないかなぁということで、豆とかいいんじゃないかなぁ、とアドバイスしたが、

それでも緑に欠けることに変わりは無い。

このあたり冷凍野菜を常備しておけば便利そうだが、それとてそのまま解凍してうまくいくかというと難しいところ。

フライパンを使って炒めることはできるが、そうなるといろいろ手間がかかるので、手間がかからなくてよい方法があるんかなと。

今おもいついたけど枝豆なら豆と緑を両立できるなぁ。これなら冷凍が便利だよなぁ。


それで今日は僕はどうやってパンから逃れたのかという話に戻る。

スーパーであまり考えずに売り場を歩いてたら、皿うどんセットが置いてあるのをみつけて、これはいいなと思った。

けど1つ問題があって、こういうところにあるのって、キャベツ・豚肉ぐらいは別に用意しろという話で、それは都合が悪い。

そこで、ここでは かた焼きそば だけを購入して、レトルト食品のコーナーで中華丼のもとを取ってきた。

これを温めてかければちょうどいいじゃないか。うちでも時々あるよね。

これでお値段は290円ぐらい。実際には今日は30日だから、5%OFFで270円ぐらい。

丼をテイクアウトするときの6割ぐらいのお値段ですわ。そこをベンチマークにするのはおかしいと言われたが。


研究室にあるパン祭りの皿の上にかた焼きそばをあけて、湯せんで中華丼のもとを温めてたわけだが、

実はこのかた焼きそば、2玉分あるんだよなぁ。さすがに2玉は多いが残しても……というわけで1.5玉ぐらいのせた。

その上に中華丼のもとをかけたのだが、「かた焼きそばをそのまま食べてるようにしか見えん」と言われるありさま。

結局、半分ぐらいたべたところで残り0.5玉も足して食べきったのだが、あんの少なさに拍車をかけることになった。

まぁそこは微妙だったところかもしれない。


さほど手間をかけずに、だけどお湯やレンジとお皿ぐらいは使っていいという条件で考えると、

けっこういろいろな昼ご飯が用意できるなぁ、と研究室でのさまざまな挑戦を見て思うところ。

限られた条件ではあるがそんな中でどうやったら豊かな食生活が実現できるか。日々挑戦だ。

火葬時代の遺骨の納め方

今日は祖母の四十九日の法要と納骨があった。

雨ということで大丈夫かと心配して、念のためかっぱを持ってきたのだが、

ちょうど納骨のときは小降りで作業するのに不便しなかったのは幸いだった。

タイミングが悪かったら激しい雨の中、作業することになったのかもしれないから。

これで一段落ということになるわけだけど、その納骨の話でも。


寺の住職に言わせれば「納骨に早いも遅いもない」ということで、好きなときに墓に遺骨を納めれば良いという。

確かに土葬ならば時期の制約はあるわけだけど、火葬さえちゃんとしてしまえば、あとはいつ納めてもよいわけだ。

土葬の時のように早い段階で納めるんだということなら、火葬から帰ってきてすぐに納めてもいいし、

一周忌のときまで家に家に置いておいて、それで納める人もいるようだ。今すぐ納められる墓がない場合は特にそうかな。

とはいえ、四十九日の法要に合わせて納める人が多いのは確からしい。まぁちょうどいい区切りだよね。


その墓だが、数年前に集約・建替をしたので、石を1つのけるだけで納骨用の穴が見えるということで便利だ。

というのも、祖父、このまえ亡くなった祖母の夫にあたるが、11年前に亡くなったときに納骨するのも一苦労だった覚えがある。

なにぶん昔の事なのでよく覚えてないのだが、なんか墓石を全部のけるのに近かったんじゃないのかな。

土葬のときは墓石を全部のけないといけなかったわけだけど、遺骨を納めるだけでそれはあまりに大がかりだ。

そんなところで手間がかかってもしゃあないので、新しい墓になってよかったなぁと思うところ。


これも火葬の時代だからこそだけど、○○家の墓として何人も納めることが多い。

土葬の時代は1人埋めたら、そこにさらに埋めるわけにもいかないわけで、それが土葬があまり行われなくなった理由の1つなのだけど。

その点でも埋葬の方法のバリエーションが増えたわけだな。

詳細は知らないのだけど、思ってたよりもいろいろな方の遺骨がここに納められているようで、

