営業所と別に車庫がある

自動車には使用の本拠を決めなければならない。

ナンバープレートに書かれる地名はこの使用の本拠の場所で決まる。

個人の場合は、基本的には住所が使用の本拠になるが、別荘に常置しているとかいう場合はその限りではない。

法人の場合は、その自動車を使う事業所の場所が使用の本拠になる。

ここでバス会社だと営業所の場所が自動車の使用場所になるというわけだけど、

バス会社によっては営業所以外の場所に車庫を持っている場合もある。


というのも、奈良交通は廃止した営業所を車庫として残している例がけっこうあるらしい。

特に葛城市にある葛城営業所は中南部の大半の路線を担当する営業所だ。

一般道のみを走行する路線バスとして最も長いとして知られる八木新宮線も担当している。

十津川村には十津川営業所があるのだが、担当しているのは五條~十津川のバスと十津川村営バスに限られる。

長距離走るバスも多いし、そもそも営業所から離れた地域で発着するバスもあるわけで、

朝に営業所を出て、夜に帰ってくるという方法では対応できないことがある。


一方で葛城営業所の管轄エリアが広いのは営業所を統合したからという経緯もある。

調べてみるとかつての営業所が車庫として残っているらしく、

  • 五條バスセンター (旧五條営業所)
  • 大淀バスセンター (旧吉野営業所)
  • 新宮車庫 (旧南紀営業所)

それぞれどういう位置づけなんだろうね?

五條バスセンターも大淀バスセンターはバスターミナルであるとともに、車庫として機能している。

五條バスセンターは降りたことあるけど、けっこうな台数のバスが停まっていた覚えがある。

どこかでここに出勤する乗務員もいるらしいというのを見たんだが、真相はわからない。


新宮車庫は八木新宮線の折り返し拠点として残っているのだが、南紀営業所は八木新宮線の担当営業所というわけではなかった。

昔から八木新宮線の専用車は「奈良」ナンバーを付けて走ってますからね。南紀営業所があった頃から葛城営業所所属だったことを表している。

最後の担当路線は 新宮駅~熊野市駅~下北山村~上北山村~川上村 の路線で、ここでは「和歌山」ナンバーのバスが走っていたらしい。

この当時、川上村~下北山村の区間便の運行のために、下北山村にあった旧北山営業所を車庫として使っていたようだが、

ここには「和歌山」ナンバーのバスがいたらしく、奈良県内の車庫にも関わらず、担当営業所の場所を本拠とするバスが出入りしていたと。

2006年にこの路線の奈良県外区間が廃止となり、川上村~下北山村の区間は当時は存在した吉野営業所に移管された。

この地域で「和歌山」ナンバーで走るバスもなくなり、南紀営業所も担当路線がなくなったことで廃止となった。

それでも八木新宮線の運行には必要という理由で車庫自体は未だに残っているのだという。それどころか乗務員は新宮車庫に出勤しているとか。


単なる折り返し拠点ならば自動車の使用の本拠ではないのは納得なのだが、

営業所以外の場所に常置されるようであれば、それは使用の本拠なのでは? という話にもなる。

実際には常置されている車両なんてなくて、営業所の車両と常に交換され続けているのかもしれないし、

こういう懸念はまったくあたらないのかもしれないけどね。

ただ、バス会社の解釈次第で自動車の使用の本拠が変わる例もあるのかなという気はしたが。


なんでこんなことを書いたのかというと、「飛鳥」ナンバーが導入される予定だが、

この地域には奈良交通の営業所がないので、「飛鳥」ナンバーの路線バスは存在しない見込みとなっている。

地域ごとのナンバープレート

橿原市コミュニティバス の専用車すら葛城営業所所属のはずだから「飛鳥」ナンバーにはならないだろう。

コミュニティバスもいろいろだが、白ナンバーだと市町村所有でなければならないが、営業用の緑ナンバーの場合はバス会社所有なので。

一方でこれらの地域に車庫があれば、そこが使用の本拠だと言える可能性がある。

車庫飛ばしのチャンスがあるか? という話だが、それすらこれらの地域にはなさそう。


そんなナンバープレートのためだけに営業所新設はありえないでしょうけどね。

でも、せっかく導入するんなら、飛鳥エリアを訪れる観光客の足にもなる路線バスでは付けて欲しいという思いはある。

かといって実態が伴わない車庫飛ばしはコンプライアンス上も問題のあることなのは言うまでもない。

基本的には1着じゃないとダメ

ウマ娘に関連して競馬のことを調べることがいろいろあるけど、

なかなか厳しい世界だなぁと思って見ている。


公営競技もいろいろで、競艇だと6挺、競輪だと9人で争うわけだけど、

競馬は多ければ18頭立てだから、他の公営競技に比べると上位争いが厳しいことが想像できる。

そんな中で何着までに入れば上位といえるのだろうか?

