京都を一回通り過ぎて奈良へ

早朝、冷蔵庫のものを食って、駅まで小走りで行って、東京駅へ。

朝6時台のこだま号に乗って京都へ向かう。この時間だとちょっと大変だな。

京都に着く頃に周りを見たら、車内のほとんど女性であることに気づいた。

男がいないわけではないが。あと、京都で降りる人はわりと少なかった。

まぁ僕も京都で降りるけど、とりあえずの目的地は京都ではないのだが。


というわけで京都駅に到着してまず向かうのは奈良である。

今回の関西滞在、2泊する宿は京都ではあるが、1日目は奈良、3日目は大阪が主な目的地である。

それで普通なら近鉄に乗り換えるところだが、あえてJR奈良線に乗り換えた。

これは京都市内までのきっぷなので、桃山からの乗り越しで済む分、JRの方が安いと考えたと。

確かにそうなのだが……次のみやこ路快速までの時間がだいぶ空いている。

あと、安く済むと言っても近鉄(京都~奈良)が640円に対して、JRの桃山~奈良が590円なので、大した差ではない。

とりあえず直近の奈良行きと普通に乗り込み、宇治でみやこ路快速に抜かれたが、そのまま乗り続けた。


たった50円差のためにJRを選ぶなんて、駅の立地など考えれば割に合わないと思ったが、

せっかくJRなのだから、近鉄とは違う形で使えないかと考えて、思いついたのが平城山駅で下車するということだった。

平城山駅について、電車に乗るときまで勘違いしていたことがあった。

それは奈良線の快速はこの駅に停車しないということである。

正直、しょぼい駅なので快速通過であること自体は驚かないのだが、

なぜ勘違いしていたかというと、大和路線の快速は停車する駅だからである。

大和路線の快速(大和路快速・区間快速とも)は王寺~加茂の各停区間にあたるが、奈良線はそうではないと。


平城山駅に到着して、駅員が立っていて、あれ? と思ったら自動改札機が簡易型だった。

駅員にICカードで精算したいというと、端末を操作して処理してくれた。

平城山駅自体は住宅地に囲まれた駅だが、ここで降りた理由はそうではない。

地図で見るとよくわかるが、ちょうど南に佐紀盾列古墳群を構成する古墳がある。

ここを観察しながら奈良市街へ向かおうとしたというわけ。

自転車道併用の道を進み、1つ目の古墳、ヒシアゲ古墳と書かれているが、

南側はきれいに整備され、宮内庁の看板が。仁徳天皇皇后磐之媛命陵と記載されている。

次に少し歩くと護岸がよく整備された古墳があるが、これはコナベ古墳、

周濠を農業用のため池に使っているようで、それで護岸がよく整備されているのだと。

確かにため池と考えればずいぶん立派なものである。

そこから航空自衛隊の幹部候補生学校の玄関を挟んで、ウワナベ古墳、こちらも周濠は農業用に使っているよう。


国道24号線にぶつかって、そのまま真っ直ぐ下って新大宮駅方面へ。

このあたりでロードサイドのレストランで昼食を食べたのだが、

少し待たされて何かと思ったら団体客がやってきた。どうも外国からの旅行客らしい。

最近は外国からの旅行客もだいぶ増えたようで、遭遇することは多かった。

まぁ平日だと日本人客がぐっと減るので、相対的に多く見えるのはある。

新大宮駅からも近鉄1駅分歩いて奈良公園へ到着した。


ここに来たのは奈良国立博物館の展示を見るため。毎年恒例の特集展示「お水取り」である。

これ自体はそんなに変わり映えもしない展示だが、他に「新たに修理された文化財」という特集展示があった。

その名前の通りで、保存状況に難のある文化財を修理したという話である。

寺社からの寄託品が多い奈良博らしい発見と思ったが、寄託品の修理は外部の補助や寄付金を活用しているような記載があった。

寄託品の修理は所有者の責任で行うもので、博物館の予算で行うわけでもないが、

博物館の予算は館蔵品の修理に充てて、寄託品の修理は外部資金でやるようにしていると。

しばしば博物館でみられる修理費用を募る募金箱は寄託品の修理費用に充てられる分も多そうだ。


ところで明日は3月1日、東大寺二月堂では修二会(お水取り)が始まる。

だから、奈良博で「お水取り」の特集展示をやってたんだがな。

というわけで二月堂に行くと、お水取りに向けて特別体制がみられた。

明日の夜に奈良に来たら松明見られるけど……京都滞在だしなぁ。

特に狙ったわけでもなんでもないんですけどね。


今度は近鉄に乗って京都へ向かい、烏丸線に乗り換えて宿に。

宿に行く前に明日に使うバス・地下鉄1日券を購入していった。

チェックイン時、新型コロナウイルスのワクチンの接種証明書と本人確認書類のチェックがあるはずだが、ちゃんと見ていたのか?