○○家の墓といいつつもそこらへんは柔軟にやってきたようだ。まぁ親戚には違いないですからね。


一方で、遺骨を墓に納めなくても特に問題ないとも言える。ずっと家に置きっぱなしでも害はないし法令上は問題ない。

土葬は立地面での条件が厳しいが、遺骨を納めるだけなら別に家の庭でもあまり問題ない。

とはいえ、法令上はかなり問題で、遺骨を納めるところは墓地として許可を取らないといけないのだが、

現在は個人で墓地を持つ許可をもらうのはかなり困難なようで、現実的な選択肢ではないらしい。

というか墓地って地方公共団体か宗教法人か公益法人しか経営できないようで、一般の会社では墓地を経営できないんだと。

公共の墓地はともかく、それ以外となると宗教法人がやるぐらいしかないのよね。なかなかに厳しい話である。

ただ、火葬してしまえば衛生上の問題はないので、正攻法でやるのが現実的ではない以上こっそりやる分には……というのはあるよね。

遺骨を土に埋めるからめんどくさいのだ、海に撒けばいいというのもこれもまた1つの答えではある。法律上は許容される場合もあるようだ。

とはいえ、ある程度は沖に出て撒かないといけないのは明らかだし、これも相当めんどくさい話ではあるんだけどね。


とかまぁ、火葬の時代においては埋葬のやり方もいろいろあるわけですわ。

どうしても土葬だと期間や位置の制約が厳しかったわけだけど、火葬は遺骨になってしまえばあとはなんとでもなるんだよね。

そこら辺はよく考えた上で決めればいいという話になる。まぁそういうことですわ。

それにしても法律は土葬時代の名残が多いから柔軟性に欠けますなぁ。

遺骨を家に置きっぱなしにするのは、土葬では想定外の事態だけど、現実にあるわけで、

これは害がないから特に問題になってないけど、じゃあ埋めるのはなぜこんなに難しいのだという話になる。

そこらへんも柔軟性が上がればいいんだけど、どうだろうねぇ。

連休はまだ来ない

今日、朝に研究室に行くとこの前退学したドクターの人がいてびっくりした。

いや、話は聞いてたんだけどね。なんか研究費のことで用事があったらしくて来たんだと。

新しい職場は快適とのこと。研究室の姿もうちとはいろいろ違う点が多いようで、へぇと思って話を聞いてた。

このBlogはうちの研究室の近況を知るのに便利だと言っていたけど、大して研究室のことを伝えられているとは思わないんだけどなぁ。

まぁこれでも感じ取れるものがあるんだろうね。


世間では明日ぐらいから連休というところが多いようだが、

大学はカレンダー通りなので、明日は1日だけ休みで、土曜日まで連休は始まらない。

29日から休みにする会社が多いのは、5月1日がメーデーで休みになってるから、それを埋めるようにということらしいね。

そういうものがもともとなければこうなるということだ。


それどころか5月2日はオープンキャンパスで説明役をするようにと言われている。

そういや去年もそんなこと言われてる人がいたなぁ。

去年も5月2日に同じようなことがあったようで、そのことをBlogに書いてある。

やる気のない研究室見学

その去年の5月2日はどういうわけかガラガラの研究室で、ときたまやってくるB1を中心とした来客に応えていたわけだ。

そのときは僕は説明してないけど、M2の人は説明役やってたんだっけ? ちょっと記憶は定かでは無い。

やってたとしても指導教員と交代でやってたはず。


それでもカレンダー通りの休みはあるんだけどね。

連休どっか出かけるかねぇ。こんなんどうかなぁというのはあるけど、実現できるかはようわからん。

まぁここ3週間、毎週出かけてたからねぇ。もうええわという気もしないではないが。


結局のところ、まだ連休はやってこないというだけの話なんですけどね。

指導教員からはアルゴリズムの検討をさっさとしろと発破かけられているので、やることはちゃんとやらんとならん。

市立病院に定額払いがやってきた

うちの地元の市立病院が診療費の定額払い方式を導入したということが市の広報に出ていた。

急性期病院を標榜しているのだからそのうち導入するだろうとは思ってたが。


DPCとも言われることがあるが、DPCはDiagnosis Procedure Combinationの略で診断群分類の意味で、

