初出しのボーカル差し替え音源

昨日、ラジオの特番を聴いていたというのはNHK-FMの「今日は一日“バンドリ!”三昧」だった。

NHK-FMの祝日午後の恒例番組で、8時間以上にわたり、1つのテーマに沿って音楽など流し続ける番組である。

1つのアニメ作品の音楽にフォーカスするのは、ガンダム と ラブライブ! に次ぐものだと思う。

確かに曲数多いけど、よくNHKはそれやろうと思ったな。


そうしてあれこれと曲が流れる中、12曲目に流れた「BRAVE JEWEL」を聴いて違和感が。

Twitterを見てみると「のんちゃんバージョンだ」と驚く人たちが。

のんちゃん とは志崎樺音さんのこと。Roseliaのキーボード、白金燐子を演じているが……

ハードルが高い役の引き継ぎ

2018年11月ごろから、健康上の理由で降板した明坂聡美さんの代役に入ったという経緯がある。

実はCD音源は明坂さんのボーカルが入っていたのだ。


言われて見ればその通りなのだが、ちょっと意外な気がした。

というのも、「BRAVE JEWEL」は2019年1月から放送開始のTVアニメ2nd Seasonのオープニングテーマ、

そして志崎さんは、そのTVアニメ2nd Seasonから声を引き継いでいる。ここ同期してなかったんですね。

確かにCDの製品紹介を見てみると、2019年2月発売の「Safe and Sound」(TVアニメ 2nd Seasonエンディングテーマなど収録)まで明坂さんの名前が入っている。

2019年7月発売の「FIRE BIRD」からは志崎さんの名前が入っているので、それ以降は完全に引き継いでいる。


それだけ急なキャスティングだったってことなんだろうな。

明坂さんが降板を申し出たのは2018年6月末のこと。代役はそこから公募を経て、同11月にお披露目。

代役として選ばれた志崎さんはキャラクタを演じるのは初めてのこと。

TVアニメ2nd Seasonの声の収録にはなんとか間に合わせたものの、それが精一杯だったのだろう。

それより前に音楽は作っておかねばならず、劇中歌では最終話に披露された「FIRE BIRD」からの合流となったと見られる。


今回、NHK-FMで初出しになったと見られる、現メンバーでの「BRAVE JEWEL」だが、

これは7月発売のアルバム「Wahl」への収録を想定して作った音源ではないかとのことである。

実は過去にもこういうことは行われたことがあった。

というのも、Roseliaは過去にも出演者の入れ替わりがあって、

ベース担当の今井リサを演じるのが2018年5月を境に 遠藤ゆりかさん から 中島由貴さん に変わっている。

この後の7月に発売されたCD「R」には「BLACK SHOUT」「Neo-Aspect」の2曲がリマスターver.として収録されている。

リマスターと言うけど、これこそがボーカル差し替え版なんですね。


そういえば、と思い出したのが fripSide である。

以前、ラジオ番組でfripSideの曲が流れたときに甲高い歌声に「これnaoさんがボーカルだったときの曲じゃないか」と思い出したことがある。

fripSideは八木沼悟志さんと南條愛乃さんのユニット、八木沼さんがプロデューサーで曲を作りキーボードを演奏し、南條さんがボーカルをしている。

これは2009年からのことで、2003~2009年の間はボーカルはnaoさんだった。naoさんはいまもソロで歌手活動をしている。

fripSideは南條さんがボーカルになってから去年で10年、もはやnaoさんがボーカルだった時代よりも長い。

今でこそ南條さんは自分が入る以前のfripSideの曲をライブなどで披露することもあるけど、当初はそういう想定はなかったという。

それゆえ、この入れ替わりというのは明確な断絶であって、ボーカルが誰の時代の曲かというのは重要なことである。


こういうのはメンバーが絶えず入れ替わるアイドルユニットなどにも言えることかもしれない。

ああ、この曲がリリースされたときはこのメンバーの時代だったのかと、そういう感想を持ちながら聴くのだろうか。

もちろんライブなどではそのときのメンバーで歌い続けることになるんだろうけど。

でもCD音源はリリースされた当時から変わることはありませんから。それこそが時代を指し示すものなのではないか。


Roseliaについて言えば、キャラクターを演じる人は変わっても、キャラクター自体は変わっていない。

この入れ替わり劇には何のストーリーもないので、すり替えることへの抵抗感は薄いとは思う。

どれも等しくRoseliaの楽曲で、ライブではそのときのメンバーで演奏され続けてきたわけだし。

一方で、健康上の理由で降板するまで演じてきたことへの敬意というのもある。

CDへの収録のタイミングでボーカルを取り直したとしても、ゲーム(バンドリ! ガールズバンドパーティ!)の音源は差し替えをしていない。

ボイスは過去のイベントストーリー含めて段階的に差し替えをおこなったのだが、楽曲についてはそのまま残されている。

基本的にコーラスのみの軽微な差なので放置しているだけかもしれないが、そうとも言えないものもある。


ちなみにこの番組は、メインMCの愛美さんはNHKではないところで生収録して、

NHK放送センターにいるアナウンサーがメッセージ読みなどするスタイルだった。

NHKは職員全滅を避けるために、1週間単位の輪番勤務にするなどの対応をとっているようである。
(cf. NHK高瀬耕造アナ、在宅勤務で朝ドラの研究?「仕事じゃないですね」 (サンスポ))

そういう状況なので職員以外をむやみに局内に入れるわけにもいかず、このような対応になったとみられる。

さらにゲストはおそらく自宅からの電話出演だった。(一部は事前収録)

