西の京から正倉院展へ

今日は奈良へ行ったのだが、まずは西の京へ。

昼間なら急行停車駅だが、まだ急行が停車しない時間らしく各停で。

まだ学生も乗ってたもんなぁ。普通に考えれば遅刻のような気もするけど。


西の京に来るのも久しぶりだが、少し前まで薬師寺も唐招提寺も工事が多かった。

どちらも落ち着いたようで寺が工事現場という感じはなくなった。

そんなわけで昔、工事現場の中を拝観した覚えがある唐招提寺へ向かった。

なんであんな工事現場の中を拝観したんだろうと今にして思うんだけど、人に連れられて行ったんだよね。

多分、2000年~2009年で実施していた金堂の修理中だったんだと思うけど。

それと入れ替わるように薬師寺で東塔の修理をしていたから西の京はずっと工事中という印象があったんだろうと。


そんな唐招提寺、修理が終わった金堂は立派だし、平城宮の建物を移築した講堂もなかなかだし、安置された仏像もなかなか。

ちょうどバスツアーの人がいて、ごったかえしていたので、その人たちを避けるように参拝していた。

唐招提寺の中には「新宝蔵」というのがあり、別に200円払えば入れるようだ。

中に展示されているのはほとんどが壊れた仏像である。

顔が失われたり、手足がちぎれてたり、逆に顔だけだったり。

でもそれでも「重要文化財」「国宝」とか書いてある。奈良時代から残っていることが貴重なのである。残っている部分だけでも芸術的意義が大きいのである。

実際に使う物は新しく作るとしても、壊れたなりに残し続けることは使命ということである。

あと、金堂の修理時に下ろした鴟尾もあったけど、一方はなんと奈良時代のもの。

文字通りの「天平の甍」である。そんなものが残ってたとはなぁ。


その後、奈良公園へ移動して、奈良国立博物館へ。

先に なら仏像館(本館)へ行き、「奈良博プレミアムカード」を購入。

これは1年有効で奈良博の特別展4回(同一展覧会は2回まで)と国立博物館4館の平常展が見放題である。

東博の会員制度変更に耐えきれなくなり、いろいろ検討した結果こうなった。

なぜわざわざ奈良博なのかというと、3500円しかしないのである。安すぎる。

正倉院展を見て、平常展(なら仏像館)を見ると、それだけで2200円する。

+1300円で国立博物館メンバーズパス(2500円相当)が付いてくるだけでお得である。

あと、多分あと1回ぐらいは奈良博の特別展を観に来るんじゃないかな。

というわけで、ものすごくお得な会員制度なのである。

もちろん東博が平常展だけで満足かというと、そうもいかないと思うが、

特別展を観に行った日に平常展も見るとなるとお金がかからないが、

そもそも1日でいろいろ見るのが大変だし、平常展の展示替えを追うには少なすぎる。

東博は平常展1回見るだけで1000円もするから、都度払いでは気軽に見られない。

だから、平常展は好きなときに見れて、あとは厳選して特別展を観に行くという形でいいんじゃないかと思う。

そのために奈良博の会員制度が役立つというのもどうなのかとは思うけど。


正倉院展はデカイ銀壺が印象的で、細かい部分まで観察してよくできてるなと。

去年よりは正倉院展も人入れるようになったのかな。

混むところは混むけど、じっくり見てもあまり迷惑にならないところはあって、目玉のはずなのに意外と……だったのはなんでだろうか。

初出陳の品は「これ?」という感じでネタ切れ感はあるが、やはり布物を掘り下げたいんだなという意図は感じた。


その後、東大寺境内を散歩して、正倉を見学して、近鉄に乗って帰ってきた。

西大寺での乗換待ちがちょっと長かったので、構内を見て回ってたけど、

VIEW TERRACEというフードコートのようなのができていたり、

焼肉のファストフード店「焼肉ライク」ができていたり、ちょっと変わったなと。

開業当初からずっとある店もあるんですけどね。

旧奈良監獄は最近まで拘置所だった

奈良の人が「旧奈良監獄」のことを話題にしていて、

そうかもうあれは現役の刑事施設ではなくなったのかと感じる。

実は最近まで奈良拘置支所という名前だったのである。

一般的には2017年までの名前である奈良少年刑務所として知られていたと思うが。


奈良監獄という組織は明治早々にあったらしいが、現在の建物ができたのは1908年のこと。

その後、奈良刑務所となり、1964年に奈良少年刑務所と名前を変えた。

少年刑務所と付く施設はいくつもあるが、少年を含む若い受刑者を収容する施設という意味でとらえたほうがよいようだ。

ただ、刑務所というのは全般的に受刑者が減っており、その中でも若い受刑者というのはなおさら減りが大きい。

そんな中で建物の老朽化、とりわけ耐震性の不足が問題となり、刑務所としての機能は他の刑務所に集約された。

それが2016年度末のことだという。

同時に重要文化財「旧奈良監獄」となり、文化財としての保存・活用の道を行くことになった。


ただ、だからといって単純に閉鎖されたわけではなかった。

なぜかというと刑務所には受刑者を収容する以外の機能もあったためである。

多くの刑務所では拘置区というのがあって、そこに裁判中など刑が確定していない人が収容されているのである。

奈良県であった事件は奈良地方裁判所(あるいは支部)で裁判が行われる。

奈良地方裁判所に対応するのが奈良少年刑務所の拘置区だったのである。

というわけで、奈良少年刑務所は一旦、奈良拘置支所と名前を変えることとなった。


その後、今年になって隣接地への奈良拘置支所の移転が完了した。

全国初の「合築」運営 奈良拘置支所・少年鑑別所の開庁式 (奈良新聞)

