ジェネリック医薬品の命名

前に院外処方のネタでBlogを書いて(薬剤師の疑義照会する仕事)以来、

薬剤師のBlogをいくつか購読していて、時に電車でクスクス言いながら読んでたりする。

患者と医師と製薬会社と健康保険の板挟みになっている薬剤師には苦労が絶えないようで。


ジェネリック医薬品と後発医薬品は同じ意味で使っていいのかようわからないけど、

最近の後発医薬品の名前は一般名をフルに活用して、

バルサルタン錠20mg「サワイ」 とか 成分名+規格+メーカー名 という命名になっている。

メーカーの名前が後ろに付くのは不思議な感じだよね。

別にこの薬を例示したことに深い意味は無く、沢井製薬のWebサイトの新商品一覧から適当に持ってきただけだけど、

なんか聞いたことあるなぁと思ったら、研究不正で話題になったノバルティスファーマから発売されているディオパンの成分名だったんだね。


昔は後発医薬品の名前って各メーカーが勝手に付けていた。

ちょうどジェネリックだと話題になったときに、そのとき僕が処方されていた シスダイン を調べてみたら、

実はすでに後発医薬品だったということがわかった。

薬価サーチ/同効薬リスト:シスダイン錠 (おくすり110番)

先発品の名前はムコダイン、成分名はカルボシステイン、それぞれから名前を取って付けたんだろうな。

メーカーによっていろいろな名前が付けられている事がわかる。

しかし、それじゃあわかりにくいという話があったんだろうな。それで一般名をそのまま製品名に取り入れることになったのだろう。

実は、このリストにある薬の中にはわざわざ一般名に改名した薬もある。

カルボシステイン錠250mg「サワイ」 は 2013年にサワテン錠250mgから改名、

カルボシステイン錠250mg「トーワ」 は 2013年にメチスタ錠250mgから改名、

カルボシステイン錠250mg「テバ」 は 2014年にムコトロン錠250mgから改名されている。

将来的に全ての後発品がこの命名法に変わるのかはわからないけど、そういう考えのメーカーもあるということだ。


これを没個性的とするか、わかりやすいとするかはいろいろ意見があるだろうが、

改名の理由には「医療事故防止のため」という理由があるようで、

どうも他の薬の名前に似ていて怖いものから優先的に改名されているらしい。

ジェネリック医薬品販売名称の一般的名称への変更 日本ジェネリック製薬協会が会員へ通知 (くすりホットニュース)

処方箋だって一般名で書かれてくる時代なのだから、一般名で命名するのは理にかなっているのだろう。

【般】カルボシステイン錠250mg 1回2錠 毎食後 4日分 と書かれていれば、

カルボシステイン錠250mg「○○」と、薬局にある適当なメーカーのやつを渡せばいいわけである。

薬局にとってはありがたいわな。


それにしてもなんでメーカー名が後ろなんでしょうね?

