アメリカ競馬は日本のダート三冠を見た?

こんなニュースが出ていて、予兆はあったが実際出てくると驚く。

米競馬界に激震、全6戦の新3歳王者決定シリーズ創設 プリークネスS排除で伝統の3冠が事実上の解体へ (スポニチAnnex)

ちょっと大げさなタイトルなのだが、実際それぐらいのインパクトはありそうな話。


各国の競馬で3歳の三冠レース体系があるところ、そもそもないところありますが、

ヨーロッパにおいてはほとんど形骸化したと言われている。

そういう中では日本とアメリカは近年でも三冠挑戦、三冠達成はあると言われてきた。

日本では本家イギリスのクラシックレースの体系をよく残しており、

特にセントレジャーを本来の形に近い形でやっているのはイギリスと日本の菊花賞ぐらいで、

その本家セントレジャーは三冠挑戦なんてまず見ない状況になって長いから、

日本の菊花賞は世界的に見てもとても特異的なレースだとされている。

クラシックレースにはない秋華賞を加えた牝馬三冠も挑戦・達成が多い。

一方アメリカは ケンタッキーダービー、プリークネスステークス、ベルモントステークスからなる短期決戦の三冠レースが行われている。

完走するだけでも大変な短期決戦を勝ち抜くのが強いということだろう。


近年でも2018年にJustifyが三冠達成しており揺るぎないと思っていたが、

ここ最近はケンタッキーダービー優勝馬がプリークネスステークスをスキップする傾向がある。

今年もGolden TempoはKYダービー優勝後、プリークネスステークスを飛ばしてベルモントステークスを連勝している。

(もっとも2024~2026年はベルモントパーク競馬場の工事のため本来の2400m戦ではなく2000mである)

