2020年も1年いろいろありましたけど、新年最初のニュースはこれですよ。
年越しどうするかなと総合テレビに変えて ゆく年くる年 を見て、そのまま新年最初のNHKニュースになるわけだが、
新年トップニュースは カルロス・ゴーン被告の保釈取り消し だった。
これ自体は厳密には去年の出来事だけどさ。「スタートからクライマックス」というのは2020年を表す言葉かもしれない。
1月は関東圏でいろいろ出かけている。
東京国立近代美術館工芸館の東京での行き納めもこのとき。(引っ越す美術館と無料入場もできる博物館)
幕張メッセイベントホールも意外とこのときが初めて。(青い幕張メッセ イベントホール)
2月になっても相変わらずアクティブでコンサートのため遠州に出かけて(なんで遠州なんだろうね)、
その翌週に大阪に行く(大阪ドームへ行く)という。
新型コロナウイルスのことは少し問題になり始めていた頃で、といいつつ大阪ではマスクをつけた中国人らしき人が目立っていたあたりが、この頃の実情を表している。
この頃、職場から検温の指示が出たり、在宅勤務の時間上限がなし崩し的になくなったりしてた。(1日2回は検温しなさい)
在宅勤務インフラの逼迫もこの頃から問題となってきたのだという。(この頃は僕は連日出勤してたが)
食堂も閉鎖されてしまい(食堂がお休みになるから)、今も復活していない。
そして2月最終週、日本競馬は無観客開催に突入したのだった。(無観客でもなんとかなる)
「えっ? そこ?」って言われそうだけど、僕の2020年にとってはこれは大きな出来事ではあって、
というのもここから週末の娯楽というのが競馬ぐらいしかない時期がしばらく続いたのである。
最近は週末もテレビの前に貼り付いてという感じではなく、むしろ出先で気になる重賞レースなどラジオ観戦するぐらいである。
馬券はほんのちょっとしか買わなくて金にはならない客だが楽しませてもらった。
今年はいろいろ新記録も出たし、レース内容の充実っぷりも相当なものだった。(ジャパンカップにはチャンスがある)
あと、もう1つの楽しみが映画鑑賞だった。(映画館の感染症対策)
これも映画館閉鎖とかありましたけどね。でも、なんやかんや言っても耐えた娯楽の1つだったんじゃないか。
後に映画館は大ヒット映画で大賑わいになるのだが、この頃は寂しいものだった。
3月下旬、各国は相次いで鎖国に乗り出し、人々の往来は難しくなった。(封じられたカンガルールート)
これにより物流が滞り(今も一部には影響が続いているが)、なにより自宅に帰れない人が続出することとなった。
日本でも滞在地域などの条件により外国人の入国を一律拒否するという異例の対応に出た。
でも、これは本当に効果があったんだろうか?
というのも、実際に日本での感染拡大を深刻化させたのはノーマークだったヨーロッパからの感染流入だったのだから。
職場も3月最終週から原則在宅勤務となり、在宅勤務インフラの逼迫はさらに深刻度を増した。(在宅勤務も人が増えると楽じゃない)
僕はこの頃は業務上の都合で出勤することが多く、ガラガラの職場で仕事してたが、
この頃は弁当販売まで休みなので、出勤日は午後から勤務開始するなどの対応をしていたようだ。(弁当まで休みになる)
当時、食品スーパーの混雑も問題となっていて、そんな中でイオンは衣料品売り場などガラガラでも営業していて、
専門店が閉まっているイオンモールというレアな光景で衣料品・食料品を買い込んだこともあった。(専門店がやってないイオンモール)
そういえば、袋の有料化も今年だったんですね。当時、こんなことを書いてましたね。
7月からの法改正を見据えて、イオンでは4月から全売り場で袋の無料配布をやめた。これは衣料品売り場も含まれる。
衣料品をしこたま買ったら、持ってきた袋にはどう考えても入らないので、袋を5円で付けてもらった。
5円って今回の買い物の総額からすれば0.1%にも満たない金額なんで大した痛手ではないんだけど。
一方で、イトーヨーカドーは衣料品・生活用品のフロアを一時閉鎖してたんだな。(買い物と歯医者のため)
そんな中で、皿の割れたところで手をざっくり切ってタクシーで病院に駆け込む出来事もあった。(手を切ったから外科へ)
そんなこんなで4月は壮絶な1ヶ月だったが、そんな中でも普段通りにできるように努力してた人々は多かったのである。
連休は遠出するわけにもいかず、そんな中で娯楽は競馬観戦だとかに限られるのだけど。
オンラインのメーデーとかいうわけのわからないものもありましたが。(メーデーはオンラインで開催された)
5月になってやっと散髪に行けるようになったなんて話も。(1ヶ月以上先延ばしにした散髪)
あと布マスクの配布もありましたが……(本当にこの布マスクは効果的か?)