普通なら一番最初に来てもよさそうなもんなのに。

まぁソートしたときに同じ一般名の薬が並ぶようにということなんだろうな。

薬価リスト見てたときに、それが理由かなと気づいたんだけどね。

まぁメーカー名の主張が弱いのも、体の中に入れば先発品と同じというのが前提となってることもあるだろうけど、

しかし物によってはメーカーによって飲みやすさが大違いなんてのもあるだろうから、重要じゃないのかというとそうでもない。


と、薬剤師はそんなことを考えながら仕事してるんでしょうね。多分。

コンビニでクレジットカード

以前、WAONを使い始めたときにEdyを使うのをやめようかという話を書いた。

5%OFFが欲しいからWAONとイオンカード

マクドナルド以外のEdyを使っていた店はクレジットカードにも対応していて、

マクドナルドはWAONに対応しているから、Edyを使う理由はないということだ。

このたび、Edyの残高が1000円ぐらいになったから、そろそろと思って試してみた。


まずはローソン、ここはこれまで数度、クレジットカードで払ったことがある。

商品と一緒に、Pontaとセゾンカードを渡すと、まずPontaを読み取って返して、

商品をスキャンして、それからセゾンカードをレジに通して、まもなくレシートが出てきて完了と。

Edyよりもかえって楽だなと思った。

というのもEdyで決済するときは口頭で「Edyで」と申し出て、その上、カードを乗せた後にタッチパネルでEdyを選ぶ必要がある。

特にモバイルFelicaの場合、EdyとiDとQuickPayとかいろいろ選べることがあるから、こういう仕組みになってるんだろうけど。

クレジットカードなら店員も見たらわかるので、特になにも言わなくてもいいわけだ。

決済にかかる時間もあまり気にならないし、当然サインレスだし。


次にファミリーマート、こちらはファミマTカード1枚で支払いも完了するから楽になるぞー、

と思いながら、商品とファミマTカードを渡すと、カードを読み取って返して、商品を読み取って、

何円です、と言ったままレシートもくれない。それで「お金は?」と聞いてくる有様。

いつもファミマTカードで決済されないように、先手を打って「Edyで」と言ってたが、

どうも特に「クレジットで」と申し出ない限りはファミマTカードでの決済をしないらしい。

それもそれでどうなんだ? よっぽどファミマTカードのクレジット機能使われてないんだな。


それだけなら、「Edyで」と言ってたのを「クレジットで」と言い換えるだけか、ぐらいに思ってたのだが、

受け取ったレシートを見て、クレジットポイントはどうやって計算されるのか気になった。

ファミマTカードはクレジットカードでの支払いに対して200円あたり1ポイントのTポイントが加算される。

今回の買い物は200円未満だったのだけど、レシートにクレジットポイントの表記はなかった。

月単位でクレジットポイントを計算するならレシートに書かれていないのは当然だが、

そういえばクレジットポイントもレシートに書かれるようになってたような……

確かに、クレジットポイントもショッピングポイントとともに、レシートに記載され、3日後に加算されるようだ。

Tポイント残高確認/有効期限 (ファミリーマート)


ということはやっぱり……1回の決済ごとにクレジットポイントを計算し、200円未満はその都度切り捨てられるのか。

僕がファミリーマートで200円以上の買い物をすることはめったにないから、クレジットポイントは事実上たまらないわけだ。

なんてこったい!

