昼ご飯にスープを付ける

最近、研究室での昼ご飯にスープを付けるようにしている。

昨日、イオンで買ってきたんだけどさ。


もともと、昼にパンを食べていたときにパン入りスープを付けることがあった。

パン入りスープというとカップに入った状態で売られているのだと、かさばるし高いけど、

トップバリュに袋に入っていて、自分で器にあけて使うものがあって、これなら手軽ということで使っていた。


最近では冷凍パスタや冷凍チャーパンやピラフなどを研究室で食べるようになったのだけど、

これにスープを付けてもいいなぁ、ということを思って、パスタのときにパン入りスープを使ってみたりしてたけど、

もうちょっと手軽に使えればと思い、わかめスープ と ポタージュ を買ってきたのだった。


ただ、実際に買ってきて気づいたのは、スープのもとって案外高いのね。

食堂のみそ汁の値段が20円から30円に上がったなんて話もあったけど、20円ではスープのもとも買えんわ。

けど、実際にスープを付けるだけで満足度が上がるわけで、まぁ数十円なら十分価値はあるかなって。

わりとどうでもいい選択肢ではあるけどさ。

もはやファーストクラスに近い

昨日、Finnairのビジネスクラスがフルフラットだという話を書いたが、

どうも世の中ではフルフラットのビジネスシートというのは一般的になっているそうで。

それもこれもスタッガード配列という方法を取り入れたからこそできたことだそう。

JAL SKY SUITE II

左にずれた座席と右にずれた座席が互い違いに並んでいると。

こうすることで、前の人のふところにあたる部分に足を伸ばすことができ、

フルフラット確保したとしてもシートピッチはそこそこに抑えられると。現在の長距離路線のビジネスクラスでは一般的なものだそう。


ところで飛行機のビジネスクラスというのは、元はエコノミークラスを正規運賃で利用する人へのサービスから始まったのだそうだ。

エコノミークラスを使う人もいろいろだけど、格安運賃で乗る人もいれば、普通運賃で乗る人もいて、その単価は大きく異なる。

せっかく高い値段で使っていただいているのだから、と始めたサービスだったそうだ。

なので、ビジネスクラスはファーストクラスと比べればずっとずっとお手頃な値段で使うことが出来る。

とある日の東京~ロサンゼルスのJALの運賃を列挙すると、

  • エコノミークラス割引運賃 95000円
  • エコノミークラス普通運賃 681000円
  • ビジネスクラス割引運賃 661000円
  • ビジネスクラス普通運賃 897000円
  • ファーストクラス普通運賃 1639000円