電子クーポンと言われQRコードを4つ印刷した紙を渡され、

なんだこれ? と思ったらこれを読んでパスワードなど登録すると、かつてのGoToトラベルの電子クーポンのようなものになると。

複数のクーポンを合算でき、1円単位で使えるので利便性はよさそうだが、

合算にはQRコードではなく、数字でコードを入力しないといけないとか、けっこう面倒というのが正直な感想。

使える店も愛知県ほど限られてはいないが、そうはいってもどこでも使える感じではない。

宿の近所にあるフレスコというスーパーで使えるのはありがたいのだが……

逸失利益はどうやって計算する

少し前から気になっていた話なんだけど。

聴覚障害女児の将来の収入 “労働者平均賃金の85%” 大阪地裁 (NHK)

交通事故で死亡した場合の賠償金を構成する要素にはいろいろあるが、大きなものとして慰謝料と逸失利益がある。

慰謝料はその人の家庭内での地位、遺族の数、事件の性質などで変動するが、

1人あたりこれぐらいという相場が形成されているという。

一方の逸失利益というのは生きていれば稼ぐはずだった収入から本人の生活費を差し引いたものである。

医者を轢き殺すと高く付くなんて言われたものだが、それは逸失利益の部分である。


逸失利益というのは現在の収入から見積もるのが基本だという。

しかし、そうすると無収入、あるいは赤字の事業を営む人は0円になってしまう。

そこで平均賃金を使って逸失利益を計算する場合があるという。

例えば、大学生であれば、大学卒業者の平均賃金を使って計算したり。

就職先の業種がはっきりしている場合は、その業種の平均賃金を使うこともあるという。

専業主婦であれば家事労働も女性の平均的な賃金が発生していると計算したり、

赤字の事業を営む人でも、今後人並みには稼ぐ事業になるだろうとか、

赤字続きなら事業を畳んで就職する選択肢もあると、学歴・性別・年齢に応じた平均賃金で計算したり。

ただ、一方で職を転々としていたり、障害があったり、病気があったり、

就職できても人並みに稼ぐのは難しいだろうとなれば割り引かれることもある。


かつて重度の障害者の逸失利益は就労困難なので0円と算定されることが多かったようだが、

現在は就労困難であっても障害年金の受給額から逸失利益を計算するようになったという。

でも、さっき書いたように逸失利益というのは、収入-生活費を積み重ねたものである。

障害基礎年金だけで生活費を賄えないケースが多いのではないか。

そしたら亡くなったことで親族の負担はむしろ軽減されるのではないか?

そしたら結局は逸失利益は0円になりそうなもんだが、そうはならないと。


なぜかというと、生活費というのは収入に対する割合で計算されるため。

典型的には30~50%程度が本人の生活費として計算される。

収入が増えれば生活費が同じ比率で増えるというのは乱暴な主張だが。

一方で、扶養家族が多い場合は本人以外の生活費を考慮して低めにする。

年金の場合は生活費に充当する割合を高めに計算すると言うが、それでも6割前後だという。

このため障害基礎年金の残り4割程度は積み上げて逸失利益を計算できるという。

あまりに所得が低い人には有利な計算かもしれない。


さて、冒頭に書いた話だが、そもそも被害者は11歳なので、

学歴とかそういう話もなく、通常は全労働者の平均から逸失利益を計算する。

ただ、加害者としては聴覚障害のため学習を深めることが難しく、

高校卒業しても学力が不足するので、全労働者平均の4割程度の収入に留まるだろうという主張をしていた。

これに対して被害者側はちゃんと1人前に仕事している聴覚障害者もいると主張、

加害者側も再検討を行った結果、聴覚障害者の平均賃金を調査し、全労働者平均の6割と主張を改めたという。

技術により聴覚障害を埋めることは可能なので、全労働者の平均で計算するべきだと主張したが、

裁判所が下した決定は全労働者平均の85%というものだった。

聴覚障害者の賃金差は今後埋まっていくとみられるが、聴覚障害のため仕事内容に制限があるのは否定できずと、この数字が求まったという。


ところで全労働者平均の85%ってどんなもんなんでしょうね?

この裁判で採用された数字は不明だが、最新の数字では全労働者の平均年収は489万円という。

この85%というと416万円、16で割ると26万円ぐらい。

人並みには給料をもらえるが、昇進は難しいかなという感じでしょうか。

ちなみにこれだと女性の平均賃金、386万円よりは高いですね。

(この数字を適用する場合は養われる前提で生活費割合は低く見積もるのだが)


障害者の逸失利益というのはよく話題になる話で、被害者や障害者団体は「命の価値に差があるのか」と言うし、

加害者にとっても被害者の職業・地位によって賠償が変わるのはどうかと思う。

しかし、上にも書いてきたように、この計算式は残された家族の生活なども考慮に含めたもので、

損害を補填するという考えから、本人が稼げた収入を基礎にすることには理由がある。

本人が稼げた収入までならば残された家族が不自由しない補償を認めましょうと。


これは本当に困っている人を救うための仕組みとしては理由があると思う。

その代わり、現に収入を得ていない人は厳しく算定されがちである。

その中でも困った人を救えるように、いろいろ期待値を組み込んでいる。

それも見込まれる収入が低くても中立よりは甘い算定になっていると思う。

果たしてその全体像を見て「命の価値の差」を批判しているのだろうか?


もっともこの手の裁判が過熱したことにはこういう背景もある。

損保会社から「助かるはずなかった」 被害者遺族、是正求め意見書 (朝日新聞デジタル)

交通事故の加害者が賠償責任を負うといっても、支払い能力を考えれば損害保険会社頼みである。

損害保険会社にとってみれば、被害者への支払いを抑えることが利益確保につながる。

このためシビアな算定をしてくることになるのだが、被害者にとっては大変厳しい主張が飛んでくるわけである。

損保会社側が裁判で「荒唐無稽な主張」や「遺族等の尊厳を踏みにじる冒瀆(ぼうとく)的な言動」をしていると指摘。具体的には、「助かるはずがなかった」として医療費の支払いを拒否したり、提訴まで時間がかかったことを「遅延金目当て」と表現したりしているといい、「大変な苦痛を受ける」と訴えた。


