この前の日曜に「アイドルマスターミリオンライブ! シアターデイズ」(ミリシタ)のイベント、「ミリシタ感謝祭」の中継を見ていた。
『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』プラチナスターツターイベントらゲーム情報&2019年の公演予定などを公開! (ファミ通App)
これはゲームのプレイ結果に応じて抽選に参加でき、当選した人は無料招待されている。
僕も抽選に参加する権利はあったんだけど、情報処理技術者試験の日だから申込みをしていない。
なかなか盛りだくさんのイベントで3時間ぐらいやってたんじゃないかなぁ。
その中で、今後の予定についても発表されてたんだけど、その1つとして6thライブツアーの公演詳細が発表された。
来年に6thライブツアーを行うこと自体はすでに6月に発表している。
ただし、具体的な時期や会場などはこの時点では不明だった。
今回発表されたことによれば、来年4~6月に3箇所の会場に分けて、ミリシタで導入された3属性それぞれの公演を行うということ。
会場と属性は次の通り。いずれも2公演行われる。
- ゼビオアリーナ仙台 (Angel)
- ワールド記念ホール(神戸) (Princess)
- マリンメッセ福岡 (Fairy)
ミリオンライブはミリシタ以前から曲数が多かったが、ミリシタ後はさらに増えている。
各公演で、出演者19人と多いが、これで35曲やっていて、全員ともソロ曲はやっている。
19人全員のソロ曲を組み込むというのは必須条件ではあったんだろうけど、よくやるなという気はする。
まぁ欲張りすぎて4時間半ぐらいやっちゃって、終演が21時20分ごろって、遠方から来てる人にとっては大変だったとか。
(765プロライブ劇場はあった)
4時間半もやってるのにものすごく窮屈という状況。出演者が多いことと、曲数がとても多いせいである。
出演者を分散させて、公演数を増やしたいということに対する答えがこれだったのだろう。
ミリシタの新曲は属性別になってる曲も多いから、その点ではうまいやり方ではある。
と、コンセプトはわかるのだが、気になるのが会場。
実はゼビオアリーナ仙台は2016年2月のミリオンライブ3rdライブツアーでも使われた会場だ。
このときの5会場の中では千葉(幕張メッセイベントホール)に次いで大きな会場だった。
それが3年後に再登場するというのは、どういうことかというと、今回発表された会場のコンサート用途での典型的な収容人数を並べると、
- ゼビオアリーナ仙台: 4500人程度
- ワールド記念ホール: 6500人程度
- マリンメッセ福岡: 11000人程度
仙台と福岡で2.4倍ほどの差がある。なんでこんなに違うんだよって。
福岡の会場は挑戦的な広さだ。関東圏、近畿圏ならともかく、九州でこれは大きく出たなぁと。
逆に仙台はずいぶん小さい。3年前は2000~3000人程度の会場と並んで使われていたぐらいだからね。
さらに気になるのが地域分布で、東日本が仙台だけということ。しかも、仙台の会場はそう大きくない。
なぜか関東地方には会場がない。こりゃなんか仕込んでるんだろうなと言われているが。
そもそも、仙台だと人口の多い関東地方からのアクセスもよいわけで、その上に会場もそう大きくないとなると、この公演はなかなか競争率が高そうだなと。
属性と会場の割り付けは関係あるんかね?
今年6月に発表されたときに根拠もなく会場を予想していた。
関東圏では2会場やりそうとか、台湾にも行くかなとか、ずいぶんいい加減な予想である。
実はこのときの予想で、ゼビオアリーナ仙台 と マリンメッセ福岡 に本命の印を付けていた。
そう、2.4倍も差がある会場にそれぞれ印を付けていたのだ。よく考えれば変な話である。
7000人前後のコンサート会場を使うだろうという想定で調べたが、さすがにこの大きさになると使いうる会場は限られる。
そこで、ちょっと小さいけどありそうと思ったのがゼビオアリーナ仙台だった。
ありそうだと思ったのは、他に想定されたのが利府町のセキスイハイムスーパーアリーナだったから。(cf. 過酷な利府の思い出)
遠征してくる人は多いのだから、交通の便が良くて4500人なら簡単に埋まってしまうだろう。
じゃあ、交通の便が悪くて7000人だと? これはなかなか難しい問題だ。
という中で、じゃあ小さくて便利な方を選ぶのはアリだと思ったと。
さすがにこれが東日本唯一の会場になるのは想定外だったが。
広いけどありそうだと思ったのがマリンメッセ福岡だった。
福岡と北九州という2つの大都市を抱える福岡県だといろいろ選択肢はある。
それぞれの会場の特徴をざっと調べたところ、評判がよかったのがここだった。コンサートでの使用実績も特に多い。
というわけで、ここかなぁと思ったけど、冷静に考えたら挑戦的な収容人数だった。
意外と主催者も気分良く会場を選んだら、後で「なんか広いぞ」って思ったかも知れない。
2000人程度までの会場なら選択肢は多いが、それより広くなってくるといろいろ制約がある。
よく知られた話として、近畿圏で3000~5000人程度のコンサート会場が皆無ということがある。
ええ、そうなんですよ。グランキューブ大阪 と フェスティバルホール がそれぞれ2700人程度なのだが、
これが近畿圏のコンサートホールで一番大きくて、それ以上はアリーナか展示場かという話になるが、それだと5000~10000人規模である。
といっても、それもそんなに選択肢があるわけでもなく、大阪城ホール か ワールド記念ホール か。展示場だとインテックス大阪が実績がある程度。
大阪城ホールは人気が高く、会場の確保に苦心するという話も聞いている。
いろいろな制約が地域ごとにあって、集客力なども考慮しつつも、ジャストフィットとはならないのが実情なんだろう。
というか、それは2016年の3rdライブツアーもそうで、最大のミスマッチが大阪公演だよね。
これは近畿圏で3000~5000人程度のコンサート会場が皆無という制約に見事にはまってしまったのだ。
出演者が14人ということで比較的豪華(大阪と千葉以外は10人、千葉は16人)なのに、
会場はオリックス劇場(2400人程度)で、5会場の中では福岡(北九州)公演に次いで小さな会場で、仙台の半分ぐらいですからね。
ミスマッチといいつつも、ライブビューイングを行うことで現地の席数の少なさを補う意図はあったんだと思いますけどね。(cf. 全部ライブビューイングあり?)
それは今回の仙台もそうでしょう。明言はされていないけど。