いわんとすることがわかっただろうか。エコノミークラスの普通運賃とビジネスクラスの割引運賃だとそんなに差はないのだ。

ファーストクラスは普通運賃しかないのだけど、こんなもん。

エコノミークラスの割引運賃からするとビジネスクラス割引運賃でも目玉が飛び出るほど高いけど、普通運賃を基準に考えればそんなもんなのだ。


最初はそんなささやかなサービスから始まったビジネスクラスだが、

気づいてみれば、ファーストクラスにも匹敵するほどの高いサービスが受けられるようになってしまった。

全く追いついたわけではないけど、それにしてもあえてファーストクラスを選ぶ理由は減ってしまったのだろう。

こうしてファーストクラスの設定路線は非常に限られるようになった。よっぽど需要の見込める路線にしか設定していないのだろう。

JALだと東京発着のアメリカ線とヨーロッパ線の一部で、それ以外だとなぜかジャカルタ行きにもあると。

Finnairの最上位クラスがビジネスクラスなのは、それで十分だろうし、ファーストクラスの需要は見込みがたいということだろう。


そうしてファーストクラスを駆逐してしまうほどの力を持ったビジネスクラスだが、

一方で、プレミアムエコノミーという、これまたエコノミークラス普通運賃での利用者向けのサービスが提供されることが出てきた。

導入路線は限られてるけどね。

やってることが当初のビジネスクラスと一緒だが、まだプレミアムエコノミーは質素だ。

シートにはゆとりが増しているが、機内食などのサービスは基本的にエコノミーと同じ、

ただし、希望に応じて間食が提供されるところなど、多少ビジネスクラスに近い部分もある。

ちなみに先の東京~ロサンゼルスのプレミアムエコノミー割引運賃は226000円、

普通のエコノミークラス割引運賃にくらべるとかなり高いが、普通運賃よりはかなりお手頃なので、そういう選択肢もありなのかもね。


これらは国際線の一般的な事情だが、JALの国内線ではまた違った流れがあった。

以前はスーパーシートという上級クラスを設定してきたが、2004年にクラスJという+1000円でゆったりとした座席を使えるサービスが導入された。

手頃な値段でゆったり移動できるとあって歓迎されたのだが、上級クラスとしては不足する部分が多いという意見もあった。

それで、2007年に一部路線にファーストクラスを設定して、食事や地上サービスも充実させたクラスを追加した。

国際線ではビジネスクラスにファーストクラスが追いやられ、エコノミークラスとの間が開きすぎたからプレミアムエコノミーが出てきたわけだが、

国内線ではスーパーシートがエコノミークラス+1000円というところまで近づいたら、やはり上級クラスが欲しいとファーストクラスが追加されたと。

経緯はともかく、現状だけ見ると、近距離国際線のビジネスクラスと国内線ファーストクラス、プレミアムエコノミーとクラスJの姿がそれぞれ重なるわけだけど、

客のニーズとしては国際線も国内線もそんなに変わらんのかも知れない。

もちろんそれに全て対応できる路線は全体からすればわずかなのだけど。


プレミアムエコノミーこそビジネスクラスの原点回帰だとは思うわけですが、

やはり、今日、ビジネスクラスがこれほどまでに存在感を増したのは、

ファーストクラスに追いつくほどのサービス向上があったからこそだと思うわけですよ。

ファーストクラスほど高い運賃はいただけないわけで、座席配置など、経済性も考慮したサービスになっておるわけだけど、

それでも十分という路線が大半を占めているわけだから大したもんだと思うわ。

振替輸送のせいでビジネスクラス

うちの研究室でヨーロッパに学会のため出かけてた人がいて、

この前、帰ってきたんだけど、その往路であった話。


目的地が直行便がない都市とあって、ヘルシンキ経由でFinnair(AY)を使うことにしていた。

ヨーロッパには飛びやすい関空

それでチェックインに向かうと、「エコノミーの席ないですねぇ」と言われたのだという。

もちろんあらかじめ航空券は購入しているのに。なぜそんなことになったのか。


確かに飛行機の世界ではオーバーブッキングということはあり得ることらしい。

ただ、今回について言えば、あらかじめオーバーブッキングが起きていたわけではない。

実はルフトハンザ(LH)のフランクフルト行きがストライキで運休になってしまったそうで、

LHから他の航空会社に振替輸送を行ったようで、そこでAYも使われたようだ。KLやAFなどにも振り替えられたのかもしれないけど。

その結果、元々のAYの乗客が追いやられてしまったのだ。


けどご安心を。エコノミークラスはいっぱいいっぱいでも、ビジネスクラスには余裕があったんですね。

というわけで元々のAYの乗客の一部はビジネスクラスに無償でアップグレードされたと。

飛行機の世界でオーバーブッキングということがあり得るのも、上級クラスの座席を担保に取っているからこそできることなんだとか。

そうやってLHのせいでアップグレードさせられた乗客も少なくないかと思うが、

「エコノミーはいっぱいいっぱいだったけど、ビジネスクラスにはまだ空きがあった」とのこと。大丈夫かAY。


AYはファーストクラスがないようで、ビジネスクラスはAYにとっては最高クラスとなる。

最近のビジネスクラスはレベルが高いというけど、どうもAYのビジネスクラスはフルフラットになるんだね。

長距離路線ビジネスクラス (Finnar)

ただ、このフルフラットのシートは真っ平らにしたときはいいかもしれないけど、座席としては平らすぎていまいちだったらしい。

中途半端にリクライニングするとかえって落ち着かないと。なるほど、わからんことはない。

じゃあ、フルフラットならいいのかと言われると、フルフラットで寝転ぶと頭の横をワゴンが通ったりしてそれはそれで落ち着かないと。

案外、夜行バスの135度リクライニングシートはよくできているのかもしれない。そこを狙ったのがプレミアムエコノミーなんかな。(AYにはないけど)

あと、機内食はおいしかったと。そこもビジネスクラスになるんですね。


復路はそんなトラブルもなく、当然のようにエコノミーで帰ってきたものの、

あまりにガラガラだったので、空席に移動して、隣の人と席を空けて座ってゆったり帰ってこれたとのこと。

本当に大丈夫なのかAY。

まぁそれでもやっていけるからこそ、1995年に週2便で関空に就航開始して以来、途切れず継続しているどころか、

増便を繰り返し2007年にはデイリー運航にまでたどり着いたんでしょうけどね。AYにとっては関空線は十分儲かる路線なのだろう。

今はセントレアにもデイリーで飛ばしてるからな。AYがいればヨーロッパどこにいくのも不便しないし、セントレアにとってはありがたいことだな。

乗り過ごして改札を越えて折り返す

帰りに電車に乗っていたんだけど、本来乗り換えるべき駅で乗換忘れたことに発車直後に気づいた。

あっちゃー、と思って、次の駅で降りたのだが……あれ? 反対のホームに行く通路がないぞ。


踏切の駅とか、両側のホームで別々に改札が設けられてる駅ってあるよね。

それでも両側に駅員が常駐してればいいんだけど、こういう駅って片方しか駅員がいないことが多いんだよなぁ。

よりによって降り立ったホームは駅員のいない改札だったから、どうしたもんかと悩んでしまった。

どうしょうもないのでインターフォンを押して事情を説明したら、

改札を開けるので、きっぷを通さずに反対の改札に来てくれと言われた。

反対の改札に行くとどうぞどうぞと通してくれた。そうかインターフォンは反対の改札とつながってたのか。当たり前か。

それで反対のホームにたどり着いてほどなく電車がやってきて、元の駅に戻れたとさ。


これまでも乗り過ごしは何度かやらかしてるが、勝手に反対のホームの電車に乗って戻っていた。

わざわざ駅員やら車掌に申告する人はあんまりいないことだろうと思う。

ただ、これは明らかなルール違反なんですよね。

旅客営業規則/誤乗及び誤購入 (JR東日本)