さっきも書いたようにアメリカの三冠レースは完走するだけでも大変で、

3レース完走すると中1週・中2週と走らないといけない。

これがプリークネスステークスを飛ばすと中4週となりだいぶ楽になる。


そういう既成事実を元にして、チャーチルダウンズ社とニューヨーク競馬協会が組んで、

ケンタッキーダービー、ベルモントステークス、トラヴァースステークス、

そして9月にチャーチルダウンズ競馬場で新設されるレースを中心としたシリーズを立ち上げると言ったわけである。

トラヴァースステークスは8月にサラトガ競馬場で行われ、ミッドサマーダービーの異名がある。

ブリーダーズカップの前哨戦として使われることもある重要レースである。

なんか聞き覚えがあるなと思うわけですよね。

そう、2024年から始まった日本の3歳ダート三冠である。


ヨーロピアンスタイルの3歳ダート三冠

元々、日本でも短期決戦の三冠レースだと南関東(大井)や兵庫では行われてきた。

ところが地元馬所属馬限定のレースとダートグレード競走が入り交じるなどの事情もあり、

なかなか上手く行っていなかった実情というのはある。

そこで元々南関東のローカル重賞だった羽田盃と東京ダービーをJRA所属馬を含む全国の馬に開放、

ジャパンダートダービーあらためジャパンダートクラシックを10月に移設、

それに合わせた前哨戦を整備する「全日本的なダート競走の体系整備」が行われた。

ダートなのにイギリス式の三冠という組み合わせになった。


これと新しい「サラブレッドチャンピオンシップシリーズ」はすごく似てるんですよね。

元々トラヴァースステークスというのがあるので、

9月にチャーチルダウンズに新設されるレースとの関係は気になるが。

しかし、いずれにしても共通して言えるのは、その先にブリーダーズカップがあるということである。

ケンタッキーダービーからこれらのレースを転戦するのもあるだろうし、

そこは逃したがベルモントステークスなどから合流してチャンピオンを目指すのもあるが、

いずれの場合でもブリーダーズカップの前哨戦として大きな価値を持つレース体系である。


ここがすごく日本と似ていて、ヨーロッパとは違うんですね。

菊花賞・秋華賞まで3歳戦を走りきった先にはジャパンカップや有馬記念などがある。

ジャパンダートクラシックもRoad to JBCとして優勝馬にはJBCクラシックの優先出走権が与えられる。

地方競馬はJBCを重視していて、JBCにつながるレース体系というのが重要だったと。

日本では一流馬でも長く現役を続けることが多く、特にダートは出走枠争いが厳しい。

3歳秋にスムーズに古馬戦に合流するには秋の3歳戦が重要と考えられたと。

転戦先としてはJBCとともにチャンピオンズカップもあるのだけど、

なんと移設初年の優勝馬はBCクラシック参戦のためにアメリカに渡っていったのだった。フォーエバーヤングのことである。

ともかく、秋の3歳戦を走りきって古馬戦に合流するのは理にかなっているわけである。


ヨーロッパの場合、10月にある凱旋門賞やチャンピオンステークスが平地では1年の締めくくりとされる。

その後は障害レースの季節らしいですね。

セントレジャーをこれらのレースの前哨戦に使うことはできるものの、

1970年に三冠達成後に凱旋門賞で2着に敗れたニジンスキーが頭によぎるのか、

もうこの時期になればわざわざ3歳戦を走ることはないという考えになって行ったようだ。

なお、1970年以来、本家イギリスのクラシック三冠を達成した馬はいない。

ヨーロッパでは一流馬だと3歳引退も多く、日本ほど古馬戦の壁はないのだろう。


アメリカも日本ほどは古馬戦の壁は高くないとは思うが、

一方でその後ろにあるブリーダーズカップの前哨戦に好適で、

すでに定着しているトラヴァースステークスともども盛り立てていこうということだろう。

ここはまさにRoad to JBCに位置づけられたジャパンダートクラシックととても似ているわけだ。

ケンタッキーダービーを境にして、その前哨戦はRoad to the Kentucky Derbyで出走枠を競い、

それ以降はサラブレッドチャンピオンシップシリーズとしてチャンピオンを競うと。


ただ、気になる部分もある。それは今のプリークネスステークスとの関係である。

冒頭に書いた「プリークネスS排除で伝統の3冠が事実上の解体へ」というタイトルは大げさなところはあるが、

全く的外れな話でもなく、メリーランドジョッキークラブはこの枠組みには関与していない。

調べてみると、メリーランドジョッキークラブはプリークネスステークスの権利の全てを今年取得したそうである。

メリーランド州、チャーチルダウンズ社からプリークネスSの知的財産権を取得(アメリカ)【開催・運営】 (JAIRS)

チャーチルダウンズ社がプリークネスSの権利を取得しようとしたら、

メリーランドジョッキークラブが優先取得権を行使したという話のようだ。

このあたりは複雑な話だけど、私企業と公企業が入り交じる事情によるもののようだ。

もしかすると三冠レースの再配置を目論んでいたが、思った通りには行かなかったのかも知れない。


今後のプリークネスステークスの位置づけがどうなるかはわからない。

もっとも単純なのは今の三冠はそれはそれで続くというものである。

三冠目指してプリークネスを走る選択もあるし、それを飛ばしてチャンピオンを目指すのもある。

なんやかんや言っても伝統あるレース体系は重視されるものである。

あるいは新たなシリーズに合わせて三冠や四冠が定着するのかもしれない。

その場合はプリークネスステークスは別の意義を見いだす必要がある。


思い返して見れば日本の3歳ダート三冠は大井競馬が三冠ボーナスを含む賞金を用立てすることで実現した。

所属馬の出走機会に困っていたJRAにとっては渡りに綱だったが、

他の地方競馬主催者にとってみればご当地ダービーを失うなどの問題もあった。

そこで「全日本的なダート競走の体系整備」で全国的なレース体系を見直したと。

兵庫チャンピオンシップは1870m→1400mに短縮して3歳短距離チャンピオン決定戦に、

今はJpnIIだが、将来的にはG1級を目指すという方向性が示されている。

「3歳秋のチャンピオンシップ」最終戦のダービーグランプリ(地方全国交流)をやっていた盛岡は、

これに代えてジャパンダートクラシックの重要な前哨戦を行うこととなった。

これが不来方賞で、地元重賞の名前を引き継いでいるが、ダービーグランプリの実績からJpnIIとなっている。

地方デビュー馬への新たな優遇策としてネクストスターという地元デビュー馬限定の重賞が設定された。


しかし、プリークネスステークスよりベルモントステークスが重視されるんですね。

ベルモントステークスは世界的にも珍しいダート2400mのG1である。

ダート競馬では1800~2000mに重要なレースが集中している。

芝の3000m級ほど吹っ飛んだ数字には思えないが、

ダート競馬の世界では2400mというのは異様に長いレースである。

ここ3年はサラトガの2000mで代替開催されていたという事情はあるが、

プリークネスSを飛ばしてKYダービーと連勝するのが続いたことで、この流れは決まったということなんだろうな

日本のダート三冠でも2000mより長い距離を考えたような話がある。

ただ、先に続くレースがないということで、ジャパンダートダービーを引き継いで2000mになったとされている。

芝だと菊花賞の先には天皇賞(春)があるのだけど、ダートは今からでは難しかろうと。

それはそうだねと思っていただけに驚いたわけですよね。

東京ドームで主催試合をする意味

オリックスバファローズが東京ドームで主催試合をして、ほぼ満員だったらしい。

すごいなぁと思うのだけど、かなり勝算があってのことだったようで……

【オリックス】17年ぶり東京ドームで主催ゲーム開催のワケは?チケットほぼ完売 (日刊スポーツ)

ファンクラブ会員の状況から関東圏のファンが多いため、東京での主催試合を計画し、

しばらく時間はかかったが実現して、今後は恒例にしていきたいですねと書かれている。

昨日まで所沢で試合をして、今日試合をして大阪に戻って大阪で2試合という形らしい。

会場の問題だけではなく、1試合だけやるというのはこういう調整も必要だと。


その昔は東京ドームでの主催試合は定期的にやっていたのだが、2010年以降は途切れてしまったとある。

以前も書いたことがあるのだが、近年はオリックスバファローズは大阪・神戸以外での試合は少ない。

地方開催試合の多い球団・少ない球団

2006年にオリックスが経営破綻した大阪シティドームを買収、

以後、大阪ドームでの主催試合を基本とするようになっていった。

それでも神戸での試合は一定確保され続けているわけですが。

それ以外では毎年恒例と言えるほどの会場はないようだ。


6月22日に楽天イーグルス、6月30日にソフトバンクホークスが東京ドームで主催試合を行っており、

パ・リーグ球団の東京での主催試合が相次いだ印象はあるが、

東京開催のモチベーションとしてはグループ会社の関係者を招く意味も大きいようだ。

楽天もソフトバンクグループも本社は東京である。

オリックスにしても東京に多くの従業員がいる。(登記上の本店は東京らしい)

ビジターゲームで関東圏での観戦機会は比較的あるのだけど、

主催試合であることで招きやすいというのは確かなようである。


なんて話を聞くと社会人野球っぽい感じもありますが。

今月には都市対抗野球も始まりますし。

もちろん東京ドームで試合をするというだけなら交流戦で隔年ではあるわけですけど。

ただ、それはジャイアンツ戦ということで肩身が狭いでしょうから。

そこにはファンサービスとはまた違う尺度があるのかなと。


東京ドームでほぼ満員ということは、大阪ドームより人が入るということで、

今日の試合は今季最多動員となったそうである。そりゃすごいな。

試合の方もいろいろあったようだけど、無事に勝ったようで、よかったのではないかなと。

近代麻雀とは?