家庭裁判所に対応して必要なのが少年鑑別所、これももともと刑務所隣接地にあったようだが、こちらも移転となった。

あわせて1つの建物にして、奈良拘置支所・奈良少年鑑別所として開所、

2つの施設が1つになることは全国で初めてだそうで、奈良県内の事件数にフィットした施設になったということではないか。

これをもって「奈良拘置支所」の看板も外れ、現役の刑事施設としての役目を終えた。


旧奈良監獄の活用としては「監獄ホテル」というのが言われているが、

閉鎖の原因となった耐震性などいろいろ手を加えるところがあるので、まだしばらくかかる。

とはいえ、奈良県や奈良市としても期待が大きいプロジェクトであることは確かで、

これは奈良県が観光地として人気が高いにもかかわらず、県内での宿泊が少ないと嘆いていることの対策になるためでもある。

すなわち、旧奈良監獄という歴史ある施設が見学できるようになるだけでなく、

さらにそこに滞在して奈良観光ということもできることである。


実はこれにより奈良県は日本で唯一刑務所のない都道府県になったとかあるんだけどね。

とはいえ刑務所については全国の刑務所でいろいろ役割分担があり、必ずしも近所の刑務所に入るわけではない。

ここは裁判所ごとに設けられる拘置所との大きな違いである。

だから特に問題はないと思う。施設の老朽化による害の方が大きかったでしょうから。

なかなか乗らない関ヶ原越え

名古屋から在来線で京都方面へ向かい、旧友との待ち合わせ場所へ向かって、

それで楽しんでから、別の人の車で近鉄の駅まで便乗させてもらい、

それで親元まで移動してと、そんな具合だった。

今回の関西滞在はかなり長くなったのだが、頭をこの予定に合わせるためという事情があった。


そういえば今回、初めて名古屋~米原を在来線で移動しましたね。

そもそもこの区間は新幹線を使ったのも、大学院の修了式後が初めてである。

今でこそ東京から京都とかそれより先の西日本方面まで新幹線で乗り通せば普通に通る区間だけど、

昔は近鉄沿線に住んでいたこともあって、東方面は名古屋から、西方面は新大阪か京都から新幹線でしたから。

北陸行くのに しらさぎ号との乗り継ぎで京都~米原で新幹線はあるけど、

その間で新幹線を使う理由は全く無かったのである。

大学院の時は大学院の修了式の翌日には社宅に入れとかそんな話で、大急ぎで移動した結果こうなったと。

確か修了式後のパーティーとかなんとか終わってからだと家に帰れないから、研究室で寝て、朝からのそのそ移動して京都から新幹線に乗ったんだったかな。


在来線の東海道本線、新幹線がある中で長距離移動に使うのは普通じゃないが、

かつては名古屋から静岡県内、今は東京都から静岡県内というのは、在来線でお移動することはまぁある。

安くて、時間が読めて(バスとの比較)、時間もそこそこだと。

電車の本数も多いから時刻表も見なくていいぐらい。途中下車の旅も楽しい。

米原~京都~大阪~神戸は近畿圏での移動で使ってた。

とすると残るのはこちらも名古屋~米原ということになる。


これも京都~名古屋の移動で普通に使うという話はある。

けっこうニーズがあるのか、名古屋駅の近距離券売機に100km以内と「京都」「浜松」というボタンが用意されていたほど。

ちょっと遠いがわりと乗る人が多い区間とは考えられているようだ。

所要時間は2時間10分ほど、運賃は2640円、乗換は米原と場合によって大垣で1~2回、楽ではあるんかな。

今回は目的地を聞いて、朝も比較的早いことを考えれば、名古屋で1泊して在来線で行くと好都合だなとなったのですが。


これをもって東海道本線の本線(東京~神戸)は全て乗ったことになる。

特急も走ってない長大幹線を乗るのは意図して乗らないと難しいところもあるが、

細切れに都合のいいときに乗ればこうしてつながるときもある。

支線まで含めるといろいろありますが。


今回乗車した区間の大垣~関ヶ原に平行して新垂井線という支線がある。

支線とはいうが、ある意味では本線である。

というのもこの区間は勾配のきつい区間で、上り坂になる米原方面に限り、勾配をゆるやかにした別ルートの線路があり、新垂井線と通称されているらしい。

この間には垂井駅があり、普通列車は上下線とも垂井駅経由のルートを走るが、貨物列車・特急列車は米原方面に限り、新垂井線を走ると。

なぜこの支線が新垂井線と呼ばれているかというと、その昔はこの間に新垂井駅があって、

新垂井駅を垂井駅の代替とすることで、米原方面の普通も新垂井線を走っていた時代があったらしい。

でも、駅の場所が悪くて代替にならないということで、普通列車は垂井経由のルートに戻ったそうである。


もし東海道本線完乗を目指すならば、この区間を米原・金沢方面のしらさぎ号と、それ以外の列車(普通か名古屋方面のしらさぎ号)の両方で乗る必要があると。

それにより垂井経由と新垂井線の両ルートを制覇したことになるというわけ。

もちろん他の支線(美濃赤坂線とか相鉄直通線とか)もありますけど。

でも、おおざっぱに東京~神戸間の東海道本線を全部乗ったというには十分でしょう。

愛知県で乗務員交代、愛知県のクーポン

午前中は在宅勤務で休暇前にここまでは終わらせないとというところまでは終わり、

昼食を手早く食べて東京駅からバスで名古屋へ。

神奈川県内でけっこうひどい渋滞で、これはリニューアル工事の影響なのだが、

ここだけはどうにもままならないものである。


ところで今日の新東名スーパーライナー、出発時に案内があったのだが新城で乗務員交代を行うという。

JR東海バスが東名静岡での乗務員交代を行うのは知ってるけど、新東名ではそれはない。

よくよく聞くと、JRバス関東の乗務員同士がここで交代するようだ。

新城というのは新東名の新城IC近くにある道の駅もっくる新城のことである。

新東名では愛知県内最東端のICで、ICの出口すぐのところにある。

(ETC2.0利用者は新城ICで一時流出して休憩しても料金が通算される仕組みがある)