馬券を買う人にとって興味があるのは3着まで、着順が表示されるのは5着まで。

6着以下のことを着外ということもあるようだから、5着以内に入るのが重要そうに見えるが。


確かにそれは正しくて、競馬で賞金が出るのは1着~5着なので5着までに入ることには意味がある。

一方で、実際にもらえる賞金とは別に収得賞金という概念がある。

競馬のレースを見ると「3歳500万下」のようなレースがある。これは収得賞金500万円以下で3歳の馬が出られることを表している。

出場条件を満たしている馬の中では、収得賞金が高い馬が優先して出場できるのが通常となっている。

というわけで収得賞金はその馬が出られるレースを決めるという点で重要な数字だ。

ところがこの収得賞金は基本的に1着の馬だけが獲得できるのだという。


収得賞金0円の馬を「未勝利」という。収得賞金0円=1着になったことがない=勝利したことがない という意味らしい。

未勝利→500万下→1000万下→1600万下 と1着を取るごとにステップアップすることができる。

それ以上は賞金の条件なく出場できるオープン競走となる。

ただし、収得賞金1600万円以下の馬でもオープン競走に出ることはできて、賞金が高い馬が優先だが、空きがあれば挑戦できると。

いずれにしても、1着を取って収得賞金を積み重ねてレベルの高いレースに挑戦していくのが通常の流れなのだが……


ところが、時々1着を取らずに活躍を続けていく馬もいるのだという。

ステイゴールド/競走成績 (Wikipedia)

1996年~2001年にかけて活躍した ステイゴールド号 がその代表例だったんだと。

未勝利戦で1着を取り、すいれん賞(500万下)で1着を取り、阿寒湖特別(900万下)で1着を取り、

そこから格上挑戦も含めて4回連続で2着を取ったのだが、ここで2着を取ったレースの1つがダイヤモンドステークスという重賞レースだった。

実は重賞レースに限っては2着であっても収得賞金への加算がある。しかも金額も大きいのだという。

収得賞金が高くなったのでオープン競走しか出られないが、出るとなれば収得賞金が高い馬が優先して出場できる。

そうしてGIレースに挑戦して、またしても2着を取る。そもそもの賞金が高いから収得賞金への加算額も多い。

当然、2着を取ってもらえる賞金も大きいから、馬主をはじめとする関係者にとってもうれしい話だったのだろうが。


そんなわけで、1着は取れないけど、大レースで善戦するという状況が続き、2年8ヶ月間にわたって1着がなかったのだという。

通常、馬の紹介では「主な勝ち鞍」として1着を取ったレースが紹介されるそうだが、

ステイゴールド号は重賞レースで2着は取っていても1着ではないから、「主な勝ち鞍: 阿寒湖特別(900万下)」という状況が長く続いたのだという。

このように重賞レースの2着で収得賞金を稼ぎ続ける馬は珍しいので、うまく表現できなかったのだろうか。

なお、この後には重賞レースで1着を4回取っていて、引退後は子供たちも大活躍しているわけですから、

今になってみれば、遅咲きでやや運に恵まれなかったぐらいの感じなんでしょうかね。


こういう例外的なケースはあるけど、やっぱり基本的には1着を積み重ねてレベルの高いレースに出て行かないといけない。

そもそも、まず未勝利戦で1勝を上げなければ、なにも始まらないのである。この時点で狭き門だ。

未勝利のまま引退する馬も相当多いわけだ。そうならざるを得ない仕組みなのだ。

そこからまた1勝、1勝と重ねていけるのは、さらに狭き門であるのは言うまでもない。

重賞レースでは2着でも収得賞金が加算されるといっても、3着以下は加算対象ではない。だからやはり厳しい。

結局のところは、運も実力もないと勝ち上がっていくのは難しいというところに尽きるんでしょうけどね。


ちなみにウマ娘にはステイゴールド号の名前を持ったキャラクタはいない。

ところが、アニメ作中で描かれるレースのモチーフとなったレースでステイゴールド号が善戦していたこともあって、

モブキャラとしてステイゴールド号をモチーフにしたっぽいキャラクタが出てきていて、こんな記事まである。

キンイロリョテイ(ウマ娘) (ニコニコ大百科)

もしも関係者の承諾が得られれば、名前も含めて使いたかった馬なんだろうなということが伝わってくるが、そうもいかないのが実情だったと。

かといって他のウマ娘に差し替えてしまうには惜しい、というわけでモブキャラの割にとてつもない存在感なんだろう。

地域ごとのナンバープレート

すでに、ラグビーワールドカップなどの図柄入りナンバープレートはあったが、

地域ごとに独自の図柄を入れたナンバープレートが発行されることが発表された。

つけて走って広げよう、地域の魅力!~地方版図柄入りナンバープレートのデザイン決定~ (国土交通省)

