発電機付きの特定原付?

調べ物をしていたらこんなのを発見した。

発電機付き特定小型原付 ENNE T350 Pro

ペダルは付いているのだが、タイヤとはつながっておらず、

ペダルの横に設けられた発電機に入るという形なのだが、なぜこんなことになってるのだろうか?


特定小型原動機付自転車の道路交通法上の定義はこうなっている。

車体の大きさ及び構造が自転車道における他の車両の通行を妨げるおそれのないものであり、かつ、その運転に関し高い技能を要しないものである車として内閣府令で定める基準に該当するもの

自転車道の走行に適した操作が簡単な原付ということなのだが、走行できる自転車道は限られている。

実は歩道の自転車通行指定部分だった

それはそうとして内閣府令、道路交通法施行規則では具体的にこう規定されている。

  • 車体の大きさは長さ190cm, 幅60cm以内(普通自転車サイズ)
  • 原動機は定格出力600W以下(原付1種と同じ)の電動機を用いる
  • 20km/h以上の速度が出せないこと
  • 最高速度が複数ある場合(歩道モードを想定)は走行中に速度変更できないこと
  • クラッチの操作を要しないこと
  • 最高速度表示灯を備えること

この規定からフル電動でなければ特定原付は作れないことがわかる。


原付の中にはペダルを持ち、エンジン・モーターと人力を併用できるものがある。

GFR-02 (Glafit)

