出張したのは部長が言ってたから

今日は珍しくも社外に出張していた。

目的は業務で使っている開発ツールのセミナーだ。


このツール、なかなか高いツールなのだが、限られた目的では役立っているが、その割にはあまり活用できておらず、惜しいなとは思っていた。

ただ、限られた目的では他に代えがたいという実感もあった。ツールを使える人が少なすぎるけど。

そんな中でメーカーからセミナーの案内が来たのだが、その内容がなかなか良さそうだったので、行くことにした。


でも、他の意図もあるんだよね。

部長が年度初めにこういうことを言っていた。

ここでは開発の技術者が外に出ることは少ないのが実情だが、それではいけない。

現場を見てきたり、セミナーや展示会で最新の技術動向を学ぶために、時々は社外に出て欲しい。

今年度は年2回以上は社外に出張するように。そのための予算は用意した。

年1回ぐらいは展示会などに出かけている人は多いけど、年2回以上ってなるとガクッと減りそうだな。

といっても、実になる展示会とかセミナーってそんなに多くないしなぁ。と思いながら年度初めから調べていたんだよね。

そしたら、こういうネタを発見できたと。


チームリーダーに「こういうセミナーあるんですけど」ということで持って行くと「確かに面白そうだね」と。

というわけで、課長にチームリーダーの薦めもありまして、というと「このセミナーいくら?」と聞かれた。

「タダです」というと「じゃあ、いくらでも行ってこい」という反応だった。

確かにこのメーカー、いろいろセミナーやってるけど、参加費無料だし、場合によっては出張してくれるから、大盤振る舞いだよね。

だからお値段も高いのかも知れないけど。


帰ったら、出張報告を作成して、さらにこの内容をメンバーに共有してと、やることは多いけど、

なかなか手応えのあるセミナーで、早速、実験してみたいなと思うこともけっこうあった。

出張するのにかかったのは交通費だけで、それだってゴミみたいな金額だからね。

仕事もそんなに忙しくない時期だったから。


部長があえてこういうことを言うのを裏返せば、

この職場は現場から遠いのが実情で、必ずしも最新の技術動向を学ぶ必要がないということだ。

前者はさておき、後者はわりとその通りだと思う。

結局は古くさい方法が互換性に優れるとか、確実性が高いとかで選ばれることが多いから。

ただ、そんな中にも、部分的に新しい技術を取り入れたり、今すぐはできなくても将来的な方向性を決める材料にしたりはできる。

そういうところに期待してるんじゃないですかね。

新造船はパナマ船籍

昨日、JR九州高速船の新造船「クイーンビートル」のことを紹介した。

後で調べたら公式Webサイトがあることに気づいた。

QUEEN BEETLE | FUKUOKA-BUSAN 2020.7 就航

ふーん、と思って見ていたら、諸元に「船籍:パナマ」の表記があった。

今のビートルは日本船籍なんだけど、新しいクイーンビートルは違うんだね。

博多~プサン航路で使うなら、どこの船籍でもいいわけですからね。


でも、今のビートル号って一部、国内相互の利用もできるんだよね。

ビートルの一部には、博多~比田勝(対馬)~プサン と運航する便もある。

寄航便では、博多~プサン、比田勝~プサンは当初から利用できたのだが、博多~比田勝は当初は利用できなかった。

ただ、地元からの要望もあって、客席の一部を区切って、博多~比田勝のみの利用ができるようになった。

博多~比田勝航路(対馬混乗便)のご案内 (ビートル)