電話出演なのをいいことに総勢10名ものゲストが生出演するという、それはそれで豪華だと思ったが。

メーデーはオンラインで開催された

今日から有給休暇一斉取得日も含めて8日間の連休である。

本来なら前に延ばして遠出するつもりだったし、後ろも延ばす案があったのだが、

こういう状況ではもはや目的地がない状況なので、職場のカレンダー通りの休みで、

おそらく市内に引きこもりだろう。(買い物で自転車で市外に出る可能性はあるが)


2年前、連休初日に東京・代々木公園にメーデーのため出かけていた。

メーデーに行く

当時、労働組合の職場代表をしていたというのがあって、誘われて行ってきたんだけど。

メーデーは本来なら5月1日にやるものかもしれないが、東京のメーデー(メーデー中央大会)は少し前の休日にやるよう。

5月1日よりは参加しやすいと思われるが、連休前半戦で旅行に出ると難しいね。

メーデーに参加すると、労働組合から景品がもらえるのだが、だからといって都合を付けて行こうとなるとも限らない。


そんな中、今年のメーデーはオンラインでの開催となった。

これは主催者の意向というのもあるかもしれないが、東京都から代々木公園の使用中止を命じられたからというのもある。

公園そのものは閉鎖されてはいないらしいのだが、運動施設などは軒並み閉鎖という状況である。

広域に人が集まるような行事をやるわけにはいかないよね。

こうして、日本のメーデー100年、第91回のメーデーにして初めて、会場に集まらないメーデーが開催されることとなった。


で、具体的にどうするんだよという話である。

労働組合から来た連絡によれば、連合Webサイトで本日10:30~動画配信があると。

これを見たレポートを同日中に出せばメーデーに参加したとして、例年渡している景品がもらえるとのこと。

動画配信というから、生配信かと思ったのだが、事前収録されたメッセージ動画がYouTubeに掲載されているだけだった。

まぁ詳細はわからないが明日に総集編動画というのが公開されるらしい。

メッセージ動画の再生数は今時点で3700再生、案外回ってないな。

動画配信なら代々木公園まで行かなくてよいからむしろ多く回りそうなもんだが。


正直なところ、これでメーデーをやったというのは無理がある。

1人3回まで押せる「がんばろう」ボタンでカウント数が回せるとか。(これはNHKラジオでありがちな企画)

そういう仕込みがあってもメーデーをやったと言えるかは微妙なものである。

戦時中などメーデーができなかった時期があったというけど、感染症の恐怖に屈したのも事情はそう変わらないんじゃないか。

そのうえで代替策として動画配信をしたというストーリーなら成り立つとは思う。

これは名目だけの問題ですね。


最初に書いたように連休だからってやることないんだよね。

休日の娯楽がグリーンチャンネルで競馬見るぐらいしかないとか散々言ってるけど、それがあるのは連休期間の土日だけ。

今日は午前中はメーデーに「参加」して、午後はラジオの特番を聴いてたけど、そういうのがある日はいいけど。

見切れていないBlu-rayをここぞとばかりに見ようと企てているので、やることがなくてどうしようもないことはないだろうが。

どうして大半は休業に追い込まれたか

大阪府でパチンコ店に休業要請が出て、大半の店は休業したが、

ごく一部営業を継続している店があったので公表されて、その後休業に入った店もあるが、

今も営業を継続している店がわずかにあって大盛況とかなんとか。


緊急事態宣言が出る以前から自主的に休業していた店舗もある一方で、

最近まで通常通り営業していた店も多かったようだが、そんな店も多くもとあることにトドメを刺されたという。

それが「特殊景品」の卸売業者の業務停止だったという。

パチンコ店はゲームの結果に応じて景品を出すことができる商売である。

(ゲームセンターは本来は景品が出せない点が異なるはずだが……実際にはプライズゲームは制限付きで景品を出している)