これは原付モードと自転車モードの切替が認められた初めてのバイクである。

基本的にはモーターで動かしても、ペダルで動かしても、原付にあたるが、

ここにナンバープレートにフタをすることで、モーターに電源が入らなくなる仕組みを導入し、

この状態であれば全て人力ということで自転車と全く同じであると、

道路交通法上の自転車として扱われる仕組みを作ったわけである。


しかし、こういうものは特定原付では作ることができない。

なぜならば20km/h以上を出せてしまう可能性があるからである。

一般原付は30km/h制限だが、30km/h以上出せてしまう構造であるのが通常である。

しかし、特定原付は20km/h以上出せてはいけないのである。

その上で動力はモーターに限られているのもそのためではないかと思う

これが特定原付はフル電動でなければならないといった理由である。


しかし、その電力をまかなう手段がバッテリーでなければならないというわけではない。

というので、考えられたのが足こぎ発電機を付けるという方法だったと。

バッテリーと発電機の両方からモーターに供給するわけである。

こうすることで発電機で発電した分はバッテリーを節約することができる。

バイクの実際の走行スピードとは無関係に一定ペースで漕げばよい。

発電してモーターを動かすので変速機のような役目も果たすと。


動力の一部をバッテリーが補うとみれば電動アシスト自転車にも似ているが、

電動アシスト自転車のアシスト比率は2/3を越えることができないし、

10km/h以下ではアシスト比率が下がり、20km/hでは36%である。

この発電機付き特定原付はモーターを動かす電源の比率は関係ないので、

100%バッテリーになる瞬間が存在してもよいと。

この柔軟性はあくまでも原付であるがゆえである。


この仕組みは電欠対策みたいなところはある。

できるだけバッテリーを温存して走ることが出来る仕組みというが、

バッテリーがほとんどなくても発電機を回して走ることができる。

歩道モードで6km/hでちんたら走れば、車道を走るには遅くてもなんとか。

従来のキックボードやアシスト自転車などは充電がなくなってしまえばただの重い荷物になってしまいます。

電動アシスト自転車もフル人力で動かせる点では同じだろうと思うけど。


というわけで考えたもんだなと思った。

まぁこういうよくわからん車がいろいろ出るのが黎明期っぽい気がする。

堺市博物館リベンジ

昨日、関空に行く電車で思い出したことがあった。

それが2020年に百舌鳥・古市古墳群を散策したとき、堺市博物館が閉館日だったことである。

巨大古墳をみながら歩く

そうか、月曜日でいろいろな施設が休みだから、古墳に行ってたのか。

そんなわけで、今日はまた大阪にやってきたのだった。


堺市博物館というか仁徳天皇陵古墳の最寄り駅は百舌鳥駅である。

というわけで環状線で天王寺駅に来て阪和線に乗り換えるのだが、

阪和線って環状線からの直通列車と天王寺始発で乗り場が全然違うんだよね。

で、どっちが先やねんと案内を見ようにも改札口の向きにしか表示器がない。

阪和線乗り場の方に歩いて行く途中にも案内はあるが、そこまで行って次は環状線からの電車だと気づくと引き返さないといけない。

不便だなぁと思いながら始発の区間快速に乗る。

百舌鳥駅は通過なので三国ヶ丘駅で一旦降りて後続を待つのだが、

10分以上待たされるので、それなら三国ヶ丘で降りて歩いて行くかとなった。

出口には百舌鳥駅まで乗った方がいいよと書いてあるが、徒歩20分なら勝てるかも。

一応、三国ヶ丘駅は南海にとっては仁徳天皇陵古墳の最寄り駅なので案内表示はある。


古墳の周りを半周して拝所に寄って、道路を渡ると大仙公園、ここに堺市博物館がある。

入口の案内を見るとなぜかイオンカードを見せると割引になるらしい。謎である。

あと「百舌鳥古墳群シアター」の映像を見るだけなら無料らしい。博物館を見る人しか見てなかったけど。

主に現代の空撮映像と、古墳の作り方や出来た当時の姿の再現映像で構成されている。

埴輪とか埋葬のされ方とか、それ正しいんかいと思いつつ見ていた。


この博物館の主なところは古墳の時代の話と、堺が交易で栄えた時代の話である。

仁徳天皇陵古墳の向かい側にあるとはいえ、それだけというわけではない。

とはいえ、やはり大きなテーマである。出土品などから百舌鳥古墳群の姿を紹介している。

驚いたのは宮内庁管理の古墳の出土品が展示されていたこと。

宮内庁蔵で撮影禁止となっているが、このような形で展示されているのは驚いた。

おそらく濠の工事などで発掘されたものではないかと思う。

あと、これも知らなかったんだけど仁徳天皇陵古墳が国の管理になる前に発掘した人がいたようで、

そのときに副葬品のスケッチを取ってたんですね。他の古墳の発掘結果からの類推だけでない部分もあったようだ。

そうはいっても宮内庁管理の古墳(天皇陵、陵墓参考地)は調査が難しいわけで、

それ以外の古墳の調査結果からの推定が多いことは確かである。


もう1つの大きなテーマが中世以降の交易で栄えた堺だが、特に充実しているのが鉄砲である。

そう、堺は火縄銃の生産が盛んだったので、鉄砲がずらりと並んでいた。

堺で鉄砲を生産していたのは必要な輸入品の入手が容易だったからだという。

ところで現在の堺泉北港はほぼ工業港で貿易港としての意義は薄いが、

これは江戸時代に鎖国の影響で外国貿易が長崎に集約された影響らしい。

大和川付替で港の機能が低下したなどの要因もあるのだが、一番の問題はそこだったらしい。


大阪へ戻るのは百舌鳥駅から。各停のみ停車で天王寺までに追い抜かれるので、後続の区間快速に乗り換える。

新今宮で降りるので環状線直通を引ければよかったが天王寺で乗り換えて1駅。

ここでもまた不便だと思ったのは環状線外回り(西九条方面)の乗り場のこと。

構造上の問題で環状運転と大和路線・阪和線直通で乗り場が違うのである。

これも改札口に向けられた案内表示を見て選ぶ必要がある。

往復とも不便な乗り継ぎだった。


新今宮駅で降りて、前も右もパチンコ屋かよと思いながら堺筋を上がる。

あまり使うことはないが日本橋の電気街に行くのに使われるルートの1つである。

だから新今宮まで乗りたかったと。運賃も安かったので。

そんなこんなでいろいろ物色して帰ったのだった。


関西滞在も明日まで。

といっても明日は午前中は仕事で、午後には帰路につくので実質今日までだが。

中之島と関西空港

今日の最初の目的地は大阪・中之島、行き方はいろいろあるけど上本町六丁目からバスに乗る。

そして天神橋バス停で下車、すると中之島公園の東端に着く。

まぁ東端にこだわらなければ北浜まで堺筋線に乗ればいいんですけどね。


中之島公園を歩いて行くとバラが綺麗だった。

周りは高層ビルに囲まれた中で、川と公園と大きく開けているのは不思議な景色である。

そんな中之島公園を進んで堺筋が見えてきたところで大阪市立東洋陶磁美術館に到着。

どうも最近までリニューアル工事をしていたのだが、今年4月に再開館、

リニューアルオープン記念特別展……それ所蔵品展では? と思うのだが値段は1600円、ご祝儀価格だな。


それはそうとして、この美術館は大学院時代に来たことがある。

当時にしてもいろいろ古ぼけたところはあったが、陶磁器を展示するということでユニークな仕組みもある。

今回のリニューアルでは最新式のLED照明への置き換えなどで、だいぶ観覧しやすくなった。

この美術館は安宅コレクションと李秉昌コレクションで多くが構成されている。

というかこの美術館が安宅コレクションの大阪市への寄贈がきっかけで作られている。

いずれも朝鮮陶磁を中心としたコレクションで大変充実している。

この美術館のユニークな仕掛けが外部から自然光を取り入れられるショーケースがあること。

陶磁器は色が肝心、一方で耐久性が高いので紫外線などで褪色することは考えなくていいはず。

なので1部屋だけ自然光を取り込んで鑑賞できるようにしたわけである。

自然光もそれはそれで難しいけど、本来の色はこういう色だと知ることは出来そう。


中之島公園はそろそろ終わりだが、このまま中之島を進んで、国立国際美術館に。

本来はここでコレクション展を見るつもりだったのだが……

なんと工事で展示室内で漏水が起きたため中断になったそう。

作品への被害はなかったので、それはよかったんだけど。

どうも大阪中之島美術館との連絡橋の工事に関連して、長期休館していて、

再開した矢先にこうして被害が発生してしまったらしい。全地下式の美術館の苦しみか。

地下3階の特別展「古代メキシコ」はやっていてOKパスポートで見られるならとさらっと見てきた。

盛況だったが、これ国立国際美術館でやるネタかなぁ。(東京だと東博でやってんだよね)