この区間でフェリーを運航している九州郵船が、ビートルの一部を用船するという扱いだそう。

パスポートは不要だが、保安上の都合で写真付きの本人確認書類が必須となっている。

ところが、このような国内相互の輸送ができるのは日本船籍だから。

パナマ船籍ではこのようなことはできない。


せっかく始めた混乗便なのにやめちゃうの? と思ったけど、もともと寄航便って毎日運航ではないんだよね。

平日に週2~3日程度、1日1往復が寄航便になってる感じですかね。中途半端だな。

調べてみると、かつてはビートル号が国内航路で使われていた時期もあったようだ。

というか、最初は 博多~平戸~長崎オランダ村(西彼町) の国内航路からスタートしたらしい。廃止されたけど。

それ以後も臨時便で国内航路が運航されることはあったようだが、あまり頻度は多くない。

というわけで、現行のビートル号は日本船籍であるメリットを生かして国内相互の輸送に供されることはあるが、

どうしても国内相互の輸送ができなくて困るというほどではなく、国際航路だけで問題なしという判断なんだろう。


さらに細かい資料を見てみると「船級: DNVGL」と書かれている。

これは船の検査はノルウェーのDNV GLという船級協会が行うという意味らしい。

日本国内の航路で使われる20トン以上の船は、基本的には国土交通省が検査を行う。

その場合、船級の欄には JG(Japan Government)って書かれていることがある。

一方で国際航路で使われる船の多くは、国土交通省以外の船級協会が検査を行うことが普通のようだ。

船の登録上は国土交通省の検査でもよいのだが、保険会社の認めた船級協会に検査をしてもらう必要があると。


日本には日本海事協会(NK)という船級協会があって、世界的にも評判の高い船級協会の1つのようだ。

当然のことながら、国土交通省もNKの検査を受けていれば、それで国の検査もOKとなるのが通常のようだ。

NKは日本船籍に限らず、様々な船籍の船を検査し、多くの国から検査機関として認められている。

世界各地に拠点を持っていて、日本以外でもNKの検査を受けることはできるようだ。

一方で、NK以外の船級協会でも国土交通省が認めた船級協会であれば、国の検査の代わりになるようで、DNV GLも国土交通省が認めた船級協会の1つだそう。

このように、どこの国の船でも、いくつかの船級協会を選ぶことができるようだ。

クイーンビートル号はオーストラリアのメーカーがフィリピンで建造するとのことで、この都合に合うのがDNV GLだったのだろうか。


てっきり新造船の船籍港は福岡市だと思っていたが、まさかのパナマとはねぇ。

博多~プサン あるいは 比田勝~プサン について言えば、それで問題ないんだけど、

臨時の国内便や混乗便が不可になるのはちょっと惜しいよね。

当たり前だけど、日本船籍ではないってことは航行区域という概念もないのか。

現実には営業運航で対馬海峡を離れることはないでしょうけど、造船所がフィリピンってことはフィリピン~日本の回航はあるということだ。

もしかして外国で建造して、日本に回航する前に日本船籍を取るのが面倒だから、最初から外国船籍にしておこうということなのかな?

海を飛ぶのはやめた

今日、前の社宅の近くに行く用事があったので、少し様子を見てきたら残りの住人は3人のようだ。

退去期限は今月いっぱい、すなわちあさってには退去しないといけない。本当にギリギリだよね。

先週、僕が退去する時点ではまだ十数人いた覚えがあるからね。

さっさと引っ越したい人から、できるだけ残りたい人まで、思惑はいろいろって話だけど。


日本には韓国航路を中心に国際フェリーがいくつかあるが、

そんな中で純客船かつ高速船が運航している博多~プサン航路は異彩を放っている。

日本と韓国をわずか3時間で結ぶというのは、異次元の存在だ。

厳密に言えば、対馬~プサンを同じ高速船で1時間で結ぶ航路があって、これが日本~韓国の最短だが、対馬だしね。

この高速船を運航しているのは日本の JR九州高速船 と韓国の未来高速 の2社、

もっとも最近は未来高速は対馬航路に注力しているようだから、博多~プサンの高速船はJR九州高速船がほとんどのようだが。


JR九州高速船は、新しい船の名前を「クイーンビートル」に決定したと発表した。

博多と釜山結ぶ新型高速船 その名はクイーンビートル (朝日新聞)