これ自体に定額払いの意味は無くて、DPC/PDPSと呼ぶべきなんだとか。

患者の病名・診療内容をDPCで分類して、これで1日あたりの診療費を決めるという意味なのよね。

ただし手術や高額な検査はこれまで通り出来高払いなので、

定額になるのは入院基本料や薬、基本的な処置・検査の部分だ。


導入の意図はいろいろあるんだろうけど、

健康保険の保険者など支払側にとっては不必要な検査・処置などを抑制して診療費の支払いを抑えたいという理由が大きいだろう。

これまでの出来高払いの場合、必要性の薄い投薬・検査・処置についても請求できるかも知れない。

定額払いにすれば本当に必要なことしかやらないだろう、ということで支払者にとっては都合がいい。

とはいえ、ちゃんと必要なことはやってもらわんと意味が無いので、そこで重要になってくるのが標準化だ。

DPCで分類して分析することで、効果的な治療とはなにかということが見えてくるのだろう。

DPCは定額払いのためだけのツールではないということだ。まぁ患者にとってのメリットはここだろうね。

医療機関にとってのメリットだけど、これまで急性期病院というのはなかなか経営面で厳しいところも多かったようだ。

定額払いでまじめにやれば出来高払いのときよりも増収になるところが多いようで、

医療機関が定額払いを選ぶ理由はそこにあるようだ。


DPCでの分類に応じて診療費が決まると書いたが、病院によって同じ分類でも診療費が異なるようだ。

ここは病院の機能とか評価した上で調整係数というのが決められて、これが基本の点数にかかって決まるようだ。

病院情報局/特集

ここに機能評価係数IIの高い病院ランキングというのがある。DPC病院I群は大学病院、II群は大学病院に準ずるもの、III群はその他と。

これでその地元の市立病院をIII群のところから探してみたんだが、県内ではかなり上位にあって驚いた。

この係数が実際の診療費にどれぐらい影響するのかはよくわからんのだけど、高く評価されているらしい。


最初にいきなりろくに定義も書かずに急性期病院という言葉を書いたけど、

そのまま意味を取れば症状が急激に現れた患者を診る病院ということになる。ただ、急激にというのもけっこういい加減な言い方である。

手術だとか必要とする患者を入院させて、それでさっさと退院させる病院という言い方の方がわかりやすい気がするな。

一般的な病院のイメージはこれだろうから、急性期病院というけど特別なことはないような気もする。

むしろ回復期とか慢性期に対応する病院の方が少ないんかなぁと思うのだが、どうなんでしょうね?

なので、定額払いは今後さらに普及するんだろうなと思うけど、どうなんでしょうね。

新しい夜行高速バス

この前の人事面談の帰りは近鉄バスの高速バスだった。

なにげに近鉄バスの高速バスって初めてなんだよね。

これまでJRバスを使うことが多くて、近鉄バスの強い九州方面や東北方面にバスを使うことがなくて。

近鉄は一般路線は厳しい路線が多そうで、高速バスが会社を支えていると言っても過言ではないのではないかと思う。

そんな会社だからかな。高速バスでは新路線の開設やサービスの向上を積極的に進めている印象がある。

ツアーバスとの戦いの中でも格安便の運行だとかうまいことやってきたのかなと。


そんなわけで、初めての近鉄高速バスだが、まず乗って驚いたのは床が木目調だったこと。

だからどうってことはないんだけど、あまりバスらしくないデザインだよね。ゆっくりくつろいでほしいということか。

そして座席にカーテンが取り付けられている。これは最近流行だよね。

高速バス/車内設備 (近鉄バス)

しかし、写真を見てもわかるけど、左右の座席にはカーテンがあるが、中列にはカーテンがない。

ギリギリで予約したからかな。中列に割りあてられカーテンの恩恵はなく残念。

あとこれも最近は流行だけど、座席にコンセントがあるので充電ができる。

もう1つ気になったのが頭の方が妙に広い不細工なシート形状、近鉄バス曰く「安眠の強い味方 大型ヘッドレスト」だそうだ。

確かに頭にはよく合ってた気がするな。

あと気付いてなかったけど、プラズマクラスタも搭載してたのか?