コレクション展が見られなかった分はコレクション展の券を配っているようだが。

OKパスポートの有効期間は長期休館中の分と漏水による中断分が延長されるとは思うのだが、

大阪だけ延長されても、京都を含む他館では効力がないはずで、結局意味ないんだよなぁって。


中之島を去ってやってきたのは南海難波駅、ここから空港急行に乗って関西空港へ向かう。

荷物を持った人が多いのだが、みんながみんな空港まで乗るのではなく、岸和田とりんくうタウンでの下車もそこそこ。

空港にやってきたといっても飛行機に乗るためではなく、そしたら飛行機を見るためかって、

第1ターミナルビル1階のリムジンバス乗り場の端から展望ホール行きのバスに乗る。

なんと無料、30分間隔なのだが長蛇の列ができていて、なんとかバスに収まった。

展望ホールは徒歩では往来できないところにあるのでバスか自家用車は必須。

そこに無料の送迎バスがあるだけでありがたいが、展望ホール自体もタダである。

そんなわけで人がごった返していた。カメラを抱えた人がしこたまいた。

滑走路の端に近いのだが、こうしてみると関空は本当に単通路機が多い。

Fedexの貨物機を見て「うわっ、デカイ」となるぐらい。

プライベート機や海上保安庁のヘリコプターという珍客もいたが、ここら辺は小さいな。


そこそこで戻って第2ターミナルへ。とりあえずは無料の連絡バスで。

第2ターミナルは国内線はPeachのみ、国際線も3社のみ。ゆったりしてるのはいいかも。

ただ、売店やレストランの貧弱さは残念ですよね。

第2ターミナルの隣接地にある「KIXそらぱーく」で強風に吹かれながら着陸する飛行機を見る。

遠いから迫力に欠けるのはあるな。双眼鏡でも持ってればよいが。

しばらく見たところで歩いて空港駅に戻る。歩道を歩けば空港駅にたどり着けるのだ。

これ逆向きは知らないと難しいんですけどね。第2ターミナルからなら歩道を歩けばたどり着ける。

島を渡る部分では飛行機を近くで見ながら渡れるのも面白ポイント。


そして第1ターミナルへ。2階は国内線出発、チェックインカウンターの横の蓬莱のレストラン兼売店で土産物を買う人の列がずらり。

国内線の横というのもあるけど、ほぼ日本人だな。検疫のこともあるので外国へ持っていくのは難しいだろう。

2階のレストランはコンパクトにまとめられているが便利そうだなと思った。

3階はほぼ何もなくなって、4階の国際線出発階、やはりここは人が多い。

長い列を成しているところをみると、関空に乗り入れるLCCの多様さに驚く。

そして、そういうところは自動化が進んでいないようで、みな列に並ぶようだ。

自動荷物預け入れはがらんとしていた。使える航空会社の便と時間が合わなかったからかもしれないけど。

チェックインの省人化というところではまだやることは多そう。

保安検査場が狭くなっているので、それで混雑するのは仕方ない面はある。

工事が完了すれば緩和されるはずなのでそれを待つしかない。


そんなこんなで大阪に戻ってきたら思いのほか遅くなってしまった。

本当はこの後に行きたいところもあったが明日に回すこととして、

また明日も大阪へ行くのである。しかも和泉にも行くのである。

纏向遺跡と平城宮跡

今日は奈良へ向かうことは決まっていたが、単に奈良に行っても面白くない。

とやってきたのは三輪駅、大神神社の最寄り駅まで来て参拝しないわけにもいかない。

天気もよいので参拝者は多かった。が、ここが目的地というわけではないので早参り。


本当の目的地は大神神社から国道に向かって歩いて、その国道沿いすぐのところにある桜井市立埋蔵文化財センターである。

名前からすればよくある市町村レベルの博物館だが……

桜井市の立地を考えれば、その展示物というのは相当なものである。

まず弥生時代の大福遺跡などの話から始まる。

銅鐸のリサイクルをしていた遺構なんてのもあって、送風管なんて出土品もあり、なかなか先進的である。


ただ、やはりその次の時代、纏向遺跡というのが大きいですよね。

一説には邪馬台国か? と言われる遺跡だが「極めて強い政治的な意図のもとにつくりあげられたマチであると考えられています」と紹介されている。

これまでの弥生集落とは異なる日本最古の都市という言い方ができる。

この地にこの時代の古墳が多くあるのも、それだけの地位の人がいたということである。

その首長の居館の姿が発掘調査により明らかになったことが2010年頃に報じられた。その模型が置かれていた。

最後の方には藤原京の話が出ていたが、藤原京の北東は桜井市にかかってるんですね。

藤原京の規模を明らかにするというところで細々と調査を進めているようだ。


とてもじゃないけど市町村レベルの博物館とは思えない情報量である。

桜井市で発掘調査をしているから、こういう形で展示されてるんですけどね。

まだ謎は多いのだが、このあたりが日本の歴史上、重要な土地だったことはある程度確からしいように思う。

そんなわけで纏向遺跡の実地を見てみようということで、国道を北に歩いて行く。

このあたりは立派な三輪素麺工場が目立つ一方、ひなびた店も多い。

歩いて行くと何か山のようなものが見えてくる。これが次の目的地、箸墓古墳である。

ただものではない大きさだが、一説には卑弥呼の墓と言われており、それにちなんだ看板もあった。

「ひみこの庭」なんて無料駐車場があって変な感じがする。

この古墳は宮内庁が「孝霊天皇皇女倭迹迹日百襲姫命 大市墓」として管理している。

天皇・皇后以外の皇族を埋葬するところは墓というので墓である。

拝所も設けられており、天皇陵と同じような構造で立派である。

時代的にも前方後円墳としては古いものだという。そういう要素だけでも価値があるな。


そこからさらに北に向かって歩いて行くと、桜井線の巻向駅が見えてくる。

ここからさらに進んで……小特以外の自動車通行止めという踏切を渡る。

すると左に何か柱が刺さった広場が見える。

ここが纏向遺跡辻地区である。ここがさっき書いた首長の居館の遺構が見つかったところ。

この発見の後、ここは史跡に指定され、遺構展示がされるようになった。

そんなに大きいものではないが、何らかの意図を持って建物が整然と並べられたことは見て取れる。


で、一通り見たところで奈良行きの電車の時間をみたら3分後。

駅のホームは目の前に見えているが、電車に乗るには踏切を渡って回り込んで改札へ行かないといけない。

というので小走りで駅へ向かったらなんとか間に合った。

桜井線は概ね30分に1本、そこそこ本数はあるが逃すと痛い。

そうしてJR奈良駅に到着。けっこう人が多い。観光客らしき人も多い。

昼食を食べて奈良公園に向けて三条通りを歩いて行くのだが、案外人が多い。

奈良公園に行くのにJR使う人もけっこういるんだなと思ったが、どういう意図なんだろう。

他の場所、例えば法隆寺とか宇治とかとハシゴするためにJRというのが一番納得感があるのだけど。


ただ、やっぱり近鉄で来る人の方がケタ違いに多く、東向商店街からドサーっと流れ込んでくる。

そんなこんなで奈良国立博物館に到着。特別展「空海」を見る。

まぁ来てる人はどっちかといえば年配者が多いのだけど。

本館のロッカーに荷物を置いて、地下回廊から新館に行くと、外に行列が出来ていてびっくり。

ただ、これはチケットを買い求める人の列だったので、すでにプレミアムカードを持っている僕はスルーして改札へ。

正倉院展に比べたらガラガラだけど、普段の奈良博を思えば大混雑である。

小中学生の観覧を意識したか、ワークシートがあったり、

「いのりの世界のどうぶつえん」のときのキャラクタ(いつのまにか「ざんまいず」と名前が付いていた)の解説が付けられたり。

連休期間に家族で空海が伝えた密教を学ぼうという意図があったんだろうか。


展示物は重要文化財(国宝)だらけである。

曼荼羅の展示は前期後期入れ替えなので、これはリピーターも多そうだなと思った。

そういえば去年に神護寺に行った時(cf. 1日券で京都を北から東へ)に曼荼羅の修理をした話を聞いたけど、

その曼荼羅の現物ってこれだったのかと。かなり綺麗になってましたね。

仏像の展示も立体曼荼羅という意図が伝わりやすいように工夫されていた。

最後は高野山の話があれこれ、その中で高野山では1日2食、空海に食事が届けられているという話があった。

昔、高野山に行ったとき、時間の都合行けなかった奥の院だが、

ここの地下に空海は籠もって亡くなったとされている。(入定って書かれてるが)