現在、運航されているのが「ビートル」なので、その名前を引き継いだわけだが、船の構造は全く違う。

現在のビートル号はジェットフォイルという水中翼船だったのだが、

新しいクイーンビートル号はトリマラン(三胴船)という、日本の旅客船では初導入となるタイプの船だ。

いずれも通常のフェリーよりは速いという点では同じだが、かなり差は大きい。


船の速度は kt(ノット) という単位で書かれることが多い。

1ktは 時速1海里(1.85km) という意味だ。明らかに非SI単位だが、慣例的によく使われている。

通常のフェリーの速度は22kt程度となっている。コンテナ船もその程度らしい。

一方でフェリーでも新日本海フェリーの舞鶴・敦賀~小樽・苫小牧航路は運航の効率化と鉄道貨物との競争上の都合、

特別に速いフェリーを導入しているが、これだと 30kt ぐらい出る。大型カーフェリーとしてはかなりの俊足だ。

とはいえ、日本にはカーフェリーは数あれど、ここまでの俊足は新日本海フェリーの4隻と、佐渡汽船の あかね(直江津~小木航路) に留まるのを見ると、

ここまでのスピードを出すのは経済性に難があるようで、普通の船は22kt前後のスピードにならざるを得ないのかなと。


そんな中、ビートル号は43ktも出るのだという。普通のフェリーのほぼ倍速だね。

これだけのスピードを出せる船は普通の船ではなくて、水中に翼を出して、船体自体は浮かしながら航行するのだという。

船体を浮かせるのは水の抵抗を小さくするため、水中に翼を出すのは浮力を得るため。

ここまで速いと、推進方式はプロペラじゃなくてウォータージェットになる。

こうなってくると、空気を水に置き換えた飛行機みたいなもので、実際、ジェットフォイルを開発したのはボーイングだという。

それゆえにコストも高く、メンテナンスも大変、JR九州以外にもジェットフォイルを導入した船会社はあるが、代替には苦心している。


そこで、スピードは落ちるが、それなりのスピードが出る 双胴船 に移行する例もある。

双胴船は2つの胴体をつないだ船で、通常の船に比べると水との接触を減らせる。水中翼船と同じく水の抵抗を抑える手段の1つだ。

ジェットフォイルは浮くために特別な装備が多数必要だが、双胴船は一般的な船に近い。

多くは30kt程度のようだが、特別に速いものだと36ktぐらい出せるようだ。

JR九州高速船もこの考えだが、導入したのはトリマラン(三胴船)、3つの胴体をくっつけた船だ。

スピードは37kt、従来のジェットフォイルより遅くなるので、博多~プサン間は現在より35分長い3時間40分になるとのこと。

しかし、メリットもある。それは船が大型化できること。なんと現在のジェットフォイルの2.6倍にもなる502席もある。

ジェットフォイルでは着席中はシートベルトを着用することになっているが、トリマランではシートベルトは不要。

船内の免税店を充実させるなど、従来より快適な船旅になることが期待される。


JR九州が遅くなることを許容したのは、飛行機は圧倒的に速いから、速さで勝負しても無駄という考えがあったのかもしれない。

佐渡島など航空路線のない離島では、船でスピードを追求する意味があるが、福岡~プサンは飛行機もありますからね。

それならば船としてのメリットを追求した方がよいだろうと。遅くなるって言っても、35分増だし許容できるよね。

大型化されたことで、修学旅行など団体旅行での利用も期待しているようだ。

ジェットフォイルの新造は難しいので、どうやっても遅くなるが、トリマランにすると大型化できて新しい需要を取り込めるというのはメリットだと。


なお、ジェットフォイルの置き換えをジェットフォイルでやりたいと考えている会社もあるようだ。

伊豆諸島への航路を営む東海汽船がジェットフォイルの新造を決めて発注したようだ。

東海汽船はJR九州高速船の中古のジェットフォイルを買ったり、ジェットフォイルに積極的な会社のようだ。

といっても、ある程度の生産数がないと、継続的な生産はできないようで、実情は厳しい。

JR九州は、ジェットフォイルを辞めるという決断をしたわけだから、1社仲間が減ってしまったわけだし。

特化型の定額配信サービス

音楽の定額配信サービスが話題になることも増えている。

ヨーロッパ・アメリカでは普及度が高そうな話を聞いている。

日本ではまだまだこれからという感じはあるが、外国勢・国内勢どもども出そろってきているようだ。

膨大な楽曲を抱えた状態でやってくる外国勢と、日本の音楽を充実させていきたい国内勢と、いろいろあるようだけど。


そんな中、とあるキャンペーンのために ANiUTa(アニュータ) に申し込んだ。

これは、アニメ・ゲームの音楽に特化した定額配信サービスである。

曲数は5万曲程度とのことで、世界最大手のSpotifyが4000万曲以上と言っているのに対して3桁も少ない。

このような特化型のサービスはとても珍しい存在だが、特化型のサービスゆえのメリットはある。

まず、他の配信サービスにはない曲があること。アニメ・ゲームの音楽に強いレコード会社が集まって設立されただけのことはある。

これは国内のみならず外国でも差別化要素になるということで、当初から外国展開を想定しており、この8月からアメリカでのサービスを開始した。

もう1つは値段が比較的安いこと。月600円で、他のサービスが月1000円程度であることを考えると割安だ。

曲数は何桁も少ないけど、目的が明確ならばよい。


月600円と書いたが、厳密には 30日間で600円となっている。

なので月末の加入でも特に損にはならない。それはいい仕組みだな。

一方で、AndroidユーザーではGoogle Playを介しての課金となっている。

その仕組みもあってか、使えるのは1台のスマートフォンだけ、PCや2台以上の端末を1契約で使うことは出来ない。

ここは他のサービスに比べて悪いところだと思う。


以前、オリコンが複合的なランキングを検討しているというようなことを紹介した。(cf. 売上ランキングは真実に近づけるか)

その要素の1つとして定額配信サービスでの再生実績を検討しているとあったが、ちょっと違うんじゃないかな? と思った。

というのも、購入のランキングだと、聞き始めるために買ったときに集計されるわけだけど、

定額配信サービスでの視聴実績は聞き続けるとずっとカウントされ続ける。

確かに上位には最近の注目曲があるんだけど、100位までの範囲でも、ちょっと前の曲だなというのがけっこうある。

それはそれで意味があるランキングなんだけど、他の集計と並べると誤解が起きそうだなとは思う。


キャンペーンのために申し込んだが、どんな使い方できるかなと試している。

手応えを感じているのが「ウマ娘 プリティーダービー」の楽曲を聞き漁ること。

ゲームをリリースするといいながら、まだリリースされておらず(この冬の予定と言っているが)、

おそらく当初の計画に反してTVアニメの方が先行してしまうという状況なのだが、

最も先行していたのが音楽で、すでに50曲ほどは楽曲があり、一部はアニメの挿入歌に使われたが、まだまだある。

気になって中古でCDを買った分もあるが、全貌を知るには遠いのが実情だが、

ANiUTaではウマ娘楽曲の多くがフル尺で配信されており、たくさん聞ける。


配信の方針はいろいろで、TVサイズでの配信だけだったり、一部の代表曲のみ配信したり、

CDや他のダウンロード販売との差を付けているのもあるが、

それでも、けっこう役立つのかなとは思った。

特定分野ではかなりの網羅度を誇るサービスだからこそですよね。

いろいろ調べてみようと思う。まだ試用期間だし

自社ATMをやめる

ニュースで あおぞら銀行が自社のATMを撤去して、ゆうちょ銀行ATMを設置したということが流れていた。

もともと自社の店舗外ATMは皆無だったようで、店舗内ATMをゆうちょ銀行のATMにすると。

ATMサービス変更のお知らせ (pdf) (あおぞら銀行)

