氷は役に立つが消えることがある

最近は冷凍庫に水を張った製氷皿を入れて、それで氷を常備するようにしている。

よく使うのかというとそうでもないのだが、急に用意できないので。

まぁ夏の間は週1回ぐらいは出番あるから割に合うかなと。


氷が必須だなと思ったのは冷やし中華を作ったときの話。

たいてい生麺で売ってるから、それを茹でて、それから冷やすんだよね。

冷たい麺を作る方が手間がかかるって話だ。当たり前かも知れないけど。

ゆであがった麺をザルにとって、まずは流水で洗って、これである程度は冷める。

けど、これだとまだぬるいから冷水で冷やす必要がある。

保冷剤は常備してたから、これで水を冷やして、それでやったんだけど、麺はまだぬるかった。


冷やし中華を作るのもめんどくさいから、あまり作ることはなかったんだが、

2食入りを買って、先週末と今日で作って食べたんだけど、常備している氷が大活躍だった。

流水で洗って、それで水を張ったボウルに麺と氷を入れて冷やす。

氷は溶けて小さくなるんだけど、かき混ぜてもまだ氷は残っている。すると手を入れるとすごく冷たい。

氷と水が混在している状態の温度って0℃ですからね。そりゃ冷たい。

残った氷を取り除いて、再びザルに取って水をきれば、よく冷えた冷やし中華になる。


他の用途としては、冷しゃぶの茹でた後に冷やす氷水とか。

お湯から出てきたばかりの肉を水に入れても、水温が上がってしまうが、

氷水ならば氷が溶けて、0℃に保とうとする。

これも最後まで氷が残るぐらいだったから、ちゃんと氷水としての役目を果たしていた。

氷水以外の用途としては、お茶を冷蔵庫に入れる前に冷やすときなどにも使うが、これはそこまで効果的ではない気もする。


ただし、氷の使用頻度がさほど高くないので、問題になるのが氷の保管の話。

氷は冷凍庫に入れておけばいいのだが、ずっと冷凍庫に入れておくと氷の体積が減っていくのだ。

水を放置しておけば蒸発して減るように、氷も放置しておくと蒸発(昇華)して減ってしまうのだ。

実は冷凍庫に常備してる保冷剤(イトーヨーカドーで買い物したときにもらってきたのを転用している)の中身って水なんだよね。

製氷皿で作った氷も、保冷剤の中身も同じもの。だけど保冷剤はフィルムで包まれていて蒸発しない。

なので冷凍庫で長期間保管しても、必要な時にいつでも使えるのだ。

これが普通の氷だと、使いたいときにはすべて昇華して消えてる可能性すらあると。


というわけで年中氷を常備するというのはちょっと割に合わんかなぁと思ってるんだけどね。

ただ、夏の間ぐらいは常備しておこうかなと。

そんなに頻度が高くないといっても、ここのところの実績では一応使い物になっているので。

自家用アドトラック

北九州空港に公共交通で行くなら最終的にはバスになるんだけど、

このバスの時間が飛行機の時間にマッチしてるかというと必ずしもそうとも言えない。

ただ1つ言えることは、一番近い朽網(くさみ)駅からのバスが本数が多いということで、

朽網駅まで電車で行き、そこからバスで行った。当たり前だけど普通の路線バス、一応「エアポートバス」とは書いてあるけど。

そうやって飛行機の出発40分前に空港に到着し、チェックインして保安検査を通ろうとしたら機材点検のため遅れると連絡が来た。

30分遅れなんで大勢には影響なかったんだけどね。


11時ごろに羽田空港にたどりついて、真っ直ぐ家に帰るわけではなく、寄り道をした。

どこって秋葉原なんだけど。

買い物のためというのもあったが、これを見るという目的もあった。

【ミリオンライブ!】「MILLION THE@TER GENERATION 01 Brand New Theater! 」LEDトラックが走行致します

Lantisってアドトラック好きなのかな? けっこう使ってるの見聞きするんだけど。

本当に効果的な宣伝手段なのかは疑問だが。


アドトラックって、トラックに広告を貼り付けて、音楽なり流させて繁華街を走ってるんだけど、

異様だなと思うのは、あんなに大きなトラックなのにナンバープレートが白色なこと。

トラックで白色のナンバープレートの代表例は山崎製パンのトラックで、あれは山崎製パン自身の荷物を運ぶだけの自家用トラックだから。

多くのトラックは運送業者が運賃をいただいて走らせるものなので、事業用の緑色のナンバープレートを付けている。

アドトラックが自家用トラックなの? って思うんだけど、トラックに広告を付けるということ自体は事業用である必要はないんだそうで。

自家用トラックに広告料をもらって広告を貼り付けること自体は普通にやっていいんだそうで。