週末に「けやきひろば音楽祭」にでかけていた話を書いた。

アニサマがない けやきひろば

そこで真っ先に気になったことがリストバンドに「近代麻雀水着祭」と書かれていたこと。

2日目のリストバンドには「私立近代麻雀学園」と書かれている。

なにこれ? 余り物の使い回し?


で、あとで調べて気づいたのだが、実はこのイベントの主催者は「近代麻雀」だったらしい。

【お知らせ】 皆さんに大事なお知らせがあります。今回の「けやきひろば音楽祭」の主催者は、”近代麻雀”です…。予め、ご了承ください (x.com/へなぎ)

このイベントの背景にはアニサマがない夏を迎える けやきひろば をどうにかしようというのがあったのだろうが、

そこでこのイベントをプロデュースしたのが へなぎ さんである。

この人、アイドルの追っかけが高じてアイドルのプロデュースをするに至り、トイプラという芸能事務所を設立している。

事業の一環として社内外のアイドルなど集めて HNGSONIC なるイベントをやっており、

けやきひろば音楽祭 は HNGSONIC2026 と関連付けて開催されていた。

ちなみにイベント中もしょっちゅう客席に現れて楽しんでいたようである。


それはそうとして、真の主催者だった近代麻雀とは何なのか。

これは竹書房の発売している麻雀雑誌である。

竹書房はこの雑誌を発売するためにできた出版社である。

正確に言えば、当初は文字メインの雑誌だったところ、

麻雀漫画を掲載する「別冊 近代麻雀」ができて、それが改題して現在の近代麻雀になっているそう。

とはいえ、頭脳スポーツとしての麻雀に興味がないわけはなく、麻雀大会を開催するなどの活動もある。


この雑誌には他の側面もあり、それがグラビア雑誌である。

歴史をたどると麻雀女子育成企画「近代麻雀学院」なんていうのがあったそうで、

タレントに麻雀を教え込むという企画があり、そのリアルイベントをやるような形からスタートしたそう。

その後、これはグラビアの撮影会イベントに発展していく。

これがリストバンドにあった「近代麻雀水着祭」「私立近代麻雀学園」の正体である。

ちなみに「近代麻雀水着祭」は水着のファッションショーとしては日本最大規模だとか。


果たしてそのノウハウを生かしたいという考えがあったのか、

単に竹書房がバックに付いていることが好都合だったのかはよくわからない。

謎多きイベントだったといえばそこまでなのですが。

ファームの猛暑対策はナイター?

7月23日、ロッテ浦和球場でのロッテvsオリックスのファーム公式戦、

熱中症で体調不良を訴える選手が続出し、両チーム合意の上、ノーゲームとなったのだった。

猛暑ノーゲームという前代未聞の事態が発生したのだった。


夏は野球の季節なのかは知らないけど、アマチュアの大会は多いですよね。

前に書いたけど、甲子園での高校野球の全国大会が午前1試合・午後3試合という形になる。

午前の熱中症リスクは高い

これは気温が上昇する昼前の熱中症リスクが思っていたより高かったためで、

ただ2試合目の開始が13時半だとずっと暑いという感じはする。

でも、だからといって午前1試合・午後2試合では日程が入らない。

日程の制約が大きいこともアマチュア野球の難しさである。


そもそも猛暑ノーゲームというのが許されたのもプロだからだろう。

アマチュアなら熱中症で体調不良でもなんとかやりきるしかない。

他の日程というのは基本的にはないわけだから。

そして、この猛暑に対してとりうる策もアマチュアとプロでは異なる。


この時期のプロ野球、1軍戦は屋外球場ならずっとナイターである。

では2軍戦は? というといろいろな事情でデーゲームというのが通説だったが、

現在はナイター設備が整えられた2軍本拠地が多く、ナイターが多くなっている。

阪神タイガースの2軍の日程を見ると7月~9月中旬ではデーゲーム11試合・ナイター44試合という状況である。

タイガースの2軍本拠地、日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎 は当初よりナイター設備がある。