景品というのは食品や日用品もあるのだが、多くの客は「特殊景品」と呼ばれる景品に交換しているとされている。

その景品を近くにある店に持ち込んで売却して現金を得ることができるということである。


この特殊景品だけど、大阪府ではほとんどのパチンコ店が同じ卸売業者から購入しているのだという。

これは大阪府遊技業協同組合の方針によるもので、同組合の加盟店は同じ業者から買っていると。

特殊景品のサプライチェーンに関わる人の感染症予防という名目で、この卸売業者が業務を停止してしまった。

すると、店は「特殊景品」を仕入れることができず、客もこれを売却することができない状態となってしまう。

もちろん、日用品などに交換したり、貯玉といってパチンコ玉やメダルを次回以降に繰り越す処理ならば問題ないが、

こんな状態では実質的に商売が成り立たないので、休業するという選択を選ばざるを得なかったと。

なお、営業を継続している店は、同組合には加盟しておらず、別の商流で「特殊景品」を仕入れているとのこと。


それにしても、どうして同じ業者から景品を買っているのだろう。

調べてみると、この特殊景品を使った「3店方式」に至るまでの経緯によることがわかった。

もともとパチンコ店はまっとうそうな景品ばかりが並んでいたらしい。

その中では換価性が高そうなタバコなどを買い取る人がパチンコ店の周りに自然発生的に生まれたそうである。

それ自体は問題ではないかもしれないが、その後、買い取られたタバコがパチンコ店に還流するという流れができたと。

そのサプライチェーンに暴力団が関与するなどの問題が生じていたため、対策に迫られたのだという。

現在の「3店方式」は大阪府で生まれて全国に普及した方式だという。

買取業者、卸売業者、パチンコ店はそれぞれ独立していることをもって、パチンコ店は違法行為となりうる景品の直接買取を回避し、

景品のサプライチェーンからは暴力団が排除されたわけである。

さらに大阪府では買取業務に社会的弱者を雇用することで、社会的弱者の生活向上も図っている。


もちろん、これが実現できれば、どこの卸売業者から景品を購入してもよいと考えられるが、

パチンコ店との独立性が保証されていることなど、つつかれると痛いことはあるので、

警察の指導の下に運営されている業者を選ぶのがもっとも合理的だということなんだろうと思う。

その結果として、大阪府では大半の店が1つの業者から景品を仕入れていたので、

この業者の意向でパチンコ店は休業に追い込まれたということである。


このあたりは都道府県ごとに違いがあって、東京都では景品そのものに透明性が必要だと、

金地金を使った景品を使っていて、金そのものの価格より少し高いぐらいで買取が行われていて、

そういう事情もあって、他の地域に比べると買取業者(TUC SHOP)は目立ちやすい見た目をしている。

これはこれで金価格の変動により、景品の価値も変える必要が出てきて大変なのだが、社会的地位の確保には役立っているかな。


ところでパチンコ店の休業ってそんなに行政が強く出るほどの価値があるんですかね。

例えば、接待飲食店は新型コロナウイルスの3月以降の感染拡大に大きな影響があったのは明らかだけど、

具体的に店ごとに休業要請が出ているわけではなく、休業したフリで密かに営業している店も多いと言われている。

確かに小規模な店が多くて、個別に要請して、営業休止を見届けて、あるいは休止しない店舗を公表してとやるのは、

パチンコ店以上に骨が折れることだとは思うんだけど、効果はずっとずっと大きいはずですから。

それに比べればパチンコ店なんてあまり納得感はないよね。

確かにパチンコ目当てに隣接地域に移動したり、限られた店に群がったりで、横並びで休業して欲しいのはあるけど。


その一方で、パチンコ店の社会的な評判が大変悪いので、世論の同意は得られやすいという実情もある。

実際、公表後に営業休止した店の中には、誹謗中傷の電話が相次いだことを理由に休止したという店もあったという。

「中傷の電話相次いだ」大阪府公表のパチンコ店、新たに1店舗休業 (読売新聞)

公表により目的が達成されたとは言えるが、果たしてそれでいいのかという話ではある。

要請に従わない店に対して何らかの実力行使が必要になる場合もあるけど、これはダメですよね。

修行僧が使うから埋まってる?

那覇発着の飛行機が上級席ばかり埋まっているということが話題になっている。

需要の減少に伴って、那覇発着の航空便も大きく減便されている。

それでも普通席は半分も埋まらないので、普段に比べると移動が大きく減っていることがわかる。

ところが、ANAであればプレミアムシート、JALであればファーストクラスはほとんど満席だという。

JALのクラスJはそこまでではないが、普通席に比べればやや利用率は高いようである。


そもそもANAのプレミアムシート、JALのファーストクラスは席数がそこまで多くはない。

1便に12席とかそれぐらい。需要がある路線では容易に埋まってしまう。

なお、JALはクラスJの上としてファーストクラスがある都合、ファーストクラスの設定は非常に限定的である。

ビジネス需要が旺盛な 東京(羽田)~大阪(伊丹)・新千歳・福岡は大半がファーストクラスの設定があるが、

那覇発着便となると、東京便の半分程度に設定があるぐらいで、大阪便はなし。そこは注意が必要である。


席数が少なければ埋まりやすいというところで納得してもよさそうだが、心当たりはある。

プレミアムポイントの特別倍率での積算について (ANA)
対象期間 : 2020年1月1日(水)から2020年6月30日(火)ご搭乗分まで

FLY ON ポイントの取り扱いについて(2020年4月2日更新)(JAL)

対象期間 : 2020年2月1日(土)から2020年7月31日(金)ご搭乗分まで

    両社とも、対象期間の搭乗分で積算されるポイントを倍付けすると。

    このポイントは上級会員の判定に使われるもので、年間で所定のポイントに達すると上級会員の特典が受けられる。

    両社で期間は少し異なるのだが、極めて類似したキャンペーンが行われることとなった。


    そこで奮起したのが「修行僧」である。(cf. 修行と称して飛行機に乗る人)

    特に JALグローバルクラブ と スーパーフライヤーズカード(ANA)といった、

    一回条件を満たすと所定のクレジットカードを更新し続ける限りは会員としての権利が継続するもの。

    ここに挑むには絶好のチャンスと考えた人が多かったわけである。

    気づいたら超過達成していたという人も少なからずいたようだけど。(過去にさかのぼって適用だったから)


    これが発表された頃には、さすがに国際線での「修行」は難しい状況になっていた。

    国際線では定番の修業先、シンガポールは入国どころかトランジットすら禁止になりかかっていた。

    5月・6月ならと計画した人もいたようだけど、どうでしょうね?

    シンガポールはロックダウン延長になっちゃったし。(外国人労働者の宿舎での感染拡大が深刻らしい)