ゆうちょ銀行ATMでは全時間帯で手数料がかからないようで、自社ATM撤去にあわせてATM利用可能時間も延長される。(延長されても24時間ではない)

代替に設置されるゆうちょ銀行のATMは通帳の使えない小型ATMのようだ。想定される用途があおぞら銀行の取引ですからね。


自社ATMを撤去した銀行としては、新生銀行がある。

新生銀行は店舗内のATMを以前より提携していたセブン銀行ATMに置き換えた。

その当時、新生銀行は他行ATM含め、全てのATM手数料を無料としていた。

だから、自社ATMをセブン銀行ATMに置き換えたとしても問題ないと思っていたはず。

これにより、自社ATMの維持コストはなくなったが、一方で他社へのATM手数料の支払いはかさむ。

それに耐えきれなくなったのか、今年10月から一定の条件を満たさない利用者は一律108円のATM手数料が徴収されることになった。

この一定の条件というのが、預金残高だと100万円以上、外貨預金・投資信託などの残高では30万円など、そんなに易しくはない。

積立投資信託・外貨預金であったり、クレジットカード・プリペイドカードの利用など、残高以外の要件もあるが、そう簡単でもない。

新生銀行は窓口での現金取扱を廃止しているようで、ATMが有料ということは現金を得る手段は全て有料ということ。

他行宛の振込は全ての利用者が月1回以上無料(インターネットの場合)なので、回避策がないわけではないが、なかなか厳しい。


新生銀行のように、自社ATMを撤去した後でハシゴを外されるようなことがあっては困った話である。

もともと、自社ATMがないことを前提とした銀行ならともかく、新生銀行も あおぞら銀行もそうではないですからね。

まぁ、あおぞら銀行は新生銀行とは違って、窓口での現金扱いはあるのだから、それより手数料が悪いでは説明が付かないので、

少なくとも平日時間内のゆうちょ銀行のATM手数料が無料であるのは維持されるんじゃないだろうかね。

新生銀行はそれ以前に大盤振る舞いしすぎた反動もあろうと思う。


一方で、課題としては通帳記帳と暗証番号変更が店舗内ATMでできなくなること。

暗証番号変更はテレフォンバンキングとセブン銀行ATMでできるので、代替策はあるのだが、

通帳記帳については窓口以外ではできなくなってしまう。記帳機も置かないってことなんだろうか。

この問題って新生銀行はどうしたんだろ? と思って調べたら、2016年に通帳を廃止して全て無通帳化したようだ。

あおぞら銀行は通常の店舗で口座を持つ場合は今後も通帳を発行するようだから、窓口以外で記帳できない問題が収束する見込みはなさそう。


ところで、新生銀行 も あおぞら銀行 も長期信用銀行にルーツを持つ銀行である。

そのルーツから、一応は全国ネットワークを持っているが、店舗網はスカスカという状況。

だから、もともと自社ATMのネットワークはあまり期待されてなかったはず。

こういう条件にあてはまる金融機関がどれぐらいあるかという話だよな。

みずほ信託銀行はATMをみずほ銀行に集約しているが(記帳機だけ自社で設置)、グループ会社内の話だしなぁ。

ろうきん とかどうなんだろ? と思ったけど、ろうきん だと事業所内ATMもやってるだろうし、それはそれでネットワークなんだよね。


キャッシュレス化でATMの需要が減るだろうという話があるが、

一方で小型ATMがコンビニなどに多数設置され、銀行はコンビニでのATM手数料に苦しんでいるという話もある。

なかなか業界内でも行くべき道は決まってないのかなという気はする。

ただ、自社でATMを持たないという選択肢もある時代になったのは間違いないよね。

それはインターネット専業銀行が出てきた時からそうだけど。

住所変更を取り次いでくれたりくれなかったり

郵便局でゆうちょ銀行の住所変更をするときも、みずほ銀行の住所変更を見たときも、

「持っているキャッシュカードはどのタイプですか? クレジットカードのあるタイプですか?」と聞かれた。

いずれも普通のICキャッシュカードなので、銀行の住所変更手続きだけでよいのだが、

クレジットカードが一体化されている場合はそちらの住所変更もいるよって話らしい。


ゆうちょ銀行は三井住友カードまたはJCBと提携して、みずほ銀行はクレディセゾンと提携して、

キャッシュカード一体型または分離型のクレジットカードを発行している。

住所変更の手続きはいずれも銀行口座の住所変更と同時にできるようで、個別に手続きが必要なわけではないらしい。

というか、みずほ銀行のクレジットカードはNetアンサー(セゾンカード・UCカードのWebサービス)から住所変更できないと書いてあるな。

必ず銀行を介して住所変更をしないといけないようだ。そういうもんなのか。


僕もKIPSカードが三菱UFJ銀行のクレジットカードなので、これの住所変更どうなんだろ?