ファミリーマート以外でクレジットカードを利用したときのポイントは月単位でまとめて付与されるのだけど、

これも1回の決済ごとに計算される仕組みらしく、とにかく端数は切り捨てられる。

これはいかんなぁ……確かにWAONポイントでもそういう問題はあるけど、スーパーとコンビニではまた事情が違うし。


そんなわけだから、ファミリーマートでもファミマTカードとセゾンカードの2枚を渡す作戦で行こうと思う。

これならセゾンカードで決済するのは自明だから、特に口頭で申し出る必要はないはず。

セゾンの永久不滅ポイントは月単位で付与されるので、ファミマTカードほどひどいことにはならないはず。

まぁけっこうこういう使い方してる人も多いらしいね。

ファミマTカードを差し置いて他のクレジットカードを使うのはちょっと……と思ってたけど、都合が悪いわ。


ポイントカードとクレジットカードの組み合わせはよくあることだが、

クレジットカードとクレジットカードを渡すのは不思議な気がする。

そもそもファミマTカードがクレジット必須なのが問題とも言えるのだが。

1年ちょっとで変わった高専

今日は卒業生と語る会のために高専に行ってきた。

高専に行くのは半年ほど前の高専祭以来だが、最寄り駅で降りたら店などいくつか変わっててびっくりした。

街の変化も少し驚いたが、学校もいろいろと見た目が変わっていた。いろいろ工事やってたらしいね。


近況を聞くと、去年1年でいろいろ新しい設備を導入したようで、話をいろいろ聞かせてもらった。

とりあえず研究で使っているけど、これを使って新しい実験をやってみたいなぁとか、

そういうことを言っておられたのが印象的だった。

学生実験の内容って毎年いくつか変わってて、新しいネタだと資料などに試行錯誤の跡が多く見られる。

そういう方向に発想が広がるのはさすが高専の教員だと思ったわ。

カリキュラムもいろいろ見直しが行われているようで、電磁気のカリキュラムは今までゆったりしすぎていた部分を詰めて、

逆に不足していた電磁波や光のこと(他の授業で取り扱う部分もあったが)を取り込んだり、

いろいろ工夫してるんだなぁと思った。カリキュラムも2~3年おきに変わってるからなぁ。


それで卒業生と語る会でいろいろ話をしたわけだけど、

できるだけありのままにお話をしようということで、専攻科のこと、大学院のこと、

それぞれよいところ、悪いところ、いろいろあるけど広く話すのが役目かなと思った。

学生の食いつきがよかったのは就職活動の話だった。

卒業後就職するにしても進学するにしても、就職活動をすることになるのは確かなわけだし。

そんなに質疑応答は盛り上がらなかったなと思ったけど、学生に渡した紙にはけっこういろいろ書いてあって、

学生たちにとって得ることは多かったのではないかとのこと。


今回、最後に3年生へのメッセージとして、高専でしっかり勉強することが大切ですよ、

ということを言った。前々からそんなことは思ってたんだけど、大学院に行って、大学学部の話を聞く中で深まった部分も多い。

就職するつもりの学生にも刺激となるようなことをという注文があって、

そういう人たちにとってはなおさら重要なことだなと思っている。


この講演を聴いていたのは実は3年生だけではなくて、専攻科生も2人いた。

在学中に関わりがあり、その後専攻科に進学した人だ。

その人から専攻科の現状を聞いたんだけど、専攻科も専攻科でいろいろ変わってるんだそう。

なんか1年ちょっといないうちに本当に高専もいろいろ変わったなぁ。

そんなことを思いながら、7年間通ってきた通学路を歩いて帰ったとさ。

大浴場付きホテル

うまくだまして米原乗継のしらさぎの特急券をサンダーバードの特急券に変えてもらったり、

そのサンダーバードの車内で近鉄の特急券を買ってみたり、当初の予定と変わった部分も多かったが、

無事に帰ってこれてなにより。帰ってきたら帰ってきたでやることがいろいろあるんだけどなぁ。


ところで今回泊まった宿には最上階に大浴場があった。

富山で宿を探していたときに、大浴場のある宿の多さに驚いた。

「ここの宿にもここの宿にも大浴場がありますね」なんて話したら、指導教員の反応がなかなかよかったので、

大浴場を備えていることを軸に検討して、宿を選んだという経緯がある。


大浴場というとスーパーホテルの話を思い出す。

スーパーホテルというと鍵が暗証番号式でレシートが鍵代わりとか、なにかと合理的で安いホテルと知られている。

そんなスーパーホテルの半分ほどは天然温泉の大浴場を備えているようだ。

過去の放送内容/スーパーホテル (がっちりマンデー)

ここで温泉について、

加藤:あと温泉を付けたらお金がかかりそうですが?
山本会長:各部屋で一人で浸かってしまうより、温泉では集団で浸かっていただけるわけですから、水光熱費は浮いてくるんです。