普通乗車券に限って係員が誤乗を認定した場合は誤乗区間の無賃送還を認めるとなっている。

勝手に戻っていいとは書いてなくて、誤乗と認められた場合だけ認められるのだから、駅員や車掌の指示を仰がなければならない。

そしてそもそも定期券・回数券は対象外だから、駅員や車掌に申告して、乗り越し運賃を払って、戻るためのきっぷを買わんのとならんと。

定期券って対象外だったのか。近鉄の規則を見てもそうなってたから一般的にそうなんかな。


実際のところ、この規則はかなり客に有利な運用になっているのが現実のようだ。

誤乗で無断で引き返してるのがバレること自体そもそも少ないと思うけど、それが問題になることはないだろうし。

引き返しのために改札を出て反対のホームに行く必要があっても、本来対象とならないはずの定期券でさえ、こうして認められてしまうと。

ここで乗り越し分の運賃と引き返しのためのきっぷを買ってとか言うと揉めそうだからというのもあるのかもしれないけどね。


もっとも、普通乗車券だとしても必ず誤乗区間の無賃送還が認められるかはわからない。

あくまでも駅員や車掌の裁量、明らかな誤乗なら認めるだろうけど、意図的ではないかと疑われたら精算を求められる可能性はある。

意図的な誤乗か故意でない誤乗か判断が難しそうで、無断での折り返しができないところ、というとなかなか思いつかないけど、

思いついたのは、京橋~七条がノンストップだったときの京阪特急に、伏見桃山駅とかまでの乗車券で乗ってきた場合とかかな。

京阪七条駅は両側の改札が分かれているので、折り返すには一旦改札を出してもらわないといけない。

それで、その昔、京橋~七条がノンストップだった時代には七条で折り返すための乗車券なんてのが売られてたらしい。

伏見区内から大阪市内に向かうときにはこちらの方が速かったのだろう。

意図的に引き返す人からはちゃんと折り返し分の運賃をいただくべきだが、間違って特急に乗って七条まで連れてこられたなら気の毒な話だ。

実際どうしてたんだろ。これが枚方市までのきっぷとかなら、明らかな誤乗だなとわかるわけだけど、伏見区内だとねぇ。

もっとも、後に京橋~七条ノンストップはやめて、中書島・丹波橋に停車するようになり、伏見区内からまともに特急を使えるようになったし、

例え、大阪市内で誤乗したとしても中書島なら無断で折り返せてしまうのだから、それ以来、こんな問題は起きなくなったはず。


なんにしても駅員や車掌に言うてみることだ。誤乗した以上、なんらかの方法で解決を図る必要はあるわけだから。

精算してもらうことになっていると言われたらそれは仕方ないし、折り返してもいいと言うのなら、指示に従って折り返せばよい。

両側のホームがつながっていないからどうにもならないわけではないのだ。

不思議な入出国審査

飛行機で国際線に乗るとき、出国審査を受けて乗って、到着した国で入国審査を受けるというのが一般的だけど、

そうでもない国というのもあるらしい。

もちろん、ヨーロッパのシェンゲン圏ではパスポートチェックがないのだから、

国をまたいだとしても国内の移動と何ら変わりはないのだけど、そういうのとはまた違った話。


それがアメリカとカナダなんだと。

カナダからアメリカに行くときはカナダでアメリカの入国審査を受けるのだそうだ。

カナダの空港にアメリカの入国審査官がいて、そこでアメリカ国内同等の審査を受けるのだという。

確かにそれでアメリカに到着すれば、国内線の到着と同じように荷物さえ受け取ればそのまま外に出られるけど……

逆にカナダからアメリカに行くときはカナダに到着したときにカナダの入国審査を受ける。

アメリカもカナダも出国審査というものはない。

アメリカの場合、飛行機は国内線も国際線も乗り場は一緒に並んでいる。到着は国際線と国内線(カナダ含む)に分かれているけど。

アメリカは国際線同士の乗り継ぎでも一旦入国が必要ということでめんどくさいけど、出国審査がないというのも無関係ではないのかな。

カナダは出国審査がないとはいえ、国内線出発エリアと国際線出発エリアに分かれているから、そんなことはない。

ただ、アメリカの入国審査も行う都合、国際線出発エリアとは別にアメリカ線出発エリアがあると。

到着はアメリカからも他の国際線と一緒ですけど。


飛行機だと出国側と入国側の両側でパスポートチェックがあることは不思議ではないけど、

陸路だとどうなんでしょうね?