しばらくは使ってたけど、こんな隙間があくマスクでいいのか? という思いはあり、後に別のものを入手してからは使っていない。
この布マスク配布についてはいろいろ言われたもんだけど、考え自体は悪くなかったが、
実際に布マスクの普及により不織布マスクの需給問題を解決させたのは、民間企業の創意工夫などによるところが大きい。
5月末になって緊急事態宣言も解除され、段階的に各種施設が再開していったのだった。(感染対策の取り組みは功を奏するか)
6月になっては予約して美術館に行ったりして、週末の楽しみも復活してきた。(久々の美術館)
あと、これも5月のニュースだったか。
【訃報】木村花逝去に関するお知らせ (スターダム)
リアリティー番組というコンテンツの難しさ、SNSとの関わり方の難しさというところに尽きるんじゃないか。
何らかの方法で人々を扇動し、SNSで炎上するというのは何度も見ており、一般論としては根が深い問題である。
6月中旬になり、在宅勤務インフラは現在とほぼ同じ程度に充実し、不便はかなり減った。(在宅勤務でVPNが使える)
7月には夏休みで久々に遠出して関西におでかけ。(京都の人通りはまだら模様)
実はこの頃から東京都で感染者が再燃したのだが、詳しい原因はわかってないんだよね。
後の解析により、遺伝子型の変異をつなぐ遺伝子は見つかっていない。(遺伝子が変わったせい?)
人々の動きを一時的に止めてウイルスを根絶するという対策は成立せず「ウィズコロナ」はもっともな話だということになる。
5月には参加予定だったイベントが延期になったが、その払戻なんてのもあった。(払戻のためのチケット)
結局、チケット払戻はこの1件だけか、と思ったが実は年明け早々のイベントが無観客化され払戻なんて話はある。
この頃、西友で買い物することが増えて、とうとうウォルマートカードセゾンを作ったなんて話も(クレジットカード1増1減)
8月、暑い中、実機評価のため出勤する日が割と多い中、
有観客イベントとしては早い再開となった「BanG Dream! 8th☆LIVE 夏の野外3DAYS」の3日目に出かけていた。
有観客とはいえ、ライブビューイングと後のディレイ配信に期待するところは多かった。(5000人以下に絞ってやった)
絶妙なタイミングだったといえるんじゃないだろうか。
一方でインターネット配信によるイベントも充実し始める時期でもあった。(24時間インターネット配信番組に切り替える)
この頃に祖父(母の父)が亡くなったのだが、葬儀には来なくてよいと言われたのも時節柄か。(きっと透析を始めるに遅いと言うことはなかった)
近くで世話してた祖母や両親にとっては症状がいろいろ変わる中であれこれあっただろうけど、僕にとってはそんなに驚きはなく。
この辺は、比較的若くして亡くなった父の父や、突然に病変が明らかになった父の母とは違うところかなと。
10月となり、GoToトラベルキャンペーンが本格的にスタート、当初除外されてた東京都も含まれた。
業務出張(当初は問題なかった)で1回(来月はGoTo業務出張)、広島県に1回(尾道・広島を行く)、
親元に厄介になりつつ、最初の1泊をすると交通費全体が安くなるとしたり(1泊すると全体が安くなる)、10月で3回も使ってるのか。
正倉院展も完全予約制でやりましたね。予約が取れるかが最大の問題だったかも知れないけど。(予約制の博物館は難しい)
12月は京都でのコンサートをきっかけとして、日曜~土曜の6泊7日の大旅行なんてのも。(京都旅行に北陸旅行を挟み込み)