確かに、各部屋にユニットバスを付けて、それで入ると、風呂ごとにお湯が消費され、掃除もそれぞれしないといけない。

それが、大浴場を使ってもらう限りは効率がよい。

ユニットバスも大浴場も用意するのは無駄に思えるが、それでユニットバスの使用頻度が落ちればランニングコストは確実に減ると。


それで客の満足感は高いというのだから、一石二鳥というものである。

部屋の狭いユニットバスで、さらにお湯の出が悪いとか不満を募らせてしまうことを思えば、

広々とした大浴場をしっかり作ってあれば、そちらの方がずっと満足感が得られると。

確かにそうだと思ったわ。


まぁだからといってユニットバスがいらないのかというとそうもいかないけどね。

大浴場のやってる時間は、夕方17時から24時、朝6時から9時とかそんなんだったはず。

だからそれ以外の時間に使いたいというニーズには応えられないし、大浴場を好まない人もいるかもしれない。

稼働率は低くともあることに意味がある。


あと、大浴場の前には飲料の自動販売機、マッサージ機がある。

あと冷水機があればいいんだけどなぁ。

まぁ重要なのは大浴場の周りにはそれはそれで商売の種があるということだ。

だから実は一石三鳥だったということだ。


そういやこの大浴場、人工温泉ということになってたな。

別にそこを重要視してる人は多くない気はするけど、一応そうなってたな。

現金が足りないからATMに駆け込む

こうして出かけるとなにかと現金が入り用なもので、
それで財布の中身が足りないぞとなれば、ATMで補給するわけである。
そんなことを何度もやってたら「しょっちゅうATMに行くな」といわれたが、確かに行き過ぎだな。


そもそも、僕の財布の現金は普段2000円前後になるように調整されている。
2000円あればだいたいの出費には対応できるだろうという考えである。
もちろん必要とわかってれば増やしているし、今回も出発する前に増やしてある。
それでも5000円ぐらいかなぁ。僕にとってはそこそこ多いんだけど。
それで旅行期間中、まったく出し入れしなくていいとは思ってないけどとりあえず。


僕の場合、スルガ銀行の口座が一切のATM手数料がかからないので、
ATMが使える限り、あえて現金を持っておく必要がないというのはある。
イーネットかセブン銀行のATMがあればよい。
ローソンATMもMICSでいけるはずなんだけど、以前失敗したことがあるので、使おうと思わない。
いずれにせよ、手数料は一切かからないから、そこらへんの感覚はずれているかも知れない。


普段の生活も現金を使うことが少ないというのは大きい。
うちの指導教員が現金以外の支払い手段を使っているのを見ることがなくて。
あれはあれで極端な現金派のような気がするなぁ。
逆に僕は極端なカード派と思われているだろうけど。
そういう人にとって困るのは割り勘、というか複数人でお金を出し合うときだろう。
誰か1人はカードでいいかもしれないが、あとはなんしか現金で払わないといけない。
後で振り込むから、なんてして済めば楽だなとも思うんだけど。


ただ、就職したら、そういう場面が急に来るかもしれないから、
そんなときにも対応できるぐらいの財布の中身は必要だなぁと。
今はお金ないわ、で済まされる部分もないことはないが、なかなかね。
まだまだ日本は支払い方法におけるクレジットカードの割合が低いという話はあるけど、
個人間の人のやり取りはいかんともしがたい問題だなぁ。

大混雑の学会受付

学会の会場に行くと、受付が大混雑していて、
前日受付に行っとけばよかったなぁ、と少し後悔した。
もっとも到着したころには前日受付は終わっていたから、
あらかじめ早めに到着するように予定を組んでおく必要はあったのだけど。


学会の受付って、結局は名札と冊子などを渡すことよね。
代金はすでに振り込みで受け渡しされているし、書くことがあるわけでもない。
規模にもよるんだろうけど、名札を並べておいて、その中から自分のを探して、
それで受付完了というところが多かった気がする。
名札と一緒に領収書なども印刷されて入ってるから、名札さえ探せばいい。
これは合理的だ。


この大会、やたら規模が大きいもので、受付が五十音でいくつかに分けて用意されている。
しかし、それでも人数が多いのか、名札を探すのに時間がかかって仕方ない。
たとえば鈴木だけでも何人もいるはずなので、探すのが大変なのはわかるんだけどねぇ。
そこさえスピードが上がればなんとでもという気はしたけど。
しいて言えば、名札以外は全部袋詰めされた状態でおいて置けばあと少し早くなる。