全ての地域で導入されるわけではないが、全国41地域で導入されるようで。


そもそも図柄入りナンバープレートは、アメリカのナンバープレートが州ごとに工夫が凝らされたデザインになっていて、

それを日本でもできないかというところから検討が始まったと理解している。

市町村で発行する原動機付自転車(排気量125cc以下の二輪車とミニカー)のナンバープレートではすでに多彩なデザインのナンバープレートが出ている。

それ以外の自動車のナンバープレートは国が発行するので、原動機付自転車のようにはいかなかった。

そんな中で図柄入りナンバープレートが制度化されたわけだ。まずは全国対象のラグビーワールドカップのものから始まった。

一方で地域ごとの図柄の募集もしていて、それの第一弾が固まったということですね。


地域差が大きくて、四国だと全4地域(徳島・香川・愛媛・高知)全てで導入される。

逆に少ないのが近畿地方で、京都・滋賀・奈良の3地域に限られる。そこは地域ごとに温度差もあるようだ。

図案に取り入れられているもので、これしかないよねというものから、これなの? というものまでいろいろある。

僕がいいなと思ったのが滋賀のデザインで、もちろん図案に取り入れられたのは琵琶湖なのだが、

琵琶湖に浮かぶ竹生島が描かれるとともに、「Mother Lake」のシンボルマークが入っている。

こういう標語が入ってるのがいかにもアメリカのナンバープレートっぽいですね。


すでに導入されている図柄入りナンバープレートと同じく選択制で、

なおかつカラーにするには1000円以上の寄付が必要になる。

事業用の軽自動車と二輪車は対象外なのはこれまでの図柄入りナンバープレートと同じ。


ナンバープレートの図柄は地域ごとなので、これに関係して地域名の追加も発表されている。

発表されたのは地域名の追加だけだけど、追加と同時に図柄入りナンバープレートを用意できるようにという目論見はありそう。

登録台数が少ないという理由で却下された「飛鳥」ナンバーも、条件が緩和されたのでOKになったようだ。

対象地域は奈良県 橿原市・明日香村・高取町・田原本町・三宅町となっている。これでよく地域名の追加できるなという感じもするが、知名度は高いしね。

ただし、この地域には奈良交通の営業所はないので、「飛鳥」ナンバーの路線バスは見られないでしょう。これが惜しい。

観光名所という観点では「知床」「伊勢志摩」「出雲」なんかもその類かな。

このあたりも図柄に期待ですかね。このあたりは地域を走るバスやタクシーでも多く見られそう。


あと、市・特別区で1つの地域を新設するのが、特に関東地方で多くて、

「松戸」「市川」「船橋」と、すでに存在する「柏」とあわせて、千葉県の東葛地域が一気に細分化される。

東京都でも「江東」「葛飾」「板橋」と追加される。自動車の台数は多いでしょうからね。

このあたりも図柄入りナンバープレートを狙ってるのだろうかね。

今回も千葉県では「柏」「成田」、東京都では「世田谷」「杉並」と導入されていることから、

関東地方はけっこう力が入っているように見えるので、おそらくそこまで見越しているんだろうけど。


導入地域だと、段々と走る車が図柄入りナンバープレートになっていくのかなという気がする。

ただ、今住んでいる地域の自動車のナンバープレートは「多摩」で、ここは導入予定がないので、そうはなさなさそう。

ラグビーとオリンピックのはぽつぽつ見ますけどね。よりによって事業用が多いので、白タクみたいに見えて考え物だけど。(cf. 路線バスなのに白いナンバープレート)