同様にソフトバンクホークスの2軍本拠地にもナイター設備がある。

オリックスバファローズの2軍本拠地にはナイター設備はないが、

今年は8月に9試合、ほっともっとフィールド神戸 でナイターでの開催がある。

西地区でナイターで2軍戦を全く主催しないのは広島カープぐらいである。

中地区のチームとの試合も多いが、DeNAベイスターズ、読売ジャイアンツ、ハヤテベンチャーズ と本拠地にナイター設備がある。


実のところ、ロッテは2軍本拠地を1軍本拠地(千葉マリンスタジアム)に近い君津市に移転する計画が進んでいる。

移転後はナイター設備が付くため、以後はナイターでの開催が増えるとみられている。

ナイター設備に限った話でもないと思うが、古い球場のため暑さ対策が難しいのではないかと思う。

同様に老朽化の問題があるヤクルト戸田球場も来シーズンには守谷市に移転する。

守谷移転後はナイター設備が付くため、これもナイター対応になる。

また、西武ライオンズは西武ドームの横に西武第二球場(CAR3219フィールド)がある。

ここが2軍本拠地だが、今シーズン終わったらナイター設備を付ける工事を行うという。

そもそも現在もドームでの2軍戦が多い。これが現状の酷暑対策ですね。


冒頭のようなことが起きたのは事前の準備が足りてなかったということで、

これは反省するべき点が多く、翌日以降の試合では室内練習を増やすなどの対策をしたそうだ。

ただ、そもそもナイターでやればリスクは大きく軽減できる。

そのための投資は順次行われているということである。

鎌ケ谷を本拠地とする日本ハムファイターズの2軍は1軍本拠地のある北広島のお隣、恵庭市に移転するのが決まっている。

中日ドラゴンズと楽天イーグルスはともに2軍本拠地移転の公募を行っている。

おそらく移転後はナイター対応になるだろう。


ただ、よくわからないのが広島カープの由宇練習場(岩国市)ですよね。

ここは他の2軍本拠地と違って、選手寮や室内練習場とは大きく離れた場所にあるんですね。

バスでの移動で1時間ほどかかるようである。

廿日市市にある選手寮・室内練習場は近隣での移転計画が進んでいる。

でも、由宇練習場については今後も変わる予定がない。

すなわちバス移動でグラウンドにいく状況は今後も続く。

由宇練習場での暑さ対策は試合開始時刻を早めること。10時半プレーボールである。

それはそれで熱中症リスクが高いと思うのだが……


というわけで2軍戦ももうナイターでやっているという話である。

もっともナイターは設備以外の問題もあって、それが選手の移動である。

その日のうちにバス移動で来て試合、試合してその日のうちにバスで帰る、

そういうことをやろうとするとデーゲームの方がいいんですよね。

でも、夏はこのあたりでコストが余計にかかるのは仕方ないと受け入れる方向ではないだろうか。

安全に試合ができることの方がずっと重要でしょうから。

海外馬券発売の対象レースが激増

海外馬券の発売対象レース拡大の噂はあったが、

てっきりサウジカップデーやドバイワールドカップデーに合わせての実施とおもいきや変わらず。

しかし秋シーズンの大レースを念頭にか告示の改正が官報に出たらしい。

見てみると予想以上に追加レースが多かった。


そもそもJRAによる海外馬券発売の対象レースは法令上このように定められている。

第十四条の規定による登録(=JRAの競走馬登録)を受けた馬を出走させることができる海外競馬の競走であつて、当該登録を受けた馬を出走させた場合に馬の改良増殖その他畜産の振興に寄与すると見込まれるものについて、するものとする。

なんとでも解釈できそうだが、種牡馬・繁殖牝馬選定に重要なレースということだろう。

そのようなレースをリストアップしたものが International Cataloguing Standards Book である。

そこにはG1~G3の格付けがあるか、これらの格付けのないリステッドレースがある。

JRAではこのG1~G3のレースの成績はJRAのレース同等に認めている。

このため、サラブレッドの国際競走でG1~G3の格付けがあるレースであれば最低条件は満たすと考えられる。

その中から発売対象にふさわしいと選ばれたレースが告示されると。

なお、実運用としては一定の実績のあるJRA所属馬が出走する予定がある場合に発売する。

(出走予定で決めるので、両にらみで登録して出走しなくなったレース方のレースが発売されることがある)


その代表例が凱旋門賞だったわけですね。元々凱旋門賞の馬券を売りたいところからスタートしてるので。

このように国際的に評価の高いG1レースを並べたわけだが、なんでこれ発売対象じゃないんだろうというのはある。

特にブリーダーズカップ(BC)開催の BCディスタフとBCスプリントはなんで対象レースじゃないの? と思った人は多いはず。

ダート牝馬路線とダートスプリント路線の世界チャンピオンを決めるレースである。

また、ドバイワールドカップデーに行われるUAEダービーはG2だが、ケンタッキーダービーの前哨戦として重要である。

後につながるレースという点では海外馬券対象になるべきレースとも考えられる。

G2というのが気になるが、G2も法令上の要件は十分満たしているといえる。


官報 号外(第163号)に「平成二十七年農林水産省告示第二千七百八十七号及び令和二年農林水産省告示第三百三十五号の一部を改正する告示」という意味不明なタイトルででている。