密教を日本に伝えた空海が最後に行き着いたのが高野山だったということを表すエピソードの1つである。


奈良博を出てどうしようかと思ったところで、やってきたのが大仏殿駐車場。

ここから ぐるっとバス に乗れば平城宮跡に行けることに気づいた。

ぐるっとバスのメインルートである大宮通りルートは15分に1本走っているが長い列。

ドアの開閉にも困るような満員で出発していった。

実はこのバス、運賃100円である。市内循環など他の路線バスが250円なのに対して圧倒的に安い。

そのことを意図したか意図せずか、近鉄奈良駅まではぎゅうぎゅう詰めだった。

なぜこのバスは100円なのかというと、このバスは奈良市役所や国道24号線高架下の駐車場のP&Rと組み合わせて使うことが想定されているからである。

放送でも「駐車場へお帰りの方は」と言っていたし、そこでの乗降は確かに多かった。

それであらかた降りたところで 朱雀門ひろば で下車。なんかやたらと賑わってんだが。


平城遷都1300年祭の頃は仮設建物があったような覚えがあるが、

それも撤去され、その後にこの一帯がいろいろ整備され、その中で交流拠点として整備されたのが 朱雀門ひろば である。

大音量で音楽が響いてるから何かと思ったらアイドルのステージだったらしい。

なんか平城宮跡のイメージが変わったなぁ。

朱雀大路を挟んで反対には「平城宮いざない館」という展示施設が。

平城宮の往時の姿がわかる展示施設で、これだけの展示施設が作れるぐらい平城宮跡の発掘が進んでるんだなと驚く。

藤原京とかまだ発掘途上の部分が多いし、それこそ今日見てきた纏向遺跡とか謎だらけである。

この発掘調査の成果が現れたものの1つが復原建物である。

最近完成した大極門を見るのは初めてかな。全部完成するとどう見えるのかな。


奈良県内も見所いろいろあるんですけどね。

なかなかこういうのを思いついてやるかというと難しいところはある。

でも今回の旅程はわりと当たった気がするな。

まんだらけのいる高島屋

今回の滞在期間唯一の平日ということで、向かったのは京都。

京都は混雑を避けることが難しいので、平日に行かないと困るだろうと。

そんなわけで近鉄電車に乗って竹田・烏丸御池と乗り換えて東山三条へ。

東山三条で降りる人はわりと多くて、出口を出て地図をまじまじ見る人も。

地下鉄を利用する人も増えてるのかなぁ。


今日は日本画をたくさん見たな。

それは京都国立近代美術館の「没後100年 富岡鉄斎」もそうだし、

京都国立博物館の「雪舟伝説」もそうである。

本物の雪舟筆もあるが、偽の雪舟筆(実際は模写だったりする)とか、自称雪舟の後継者の絵とか、

写真がなかった時代にはそういう形で伝承されて行っていたってことなんだよなぁ。


と、その間に四条界隈を経由しているのだが、そこでの話。

四条河原町交差点についてドンと目に入ったのは高島屋だが、

「Takashimaya S.C.」とみて、そういえば増築棟ができたんだなと気づく。

専門店ゾーンができたことで「京都高島屋S.C.」という名前になったのである。

で、前に東京・秋葉原に行った時にまんだらけのビルに「まんだらけ京都へ進出」と書かれていたのを思いだした。

ここに「高島屋」と付記されていたのだが、その高島屋はここのこと。

えっ? まんだらけが高島屋に入居? と気になってしまうが一体どんな光景なんだろう。


交差点に近い入口から入って、フロアを上がっていくと、古くさい百貨店だなという印象を受ける。

実際、主たる部分はかなり古いのかもしれない。

この高島屋京都店は全国的にも売上の多い百貨店の1つである。

いかにも百貨店らしい高級品を並べては、それを買い求める人もちらほら。

で、店内の案内を見ると「T8(専門店)」という案内がある。

これに沿って進んでいくと、増築部に入居する専門店に到着する。

既存部分=百貨店、増築部=専門店が基本のようだ。

もともと高島屋の売場が入居していた四条通沿いのビルを壊して増築棟にした形である。

四条通から見ると高島屋が連続して見えるようになったように思えるが、実際には少し欠けた部分がある。

シカタビルというビルが間に挟まっているが、実はここに入居しているグッチも高島屋の売場である。


話は戻ってT8に入居している まんだらけ の話。

4階というのは百貨店で言えばメンズファッションということか。T8との連続性はイマイチだが。

T8内のエスカレータを降りて まんだらけ の真っ赤な店が見えると 中野ブロードウェイ を思い出す。

中もそんな感じである。さすがに分野ごとに店が分かれてたりはしないけど。

かなり古くさい本が並んでいる中に新しい本が織りまぜられていたり、まんだらけ らしいのかな。

このフロアはT8の中では趣味、特に古物にフォーカスしている。