逆に車内サービスとしては古風なサービスがお茶のサービスだな。

昔はトイレのところに給湯器があってそれでお茶を出してというのがあったような気がする。

JRバスも地元のバス会社もやってないし、縮小傾向にあるサービスと言ってよいのではないだろうか。

乗客もどこまで重要視してるかよくわからんしね。やめるという選択はそれはそれで正しい気もする。

近鉄バスではクーラーボックスにお茶のパックを入れて置いて、それで提供している。けっこうお金かかってそうだなぁ。

まぁそれはいいんだけど、ちょうど僕の座ってた席がトイレの横の席で、お茶の入ったクーラーボックスも近くにあるのよね。

それでバスが大きく揺れると、クーラーボックスの中身も大きく揺れて、ガシャガシャ音がするのがちょっとうるさかった。

それでもグースカ寝てたんだから相変わらずだが。


そんな具合にサービス向上に積極的な近鉄バスだけど、難点は共同運行会社とサービスが必ずしも統一されていないことだ。

単独路線はいいけど、たいていの路線は共同運行路線だから、共同運行相手の運行するバスに当たることはある。

各路線の説明には「共同運行会社担当便とは異なる場合があります」とあるから、サービスが異なることは示されている。

けど、どっちの会社が運行する便が選べるわけでもなく、サービスに期待して選んでみたものの期待外れということは起きうるわけだ。

多少は仕方ないけど、大きな差が生じないように調整は必要だろう。

路線によって新しいサービスの導入時期が異なるのは共同運行会社との調整というのも大きな理由のような気がする。

そこら辺、JRバスは協調して新しいサービスが導入できるのは強いと思うわ。

分社化されて半分になってた

朝、大学近くの駅(といっても普段使っている駅ではない)に到着して、朝ご飯を食べて、

大学行きの始発バスに揺られてたどり着いたら7時半、普段より1時間半ほど早い到着だった。

それから、いつも通りにやってたわけだけど、さすがに昼食後は眠かった。

そんなこんなで家に帰ってきたわけだけど、長旅だった。


昨日、この4月に入ったばかりの方からもいろいろ話を聞いたのだけど、

同期の人数を聞いて「えっ?」と思った。過去の実績に出ていた数字の半分以下だったから。

どういうことか詳しく聞くと、国内の営業部門が分社化され、今年から採用も別立てになったようで、

過去のデータとして書かれていた分社化前の数字と比較とすると、半分ぐらいになったようだ。

過去を振り返ってもかなり少人数とのことだが、分社化された会社含めグループ全体での数字を聞いたら、

過去と極端には変わってないようだから、純粋に分社化の影響ととらえればよさそうだ。


国内の営業部門が分社化されたという話は説明会でも聞いていた。

技術職だとセールスエンジニア、システムエンジニア、ようはお客さんの要望を聞いたり、それに応じてシステムを作る仕事だね、

そこが営業部門と一緒になってるわけだから、国内の仕事については分社化された会社でないとできない。

ところが不思議なことに海外の営業部門は分社化されず残っているようで、エンジニアリングの仕事がないわけではない。

僕は製品開発のところで活躍できたらと思って応募したので、このあたりのことはあまり考えてなかったのだが、

確かにそんなことは説明していたのを覚えている。


とはいえ、扱う製品の都合、製品開発からするとお客さんが遠いのではないかと話はある。

新人研修のときにはエンジニアリングの仕事をやる機会もあるんだと思うが、

そこで活躍するかはともかくとして、よく学ぶことが大切だなと思っている。

製品の活躍の場を知らないとどんなものを作るか想像できないわけだから。


それにしても分社化したからといって採用を別立てにしたのはよかったんですかね。

グループの複数社で一括して採用してというやり方してる会社は少なくないよね。一括してやれば宣伝はやりやすいだろうな。