なぜ新城なのかという話だが、JRバス関東の新城支店があるから。

新城支店は東京~京阪神のドリーム号などが乗務員交代のために設けられた営業所である。

ドリーム号ではJRバス関東と西日本JRバスの間で乗務員交代が行われる。

多くのバス会社は2人乗務で対応する距離なのだが、JRバスは1人乗務で交代していると。

かつては東名三ヶ日支店といい、浜松市北区の三ヶ日IC近くにあったのだが、

新東名開通後、同区間の高速バスの多くは新東名に移行したのに、ドリーム号は乗務員交代の都合、従来の東名経由のルートを走り続けていた。

新東名経由に変更したいという考えはあったようで、東京・大阪の中間付近でよきところということで見いだされたのが新城だったと。


ただ、今回のバスは東京~名古屋なので特に乗務員交代の意味はなさそうだが。

どうも新城に寄るのはJRバス関東の一部便のみで珍しいものではあるらしい。

新城まで走った乗務員(東京支店所属)はドリーム号を運転して帰るんじゃないか。

新城~名古屋の乗務員は新城支店所属といっていたから、数少ない県内での仕事ということになるのか。

そんな人のやりくりの都合ではないか。


さて、神奈川県内の遅れを引きずったまま名古屋駅に到着。

まずは宿にチェックインするが、全国旅行支援対応でフロントでの手間が増えているようで、前のグループ客は複数人のチェックをしないとならないので面倒そうだった。

申込書のような紙を記載して、マイナンバーカードと接種証明書のコピーを見せて、1人ならそこまでではないが。

ここでクーポンを渡される。平日を含むので3000円分だが、これがめんどくさかった。


愛知県のクーポンはQRコードが印字されたもので、店で読み取って1円単位で減算する仕組みである。

しかし、ここには2つの問題がある。

1つは使える店が少ないのである。名古屋駅前の地下街、エスカですら、飲食店の半分も使えない有様である。

もう長く停止中のGoToトラベルのマークは貼られているのに。

このため使える店を見つけるのが大変で、結局はJRゲートタワーのとあるレストランで使った。

まさかこの店に名古屋で入るとは……という感じだったけど。クーポンの都合はよかった。


なぜこんなことになっているのかという話だが、おそらく店側でスマートフォンなどの端末が必要なのが問題なのだと思う。

GoToトラベルのときも電子クーポンが使える店が少ないことは問題だったが、

それでも店頭にQRコードを用意すれば良いから、まだ対応できる店は多かった。

でも、愛知県のクーポンは店側に端末が必要なので明らかにハードルが高い。

これが加盟店の少なさにつながっているとみられる。もったいない。

結果的には夕食と朝食のパン購入で使い切れた。まぁそれはそれでいいか。


もう1つの問題は僕には直接関係ないのだが、連泊の場合も1泊単位でクーポンを受け取る必要があること。

これはクーポンの裏面に書かれているこの制約によるものとみられる。

有効化した日の翌日23時59分までが有効期限となり

金~月の3連泊の場合、月曜まで有効の7000円分のクーポンを発行できればよいのだが、そういうのは宿側で対応できないと。

このため金曜に土曜まで有効の3000円分、土曜に日曜まで有効の1000円分、日曜に月曜まで有効の3000円分と分けて出さざるを得ないと。

これも紙のクーポンではなかなか考えられない問題である。


エスカでもクーポン加盟店の行列は長いが、それ以外はそこまで……という感じで、とても残念というのが正直な感想である。

ただ、端末の用意が必要と言われると難しいのも理解できるのは確か。

発行側の都合からすれば、この仕組みは便利なんだけど、店側が対応できず、利用者に不便をかけるなら、それはやっぱりダメなんじゃないかな。

5Gだからいいこともないが

昨日、スマートフォンが5G対応になった話を書いた。

5Gと表示されても5G特有の機能を使えてるかは別問題と書いたが、

5Gのメリットを何と考えるかというところはある。


その昔、父はVodafoneを使っていたので、2G(PDC)→3G(WCDMA)の切り替えというのは端末交換・SIM発行を伴う大がかりなものだった。

しかし、その後、3GからLTE(後に4Gと呼ばれる)、そして5Gへの移行はずっと連続的に進んでいる。

さすがにその間、SIM交換なしで来た人はいないと思うが(SIMカードが小型化していったから)、理屈上はいけるんじゃないかなぁ。

今後、日本国内では3G停波が計画されており、そこまで来るとVoLTE非対応端末が使えなくなるという点で大きな変化がある。

3G停波とはVoLTE必須化ということであり、これで使えなくなる端末がけっこう出る。

(LTE初期は音声通話は3Gに依存しており、後にLTEのデータ通信を使って音声通話を行うVoLTEという技術が導入されたという経緯がある)

ちなみに5GのVoLTEに相当する物はVoNRというらしい。まだ国内では導入されていないようで、5G接続中でも電話はLTEで行われる。


5Gの導入当初はNSA(Non-stand-alone)方式といい、

LTEネットワークに5Gの電波(5G NR)を使う基地局をつなぐという方式だった。

この場合、5Gのメリットは5G NRで追加された周波数帯が使えるエリアで、高速通信ができることなのだが、5Gの新周波数が使えるエリアは限られる。

その一方で、従来から3G・LTEで使っていた周波数を5Gに転用するというのがあり、ソフトバンクはこれにより5Gのエリアを大きく広げた。

ただ、これにより5G対応したところで通信速度はLTE同等だという。

サービスエリアを見ると下記のように書いてあるエリアがそれ。

SoftBank 5G<700MHz 1.7GHz 3.4GHz>※2
※2 5G表示となりますが通信速度はSoftBank 4GまたはSoftBank 4G LTE同等になります

そのためNTTドコモはこの動きを「なんちゃって5G」と批判していたという。

(もっとも現在なNTTドコモもこの方法でも5Gエリア拡大を進めている)