ところで、この大会の参加にあたって、僕は電子情報通信学会の会員ということで会員扱いの参加費で参加できている。
ところが、もう1人、M2で発表する学生はどこの学会の会員でもないということで、
非会員扱いの参加費を払っている。
まぁいずれにしても大学から支払われる金額は実際に払った金額なんで、自分にメリットはないんだけどさ。
それで会員証見せてとか言われるかと思ったけど、特に言われなかったな。
あらかじめ会員情報を調べてあったのか、そもそも気にしてないのかはよくわからないけど

高山経由の富山行きは絶景三昧

富山に行くとなれば、普通はサンダーバードというところだけど、
僕にとってはしらさぎが筆頭だろう。(米原経由で行く北陸
けど今回はちょっと趣向を変えて、高山経由のルートを選んだ。


高山経由で富山? と思われるかもしれないが、
かつては名古屋から富山への王道ルートだったらしい。それどころか大阪からすら高山経由のほうが早い時代があったのだという。
にわかには信じがたい話だが、北陸本線が今のような大幹線になるまでには時間がかかったそうだ。
現在は名古屋~富山でもメインはしらさぎ号、米原でしらさぎ号と新幹線を乗り継ぐ方法も有効だ。
高山経由のルートは今だとちらかというと高速道路で注目を浴びているルートかもしれない。


その高山経由のルートを走る列車がワイドビューひだ、
半分は名古屋~高山の運行だが、残り半分ぐらいは名古屋~富山で走る。
けど、実は昔は名鉄から高山経由で富山に行く列車が走っていた。
というのも、JRで名古屋から高山に行こうとすると、岐阜経由になる都合、遠回りになる。
それが名鉄を使うと、鵜沼駅(名鉄の駅名は新鵜沼)まで短いルートでいくことができる。
そんなわけで、名古屋から名鉄で鵜沼に行き、そこからJRに入り、高山へ向かうルートがかつての最短ルートだった。
この列車は2001年まで北アルプス号として神宮前~高山で運行されていた。


というわけで、今回の富山行きの往路はかつての最短ルートをたどりながら行くことにした。
名鉄で鵜沼までショートカットすると岐阜経由で名古屋から学割で買うよりもわずかに安くなるぐらいなので、
それならこっちのほうが面白いだろうと。


そんなわけで急行でのらりくらりと名古屋駅へ。昼食を食べるため改札外に出たが、実は名鉄のホームとは連絡改札でつながっている。
だから近鉄の改札よりも名鉄の改札階のほうが1階上だが、直接エレベータでは移動できないと思う。
昼食を食べて、名鉄の改札階に荷物を持ちながらどうやって移動しようか、
困ったのだが、結局エスカレータで移動した。百貨店のエレベータも使えたみたいだけど。
それで中央改札から入ったんだけど、いきなりエスカレータで、それで岐阜・犬山方面ホームへのエレベータは、
と思ったらスロープで下がったところにエレベータ、なんだこの段差の多い駅は。
別に荷物持ってないときならそんなに気にならないんだけど、荷物が多いと本当につらい。これがセントレアの玄関口か。
ともあれ、新鵜沼行きの電車に乗る。


けっこう名鉄って停車駅少ないんだよね。どんどん飛ばしていく。
20分そこらで犬山に到着、名古屋から乗ってきた乗客の大半はここで降りた。
そして、新鵜沼駅の手前で川を渡るのだが、ここが絶景だった。
そういえば日本ラインなんて言葉を聞いたことあるなぁ。
犬山市~美濃加茂市あたりの木曽川がライン川のようだということで命名されたそう。
犬山も明治村だとかいろいろ見たいものはあるんだけどね。また機会があれば足を伸ばしたい。