特に、エンジニアリング部門は国内と海外というだけで分かれてるとすれば、そこを明確に分けることって重要なの? という疑問はあるよね。

細かい仕事内容を知らんのでなんとも言わないけど。ちゃんと意味はあるんだろうけどね。


思ってたより人数が少ないことにも驚いたのだが、もう1つ驚いたのはうちの大学の他の専攻からももう1人来るらしいということだ。

たかが2人だが、分母が小さいから割合にしてみるとちょっと驚く数字だ。決して近くの会社じゃないのに。

そのことはリクルーターの方も驚いていたが。

人事面談+職場見学+親睦会

最終選考合格の知らせを受け取り、そこで内々定となるのかというと、
あと少しやらないといけないことがあって、それが人事面談である。
意思確認を行うということなのだけど、推薦だし、電話口ですまないかなと期待していたのだが、
本社に来るようにとのことで、日時を決めて、いくことになった。


集合が夕方というのは近所の人にとっては少し学校を早く出てそれで済む話だが、
僕にとってはそんなのも別にありがたいわけでもなく、家を出るのは遅くできるにしてもどうせ一日仕事。
うーん、めんどくさい。と思ってたら、その翌日、人事面談当日の予定というe-mailが届いた。
その内容を見て驚いたのだけど、
人事面談30分の後、大学OBの技術者との面談と職場見学30分、その後、親睦会を考えてるとのこと。
夜行バスで帰る予定だったので、遅いのは大丈夫なので、親睦会をやるなら喜んでと返事した。


だからいつもより出る時間は遅くて、往路は工夫して新幹線区間を少し短くしたりしてみた。
なにしろ今まで、支給された交通費が不足していたから、ちょっとだけ浮かせようと思ったのだ。
そして本社に到着、ほぼ1週間間隔で3回目、会社説明会も入れたら4回目だ。
面談の最初に交通費を支給されたのだが、これまで2回の金額よりずっと高い。
「往復分ですから」って今まで片道分しか渡してなかったんかい! いや、片道分にしては高いけど。
それでなにをやるのかと思ったら、最初に面接の評価と、適性検査の評価を教えてくれた。
あのひたすら足し算をする適性検査でわかったことはこんなこと、と教えてくれるのはありがたいか。
就職活動の状況の確認だとか、なんでこの会社にしたのとか、そういうことを確認してきた。
まぁ合格したからしゃべれることというのもあるんかもね。僕は面接のときにも率直に言ってたけど。
その上で、内々定通知を渡され、受領書を記入して、これで正式に内々定と相成った。
今後のスケジュールの説明があったのだが、7月下旬と10月上旬にまた本社に出向くことになるそうだ。
7月下旬は会社の祭り、10月上旬というのは内定式だね。10月1日ではないらしいが、それぐらいとのこと。
あとなにか質問あります? ということで寮のことだけは聞いておかないと、ということで聞くと、
11月ごろに自宅からの経路を申告した上で審査して決めるとのことだが、認められるでしょうとのこと。


その後、大学OBの技術者との面談と職場見学、
これまで面接のときに面談してくれた人だけでなく、いろいろな人がきてくれて、
大学での説明会で会いましたねとか、会社での説明会のとき質問してくれましたねとか、
まぁなんかしらないがこれまでに会ったことがある人は多かったらしい。
職場を見せてもらったのだが、ちょうど僕が希望しているハードウェアの開発部門のフロアを見せてくれたが、だいたい想像通りだった。


そして、会社近くの飲食店で親睦会、
そこで職場のこと、会社のこと、リクルートのこと、そして、この4月にやってきた人が研修のことやら教えてくれたり、
いろいろとイメージが広がる、よい機会だったとおもう。よく人事の人も急に手配してくれたもんだ。
ちなみに話を聞くと、この親睦会のお代は会社が負担する部分があるようで、一緒に来てくれた技術者のおごりでもないらしい。
「いろいろ言ったけど、一番伝えないといけないのは、ちゃんと卒業してくれよということだ」ということでお開きとなった。