雪の北陸にも行き、ここで1月以来の東京国立近代美術館工芸館へ、石川移転して国立工芸館と呼ばれるようになったものである。(慌ただしく金沢の博物館めぐり)
業務出張を除けば例年通りとも言えるが、あれこれ旅をした秋~冬だった。
さて、先日に大学院時代の旧友とテレビ会議を使って「オンライン飲み会」をした。
家で酒を飲むなんてめったにないんだけど、イオンでワインなんて買ってきて、あれこれと盛り上がった。
勤務先は主には製造業など、この新型コロナウイルス騒動で物流・人流に課題はあれど、商売に深刻な問題はなく、
やはり職場により事情はいろいろ、工場で集団感染を出したなんて話もありつつ、それなりには。
一方で、サービス業を中心に深刻な影響が出た商売もある。
これも創意工夫で切り抜けたところはあるし、GoToトラベルで例年以上に繁盛したところもある。
ただ、今にして思うのは、5月頃に廃業したライブハウスがいくつかあったけど、結果的には正しかったなと。
大規模ライブハウスはそれなりに使い道があるが、小規模なライブハウスは用途に乏しくなってしまった。
将来、ライブハウスを残すにしても、一度廃業して新しい商売の在り方を見つめ直すのは妥当だが、そう踏ん切りが付くのは少なく。
忘年会シーズンでなんとかなると思ってた飲食店の考えは甘いが、一方で責めることはできない。
新型コロナウイルス騒動の難しいところとして、今月まさにこういうことを書いた。
国レベルでは医療関係者と政府関係者の話がほとんど噛み合わない。
これには理由があって、それは根拠を持って説明できる材料に乏しいということである。
こうすれば感染は抑えられるという策はいろいろあるが、それをガチガチにやるのは現実的ではない。
例えば医療現場での集団感染がいろいろ問題になっているが、ここを完全に防御できるような人的・物的リソースはない。
それをやると医療機関の経営は成り立たないし、実際に合理的であるのが前提だった医療機関の経営は厳しい。
医療現場を例にとったものの、他の業種もいろいろな不都合があり、大変な難題である。
しかしながら、国レベルではろくに方針も決まらず、世論は分断されるも、議会もろくに開かれない。
このことによる不整合を解決する気も見せないので、世論の分断はさらに加速する悪循環である。
僕にとっては、いろいろあったけど大枠において例年通りということでいいんじゃないかと思う。
もちろんいろいろ苦しい思いをした人もいるし、打開策も見えない人もいると思う。
一方で誰もが深刻な影響を受けたわけではないし、それなりにうまくやった人は多いわけである。
もちろん、不運にして亡くなった方もいるけどね。
「俺、肺炎かな」検査への車中急変、会話途切れ 羽田氏 (朝日新聞デジタル)
死後の診断となったのはともかく、特徴的な症状は死亡直前までなく、急変後は手をつけられず死亡という経緯を見る限り、
大きな不備もなく、不運だが死亡という結果を変えることは難しかったんじゃないかと思う。
難しい病気であることは確かで、軽視できない理由はそれなりにあるということである。
今年のスポーツは競馬・競艇以外はさっぱりって感じもありつつ、来年は延期になった東京でのオリンピック・パラリンピックがあるはず。
「できるの?」って話はあるけど、それは競技団体の覚悟の問題だろう。
まだまだ翻弄されそうだけど、それを乗りきるのも人々の努力の積み重ねである。
苦しくて耐えきれない人もいるだろうが、そうでない人はそれなりにやるしかないですね。