双眼鏡を買う

昨日、双眼鏡を買った。

ヨドバシカメラで買ったけど、この場合は電器店というよりカメラ屋っていうのが正しいですね。

実際、三脚とかと並んで売られていたし。


ヨドバシカメラが双眼鏡の販売に力を入れていることはよく知られている。

特に観劇用やスポーツ観戦用としてのニーズが高いということで、それを踏まえた目安が掲示されている。

あと技術的な解説もいくつか書いてあって、なるほどとなる。

基本的なことだけど双眼鏡の倍率って、距離が何倍に圧縮されるかという意味なのね。

80m先を8倍の双眼鏡で覗くと10m先にあるかのように見えると。そう言われるとすごいな。


そんな双眼鏡なんて、と思ってたけど、ここ1年ぐらいで考えが変わってきた。

以前、トークイベントで隣の隣に座っていた人が、首から双眼鏡をかけていて、

こんなの持ってくる人いるんだなぁと思ったが、表情を直接見るにはやや厳しいのも確か。

他の時だけど、衣装の装飾のことを言われても、表情すら見えないのに、衣装の装飾なんて見えないなんて経験もあった。

まぁ見えないのは言っている本人も分かってたから、あとでBlogに上げますんでとは言ってたけど。

大きな会場であれば、カメラで撮って、スクリーンに映してくれることもあるが、あくまでもカメラで映してくれたところしか見えない。

細部を見るので無ければ直接見たらよいのだが(遠すぎるとそれも叶わないけど)、細部でかつ見たい部分となれば、これは双眼鏡の出番となる。


というわけで買ったんだけど、5000円ぐらいでしたね。

簡易な作りのものだと安いのあるけど、ピント調整機構も備えていて、レンズがそれなりに大きいのだとこれになるのかなと。

倍率は8倍か10倍が多いようだったが、8倍かなと。倍率が高いと扱いにくくなる場合もあるようなので。

メーカーはVixen、天体望遠鏡では世界的にも強いメーカーで、双眼鏡でも人気が高いようだ。

ちなみに所沢の会社らしい。こんな名前だけど意外と近くの会社だった。


説明書を見ながら、調節方法などの使用法を見たが、その説明を見てもよくできているなと思う。

この双眼鏡は左右のピントを同時に直接できるタイプだ。

完全に左右で独立しているタイプもあるが、自然観察にしても、観劇・スポーツ観戦にしても、機動性があったほうがよいので、売れ線は同時調整できるタイプだろう。

とはいえ、左右の視力差もあるので、左右で同じレンズ位置でピントが合うわけではない。

というわけで、右だけは独立して調整できるようになっている。この調整を先にしておくとよいと書かれていた。

その調整も兼ねて、操作方法の練習をしていたが、慣れればすぐにクリアに見られるぞと思った。説明読まないとうまく使えないとも思ったが。


問題はそれをコンサートでうまく使えるかという話である。

そもそも使い所がどうなんだという話だけど、少し静かな曲なら使い所はけっこうあった。

首からかけるとぶらぶらして邪魔だろうということで、肩にかけて必要な時に手に取って使ってた。

わりとスクリーンで映してくれたが、演出の都合上、スクリーンにカメラの映像を出さない曲もあった。

そんな曲では特に効果的で、双眼鏡を使うと表情などもよく見えますからね。今までなら分からんなぁと言っていたところか。

ステージ上でやや暗いところも見えるので、スポットライトが当たっていない部分も観察していたが、わりとよく見えた。

さすが天体望遠鏡のメーカーというべきか。あれこそ暗いところを見る道具ですからね。


観劇ぐらいしか使い道はなさそうだが、そこまで高くなかったからいいかな。

1万円を超えるぐらいの商品がメインで、そんな中で5000円程度というのは割安な商品だった。

高いものには高いなりの良さがあるんだろうが、この値段でもメリットは大きいと思った。

スポーツ観戦とか自然観察とかでも使えればいいけどね。機会があれば使いたいですが。

アイドルやってバンドやってトークして歌手もする

これは誰でしょう。

  • ゴールデンウィークのショッピングセンターでアイドルとしてステージに立ち
  • その1週間後にはバンドでドラムを演奏し
  • その1週間後には相方とトークで会場を沸かせ
  • その1週間後には歌手としてワンマンライブをする

どうにも脈略なさそうだけど……


これは声優・歌手の大橋彩香さんのことだ。

人前に出る仕事でこうだけど、それ以外に声のお仕事があるのは言うまでもなく、ラジオ番組やそれに類するものもけっこう持っている。

さらに、こうして人前に出る仕事があれば、それに向けてレッスンやリハーサルもあるだろう。

なかなか想像できない部分も多いが、単純に忙しそうだなとは思う。


この4つのイベント、それぞれ特徴的だ。

まず、最初の アイカツフレンズ! のイベント、カードの配布に合わせてステージイベントを行うもので、

小さいお友達とその家族、そして大きいお友達がやってくるらしい。写真で見ると年齢層の広さに驚く。

ショッピングセンターのオープンなところでやるステージイベントってのは独特だけど、

主な対象の子供たちにとってみれば、家族にショッピングセンターに連れて行ってもらえば参加できるというのはメリットでしょうしね。

キャラクターとしてステージに立つことはいろいろあっても、こんな子供たちの前でというのはなかなかなくて、気を遣ったとか。


次にPoppin’Partyのライブ。これは、キャラクターを演じる声優が実際に楽器を演奏をするという不思議な作品だ。(cf. 声も歌も演奏も)