なんと現在32レースのところ116レースまで増えた。予想外に多かった。

全体的にはヨーロッパのレースが多く増えている。

発売機会は限られるレースが多そうだが、期待はあるのだろう。

発売機会という点では UAE・サウジアラビア・香港・アメリカでしょうね。


まずアメリカなのだが、BC開催については2歳戦を除く9レースが全てリストアップされた。

BCスプリント、BCディスタフあたりは発売頻度が多くなりそう。

この他ではケンタッキーダービー、プリークネスステークス、ベルモントステークス の三冠レースが元々あった。

今回、それに続く夏の3歳戦トラヴァースステークスも追加された。

一方、BC開催以外では古馬戦は全くなかったが、ここが大幅に拡充される。

フォーエバーヤングがBC前哨戦に選んだ ジョッキークラブゴールドカップも含まれている。

あと、アーリントンミリオンステークスなど芝のレースが多く追加されている。

アーリントンミリオンは総賞金100万US$で昔は高額賞金と言われた。

でも1着1億円(60.8US$)って言うほど高額か? と今の感覚では思う。

アーリントンパーク競馬場はなくなったが、名前だけ残してコロニアルダウンズ競馬場に移管されている。

合計してダート12レース(うちBC 5レース)、芝9レース(うちBC 4レース)である。


次にUAEだが、いずれもドバイワールドカップ関係である。

ドバイワールドカップデーのサラブレッドの国際競走8レースは全て対象になった。

G2のUAEダービー、ゴドルフィンマイル、ドバイゴールドカップも含まれる。

ゴドルフィンマイルもマイルにこだわって転戦するのはけっこういますね。

そしてもう1つ、ドバイワールドカップの前哨戦のマクトゥームチャレンジも追加される。

前哨戦だけどこれ自体がG1である。主催者的には重要レースなんですよね。

でも世界的にはドバイワールドカップデーの前といえばサウジカップデーですよね。

これは2024年にサウジカップがピンポイントで追加された。

当初はG3から始まったアンダーカードもだんだん格上げされていったが、

このたびサラブレッドの国際競走6レースが全てリストアップされることに。

G1が2レース、G2が3レース、そしてG3のサウジダービーまで入った。

G3でリストアップされるのは意外だったが、それだけの価値はあると認められたのだろう。

というわけでブリーダーズカップ、ドバイワールドカップデー、サウジカップデーと日本馬が遠征すれば海外馬券をたくさん売ることになる。


近国ということで香港ですが、元々年末の香港国際競走、春の香港チャンピオンズデーは全レースが対象だった。

これに5レース加えて12レースとなるが、これは香港の全G1が対象になるという意味である。これはなかなかすごいですね。

近いとはいえ日本馬が遠征するかは別問題だが、チャンピオンズ&チャターカップ はあるだろう。

地元馬の層が比較的薄い2400m戦で、1着1.5億円(728万HK$)とそこそこ高額賞金ですから。

今年は2頭遠征しており、発売機会は比較的ありそうだ。


オーストラリアは昔は多かったが、ばっさり削られ コックスプレート と クイーンエリザベスステークス の2レースになっていた。

これが14レースに一気に増える。

もともと補欠システムで売りにくく外れたというメルボルンカップ、

さらにはその前哨戦のコーフィールドカップも入る。

ジ・エベレストなどスプリント戦もいくつか入っている。

ジ・エベレストはいつかここに挑戦するような日本馬が出れば馬券売りたいですからね。


さて、ヨーロッパなのだが、これが大量に追加されているが……

元からの対象レースで異彩を放っていたのがイギリスのダービーである。

誰が3歳春にイギリスに遠征するんだと。

ジャスティンミラノが登録したことはありましたけど。(その後、皐月賞を優勝し、日本ダービーに転戦)