結局、今回の件もどうすれば遺族への支払いを抑えられるかと考えたとき、

聴覚障害という点に着目して、将来の収入見積もりを削ろうとしたと。

保険会社としては裁判で被害者の将来を否定する主張をしなければならない。

こういうのが苦痛であるという主張は確かに理由があると思う。

ただ、保険会社としては言うべきことは言わないと不合理な支払いが発生しかねない。

一番いいのは不毛なことを言い合わずとも、自動的に金額が決まることだが、

そうすると本当に困っている人を救えないということになりかねない。


この裁判のニュースを見たときに、当初主張の4割は言うに及ばず、

6割も感覚的には割引すぎだと思ったので、85%というのは落とし所かなと思った。

障害者の法定雇用率確保のため、ある程度は就職口はあると思うが、

そういう形で採用されると、仕事内容から天井が決まってしまう面もある。

それを越えた主張はなかなか裁判所も認めにくいのだと思う。

障害に限らず、就労に一定の制限がある人はこういう判断になるのだろう。

逸失利益の計算では生活費の割合もあり、こちらで争えるケースもあるのではないか。

フェブラリーステークスの珍客

先々週・先週とエフフォーリア電撃引退、ウインマイティー現役続行と、

競馬関係のネタを続けて書いてしまい、どうにも書くタイミングを逸してしまったが。

先週末のフェブラリーステークスの珍客の話である。


JRAで残念なG1レースということでよく名前が挙がるのがフェブラリーステークスである。

JRAでは最も歴史あるダート重賞だが、JRAのG1の中ではレーティングが見劣りする。

来年以降、JRA・地方通じてのダート重賞のスケジュールが大幅に見直されるので、

これがメンバー充実につながればよいのだが、そう楽観的に言えない事情もある。

というのも、世界最高賞金レースのサウジカップと時期が被るためである。


そうはいってもサウジカップは高額賞金だけに選定されるのが大変。

優先出走権のあるチャンピオンズカップ優勝馬を除けば、

日本からは1~2頭程度しか選ばれないだろうと。

そう思っていたら、なんと今年は日本から6頭も選定されたのだった。

なんで? と思ったのだが、アメリカからの登録馬があんまりだったらしい。

これまでのサウジカップはダート競馬の本場、アメリカの馬が多くを占めてきたが、

今年はなんと2頭、主催者が期待するレベルの馬が少なく、さらに出走辞退も多かった。

この結果、実績上位の日本馬が多く選ばれたらしい。

芝での戦績だけで選ばれた馬が3頭もいるのはどうかと思ったが。


この結果、フェブラリーステークスのメンバーがやや手薄になった。

そんな中、地方から1頭、浦和所属のスピーディキックが参戦するという。

昨年の南関東の牝馬2冠を達成、関東オークスではJRA勢に敗れ3冠達成はならずも、その後は地方限定の牝馬重賞3連勝という戦績。

年末の東京シンデレラマイルで手応えを感じ、フェブラリーステークスに挑戦を決めたという。

1600mという距離にこだわったとはいえ、いきなりJRAのG1とはびっくり。


ただ、さらなる珍客がやってきたのである。カナダのシャールズスパイトである。

現在、JRAの重賞は全て国際競走なので外国調教馬の出走は可能である。

ただ、最近はチャンピオンズカップですら外国馬がそうそう来ないのに、

輸送費補助もないフェブラリーステークスにあえて自腹で来るのだという。

さらに驚くべきはこの馬の戦績、主な戦績はアメリカの芝マイルだという。

なんでそんな馬がわざわざ自腹でフェブラリーステークスに来るのか。


実はこの馬、ドバイターフへの前哨戦としてフェブラリーステークスを選んだのだという。

馬主のフィプケ氏はJRA馬主でもあり、それでこのレースを知っていたのかも。

ドバイターフの前哨戦と考えると自腹でのフェブラリーステークス参戦も合理性が増す。

まず、ドバイターフは招待レースなので、日本→UAEの輸送費はドバイレーシングクラブが負担してくれるはず。

このため自腹を切るのはアメリカ(冬季の調教拠点)→日本の輸送費で済む。

あとはフェブラリーステークスの登録料はわずか30万円で済む。


その上でフェブラリーステークスのメリットとしては、

  • 左回り・1ターンというのは芝・ダートの差はあってもドバイターフに類似
  • 登録料が安いのに1着1.2億円という高額賞金
  • 手頃なメンバーでダートG1での戦績を付けられる可能性
  • 日本の生産者へのアピール(日本での種牡馬入りを目論んでいる?)