大橋さんはもともとドラムを趣味にしていて、ドラムメンバー募集中だったPoppin’Partyが目を付けたということなのだろう。

声優がキャラクターとして歌うことは普通にあるし、ギターやら弾き語りするのはまだ分からなくもないが、

専らドラムを叩くってのはちょっとよくわかんないですねぇ。

ただ、前にも書いたけど、ボーカル担当以外がソロで歌うパートも増えてきて、ベースだろうがキーボードだろうがドラムだろうが歌うところは歌うようになった。

楽器の中でもドラムを叩きながら歌うのは特に難易度が高そうだが、楽器も声もという感じは強まってきているということでもある。

会場もすごいですね。幕張メッセの展示場、12000人ぐらい入ったそうで。


次の あどりぶグランプリ もたたごとじゃないですね。

巽悠衣子さんと2人でやってるラジオ番組「あどりぶ」のイベント、ただし公開録音ではないからトークライブってことですね。

相方とトークで会場を沸かせる、というとコメディアンのようだが、ラジオ番組という背景があるわけですね。

巽さん・大橋さんの独特なトークがおもしろいもんだから、これが番組を飛び出して生で披露されれば、会場は沸き立つというわけ。

こういうラジオ番組のイベントはわりとよく行われているのだが、特筆すべきはその会場である。

この手のイベントの会場としてよく使われるのが東京・北の丸公園の科学技術館サイエンスホール、400人程度入るホールということでトークイベントにはよいと。

もうちょっと大きなところでやるイベントもあるが、トークだけだとせいぜい1000人程度までだろう。

そんな中、トークだけで2000人以上も入る 中野サンプラザを使うというのはちょっと異質である。

「あどりぶ」の人気の高さもあるのだが、同日夜に同種のイベントを行った「洲崎西」の人気の高さによるところが大きい。

実はあどりぶグランプリは全席埋めたわけではないらしい。一方の洲崎西はトークイベントで中野サンプラザのホールを埋めてしまうとんでもない番組だ。

とはいえ、あどりぶグランプリも1階席は埋まりきったって話だから、1600人以上は入ってるんですよね。十分すごいじゃないか。


そして、今日は歌手としてのワンマンライブだった。その会場はパシフィコ横浜 国立大ホール。

日本に2箇所ある国立の会議場の一で、最大5002人も入るのでホールとしては屈指の大きさを誇る。(cf. 国立大ホールってなんだ?)

この会場を使うと聞いたとき、確かに妥当なのかもしれないけど、満員にできるのって思った。

妥当と考える理由は1年前のライブツアーの東京公演(豊洲PIT)で2700人の来場者があったこと。この規模を超えるホールはけっこう限られるので、妥当な選択肢だ。

一方で、この数字はパシフィコ横浜の収容人数と比べると2000人ほどのギャップがある。ちょっと大きいですねぇ。

このときの東京公演だって売り切ったわけじゃないし。(2700人は実数、あと200人程度は入ると思われる)

でも、結果的には早々にチケットは全て売り切れてしまった。これにはとても驚いた。

後で聞いた話によると先行販売の時点で2階席まで売ってしまったらしい。自分は1階後方で驚いてたけど、まだマシな方だったと。

最大5002人と言ってるけど、実は舞台を広げるため前方10列程度は座席を使わない。この分差し引くと4500人程度となる。それでも多いけどね。

初めて行く会場……だと思っていたのだが、実はこの前日に別件でこのホールに言っている。お察しですが。


毎週末、人前に出て仕事をするというだけならありそうだけど、こんなに仕事内容がコロコロ変わるのはかなり珍しいと思う。

過去にもこういうことは時々あって、僕がびっくりしたのが去年の夏のこれ。

アイドルやって、ドラム叩いて、歌手としてアニサマに出た、ということなのだが最初と最後の会場が同じなんだよね。この間に変形してるんだけど。

今回のはそのさらに上を行く驚きですね。あどりぶグランプリはトークだけだからちょっとゆるそうな印象もあるけど、そうでもないのでは?