    そうなると、やはり国内線での「修行」ということになり、その場合は沖縄路線が使われることが多い。

    ここで効率よくポイントを稼ぐ方法の1つが上級席に乗ることで、

    JALのファーストクラス、ANAのプレミアムクラスは50%増、JALのクラスJは10%増になる。

    上級席に格上げすると追加料金はかかるが、それ以上に分がよいとされている。

    ポイント2倍期間に上級席で那覇と何度か往復すると、それで所定ポイントが稼げて、以後ずっと上級会員としての恩恵がある。

    そういうことで期待があるようである。


    もっとも、これみよがしに「修行」する人というのは全体としてはさほど多くないと見られる。

    Twitterで調べる限りでも、普段に比べれば修行する人は圧倒的に減っている印象である。

    ただ、一定程度いるのは確からしく、とはいえ、この状況ではむやみに街に出ても仕方がないので、

    そのまま空港で折り返す(出発地に向けて乗り継ぐ)人の流れという形で、修行僧の存在が浮き彫りになっているようである。

    この場合、沖縄での滞在時間は短く、リスクは抑えられているという見方もあるが、不要不急の外出の最たるものである。

    とはいえ、航空会社としても、最低限の足を確保しつつ、航空貨物の輸送にも応えなければならない中で、

    比較的、高額な運賃で乗ってくれる修行僧は本音ではありがたい存在かもしれない。


    もともと、連休中の人の動きについては心配されていたけど、

    広域の交通機関の予約状況は極めて低調で、連休中の人の動きは大きく抑制されると見られる。

    ただし、やはりどうしてもこの時期に動かないといけない人がいるのも確かではある。

    仕事で動く人は減るので、総合的にはそんなに悪いとは思わないが、少し気がかりな地域もあるかもしれない。

    沖縄県は特に人口に比して観光客が多いのが気がかりだろうし、特に先島諸島の心配はもっともなことだとは思った。

    先島諸島については、本州からの直行便が全て運休になっているので、訪問者は大きく減るとみられる。

    というか先島諸島は沖縄本島からの訪問者にすらピリピリしてる状況らしく、そりゃ本州路線は全部カットされるわけですわ。

    強化ガラスのお皿

    手のケガは金曜日抜糸して、もう ばんそうこう もいらないぐらいにはなった。

    傷口に当たると痛いこともあるけど、まぁ最初の数日はそれで悶絶してたことを思えば、ずいぶんマシになった。

    完全に癒えるまでにはまだ時間はかかるだろうけど、時間の問題でしょう。おそらく。


    手もケガをしたが、皿も割れているわけで、ちょっと前にイトーヨーカドーに買い物に行った。

    一時期、イトーヨーカドーは衣料品・生活用品の売り場の一部を閉鎖していた。

    もう1つ、店に入って違和感があったのが、化粧品の売り場の横にストッキングなどが陳列されてたとこと。

    (買い物と歯医者のため)

    それからほどなくして直営売場は営業となったようだ。専門店は店によるが、それなりに営業してたかな。

    おかげで皿を買うのも不便しなかった。


    売り場に行くと、強化ガラス製の皿が50%引きで買えると書いてあった。

    普段なら少し高いなと思うけど、50%引きになるとむしろ割安なぐらいである。

    過去にもこういう売り方していることがあって、そのときに同メーカーの皿を買って使っているが、

    それなりに使い勝手もよいので、それならと今回割った皿の代替に限らず大小6枚ほど買った。

    それで3000円切ってたから安かったね。小さめの皿が多かったとはいえ。


    強化ガラス製の皿といえば、やっぱりこれですかね。

    “白いお皿”ヒストリー (山崎製パン)

    この皿、ちょっと風合いが独特だなと感じた人もいるかもしれないが、ガラス製なんですね。

    ガラスって本当にガラスなのかと思ったが、白い強化ガラスなんですよ。


    割れ・破損に強く、軽くて薄くてコンパクト、オーブンや電子レンジも使えるということを特徴に書いてある。

    確かに陶器の皿に比べれば圧倒的に薄くて軽い。

    それでいて、全面物理強化されているため、強度が強く割れにくいとされている。

    ただ、風合いがちょっとイマイチかなという気はする。陶製の皿に慣れているからかな。

    基本的に外国製なので、料理によっては形状がしっくりこないのはあるかもしれない。


    強化ガラス製の皿が割れる場合、粉々に砕けるとされている。

    破片が飛び散るのは危険だが、粉々に砕け散ればかえって安全な場合もある。

    ここら辺は一般的な陶製の皿とは大きく違うところである。

    絶対的な強度は強化ガラスの方が高い、砕けたときの破片の飛散は強化ガラス特有、破片自体は強化ガラスの方がケガしにくいと。

    起こる確率は低いがなにもしていないのに爆発して粉々に砕け散ることもあるという。

    これは不純物や傷と温度変化が重なることで比較的小さな変化でも、爆発に至ってしまうことがあると。

    使う人にとっての注意点は表面を傷つける洗い方をしないこと。

    表面がきれいなガラス製の食器を研磨するような洗い方をする人もいるんだろうが、

    非常に表面が硬いので効果も見込めないし、それで傷がつくとかえって危険ということである。


    それなりに注意するべきところはあるが、基本的には安全性の高い食器と言ってよいと思う。

    ただ、もしも割れたときの挙動は、一般的な食器とは異なるので、そこは注意が必要と言える。

    まぁ過度に心配する必要はないと思いますけどね。

    これまで5年間で何枚の陶製の皿を割ってきたことか。

    数が多いのはあるけど、やっぱり割れやすいし、ここまでひどくはないけどケガしたこともあるよ。

    これも作り方によるとは思う。この皿は割れやすいなというのがわかったので回避してるけど、まだ1枚は残ってる。

    特に小型の飛行機を持ってきた

    ちょっと前から話題になっていることだが、JALの羽田~伊丹線にエンブラエル190が入っている。

    エンブラエル E-Jetシリーズは日本ではフジドリームエアラインズ と JALグループのJ-AIR が導入している。

    J-AIRではE170(76人乗り)とE190(95人乗り、うち15席はクラスJ)の2種類を運用している。

    特にJ-AIRは32機のE-Jetを保有しており、伊丹空港を拠点といいつつ、日本各地を飛び回っている。

    実は羽田空港でも普段から南紀白浜など、比較的需要が細い路線には入っており、羽田空港の定期便では最小なんじゃないかな。

    (かつてANAが三宅島線で56人乗りのプロペラ機を運航していたが廃止、以後三宅島へは調布飛行場から新中央航空が飛ばしている)