そして繁華街をトラックが走ることも、それ自体は運賃をもらって運送を行うことではないので、営業用である必要はないと。

確かにあれは荷物運んでないのは明らかだからね。指示に従ってルート組みして走ってるけど、それでも営業用である必要はないと。


今回の「Brand New Theater!」のアドトラックは、ただトラックに広告を貼り付けただけでなく、

大型ビジョンを歩道側に向けて、そこに映像を流しながら走るという独特なことをしている。

そりゃトラックの中身スッカラカンだから、やろうと思えばいくらでもできるでしょうけどね。

調べてみると世の中には普通にあるものみたいで。初めて見たから驚いたけど。

歌っているキャラクタ52人(?)の映像を順次流しているという話だ。けっこう手が込んでるのかな。


12時ちょっと前に秋葉原駅で降りて、中央通り沿いを歩いてたら早速遭遇した。

万世橋北詰~外神田五丁目の中央通りを中心に行き来してる感じだったが。

13時から中央通りは歩行者天国になるのでアドトラックも走ることができない。

だから1時間しかチャンスはなくて、店の中にいたときもあったんだけど、それでも3度も遭遇するという。

範囲が狭いとはいえ、そんなに行き来できるんだね。

信号待ちで停まっているトラックにカメラを向けている人が何人かいて、観光客らしきもいたから、注目はされてたんかな。


アドトラックのためだけに行ったわけは決してなくて、買い物もいろいろしてたが、

前からあれこれ探していたタブレット、安くてよさそうなのが見つかったのでついに買っちゃった。

またその話は改めてするかもしれないけど。

いい買い物をしたとは思うし、北九州往復であれこれお金使った後にこれかよとも思ったが。

北九州でも新幹線はよい

今日は北九州にきている。
北九州に来るのは2度目だが、以前来たのは主に門司、今回は小倉なのでずいぶん違う。
そんな同じ市内でしょって思うかもしれないけど、北九州市は広い。


今回は東京から新幹線で来ている。
この距離だと飛行機を使いたくなるのだが、いろいろ考慮した結果、新幹線にした。
というのも、北九州が目的地となるならばどうしても北九州空港発着にしたかった。
同じく福岡県の福岡空港だと便数は多いが、それでは遠回りになる。
北九州にはスターフライヤーという地元の航空会社があるので、
福岡空港に比べて少ないといってもそこまで少ないわけではないのだが。
ただ、午前中の北九州行きはあまり安くなくて、これは新幹線だなとなったのだ。


新幹線だと東京~北九州(小倉)が5時間弱かかる。
広島だと4時間ぐらいで、それは十分割が合うと思ったが(広島空港の立地も考慮してのことだが)、
直感的に考えれば新幹線で5時間近くというのはえらく時間がかかるなと思った。
まぁけど飛行機で値段がかさむ上に、時間的な制約が付くのもなぁということで新幹線にした。
EX早特で19290円、飛行機の安い運賃よりは高いが、高い運賃よりははるかに安い。
ただ、やっぱりこの運賃料金をみて、北九州ってやっぱり遠いんだなぁと実感したが。


これだとどういう旅になるかという話だが、朝5時台に起きて、朝ご飯を食べて、東京に向かう。
東京駅か品川駅で新幹線に乗り込んで、5時間弱乗って、12時頃に到着、ちょうど昼ご飯時に到着と。
まぁ名古屋までバス(新東名スーパーライナー)で行くのとあまり変わらんか。
朝一番に出れば昼ご飯までに着くというのはわりとアリなのかな。
それ超えると弁当の手配がいるので問題だが。午前から午後まで乗り通しはきつい。


帰りは飛行機を取った。帰りは15300円ぐらいだったはず。安いね。
北九州空港からの便なのだが、空港までのアクセスを調べていると思ったより時間がかかる。
宿が黒崎なんだけど、空港まで1時間ぐらい、直行バスはあるが時刻がマッチしないので電車+バスかなぁ。
出発時刻の30分前には確実に空港にたどり着くべきと考えると、
時刻表の出る時間の2時間前ぐらいには宿から出ないといけない。
時刻表では北九州~東京(羽田)は1時間半だけど、前2時間、後30分足すと4時間。
そう考えると新幹線とそこまで大きな差はないんだが。1時間差はあるけど。
いかに市内に空港がある北九州とはいえ、これぐらいのもんなんだね。


というわけで新幹線か飛行機かというのは、ほとんどお金の問題だけだね。
新幹線の方が計算は簡単だ。あと運賃料金は安定している。
今回、復路は費用重視で早い時間の飛行機にした(といっても極端に早い便は避けたが)。
けど、半日観光で、そこからっていうんだったら、たぶん新幹線でしょうね。
午後便の飛行機は高かったし、逆に新幹線は時間帯も選びやすいし。
関東圏からみた北九州ってわりとそんなもんなのね。