と思ったけど、個別に変更する機能がないから、銀行に申し出るだけでよいのだろうとインターネットから変更した。

その後、5日ほど経った今日にPiTaPaの会員情報を見てみると、変更後の住所が入っていた。

銀行の住所変更→クレジットカードの住所変更→PiTaPaの住所変更と順々に取り次がれてきたようだ。

なお、このクレジットカードは銀行自身が発行しているもので、上に書いた2行とはやや事情が違う。


住所変更の取次といえばNTTからプロバイダーのBB.exciteも取次やってくれたな。

こういう関連するサービスの住所変更は一括でできると漏れがなくていいよね、

しかし、そこに期待すると失敗することもある。というか、失敗していたことに今回の引越で気づいたんだけど。


それが、SBI証券と住信SBIネット銀行だ。

SBI証券の住所変更はしていたのだが、住信SBIネット銀行の住所変更を前回の転居時に忘れていたのだ。

住信SBIネット銀行の口座は今、SBI証券に口座開設したら、ほぼ自動的に作られるものだ。(未成年者と特に申し出た場合はその限りではない)

すでに住信SBIネット銀行の銀行口座を持っている人は申し込まなくてよいようだけど。

ところが開設が完了すると、証券の買付余力とSBIハイブリッド預金はつながっているけど、

ログイン情報は別、そして住所などの個人情報の登録も別々だったということらしい。

証券と違って、銀行は郵送物もほとんどないから気づかなかったけど。住所も電話番号も完全に古かった。

どうせSBI証券の利用者はほぼほぼ住信SBIネット銀行に口座持ってるんだし、取次機能があってもいいし、

そうでなくても銀行の住所変更もお忘れなくという表示ぐらいしてくれたらよかったのに、と今にして思う。


取次やってくれるケースもあるけど、基本的には会社が違うとそれぞれ手続きが必要なんだよね。

それは勤務先でもそうで、勤務先の住所変更手続きと、健康保険の住所変更手続きは別なんだよね。

なんで健康保険だけ分かれてるのかよくわからないんだけどね。

しかも健康保険組合に直接送るわけではなく、申請書を紙で人事に送るという中途半端さ。

少なくとも、協会けんぽ の場合は、厚生年金の手続きと一体化されているので、会社への申出だけで健康保険も済むはず。

僕は関係ないけど財形貯蓄も別手続きがいるみたいだね。(これは銀行・保険会社の都合かもしれない)

なんでこれだけ別なんだよっていうのはけっこうあるってことだね。

言うほど貴重品か?

昨日、帰宅すると佐川急便の不在連絡票が入っていた。

懸賞で当たった景品を送るということで、新住所を申告していて、それなのは差出人からわかったが、

なんで宅配ボックスに入れないんだよ、と思ったら「貴重品」と書いてある。

いや、貴重品って言うほどのものじゃないと思うんだけどな。


どういうわけかWebから再配達依頼ができなかったので、

営業所に電話をかけて「言うほど貴重品じゃないので、宅配ボックスに入れてください」と言った。

今日午前は用事があって出かけていて、その間に配達に来てくれたようで、宅配ボックスに入れてくれてあった。

確かに「セーフティサービス」と書いたシールが貼ってあって、こりゃ配達員が持ち帰った理由もわかるのだが、

中身を開けて出てきたのは文具なんだよなぁ。歌手のサイン入りってだけで。

一点物ではあるけど、内容物としては普通郵便で送ってもよいと思うんだけどなぁ。


ちなみに佐川急便の「セーフティサービス」だが、これは飛脚宅配便に対して無料で付けられるサービスだ。

高額なお荷物や、特に大切なお荷物を手渡しでお届けいたします。
お荷物のお預かりからお届けまで作業は手渡しにて行ない、営業所での保管は貴重品室にて、輸送中は貴重品専用ケースにて厳重に管理いたします。