ところで5G独自の周波数帯というのは日本では3.7GHz帯・4.6GHz帯・28GHz帯がある。

いずれも従来の携帯電話の周波数より高いところであるが、その程度が違う。

5Gでは6GHz以下のSub6と、それ以上の ミリ波 に大きく分けられる。

今回購入したAQUOS sense6はSub6の5G NRのみ対応している。

ミリ波の5G NRは非対応である。多分エリアが狭すぎるからでしょうね。

当面は5G対応といってもSub6だけというのが多くなるのではないか。


LTE同等の速度しか出ない5Gエリアを拡大したところで仕方ない気もするが、

そこには次の段階があって、それがSA(Stand-alone)方式への移行である。

日本で5G SA方式移行への先陣を切ったのがソフトバンクである。

最初に導入されたのがSoftBank Airだったので携帯電話って感じではないが。

SA方式に移行すると、5Gのメリットとして言われていた低遅延という特徴が出てくる。

この特徴を得るためには3G/LTEからの転用でも5Gエリアを広げることには理由があったわけである。


じゃあ、5G SAは使えるのかという話ですが、対応端末と対応SIMが必要だと言う。

SoftBankブランドでは 5G-USIMnano というのがそれにあたるそう

Y!mobileでも5G SA対応のeSIMを提供しているそう。

なので5G SAへの完全移行を図るタイミングでは何らかSIM交換が必要だと。

ただ、当然それはまだまだ先の話なので考える必要はない。


というわけでやっぱり5G対応の意味は無いんだけど。

ただ、3G/LTEからの転用でも5Gエリアを広げているのは、SA方式への移行を考えてのことである。

5Gエリアが面的に広がれば、その中でどの周波数帯を使うかという話になる。

非対応端末にとってはどうしょうもない話なんだけどね。

急いで新しいスマートフォンを買う

おととい、残念な事が――と書いたのだが、

スマートフォンの画面のガラスが割れたんですね。

昔、落下させて端の方が割れていたが、特に影響が無い範囲に留まってたが、

何かの拍子にそれが広がって画面の広くに影響が出てしまった。

さすがにこれでは使えないとなり、通販で即納のスマートフォンを買うことに。


今まで使っていたのはAQUOS sense3のSIMフリー版で、もうそろそろ使い始めて3年になる。

今年に入る頃には買換も検討していたが、決め手が無かった。

そんな中での画面割れで、使った年数からすればそれはそれで満足ではあった。

とにかく急ぐ必要があり、あまり吟味する余裕もないので、

使い勝手も大きくは変わらないであろうSHARP製で、後継機種といえばAQUOS sense6だろうと。

SHARP自身が販売しているSIMフリー版の中古品であまり使われていないものがあって、それで28000円だからこれでいいなと購入。

通信会社に紐付いたものの方が流通量は多いと思うのだが、正統なSIMフリーがよいだろうという判断である。


ただ、注文してから調べてみると、いろいろ変わっているところがある。

1つが画面で、なんと有機ELになっているらしい。

そういえばSHARPが有機ELの製造を始めるというニュースがあったなと。

従来からSHARPはIGZO(半導体材料の一種)を使用した液晶ディスプレイが省電力化に効果的で電池の持ちがよくなっていると宣伝していたが、

有機ELも画面内にトランジスタが多数あるためIGZOは有効らしい。

これによりバックライトがなくなった分、若干薄くなったらしい。

また、画面に関係して、指紋認証が画面内に搭載される形になったそう。

最近の流行みたいですね。画面に保護フィルムを貼る人は注意が必要だが。

僕はもともと手帳型のケースを使い、画面にフィルムは貼らないので問題はない。

これにより画面は大きくなった。インカメラ部分だけ画面が切り欠きがある。

全体的にも従来より若干大きくなるが、極端にサイズは変わらない。


というわけで到着して、SIMカード・microSDを入れ換えて起動。

端末間の設定移行もうまく働き、わりと短時間で移行ができた。

画面内指紋センサの方式だけど、指紋認証時に画面から強い光が出ることからすると、光学式っぽいですね。

光を指に当てて、指紋により反射が変わるのを内部のセンサで検出すると。

画面内指紋センサとしては比較的簡単な方法らしく、認識スピードが課題という話はあったが、そこまで気になる感じはなかった。

ただ、このあたりは人によって合うか合わないかはあると思う。

指紋センサがロック解除用のスイッチに使えなくなり、それに伴う操作感の変化がいろいろあって、そこに慣れるまではちょっとありそう。


今どきはスマートフォンにいろいろな機能が統合されているので、

いろいろな移行作業を行わなければならないが、それも2時間ぐらいで済んだ。

会員証などのアプリはデータ移行で勝手に移行されててびっくりしたが。

今回は移行前後のスマートフォンを並べて作業したが、両端末で作業を行う必要があるものはこんなところだった。

  • Google Authenticator :QRコードで一括移行できる
  • 住信SBIネット銀行(スマート認証NEO): 新端末でログイン試行→旧端末で承認→新端末でスマート認証NEOを設定 という形で移行した
  • nanaco・Edy・モバイルSuica: 移行前の端末で預け入れが必要
  • iD(イオンカード): 移行前の端末で引継用のID発行が必要
  • ゆうちょPay: 新端末での初回ログインには旧端末で発行した機種変更コードが必要

モバイルFelica関係は端末自体にお金の情報を持っているのでちゃんとやらないといけない。でも、どれもわかりやすかったですけどね。

iDは文字で書けばこれだけなのだが、なんか妙に手間がかかった気がする。

もう最近はイオンカードのiDも使わないんだけどな。

(プラスチックカードがMastercard Contactlessに対応したので)

ただ、移行しないと紛失扱いになって面倒かなというのはあったので。

ゆうちょPayもこの方法で移行しないと面倒みたいですね。


他はSMS認証など新端末だけでも対応できることばかりだったかな。

三菱UFJ銀行(ワンタイムパスワード設定)・ゆうちょ銀行(ゆうちょ認証アプリ)はいずれもマイナンバーカードと顔写真による本人確認があった。

認証自体は早くて、電話番号認証だけのときより強固になったのかなと。

あと移行にマイナンバーカードを使ったのが新型コロナウイルスのワクチン接種証明書、まぁこれは再発行ですね。(先週末の4回目接種も反映されていた)