サンクスはファミリーマートになる

家の近くのコンビニってのは、筆頭はファミリーマート、続いてサンクス、3番手がローソンという感じ。

コンビニ行く用事ってのもATMとチケット引取がほとんどで、買い物のために行くのはさほど多くないのだが。

朝早くに家出るときに買い物するぐらいですかね。


ご存じの通り、サークルKとサンクスはファミリーマートとの会社合併にともない、

ブランドをファミリーマートに統一するように進めている。

ただし、中身はかなりファミリーマートに近づいていて、

ファミチキは売るし、8月からはTカードが導入される(9月に楽天スーパーポイントの取扱が停止される)。

とはいえ、最終的にはファミリーマートになるか、閉店かという道をたどることになっている。


そんなわけで近所のサンクスはまもなくファミリーマートになるということで予告が貼られていた。

他のファミリーマートと近いので、閉店もあるのかも? と思ってたが、そうはならなかったようで。

近いって言っても幹線道路を挟んでるので、商圏は別だって話なんだろうね。

切替後は1番近いコンビニと2番目に近いコンビニがともにファミリーマートになるってこと。


そこでふと気になったことがあった。

これまで近くのサンクスは、チケットぴあのチケット引取に使うことがあった。あまり頻度は高くなかったが。

セブンイレブンまたはサークルK・サンクスなので、それなら近くにあるサンクスでと考えた。

そのサンクスがなくなると、セブンイレブンまで行かないといけない。すごく遠いわけではないが、サンクスに比べると明らかに遠い。

もしかして、ファミリーマートに引き継がれないかなと思って調べたら、ちゃんと引き継がれるようね。

今は全てのファミリーマートで引取ができるようになっているので、一番近くのファミリーマートでもOKということ。

よかったよかった。


なお、ファミリーマートへの切替にあたっては2週間ほど休業するようで。

けっこう大がかりな改装工事をやるんだね。看板架け替えるだけならここまではかからんだろうし。

これを機にてこ入れできるってのはメリットなんだろうか。お金はかかるけど。

その間は近くのファミリーマート使ってねって話ですかね。

どっちかっていうとローソンに流れそうだけど。(同じ地区だし)

社会で受け入れできる限界はあるか?

おとといのNHKラジオの19時ニュースで流れた話題なんだけど。

障害者殺傷事件 被告が手紙で取材に応じる 謝罪はなし (NHK)

去年、相模原市の障害者の入所施設であった殺人事件の容疑者に手紙を通じて取材したってニュース。

これ自体はNHK独自のニュースなのだろうが、こういう形での取材は他の報道機関もやっていたようで、

どういうわけか容疑者は取材に協力的なようだ。


手紙でのやりとりの全てを公開したわけではないので、ニュースで伝えられた内容はそのうちどれぐらいの内容だったのかは分からないが、

ニュースを聞いた率直な感想としては、できるだけ素直に手紙の内容を伝えたもんだなと思った。

ニュースで取り上げるには怖い内容もけっこう含まれていて、

「意思疎通がとれない人間を安楽死させるべきだ」

「ニュースでは、過激派組織IS=イスラミックステートの活動と、トランプ大統領の選挙演説が放送されました。世界には不幸な人たちがたくさんいる、トランプ大統領は真実を話していると思いました」

公共放送がテロを扇動するのか、とも言わんばかりの内容だ。

もちろん、NHKはこれに反対の立場でニュースを読んでいるわけだが、視聴者が正しく理解してくれるかは定かではない。

それは承知の上で、それでも視聴者に考えて欲しいのだという意図なんだろうと思うんだけど。


このニュースを聞いていて僕が感じたことは、この容疑者は殺すべきと主張する障害者の範囲はかなり限定しているということだ。

ご存じの方も多いだろうし、この記事にも書かれているけど、容疑者はもともとこの施設で働いていた。

すなわち、障害者福祉の最前線にいた人で、きっと多くの障害者を見てきたはずだ。

そういう人がこういうことを決断したということは非常に重いメッセージだ。

ただ、その手紙をよく見てみると「意思疎通がとれない人間を」とか「重度・重複障害者を」とかかなり限定が入っていることに気づく。

事件時も、職員に言葉を話せないのは誰だと聞いたような話もありましたから、障害者全てというわけではないんだよね。

これがこの事件の本質なのでは? と僕は考えた。


そう考えてみると、こういう話題を取り上げても、この事件への反論にはならんわけですね。

「障害者はいたほうがいい」 一緒に生きるパン屋の日常 (朝日新聞)

考え方としては大切なんだけどね。

ただ、この人たちはいろんな人の助けも受けながら、社会の中で居場所を獲得している。

他の人よりお金も手間もかかってるかもしれないけど、それが割に合わないなんてことはないはず。

だから、先に書いた容疑者の主張の対象外なのではないかなと。


障害者であっても居場所を獲得できるようにすることは、社会的な使命だ。

実際、勤務先でも障害者らしき人はいるからねぇ。障害の種類・程度はいろいろだと思うけど。

まともに給料をもらって自立して生活できるに越したことはないし、

そこまで至らないにしても、社会の中ではいろんな居場所が想定されるのではないだろうか。

ところが、非常に重度の障害者については、社会で受け入れできない限界があるのではないかと問われるとどうだろう?

まだその限界が見えているかは定かではないけど、限界がある可能性というのはあるかもしれない。


今の日本で社会で受け入れられる障害者の限界を論じるのは早いかも知れないが、

一応、この事件の背景としては、重度の障害者を受け入れられる施設が限られてきていると言う事情があるとされている。

昔は障害者はすべからず入所施設に入りとやっていたから、入所施設の定員はかなり多かったらしい。

けど、時代が進むにつれて、施設に入所せずに、施設に通って支援を受けるような人が増えてきた。

そうなると入所施設の定員が減るわけだけど、その一方で重度の障害者を中心にニーズがなくなるわけではない。

すると数少ないところに重度の障害者ばかりが押し込められることになると。

実際の事情はそんなに単純ではないだろうが、傾向としてはそういうことがあるようだ。


とはいえ、もう1つ忘れてはいけないのは、明日は我が身かもしれないということ。

何があって、社会で受け入れ困難とされる状態になるかも知れない。

一番想定しやすいのは年老いることですかね。それ以外でも事故や病気というのもあるかもしれないけど。

そこに上で取り上げたような主張を当てはめたとき、どういう反論ができるか?