もちろんこのレースで結果を出せればそれに越したことはないが、

ダメでもドバイターフへの転戦でリスク軽減を図っている点は巧妙である。


結果はどうだったのかというと、JRA所属のレモンポップが優勝。

1400mで強いことは間違えなかったが、200m延長しても強かった。

次はドバイゴールデンシャヒーンへの参戦を考えているそうだ。

浦和のスピーディキックは6着、進路が塞がれた割にはなかなかの結果だった。

牡馬と混ざってダートマイル王を目指すという方向性は決まったようである。

カナダのシャールズスパイトは9着、日本のダートは合わなかったらしい。

そりゃそうだろうよとは思ったものの、9着なら出走奨励金(賞金)が360万円出るのでタダ走りにはならずに済んだ。


フェブラリーステークスに珍客を呼び込んだ原因とも言えるサウジカップ、

結果は驚くべきことに日本のパンサラッサの優勝だった。

芝での戦績だけとはいえ、ドバイターフ優勝など圧倒的な実績ゆえ選定自体は驚かなかったが、

果たしてサウジのダートが合うのかというのはよくわからなかった。

昨年2着のアメリカ馬、Country Grammerが迫ったが逃げ切りに成功した。

日本勢がこれだけ大挙して挑めば……という見方もあったが、

一方でアメリカ勢2頭は手強いし(実際、2着まで迫られた)、昨年のようにコースに適合した地元勢が勝つ可能性もあった。

そこでパンサラッサが勝ったのは十分に快挙と言っていいでしょう。


サウジカップは1ターンの1800mで、ダートでは珍しいコース形態である。

このため一体どんな馬を送り込めばよいのか謎が多いと言われていた。

そんな中でフェブラリーステークス2連覇のカフェファラオが、

フェブラリーステークスを捨ててサウジカップを走って3着というのに注目したい。

カフェファラオは1ターンのマイル戦が得意だが、2ターンになるとあまり……

チャンピオンズカップというより、南部杯やフェブラリーステークスといった1ターンのマイル戦で結果を出した馬にチャンスがあるのかも。


冒頭にも書いたが来年からはダート重賞のスケジュールが見直され、

川崎記念(JpnI・ダート2100m)が4月上旬に移設される。

東京大賞典・帝王賞の中間付近で、フェブラリーステークスと被らない時期と、

日本国内のレーススケジュールを考えればよくできた話である。

しかし、ドバイワールドカップと時期・距離がドン被りなのである。

サウジカップとフェブラリーステークスと同じような関係性になるのだ。

選定のハードルは高い……と思いきや、思いのほか選定されてしまうこともある。

そうするとG1級レースにしては物足りない……という話になりかねないと。


それを上回るほど、日本ダート競馬の層を厚くできればよいのですが……

来年から3歳ダート三冠が始まり、JRA・地方ともども熱が入ることは間違いない。

ただ、それに国際的な評価が伴うにはだいぶかかるだろうとも思う。

特に地方所属馬のレベルアップが必須だが、遠い道のりである。

サウジカップデー・ドバイワールドカップデーとの兼ね合いでレース体系の見直しの可能性はありうるけど、とりあえずの方向性はこうかなと。

東京ドームに立ったμ’s

先日、駿河屋でBlu-rayをしこたま買ってちょっとずつ見てるのだが、

その中の1つが「ラブライブ!μ’s Final LoveLive!〜μ’sic Forever」である。

μ’s単独では最後のライブであり、東京ドームが会場だったんですよね。

当時、ライブビューイングを含めて見ていなかったので見るのは初めて。


μ’sといえば、紅白歌合戦の出場でも話題になりましたが。

そして2016年3~4月の東京ドームのステージで最後を迎えたということである。

一応、μ’sのキャラクターが消えたわけではなく、ゲームには今も存在している。

また、μ’sも2020年のラブライブ!フェスで久々のステージに立っている。

ただ、キャラクターにも目立った動きはなく、実質的な終わりではあったんだろう。


アニメ・ゲーム関係のコンテンツで西武ドームを使うことはあまりに見るが、

それ以外でドーム球場級の会場を使うというのはなかなかない。

そりゃそうそう使える会場じゃありませんからね。

むしろ西武ドームを気軽に使いすぎというのは実態ではないかと思うが。

μ’sに続くものはそうそう出てこないと思っていたが、

2018年11月にラブライブ!サンシャイン!!のAquorsが東京ドームを使っている。

また、2018年12月にはアイドルマスターシンデレラガールズがナゴヤドームを使っている。

μ’sは最後の最後に東京ドームを使ったが、Aqoursは昨年に再び東京ドームに立っているし、

シンデレラガールズは翌年もナゴヤドーム、さらに大阪ドームも使っている。


当時のμ’sというと社会現象とも言うべきものだった印象がある。

その勢いで東京ドームまで持ってきたという印象はある。

ただ、Aquorsもシンデレラガールズもまだ先がある中でのドームだった。

特にAquorsにとってμ’sの背中というのは大きなものだったというが、

軽々乗り越えていったなという印象が強い。(特に見ていたわけでは無いが)