他に入居しているのが中古レコード店、ブランド品などの買取専門店ですからね。


T8の中で最大の目玉は7階に入居している「Nintendo KYOTO」である。

これを見ると大丸に入居するポケモンセンターが思い浮かぶが、それと同じだろう。

というかNintendo OSAKAは大丸梅田店に入居しているし。

地下1階は食品、百貨店の食品売場とわりと連続感はある。

阪急河原町駅に直結しているが、一部は駅の通路に面する形で出店している。

1階は化粧品・食品が入り混じった感じ。入口付近にNintendo KYOTOがあることになっているが売場ではなくモニュメントがあるだけ。

2階は婦人服か、百貨店も婦人服なのでここは合っている気がする。

3階はもう少し広げてファッションという感じで、New Balanceなどスポーツ色もある。百貨店は婦人服売場である。

4階はさっき書いたように古物。

5階は蔦屋書店、子供用品やスポーツ用品の売場に隣接している。他の百貨店でも書店が置かれやすいフロアだ。

6階も蔦屋書店だが、こちらは書店ではなくギャラリーがあったり文具を置いたり。

百貨店では雑貨類や美術品などということで、わりと連続的かも。


果たしてT8という専門店ゾーンが高島屋にとって効果的なのかはよくわからない。

百貨店という形ではなかなか入居させにくい店を集めたんだろうけど。

「まんだらけ京都へ進出」と見て、むしろ今まで京都になかったことに驚いたが、

そういう店をいろいろ集めたって感じなんだろうな。

百貨店の形が大きく変わるという印象はなく、あまり変わり映えしないのが実情ではないか。

もともと伝統的な百貨店で上手く行っている店ですから、そこはあまり変えなかったんだろう。

あまりおもしろい話はないんだが、これが新しい高島屋ということである。

ミラー配信のスパムが邪魔

そういえば今日はPoppin’PartyとMyGO!!!!!の合同ライブ「Divide/Unite」が横浜アリーナであるのかと思いだし、

インターネット配信もあるのかと直前にポチッと買った。


こういう合同ライブというと思い出すのはAstral Harmonyですが。

Poppin’PartyとMorfonicaの合同ライブでだったのだが、

曲数がまだ少ないMorfonicaと、出演者が忙しそうなPoppin’Partyの組み合わせで、会場も構図も似ていると思った。

合同ライブだとお互い10曲ぐらいでも形になるのでね。

これだとMyGOも全部持ち歌で回せるようだ。けっこう増えたもんだな。

それがゆえにチケットを狙わなかったのだが、やっぱり気になったと。


現地で見ていてはこうもいかないが、インターネット配信ならTwitterで実況を見たり書いたりできる。

というので検索すると、こんなスパムがたくさん見える。

4月29日(月) POPPIN’PARTY×MYGO!!!!! 合同ライブ「DIVIDE/UNITE」 生放送 生放送 生放送 生中継➤bit.ly…

どうもミラー配信のURLらしきものをばらまく投稿らしい。

事実なら違法な配信だが、そもそも詐欺サイトなので見られないという噂も。

邪魔なのでスパムと報告してブロックをしていたが、

こんなのが視聴中に何個もひっかかって20アカウントぐらいブロックしてた。

そういうのを取り除いていくとちゃんと感想が読めるようになってきた。


こういうのを見つけてはURLをばらまくスパムがいろいろなイベントで起きているようだ。

インターネット配信を行うことの欠点というのはまさにこういうことか。

ファンの拡大とか新しい収入源とか得るものは多いのも確かだが。


MyGO!!!!!はTVアニメもあって人気を上げて、7月には武蔵野の森総合スポーツプラザで単独ライブをやるという。

一方のPoppin’Partyだが、10月に単独ライブがあることが発表された。

会場は河口湖ステラシアター……ん? 意外な会場だな。

3連休の3日目なのだが、1日目にはMorfonicaのライブが同会場であり、

あわせて押さえたのだなと類推できる。中日は一体誰が使うのか。

以前に比べればPoppin’Partyの人気は落ち目という感じはあるし、

河口湖というアクセス面ではケチが付く場所ではある。

でも、熱心なファンは多いのだし、3000人程度の会場だと争奪戦は大変そう。

最近は争奪戦という感じも薄かったが、果たしてどうなることやら。

レインボーブリッジを渡ってDJイベント

今日、休暇を取るという話をすると職場の人に遠出するのかと聞かれたので、

「明日は東京での用事なんですよね」という話をしていた。

というわけで、午前中に少し買い物をして、昼から東京に向けて出発。


さて、今日の目的地はこれである。

肉フェス2024お台場【4月26日(金)小岩井ことりフェス】 (LivePocket)