全てごもっともと納得できるわけはないだろうが、どうしても反論できない部分が残るような気がする。


ところで、「障害者を育てることは、ばく大なお金と時間を失う」という話で出ている、

「ばく大なお金」のうち公的な部分は、税金と年金保険料でまかなわれている。

障害者への給付のうち、代表的なものが 障害基礎年金、自立支援給付、生活保護 あたりですかね。

障害基礎年金は老齢基礎年金とともに20歳以上の人が納めている年金保険料で1/2と国の税金で1/2がまかなわれている。

20歳以前から障害がある場合(年金保険料を全く納めていない場合)でも、所得が多くない限りは支給される。

というわけで、十分な稼ぎが得られない障害者にとっては非常に重要な制度だ。

自立支援給付は、障害福祉サービスを自己負担1割・公費9割で受けられる制度。

自己負担1割というのは介護保険に似ている。制度的にもよく似ている。

1割負担といっても、自己負担には所得に応じて上限がある。住民税非課税だと上限0円だから、全額公費ってことだな。

公費というのは市町村1/4、都道府県1/4、国1/2ということで税金ですね。

最後に生活保護だが、いろんな制度を使っても対処できないとなれば、生活保護の出番ですかね。これも税金。


全額公費というわけではないけど、いろんな形で負担していると。

特に年金ですよね。老齢年金ばかり目が行くけど、障害年金ってのもあるんですよね。

すでにサラリーマンになってしまった人にとっては、老齢厚生年金ってのもあって、

老齢厚生年金が現役時代の給料(標準報酬額)の平均に応じて支給されるように、老齢厚生年金も現役時代の給料に応じて支給される。

なので、所得補償の意味合いも強い制度なんですね。もしものときの制度として理解しやすい。

基礎年金もそうなんだけど、保険料を全く納めてない人でも支給が受けられるという点では特徴的なので。

あとはもちろん税金ってのもあると。そういう理解でよろしいかと。

意外と参考になる売上枚数

注文していた音楽CDが届いたので、開封して聴いていた。

送料無料になるように2枚あわせて注文したんだ。ちょうど発売日も一緒だったし。

どちらのCDも応募券が封入されていたのよね。

片方は知ってたし、使うつもりで買ったのだが、もう片方は知らなかったし、使うつもりはないが、それはそれでよいと。


応募券の付いたCDを買う目的はおおざっぱに分ければこの3つに分けられるかなと。

  1. 音楽を聴き、応募券を使うために買った
  2. 専ら音楽を聴くために買った
  3. 専ら応募券を使うために買った

1・2の目的で購入された分は実際に聴かれたということになるが、3の目的で買われた分は音楽は聴かれていない。

それを中古市場に流して、他の人が買って聴けば、別の誰かが聴いたことになるが。

応募券が付いていたとしても、3の割合が少なければ、聴いた人の数は売上とほぼ同じということになるが。


そういう観点で見てみると興味深いデータがある。

アイドルマスターCD売上ランキング (HISTORY OF IM@S WORLD 2001-2017)