保険扱いにするには別途掛金が必要なので、経路上の慎重に扱われることと、宅配ボックスへの配達が不可になる程度のものだ。

おそらく、この懸賞品を出荷した委託業者の判断で貴重品扱いにしたのだろう。

懸賞品の中には本当の貴重品もあるかもしれないから、とりあえず付けとくかという程度のものだったのかもしれない。


そもそも、この懸賞だが、自分では応募したつもりはまったくなかった。

実はTwitter連携コメントを行うと、勝手に懸賞に応募したことになっていたようで、

それで抽選を行った結果として、「厳正な抽選の結果、当選しました」とダイレクトメッセージが届いたのだ。

その後に発送業務を委託している「メルアド宅配便」のWebサイトから、自分の住所・氏名を申告したのだ。

「配送協力:佐川急便」とあったから、佐川なんだろうと思ったら、やはり佐川だった。


メルアド宅急便の個人向けの料金は1500円、これで3辺合計160cm・重量20kgまで、全国一律料金で送れるとある。

匿名配送サービスの一種だが、日本郵便やヤマト運輸のように運送業者自身が匿名配送を行う場合(cf. あて名を明かさずに届ける?)と異なり、

一度、東京の中継センターに荷物を集めて、伝票を貼り替える仕組みとなっている。(すなわち一貫した追跡は不可)

さらに、沖縄県を含め、遠距離であっても陸路・海路で送るから、発着が東京から遠いと著しく遅くなる。

法人契約ではどうなってるかわからないけどね。どうせここの懸賞品なんて軽量物ばかりだし、もっと単価は安そうだけどね。

当選後にあて先を集めるという都合もあるので、委託業者に委ねているのが実情のような気がする。

こんなの郵便なら120円とか92円でしょ、って言ってもあて先を知らない状態からのスタートですからね。

ノウハウがある業者に任せる理由はわかる。


ところで、佐川急便のセーフティサービスと保険扱いは別だと書いたが、

佐川急便の運送保険の説明にこんなことが書いてあった。

事故発生の際には、佐川急便が運送契約の範囲内で賠償義務を負いますが、天災(例:台風による高潮のため物流施設が冠水した)や、不可抗力(例:トラックが一方的に追突されお預かりしたお荷物が大破した)の場合など、運送約款上賠償範囲外となるケースがあります。また、佐川急便の賠償責任には責任限度額(荷物1個につき30万円)がございます。

たいてい宅配便では30万円までの損害賠償があるが、佐川急便は不可抗力による場合はこちらの損害賠償の対象にはならないと書いてある。

一方で運送保険は不可抗力による損害もある程度は補償される。それでも戦争・地震・噴火などの場合は対象外らしいが。


この辺って、他の運送業者だとどうなんだろ? と気になって調べてみた。

ゆうパックも30万円までの損害賠償がある一方で、「セキュリティサービス」という付加サービス(370円)がある。これで最大50万円まで補償される。

このサービスは旧ペリカン便のサービスに由来し、小包時代の書留はこちらに代替されている。

貴金属を送る場合は必ずセキュリティサービスを付けないといけないというのは、かつての書留小包と同じルール。

約款を見てみると、「不可抗力による火災」などは免責事項になっている一方で、セキュリティサービス料金を適用する場合は免責とならないと書かれている。

こちらは地震や公権力による押収などもセキュリティサービスの場合は賠償されるようだ。

ヤマト運輸は宅急便については保険扱いがなく、30万円以上の価値のあるものは送れず、不可抗力によるものは免責となる規定は全てに適用される。

ただし、代替サービスとして「ヤマト便」があり、こちらは運送保険を任意でかけられる。ただし、ヤマト便と宅急便は料金体系が異なるなど差が多い。


というわけで、事故時に確実にお金が欲しい場合は、免責事項の少ない ゆうパック+セキュリティサービス か 飛脚宅配便+運送保険 がよさそうですね。

ただ、郵便の範囲に収まるなら書留郵便が手軽ですけどね。特に5万円までで現金・貴金属でなければ簡易書留が安いですから。

免責事項は差出人・受取人の過失、郵便物の性質・欠陥による損害だけなので、災害・戦争などによる損害も賠償されると読める。

郵便以外では、現金・有価証券は原則引き受け不可となっている。この場合は郵便以外の選択肢がない。(ゆうパックも不可)

シビアなことを言わなければ、飛脚宅配便のセーフティサービスでも十分効果はあると思いますけどね。

というわけで本当に貴重品を送る場合はご参考に。

引越以外で引越にかかるお金

今回の社宅の引越は会社都合ということで、

引越費用が会社負担で、なおかつ移転手当が出ている。

この移転手当は会社負担の引越費用ではカバーできない諸費用をカバーするものだろう。

転勤時の手当とは考え方が違うようで、根拠は不明だが、いくらか支払われるらしい。


今回、明確で転居のために発生した費用はNTTの工事費だな。

フレッツ光の移転工事とフレッツ・テレビの新規工事、合計で1万円ほどですね。

移転にあわせて家具類の購入や、不要物の廃棄を行ったが、

移転しなければ不要だったのかというとそうでもないのかなと。

引越が決まってから、収納具や台所用品などの購入に要した費用は1万円ほど。

不要物の廃棄は余っている20Lゴミ袋を使ったので、特段の費用はかかっていない。


この合計額よりは移転手当の金額は大きいので、金銭的には損はしていないのかな?