アメリカとカナダの場合、お互いに出国審査がないので、パスポートチェックは入国側だけで済む。

これはありがたい話だけど、これはむしろ珍しいことらしい。

普通は出国審査も入国審査もあって、しかも場所が違うと。

例えば、シンガポールとマレーシアは橋で結ばれ、バスが頻発しているのだけど、

バスでの国境越えの手順は、シンガポール→マレーシア(ジョホールバル)だと

  1. ジョホールバルまでのバスのきっぷを買って、バスに乗る
  2. 橋のシンガポール側、ウッドランズでバスを降りて、出国審査を受ける
  3. 出国審査を受けたら同じ会社のバスに再度乗って、橋を渡る
  4. 橋のマレーシア側で降りて、入国審査を受ける
  5. 審査場を出たら市街地なので徒歩で出るか、同じ会社のバスに再度乗って、最終目的地に向かう

と、シンガポール~マレーシアで何度かバスの乗り降りが必要となる。

バスが頻発しているから、審査終わったら同じ会社のバスに乗ってねなんて言えるわけだね。

それにしても橋を渡るためだけにまたバスに乗るとはめんどくさいことをさせる。

橋を渡ってからシンガポールの出国手続きとマレーシアの入国手続きが1箇所で済めば手間がかからないのにと思ってしまう。

ちなみに、以前は橋だけ歩いて渡ることもできたらしい。実用上のメリットがあったかは知らないが、おもしろい話ではある。


陸路といえば、フランスとイギリスの間を結ぶユーロスターという列車がある。

これは、乗車するときに着地の入国審査を受けるそう。

パリでロンドン行きに乗る時はイギリスの入国審査を、ロンドンでパリ行きに乗る時はフランスの入国審査を受ける。

なるほどなーと思うわけだけど、おい、出国審査はどうなってるんだって。

まず、イギリスは出国審査をやっていない。けっこうそういう国あるんですね。

フランスは入出国ともパスポートチェックをしているはずだが、むちゃくちゃいい加減らしく、パスポートの表紙だけ見て通してしまうことさえあるとか。

というわけでフランスの出国審査はサボっていて、入国審査は一応やってることになってるけど……・って程度らしい。

そんないい加減な体制でシェンゲン協定を運用して大丈夫なんですかね。

まぁイギリスは入国審査がむちゃくちゃ厳しい国だそうだから、それだけでお腹いっぱいというのはあるのかもしれないけどね。


ちなみに日本でも地方空港での入国手続きをスムーズにするために、

発地の大半を占める韓国のインチョンと台湾の台北でプレクリアランス(事前審査)が行われているよう。

指定の便に乗る乗客に出発前にプレクリアランスを勧めているということで、

任意のようだが、規模の小さな地方空港だと効果はてきめんとか。

プレクリアランスを受けると、日本到着後の審査はほぼなくて、本人確認を行うぐらい。

今だと顔写真撮影・指紋採取もあるか。これもそんな時間がかかることではないらしいけど。

日本でもカナダ同様にアメリカの入国審査を出発前に行えるようにしようという検討が行われているそうだ。

完全にアメリカの入国審査を済ませるとなれば、設備上の問題もありそうだし、

アメリカというけどハワイ行きはいろんな空港から出てるから網羅的な対応ができるのかはようわからんが。

正倉院展と正倉院セットで

今日は正倉院展のために奈良公園に出かけていた。

平日に行こうかなと思ったけど、1日抜けるほどではないかということで休日に突撃した。


というわけで近鉄奈良駅へ。例によって駅員が正倉院展の入場券を売ってるけど、料金的には特にメリットはない。

それにしても奈良公園に来るのは久しぶりな気がするな。1年も開いてないはずだけどさ。

正倉院展に行く前に、修理が完了して、昨日から公開が再開した正倉院を見に行くことにするか。

というわけで東大寺へ。大仏殿よりさらに奥、だいぶと歩いて正倉院へ到着。

ここら辺は絵を描いてる人が多いんだよなぁ。なかなか不思議な景色だ。

さて、正倉院正倉は本来は平日のみの公開なのだが、正倉院展の期間は毎日公開されている。

ただ、3年ほど修理していたもんで、見たこと無かったんだよね。塀の外から正倉の姿は多少見えてたけど。

それで実際見てみての感想だけど、すごい大きいってことよね。床もすごく高いからねぇ。すさまじい構造だ。

ちなみに現在は正倉院宝物は鉄筋コンクリート造・冷暖房完備の宝庫に収められてるけど、いまではここに勅封が施されているとか。

まぁ木造の正倉のままじゃ火災が怖いからねぇ。温度・湿度を一定に保つ工夫はすばらしいけど、弱点はそこだよね。


その後、二月堂まで足を伸ばして、11時過ぎに国立博物館に戻ってきた。

ちょっとは混雑もましになってるかなと思ったけど、やっぱり混んでるよなぁ。

途中、入場規制で完全に止めたりあったけど、30分ちょっとで入れた。ひどい混雑には違いないのだが。

まずは大仏開眼会関係のものがいろいろ並んでいたのだけど、

ちょうど修理が終わったからという理由で初登場の伎楽面があったり、早速、正倉院展の底力を感じさせられた。