そんなことを言っていたらイギリスのクラシックレースの残り4つ、

アイルランドの3歳G1 4つ、フランスの3歳G1 5つ が追加された。

誰が行くんだよという感じはある。

凱旋門賞の前哨戦としてのパリ大賞典はあるかもしれないけど。


現在もイギリスのレースは7レースで比較的多いが25レースに激増する。

イギリス競馬は貧乏だと言っていたが、最近は高額賞金レースの賞金積み増しをしている。

日本の競馬関係者の興味も引いているようで、イギリス遠征の話を聞くことも増えてきた気がする。

ロイヤルアスコット開催、ブリティッシュチャンピオンズデーなど。

この中にはサトノレーヴが2年連続で参戦したクイーンエリザベス2世ジュビリーステークスもある。

従来は中長距離ばかりだったが、スプリント、マイルもだいぶ増えたし、4000mのゴールドカップなんてのも。


フランスも3レースから16レースに増えたが、凱旋門賞絡みで発売機会がありそうなレースがいくつか。

まず前哨戦としてはヴェルメイユ賞、牝馬の凱旋門賞前哨戦として知られる。

同日のG2の前哨戦も入る噂はあったが、それは入ってない。

凱旋門賞と同日の他のG1も追加されて、オペラ賞(牝馬限定)とフォレ賞である。

フォレ賞といえば、エントシャイデンが凱旋門賞に参戦するディープボンドとともに2年連続で走っている。


アイルランドは1レースから10レースに、うち4レースは3歳戦だけど。

おもしろそうな条件のレースがあって、それがフライングファイブステークスとアイリッシュセントレジャーである。

これらはアイリッシュチャンピオンステークスと同じ週末に行われる。

フライングファイブステークスは1000mのG1、距離にこだわって行くのがいるかも。

アイリッシュセントレジャーはセントレジャーとはなっているが3歳以上の2800m戦である。

日本で秋に3000m級だとステイヤーズステークスはあるがG1はない。

メルボルンカップはハンデ戦だし、こういう選択肢もあるのでは。

それはフランスのロワイヤルオーク賞(3100m、これも元は3歳戦)にも言えますが。


この他ドイツの3レースも追加、それこそ行くやつおるのかという感じだが。

全体的にヨーロッパでは54レースが発売対象になる。

ヨーロッパのレースは凱旋門賞を別とすれば毎年恒例で売るようなレースはなかなかないけど、

売上はよい傾向にあるので、とりあえずリストアップした側面はありそう。

今後もイギリス遠征が続けば効果は大きそうだな。


ところでこれらはJRAが海外馬券発売できるレースの話だが、

実は地方競馬が海外馬券発売できるレースというのも告示にある。

サンタアニタダービーが元々あったが、サンタアニタハンデキャップ(G1)も追加された。

これは大井競馬場とサンタアニタ競馬場の提携関係で遠征が見込まれるということで、

地方競馬が馬券発売できるレースになっているのだろうが、これまで発売されたことはない。

JRAが発売可能なレース(特にダート)で地方所属馬だけが遠征した場合、

現在の内規ではJRAは馬券発売しないことになっているそう。

内規だけの問題だから売ること自体は可能だろうが、現状そういうことは想定していないと。


ブリーダーズカップでは最大9レースの海外馬券を売る可能性があるので、

それに応じたシステム対応も必要だろうが、9レース全部売ることはそうそうないだろう。

ドバイワールドカップデーの8レースはほぼ日本馬いる印象なので、これが正味一番忙しいかも。

しかしレース数が増えたからといって売上が増えるかはなんとも。

UAEダービー以外のG2 2レースはどれぐらい興味を引くだろうか。

ヨーロッパでも同日に複数レース発売の日は増えそうだ。


外国の競馬主催者が日本馬の誘致に力を入れることも増えそうだ。

凱旋門賞にわざとらしい輸送費補助が導入された話もありましたけど。

凱旋門賞が日本馬を招致したい理由

ブリーダーズカップは馬券発売対象外のレースも含めて輸送費補助が積み増されていたというし、

最近の日本馬のイギリス遠征も輸送費補助のオファーがあると言われている。

今後はこういうのもより増えて行くのでは。それで日本馬が遠征するかはよくわかりませんが。

イエローカード2回の意味

サッカーワールドカップはスペイン優勝で閉幕した。

特に試合を見ていたわけでは無いのだが、後から試合について調べると、

アルゼンチンの選手がイエローカード2枚の退場で10人になり、

これで延長戦でスペインが得点を得るきっかけの1つになったようだ。


そもそもイエローカードというのは警告を示すためのものである。

イエローカードを呈示されただけでは、警告に留まり退場にはならないが、

イエローカードに値する反則を繰り返せば、退場になるということで、

まさにその通りのことが起きたという話なのだけど……

なお、この場合2回目のイエローカードの呈示後にレッドカードを呈示して退場を示すことになっている。

このため、2回目のイエローカードによる退場は イエローカードとレッドカードを重ねたマークで表示されている。

1発退場の場合はレッドカードだけで表示されるので、これで区別できる。


イエローカードというのは同じ試合で2回受けなければ大丈夫なんてことはなく、

ワールドカップでは試合をまたいで累積2枚のイエローカードを受けると、次の試合は出場停止になる。

これはレッドカードで退場になった選手が出場停止になるのと同じである。

このためイエローカードを受けた選手は、以後慎重なプレーが求められるという事情がある。

もっとも今回のワールドカップにおいては、グループリーグ終了後と準々決勝終了後にこの回数はリセットされる決まりがある。

いつまでも2回目のイエローカードを気にしないといけないわけでもない。


実はアルゼンチンは敗戦後に乱闘により1人レッドカードを受けているので、

この決勝戦ではアルゼンチンは2枚のレッドカードを受けている。

イエローカードにせよ、レッドカードにせよ反則であることは確かだが反則の内容は考える必要がある。

今回話題になったのは対立場面で口を覆うという反則である。

なんのこっちゃという感じだが、差別的発言が映像に残らないようにするため、

口を覆うということが横行していたそうで、その対処らしい。

このルールで大会中2人退場者が出ているのが嘆かわしいことである。


なかなか審判の対応も一律ではないという話もありますが。

特にVARの適用により思いがけない反則が認定されるなんてことも。

W杯今大会初、“VARによるカード対象訂正”から退場処分 相手の警告取り消し→スイス代表FWがシミュレーションで2枚目退場 (Yahoo!ニュース)

端的に言えばイエローカードを間違えて出してしまったのだが、

VARのルール上、このケースではイエローカードをなかったことにはできず、人違いだったという扱いにしたという。

そもそも審判がイエローカードを出さなければ、反則と認定されることもなかったかもしれないという事案である。

誤審を防いだという点では意義はあったが、ちょっと違うんじゃないと。

しかもこれで2回目のイエローカードで退場というのもなかなか。


なので表面上のイエローカードやレッドカードの数だけで測れる部分だけではないのかもしれない。

ただ、チームごとに傾向があることは確かであって、

アルゼンチンがラフプレーが多いということはある程度確かであって、

決勝戦という次の試合がないという状況も重なってこういう結果になったのかなと。

スペインは辛抱強く戦った結果の優勝だったのかも。

ほとんど海外組なわけ

サッカー日本代表、国内組と海外組という言い方、聞かないわけではないが、昔ほどではないような……

それもそのはず。なぜなら26人中23人が外国のチームに所属する海外組のため。

国内組はちょびっとしかいないんですね。


ふと気になって調べたのだが、世界的にもそういうものらしい。

日本代表は3名のみ…北中米W杯に臨む各国代表で国内組が最も多いのは? 6チームは全員が海外組 (SOCCERKING)

ワールドカップに出場する選手全体の4割が、イングランド・ドイツ・フランス・スペイン・イタリアでプレーしている。

これらの国(イングランドも国ではあるか)の一部リーグが五大リーグと呼ばれているそう。

ゆえにこれらの国以外では国内組の比率は大きく下がることとなる。


ただ、日本にとって身近なところにこれに従わない国がある。

それがサウジアラビアとカタールである。ほぼ国内組である。

よく知られた話だが、サウジアラビア代表の多くがアル・ヒラルの選手で占められている。

国内トップクラスの選手が国内リーグでプレーしているというのはよさそうだが、最近は欠点が目立つように。

というのも、サウジアラビアの国内チームが外国の有力選手を高額報酬で集めているためである。

サウジアラビア代表指揮官の悩み…アル・ヒラル組を筆頭に「国内リーグで先発できない選手が20人」 (SPORTS BULL)

