近所に集配を担当する郵便局があるもんで、不在で持ち帰りになった書留郵便の受取やら、郵便・荷物の差し出しで行くんだけど、
ゆうゆう窓口の近くに「ゆうプリタッチ」という装置が置かれている。
どうも、メルカリなどの荷物を送るためのラベルを印刷する装置らしい。
いろいろ調べていたところ、メルカリでは「プライバシー配送」が使えるらしい。
これは差出人・受取人がお互いの住所氏名を明かさずに荷物のやりとりができると。
確かに あて名変換サービス があったけど(2016年に事実上廃止)、それと同じようなことができると。
もっとも、その当時とは違う仕組みで実現されているようだが。
差し出す側の視点で書かれた情報はいろいろあるけど、受け取る側の視点で書かれた情報はあまりなく。
e発送サービス/メルカリの実逓便 (HYPER Philatelist)
差し出し時に印刷されるラベルには、あて先の情報は 郵便番号の最初5桁、都道府県名、6桁の仕分けコード、確認符号が書かれている。
差出人の情報はラベルには書かれていない。(ゆうパックの差出人控には差出人の情報はある)
配送中に受取人の情報が全て記載されたラベル(A5サイズの紙をテープ貼りしてあったと書いてあるが)を貼り足しているよう。
差出人は受取人の情報を全く知れないわけではなく、都道府県名と郵便番号の最初5桁は知ることが出来る。
といっても、追跡情報で配達を担当する郵便局は分かってしまうので、郵便番号の最初5桁を隠す意味はあまりないという理解も出来る。
実は差出人・受取人がお互いの情報を隠して荷物をやりとりする仕組みはヤマト運輸もやっている。
らくらくメルカリ便_匿名配送の送り状には出品者・購入者の情報はどのように印字されますか? (メルカリ)
ただ、少し実現方法が違うようだ。
ヤマト運輸の場合、差出人の手を離れてから、受取人の住所氏名まで書かれたラベルにしてしまう方法でやっている。
営業所で引き受ける場合は、差し出し時にまず貼られるラベルは受取人の情報は完全に隠され、QRコードが記載されている。
それを端末で読み取って出てきたラベルを貼ると完全なラベルになる。
コンビニで引き受ける場合はその時点では正式なラベルは貼らずに、仮の伝票を貼っておくらしい。
そして、それをヤマト運輸の営業所で正式なラベルに差し替えるときに、受取人の情報が書かれたラベルに取り替えてしまうと。
どうせコンビニでは正式なラベルは印字できないのだから、じゃあ営業所で印字するときに完全なラベルに差し替えるよってことですね。
一方で日本郵便のプライバシー配送の場合、郵便番号の最初5桁と6桁の仕分けコードにより、配達を担当する郵便局までは特定できる。
6桁の仕分けコードってゆうパックには何らかの方法でバーコードとともに記載されているコードなんだけど、
ゆうパックの仕分けにおいては郵便番号よりもこちらの仕分けコードがメインで使われているようだ。
ちょうど通販で届いたゆうパックのラベル部を見てみると、仕分けコード+バーコードが大きく書かれ、郵便番号はとても小さく書かれていた。
この仕分けコードだが、少なくともこれで郵便局は特定できる。実は郵便局よりも細かい情報も入っているらしいが詳細は不明。
仕分けコードがあれば、配達を担当する郵便局まで配送することもできる。ここがヤマト運輸のやり方とは大きく違う。
実態として、どこで受取人の情報の書かれたラベルを貼り足しているのか、詳細は不明だが、配達する郵便局に近そうな気はする。
このときラベルを貼り足すのを間違えないように確認符号が記載されている。両ラベルの確認符号が一致しているか確認することで貼り間違いがないかわかると。
あて名を隠して配送するとなると、ラベルの貼り間違いというのが問題になりやすい。
実際、メルカリでは問題になっているらしい。
ただ、これは差出人のミスであることも多いようで、複数個の荷物にラベルを貼るときに取り違えてしまうことが要因のようだ。
いずれの方法でも店舗に行くまでラベルは出せない。なので、出荷準備中にラベルを貼っておくということができない。
受取人の名前が分からないのなら、受取人の名前などを下書きするわけにもいかない。なんか紐付け用の情報ってあるのかな?
あと配送中の貼り間違いによっても起きることがあるようだ。
ヤマト運輸の方法で、特にコンビニからの差し出しだと、伝票を外して、正式なラベルを貼り直すようだから、確かに間違いやすそう。
最初に2016年に事実上廃止になったと書いた「あて名変換サービス」では、
明示的にあて名変換を行う郵便局に送るという方法だったらしい。そこでラベルの貼り替えをすると。
ただ、この方法だと通常の配送ルートより遠回りをすることがあり、1日程度余分にかかることもあったらしい。
現在の日本郵便のプライバシー配送では、配達を担当する郵便局までは通常のルートで配送できる。
最初の営業所で受取人の記載されたラベルに差し替えるヤマト運輸の方法に比べると複雑な気もするが、
そこは考え方の違いでしょうね。おそらく、過去のあて名変換サービスの経緯も踏まえたのだろう。