ワンタイムパスワードの移行に旧端末がないと困るのは、みずほ銀行ぐらいなのかな。

僕はみずほ銀行はハードウェアトークン持ってるから関係ないんだけど。

あと移行関係で気になったのはメルカリで新端末でログインすると、決済の利用限度額が0円に設定されたことかな。

しばらく経過してからSMS認証をすれば変更できるんだけど。

旧端末も含めて全体の限度額が下がるので注意が必要かも。


一応、5G対応なので、うちでも「5G」表示は出るが、5G特有の機能を活用できているかは別問題である。

というかこれが画面が割れるまで買換の決め手がないと言っていた理由で、

5G対応というのは明確な差なんだけど、それによるメリットがないと。

電池の劣化も気にならないし、それならばと使ってたんだけどね。

まさかこんな結末になるとは思わなかったが、新端末自体は満足である。

モバイルオーダーより券売機がお得?

今日は出張ということで出かけていて、それで出先で昼食を食べる必要があった。

どうするかなーと思って見たら、松のやが近くにあることがわかったので、

カツ丼でも食べるかなんて思って松屋アプリを開いた。

当初はモバイルオーダーを使おうかと思って開いたのだけど、

「券売機専用」と書いたクーポンがあり、カツ丼が40円引きだという。


そういえばPayPayにも松屋のクーポンあったよなと思い、

これも確認すると5%還元クーポンがあり、これも券売機のみ。

だから、アプリで表示できる券売機のみのクーポン + PayPayで払うと、

590円のカツ丼が 550円となり27円分還元、正味523円になる。

定価から11%引きということで大きいわけですね。


ただ、モバイルオーダーに比べて券売機の方が有利なのはよくわからない。

食券制の松屋にとって券売機というのは重要な設備である。

店によっては券売機が混雑することもあり、そこでモバイルオーダーが導入されたと考えている。

モバイルオーダーを使う人が増えれば、券売機の設置も最小限にできる。

そういう考えもあるんじゃないか。

だからモバイルオーダーの積極的な活用を促しているのだと思っていた。


松弁ネットとモバイルオーダーでは統一の会員ランクがあり、

前月の利用実績に応じてポイントの付与率が変わる。

最下級のレギュラー会員だと松弁ネット6%、モバイルオーダー1%だが、

最上級のプラチナ会員(月5000円以上の利用)では松弁ネットが12%、モバイルオーダーが5%となっている。

レギュラー会員にとってはモバイルオーダーのポイント付与率はそこまで魅力は無いが、

利用実績としてカウントされれば翌月のランクが上がり、松弁ネットも含めて付与率が上がる。


松弁ネットは事前に注文すると、時間に行けばすぐに受け取れるという点で、

券売機で持ち帰りの注文をするのとは大きく異なる。

実はさっきの券売機専用というクーポンは持ち帰りでも使えるはず。

松弁ネットよりもクーポン+PayPayの方がお得という可能性は一応ある。

ただ、すぐに受け取れるというメリットは松弁ネット特有のもので、

ポイント付与率の差も考えれば、あえて券売機を使う理由は乏しいように見える。

でも、モバイルオーダーは券売機で注文するのとそこまで変わらない。

会員ランクなどのメリットはあるかもしれないが、そこまで明確なものではない。


持ち帰りの予約注文といえば松弁ネットだが、モバイルオーダーといえばマクドナルドである。

マクドナルドの場合、アプリでクーポンを多く配布しているが、

そのクーポンはモバイルオーダーでは自動的に反映される仕組みになっている。

マクドナルドの場合はレジで注文をする方式で、ここが混みやすいので、

そこをスキップして出来上がりを待つだけのモバイルオーダーのメリットは大きい。

松屋は券売機が混む時もあるけど、そこまでのものではない。


実はアプリで券売機のクーポンを表示できるのを知ったのが初めてで、

こんな機能がこのアプリにあったのかと驚いたのだが、

それが松弁ネット・モバイルオーダーで適用されないのもどうなのかなと。

その逆に松弁ネットだけの特別価格が設定されることもあって、