そもそも仕事の幅も広いが、歌手として歌っている曲もバラエティ豊かだ。

というのが今日見に行って改めて思ったこと。元々そう思ってたことでもあるんだけどね。

「キュートでクールでパッションに」というとシンデレラガールズだが、割とそんな感じだと思うんだよね。

大橋さん自身のキャラクタはわりとクールだと思ってんだけど、声がキュートなキャラクタに合うのか、その印象が強い。

歌もそうで代表曲は声がよく合うのかキュートな曲が多いのだけど、一方でクールな曲もたくさん作っている。

ワンマンライブでは惜しげもなく披露できますから、進行に応じて、雰囲気がガラッと変わる。これは巧妙でしたね。

制作時のエピソードを聞くと難産だった曲もあったようだけど、どれもこれも立派に歌い上げてくれる。


こうして人気が出た背景もいろいろあるんだろうけど、

1つにはキャラクタを通じて知名度を上げられたというのはあるんでしょうね。

その上で、歌やその他のパフォーマンスで惹きつけることができたということではないかなと。

このあたりは口コミが口コミを呼ぶような面もあるんじゃないでしょうか。

この人気の高さには音楽CDの発売元のLantisも浮かれてるのか知らんが、渋谷駅の地下通路に大橋さんのアルバムの大型広告を出してるのよね。

横浜に行くときに乗り換えで見てびっくりした。確かに大型広告出してるとは言ってたけど。


いずれにおいても今後の活躍が楽しみですよね。

もうすでにすごいんだけど、今後さらに大きなことが起きそうな気がするんだよね。

全てを追い切れるわけではないけど、活躍を応援していきたいと思う。

専従者を選ぶ選挙だった

労働組合の職場代表の仕事もそろそろ終わり。

担当職場に未経験者がいるので、その人を後進に推薦して、これをもって終わりとなりそう。

これで1年終わりとなるのは、労働組合の役員もそう。これから選挙が行われる。


先日、知って驚いたのだが、この選挙に当選した人は全て労働組合専従になるらしい。

すなわち、いまいる職場から離れて、労働組合の仕事だけをすることになる。

確かに専従者がいるとは聞いてたけど、てっきり1人ぐらいだと思っていた。

ところが、実際は意外と多くて、こんなに労働組合専従の人がいるの? と驚いてしまった。


専従者が多いのは、そもそもの組合員が多いのもあるだろうが、

それゆえにグループ会社の労働組合、地域の労働組合をリードしていく立場にあるという事情もあるようだ。

労働組合も他の労働組合や全労済、労働金庫の組合員なので、その役員を出さないといけない。

小規模な労働組合からしてみれば、なかなか役員を出す余裕もないので、大規模な労働組合がリードしていく必要がある。

当然、自分たちの労働組合の活動を充実させる必要もあるので、終業後や昼休みだけでは足りないのだ。


それにしても職場を離れるということは重いことだ。

専従者である間も勤続年数には含むなどそれなりの身分保障はあるが、とはいえ。

役員の立候補者は口コミで埋めているのが実情のようだ。

きっかり1年交代でやっているわけでもなく、数年連投する人も多く、職場を長期離れている人もいるようだ。

今回の役員の立候補者には2人ほど見知った名前の人がいるのだけど、この人も当選すると専従者になってしまうのかと考えるとね。

当選すればというけど、立候補者数=定員なので、当選しないということはないだろう。


労働組合専従者の給与は労働組合費からまかなわれている。会社経由で支給していると聞いた覚えもあるが、実際どうなんだか。

ちなみに、専従者以外でも時間内に組合活動に関わる人もいる。

ただ、会社の会議に労働者代表として出席するケースが大半だ。

この場合は組合活動である一方で、会社の活動でもあるので、会社から給与が支給されているようだ。

これ以外のケースで時間内に活動する場合は、労働組合からこの分の給与を補填することになるようだが、実際どう運用してるんだろ。

専従者はある意味ではわかりやすいんですけどね。

なぜか2段構えのWDT

使っているマイコンのウォッチドックタイマ(WDT)がちょっとクセのある動作をする。

というのも設定した時間の倍の時間経たないとリセットが発生しないからだ。


そもそも、WDTというのは、こういうもの。

WDTはプログラムの暴走を検出するために使われる、いわば最後の砦である。

WDTはタイムアップするとマイコンをリセットするなどするタイマだ。

WDTを使うシステムでは、定期的にWDTをクリアするプログラムを作っておく。正常に動いているときはWDTがタイムアップすることはない。

ところが何らかの理由でプログラムが暴走するとWDTがクリアされなくなり、指定時間経過するとWDTタイムアップで検出できる……ということを期待している。

(マイコンはタイマだらけ)

