今日はコンサートで横浜に出かけていた。
もう慣れた感じもあるけど、中区が目的地というのは久しぶりな気がする。
(横浜駅周辺・みなとみらい地区は西区、新横浜駅周辺は港北区)
でも、地図をよく見ると桜木町駅下車でいいんですか。
前日、あわや中止かもという話が飛んできた。
【お知らせ】当社所属の大橋彩香の経過と、明日7/31(日)開催のアコースティックライブに関しまして
知っての通り、全国的に新型コロナウイルスの感染者が増えているが、
その中で濃厚接触者に該当すると通知を受けたそうである。
今は濃厚接触者の自宅待機期間は5日まで短縮されているのだが、
わざわざこういう話が出るのは、この範囲に入ってしまったからなのだろう。
濃厚接触者というのもなかなか条件が厳しいもので、その点では心配だが、
だから必ず感染するというものでもなく、ましてそれで即NGともならなかった。
おそらくは接触から2・3日目に抗原定性検査を行って陰性を確認するという方法で打開できないかと考えたのだろう。
結果的にはこれで問題なしとなり、開催にこぎつけたのだった。やれやれ。
さて、今日の会場は「Billboard Live YOKOHAMA」というライブハウスである。
横浜市役所の真向かいなのだが、レトロな見た目の建物である。
まぁさっきの見てもわかるだろうtが、ここで行われたのが大橋彩香さんのアコースティックライブである。
これまでのライブでもアコースティックコーナーとして2曲程度、アコースティックな表現を取り入れていたところである。
いつか全編アコースティックライブをやりたいねという話は前からあったのだが、
アコースティックアレンジのCDが出ることになったのをきっかけとして実現したのがこれ。
それにしても会場である。写真を見て食事用のテーブルが並んだ姿に戸惑ったが。
見ての通りレストランであって、音楽を楽しみながら飲食できるという店である。
確かにライブハウスの原義はそういうところにあるとは聞いていたが。
今まで全く縁がなかったので、どうにも敷居が高いというのが正直なところ。
チケットを買うにも座席の区分がいろいろあって困ったのだが、
大きく分けてステージがあるのと同じフロアをサービスエリアといい、上の階に設けられた座席をカジュアルエリアという。
その中でも座席位置によっていろいろあるのだが、もうシンプルに一番安い「カジュアルエリア サイドシート」を選んだ。
ファンクラブ先行販売というのはあったがあっさり買えてしまった。
正直なところ、アコースティックライブというコンセプトはあっても、こういう会場を選ぶのはとても意外だった。
それこそすぐ近くのパシフィコ横浜国立大ホールを満席にしたりするような人である。
そんな人が300人も入らないレストランで、今日の2公演のみとなれば、それは大変な争奪戦になりそうなものである。
ただ、それが実現してしまったことには新型コロナウイルス騒動もあるのだと思う。
そもそも従来のように集客できない中で、2公演目はインターネット配信を併用、
狭い会場ではあるが、遠征を躊躇するもの含めて、多くのファンの期待に応えられるように工夫したわけである。
Billboard Liveとしても従来の客に逃げられた面もあったかもしれないし、
そういう中で集客が見込める公演ができることはありがたいことだったのだろう。
正直なところ来てみるまでよくわかってなかったのだが、カジュアルエリアの仕組みは一般的なライブハウスに幾分近い。
バーカウンターに行き注文すると。飲み物だけでなく、食べ物も買えるのはなかなかだが。
ドリンクチケットが付いていたのだが、定価だと700~900円ぐらいなんですね。
それだけのものではあるんだろうけど。お金を付け足して特製カクテルを注文した。
サイド席というのはセンター席より格下扱いだったが、そもそも2階から眺めがよい中で、むしろステージに近いならば同格かよいぐらいではないか。
ともあれ、これはよいチョイスだったということで。
席から下のサービスエリアを見ていたが、ウエイターが回って注文を取ったりしていた。
これがサービスエリアの意味だったんですね。ゆったり音楽鑑賞・飲食を楽しむにはそれがいいんでしょうが。
あとなんやかんや言ってもステージと同じ平面で楽しめるのはいいでしょ。
ところで新型コロナウイルスの感染拡大期にあって、
このような飲食が伴うイベントというのは心配事なのはその通りである。
でも、さほどグループで来る人がいないからか、開演前含めてみんな黙ってたし、
映画館と同じく、飲食があってもしゃべらないなら……というやつですかね。
マスク着用の励行、声出しの禁止は徹底されていたし、行儀の良いファンが多いのは助かる。
内容は素晴らしかった。これを現地で見られたのは幸せなことである。
2部制なので公演時間はコンパクトだったが、それでも満足感は高かった。
ここまでアコースティックコーナーとかCD発売とかで磨いてきたものが存分に表れていたのではないかと思う。
これは本人の趣味だなとも思うんだけど、それでしっかり歌いこなすのだから。
帰ってきて夕食作ってやっていたら、ちょうど第2部の時間だったようで、
インターネット配信で鑑賞している人があれこれ感想を言っているのが見えた。
(第2部をインターネット配信でおかわりというのも考えたが、満足したのでそれはやらなかった)
アコースティックだけに現地が一番いいだろうけど、
それだけに留まらない形で楽しんでもらえているのはとてもよいことだ。
というわけでよかったんじゃないですかね。