クーポンと同等以上とは言い切れないものの、松弁ネットはもともと券売機での注文より明らかによい面が多いので、それはそれでいいのかなと。

ただ、店内飲食はモバイルオーダーって何がいいんだ? という話にもなりかねない状況である。

そこのところどう考えてるんでしょうね。それでいいんですかね。

そもそもモバイルオーダー使ってる人なんてほとんど見ないしなぁ。

担当者のチョイスが悪い

今日、残念なことがあって、詳しいことは明日か明後日に書くと思うけど。

リカバリー策をとったのでまもなく問題は解決する予定だが、

なんでこのタイミングでという思いはある。


最近、うちの職場でとある環境で製品を使ったときにどのような挙動を示すか、

ということを試験しようとしていろいろ動いているのだが、

この試験系構築が大変で、何が大変かというと担当者の試験系構築の知識が足りないと。

異様にタイトなスケジュールで、サポートということで駆り出されたのだが、

計画を立てるはずの担当者に質問責めにあったり、

試験用の機材として物は用意できても、その使い方を説明できなかったり。

事前に言われていた試験系の構成と実際に組まれた構成が違ったり。


どうしてこんな状況になってるのかって、担当者が寄せ集めだからだろうなと。

部内各課1名ずつ出せば、作れるやろと言っているわけだが、これが全然ダメだと。

過去の類似する試験の切り貼りで計画を立てたと言っているのだが、

何を意図したものなのか、どうやればそれを作れるのか知らないのである。

だから、それっぽい形をしたものは作れるのだが、動かせないという。

いろいろ用意した機材について使い方を聞いても、「昔これで出来たと聞いているけど」としか答えないのだからひどい話である。

今にして思えば、試験計画について質問責めにしてきた人はまだマシで、

何が足りないかとか事前に詰められたからである。聞く相手が間違えていると思うのだが。


今までもこういう試験に駆り出されたことは何度もあって、

対象製品について熟知した人がいるということで、だいたい困った覚えはない。

今回は対象製品の広さに対して、メンバーが全然見合っていないと。

さすがにそれはこういう割り付けを行った管理職の責任だと思うのだが。

ただ、体制が見合っていないと気づかないメンバーにも問題があると思うが。


全体的に納得がいかない思いはあるんだけどね。

なんで僕が関係者のケツを叩いて回らんといかんのかと。

予定がこんなにタイトでなければなぁとか、他の担当者の経験が豊富ならなぁとか。

この仕事は前々から話は聞いてたけど、こんな散々なことになるとはまさか。

nanacoって使わなくなったなぁ

旅行前なので冷蔵庫の中身を減らしていかないとなと言いつつも、

買い物には行かないといけないのでイトーヨーカドーで控えめに買い物。

nanacoでないと適用されないクーポンをもらっていたので、

久々にnanacoチャージをしてそれで支払った。


最近はイトーヨーカドーでもnanaco払いあんまりやらないよなと思ったが、

今年に入ってからの家計簿のデータを集計すると、

イトーヨーカドーでの支払いの内、nanaco払いは30%ほどに減っていたそう。

昔はイトーヨーカドーといえばnanacoだったんだけど。

でも、支払手段単位でみればもっとも割合が高いというのも事実である。

僅かな差ではあるんだけど。


残りはほとんどコード決済なんですよね。

楽天ペイ(29%), PayPay(11%), メルペイ(9%), FamiPay(9%), au Pay(5%)と雑多ではある。

楽天ペイはラクマの売上金、楽天ポイントの消化のため、

PayPayはヤフオク・PayPayフリマの売上金消化のため、

メルペイはメルカリの売上金消化のため、

FamiPayはキャンペーン狙いかボーナス消化かといったところ。

au PAYは一時期やっていたキャンペーン狙いだった。もう残高0円だけど。


これまでも何度か書いているが、イトーヨーカドーアプリではコード決済は現金に準ずる扱いが受けられる場面が多い。

コード決済はnanacoと同じですか?