WDTがタイムアップするとプログラムが暴走したと判断するわけだが、

実はWDTタイムアップ=リセットというわけでもない。


というのも、WDTタイムアップで割り込みを発生させて、エラーログの取得とかを行うシステムもあるから。

このマイコンのWDTは、1回目のタイムアップで割り込み発生、2回目のタイムアップでリセットとなっている。

1回目の割り込みでエラーログの取得などの処理を行い、これが終わらなくても2回目のタイムアップで強制的にリセットしてしまうという用途を想定しているのだろう。

こういう用途で使う分にはよくできた仕組みなのだが、このシステムってWDTでリセットさえできればいいんだよね。

すなわち1回目のタイムアップで発生する割り込みは何もせず、2回目のタイムアップのリセットだけを使うのだ。

なんかおかしくね? と思うんだけど、最終的にリセットされるという結論に差はないから、あまり気にしていないようだ。


WDTもいろいろあって、マイコンの種類によって全く異なる。

同種のARMコアを使っているマイコンでも、メーカーによって全く違うぐらい。

そもそもWDTタイムアップ=リセットというマイコンもあるし、

あるマイコンでは、タイムアップ手前の所定の値で割り込み発生、タイムアップでリセットとなっている。

調べた限りで多かったのが、割り込みかリセットか選択制になっているもの。

1つのマイコンで複数のWDTを持っていることも多いので、1つのWDTで割り込み、1つのWDTでリセットという使い分けをすることも想定しているのかも。

1つのWDTに割り込み・リセットの両方の役割を持たせるより、こっちの方がわかりやすい気がするな。


というわけで、やっぱりこのマイコンのWDTはちょっと変だなと思ったんだけど、

ペリフェラルマニュアルをよく見てみると、WDT割り込みでとある操作を行うと、即WDTリセットにできるようになっていた。

割り込み処理にこの操作を書いておけば1回目のタイムアップでWDTリセットになるってことだね。

もししくじっても、2回目のタイムアップでリセットになるので安心感があるとも言える。

いろいろ総合して考えてみると、これが正しい使い方のような気がしてきたが、その割にはサンプルプログラムとかには書かれていないのが解せないところ。


今回はマイコン内部のWDTの話をしているが、WDTというのもいろいろあって、

アナログ回路で構成されるWDTもあるし、他のロジックにWDTを持たせることもある。

とあるシステムでは、マイコンのWDTを使わず、このマイコンと通信を行うプログラムが一定時間以上の通信停止を発見したら、

マイコンをリセットさせるという仕組みになっていた。これもWDTの一種だよね。

目的が実現できればマイコン内のWDTを使う必要は必ずしもないということだね。

一番手軽なのがマイコン内のWDTを使うという方法なだけで。

会社近くの公共施設を使えばできる

先日、全従業員対象の説明会があった。

重要な経営方針の説明会なので全員対象なのだが、これがなかなか大変だ。


というのも社内で一番大きな会議室に入るのは300人なんだよね。

これもなかなか立派だとは思うし、これだけ広いと株主総会も社内でできる。(cf. 株主総会のための通達)