ただ、ランニングコストという点では、従来はCATVが大家が一括契約していたところ、

今回はフレッツ・テレビを別途契約したので、月700~800円程度負担が増える。それぐらいの話だけど。

移転に伴い、社宅使用料も変わるが、僕は引越前後で使用料がほぼ変わらないので、無視できる。

いずれの社宅に移転しても社宅使用料は上がるのだが、その分、設備が充実しているケースが通常なので、悪い話ばかりでもない。


逆にガスが従来はLPガスであったところ、都市ガスになるので、安くなればいいな、と思ってるけど。

LPガスの使用料を熱量換算で都市ガスの量に置き換えて、東京ガスの料金表にあてはめると、これまでの半額程度になると出てくる。

ほんまかいなという感じだが、基本使用料が下がる効果が大きいようだ。従量料金も割安だけど。

試算の金額をあてはめると、社宅使用料の差額とフレッツ・テレビの合計額と同程度になる。

ただ、生活形態に多少の差が出るので、実際の光熱水費が試算の通りになるかは不明だが。


というわけで、移転で損する要素はほとんどないという感じですね。逆にすごく得をするという話もない。

ほとんど条件の変わらない社宅を選んだので当たり前ですけどね。

シールの貼られた郵便

引越の前からポストに表札を付けて準備していたが、

結局は入居まで郵便・荷物が届くことはなかった。

昨日、引越前に注文して、新住所を配送先に指定していた通販の荷物が届いて、

今日は新住所をシール貼りした郵便が届いた。転居届もちゃんと機能しているようだ。


転居届を提出した場合の郵便物の転送処理だが、近年になって機械処理で行う仕組みが導入されたらしい。

どこまで自動でできているのかはよくわからないんだけど、

今回の転送されてきた郵便物はカスタマーバーコードがあるので、住所は機械認識できると考えてよいだろう。

なおかつ、今回は世帯全員(1人だけど)の転居なので、住所だけで判別してよい。

そう、転居届って世帯の一部だけの転居でも提出できるんだよね。その場合は名前も見ないと判別できない。

そういう問題もないので、簡単に機械判定できるんじゃないのかな。


転送対象と判定された郵便物には住所の上にシールが貼られる。

シール貼りも今は自動化されているらしい。よくやるなぁと思うけど。

このシールにはカスタマーバーコードと転送期限が印字されている。

カスタマーバーコードは以後の機械処理を考慮してのことだろう。

転送期限が1年ないとおもったけど、転居届の提出日から1年ということらしい。


この仕組みにより、元の住所の郵便局まで行って、そこから転送とはなりにくくなっているようだ。

昔は元の住所を担当する郵便局で、転送対象と判断したらシールを貼ってたようだけどね。

もっとも、今回の場合、市内の転居で担当の郵便局は変わらないので、末端まで行ってもほぼロスはないけど。


あと、今日は宅急便も届いていた。これも引越前に送付先をこちらに指定しておいた荷物だ。

厳密な到着日はわからなかったが、8月になってからならこちらに届いても差し支えはなかったので。

宅配ボックスに入れましたという通知を不在連絡票に書いてあったので、

不在連絡票を見渡してみると担当センターが変わっている。市内でも地域によって担当センターが違うんだよね。

が、さらによく見ると所在地は変わっていない。なんだこれ。

ヤマト運輸って1つの場所に複数の宅急便センターが同居していることがよくある。

同居してるというか、複数の集配チームがあるということなのかな。

実態としては同じ営業所で担当チームが変わったぐらいの変化なのだが、一応はセンター名が変わると。


ちなみに、このセンターは隣の市にある。市境近くではあるけど。

一方で市内にも宅急便センターがある。ここの担当ではない。

あんまり宅急便センターに行く用事もないけど(自分で荷物を出すなら郵便局に行くのが通常だから)、

自分で行くなら市内の宅急便センターの方が行きやすいなとは思う。

もっとも、距離的には別の市外の宅急便センターの方が近いという話もある。

こちらは距離が近いだけで道路などの都合を考えるとあまり便利ではなく、配達担当ではないのは当然。

不思議なことだらけだけど、ヤマト運輸について言えば、実態はあまり変わらないのかなと思った。

朝は市役所から

今日は朝から役所などに出かけることに。

結局のところ、回るべきところは、前回の引越と一緒で、順番も前と一緒。

  1. 市役所 (転居届・住民基本台帳カードの書き換え)
  2. 郵便局 (ゆうちょ銀行の住所変更)
  3. 警察署 (運転免許の住所変更)
  4. みずほ銀行 (住所変更)