新鵜沼駅を出て、連絡橋を通って、JRの鵜沼駅へ。
鵜沼駅の改札を通って、ホームに行くと、なんかホームが低いような……しかもやたら茶色く汚れている。
ここにやってくる列車はディーゼルカー、ステップありの車両が来るということか。
当たり前とはいえ、なんとも一気にローカル線っぽくなった。
ここから美濃大田まで進み、ワイドビューひだに乗るのだが、乗った電車は多治見行き。
美濃太田から下呂・高山方面に行く列車より、美濃太田で分岐して多治見に行く列車のほうが多いみたい。
まぁその点でも美濃太田から特急に乗るというのは合理的ではある。
中1駅、美濃太田駅に到着。


そしてしばらくして目当てのワイドビューひだがやってきた。
富山まで行く車両の自由席車に乗ると、半分以上は外国人らしき人だったから驚いた。やっぱり温泉ですかね。
ここから下呂まで1時間ぐらいノンストップで走る、ように見えるが、行き違い待ちで1回止まった。
すれちがう列車も特急が多かった。
しかし、ひたすら絶景である。そしてダム。いったい何個のダムをみたんだろうか。木曽川も水力発電所多いんだねぇ。
そんな絶景を楽しみながら、高山に到着。ここでちょうど中間ぐらいかな。
乗客も入れ替わり、車両数が減ったとはいえ、富山方面もけっこうな利用があるよう。
まだまだズンズン進んでいくと、長いトンネルを抜けて、猪谷駅へ。ここから富山県だ。
そこで妙に大きな建物があるから、なにかとおもったら「神岡鉱業」と書かれている。
実はこの神岡鉱業という会社は、かつてイタイイタイ病の原因となった神岡鉱山をやっていた会社である。
そう、ここから神通川水系に入るわけだ。相変わらずこちらも絶景だが。
そうこうしてると富山に到着、名古屋を出て3時間20分で到着した。ワイドビューひだ自体の所要時間は名古屋からちょうど3時間ぐらいだが。


富山駅は北陸新幹線開業に向けて駅舎の工事が進んでいる。
それを見ながら改札に行き、富山駅で途中下車をと申し出ると、
「わかりました、けど特急券は回収します」とちゃんと特急の時間は把握しておられるよう。
北陸のJRの駅は自動改札ないけど、その分、改札の仕事は徹底しているのでそれはすごいと思う。
まぁ北陸新幹線が開通すると、在来線は分離され、またいろいろ姿も変わるんだろうけどね。
こうしていつもとは違った富山行きだったが楽しかったな。


ちなみに大学から支払われる旅費は勝手に計算されるらしい。
移動方法は鉄道とだけ申告してあるようだから、特にこんな不思議なルートでも問題はない。
逆にバスとかだとめんどくさいかもねとのことだったが。

阪急梅田駅の3階改札はどこに?

午前中に明日からの荷物を準備して、それで夕方に梅田で用事があるので、
昼ご飯を食べたら大阪に向かい、明日のきっぷを買って、
下に着るシャツ、新しいの買わないとなあと思い、難波のマルイにあるユニクロにいくと、
セールでやたら混んでて戸惑いながらも、所望のものを買い、
それで日本橋界隈をうろついて、適当な時間に梅田に向かった。


弟が阪急梅田駅を日常的に使うようになり、
あの駅にはいろいろなものが入っていると満足げにいっていたが、不思議なことがあるとも言っていた。
阪急梅田駅にはホームのある3階にある改札と、その下の2階にある改札がある。
出るときはホームから見えている3階改札を使うことが多いが、
しかし逆に乗るとき、JRから乗り換えると2階改札にたどりついてしまうのだという。
しかも2階改札にたどりついても、そこから3階改札に改札外で移動する方法はわからないという。
さて、どうなっているのか。