今日から連休期間にわたり開催される「肉フェス2024」の初日、

平日の微妙なところになんか集客手段がないかと泣きついたのが声優・小岩井ことり だったか、

「小岩井ことりフェス」なんてDJイベントをやるというが面々がすごくて、

まず驚くのがD4DJからHappy Around!が2人だけとはいえやってくるという。

小岩井さん自身、D4DJのキャストでもあるが同じユニットのUniChØrdから1人来て一緒にパフォーマンスするよう。

DJ Meguchee……櫻川めぐ って、この名前を見て思い浮かぶのはバンドリのRoseliaか。

一方で、DJ中村温姫 とあると、これは小岩井さんとアイドルマスター ミリオンライブ!で共演しているのが思い浮かぶし、

DJ中村繪里子はともかく、そこに今井麻美とくっついてると、これこそアイマスだなと。

これは異次元の組み合わせだなと言っている人がいた。


肉フェス自体は入場無料なのだが、このイベントは有料である。

5129円でチケットを買うと、肉フェスの食券が700円×2枚付いてくる。

肉フェスというのもあんまりいい評判は聞かない気がするけど。

会場は青海地区P区画と見て、これはへんぴなところにありそうだなと思ったが、

最寄り駅筆頭が東京国際クルーズターミナル駅となっていて、

調べたらダイバーシティ東京プラザと潮風公園の間だった。けっこう便利ななところである。


ステージが本格的に始まるのは16:50から、そこまでいろいろ散歩することに。

というわけでやってきたのは田町駅である。

初めて降りたのだが、平日昼間でもけっこう人は多いが、朝夕はひどく混み合うようでいろいろ書かれている。

ここから真っ直ぐ海側に向けて歩いて行く。しばらくは集合住宅が目立つ。

そのうち臨港地区という感じになっていくが、三角形の不思議なビルが。

調べるとヨコソーレインボータワーと出てくる。そういえばここまで送迎バスとすれ違ったな。

オフィスビルの便宜を図るために田町駅との間にシャトルバスが運行されているよう。

まだ少し歩くとレインボーブリッジの下に付くが、ここから遊歩道を歩いて行く。


レインボーブリッジは上が首都高速、下が臨港道路 と ゆりかもめ というのはともかく、

臨港道路には歩道が付いていて、とはいえ一般的な歩道ではない。

レインボープロムナードという遊歩道で当初は有料施設だったという。

現在は無料で利用できるが、昼間のみの開放で、月1日の定休日もある。

なお、歩行者専用だが台車を着けて道路右側の遊歩道を自転車を押し歩きすることは認められている。

純粋に徒歩ならば左右どちらを選んでもよいが、都心側を見られるノースルーとを選んだ。

エレベータを上がってレインボープロムナードの散歩はスタート。

とにかくこの臨海エリアのビル群はすさまじい。向かいに見える高層マンションは晴海フラッグか。

途中、台場アンカレイジで一旦屋内に入るが、元々展望台があった名残らしい。

このあたりで第六台場が見える。陸続きになった第三台場の近くで現在も海上にある。

ノースルートはこの2つの台場を観察するにはよいルートのようだ。

ところでこの2つの台場は昔から港区所属だったのだが、

江東区側から埋め立てが進んだ13号地のこの一角が港区所属になった要因はこれなんでしょうね。


そんなこんなで渡りきると台場の住宅地に出てくる。

お台場学園という小中学校があるが、港陽小学校・港陽中学校が併設されている扱いのよう。

港区にとっては飛び地同然の台場地区、小中学校・幼稚園がコンパクトにまとめられている。

このまま海沿いに歩いて行くと、やたらラブライブ!をアピールするゲーマーズが。

これ、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のアニメの中でスクールアイドルのグッズを扱う店のモチーフになっている。

店の前には虹ヶ咲学園キッチンカーが、イベントなどで出かけない限りはここにいるみたいね。

商売としてどんなもんなのかはわからないけど。


さらに進むと潮風公園が見えてくる。この一角は品川区だが特に区界を意識させる表示もなく。

肉フェスの会場も見えてきた。

このまま進んでいくとクルーズターミナル駅が見えてくるのだが、

この駅、以前は 船の科学館 という駅名だった。建物老朽化のため閉館してるんだけど。

ただ、それに関係して初代 南極観測船「宗谷」が保存されており、これは公開されている。

なんと無料公開である。いやはや競艇マネーは偉大だ。(寄付を募ってはいたけど)

この船、南極観測船になったのは後の話で、戦前は海軍の特務艦として使われた。

もっとも当初はソ連向けの納入する予定だった商船で、砕氷船としての機能を持っていたことで、南極観測船として活用されたという。

科学観測を目的とした船の紹介としては違和感が多いのは、このような経緯のため。

設備面でも必ずしも南極観測に適していたとは言えない面もあって、

それが冷房がないこと。日本から南極に行くには赤道を通過するためである。

現在は観測隊員は日本~オーストラリアは飛行機でスキップするけど、

当時は全員日本から乗り込んでいたから、大変だったのだろう。

そんな暑さを乗り切るための設備としてアイスクリームフリーザーが置かれていた。


ゆりかもめの駅名に クルーズターミナル と付いたのは晴海ふ頭から引っ越してきたから。

背の高い客船

レインボーブリッジをくぐれない客船が増えたことから作られた。

大きなクルーズ船が停泊していた。Queen Elizabethですか。

東京国際クルーズターミナル、埋立地ではなく桟橋上にあるようだ。

乗船手続きの人が多く来ているようだが、4階の展望デッキから見学できますよと。

せっかくなので見てみたが、船がデカすぎてわけがわからない。

パナマックス船らしいのだが、それでもレインボーブリッジはくぐれない。

この船が東京港にいるのは新しいクルーズターミナルのおかげである。


そんなこんなでちょうどいい時間と肉フェス会場へ。

イベント会場の入場口でチケットを呈示すると、リストバンドが付けられ、食券2枚渡された。

リストバンドが無銘でこんなん意味あるのかと思いつつも、これでイベント会場との出入りは自由と。

D4DJに登場する にょちお のぬいぐるみが何匹も、観客が持って来てんだ。

とりあえず先に食券使うかとしばらくして一度退出。

食券1枚700円というが、実態としては2枚の1400円のメニューが多い。

2枚ってのはメニューを選べば2食だが、ほとんどは1食分なんですね

なお、現金の場合は食券を先に買う必要があるのだが、Suica他とクレジットカードのタッチ決済は店に直接でよい。

もっとも食券10枚買うとファミリーエリアという屋根付きのエリアが使えるなどの特典はあるが。

どうにもケチで700円のメニューを2食食べるという結論になってしまった。


さて、イベント会場に戻ってきて、前座も終わる頃で16:50から本格的に開幕。

一億総DJ時代かというほどにDJやる人が多いというので驚いたのはDJ中村温姫、デビュー3戦目だったらしい。

DJ Meguchee、こちらけっこういろいろ呼ばれているのを名前は見ていたが、

そもそもミュージシャンですから、そこら辺のセンスはよいのだろう。

やたらRoseliaの楽曲を流すのは当然か。大盛り上がり。


引き続きHappy Around!の2人、衣装も着込んでさすがの安定感である。

音楽を調子良く流すというのと、ダンスなどで盛り上げる2人体制だと穴が開かないのがよいか。

そして主催者、DJ小岩井ことり、「ただの小岩井ことり」とアピールしたのはD4DJの楽曲には縛られないということか。

そうなんですよね。D4DJってオリジナル曲かD4DJのカバー曲か、せいぜい他のブシロード製品の楽曲か。

面倒ごとを起こさないためかそういう縛りがあるが、そうではないと。

この微妙な関係はD4DJの公式の投稿でもみられるところで……

\DJフェス出演!/ 本日、台場で開催の「#肉フェス2024 小岩井ことりフェス」に、 Happy Around! から 各務華梨・三村遙佳、 UniChØrdから 由良朱合 が出演しました! ディグラーの皆様 および ミチル役 #小岩井ことり さん、ありがとうございました!