これ以外はインターネットで手続きができる。


昨日、証券会社の住所変更手続き方法を見ていたときに気付いたけど、

マイナンバー制度が始まった都合、マイナンバーカードを持っていない人は通知カードを転居時に持参する必要がある。

僕は住民基本台帳カードを持っているので、これは住所書き換えのために当然持って行くし、その後進のマイナンバーカードも同様だろうと思う。

でも、マイナンバーカード持っていない人の通知カードもそれと同じ扱いなんだよね。これも住民登録とリンクしてるんだよね。

というわけでマイナンバーカードを持っていない人は通知カードをお忘れなく。マイナンバーカードを持っている人はもちろんマイナンバーカードをお忘れなく。

手続きが完了したら、裏書きされた通知カードと、転居後の地区のゴミ収集表を渡された。


そして、これも前と一緒なんだけど、住民基本台帳カードの書き換えには転居届を出してから、30分ほど待たされる。

これはマイナンバーカードでも一緒のはず。システムにデータが反映されないとカードに書き込めないのかなと。

ここは難点なのだが、一方で市町村が直接、住所を記した証明書を発行してくれるというのはなかなかない。

僕の前に転居届を出した人は、変更後の住民票の写しを取っているようだったが(これも30分ほど待たされていた)

住民基本台帳カードまたはマイナンバーカードがない人にとっては、市町村に変更後の住所を証明してもらう手段ってそれぐらいしかないらしい。

健康保険証やパスポートなど、住所が手書きの書類に手書きで修正すればOKとなる場合もあるし、

住所が違う場合は水道の検針票など補完書類を出せばOKとか、必ずしも市町村の証明が必須ではないという話もあるが、

市町村が直接、住所変更を証明した書類があるのなら、これ以上のものはない。


というわけで、あとは裏書きされた住民基本台帳カードを持って回れば手続きは簡単だ。

ゆうちょ銀行の住所変更が必ず窓口にいかないといけないのは通帳に住所が書いてあるからかと思ったが、

今回の住所変更で通帳の住所が消された。どうも他の銀行と同じく、住所の記載をやめることにしたらしい。

ゆうちょ銀行になってから少しずつ記載内容が減ってきて、他の銀行からはずいぶん遅れたが副印鑑票の廃止にこぎつけた。

そして住所記載も廃止と。他の銀行だと口座番号・名義人以外ではマル優限度額ぐらいしか書いてないので、それぐらいまで行くんかね。


次に警察署、運転免許の住所変更、これは早かった。

3月だと住所変更などでちょっと混んでたけど、この時期だと交通課の窓口も静かだった。

市町村で住所変更の証明が得られなくても、警察署をなんとかやり過ごせば、運転免許証で住所の変更を証明できるって話はある。


最後にみずほ銀行だが、住所変更なんですけど、というと通帳を読み込んで、キーボード付きのタブレットPCを持ってきた。

ここで入力すると、記載済みの申請書類を印刷してくれるらしい。

そこまでするならインターネットから住所変更させろよという話だが、

できない理由が投資信託口座があるからで、なぜ窓口またはメールオーダーでやるのかというとマイナンバーの申告を改めてやる必要があるからだそう。

すなわち住民基本台帳カードだけでなく、通知カードも持って来ないと手続きできないのだ。市役所からの足で来て良かった。

マイナンバーを申告書に書いて、職員が通知カードと照らし合わせて、さらに本人確認書類(住民基本台帳カード)と照らし合わせて、署名・押印というわけで、

こりゃ住所変更というよりはマイナンバーの申告手続きだな。今までマイナンバーの申告って書面でしかやってないけど、対面ではこうなのね。実に教科書的だ。


帰宅して証券会社の住所変更もやったけど、やはりこちらもマイナンバーの申告手続きで、

通知カードと本人確認書類の写真をアップロードしてという具合だった。

もともとインターネットの証券会社だと、当然それはインターネットでやるんだけど、

みずほ銀行はそうじゃないから、比較的イレギュラーな取扱ということで、窓口またはメールオーダーだけ対応にしているのだろう。


午後は引越前の家の片付けをしながら、CATV会社を待つ。

掃除しながら点検していたら、けっこう忘れ物があって、といっても大した物はないんだけど、画鋲を3本も忘れてた。

おそらく次に住む住人はいないんだろうけど、と思いつつも、ある程度は掃除をしていた。

そろそろCATV会社来るかなと思ったら、「あと1時間~1時間半後に行きます」ということで、まだかかるらしい。

一旦、荷物を持って帰宅して、次に来たときにはそのまま買い物行けるように準備をして出直してきた。

結局、CATV会社が来たのは17時過ぎで、予想より遅かった。全て撤去し終わった社宅でずいぶん待ちぼうけするはめになった。


そこからイトーヨーカドーに買い物に出かけて、帰宅したのは暗くなってから。

部屋の位置ゆえに道路側から丸見えになる部分があるので、レースカーテンを買ってきて付けたり、

家具とコンセントの配置上、床の上に電源ケーブルを這わす必要があって、それを隠すために床に貼るテープを買ってきて貼ったり、

あらかじめいろいろ想定していても、実際に住み始めてみると足りないものってあるよね。

あらかじめ用意していて、合わないとか使えないというよりはマシとも言えるけど。


明日から出勤で、社宅の部署に鍵を返却したり、人事に住所変更の手続きをしたり、そういう用事がある。

でも、すでに一部仕込んでいるからそんなにかからないっでしょうね。