μ’sが東京ドームのステージに立ったことは、後のラブライブ!シリーズの作中でも伝説的に語られている。

やはりアニメ・ゲーム関係のコンテンツにとっても大きな一歩だったんじゃないかなと。

μ’sの集大成のステージは見応えたっぷりで、今さらだけど買った意味はあったなと。

電子マネーの残高だらけ

だいぶ前の話だけど。

Edyチャージ機はコンパクト

西友が楽天傘下に入ってからEdy払いでキャンペーンが行われているが、

特定日にEdyチャージで2%ポイント付与というからしこたまチャージした。

この後も何回かチャージしたのだが、最近は残高の使い切りに向かっている。


Edyチャージで2%付与というキャンペーンはその後も不定期にあり、

昨年9月にはあったが、その後に途切れてしまった。

その後も1%付与のキャンペーンは続いていたと思うが、1%ではそこまで。

そんなこともありEdyチャージは止まってしまった。

最近は西友に行くことも少なく、あまり意識してなかったが、

ここのところは特定日のチャージで1.5%付与というキャンペーンになったよう。


西友に行くことが減ったこともあってEdy残高の消化ペースは鈍かった。

11~12月にFamiPayのキャンペーンがあったとかいう事情もあったけど。

ただ、残高がいつまでも残ってるのはもったいないという思いもあり、

イトーヨーカドーで支払手段を問わず使えるクーポンがあるときとか、

マツモトキヨシやコンビニでの支払いなどでなんとか消化している。

来月にあらかた使い切れたらいいなと思っているがどうなるか。


ただ、他にもプリペイド式の電子マネーの残高がけっこう詰まっていて……

JRE POINTのためにSuicaを買う

無事にルミネ商品券が届いたので、チマチマと消化していくのはよいとして。

このときにSuica 4枚を上限の2万円近くまでチャージ、さらにau PAYにもチャージした。

これらの残高の使い切りというのも意識しなければならない。

au PAYはイトーヨーカドーで使うことを想定している。

コード決済はイトーヨーカドーアプリのクーポンとの併用に好都合のため。

au PAYは来月あらかた使い切れないかと思っているが、さすがに残りそう。

Suica残高の使い切りは半年ぐらい覚悟しているが、少しでも早い方がという思いもある。


これだけでもなくて、ラクマの売上金が楽天キャッシュに詰まってる。

1~2月で売上が好調だったが、この間にほとんど使えていないため。

こちらも消化するべきなのだが、au PAYの方が優先度が高いということで、

4月以降のイトーヨーカドーで消化ということになりそうな気がする。


この他、Amazonギフト券の残高もけっこうある。

これは昨年、Amazonギフト券チャージタイプの購入時のポイント付与がなくなる直前、

今年のふるさと納税分がある程度賄えるところまでチャージしたことによる。

長期間にわたりホールドしているわけだが、それなりの理由はあった。

夏頃には寄付額の見積もりが立って一掃されるのではないかと思う。


逆に今月にだいぶ片付いたのがメルペイ残高である。

こちらは昨年10~12月に多く売れたのがなかなか消化できていなかった。

ただ、メルカードの各種キャンペーンに乗じて消化を図り、

今月はイトーヨーカドーで使うとポイント割増というのでそれ狙いで使った。

さらにメルカリの買い物もメルカード発行後はメルペイにしている。

そんなこんなで利用額がかさんでおり、今月分の決済で残高は一掃できそう。


そんなこんなで電子マネー残高として死蔵されている金額はけっこうなものである。

ただ、キャンペーンなど、それなりの恩恵は受けたものでもあるんですよね。

ここで書いた中ではau PAYは比較的メリットが少ないものだったのだが、

比較的早期に使い切ることを意識して条件を決めたものではある。

(Suicaにこれ以上積むよりはau PAYで近々消化できる範囲で積み上げた方がよいという判断でもある)

現金であったところで運用して利益が出せるかというと怪しいし。


今後はもうEdyは使わないかなぁ。と今は思っているがどうなるか。

少なくともSuicaを使い切るまでは手出ししないつもりだけど。

西友に普段から通ってるなら考えるけど、最近はそんな感じじゃないし。

6歳4月までに引退って書いてあるけど

先週にエフフォーリア電撃引退という話を書きましたが。

5歳の2月に電撃引退

牡馬の活躍馬が故障もないのに4歳で引退するのは最近は珍しいという話。

これとは逆にあなたは現役続行なんですかという話。

ウインマイティーは五十嵐厩舎の解散で西園正厩舎へ転厩 次走はマーメイドSや宝塚記念が候補 (日刊スポーツ)


ウインマイティーは6歳の牝馬ですね。

牡馬・せん馬だと種牡馬としての期待がないような馬は長く走ることも多い。

(ダービー馬なのに9歳まで現役で走り、10歳から種牡馬入りしたマカヒキみたいなのもいるけど)

ただ、牝馬だと繁殖馬としての期待のある馬が多いのでそこそこに収まる。

6歳まではそこそこいるけど、7歳以上になると珍しい印象。


ただ、ウインマイティーの馬主がクラブ馬主ということを考えると驚くべきことである。

というのも多くのクラブでは牝馬の引退時期についてこのような規定があるためである。

当該出資馬が牝馬の場合には原則として 6 歳 4 月末日を期限としますが、馬体状況及び競走成績を考慮し運用終了日が繰り上がる、または繰り延べられる場合があります。

(クラブ規約 (ウインレーシングクラブ))

6歳3月末というクラブも多いらしいが、ウインは6歳4月末である。

いずれにせよ遅くとも6歳での繁殖入りを想定した規定と言える。


ただ、上記の規定を見てもわかるように例外的に延長することは可能である。

この延長規定の適用が珍しくないクラブがノルマンディーオーナーズクラブである。

このクラブの活躍馬といえばデアリングタクト、2020年の三冠牝馬ですね。

繋靭帯炎のため1年ほど休養しており、その復帰後にこんな話があった。

「(所属するノルマンディーサラブレッドレーシングに)6歳3月で引退する規定はなく、来年も現役で使うつもりですし、もう一つGIを取らせたいです」と話した。

(デアリングタクトが来年も現役続行へ 岡田代表「もう一つGⅠを取らせたい」 (サンスポ))

「規定はなく」というのは言い過ぎなのだが、例外が多いことは事実である。

その例外の1つがマリアズハート、今年で7歳の牝馬だが、まだ現役である。

3歳に3勝クラスを勝ち、以後、OPクラスで走っていたのだが、

5歳秋にルミエールオータムダッシュ(芝1000m)で優勝、

このまま引退ではもったいないと思ったのか現役続行した。

そしたら、6歳春にも韋駄天ステークス(芝1000m)で優勝するなど活躍した。

今年もまだ走るんだろうか?


ただ、こういうクラブは少数派で、多くはほぼ例外なく6歳3月までに引退らしい。

要因はいくつかあるようだが、1つは牧場との取り決めである。

DMMの馬をDMMが買い戻す?