進むと「屏風の列はこれ以上並べません、先に別の展示を見てください」と言う職員がいる。

今回の目玉の1つ、「鳥毛立女屏風」に近づいて見るための列がふくれあがり、これ以上、並ぶと他の展示を引っかかる状態にまでなっていたのだ。

これでは人越しに屏風を見るのもかなわない。遠くから見えないこともないけど、やっぱりある程度近づいて見れないと。

これまでも目玉の宝物を最前列で見るための列が形成されてることはあったけど、人越しに見ることは容易だった。

けど、人が何列にも折り重なり、列に並ばず見ることはかなわず、列に並ぶこともかなわないというのは無茶な話だなと思った。

一方、もう1つの目玉っぽい、「桑木阮咸」はどこからでも見放題だった。

これ、弦楽器なんだけど、なんでも世界中に正倉院にしか残っていない楽器なんだと。

そんな特別な機能を備えているわけでもなさそうだけど、そんなわけのわからないものが残っているのはさすがである。BGMに実際に演奏した音が流れてたな。


今回の正倉院展で楽しかったのが聖武天皇の使っていた ひじつき と ベッドのようなものの展示かな。

特に ひじつき は木の部分もクッションの部分もよく残っていたな。今でも使えてしまいそう。

ここだけで聖武天皇の優雅な暮らしが伝わってくるようで、楽しかった。

他に不思議な形の手鉾や、献納に使った台のユニークなデザインのものや、ガラスの水瓶とか、はたまたよくわからないけど柄付きの紙とか、

意図はわからんけど、いろいろあったんだなぁ、ということで楽しめた。

唯一の心残りは屏風だけど、あれはどうあがいても無理だ。平日に来ても厳しかったかもしれん。


正倉院展を見終わって、春日大社に足を伸ばし、三条通から近鉄奈良駅に戻ってきて、大阪へ。

日本橋駅で降りて、階段を上がると、大声で献血への協力を呼びかけてる。

「あれ?」と思ったら、どうも日本橋献血ルームは本来休みのところ、臨時開設していたようだ。そういや日曜は休みでしたね。

臨時開設というのは400mL献血に限り受け付けているということだ。うーん、とおもったけど、いい機会かと思い、400mL献血に協力してきた。

いつもは成分献血の人であふれている採血室はコンパクトにベッド3つまでで回していて、固定施設とは思えない不思議な雰囲気だ。

そんなんだから問診→検査→採血の流れもスムーズだ。採血もちゃちゃっとおわってしまうのは気楽なもんよ。アイスクリームももらえたし。

そしてそれから堺筋を下って、でんでんタウンに向かって行ったとさ。そして帰りにQBハウスで散髪して帰ると。

久々に休み1日でいろいろやってきた気がする。そんな日もある。

鉄道のような飛行機の時刻表

今日、家の中で探し物をしてたら、2004年のJAL国際線時刻表が出てきた。

多分、関空でパクってきたんだと。国内線時刻表ならそこらへんの旅行代理店でも手に入るけど、国際線時刻表はなかなか。


JAL国際線時刻表はWebサイトで冊子と同じデザインのものが見られる。

国際線/時刻表 (JAL)

今の時刻表のデザインを見ると細長い冊子で見開きで方面別に日本発と日本着のページをセットで並べてあって、

表に発着地・便名・発着時刻がまとめられている。

国内線時刻表だと「○○発着」と空港ごとに発着路線を全てまとめるようにしていて、

往路・復路を1つの表にまとめて書いてあるからまた違ったデザインになっている。


しかし、2004年の時刻表のデザインは全く違ったのだ。

なんと鉄道の時刻表のようになっていたのだ。

JAL国際線時刻表 (無理やって!!!)

新旧デザインの比較がありますね。旧デザインは確かに鉄道の時刻表っぽいでしょ?

日本発と日本着で見開き1つずつ使って方面別に書いてあったのだが、

ヨーロッパ線だけでも3方面に分けて書かれていて、ページの使い方としては旧時刻表はかなり贅沢だった。


このときは他の航空会社の運航する乗り継ぎ便もこの時刻表に書かれていて、乗り継ぎ便は非常に見やすかった。

現在は時刻表の表外に○○発着と乗り継ぎ便の行き先のリストが載っているだけで、

具体的な時刻は掲載されておらず、これだけではどの便なら乗り継げるかもわからない。

かつては時刻表に掲載する乗り継ぎ便はかなり厳選していたが、今はとにかく列挙している印象がある。

それもOneworldで包括的な提携関係があるからかどうかは知らんけど。


なんでかつてのJAL国際線時刻表はこんなデザインだったんでしょうね。

それはおそらくかつては経由便が多かったからでしょうね。

例えば、南回りヨーロッパ線、日本からヨーロッパと言っても経由地のバリエーションは多かった。

その経由地のバリエーションというのは鉄道の停車駅のバリエーションと同じこと。だからこのタイプの時刻表にはよくマッチしていたのだろう。

実際にはこんな時刻表だったそうで。曜日ごとに運航形態が変わっていたのもおもしろいね。

1984年9-10月 JAL国際線時刻表 (油屋のいつも空の上)


