先日、関空の第2ターミナルビルが開業したが、
それまでPeachの国際線は現在の第1ターミナルビルを使っていた。
入出国関係の設備はさすがにエアロプラザに用意できないわけで。
その当時のPeach国際線の搭乗レポートがいろいろなBlogにあったのだが、
どうも国際線もボーディングブリッジを使わずバス搭乗でやってたらしい。
確かに関空のWebサイトで発着状況を調べると、111番ゲート、バス搭乗と書かれている。
あのバスゲートを使う飛行機があったとは……
このバスゲートの話、2年前にこのBlogで取り上げている。
このとき「国際線の場合は全く使ってなさそう。」と書いたが、Peachが使うまで本当に使ってなかったのかもしれない。
当時は国内線のバスゲートは定期的な利用があったようで、
関空の本日のフライト情報で国内線出発というのを見てみると、ゲート番号200番台でバス搭乗と書かれた便がある。
あるんですね。けどそれには共通点がありまして、使用機材がCRJなんですよね。
JALグループのJ-AIRという会社が運行してます小さなジェット機です。
なんでバス搭乗なのかって、ボーディングブリッジにつなげないからですね。
その後、J-AIRが導入したERJ170は小型ジェット機ながらボーディングブリッジが使えるということで、
導入後まもなく関空発着便はこれに統一され、バス搭乗はなくなった。
さらに現在は関空発着でJ-AIR運行便がなくなっているので、小型ジェット機自体来なくなったみたい。
ターミナルビルで乗降を行うとボーディングブリッジの使用料やらかかるから、
国内線と同じく国際線でもバス搭乗をやってたんだろう。
Peachのコスト削減のためのこだわりなんだろう。
ただ、関空に発着する他の航空会社であえてバス搭乗を選んでいる会社はないようだ。
Peach以外はLCCであってもボーディングブリッジを使って搭乗を行っている。
T2を利用する航空会社が現在のところPeachのみであるのもそうだけど、
Peachに限った特別な取扱があまりに多いのよね。
関空を本拠地とする唯一の航空会社ということでひいきにしてもらっているのか、
どうだかよくわからんけど、あまりにPeachと他社で扱いが違うなぁって。
どういうことなんでしょうね?