    定員のところにも書いたけど、E190はクラスJも備えているので、体裁としてはそんなに悪くない。

    当初からボーディングブリッジをつなげる前提で作られた飛行機なので、

    ボーディングブリッジが使えるのなら、そのまま乗り込める。

    普段の羽田空港ならバス搭乗にされがちかもしれないが、今は当然ボーディングブリッジですね。

    ジェット機なので時刻表の変更も不要、当たり前のような気がするけどプロペラ機は少し遅いので時刻表に変更が入る。


    あと、運航会社は変わるけど、便名は変える必要が無い。

    日本航空/ジェイ・エア/北海道エアシステムの運航便は、すべてJAL便での運航となり、共同して国内航空運送を引き受け、連帯して賠償の責任を負います。

    もともとこの3社の便はいずれもJL便名なのだから、運航会社が変わってもJL便名のまま変わらない。

    ちなみに今年10月からは日本エアコミューターもこの枠組みに入ることが決まっている。

    もっとも便名の問題だけなら、ウェットリースといって機材・乗員まるごと借りる契約形態もあるので、本質的な問題とも言えないが。


    昨今の航空需要の減少に対応して、減便に加えて機材の小型化をした結果ではあって、

    特にJALでは国内線でもっとも大型のボーイング777は使われていないらしいとのこと。

    各路線、減便した上で、機材を小型化していった結果なのだが

    所定ではボーイング777-200(375人乗り)か、ボーイング787-8(291人乗り)が入る路線で、

    95人乗りのE190が入る羽田~伊丹線はJAL国内線の中でも特に異常な路線になっている。

    新幹線での代替性が高いとか、一方がJ-AIRの拠点の伊丹空港であるとか、いろいろ理由はあるんでしょうけど。


    JALでは国際線の多くが欠航、あるいは貨物のみの運航になっている。

    JALは貨物機を持っていませんから、客席の下に載せられる分だけだが、多くの定期旅客便が欠航する中では貴重である。

    運航乗務員も絶対的な便数が減れば、それだけ乗務が減るのだが、客室乗務員はなおさらですよね。

    乗客がいなければ客室乗務員は乗務しないし、ダウンサイジングされれば必要な乗務員数も減りますから。

    JALとしては乗務が減った客室乗務員を教育に回して、将来的なサービス向上につなげようと考えているようだ。


    国内線の一部路線がJALからJ-AIRが運航するE-Jetシリーズに振り替えられたというのは、

    単なるダウンサイジング以上にJ-AIRの機材・乗務員の稼働率を確保しながら、

    JAL乗務員の乗務を減らして、より多くを教育に回せるようにという意図があるのでは? という指摘を見た。

    本当のところはわからないけど、J-AIRは国内線だけの会社、一方のJALは国際線が多く、長距離路線も持っている。

    要求されるサービスレベルはJALの方が高いわけですから、教育の効果も大きいと考えることができる。

    もちろん運航コストが低いことは大きな理由ではあるでしょうけど、それ以上の効果を期待しているかもしれない。


    ちなみに勤務先では製品の出荷に航空便を多く使っているが、最近は航空便が逼迫して、計画通り運べない上に運賃も高騰しており、

    その対策として客の了承を得て船便への振り替えをしているようだ。

    近国なら船便でもそう問題はないんだろうけど、多くの製品群は1つの工場から世界各地の客に出荷しているので、

    それこそ工場から見て地球の裏側にもお客さんはいるわけで、そうするとどれぐらい遅れるんだろうとは思う。

    でも飛行機が飛ばないのでは、運びようもないわけで、それなら船便の方がマシかもしれない。


    これ書いてて気付いたけど、国内線でも那覇・新千歳発着便のようなところは貨物輸送があるからむやみに小型化できないのか。

    その点でも、羽田~伊丹は極端な小型化に向いてましたね。ここは貨物輸送はどうでもいいでしょうから。

    ちなみに飛行機の減便で郵便・荷物の輸送にも影響が出ているが、やはり影響が多いのが沖縄県発着でしょうかね。

    実際、沖縄県発着の郵便は3~4日程度の遅れを予告してたり、チルド・冷凍ゆうパックの引き受けを停止してたり。

    仕方ない面はあるけど、人が動けないなら、せめて物は動いてくれという期待はあるでしょうから辛いことだ。

    クラウドはリモートアクセスを救うか

    今日は午前中は病院に行って手を切ったところの抜糸(cf. 傷口はとりあえずよし)、

    あっけないものでこれもまた5分ぐらいで終わってしまった。しかも今日は待ち時間もすごく短かった。

    抜糸した跡は「皮膚の表面はひび割れたようになっているけど」という説明で、

    見た目はちょっと痛々しいが、あくまでも表面的なもので、それもじきに回復していくでしょうと。

    今はまだばんそうこう貼っているけど、もうじきに皮膚表面も安定してきていらなくなるかなと。


    午後からは在宅勤務、少なくとも連休明けの週までは在宅勤務になることは決まった。

    今の業務内容だとその先もしばらくは在宅勤務がメインになるかもね。

    あれこれとごまかしながら在宅勤務を続けているわけだが、大きな課題がリモートアクセスの逼迫である。

    在宅勤務も人が増えると楽じゃない

    今も相変わらず逼迫しているのだが、今月中頃から新しいリモートアクセス方式が追加された。

    これで既存のリモートアクセス方式(特に画面転送方式)の逼迫状況も改善された印象である。

    4月上旬がひどすぎたのが、必要時には重いなりに使えるようになったという程度の話だが。


    この新しいリモートアクセス方式というのは、クラウドサービスを使って特定機能のみを提供している。

    実はこの特定機能というのは、従来は画面転送方式のリモートアクセスで裏技のように使われていた機能である。

    公式にはサポートしていない機能なのだが、現場では口コミで広がっていた使われ方である。

    本来であれば、仮想PCを借りるシンクライアント方式や、社用PCを社外に持ち出す前提のVPN方式でないと対応できない作業を、

    画面転送方式であってもこの裏技を使うことで条件付きでできるようになるということである。

    (シンクライアント方式・VPN方式はリソース問題か、すでに新規申込みが打ち切られていた)