ただ、現在の航空路線はほとんどが直行便、このような表記法は時代に合わない。

2004年のJAL国際線時刻表を前から後ろまで見て、経由便は、

  • (名古屋~)成田~ニューヨーク~サンパウロ (週3便のうち名古屋発着は週1便)
  • ラスベガス→ロサンゼルス→成田
  • コナ→ホノルル→成田
  • 関空→ブリスベン→シドニー関空
  • 成田~モスクワ~ローマ
  • 関空~シンガポール~クアラルンプール
  • 関空→デンパサール→ジャカルタ→関空
  • 成田~台北~高雄 (日本アジア航空の路線)

飛行機で循環系統とか那覇~南大東・北大東じゃあるまいし。けど、昔はぽつぽつあったみたいだね。

現在はこれらの路線は全て廃止か経路変更されている。そして現在はJALの国際線には経由便は存在しないはず。

これらのうち直行便が飛ばせないサンパウロと、あともしかするとコナも給油などの都合でこうしてたのかもしれないけど、

あとは直行便を飛ばすことはできるわけで、需要の集約のために経由便にしてたと理解するべきだろう。


10年前だけど、その間にJALもいろいろ変わったもんだ。

だいたい、この時刻表、よく見てみるとJD便名、すなわちJASの路線も掲載されているのだ。

ちょうど2004年4月にJALとJASはJL便名に統一されたのよね。この時点では会社としては日本航空インターナショナル(旧JAL)と日本航空ジャパン(旧JAS)が混在していたけど。