これは抹消後の権利は生産牧場に帰属する条件で購入したためとみられる。

このとき、遅くとも6歳3月までには牧場へ返すこととも決めているのだろう。

ただ、生産牧場のノーザンファームには置いておけないと売却を選んだため、

DMMの馬をDMMが買い戻すという奇妙なことができたわけである。


もう1つは所属頭数の多いクラブの場合、同一馬主の入厩制限が問題となること。

このため長く現役を続ける馬が多くなると、新しくデビューする馬がトレーニングセンターに入れなくなり、レースも走れなくなる。

牝馬については明確な規定もあるため、ここをよりどころにして引退させると。

こうすることで新しくデビューする馬の枠を空けることができるわけである。


ウインについては、引退規定の例外の適用は時々発生しているらしい。

とはいえ、珍しいことは確からしい。

ただ、ウインの6歳牝馬といえば、ウインマリリンがいる。

この馬、昨年末の香港ヴァーズで引退かと言っていたら、ここで優勝、

それならばと来月のドバイシーマクラシックを目指すことになった。

ここを走りきって引退なら、まだ規定の範囲内ではあるのだが、

ここで引退では惜しいという判断があっても不思議ではない。


クラブ馬主だから珍しいと言っているだけで、6歳シーズンを走りきる牝馬自体はそこまで珍しくない。

最近の活躍馬だとモズスーパーフレアが6歳12月まで走ってましたね。

続戦して稼げる賞金も相当ではあるでしょうし。

もちろん元気に走れるからこその続戦ではあるんですよね。

ケガなどで長期離脱になるようならあっさり引退・繁殖入りでしょうから。

PUDOでそこで最終確認されても

ヤフオク・PayPayフリマでPUDOステーションから発送するとポイント付与、

ということでサイズ面でネコポスで問題ないとわかっているものをネコポスにして待っていたら、

売れたのでPUDOステーションから発送してきた。

引っ越してPUDOステーションも近くなったので。

(それはヤマト運輸の営業所が近くなったということでもあるのだが)


別にPUDOステーションを使うのが初めてというわけではないんだけど、

そういえばこんな画面遷移だったかと、少し戸惑った。

  1. 発送としてQRコードを読み取る
  2. 配達日時を指定する(ネコポスの場合は指定無ししか選べない)
  3. 荷物サイズを選んで、ロッカーの蓋が開くので入れる
  4. ロッカーに荷物入れたか確認される
  5. 最終確認として受付番号を確認される
  6. 追跡番号が表示されて終わり

問題は5.の受付番号の確認だが、一体何を意図しているのだろうか?


あまりこういう人は見ないんだけど……

匿名配送のゆうパケット・ゆうパックの発送時には梱包に追跡番号を書いている。

匿名配送のQRコードが読めなかったとき用の入力内容に追跡番号が書いてあるので、

これを品名とともに封筒・箱に書き控えておくというわけである。

そして発送時にスマリボックスやゆうプリタッチで発行されたラベルと見比べて、

品名・追跡番号を照らし合わせて、確認出来たらラベルを貼るとしている。

同時に複数個発送することはそうそうないが、取り違えると危ないし、

またラクマでは品名を変更できない(カテゴリにより自動決定される)ということで、

追跡番号がラベルからどの商品か識別する唯一の情報ということになる。


ネコポス・宅急便の場合はQRコード発行時には追跡番号は出ない。

ただ、こちらもネコピットなどに手入力する受付番号は表示される。

この受付番号はラベルに記載されるので、ラベルとの照合は一応出来る。

ただ、受付番号をしっかり確認してラベルを貼るというのはメルカリポストではできるが……

営業所の場合は実際にラベルを貼るのは受付の人なので、そこで取り違えると困る。

(ネコピットで発行されたラベルの確認には有用だけど)

ファミリーマートから発送だと、レジでレシートと「サイト連携専用袋」を受け取って、

その場で袋にレシートを入れて貼り付けるのは慌ただしく、十分確認出来ていないのが実情ではある。


PUDOの場合、ラベルを貼るのは集荷したドライバーである。

PUDOステーションからのラベル

ここで取り違えがおきるとどうしょうもない。

その前にそもそもロッカーに入れるのを間違えては仕方ないのは言うまでもない。

それで最終確認として受付番号を表示したのかも知れないが、

そのときにはすでに荷物はロッカーの中だから荷物に受付番号を書いても照合できない。

ただ、偶然、ロッカーに荷物を入れるところを写真撮影していたので、

この写真に写っていた受付番号と見比べて間違えないと確認出来た。


一体何を考えてこういう表示をしてるんだろうね?

あと、PUDOステーションは発送時に控えなどは発行されない。

このため追跡番号は画面に出てきたものを書き控えておかないとわからない。

(もちろん発送連絡すれば追跡番号による追跡はできるようになる)


荷物に番号を書いてラベルを貼る前に照合するというのは全く一般的ではないので、

そういう使い方が想定されていないのは仕方ないけど。

ただ、品名を確認することもできなかったような気がするし、

PUDOステーションでの発送は発送者責任での取り違えも起きやすそうだなと思った。

実際どんなもんなんだろうね。


そういえば、最近コンビニで使われるサイト連携専用袋が変わりましたね。

従来はコンビニで発行されたレシートが袋の中で残った状態で、

その上からラベルシールが貼られていることが多かった。

(特にファミリーマートの場合は、レシートが配達伝票になる仕組みだった)

ところが新しい袋には発送前にレシートを抜き取って処分することという指示が入った。

それでもレシートが残った状態で届くものもあったが、

ちゃんと指示通りにレシートが抜かれて届くことが多くなった。


ただ、これも心配事はあって、それは一時的に荷物を識別するものが何もなくなること。

やり方にもよるが、おそらくこういう流れになると思う。

  1. 端末でレシートのQRコードを読み取る
  2. レシートを抜き取る
  3. 端末で発行されたラベルを(台紙に貼ってから)荷物に貼る

本来は台紙にラベルを貼って伝票形式にしてから荷物に貼るのが正しいと思うが、

ネコポスだと最近は台紙を使っているのを見ることはまずない。

もちろん1個単位で処理すれば取り違える可能性は少ないが……

(以前は営業所でラベルを印刷して貼り直す方法だったので取り違えが起きやすかったらしい)