    このような裏技がはびこり、画面転送方式のインフラを食い潰していることは3月中には把握していたと見られ、

    その対策として発表されたのが、クラウドサービスを使った新アクセス方式なのだった。


    そのような事情があるので、従来「裏技」に頼っていた人が新アクセス方式のターゲットである。

    僕は使っていないので、職場の人からこんなんだよという情報を教えてもらった。

    既存のクラウドサービスの仕組みをできるだけ活用しているので、ログイン方法は従来のリモートアクセス方式とは大きく異なる。

    この辺はいかにも緊急対策っぽくて、ある程度限られたユーザーが短期間使う前提でカスタマイズを小さくしたのだろう。

    ユーザー単位でパフォーマンスが保証されているので、利用が集中して重くなるということもないはず。

    実は4月になってから画面転送方式のリモートアクセスでは、時間帯を分けて利用するルールになっていた。

    でも、この新アクセス方式は、ユーザー単位でのパフォーマンスが保証されているので、時間帯制限の必要が無い。


    よいことばかりかと思ったが、気になったのが料金である。

    クラウドサービスの使用料は部署負担なのだが、これが長期レンタルPCのレンタル料と同じぐらいする。

    その割には機能的にはごく限られたことしかできないのだから、割高だなぁと。

    とはいえ、これがあることで業務継続のメドが立った人も多いわけである。

    事業継続のためならば許容できる負担だし、短期間で解約してもこの単価で済むのなら、緊急対応としては割安なぐらいだろう。


    費用負担について言えば、既存のリモートアクセス方式のうち、画面転送方式とVPN方式は部署負担はなかった。

    多くの職場でまんべんなく使われているというのは理由の1つだろうけど、おそらく費用が固定費だからなんじゃないか。

    これらのリモートアクセスは普段なら出張や在宅勤務のとき時々使うもので、同時に利用する人数は登録人数よりはるかに少ない。

    そのような利用実態を想定しつつ、少し余裕をもった作りにしていたのではないかと思う。

    しかし、このたびのリモートアクセスの利用者激増により、当初の想定をはるかに超える状態となった。

    だからといって、おそらくは拡張することもかなわず、時間分散や利用抑制策でなんとか乗りきっている状況である。


    それぞれの職場での工夫により乗りきっている面は強いのだが、やはり限界というのがある。

    少し準備に時間はかかってしまったが、従来のリモートアクセス方式の欠点の1つが解消できたのかなと。

    一応、これは暫定措置だが、来月までとかそういう短期的な話ではなく、ある程度の期間は使えるものと思われる。

    このまま恒久化とはならないと思うが、もともと行儀の悪い裏技だと思っていたので、これをきっかけに何らか改善されればよいなと思う。

    どうしてスーパーの中は密になる

    東京都の呼びかけにより、繁華街の人通りは激減、通勤電車も乗客は普段の1/3ほどまでに減り、

    都市間の移動も特急や飛行機がガラガラで、長距離高速バスは軒並み運休というような状況、

    人との接触を7~8割削減するという目標は、それなりに実現しているように見えるが、

    そんな中で残された課題がスーパーの混雑だったという。

    買い物なしに生きていくことは難しい上に、自宅で過ごす時間が増えれば食材の消費も増える。


    商店街が普段と変わらぬ賑わいなんてニュースがあったが、

    都心の繁華街から離れて、地域に密着した商店街では買い物のために訪れる人が相変わらず多いと。

    比較的近くの商店街がそうしてニュースで取り上げられていたので、少し考えてみたのだが、

    この商店街の近所、徒歩や自転車ですぐに買い物に来る範囲に住んでる人って20万人以上はいるんですよね。

    いくら買い物を分散させようとしても、これだけ多くては一定の混雑は避けられないのは当然である。


    ここからの数字は具体的なデータに基づく数字ではなく、肌感覚で言う数字であることに注意して欲しい。

    意外に大都市というのは買い物する場所が限られるのである。

    僕の住んでいる地域、隣接する市まで含めて、40万人程度の地域圏で大型の総合スーパーはわずかに2つしかない。

    これは引っ越してきたときに思ったことなんだけど。

    かつて住んでいた郊外の都市だと、5万人程度で1つは大型スーパーがあるという印象だった。

    隣接町村とあわせて10万人ぐらいの地域で、総合スーパー3つは持たなかったが、2つなら持つという具合である。

    衣食住がワンストップで揃う店の密度はそれほどに差がある。


    もっとも、大都市圏の中心に近づくほどに大型の総合スーパーの存在感は低下するものである。

    僕は足しげくイトーヨーカドーに買い物に行っているけど、そういう人はそこまで多くはない。

    実際のところ、買い物の主力は中規模程度のスーパーということになる。

    これも郊外であれば、ドラッグストア、ホームセンターや衣料品店が併設されてたり、近くにあったりして、

    それ自体は総合スーパーと言えずとも、モール全体では同様の役割を担っていることは多い。

    ただ、市街地ではそんな大きなモールは作れませんから、食品の取扱に特化するしかない。