そして今、ネットカフェでBlogを書いて、
ここからバスで大学近くに行き、研究室に直行する。
変わったルートだとは僕も思っているけど、会う人会う人、ようやるわと返される。
そんなこんなで今までよりいくらか安く済んでいるのだけど、今度は支給額が多すぎる。
まぁ今までの穴埋めでちょうどいいぐらいになりそうだけどね。

「献血の輪を広げてもらえませんか?」

今日は大学に献血バスが来ていたので、400mL献血をやってきた。

どうでもいいけど献血バスの後ろに「A型 O型 B型 AB型 不足」って書いてあるんだけど、

あれ、足りてる血液型を消すことってどれぐらいあるんだろ。なんか貼ってあった跡があったからあるにはあるんだろうけど。

A型はいつも不足してる気がする。


献血に行くと、けっこう人が多くて驚いた。

ただ、採血の看護師に聞くと、さっきまではさっぱりで、授業が終わったときに一気に来たとのこと。

大学に行くと時間帯によって来るのと来ないのの差が激しいとのこと。なるほどなぁ。それでも待たされなかったけどね。

献血バスで献血すると決まって「すごい回数ですねぇ」と言われるんだけど、

そりゃバスではなかなか27回とかやってる人は見ないよねぇ。「成分献血もやってくれてるんですね」と納得するのもお決まりだが。


献血が終わった後、いろいろもらうわけだけど、その中にこんなことを書いたチラシが入っていた。

献血の輪を広げてもらえませんか?

今日の献血のことをSNSにのせてみんなで献血の輪を広げてくれませんか?

「献血中の様子を撮って欲しい!」という方は受付係員にお声をかけて下さい。お手伝いいたします。

10~20代の献血者が、13年前に比べると半数以下になっています。あなたの発信が、大きな輪になることを信じています。

終わった後に渡しても遅いわ! という内容も含まれているが、なるほどなぁと思った。

というわけでこのBlogでも取り上げてみた。


研究室で「献血行ってきたぞー」という話は言うのだが、僕に続く人はなかなかいない。

そんな中、ある学生がもらってきた記念品を見て「これ見ると心が揺れるなぁ」と言う。

「それなら行けばいいんじゃないの?」というと、「過去に献血に協力したことあるんだけど、採血が途中でストップしたり、採血後に体調が悪くなったりしたからなぁ」と。

「あー、それはやめた方がいいわ」と言ったんだけど、ここで思ったのは、献血に協力したいと思っても協力できない人は少なくないよねってことだ。

体重などの条件を満たせない人、過去の病気や薬の問題がある人、血管が見えにくくて採血しにくい人、体質的に献血に合わない人、

いろいろあるけど、なかなか簡単なことではないのよね。公園の草引きとは事情が違う。


そうなんだけど、大切なのは挑戦しようとしてみることなんだと思うのよ。

問診医に「その薬はダメだわ」と言われたり、検査の看護師に「血管見えんわ」と言われるかもしれないけど、挑戦しないとわからんのよね。

そりゃまぁつまようじのような太い針を刺すのは怖いと思う人もいるだろうけど、それもやってみないとわからんよね。

そこで職場や学校に献血バスが来たときはいいチャンスだと思うのよね。

安全に採血できる条件さえそろえば、案外なんとかなりまっせ、というのが僕の感想だ。

それをきっかけにして年2回ぐらいバスが来てくれるなら、バスが来てくれた時に毎度400mL献血に協力できれば上等だ。

なんやかんや言うけどこれが一番楽だと思うわ。

バスは狭いし、飲み物も種類少ないけど、向こうから来てくれるのだし、400mL献血は時間も短くて協力しやすい。

こんな狭苦しいバスはお断りだとか、体重軽いから成分献血でと言うなら、献血ルームに行くのもいいし、協力の仕方はいろいろだけどね。


ちょっと前に「人間を救うのは、人間だ。」という標語を掲げた赤十字社のポスターをよく見たんだけど、今でもあるのかな?