このためコード決済をイトーヨーカドーで多用するようになったという経緯がある。

後で書くようにnanacoにはそれはそれでよいところもあるのだけど、

上に書いたように売上金・ボーナスの消化やキャンペーン狙いという明確な理由がある。

コード決済をまとまった金額使える場面というのはけっこう限られるもので、

そんな中で比較的有利な扱いが受けられるイトーヨーカドーは好都合なのである。


先月~今月にかけてメルカリで高額商品を含めてあれこれと売れて、

それで残高が積み上がっているが、今月はFamiPayのキャンペーンもあり消化は低調である。

来月からはイトーヨーカドーでメルペイで買い物することが比較的多くなるのではないか。

というところでこの傾向はまだしばらく続くのではないかと思う。


ただ、nanacoにもそれはそれでよいことはある。

1つはハッピーデー、8のつく日に5%引きにするならnanacoということになる。

最近はアプリにクーポンがあるのならば、あえて8のつく日を避けていることもある。

それはアプリのクーポンならばコード決済との併用ができるから。

もう1つはnanacoボーナスポイントである。

例えば冷凍食品40倍ポイントなんてやってる日があって、そしたらnanacoで払うよねって。

40倍ポイントは本体価格200円あたり40円相当付与の意味。

すなわち 40/216=18.5%もポイントが付くのである。これは大きい。


本当は全部nanacoとかセブンカードなどで払うのが考えなくていいんですけどね。

わざわざPayPayチャージしてまでイトーヨーカドーでコード決済使いたいとは思わない。

ただ、コード決済がイトーヨーカドーで効果的に使えることで、助かっている部分がけっこうあるんですよ。

僕が使っているコード決済はだいたいイトーヨーカドーで使えますからね。

その観点でも考えることが少ないと言える。


これも過去に何度か書いてるんだけど、僕はセゾンカード(旧SoftBankカード)でnanacoチャージしているけど、

これは経過措置であって、カード番号が変わってしまうとチャージできなくなる。

nanacoチャージの手間も気になるし、クレジットカード申込みを検討した時期もあったのだが、経過措置が使えるからと見送った。

その後、セブンカードプラスのVisaタッチ対応版の発行が始まり、イトーヨーカドーアプリとセブンカードの紐付けがはじまり、

これはいよいよセブンカード導入かと思ったのだが、nanaoの使用頻度がこんなに下がっている中でいるのか? となっている。

いつかケツに火が付くときが来るかも知れないが、住環境の変化でイトーヨーカドーを使わなくなる方が先かもしれない。

とりあえず社宅から引っ越しても、イトーヨーカドーで買い物するのは変わらないと思うけどね。

声出しOKの真意

昨日は在宅勤務を早く切り上げて、新型コロナウイルスのワクチン接種4回目に。

市内の公共施設が会場で、外から見ることはあったが中に入ったのは初めて。

接種証明書に貼られたシールには「コミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.4-5)」との記載があった。

それで寝て起きて今日、ちょっと熱っぽい気がして、体温を測ると、

明確に発熱があるというほどでもないがちょっと体温が高い気がした。

そんなこんなで今日は1日引きこもりだった。


昨日、Twitterにこんなのが流れていた。