この点ではゆうパケット・ゆうパックの匿名配送は安心感があり、

確認符号を見えるようにして、ラベルを貼り足すという方法で一貫している。

こちらも課題がないわけではないが、確実に届くという点では評価するべき点は多い。

休暇の取得状況が低調なので

先週に唐突に決めたんだけど、来週に関西に行くことにした。

特にこれといった用事があるわけではないけど……


年度末には有給休暇の1日未満の端数が切り捨てられてしまう。

ということで現時点では半休1回分の端数が残っている。

なので、この分はどこかで休暇を取らないとなとは思っていた。

ただ、有給休暇の日数全体を見ると、昨年の休暇取得が低調だったこともあり、

失効するほどではないがだいぶ残日数が多く、もう少し取ってもよさそう。


それと3月で全国旅行支援が終わりになるということ。

割引率やクーポン付与額は減ったが、この期間にうまく使えないかと。

それで展覧会のスケジュールとかも見て、2泊3日の関西行きを決めたと。

他の都合も考慮して、火~木という変な日程だが休暇を取ればなんとでも。

新幹線+宿のダイナミックパッケージで、だいぶ安上がりとは思う


まだ半休の端数調整は済んでいないけど、そこはまた改めて。

ただ、この旅行のために3日休暇を取って、端数調整して、

それでやっと今年度の有給休暇付与日数を使い切るぐらいになる予定である。

そもそも今年度は1月に引っ越しのために休暇を2日取得している。

それでやっとトントンぐらいというのが実情らしい。


先に「昨年の休暇取得が低調」と書いたが、付与日数より取得日数が5日少なかったはず。

なんでこんなことになったのかというと、いろいろ要因はあると思うが、

昨年度から夏休みが全部有給休暇扱いになり、その分休暇の付与日数が増えるという制度変更があった。

これは最低5日の有給休暇を取得させないといけないということで、

夏休みを有給休暇にすることで確実に取得させるようにしたということ。

もっとも、元々有給休暇計画取得日の制度はあり、これを確実に取得させれば5日という要件は満たせるため、ここまでする必要性は疑問だが。

ともあれ、単純に考えれば付与日数と取得日数が同じだけ増える変更なのだが、

これまでの感覚で休暇取得状況を見ると、順調に休暇を取得できている、

と思いきや実際にはだいぶ余らせていたという事態が起きてしまったと。


また、勤続年数が増えたことで付与日数が増えたということもあり、

当初2~4年目ぐらいのペースだと数日余る状況も起きていた。

そういうのが数年続いた結果、失効するほどではないが、そこそこの日数が積み上がる結果になってしまった。

来年度以降は休暇の取得の仕方を見直さないと失効もあり得る話である。


例外的に付与日数を取得日数がわずかに上回ったのが2019年度である。

食堂がお休みになるから

新型コロナウイルス対策で食堂の営業停止(現在も継続中)があって、

そのために半分を自宅で昼食を取れるように半日勤務にしたと。

今はほぼ毎日、職場で弁当を買っているのに、当時はなんでそんなことを……

とも思うけど、これが休暇取得にはプラスに働いたと。

これぐらいダラダラと休暇を取得することも考えた方がいいのかもね。


ところで過去の休暇取得日数を掘り返していたときに、

計算が合わないところがあり、いろいろ調べていたのだが……

今まで回避していたつもりの年度末の端数切り捨てが発生していたことに気づいた。

半日休暇0.5日、時間単位有給休暇4Hの計1.0日分が切り捨てられていた。

システム上では端数がないように見えていたので大丈夫だと思っていたのだが、

制度ごとに端数切り捨てになったらしく、結果1日の休暇を失ってしまった。

そういうこともあるかもしれないとは思っていたが、ショックである。

そこに気づかなかったのも休暇がだだ余りだったという事情はあるのだが。

車いす専用ってわけでもないらしい

あれ? と思った話なんですが。

妊娠6か月 “私はつえでたたかれた” 車を止めただけなのに (NHK)

体調面を考慮して優先駐車スペースに駐車して妊婦が杖をついた男性に絡まれたという話し。

たかがその程度のことで執着する老人もどうかと思う話だが。

もしかすると自分が使おうとしたのに使えなかったから?

しかし、妊婦にしても、杖で歩ける程度の人が優先駐車スペースを使うの?

よっぽど歩けないなら仕方ないけど、本当にそこまでの必要性があるのか?

この記事では妊婦が使うのは通常問題ないと考えられるがと書かれているけど。本当に?


この件について教えてくれた人がいたのだが、

優先駐車スペースには幅が広いものと、通常の幅のものがあると。

幅が広いものは車いすからの移乗を意識したもので、

かつてはこのタイプの駐車スペースのみ考慮されていた。

また、バリアフリー法の規定により設置が義務づけられている場合もある。

これ以外にも通常の幅で建物近くの駐車場を優先スペースとして、

車いす以外で歩行困難と考えられる人が利用できるようにしていることがあると。

地域によっては利用ルールを定めていることがあるそう。


このシステムがうまく回っていればよいのだが、

優先駐車スペースを車いす用とそれ以外用に分けて用意している施設は限られる。

このため、車いす用として用意された広い駐車スペースを全ての対象者が使うことになる。

それで有り余る施設なんてそうそうないわけで、そのスペースを真に必要としている車いすの利用者が割を食ってしまうわけである。


先の記事はこの観点が欠けていると思われる。

ただ、程度の差はあれど歩行に不都合がある人ではあり、

そういう立場の人同士で言い合うのも不毛な話というのももっともな話。

先の記事のターゲットも結局は特に歩くのに不自由のない利用者だと思う。

ルールを統一して制度の周知を進めると同時に、私たちひとりひとりが譲り合いの気持ちを持って、適正な利用を広げていくことの重要性を改めて強く感じました。

でも、優先駐車スペースを使うべき人同士の問題に行き着く気がする。


優先駐車スペースの充実という点ではより広い利用者を想定した方がよい。

それだけ必要とする人がいるんだから用意しようという話になる。

でも、車いすの利用者が絶対利用できるということを考えれば、

妊婦だとか子連れだとか杖をついて歩ける程度の人は排除した方がよい。

果たして車いす利用者にとって、プラスとマイナスどちらの方が大きいのだろうか?