【日本赤十字社】赤十字運動と各事業のご紹介 人間を救うのは、人間だ。

救われる人間というのは、赤十字社の本来の目的からすれば戦争に巻き込まれた負傷者や捕虜なんだろうけど、

平時のことを言えば、災害に巻き込まれた人々や、病気の人々ということになるだろうから、救われるべき人になる可能性はどこにでもある。

じゃあ救う人は誰なのかというと、なにより赤十字社の職員だが、それだけじゃないと思うんだ。

赤十字社を金銭的に支える社員(活動資金を毎年寄付する個人・法人)もそうし、赤十字の活動に関わるボランティアもそうだろう。

そのボランティアの中には献血に協力する人も含まれるはず。

赤十字社全体の活動からすれば血液事業という限られたところに限った話ではあるんだけど、

献血バスや献血ルームで条件が合えば、30分(400mL献血)とか2時間(成分献血)と、そんなに時間もかからずに協力できることなんでね。

そこにいる献血バスに行くだけで、わりに簡単に人間を救うことはできるのかもしれない。

「人間を救うのは、人間だ。」というのは壮大なようで、一部を切り取れば別にそんなこともないと、僕は思っている。

C制と加筆するチケットプリンター

面談にいくためのきっぷを用意しないといけない、というわけで真っ先に復路のバスの予約を。

面談は夕方なので、夜行バスで翌朝、直接研究室に行こうという算段である。

そして往路は鉄道なので、いつものように近畿日本ツーリストの店舗に近鉄とJRのきっぷを買いに行った。


クレジットカードできっぷを買えるところではたいていカード払いを選ぶが、

カード払いにする場合、購入したところでしか払い戻しできないという制限が付くため、C制と記す必要がある。

昔は、C制というスタンプを押して渡してくれることが多かった。

今も近鉄のきっぷにはC制というスタンプを押して渡してくれる。

ところがここ最近はJRのきっぷについては 「[C制] 払戻は発行箇所でのみお取扱い致します」 と印字されたきっぷが渡される。

以前からこういう印字をしたきっぷを渡してくる場合もあったのだが、C制のスタンプで渡してくるところの方が多数派という印象だった。

けど、最近は必ず印字したのを渡してくれている。印字した上にさらにC制のスタンプを押して渡してきたことはあったけど。


JRの駅できっぷを買うとC制は必ず印字で渡してくれる。

けど旅行会社の窓口ではC制を印字して渡すのは難しかったのかもしれない。

というのも、旅行会社できっぷを買うときの流れは、

  1. 申込書を渡す
  2. きっぷを用意してもらう
  3. きっぷを確認する
  4. 代金を支払う
  5. きっぷを受け取る

きっぷを用意してくれた時点では支払方法を伝えていない。きっぷを確認した上で金額が知らされ、代金を支払う。

だからきっぷを確認する時点では [C制] と印字したきっぷを用意することはできない。

それでスタンプを押すという方法が好んで使われていたんだと思うんだよね。

JRの駅で購入する場合、代金を支払ってから、きっぷを見せられ、確認して受け取りとなっていた覚えがあるから、

支払方法に応じて [C制] と印字したきっぷを用意できていたのだろう。


じゃあどうやって確認段階では [C制] となっていないきっぷに [C制] を印字していたのだろう。

まさか発行したきっぷを破棄して、改めて発行し直してるのか? そんなもったいない。

ずっと疑問だったのだが、チケットプリンターにきっぷを突っ込んで処理している姿を見て、

[C制]の印字だけを書き足してそうだと思った。

それで今日、きっぷを買うときに確認時に見せられたきっぷ と [C制]と印字してわたされたきっぷが同じものか検証してみた。

旅行会社で発行されるきっぷの用紙は通し番号があらかじめ印刷されているので、これを比較すればわかる。

結果は印字前後で番号は変化していなかった、すなわちチケットプリンターで書き足していることがわかった。


JR券のチケットプリンターはいろいろな機能を備えてるんだな。