アイドルマスター関係の音楽CDの売上を集計して並べたものだ。

現時点で一番売上が多いのが「ハイファイ☆デイズ」で売上10万7700枚となっている。

ただ、これはシンデレラガールズ4thライブの応募券が付いていたので、その影響で売上が多いと考えられている。

これが発売される以前は、「Dreaming!」の6万7400枚が極端に売上が多いことが知られていた。

これもミリオンライブ3rdライブの応募券が付いていたものだ。

売上が多いのは大概は応募券付きで、応募券なしで一番多いのは「Tulip」の5万6300枚かな。これは曲の人気で売ったんだろうなと納得。


とはいえ、応募券が付いているからといって、上で挙げた3分類のうち3の割合が高いとは限らない。

最近、アイドルマスター関係のCDに応募券を付ける場合、複数のCDに同じ応募券を付けることがある。

例えば、一番売上が多いと書いた「ハイファイ☆デイズ」に付いていた応募券と同じ応募券は、

「Cool jewelries! 003」「Cute jewelries! 003」「Passion jewelries! 003」にも付いていた。

ただし、こちらはアルバムCDなので、シングルCDである「ハイファイ☆デイズ」に比べると高い。

「ハイファイ☆デイズ」が1500円、他の3枚が2100円と。すごく高いわけではないがちょっと高い。

というわけで3の目的で購入する人は「ハイファイ☆デイズ」に群がり、10万枚を超える売上をたたき出したと言われている。

その一方で他の3枚のCDの売上はというと、それぞれ6万4600枚、6万1300枚、5万5200枚となっているが、

これはほとんどが1または2の目的で購入されたものだろう。応募券は購入する動機になったかもしれないが、ほとんどは聴くために使われただろうと。


むやみに同じCDを買うのは気が進まないが、違うCDに同じ種類の応募券が付いてくるなら……というのはあるよね。

たくさん買って欲しいなら、売る側もいろんなCDを作って売ると。

シンデレラガールズ5thライブツアー(7会場14公演)の応募券なんてCD10組・Blu-ray1組(CD2枚分の効力がある)にわたって付けてたからな。

これだけの数のCDを制作するのは大変だっただろうが、売上も相当なものだった。

第1弾: 「Yes! Party Time!!」70200枚※ 「BEYOND THE STARLIGHT」65300枚 「EVERMORE」67000枚※
第2弾: 「ラブレター」80100枚※ 「CINDRELLA MASTER 046-048」41200枚 「Treasure☆」58300枚
第3弾: 「Jet to the Future」65300枚 「キラッ!満開スマイル」85800枚※ 「エチュードは1曲だけ」66600枚※ 「あんきら!?狂騒曲」56700枚
(それぞれのグループで一番価格の安いCDに※を付けた)

安いCDに売上が集中する一方で、各製品とも手堅く売上を積んでいった感じはある。

複数種類作って、複数種類買ってもらうという作戦はうまくいったように見える。


もっとも、同じCDのバリエーション違いを作って売るというようなケースだと、これはわかりにくい。

CDだけ、Blu-ray付き、DVD付き といったバリエーション違いのCDは売上集計上は一括で集計される。

単純に付いているものが増えるだけとか、メディア違いというだけならば、いずれか1つ買えばことが足りる。

ところが収録内容が少し違うとか、オマケの内容が変わるとか、そういうバリエーション違いだと、どれか1つ買えばいいとも限らない。

Discography/✝ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド✝ (虹のコンキスタドール)

DVDがメインで、DVD+CDという商品もあるが集計上は映像商品として扱われている。それは本質的な話ではないが。

なんと8つのバリエーションがあって、いずれもトラック2以降の収録内容は全て異なる。(過去のライブ映像を分散収録しているよう)

全部合算されて何枚と言われても、じゃあそれは何人の人が買ったものなの? ほとんど分からないね。

そこに応募券まで絡んできた日には、本当のところは全く分からない。


応募券の影響は大きいにも関わらず、実際どれぐらいの人が聴いたの? という推定ができるのは面白い。

ゲームのアクティブユーザーの数と比べると、なるほどと納得できる数字ですし。

ただ、こういうのは珍しいパターンかもしれんね。

複数のCDに応募券を分散させるというのは、なかなかできることじゃありませんから。

TOICAエリアが拡大したとしても

JR東海・愛知環状鉄道がTOICAのエリアを拡大するそうで。

「TOICA」のご利用エリアを拡大します!(pdf) (JR東海)

2019年春から拡大予定とのこと。


今回拡大されるエリアは下記の通り。

  • 東海道本線 関ヶ原~醒ヶ井 (関ヶ原から名古屋方面は導入済)
  • 御殿場線 御殿場~下曽我 (御殿場から三島方面は導入済み)
  • 関西本線 四日市~亀山 (四日市から名古屋方面は導入済み)
  • 愛知環状鉄道 高蔵寺~岡崎(全線)