それでどうやったら3階改札に行けるか、うろちょろして探そうと思っていたのだが、
時間がなくて実際にたどりつくことはかなわなかった。
けど構内図をみると、なぜ3階改札にたどりつけなかったか理由がわかった。
梅田(阪急) 構内図(駅探)
簡略化されていてかえってわかりやすい。
3階改札と2階はつながっていなくて、3階改札は1階からしか行き来できない。
そういえば3階改札から出てきたら、必ず1階に出てたな。
しかし、JRから阪急へ向かう人はJR北側の歩道橋を使うことが多いが、
そこはすでに2階なので、2階改札にしかたどりつかないわけだ。
御堂筋線梅田駅北改札から阪急梅田駅に向かう場合も同様で、1階であえて後ろに進まないと3階改札にはたどりつかない
なるほどなぁー。


2階と3階に改札があるというと、南海難波駅もそうだが、あの駅はそこそこわかりやすい。
御堂筋線から、南海の1階にたどりつくと、3階直通エスカレータと2階へのエスカレータが並んでいる。
多くの人は3階直通のエスカレータに乗るけど、1階〜2階〜3階という移動方法も用意されている。
だから直感的ではあるんだよね。
高島屋となんばCITYと一体化していて、そこらへんの商業施設の配置とかはややこしいかもしれないけど。


大きな駅ともなれば、客を一カ所の改札から出すのは現実的ではなく、
それでいくつか改札を用意してあるわけだけど、どこにいけばどこに出るかすぐにわかるわけではない。
なれている人は自分の使うルートに便利なルートを覚えているから問題はないんだろうけど。

夢の布ポスター

来週月曜から学会で、前日入りするから、準備できるのは明日までしかない。
着替えだとかそういう準備がさっぱりなのは明日やるにしても、
今日中にポスターを完成させて、研究室からもっていくものをまとめてしまわないといけない。
今回の学会、発表に当たってもっていくものがいろいろあるから大変なんだ。


実演に使う機器一式を持っていこうとすると箱1つになるなぁ、
なんて考えながら、昨日は帰ったのだが、よくよく考えるとポスターのことを考えてなかった。
それに加えてポスターの筒を持っていくのか・・・・・・それは大変だぞ。
そもそもポスターの筒なんて持ってないしなぁ。
今日、研究室に行って見てみると筒が1本あったから、ないということで困ることはないが・・・・・・


それで、「そういやポスターのこと忘れてたんですけど、どうやってもっていけばいいんでしょうね」
と指導教員に聞くと「布に印刷しようと思っていて」と返ってきた。
布か、話には聞いてたけど、あるのか。


高専専攻科のころに、ポスターを布に印刷するという方法もあるらしいということは聞いていた。
布に印刷するメリットは折りたたんで運べるということ。
すなわち筒で運ぶ必要がないのだ。そんな便利な方法もあるんだってーぐらいの話で聞いたんだけどね。
プリンタのところに印刷用の布があるということで、それを使えばよいだろうとのこと。


というわけでA0プリンターのもとへ。
まずロールを紙のロールから布のロールに交換する。布も紙も基本的な使い方は一緒みたい。
けど、1つ注意点としては、印刷完了後、カッターで紙を切るところで、布を切るとき、そのままだとうまく切れないらしい。
カッターが動くときに、布を手で押さえてやればうまく切れるとのこと。
それで印刷してたんだけど、準備やら印刷前の処理やら、30分以上かけて印刷することになった。


その印刷用の布だけど、印刷に適するように表面に加工がしてある。
まぁインクの吸いは当然いいけど、にじみはどうかというと、そんなに広がらないようにはなっている。
けどにじまないわけではない。まぁ品質重視ならやっぱり紙なんだろうな。
とはいえ、本当に布か、というぐらいよくできている。そもそもインクジェットプリンターで難なく印刷できる布自体すごいし。


それをきれいに折りたたんで、ほかの荷物と一緒に箱に入れて運ぶと。
いやー、コンパクトでいいねぇ。筒で運ぶとそれだけで一苦労だし。
まぁほかの荷物が多いので、筒でポスターだけもっていくのと同程度にはめんどくさいが、
2倍めんどくさいことにはならなかったわけだから、布のポスター万歳である。