[C制] と書き足す機能というのは旅行会社にとってはありがたいな。[C制] ってスタンプを押せばそれでしまいなんだけどさ。

チケットプリンターと言えば、あまり旅行会社では印象ないんだけど、

駅では乗車券類変更するときには変更前のきっぷをチケットプリンターに突っ込んでやってたはず。

あれで変更前のきっぷの情報を読み込んでるのかな。

あれと汎用コンピュータさえあればJR券のことは何でもできるということなのかな。

なかなか高そう。けど今は感熱紙だけど、そのまた昔は熱転写だったそうだから、リボンやらもっと手間のかかる代物だったから、今はまだましか。

あれから9年後、技術者として就職する

先日、二次面接を受けに行った会社から選考に合格したというメールが届いた。

すなわち来年4月からこの会社で働くことになるわけだ。

まぁ木曜日に面談に行って、そこで意思確認の上、内々定が与えられるという話なので、

今の時点では厳密には内々定ではないのだけど、ほぼそうだろう。


この会社、実は大学で行われた会社説明会のときに最初に話を聞いた会社である。

まぁ偶然といえばそうなのかもしれないけど、そのとき面白いもの作ってるなと思ったものだ。

これまで扱ってきたデジタルのハードウェアの技術とか生かせそうだなぁ、なんて夢が広がったものだが。

ただ、第一希望だったのかというと実はそうでもなくて、第二希望として考えていた。

その第一希望の会社はどうなったのかといえば、学校推薦で受けようと準備を進めてたらなぜか門前払いを食らったわけだけど、

それで素早く切り替えて、4月になってから3週間で決まったんだから、それなりに早く決まったのかなと。

門前払いは非常に後味の悪い話だったが、結果的にはよかったのかなと思っている。


割に早く決まったのもよかったけど、それ以上によかったのは面接で僕の実力を適正に評価してくれたことだ。

はじめての採用試験 ・ 9日ぶりに向かうは二次面接

高専→専攻科→大学院というかなり特殊な経歴を持っているわけだけど、そこはちゃんと理解してくれたし、

これまでの研究などの経験も評価してくれた。その適性を踏まえた上でこんな仕事はどうかなと提案してくれたりもした。

その上で採用したいと申し出てくれたわけだから、本当にうれしいことだなと思っている。

これで実際に働き始めてから職場での評価がどうなるかは知らないけど、そこは技術者同士のことでもあるし、

この会社ならいけるのかな? とこれまで会った人々を見ても思うところ。わからんけどね。


二次面接のときに経歴の確認の中で高専に入学した理由、大学院に入学した理由を聞かれた。

9年ほど前、中学生の頃、僕はなにを思って高専に進学することにしたのか、そこが原点だよな。

理科が得意科目で、それを生かして将来どんなことができるかなぁと考えたとき、技術者かなとなったんだよな。

そりゃ科学者とかあるけど狭き門だろうと。どのみち技術者になるのなら早い方がいい、と高専を選んだのだった。

高専に入ると工学以外の道は封じられる、というと言い過ぎだけど、それだけに重い決断ではあったわけだ。

けどそれでも大丈夫だ、どうせ技術者になることになるんだろと。そういう姿を想像した上での決断だった。

それから今で8年、就職するときには9年だね。9年経って、当初、予言した通りになるわけだ。

そりゃそういう道を選んだんだから当然なんだけど、電気の技術者としていろいろ夢はあるので、前向きに挑戦していきたい。


僕の強みを生かせそうな会社で、会社も僕を評価した上で採用を決めてくれて、いい会社にありつけたなと思っているのだけど、

勤務地はほぼ本社の事業所らしいのだけど、本社によびだされるごとに列車で時間をかけて行ってることからもわかる通り、けっこう遠い。

地理的な事情は考えずに、おもしろそうだなと思った会社をあたった結果がこうなんだけどね。

どうせ生まれてから過ごしてきた地元からは離れることになるのはわかってたんだけど、一気に飛ぶので慣れるまでは大変?

そこはなんとでもなると思うが。まぁ最繁忙期は移動できたもんじゃないだろうけどね。