お下がりといえばそうだけど

近畿圏のJRでは各路線で車両の置き換えが進んでいるらしい。

象徴的なのが環状線の新車で、長らく走ってきたオレンジ色の電車が徐々に置き換えられている。

安全性とサービス水準を高めた新しい車両「323系」が登場します! (JR西日本)

この前大阪に行った時初めて当たったけど、乗り心地もいいし、明るいし、ドアの数が減ったと言ってもそれなりに工夫はされているように見えた。

でも、実はそれ以外でもいろいろ置き換えが進んでいるらしい。


どうもこの3月で阪和線から旧型電車が一掃されたらしい。

もうずいぶん減ってたらしいけど、最後まで残っていた羽衣線専用車が引退したようで、これをもって全て置き換え完了となったらしい。

置き換え後は羽衣線を含めた阪和線の全ての電車は223系・225系に統一されたとのこと。

これは当初、関空快速用として導入された車両だが、各停から関空・紀州路快速までほぼ全ての一般列車がこれで走るらしい。

不思議な気はするけど、確かにこの車両はオールマイティかもしれない。

JR西日本、阪和線向け新型電車「225系」を公開/画像(28/47) (トラベルWatch)

関空快速用に導入された背景もあって、荷物を置いても邪魔にならないように通路を広く取った1-2配置になっている。

座席数が少ないのは難点だが、混雑に強いので、各停から関空・紀州路快速まで何でも使い物にはなるのだろう。


そして、この影響で3月からJR奈良線の車両の一部が置き換わった。

阪和線から去った205系電車が奈良線にやってきたらしい。

205系1000番台,奈良線で営業運転を開始 (railf.jp)

とてつもない違和感を放っているが、阪和線で4両編成で走っていた車両を奈良線の4両編成の置き換えに使ったらしい。

引き続き、阪和線で6両編成で走っていた同型車が奈良線にやってくる見込みとのことで、

最終的に奈良線の各停は全てこの型の車両で走ることになるだろうとのこと。

ところで色塗り替えるんですかね?

通例、大和路線・奈良線の車両は黄緑色に塗るんですけど、すると約15年前までの東京の山手線そのものなんだよね。


実は環状線も新車を導入して旧型電車の置き換えを進めているわけだけど、

それでそのまま引退となる車両もある一方で、新天地での活躍が期待されている車両もあるようだ。

環状線を去る車両としては103系と201系があるが、103系はとても古いのでこれがそのまま引退となるだろうと。

一方で201系はまだマシなので、これは8両編成を6両編成にして、大和路線の各停用に転用しているらしい。

これを受け取った大和路線ではこれまた古い103系を引退させることが出来る。

さらに、2019年におおさか東線の放出~新大阪が開業する予定となっている。するとこの区間を走る車両を用意しなければならない。

もともとおおさか東線は大和路線と同じ車両を使っているのだが、ちょうどいいところに環状線を去る車両がいる。

という算段で動いているのでは? と言われている。


いずれもお下がりを持ってくるにあたっては一部の車両を捨てる必要がある。

阪和線で6両編成で走っていた205系はもともと、JR神戸線・京都線で7両編成で走っていた。これを1両捨てて阪和線にやってきた。

今度、奈良線に行くに当たっては4両編成になるので、さらに2両捨てることになる。

環状線の8両編成の201系は、もともとJR神戸線・京都線で7両編成で走っていた。

7両編成をバラして8両と6両に組み替え、8両は環状線に、6両は大和路線に連れて行った。苦肉の策という感はあるが。

これが環状線に新車がやってくることで、このとき環状線にやってきた8両編成から2両捨てて、全て大和路線に持って行けるようになったと。

と、編成単位での引退にはならないにしても、車両単位で見ればあるんだよね。


これで一段落? と思ったけど、JR全体で見るとまだまだ古い車両が走ってる路線も多いからねぇ。

特にディーゼルカーだと路線によってはかなり古い型のが走ってるんで、どうするんだろうなぁとか思うけどね。

古いディーゼルカーって動き出しが重い印象があって、多分いまどきの車両ならもっと速く走れるんだろうとは思うけどね。

蓄電池車なども考慮に入れてはいそうだけど、どうでしょうね? できそうな路線はあると思うけど。