    うちの近所は中規模程度のスーパーの数が多く、徒歩10分程度であれこれと買い物するところが選べて便利だが、

    市内全体で見ると、人口1~1.5万人で中規模以上のスーパーが1店舗あるぐらいである。意外と少ない。

    これが郊外の都市だとどんなもんかなと思ったが、これも人口1万人程度で1店舗ぐらいで、やや多いが大差ないか。

    とはいえ、郊外都市では車で少し遠くの大型スーパーに行くことも多いですから、面積が狭い店は相応に客数も少なくなる。

    しかし、市街地では大型スーパーが乏しいですから、面積が狭くても客が多く混雑しがちである。

    ここが東京都の憂慮につながっているのではないかなと思う。


    といっても、別に非常事態宣言が出たから特別混んでるわけではないですからね。

    普段から混んでいるのが、大きく減らないことがクローズアップされているということである。

    でも、実需はむしろ高まっているわけで、ただ単に減らせというのも無理のある話である。

    そんな事情を踏まえての東京都の呼びかけはこうである。

    お買い物における外出時間を分散するため、3日に1回程度のお買い物を呼びかけ

    買い物に行く人数と頻度を絞ってくれということだが、もともとこの程度だという人は多いと思う。

    混雑するスーパーにいくのはよくないという自覚を持ってくれというぐらいしかないね。


    今週に入って東京都の感染報告は1日100~130人程度が続いている。

    先週まで2週間程度は1日200人近くの報告が続いていたので、少し落ち着いたなという印象はある。

    とはいえ、まだまだ多いという印象は受けると思うし、その通りだと思う。

    日本にとっては北海道という先行事例があって、これが週末の外出をやめるよう要請が出て、

    実際に報告数が減り始めたのが2週間ぐらい、でも明確に減ったのがわかるにはそこから1週間ぐらいかかっている。

    絶対数は多いが、東京都の状況も似たようなものだと思う。うまくいけば来週には減ったことが実感出来るだろう。

    幸いにして来週~再来週は大型連休で多くの職場が休みになる。例年ならかき入れ時のサービス業も仕事にならないから休みだ。

    むやみに広域移動をするなという呼びかけは散々していて、かなりの人は従ってくれるだろう。

    すると連休明けには明確な効果が見えているかなと期待している。


    もっとも、この通りに行ったとして、連休明けに社会活動がどの程度回復するかというのは悩ましいけど。

    相変わらず感染報告はくすぶり続けてるだろうし、病院や宿泊施設には多くの患者が残っているはず。

    今までの実績から接待飲食店や夜間営業の飲食店が高リスクであることは見えているので、これは継続しないとならないと思う。

    そのためには非常事態宣言が解除できないかもしれない。自主的な取り組みが遅れて感染を拡大させた前科もありますから。

    広域移動もくすぶっているうちは避けてくれということになろうと思う。

    一方で、重要性が高くて、リスクの程度が低そうなところは連休明けには正常化していかないとと思う。

    学校はリスクの程度は低そう(皆無ではない)で、長い地域だと3月からの休校からの回復が必要だとか、

    企業活動も在宅勤務で乗り切れる分はいいけど、今月ほど絞った状態が続くと影響が大きいという会社も多いだろう。

    娯楽も、まずは無観客からとか、客の集中する休日は休みにするとか、そういうリスク軽減策をとりながらできないかなと。


    最近は屋外での密集も問題ではないかと、いろいろ言われているが、

    僕は疑問を持っているところで、密集といってもライブハウスのような密集ではないし、

    多少、公園に人が多くても、屋外であることを割り引けば、そう問題はないんじゃないかと思う。

    ただ、これを指摘する人にも、反論する人にも明確な根拠はありませんからね。

    連休明けまでは大きくリスクを低減しましょうということで、そこまでの辛抱だというなら仕方ないとは思う。

    でも、連休明けにはそこまでうるさく言われずに済むようになって欲しいものである。

    味の素の調味料を使う

    前にイトーヨーカドーで鶏肉が投げ売りされてたという話を紹介した。

    買い物と歯医者のため

    ここで50%引きで売られていたのは、鶏ひき肉 と 鶏むね肉だった。

    ひき肉は、レンコンの肉詰めに使ったり、ショウガと混ぜて肉団子にしたりした。

    むね肉はいくつか定番の料理はあるけど、なんかいい食べ方ないかなと、味の素パークを調べた。


    味の素パーク のレシピは何らか味の素の調味料が材料に含まれているが、実際にその指示通りにするとも限らない。

    じゃあなんで真っ先に 味の素パーク にレシピを探しに行くんだと言われそうだけど、

    いくつかレシピを書いたWebサイトの中では平均的なレベルが高い印象があって、さすが味の素だと感じる。

    実際、「コンソメ」や「ピュアセレクト マヨネーズ」など、愛用している味の素製品は多く、

    これらの調味料が効果的であることも知っているので、じゃあここは指示通りにとなることは多い。

    「ほんだし」と書いてあるところに、他社のめんつゆを入れるとか、そういう程度の話。


    それで、味の素パークで鶏むね肉のメニューを調べたら、これはおいしそうと思ったのがこれだった。

    やわらか鶏むねステーキ (味の素パーク)