関西本線は四日市までって中途半端だなと思ってたんだけど、このたび、JR東海区間の全線に拡大されることになる。

亀山~四日市もそこそこ利用のある区間なのでメリットはありそう。

愛知環状鉄道は愛知万博のアクセス路線として活用されたのをきっかけとして、JR中央本線との直通列車が走るようになった。

あと、トヨタ自動車への通勤路線としての利用も広がってるようで、都市圏路線としての活躍の幅が広がっているそう。

というわけでこの2区間についてはTOICA導入は朗報なのではないかなと。


一方、東海道本線と御殿場線の導入区間だが、この区間の利用者自体は多いと思うんだけど、TOICAが使えるかというと微妙。

東海道本線で関ヶ原は岐阜県西端の駅で、今回新規導入される駅は全て滋賀県米原市にある。

ところが米原市の中心駅である米原駅や、その他滋賀県内・京都府内との乗車にICカードで使うことができない。

ICOCA近畿圏エリアとTOICAエリアをまたがって利用することはできないし、そもそも米原~醒ヶ井がICカード利用エリアから外されている。

御殿場線は新規導入駅でも足柄駅と駿河小山駅は静岡県にあるが、次の谷峨駅からは静岡県になる。

小田急との乗換駅である松田駅も新規にTOICAエリアになる駅なので、

松田駅で小田急に乗り換える場合などは神奈川県内・東京方面の利用であってもICカードが使えるのだが、

そのまま御殿場線を乗り通して国府津駅まで行ってしまうと、エリアまたぎになってしまう(かつ下曽我~国府津はどのICカードも使えない)のでICカードは使えない。


この問題はすでに東海道本線の函南~熱海間でも存在していた問題だ。

熱海駅と伊東線各駅は静岡県にあるJR東日本の駅でして、ここはSuica首都圏エリアになっている。

一方で熱海駅より1つ静岡側に進んだ函南駅からはJR東海の駅で、TOICAエリアになっている。

この断絶により、熱海駅・伊東線各駅から他の静岡県方面に行く場合はICカードが使えないことになる。

当然、熱海駅・伊東線以外の静岡県と神奈川県方面を行き来する場合もICカードが使えない。


使い道がないわけではないが、さほど使えないというのが東海道本線・御殿場線の拡大区間の実情だろう。

確かに、Suica首都圏エリアやICOCA近畿圏エリアとTOICAエリアが無制限につながってしまうと大変なので、

その歯止めとして、境界の1駅間をいずれのICカードの利用エリアから外すという対策をしているわけだが、

境界付近では非常に不便だという話になる。なんで両側の駅にICカード対応の改札機があるのに使えんのやと。

こういう例はJR東海絡みに限らず、 いわき(Suica首都圏エリア)~郡山(Suica仙台エリア) などもあるんだけど、

たいていは山越えの長い区間がICカード利用エリア外なので、明確な断絶というのがあるのが通常である。

ところが、TOICAエリアと他のICカード利用エリアの境目はたった1駅間をエリア外にしているだけという点でシビアである。


中国・四国地方のICOCAエリアはこの点について当初から考慮されている。

ICOCA/ご利用可能エリア/岡山・広島・香川・山陰エリア (JR西日本)

エリア内を岡山・福山地区、広島地区、香川地区、松江・米子・伯備地区の4地区に分け、その隣接地区まではICカードが使えるとなっている。

すなわち、広島~岡山とか、高松~岡山は使えるけど、高松~広島は使えないという段階的な制限をかけている。

将来的に近畿圏エリアとつながるかも、ということを考慮しているんだろうかね。(未だにつながっていないが)


ただし、エリアまたぎの利用でもICカードが全く使えないというわけではない。

というのも三島駅の自動精算機にSuicaエリアの一部からICカードでの精算に対応しているとポスターが貼られていたのだ。

すなわち、熱海駅でICカードで乗って、三島駅で自動精算機に入れて精算すれば、実質ICカードで乗れると。

こういうことができるのはごく一部の駅で、なおかつ限られた範囲だけなのだが、役立っていると聞いている。

あと、券売機がICカード対応になれば、きっぷは買わないといけないとしても、きっぷを買うのにICカードを使える。


これを機に境界付近で段階的な対応ができるようになるとよかったんだけどね。

例えば、関ヶ原~醒ヶ井に限ってはICOCA近畿圏エリアとの間で利用できますとかね。

Suica首都圏エリアは広いから、静岡県東部から神奈川県・東京都内のJR駅に限るとか、そういう制限になるのかな。

あんまり複雑なことを言うと混乱の元かも知れないけど、主な利用に対応できればよいとも言えるので。

技術的にはできそうなんだけど、既存のシステムだけでは対応できないだろうから、ハードルは高いのかもね。

静岡県東部のことを考えれば、やる価値はあると思いますがね。

ビット順を入れ替えたかった

論理シミュレーションで使うメモリのデータを作って、それを使ってシミュレーションをしてみると期待値と合わない。

なにが起きてるのかと調べたらMSBとLSBが逆転していた。

どうもメモリ内部のビット順と、論理的なビット順が逆になっているようで。


というわけでメモリのデータを作る前に、ビット順を反転させる処理を足せばいいんですね。

論理シミュレーションに食わせるデータはPerlで書いていたのだが、ここにこういうコードを足した。

$a=($a&0x0F)<<4|($a&0xF0)>>4;
$a=($a&0x33)<<2|($a&0xCC)>>2;
$a=($a&0x55)<<1|($a&0xAA)>>1;

これで8ビット分の反転になる。

1行目で前4ビットと後4ビットを入れ替え、2行目で4ビット内で前2ビットと後2ビットを入れ替え、3行目で偶数ビットと奇数ビットを入れ替える。

0行目: 12345678
1行目: 56781234
2行目: 78563412
3行目: 87654321

結果として、MSBとLSBを反転することが出来る。


ビット順の入れ替えをやることはそんなに多くなさそうだが、

ビックエンディアンとリトルエンディアンでデータを行き来するときに、バイト順を入れ替えると言う処理はやる機会も多いかも。

書き方はいろいろあるんだが、上と同じように書けばこんなんかね。

a=(a&0x0000FFFF)<<16|(a&0xFFFF0000)>>16;
a=(a&0x00FF00FF)<< 8|(a&0xFF00FF00)>> 8;

こういう書き方って一般的なのかな? サンプルではあんまり見ないけど。

上のコードと組み合わせると、32ビットの反転は下記の通り書ける。

a=(a&0x0000FFFF)<<16|(a&0xFFFF0000)>>16;
a=(a&0x00FF00FF)<< 8|(a&0xFF00FF00)>> 8;
a=(a&0x0F0F0F0F)<< 4|(a&0xF0F0F0F0)>> 4;
a=(a&0x33333333)<< 2|(a&0xCCCCCCCC)>> 2;
a=(a&0x55555555)<< 1|(a&0xAAAAAAAA)>> 1;