この結果として国内リーグの控え選手が多くを占めるようになってしまったという。

もしかするとこの在り方も今後変わっていくのかもしれない。


海外組が多くを占めるのは残念に思うところもあったけど、

やはり一流の試合に参加して経験を積めることは大きなことのようである。

それが日本にないのは残念なことだけど、みなJリーグ経験者ではある。

W杯日本代表の海外組は過去最多か 初出場のフランス大会はオール国内組で挑戦…きょう午後2時から北中米W杯日本代表26人発表 (スポーツ報知)

1998年、日本が初めてワールドカップに参戦したときはオール国内組だった。

ここで注目されたのが中田英寿選手で、イタリアに移籍した。

ナショナルチームが国際大会で活躍するごとに日本人選手の評判があがり、

2014年には海外組の方が多くなり、2026年は国内組はわずか3人という状況になった。


ただ、スター選手と言えるような選手は全然いないよねというのも日本代表チームへの評価でもある。

森保監督「我々はダークホース」…欧州組100人いてもビッグクラブの主力はわずか (読売新聞)

一流選手とプレーして経験を積める選手は昔よりずっと増えた。

でも一流と言われる選手はまだあまりいないですねということである。


ちなみに次に対戦するブラジルは国内組は7人、過去大会に比べると多めらしい。

W杯ブラジル代表、国内組が前回大会から倍増7人 名門サントスのFWネイマールが象徴的 (日刊スポーツ)

気候面でアメリカに近いブラジル国内でプレーする選手の評価を上げたためのようだ。

しかし、日本vsブラジルですか。縁深い国ではありますけど。

ブラジルがラウンド32で敗退となれば、とんでもない番狂わせですが、

負ければ終わりなのは日本も同じこと。果たしてどうなるやら。

アワーノーツはどんなゲーム

明日はひどい雨になるのが目に見えてるので、雨の中でもバイクで買い物に。

レインコートを着て行くも足元がかなり濡れたのだった。

やはり足カバーは必要か? カッパの方がよいか? まだいろいろ試さないとわからないところはある。

前倒しで買い物する人が多かったのか、欠品がいろいろ生じていて、

特に困惑したのがモヤシがなかったこと。帰りに別の店に寄ってモヤシだけ買った。

これで明日は引きこもれるので安心。


バンドリが新しいスマートフォン向けゲーム「BanG Dream! Our Notes」をリリースする話を以前書いた。

バンドリの新しいゲーム Our Notes

Morfonicaまでが第2世代で、MyGOからが第3世代ですかという話ですね。

で、クローズドベータテストがスタートして、事前登録開始ということで配信が行われていた。

新作リズムゲーム「BanG Dream! Our Notes」本日より事前登録開始!「アワーノーツ 事前登録開始特番」にて解禁した最新情報まとめ! (PR TIMES)

まぁリズムゲームとしてはガルパにも似てる気がしますが。

ゲームのためにもゆめみたのアニメを担当するニチカラインがMVとかストーリー内のアニメを作るよとか、そんな情報もありましたが。


気になるところとしてはOur Notesからの新バンド2つですよね。

当然ゲームにはこの2バンドのストーリーも搭載されるわけだが、

MyGO・Ave Mujica と 他3つは少し時間軸が異なるとのこと。

ガルパはCiRCLEというライブハウスに当初から全バンドたむろしていた。

このあたりのアプローチはかなり異なるようである。


また新バンドについて気になったのは新バンド millsage と 一家Dumb Rock! のライブである。

やること自体はあまり驚かなかったのだが、出演者がボーカルしか書かれていない。

今の時点で書けるのがそれだけなのか、本当にそれだけなのか。

謎は深まるばかりである。


全世界同時に事前登録開始とのことで、

このあたりは最近は中国をはじめとして外国から注目されることが多いバンドリらしい事情である。

ただ、中国大陸だとBilibiliとか国内のプラットフォーマーが入らないと難しいんじゃないの?