(D4DJ公式/Twitter)

ということでD4DJから来た扱いではないが、記念撮影は一緒にしている。


そこから一転、DJ中村繪里子、一気に選曲も古くなり、客層も老け込んだ気が。

今井麻美さんも盛り上げ役に一緒にステージに立っていたけど、

いやこれはDJではなく漫談だろうと言われる始末。なんのこっちゃ。

タイムテーブルの中に書かれた「コラボタイム」とは何のことかと思えば、

DJ小岩井ことり が 中村温姫さん、中村繪里子さん、今井麻美さんをしたがえて、

「許可を取ってきた」とアイドルマスター ミリオンライブ!のThank You!を披露。

というわけで今までのDJタイムではなりを潜めていたアイマス要素が急浮上。


というわけでああ楽しかったと。

D4DJのバックアップ体制がすごかったのはありますけどね。

こういうイベントにも出て行ける機動性の高さはDJの良いところなんでしょうね。

来月のイベントのチラシもこれ見よがしにばらまいてたけど。


青海から首都高速を渡ってグランドニッコー東京台場の2階エントランスへ。

ここにお台場レインボーバスのバス停が立っている。

地上からだと使いにくいが高架レベルだとすぐにアクセス出来る。

ここから品川駅までバスで向かう。ゆりかもめ よりだいぶ安いからな。

お台場レインボーバス は 港区のコミュニティバスである。

台場地区内で細かく拾いながら、田町駅・品川駅と結んでいる。

ゆりかもめ とはルートが大きく異なるのですみ分けがあるんでしょうね。

なにより運賃が安くて220円、ただしSuica・PASMOが利用できない。

現金での利用者が圧倒的に多いが、iDでも払えるのでこれはこれで便利。

グランドニッコーでの乗車は少なかったが、フジテレビ前・台場二丁目・お台場海浜公園駅と乗車が多く、

立ち客も多くいる状態でレインボーブリッジを渡って行く。

そんなこんなで品川駅に到着、港南口から在来線改札まで行き山手線に乗って帰ったのだった。


行きはレインボーブリッジを歩いて渡り、帰りはバスで渡り。

あんまり一般的なルートではないと思うんですけどね。

会場の場所からして東京テレポート駅が便利ですからね。

これだと りんかい線~埼京線で新宿とすぐ往来できるわけだし。

もっと遅ければこのルートにしてただろうけど、20時前なのでそこまででも。

安上がりではあるが、それ以外の目的もあって選んでいるルートではある。

年度初めで4月は忙しい

世間で年度末が忙しいという話はよく聞くけど、

どうもそれ以上に4月の忙しさの方が気になる。


4月に忙しい理由というのは期初に当たっての会議がいろいろあることと、

目標設定の都合で、この目標設定は特に管理職が大変である。

ただ、それ以外の人にとってもそれなりに時間を取られてしまうし、

管理職の予定を抑えられずに、作業に無理が生じるということもありうる。

仕事量が増えるというよりは、仕事を妨害する要素が4月は大量発生するというのが実情か。


で、この目標設定ってのは4月いっぱいかかるのが常なんですよね。

1年の目標設定が完了するのが期初から1ヶ月経過してからというのが実情で、

そしたら、目標設定しないまま1/12が経過してしまうということになる。

どちらかというと前期から続きの仕事が多いので、前期の延長で4月は考えることも多いが、

4月頭に始まって一段落してしまうような仕事もあって、

その場合は目標設定するときにはあらかた終わっているということもある。


この時間がかかる要因というのは、社長から本部長……部長から課長と、

役員・管理職の間での目標設定に時間がかかるからということがあるよう。

これは昔からそうなのだが、つい2年前からだったか、

システム上でこの目標の対応関係が確認出来る仕組みができた。

さすがに社長の目標設定と自分の職務目標の対応関係となると無理があるが、

その次の本部長レベルか、その次ぐらいで見えてくるかなという気がする。


ただ、どう考えても課長からメンバーへの目標設定が一番大変なわけで、

そこを余裕をもってできるようにスケジュールを立てて欲しいのだけどね。

いくら遅くても4月中にはというのは誰もが思っていることだと思うが、

その締め切りに追われるのは各課長というのが実情である。


そんなわけで4月が忙しいってのは考え物ではある。

本当はその忙しさを3月に前倒しして処理してほしいのだが……

でも、本当に年度末が忙しい人にはそれどころではないだろし。

このあたりは職場にもよるんだろうけどね。

掘り出し物の秘蔵の楽曲

用事があり東京に出かけていた。

目的地は上野周辺に集中しているから上野駅まで直行も考えたが、

せっかくだし秋葉原界隈に寄り道と思い秋葉原駅で下車。

いくつか店を見て回っていたら掘り出し物があった。


「 Miku’s Adventures 2015 メモリアルグッズセット発売に関しまして

伊藤美来さんの2015年のバースデーイベントの記念グッズである。

主にイベント中に撮影された写真を集めた冊子なのだが、

ライブ当日初お披露目となった伊藤美来”初”のソロ名義”オリジナル”楽曲「妄想Realize」をCD化しました!

これがだいぶレアである。

なのでプレミア価格に違いないと思ったら案外安かった。


この楽曲の話、昔にもこのBlogに書いてましたね。

初めての持ち歌はお蔵入り?