プログラムで書くとなんとなくめんどくさいが、得られるものはただ単にビット順を入れ替えたもの。

回路で言えば結線を変えるだけ。計算とも言えない操作だ。

というわけで、CPUはバイト順・ビット順を入れ替える専用の命令を持ってることが普通だ。

ARMだと REV命令 でバイト順を反転でき、RBIT命令でビット順を反転できる。x86だと BSWAP命令 でバイト順を反転できる。

パフォーマンス重視ならそういう専用の命令を使えた方が便利だよね。

ただ、プログラムの中でちょっと組み込むのにアセンブラ呼び出したりするのは割に合わないしね。

上のような記述法の出番はそこそこありそう。


自分は上のように書いたのだけど、後で別の目的で同じような処理をしているコードがあって、それを見たら、

a=(a&0x80)>>7|(a&0x40)>>5|(a&0x20)>>3|(a&0x10)>>1|
  (a&0x08)<<1|(a&0x04)<<3|(a&0x02)<<5|(a&0x01)<<7;

安直だなぁと思ったけど、やりたいことってそういうことだよね。

どちらもパフォーマンスはどうでもいい用途なので、別にどういう書き方でもいいんだが、

単純に考えれば、最初に僕が書いた書き方の方がかなり効率はよさそう。4ビット単位に拡張したりできるメリットもあるし。

映画館を使うにも限界がある

ライブビューイングということを話題にするときに、この感想を引用することが多いんだけど。

なかなか万能とはいかないものの、会場まで足を運べない、足を運ぼうとしてもチケットが手に入らない人にとっては朗報であるのは確かで、

キャパシティや立地といった物理的な限界を超える1つの方法ではあるのかな、と思った。

(映画館はライブビューイングもやる)

こうは書いたんだけど、やっぱり物理的な限界ってのはあるらしいという話。


どういうことかというと、アイドルマスター シンデレラガールズ5thライブツアーの埼玉公演の話なんですけどね。

宮城・石川・大阪・静岡・千葉・福岡(北九州)と来て、最後の会場ですね。

これまでの公演の総まとめという意味合いがあるのは明らかで、この会場だけ2日間の出演者が変わる。

1公演での出演者が30人・31人(しかも被りなし)と多すぎるんですよね。

これだけ多いとできることも多いが、できないことも多くて、その出来ないことってのはこれまでの6会場でやるという話ですね。


埼玉の会場はさいたまスーパーアリーナ、2万人以上は入るだろうという会場なのだが、それでもアブレ続出だったようで。

というか自分もあぶれた人の1人だから。一応、このツアーでは最寄りの会場なんですがね。

他の公演が2日とも出演者一緒でどっちかの公演を見ればよいような気もするが、ここだけは出演者が2日とも違うから、そう考えると実は厳しいと。

そういうこともあってライブビューイングを実施しますという話になったのだが、まず驚いたのが上映館の多さ。

このツアーのこれまでの公演では、東京都の上映館は7館(うち多摩地域で1館)ぐらいだった。

この時点ですごく多いんだけど、埼玉公演については東京都で16館(のちに+1館)、このうち多摩地域で3館という異様な多さだった。

さらにおかしいのは、昨日の発売初日のうちにこの全てが売り切れるという有様。

東京都以外でも神奈川県・千葉県・埼玉県もかなりの上映館用意してたのに全部売り切れちゃったらしい。


どういうこっちゃという話だが、兆候は先日の千葉(幕張)公演の頃から見え始めていた。

当初予定していた上映館だけでは収まりきらないということで、かなり多くの上映館の追加して乗り切ったような形だったのだが。

見たいという人が多かったからなのかというと、どうもそれだけではないらしい。

というのも、今までの公演よりも小さなスクリーンを使う上映館が増えていたようで、同じ数の上映館としても座席数が減ってる可能性があると。

僕は実感ないんだけど、どうもインターネット上の証言からすると、そうらしい。

その要因として考えられるのは夏だからという話。


夏休みめがけて新作映画が多数投入され、映画館に訪れる人も増える。そうなれば、その需要に応えるのが第一義だろう。

というわけで大きなスクリーンを人気のある作品に割り当て……とやっていると、ライブビューイングにあてるスクリーンの座席数が減ると。

逆に言えば、今までは大きなスクリーンを割りあてる余力があったんだよね。

いろいろあってアイマスゆかりの映画館になってる東京・新宿のバルト9なんてライブビューイングのために複数スクリーン使うのも珍しくないとか。

だから今まで1つの上映館で確保できた座席数が、1館では確保できず、需要に応えようとすると2館必要になり……と。

けどそれだって限度はあるよね。そもそもスクリーンに余裕がなければ映画館にとっても引き受けようがないわけだし。

都心だけではどうにもならず、近隣都市・郊外にも手を広げ……と苦心した跡が見える。

多摩地域で3館もあるのはそのせいでしょうね。特に多摩ニュータウンに2館とか、ローカルな需要のためではないでしょうし。


特に深刻なのは関東地方南部で、その巻き添えで2日目は関東地方が全部売り切れってどういうこっちゃ。

かくいう自分もけっこう危なくて、1日目こそ多摩地域内で確保できたんだが、2日目はどこもないぞと困って掘ったら横浜であって、助かったと。

これも無理だと宇都宮に行く? という話にもなりかねなかったので。埼玉よりはるかに遠い。

他の大都市圏でも愛知県周辺の上映館も2日目はかなり埋まっており、名古屋に近いほど厳しい。

近畿圏は大阪都心の4館は速攻で売り切れている。まだ尼崎など近隣都市に行けばなんとかなる状況だが。(上映館を稼ぐ作戦が功を奏したか)