そういうことが問題にならないぐらい階層化された優先駐車スペースが充実すればよいけど。


こういう弱者同士のイス取りゲームというのはあまりに多いと思う。

対象者が広がるごとにサービスを受けにくくなったり、

似たような性質の人同士が枠を取り合ったり……と。

対象者を厳格に絞るとそこから外れた人は大変な苦労をする。

優先駐車スペースの問題は駐車場内の割り振りで打開できるだけマシだが。


あまりこういうことを意識してなかったのは自動車で移動しないからだが。

ただ、自転車にも似たような話があるんですよね。

チャイルドシート付きで幅を食う自転車用のスペースってのがあるんですよ。

自転車が多い地域では限られたスペースに多くの自転車を入れる必要がある。

このため高密度に駐車できるラックを導入していたりするけど、

それに対して幅の広い自転車は合わないので専用のスペースがあると。

正直、狭いところに自転車を押し込むのは面倒なのだが、

そこをしっかりやることで多くの自転車が停められるというわけである。

そういう区分があるところでは行儀よく使っている印象だが。

イオンでスーツを買う?

今日はイオンモールに買い物に行っていた。

衣料品・日用品をけっこう買うからそれなら品揃えと値段でイオンがよいと。

サンキューパスポートもあるしね。久々にイオンカードの出番である。


当初想定していたのはこんなところだった。

  • 割れた食器の補充 (これだけならイトーヨーカドーでもよかった)
  • 冬服のバリエーション追加、摩耗した靴下・下着類の補充
  • 経年した自転車用ヘルメットの交換

食器が割れたというところからいろいろ思いついたと。

それにしてもサンキューパスポート以外になにかキャンペーンないんかね。

そんなわけで調べてみると「セレブレイト関連商品」のWAONポイントが10倍だと。

なんやそれと思ったが、スーツやワイシャツ・靴下が該当するらしい。

店に行ってから思いだしたけど、卒業式シーズンで家族揃っておめかしするでしょって話だったらしい。


靴下はともかく、他は該当しないだろうと思ったのだが、

そういえば手持ちのスーツは高専時代に買ったものしかない。

そう、あまりに使用頻度が低くて新調する気概もなかったのだ。

10年以上前の服が現役ってさすがにそれは問題だろうと。

使う機会はごく少ないものの、作業服が正装と言えるような立場でもなく、

いざ必要となったときにすぐ出てこないのでは困るじゃないかと。


なんてわけでイオンでスーツを買うことにした。

すごい安いセール品があったが、サイズが合うものがなく、

ただ、それに次いで安いグループのやつでよさそうなのがあったので購入。

値段も値段なので「洗濯機で洗えます」とぞんざいな扱いである。

普段使いでたくさん着てねということなんかね。


スーツのスラックスは裾上げしないと使えなくて、店員に聞くと440円でやるとのこと。

一定価格以下のスーツだと別途料金を払うという形になるらしい。

イオンの価格帯だと売れ線の商品はほぼ別途料金を取られる形になる。

持ち帰って自分でやる人なんてほとんどおらんだろうに。

2時間で出来ますよとのことで、昼食食べて、他の買い物をしたらいいぐらいかな。

こういうときイオンモールは便利だなと思う。


そこから昼食を食べて、また衣料品売場に戻っていろいろ吟味して、

日用品売場で食器、イオンバイクでヘルメットと買うもの買って、

食品売場で買ったアイスと、セルフ式のコーヒーで一服。

こういうこともできる。前はパン屋で一服したこともあったが。

そしたらちょうど出来上がりの時間だったので引き取って、自転車で帰ってきた。


その後、また改めて食料品を買いにイトーヨーカドーに出かけている。

現実的にこれだけいろいろ買うと食料品を運べないという問題もあるし、

各種キャンペーンの都合で食料品はイトーヨーカドーで買いたかったというのもある。


なんやかんや言ってもイオンカード会員ってのは役立ってますね。

最近は近所のイオングループのスーパーでは専らSuica払いである。

これは大量にSuicaチャージしたという事情もあるが……

JRE POINTのためにSuicaを買う

(この件は無事に3万円分のルミネ商品券の交換申込みまでこぎ着けた)

ただ、それを抜きにしてもあまりイオンカードやWAONで払うメリットが見いだせないと。

でも年数回、あってよかったと思うことがあるのなら、それはそれでいいのかな。


余談だが、2月は28日(うるう年は29日)で終わる月である。

イオンといえば20日・30日の「お客さま感謝デー」である。

(これは僕がイオンカードを作ったきっかけでもある)

でも2月には30日がない。こういう場合どうなるかという話だが、

今年は26・27日に振替になっている。

だいたい30日が消える分、月末に複数日実施という対応になっている。

日曜を含む形にはなったが、土日どちらもとはならなかったのは、微妙な懐事情もあるのかもしれない。

サンキューパスポートで済むならここは避けた方がむしろよいとも。