ここを全従業員対象の説明会の会場にすることもできると思うが、かなりの回数に分けて実施する必要がある。

そこで、この説明会は事業所の近所の公共施設を使って行われた。


そんな人が入る公共施設が近所にあるってのは偶然だろうけど。

でも本当に近いんだよね。徒歩10分以内の距離感だ。

収容人数はおよそ1000人、これでも1回では収まりきらないのだけど。

でも、300人入る会議室で7回やるのと、1000人入る公共施設で2回やるのが同じと考えると画期的だよね。

親会社の社長以下、役員をずらっと並べての説明会ですからね。できるだけ少ない回数でやりたいというのはあるだろう。


距離は近いとはいえ、同時に約1000人の人が動くということで大変だ。

約1000人というけど、入れ替わりのときは多少の時間差はあるとはいえ、出る人と入る人が同時に動くので倍だ。

それだけの人が公道をまとまって歩くのはなかなか大変なこと。

出る人と入る人が同時に動く問題については、往復を別ルートにすることで緩和している。

歩道または車道の端をぞろぞろと歩かせているのだが、すさまじい光景だ。


以前はこういう全従業員対象の説明会もよく行われていたようだが、最近では動画配信で行われることが増えたそう。

「ここに来るの初めてだな」というと「以前はよくあったんだけど、君が来たときにはもう動画配信になってたのか」という反応である。

動画配信だと本社事業所もそれ以外の事業所も同様にできるというメリットもある。

にもかかわらず、こうして実際に人を集めて説明会を行ったのは、質疑応答を行うためだろう。

それなりに時間を取ってやってたし、実際に人を集めてやるならそのメリットを生かそうという意図はよく伝わってきた。


全従業員対象というけど、実際に参加できるのは 本社事業所 に勤務している人に限られる。

複数回あった説明会のうち1回は動画配信が行われていて、他の事業所の人はこれを見ることになっていた。

説明会は日本語で行われているが、この回は同時通訳付きで英語でも聞けるようになっているとのことだった。

あとE-mail越しに質疑応答もできるようになってたみたい。動画配信の回に参加したわけじゃないから、実際どうだったのか分からないけど。

その一方で、この後、国内外の主な事業所には役員らが出向いて説明会が行われるそうだ。

全役員ずらりと並んでとはいかないだろうし、従業員の少ない事業所ではやらないだろうけど。

そんなことからも、一連の説明会にかける意気込みを感じることができる。


大企業じゃなければ、普段から全従業員集めていろいろやってそうですけどね。

ただ、やっぱり人数が多いと物理的に無理なんだよね。

そんな中で取り得る手として動画配信を活用してきたことはよく理解できる話だ。

でも、実は代替策はあったって話ですね。

Unicodeだと使える文字

曲名に「✿」と入った曲があって、そんな文字使うんだと驚いた。

絵文字かなと思ったけど、U+273Fということで、Unicodeでは携帯電話由来の絵文字ではなく装飾記号(Dingbats)に登録されている。

周りを見てみると、丸囲みの数字なども含まれているが、絵文字のようなのも多い。


こんな字あったっけ? と思ったが、やはりJISコードには登録されていない文字だ。

JISの文字コードもいろいろあるが、基本的なのが JIS X 0208にある文字だ。

ここに登録されている文字は昔から無難に使えると言われていた。

JIS X 0208には登録されていないが、Shift_JIS というか CP932 だけで使える文字もあったりして複雑だったんだよね。

ただ、そういうのを含めても「✿」というのは登録されていない。


というわけで、従来では日本のコンピュータでは使えなかった文字ですね。

というか、今までどの文字コードにもなくて、Unicodeで新規で追加された文字のような気がするんだよな。

あと、Dingbatsに登録されている文字には絵文字と併用になっている文字もある。

例えば ☎ は絵文字併用の文字で、Androidで見ると絵文字として表示されるし、絵文字として入力することもできる。

ただ、✿ は絵文字として使われる文字ではないので、なかなか出しにくいよね。


曲名や歌手の名前で「♥」または「♡」が入ることがある。

ハートマークは一般的な記号だが、JIS X 0208 には登録されていないし、CP932 にもなかった。

そんな経緯もあって、ハートマークが収録されていないフォントもある。

EUC-JP, Shift_JIS, ISO-2022-JPといった文字エンコーディングで使えないので、

表記上は▼など他の文字に置き換えて、注釈で「『▼』は黒塗りハートマーク」などと記載することもあった。

もはや UTF-8 のようなUnicodeベースの文字エンコーディングが普及したので、あまり気にせず使われることも増えたが、

コピペすると正しく表記されないなどトラブルを引き起こしかねないのが悩み所である。


それにしても「✿」なんてのが入ってくるのは初めて見たな。

Unicodeで使える文字は増えたが、実際に日本で使うかというとそうとも言えない。

例えばドイツ語の「ß」とか、今は日本でもUnicodeなら使えるけど、そもそもほとんど使わない。

結局は大半は JIS X 0208 や CP392 の範囲で済まされているというのが実情ではないだろうか。

そんな中で特徴的なのがハートマークと絵文字かなぁと。使うところではかなり高頻度に使われる文字種だ。

特に絵文字はE-mailのUnicode化を推し進めるきっかけになったんじゃないかな。

以前はE-mailと言えばISO-2022-JP 一択だったが、最近では絵文字対応なども考慮してE-mailでUTF-8が使われることも増えた。

そもそもISO-2022-JPってどうなんだよと思ってたので、よい方向だと思いますけどね。

RAMチェックって何のため?

組み込みシステムではしばしばRAMチェックを行うことがあるよう。

RAMの読み書きが正しく出来ているか確認するんだけど、なんでそんなことするんだ?


というわけでチームリーダーに聞いてみた。

すると、ワンチップマイコンだとそこまで必要性はないかもしれないが、と前置きした上で、

メモリが外付けされている場合、CPU~メモリ間のバスが故障していないかをチェックしたいと。

やり方はいろいろあるのだが、データを書いて、データが正しく読めるか確認する。

アドレス・データのパターンをうまくやると、データバス・アドレスバスの故障を検出することができるわけだ。

記憶素子の健全性を確認するという意味合いもあるのは確かだが、バスの健全性を確認する方が意味合いとしては大きいのでは? とのことだった。


データバスの故障を検出する方法は比較的簡単だ。、

あるアドレスに 0x55555555 と書いて 0x55555555 を読み出す、0xAAAAAAAA を書き込んで 0xAAAAAAAA を読み出すという方法がある。

もし、データバスの0bit目が故障して0固定になっていたら、0x55555555 を書き込んでも 0x55555554 としか読めない。

16bit目が1固定になっていたら 0xAAAAAAAA を書き込んでも 0xAAABAAAA と読めてしまう。

アドレスバスの故障検出はもうちょっと複雑だが、書き込んだアドレス以外のデータが壊されていないか確認するというのが基本的な考え。


RAMチェックもいろいろな方式があるけど、現在のRAMデータを破壊する方式が多い。

システムが動いているときにメモリの中身が壊されたら正しく動くわけはないわけで、

起動時にメモリを使い始める前にRAMチェックを行う必要がある。

稼働中にRAMチェックを行うシステムもあるみたいですけどね。

破壊してもよい領域でRAMチェックを行うか、データを破壊しない方式でRAMチェックを行う必要がある。

いずれにせよ、どういう故障を想定してRAMチェックするのかということは考えるべきですね。

それによってやり方も変わってくるので。バスの心配ならワンチップマイコンなら不要な気はするので。


PCのRAMチェックといえば memtest86 が有名だが、けっこういろいろな故障を想定しているんだね。

MemTest86 Technical Information #Individual Test Descriptions

アドレスバスの故障、データバスの故障、記憶素子の故障 というのもあるし、

キャッシュ回路やバッファ回路の故障をあぶり出せるように、アクセス順序を変えたり、データ幅を変えたりいろいろやっている。

どこまでチェックするかって話ではあるんだけど、それはまさにどういう故障を想定するかという話なんだよね。

そこを考えないと的確なRAMチェックにならないと理解した。