全国規模で見ればまだ余力あるでしょ、と言われればそうかもしれないが、衛星中継のためにそんなに遠出する? という話だ。

ただ、映画にしてもそうだけど、近所に上映館がなければ、そのために都市部に出かけるかってのはあるわけで、

その逆で、スクリーンが埋まって仕方ないから、遠出するというのも1つの答えなのかもしれないけどね。

いずれにしてもけっこう狂った話だけどね。

多くのプロデューサー(=ゲームのプレイヤー)の期待に応えようということで、ライブビューイングをやってるのに、

それすらも地域によっては限界に達するというのは異常なことだと思いますがね。


なお、この埼玉公演に限っては、日本以外でも韓国(ソウル)、台湾(台北・高雄)、香港でもライブビューイングがあるようで。

一応、シンデレラガールズのアニメは外国でも同時配信されてましたので。

日本語で歌ってしゃべってるのを字幕もなしに上映するということでハードルは高いが、

それでも香港では人気につき上映館を追加なんて話が流れてくるぐらい。これを見て何事と思ったが。本当に?

チケット代金の店頭払いって

今日はe+でチケットをポチポチと買っていた。

偶然いろいろ重なったせいで1日で4枚もチケットを買うという。


そのうち1つは、ファミリーマートで支払と引取を選ぶと手数料無料になるということだったので、

ファミリーマートでの支払・引取を選んだ。

引取がファミリーマートなのはいつものことだが、普段はクレジットカードでの支払だから。

店頭での支払だと支払期限までに店で払わないといけなくて、この支払期限ってのが2日以内とかなので。


もっともどうしても店頭支払にしないといけないことも過去にはあったのだけど。

今回はクレジットカードでの支払もできたが、手数料が優遇されるので店頭での支払を選んだという点では特徴的だがやることはそう変わらない。

コンビニでの支払だが、クレジットカードでの支払ができるので、クレジットカードで払っている。

今回はファミマTカードで払ったが、他のクレジットカードでも特に問題なく払える。

店頭払いといいながら結局クレジットカードで払うんだよね。それならオンラインで払わせてくれよって思うけど。

今回は支払と同時に引取できるということで、支払と引換にチケットを渡された。


今回は店に行く回数自体は1回で済み、支払期限までに店に行くという時間的制約だけの問題だった。

ただ支払時点では引取できない場合は、チケット引取方法について記載された引換証が渡される。

そして改めて、引換証に書かれた番号(支払番号と一緒だろうけど)を使ってチケットを受け取る必要がある。

店に2度行く必要があると言うことでなんてめんどくさい! となる。

まぁクレジットカード持ってない人にとってはコンビニ決済ってのは生命線でしょうけどね。

e+について言えば、Pay-easyという支払方法も用意してるから、ネットバンキングでの支払ってのもあるんだけどね。


真っ当に考えれば上に書いたとおりだが、店頭支払には悪い使い方もある。

支払期限を過ぎればチケットの申込みは無効になる。

興業のチケットは購入すれば、それ以後は払い戻しができないのが通常なのだが、支払期限までに支払わないという選択肢はある。

なのでとりあえず申し込んでおいて、支払期限までに購入するか判断するということもあるらしい。

特に先行抽選申込みの場合は、複数人で申し込んで、そのうち当選した1人分だけ購入手続きを進めるという形で使われることがあるそう。

とはいえ、e+の説明としては「申込み完了後の申込み内容の変更や取消し(購入の辞退)はできません」と言っている。

結果的にチケットの申込みが無効になるだけで、本来やってはいけないことということのようだ。


最近、e+ではSMS認証を取り入れた。将来的には携帯電話番号を持たない人はe+でチケットを買えなくなるとのこと。

チケット販売「e+」、会員登録にSMS認証を導入 不正転売対策で (ITmedia)

昨今の事情を考えれば、携帯電話番号を持たない人なんてあまり考えなくてもいいんだろうが、なかなか厳しい。

なぜこういうシステムを導入したのかというと、多重登録を排除するためとなっている。

1人の人が複数のアカウントを持てないようにするための対策ということだ。

あと、この裏では支払期限までに支払わなかった回数が多い人は排除する措置を行っている。

携帯電話番号とアカウントを紐付け、なおかつ支払期限を過ぎた回数が多いと排除されるということで、

申し込んだからには必ず買え、買わない可能性があるならそもそも申し込むな、というメッセージなのだろうか。


真っ当に使ってるユーザーにとっては、行儀の悪いユーザーが排除されることはありがたい話。

多重登録はともかく、店頭支払にして支払放棄というのはあまり問題ととらえていないユーザーもいたようで、

過去の実績からe+から排除されたユーザーにとっては寝耳に水だというような話もあるようだ。

確かに申し込んだのを支払わないだけならば、チケットの払い戻しができないことへの対抗策とも取れるんだけど、

複数人で先行抽選に申し込んで、当選した1人分だけ支払うということができてしまうのは、かなり深刻な問題なんだよね。

それを排除するためには、どうしても厳しく当たる必要があった。そういうこと。


それにしてもあのチケットはなんで店頭支払だと手数料が優遇されたんだろうね。

オーバーヘッドが小さいのはうれしいことなんだけど、本来はオンライン決済よりも高コストな気がするんだけどなぁ。

まぁいいか。