それと日本アジア航空(JAA)も当時あって今はないものだよね。かつて、台湾路線を専門的に運航していた会社だ。

中国大陸への路線と台湾への路線を1つの会社で両立するのはまずいということで、JALはJAAという別の会社を作って飛ばしていたと。

ANAは台湾路線だけ関連会社のエアーニッポンの便名で飛ばさせてたとか。

現在は両立できるということで、JAAはJALに吸収され、ANAもNH便名で飛ばすようになっている。

路線網では成田~サンパウロの廃止というのが大きいけど、新しく加わった路線もある。

Finnar(AY)との提携でヨーロッパの玄関口となり、JAL自身も飛ばすようになった成田~ヘルシンキ(関空・セントレアからもAYのコードシェアはあり)とか。

JALにとっては波乱の10年間だったような気もするけど、それと時刻表のデザインの変化はおそらく関係ないだろう。

ビックカメラSuicaカードを作ろうかと

来月末に東京に出かける用事ができたので、

じゃあちょうどいいということで、ビックカメラSuicaカードを実際に申し込むことにした。

ビューカードはくせ者だらけ


ところで、僕はビックポイント会員なのだが、すでにビックポイント会員の人はビックカメラSuicaカード申込みのときに会員番号を申し出ることで、

ビックカメラSuicaカードのビックポイント会員番号を同じにすることができる。

現在持ってるビックカメラJMB WAONカードが無効になるというわけではない。どちらも同じ会員番号を持ったカードになるのだ。

ところが問題がありまして、本来、ビックポイント会員番号って13桁のはずだけど、

ビックカメラJMB WAONカードにはその番号が書かれていない。けど内部的にはあるらしい。

ということで今日の帰り道に千日前のビックカメラに行って、総合カウンターで「ビックカメラSuica申し込むんですけど13桁の番号わかりますか?」

と聞いたら、カードをレジで読み取って、番号をメモして渡してくれた。

これでビックカメラSuicaカードでも会員番号を引き継ぐことができる。

Webでポイント照会するついでに13桁の会員番号も見せてくれれば手間がかからないんだけどねぇ。


というわけで13桁の会員番号もわかったところで、Webから申し込みましょう。

Webから申し込むと、2000円分のビューサンクスポイントをくれる。

その上、所定期間中に3000円以上のSuicaオートチャージするとさらに500円分もらえる。

これがあるからJR東日本エリアに行くのにあわせて作るんだけどね。

ただ、Webからの申込みだが、Webで完結するわけではない。

本人確認書類と口座振替申込書をWebでの申込後に郵送する必要があるからだ。

今時そんな方法なのかと驚いた。セゾンカード・ポケットカードは本人限定受取郵便を使って確認してたし(郵便屋さんが本人確認をする)、

イオンカードに至ってはWebから写真でアップロードする方法で、これこそまさにWebで完結する申込みという感じだったのに。

口座振替申込書はいずれもカードが届いてから送る方法だったし。


それで、情報をいろいろ打ち込んでいくわけだけど、「あれ?」と思ったのが、職業を学生としたら親権者情報を打ち込まされたこと。

いやいや、成年者なら親権者は無関係でしょ。これまでクレジットカード申し込んだときにそんなこと聞かれたことないぞ。

うちの大学もそうだけど、成年者に親権者を聞くのはいかがなもんかと思いますけどね。いない可能性すらあるのに。

あとはそんなに特別なことはないけど。ああ、国際ブランドはJCBにしといた。

JCBとVISAがあるけど、JCBが筆頭にあったから、じゃあそれでと。

JR東日本とビックカメラ以外で使うつもりはあまりないし、何でもいいんですけどね。


これで来月末に東京に行ったときに、記名式のMySuicaを作って、VIEW ALTTEで紐付けして、

これで電車乗って3000円以上のオートチャージを発生させて、これでノルマ達成と。

ついでにVIEW ALTTEでたくさんチャージして、コンビニなどでの小口決済に使って、

帰ってきてからもSuicaチャージのポイント3倍押しの恩恵に預かることにしよう。


そうそう。VIEWカードは明細をWebで受け取ると、それで毎月20ビューサンクスポイントもらえるのだけど、これは50円に相当する。

この手のポイントってだいたい毎月10円相当ぐらいだから、VIEWカードはWebで明細を受け取るメリットが格段に大きい。

ビュースイカカードなどビックカメラSuicaカードとリボカード以外のVIEWカードは必ず年会費がかかるが、

毎月明細をWebで受け取ると、それで600円分のポイントになる。これはビュースイカカードの年会費515円を上回る。

以前の記事では、ビュースイカカードとビックカメラSuicaカードを比較して、ビュースイカカードには年会費ほどの価値はないと書いたけど、

ビュースイカカード単独で評価すると、Webで明細を受け取れば年会費相当のポイントは稼げるという結論にもなる。それぐらいのインパクトはある特典なのだ。

けど、毎月カードを使わないとそもそも明細が発生しないので毎月20ビューサンクスポイントはもらえない。

JR東日本エリアにいる人なら毎月1回はSuicaチャージするでしょ、ということになるけど、こっちではそうもいかない。

そんなわけだから、以後もこちらで毎月明細を発生させる程度には使おうかと思っている。

弁当を電車でハンドキャリー

昨日、各自で晩ご飯をなんとかしてくれと言われたので、

じゃあ、家に帰ってからなんしか食べるかと思ったのだけど、冷蔵庫の在庫を見てもなかなかすぐ食べられそうなものはない。

パスタはあるけど、連続でパスタというのも気にくわない。レトルトカレーはあるけど、ご飯を炊く時間が惜しい。

帰り道で食べてから帰ってもいいが、ちょうどいい時間に手軽に寄り道して食べられるところもないし。

ということはなんか買って帰るか……


弁当を買って帰ろうと思ったのだけど、しかし、弁当を買って帰るのだって楽ではない。

最寄り駅から家までの帰り道でスーパーに寄って買えばよさそうなもんだけど、

20時すぎだともうスーパーの弁当の在庫は散々たるものだろう。

だいたい帰り道にスーパーに寄るというけど、ずいぶん遠回りになるからな。


そこで、頼ったのが上本町YUFURAのHarvesだった。

実はこれまでも上本町から延々と弁当を持って帰ったことはあるのだ。

このときもいろいろ考えた結果、上本町で、となったのだけど、それだけのメリットがあるのだ。