そうして荷物をまとめあげて、研究室を出たのは21時、ふだんなら晩ご飯を食べ終わってる時間だ。
まぁ昨日の時点であらかた完成させられていればよかったんだけど、まぁなかなかね。

Pay-easyはたくさんの金融機関で使えそう

おととい、セゾンカードの利用可能額がピンチという話を書いた。

セゾンカードの利用可能額が激減

それで来月4日引き落とし分のお金をSBIから出金依頼することで確保できたので、

忘れないうちに研究室でNet入金するぞー、と思ったら乱数表がなくて決済できなかった。


気を取り直して、帰宅してから、乱数表を探して、それを持ってNet入金をやってみた。

このネット入金はPay-easyのシステムを使っているようだ。

といってもPay-easyであることを意識するところはなかったなぁ。

セゾンのNetアンサーからNet入金を選ぶと、金融機関の名前がたくさん並んでいる。

ここにある金融機関のネットバンキングを使って支払えるということだ。

この中からスルガ銀行を探して、選ぶとスルガ銀行のネットバンキングに飛ばされ、ログインすると決済画面が出てくる。

確認パスワードと乱数表の指定の数字を入力するとそれで決済完了と。

Netアンサーに戻ってきたら、すでに利用可能額は回復していた。早いな。


Pay-easyはペイジーと読む。カタカナでの表記も多いね。

どちらかというと税金や公共料金の納付に使われることが多いけど、

多くの金融機関に対応させられると言うことでネットショッピングでの使用例もそこそこある。

税金・公共料金の支払いの場合、納付書にPay-easyの支払いに必要な番号が記載されている。

対応してる銀行のネットバンキングにログインして、Pay-easy支払いとか選んで、この番号を打ち込んで、確認したら決済完了と。

普通は金融機関の窓口に持って行く納付書を、ネットバンキングで決済できてしまうというのがPay-easyのポイントだ。


ゆうちょ銀行などATMでPay-easyの決済ができるサービスを提供しているところもあって、

こちらは口座振替か現金でATMがやっている限りいつでも決済することが出来る。

もっと、ゆうちょ銀行の場合、納付書が振替用紙を兼ねてることもあるわけで、その場合はあえてPay-easyを使う必要はない気もする。

国庫金の納付書は振替とは別だから、そういう場合はPay-easyを使うしかないし、無意味なんてことはないけど。


ただ、ちょっと複雑なのはPay-easyの支払いはPay-easyに対応している金融機関どこでも決済できるとは必ずしも言えないこと。

例えば、奈良県は納付書で支払う県税は全てPay-easyを使って収めることができるが、

窓口でも県税を支払うことができる金融機関に限られている。

県税の納付 (奈良県)

南都銀行のインターネットバンキングでPay-easyを使って収めることはできるが、

奈良県と縁もゆかりもないスルガ銀行のインターネットバンキングでPay-easyを使って収めることはできないと。

そこらへんは不親切だなぁと思う。支払側も受取側もPay-easy使えますだけで済めばわかりやすいんだけど。


そんなわけでPay-easyというのは多くの金融機関に対応させられる可能性はあるが、実際に対応しているかは場合によりけりと。

実際に試してみて落胆することもあるかもしれないけど、対応してれば便利な仕組みだと思うわ。

特に今回のNet入金のようにWebでの決済につかう場合は、シームレスにネットバンキングの画面に移行するから、

本当に手間がかからない。これはちょっと驚いた。


この時期だとさしあたっては自動車税の納付かなぁ。

たいていの都道府県で自動車税をPay-easyで支払った場合は、車検用の納税証明書を郵送してくれる。

なので窓口で払わないと車検できないということもない。(すぐに車検したい場合は問題かも知れないけど)

そんなわけなのでぜひとも使ってみてはどうでしょう。

まぁ口座振替で払えるのならPay-easyより勝手に落ちる口座振替の方がずっとずっと便利だと思うけど。