#ブシロード15周年記念ライブ緊急会見 解禁情報―― (Twitter)

「観客の声出し解禁!」という記載があって、へぇーと思ったんだけど、

ファンとして喜ぶべきことかは微妙なところである。

なぜかというと、これはチケットが売れていないということなので。


僕は特に参加する予定はないのだが、前日の西武ドームには行く予定である。

BanG Dream! Special☆LIVE Girls Band Party! 2020→2022

2020年5月に開催する予定だったが延期に追い込まれ、

2021年6月に2日間に分けて開催する計画(当時は1万人超で定員の半分以上入れるのは難しかった)もあったが、

これも実現せず2年半経って、来月にやっとこさ実施されることになった。

発表された時期までさかのぼれば3年前にはあったであろう計画、

賞味期限になっていても不思議はないが、今でも楽しみにする人が多いことにはそれだけの理由がある。


とはいえ、西武ドームを1日だけ借りるのももったいない気がする。

(当初、2020年5月の計画時は1日だけのつもりだったみたいだけど)

そこで、翌日にねじ込まれたのが「ブシロード15周年記念ライブ」である。

バンドリ関係の出演者は連日出演となる。

過去にもブシロードは節目の年にこういうことをやっていたようで、

2017年に横浜アリーナで開催されたブシロード10周年ライブでRaychell・夏芽・大塚紗英の3名で演奏したことが、後のRAISE A SUILENにつながったことは知られている。


とはいえ、11月の西武ドームというのが参加するには気合いがいるという話で、

会場の広さもあってチケットを持て余している状況だろうとは思っていた。

バンドリ・D4DJなどの動画の後ろにことあるごとにCM付けてたし。

その結果、下記の通りの決定がなされたわけである。

この度、15周年ライブの当日までに予想される収容率が、会場の50%を下回る想定となり、声出しOKの公演を実施する決定をいたしました。

本決定に対しまして、会場であるベルーナドームの運営会社[株式会社西武ライオンズ]様、及び会場の所在地である自治体[埼玉県]様との協議の結果、実施の許可をいただきました。

なお、前日のバンドリの方は大声を出さないようにという指示は引き続きある。

こちらもまだチケットは買えるのだが、かなり埋まっているのだろう。


「ファンとして喜ぶべきか」とは書いたものの、

前日のバンドリのおこぼれで西武ドームという巨大な会場を使った結果である。

それはそれでいいのかなと思う。

マスク着用は従来通り求められており、その中で大声を出したところで、

西武ドームというかなりゆったりした会場で座席指定で行われるならば、もともとリスクは低かったと思う。

(密集度の高い会場だと定員パンパンだと気になるかも知れないけど)

でも、ガイドラインでは定員の50%というのが一律の基準になっているのでね。


というわけで自分自身は関係ないのだけど、こういうことがあったと。

大声について制限する理由が薄いのではという話はだいぶ前からあって、

とはいえ、考え得るリスクの中ではつぶしやすいもので、大声を出さないようにという指示はずっと残り続けていたのが実情ですかね。

そこまで重要性が高いわけでもなく、そのために定員制限するのは割に合わない気もするが、

結果としてガイドライン上問題が無いという結論ならばそれはそれでいいのかなと。