まず、なにより寄り道のロスがほとんどないこと。なにしろ、乗換駅である上本町駅直結なのだから。

もう1つは、やや早い時間に買えるので、弁当類の選択肢が増えること。

けどそれでも何割引とかシール貼られてたりするんだけどな。ちょうど見切り販売に入ろうかという時間らしい。

ただ、そこから延々と弁当を持ったまま帰らないといけないのは、めんどくさいように思える。

まぁ実際めんどくさいんだけど、上本町で電車に乗ってしまえば、あとは最寄り駅まで乗換もないわけだから、

膝に弁当を乗せて帰ればどうってことはない。これが学校近くのスーパーから延々となるとちょっとめんどくさい。


というわけで上本町YUFURAへ。そういや近鉄百貨店の地下階とつながってたなぁ、

と思って、地下の食品売り場直結の改札から出たが、全く配置がわからず、地図をみながら、連絡通路を探していた。

もう覚えたから、今度からはスムーズに行ける。

それにしても百貨店の食品売り場というのは独特の雰囲気がある。

その対比で、Harvesにたどりついたとき、庶民的なスーパーの雰囲気がしっくりきたのだった。Harvesもスーパーにしては高級感あるが。

ともかく、弁当コーナーに行くと、まだけっこうあるね。けどぽつぽつ2割引のシールが貼られている。

どれにしようかなと迷いながら、売り場を見てたら、チルドのミネストローネがあったので、これと小さめの弁当で、ということにした。

そして延々と自宅に持ち帰り、自宅で温めて食べたとさ。


ご飯を炊く時間が惜しいというのは、晩ご飯で悩んでいる人も多いのではないだろうか。

母もそういうこと言ってたし、誰しもそう思うわな。

1つの解決法としてはあらかじめ炊いておいたご飯を置いておくと。そうすれば温めるだけで食べられる。

ただ、最近、朝にご飯を炊かないものだから、朝に晩ご飯の分もあわせて炊くという方法が取れなくてね。

それができれば有力な案だったかなとも。


そんな風にいろいろ考えているのだ、なんて言ってたら明日の晩ご飯も各自でどうにかせいとのこと。

どうすっかなー

インターネットの放送局

研究室で「神撃のバハムートのアニメがすごいらしい。なんでも映像が出来てからオーケストラを呼んで――」

と、話題にしている学生がいて、多くの人が知るところになってるのかと驚いたのだけど、

僕のBlogからパクったとのこと。ああ、そうですか。(Cygamesの重課金アニメ)

2日間連続でアニメのことを話題にするなんて珍しいなと言われたわけだけど、確かに普段はあんまり書かないよね。確かに珍しい。


ここ数年でTVアニメは数本見たぐらいだが、なにかとめんどくさい。

そもそも放送時間が深夜帯であることが多いのがつらい。これではリアルタイムで見るのは難しい。

ということは録画して見ないといけないということで、まず、これが大きなハードルだ。

あらかじめ録画予約をして、放送終了後にテレビの前で見ないとならんと。

そもそも放送されるかという問題もあるが、BSで放送されれば、そもそも見られないということはない。

それはいいけど、放送局によって放送日が差があることは多く、

未だうちでは放送されていないのに、Blogなどで話題になってるのだから、なんとなく置いてきぼり感もある。

放送されたところでテレビの前に行かないと見られないのだから、さらにタイムラグは大きくなる。


ただ、幸いなことに先に話題にした Fate/stay night、神撃のバハムート GENESIS はこれらの問題に悩まされることがないのだ。

なぜか、それはもっとも早く放送される放送局での放送日と同日にニコニコ動画にアップロードされるからだ。

ON AIR (Fate/stay night [Unlimited Blade Works])

ON AIR (神撃のバハムート GENESIS)

Fate/stay nightの今回のTVアニメはできるだけ放送日時を統一するように工夫されているそうだ。

TV放送終了から30分後の25時からニコニコ生放送での配信が行われ、その終了後にはニコニコ動画で1週間後までいつでも見られる状態になる。

神撃のバハムート GENESIS は月曜日深夜に地上波4局での放送が行われる。うちはKBS京都もサンテレビも入らないので見ようが無い。

これらの放送が全て終わった26時05分からニコニコ生放送での配信、その終了後にニコニコ動画でいつでも見られる状態になる。

BS11での放送はその2日後、水曜日だが、なんとそれよりもニコニコ動画で見る方が早く見られるのだ。これは画期的だ。

ニコニコ動画なら電車の中でも見ようと思えば見られるわけだから、火曜日の朝の電車の中で見れば、

録画の手間もかからないし、話題に乗り遅れることもない。これはすばらしいことだ。


最近のアニメだとニコニコ動画を放送局の1つとして書かれることは多くなっているようだ。

ニコニコ動画以外でのインターネット配信もあるが、やはりニコニコ動画の存在感はダントツではないだろうか。

TVでの最後の放送が終わってからインターネット配信という考えのところもあるが、

神撃のバハムートの場合、TV放送の一番早いものとほぼ同等ですからねぇ。完全にBS11などの放送を食ってしまう形になっている。

それでいいの? と思ってしまうけど、視聴率を求めてるわけじゃないし、見ていただけるならTVである必要は必ずしもないのだろう。

どうせ無料放送なのだし。とはいえ、インターネットで見るとCMカットというのはどうなんだろうね。

作品関係のCMなら入れても不快に思う人はいないだろうし、むしろありがたい情報もあるかと。

あと、ニコニコ動画は1週間の無料配信期間が終わったら有料配信に変わる。

ということでアーカイブ機能も備えているのだ。そこも評価されてそう。


しかし、よくよく考えてみると、ニコニコ動画って元はYouTubeとかの動画にコメントを付けるという、

新しい表現手段ではあっても、新しい放送局であるわけなんてなかった。

それがいつしか、動画共有サービスに発展し、生放送のサービスが始まって、それからかな。

こうしてさまざまな動画が配信されるようになり、インターネットの放送局というにふさわしいものになったのではないかと。

ニコニコ動画の黎明期からすれば信じがたい話だわな。すさまじいことよ。


あと、そうそう。ニコニコ動画での配信は画質があまりよろしくないように見えるけど、プレミアム会員なら高品質で見られるそうだ。

プレミアム会員の会費を払えばどのコンテンツでも高品質に楽しむことが出来るというのはおもしろい話よね。

これはそのままニワンゴの取り分だよね。こうしてサーバー代を稼がんとやっていけんだろうし。