    おいしそうと思ったが、このレシピのキーとなる調味料が「お肉やわらかの素」である。

    これは酵素の力によって、肉の線維をほぐす効果を持っている。

    あまり考えずに焼くと堅くなりがちな肉料理の下処理に適していて、まさに鶏むね肉はその典型である。

    弁当用の肉料理は、冷めるとなおさら堅くなるということで、これもより適している。

    他にひき肉に使うことも有効らしい。これは肉汁を閉じ込める効果をもっているから。


    確かに今までも見たことあったのだけど、なるほどこうしておいしそうな調理例を見せられると欲しくなるな。

    というわけで、スーパーに行って、これを買ってきた。

    最初は指示通りに100gあたり小さじ1杯(2.5g)の割合で肉の両面に振りかける。

    けっこうな量を振るんだなと思った。まぁ肉の線維をほぐすにはこれぐらいいるんでしょう。

    それで最低5分おく。これも最初だったのでタイマーで計った。

    あとはこれで下味が付いているから、そのまま焼けばいいらしい。


    食べてみての感想だが、確かにやわらかく仕上がっている。

    むね肉でチキンステーキというのは今まであまり考えなかったが、脂っ気が少ないチキンステーキもよいものである。

    比較的安い鶏むね肉を買ってきて、これを振りかけて焼くだけでこうなるのだから、いい買い物だと思った。

    ただ、課題は味付けである。下味が付いているが、逆に言うとそれで味が決まってしまう。

    塩コショウ相当とはなっていたが、塩味が強い割に、コショウ味が弱く、なんか物足りない。


    今日、また同じように作ったんだけど、こちらでは あらびきコショウ は別に振りかけた。

    それでマスタードを付けながら食べたけど、こうするとなかなかおいしく仕上がった。

    ちょっとこのあたりは調子を見ながら味付けしないと、濃すぎるということにもなりかねないので、

    何度か作って様子を見ながら、あるいは調理後に付け足すような形で調整していくといいんだと思う。

    いずれにせよ、この下味が理由で思ったような味付けができないということはあるかもしれない。


    味の素の家庭向け製品の中ではテクニカルな製品の1つかもね。

    2016年発売ということで、比較的新しい製品で、なかなか他社で代えがきくものではない。

    あと、専用の調味料を使わずに同じ効果を得るのは大変で、すりおろした果物に長時間漬けるとかしても、

    ここまで画期的な効果を得るのは難しいという話もありますので、素直に買った方がいいと思う。

    そんなに高いものでもないしね。1袋あれば、鶏むね肉7枚ぐらいは下ごしらえできる計算なので。


    チキンステーキ以外にも使い道はあると思うので、次はそこを模索するかなと。

    でも、やっぱり鶏むね肉買えば、それでチキンステーキ作るぞとなるのは、やっぱりいいですね。

    肉の食べ方もいろいろですけど、やっぱりこうして肉そのものを焼いて食べるのは食べ応えがあってよい。

    なにしろ安いですから。その時々で値段は違うけど、だいたい安価なのが鶏むね肉なので。

    2チャンネル編成の競馬中継

    週末の数少ない楽しみが競馬観戦だというわけだけど、それはグリーンチャンネルが無料放送をしているからこそ。

    どうも、このグリーンチャンネルは2チャンネル構成らしい。

    え? 2チャンネルあったっけ?


    グリーンチャンネルというのは、「競馬、馬事文化及び農林水産業等に関する番組の放送」を行うチャンネルだという。

    競馬と農林水産業という取り合わせが不思議だが、実はこれは農林水産省チャンネルなんですね。

    本来有料放送ではあるのだが、馬術・畜産に関わる番組は無料放送になっているらしい。

    まぎれもなく民間放送だが、「一般財団法人グリーンチャンネル」と財団法人の放送局である。

    テレビでは唯一かな。コミュニティFMではあるかもしれない。


    それで2チャンネルあるというのは、スカパー!プレミアムサービスの場合の話らしい。

    それを受信して再配信しているケーブルテレビでは2チャンネル編成になっているはず。

    一方でBSのグリーンチャンネルは1チャンネル編成になっている。

    いずれにしてもチャンネル自体の料金は同じ。それ以外の料金面ではBSは割安かも知れないけど。


    じゃあグリーンチャンネルは2チャンネル編成でなにをやっているんだろう。

    本来はグリーンチャンネル2は「中央競馬パドック中継」だけを放送するチャンネルである。

    ただし、現在は競馬場での取材制限のためか、この番組は放送休止となっている。

    なのでグリーンチャンネル2の放送は行われていないということである。


    実際、どんな内容を放送しているのか見たことは無いけど、説明によればこうである。

    全国3場開催日に各レース出走馬全頭のパドックでの様子をたっぷりお届けします。
    『パドック』は勝ち馬検討のための必須アイテム。グリーンチャンネル2のチャンネルはパドック中心のチャンネルに変わりました。また、本馬場入場も可能な限り放送します。
    ※2場開催時は2チャンネルとも同一内容(中央競馬全レース中継)でお届けします。

    3つの競馬場でレースを伝えることに注力すると、パドックを周回する馬はさっと短時間で見せることに留まるし、

    本馬場入場(レースするところに馬が入場するところ)や、返し馬(ウォーミングアップ)を見せることは全く出来ない。

    そこを補完するチャンネルとして「中央競馬パドック中継」というのをやっているということなんだろう。


    でも、これも以前は違ったらしい。

    2000年~2011年の間は、「中央競馬中継EAST」「中央競馬中継WEST」で2チャンネル編成になっていたらしい。

    2チャンネル編成が組めるようになって、まずは競馬場の地域によってチャンネルを分けていたと。

    もっとも他地域の競馬場のレースを全く取り上げないわけでもなかったらしいけど。

    それが変わったのが2011年だそうで、この年になにがあったかというと、BSグリーンチャンネルの開局である。

    BSでは一部の地域のレースしか見られないではちょっと……というわけで、現在のスタイルになったらしい。


    こういう多チャンネル編成の使い方もあるということだけど、利便性はよくわからない。

    パドック中継を見て予想して、レース中継で観戦するという使い方なんだろうか。

    ただ、切替もめんどくさいでしょうからね。だからこそ、2つ以下の競馬場のときは1チャンネル編成でやってるんだろうけど。


    無観客開催に対応して無料放送続きでは有料契約している人にとっておもしろくないという話もあるが、

    本当に予想に役立つ番組は他にあるのだから有料契約の価値はあるんだということもあるらしい。

    よく予想して馬券を買えるなぁって思いますけどね。

    馬券を買うこともなく観戦してるけど、さっぱり当たりそうにないし、当たっても大した払戻付かないなぁって。

    いろいろコツはあるんでしょうけどね。