このあたりも追って対応するつもりなんでしょうかね。

いずれにせよ早期から世界展開を見ているのはMyGO, AveMujicaが切り開いてきた道と言えそうだ。

ウマ娘はロサンゼルスとロンドンに行く

今日は休暇を取っていた。案外大したことはできないが。


昨日までSGCホール有明はバンドリが4日連続で使っていたわけだけど、

有明アリーナでは土日とウマ娘のイベントが行われていた。

盛況だったようだけど、そんな中でワールドツアーの告知があったという。

その会場が ロサンゼルス, ロンドン, ソウル, 横浜 らしい。

ソウル、横浜はともかくとして、この手のイベントでロサンゼルスは珍しい気がするし、

ロンドンなんて、いやー、全然聞きませんね。


前提としてウマ娘は昨年に英語版をリリースしている。

2022年~2023年にかけて韓国語版・中国語版も出ている。

特に英語版リリースについては大規模な宣伝キャンペーンが打たれ、

Cygamesがブリーダーズカップスプリントやパリ大賞典の冠スポンサーになったのはそのためである。

BCスプリントの冠スポンサーになれるというのはかなり衝撃だったが。

そんなのでアメリカやヨーロッパでのファンも相当いるようである。


特にアメリカではAnime Expoでも相当な人気を博していたようで、

ロサンゼルスの会場はそこからほど近いPeacock Theaterである。

7000人ぐらい入る会場らしい。直感的には大きな会場だなと思うが。

果たしてこれを埋めるほど来るのか気になるが、アメリカのウマ娘人気は相当なものだから大丈夫だよという話も。

果たしてどうなるのだろうか? けっこうな賭けだと思いますが。


それに比べるとロンドンってのはわからんなと思う。

現状、ヨーロッパの言語だと英語版だけなので、イギリスということなのだろうか。

ゲームがどのようにプレイされているかというデータは持っているはずだが、

アメリカに比べるとリアルイベントへの反応を知る機会は少ないように思う。

なのでこちらは相当な賭けだと思うが、果たしてどうなのだろうか。


自社コンテンツでライブイベントをやるにあたりCygamesが参考にしただろうというのがアイドルマスターである。

アイドルマスターシンデレラガールズのゲーム開発を受託していたからね。

アイマスは外国のイベントに招待されて行くことは多い。

このあたりはバンダイナムコという世界的にも知られたゲーム会社なのは大きいのだろう。

アメリカ・シカゴでxRライブを行うなんてこともありましたが。

【アイマス】765プロ所属するアイドル“星井美希”の海外単独ソロライブが5月15日に開催決定。アメリカ・シカゴで開催される“Anime Central 2026”内で実施 (ファミ通.com)

外国のファンが触れる機会はそこそこあるとは言えるものの、

単独でイベントをやるというのはそう多いわけではない。

一時、台湾でイベントを代わる代わるやってたこともあるけど。


アジアの近国だといろいろやりやすいんでしょうけどね。

それに比べるとハードルは高いし、採算も見込みがたいのではないか。

ただ、ウマ娘というコンテンツの将来を考えたときに価値がある試みだと思っているのではないか。


僕はあまりウマ娘のステージには興味はないのですけど。

しかしこれだけ人を集めるってのはすごいことだし、

ロサンゼルスとロンドンで盛大に行えればそれは本当にすごいことである。

得点者オウンゴールとは何か

サッカーというのは観戦していても退屈な時間が長いように思う。

かといって野球や相撲のように試合が動かない間があるわけでもない。

プレイしてる方はずっと必死なんだろうけど……

という中で起こるのがオウンゴールですね。


サッカーでは相手選手が自陣のゴールにボールを入れてしまっても得点になる。

この手のルールはサッカー以外でもゴールにボールなどが入ることで得点するスポーツには大体ある。

ただ、発生頻度や記録など考えると、サッカーは目立ちやすいんだろうな。

アイスホッケーは相手選手がパックを押し込んだ場合は、最後にパックを触った味方選手のゴールと記録されるようですね。


オウンゴールといっても、自陣のゴールにボールを蹴り込もうとして発生するわけでもない。

相手選手の身体に当たってボールがゴールに飛び込んだり、

ゴールとは別の方向に蹴ろうとしたら想定外の飛び方でゴールに飛び込んだり。

ゴールの向きにボールを蹴るバックパスという手法があり、

この場合は自陣ゴールに蹴り込んでいるように見えるが、ゴールキーパーなどがクリアしてくれるのが前提である。

想定外の飛び方をしたり、連携ミスでオウンゴールになってしまうのだろう。


よく「オウンゴールを誘発」みたいな言い方をされることがありますが、

自陣ゴール近くでのプレーが続くと、想定外の形でボールを押し込んでしまうことがあるんですよね。

そういう状況を作れるというのが強いということなんでしょうね。


ところで日本ではオウンゴールの得点者は「オウンゴール」と記録することになっている。

FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)[10/15] / スタメン・試合結果

日本vsオーストラリア、1-1の引き分けはともかく、双方オウンゴールの得点という珍事だった。

日本の記録を見ると、いずれも得点者は「オウンゴール」となっている。

オウンゴールの得点者をオウンゴールとしか記録しないのは日本特有の慣例だそうで、

外国のサイトで見ると日本の1点は Cameron Burgess (OG)、オーストラリアの1点はShogo Taniguchi (OG) と得点者が記録されている。


「オウンゴール」としか記録せず隠蔽してしまうのはよくないという意見もあるが……

そもそもゴール前まで攻め込まれた状況で防ぎきれなかったという点では、

誰が押し込んだというのは重要ではなく、チーム全体の責任として受け止めるべき得点なのだろう。

この点では日本の記録方法は理にかなっているのではないかと。


ところで昨日の日本vsオランダの試合、日本が2-2の同点に追いついたゴール、

小川選手がヘディングシュートを放ったら、近くに居た鎌田選手の頭にぶつかってゴールに飛び込んだのだが、

この場合はただぶつかっただけの鎌田選手が得点者となるようだ。

ぶつかって想定外の軌道となり、オランダは防げなかったという点では得点に寄与したのだが、直感には反する。


もしこれがぶつかったのがオランダ選手だったとすれば、

それによってオウンゴールと記録されることはないようだ。

というのもゴールに入る前に触れた選手というのを厳密に考えれば、

ゴールキーパーが触るも防ぎきれなかったボールはオウンゴールになってしまうからである。

明らかにゴールに向かって蹴り込んでいないのに、相手選手が押し込んだ場合はオウンゴールと記録するが、

ゴールに向かって蹴り込んでいれば、相手選手が寄与してもオウンゴールとは記録しないようである。

でも、味方選手だったら、偶然でもゴールに寄与すれば得点者になるようである。

得点者になったからといって何かあるわけでもないですけど。


昔は「オウンゴールを誘発」の意味がわかってなかったんだけど、

錯誤で蹴り込んだとかそういう話でもないんですよね。

(錯誤によりオウンゴールが発生するケースも皆無ではないだろうけど)

だいたいは何らかの想定外の事象が発生しているわけですよね。

そういうことが発生しにくい動き方をするべきというのはありますが、

サッカーの得点の難しさを考えれば、どんな形であれ弾き飛ばせれば儲けものなわけですよね。

このあたりはどうかと思うところはあるのだけどね。