2016年のソロ歌手としてのデビュー後、この曲がCDに収録されたこともない。

2017年のライブでは披露されたのだが、後に同ライブの模様を収録したCD付属のDVDからはカバー曲とともにカットされている。

2015年のバースデーイベントは15曲ぐらい歌唱していたようで、

主には声優としてキャラクタで歌った曲や、いろいろなカバー曲、あるいは当時所属していたユニット「StylipS」の曲を披露していたが、

「妄想Realize」だけは持ち歌だったと。

持ち歌がないのもねって作られた曲なのは容易に想像できる。


上で書いたようにこの曲が披露された2017年のライブイベントはDVDに収録されたが、

カバー曲とともにカットされてしまったのはずっと残念に思っていた。

そこから6年越しにそう高くない値段で手に入ったのは嬉しかった。

メジャーデビュー後の楽曲とはだいぶ作風が違うのだが、

そういう部分を含めて手元で聴けるようにしておきたかった曲である。


妄想Realizeの話をすると、大橋彩香さんの「No Surrender」のことを引き合いに出してしまうが、

これもイベントで披露されて知らない曲だったが、歌手デビュー前の持ち歌である。

ただ、こちらは1stアルバムの収録曲になってるんですよね。

このあたりの経緯は先ほどの記事を読んで頂ければ。

持ち歌がかなり増えて、最近はなかなか披露されないですけどね。

聖蹟桜ヶ丘ってなんだろう

京王線に聖蹟桜ヶ丘駅というのがある。

知っている人には当たり前の多摩市の代表駅……と思っていたのだが、

今の時刻表上の代表駅は京王多摩センター駅らしい。

それはそうとして、なんでこんな駅名なんでしょうね。


駅周辺の町名は関戸で、開業時の駅名も関戸だったという。

それが開業早々に改名されてこの名前になったのは観光客誘致のためだという。

で、聖蹟というのは明治天皇が行幸で訪れた土地で、こういうのは全国各地にあるが、

特にここのことを多摩聖蹟といい、桜ヶ丘公園内に旧多摩聖蹟記念館というのがある。

名前の通り、このあたりは桜の名所でもあるので出かけることに。


というわけで電車に揺られてやってきたのは京王永山駅である。

なぜ永山かという話だが、ここも桜ヶ丘公園の最寄り駅であることと、

ここから聖蹟桜ヶ丘駅へ向かえば全体的に下りで楽じゃないかと思ったから。

多摩ニュータウン内にある駅の1つである。昼前だったので弁当を買って歩いて行くことに。

ここから住宅地の中を歩いて行けば桜ヶ丘公園に向かうことが出来る。

公園西側の町名は聖ヶ丘、これも聖蹟にちなんだ名前である。


公園内に入って「旧多摩聖蹟記念館」の案内に沿って急な階段を上がっていくと、黄色い建物が。

これが旧多摩聖蹟記念館である。中には明治天皇騎馬等身像がある。

なぜ明治天皇はここを訪れたかというと、兎狩りのためである。

30代の頃に4回訪れており、連光寺村御狩場なんて呼ばれていたらしい。

今にしてみれば信じられないことだけど、昔はそんな遊びもあったと。

で、昭和5年にこのことを記念して作られたのが旧多摩聖蹟記念館である。

当初は財団法人の所有だったが、現在は多摩市が管理している。

で、明治天皇も訪れた地というので、当時はハイキングなどで人気のスポットだったらしく、

関戸→聖蹟桜ヶ丘と駅名が改められたのも観光誘致のためだったらしい。


桜ヶ丘公園(東京都管理)と連光寺公園(多摩市管理)は連続してあり、

奥まったところに行くと、鳥の鳴き声がいろいろ聞こえてくる。

今は住宅地に囲まれてしまったが、かつて兎狩りをしていた頃もこんなのだったのかも。

そんなこんなで連光寺公園側から出て、少し公園外の道路を歩いて行く。

その中で道路の向かい側にある柵に「WARNING」と書いてあるので、

何だ? と思って双眼鏡で読んでみると、柵の向こうはアメリカ軍の施設だという。

え? と思って調べてみたら、ゴルフ場だった。どうも福生の横田基地の付帯施設らしい。

確かに公園の駐車場の向かいにゴルフ場の入口があったが、一般的なゴルフ場ではなかったようだ。

元は日本軍の火薬工場で、当初はアメリカ軍も火薬庫として使っていたらしい。

ただ、その後にゴルフ場に転用されたという経緯があるそう。

東京都としては返還を求めているが……道路拡幅のためにごく一部返還されたそうですが。


そうして歩いてたどり着いたのは桜ヶ丘公園の ゆうひの丘 である。

このあたりまで来ると聖蹟桜ヶ丘駅から来た人が増えてくるのだが……

名前の通り、ここら辺からの眺望がよいことが理由なのだが、

それだけではなく、アイドルマスターシャイニーカラーズの舞台の1つであることも理由である。

この作品の舞台となっている283プロダクションは聖蹟桜ヶ丘駅近くにあるとされている。

そんなこともあり作中で描かれている背景はだいたいその周辺にあるという。

で、ちょうど昨日からTVアニメの放送もスタートしたこともあり、訪れる人が多くなっていたようだ。

このあたりは都市的な景色と公園の桜が共に楽しめるところである。


そこから住宅地の中を通って坂を下っていき、多摩川沿いへ向かう。

聖蹟桜ヶ丘駅近くの多摩川河川敷は せいせきカワマチ として多摩市が占用して、

レクリエーション目的で利用できるようにしている。

キッチンカーの駐車スペースがあり、許可を受けて利用できるらしく、ビールを売ってる人がいた。

こんなところで酒? という気もするが、聖蹟桜ヶ丘駅から近いんですよね。

だから電車で来て河川敷でのレジャーを楽しむ人も多いようである。


ということは聖蹟桜ヶ丘駅のすぐ近くまで来てたってことだ。

そこら辺にある町名表示は「関戸1丁目」と確かに関戸である。

「聖蹟」とか「桜ヶ丘」とか付いた建物が多いのが実情なんだけど、

本来の聖蹟は連光寺地区だし、桜ヶ丘は町名としては駅の南側である。

それも聖蹟桜ヶ丘駅の駅名にちなんだもので、そのルーツも桜ヶ丘公園のある連光寺地区である。

当初、聖蹟桜ヶ丘という駅名にしたときは観光開発を重視していたが、

後に住宅地の玄関口としての性格が強まるが、その筆頭が桜ヶ丘住宅地だったという。


「せいせき」という看板が付いているのは、京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターのこと。

このあたりは京王の施設がいろいろあるのだが、実は京王電鉄の本社もある。

こういう本社って都心のターミナル駅近くにありそうなもので、

確かに1988年までは京王の本社は新宿三丁目にあったという。ってあれ?

京王の新宿駅とは離れているが、戦時中に短縮されるまでは新宿三丁目まで路面電車として走っていた名残である。

あまり納得感のない本社だったのか、鉄道・バス・不動産・商業施設と京王グループで埋めたここに本社を持って来たようだ。


やたらと人が多いが「せいせき桜まつり」というイベントをやっていたため。

それにちなんで、せいせきA館にシャイニーカラーズの舞台となった風景が、

写真とイラストの対応が取れるように展示されていたり、キャラクタのパネルが設置されていたり。

人が多いのは主には地元の人や、桜を観に来た人たちなんだろうけど、

作品の舞台となった土地を見てみたかった人も一定いたんだろう。


そんなこんなで帰宅。いい散歩になった。

ちなみに今日こうして出かけることにした動機としては、

職場の食堂で使っているSuica残高がこのままだと尽きてしまうが、

東京は来週出かける用事があるからあえて行くことはないし、

別方面でなんかいい行き先はないかというので思いついたのがここだったって話。

Suicaオートチャージをするには電車に乗るしかないから。

まぁSuicaチャージだけならモバイルSuicaを使えばいいんだけどさ。