今日から、豪雨以来、不通になっていた伯備線が開通した。
もともとお盆の多客期にはなんとか間に合うかなって言ってたけど、
だんだんと開通見込みが早まって、結果的にはかなり余裕を持って開通できた。
これで山陰に行くのに列車が使えるようになったと思った人も多いはず。
もちろん、沿線の高梁市などにとっても朗報でしょうが。
昨日、不通区間の運転再開見込みが更新された。
呉線で比較的早く復旧できると言っていた、海田市~坂は明日再開とのことで、
もともと夏休み明けに間に合えばと言っていたけど、思ってたより早かった。
これに伴って呉線代行バスは坂駅を起点とした運行になるようだ。
山陽本線も海田市~瀬野で8月18日運転再開ということで、
この区間は現状、JRとしては代行輸送をやっていないので、やっとこさという感じですかね。
同時にこんなことも発表された。
呉線(広~呉駅間)においては8月20日(月曜日)、山陽線(白市~八本松駅間)においては8月21日(火曜日)から暫定的な部分運転を実施する予定です。
※注釈:朝夕の通勤通学時間帯を中心として概ね終日運転を行う予定ですが、日中に検査を行うため、昼間の時間帯の運転を行わない日もあります。
もともと、呉~広の区間は早期の運転再開が要望されていた。
並行する道路の渋滞が大変である一方で、この区間に限れば比較的被害が小さかったから。
とはいえ、飛び地での運行再開はいろいろ問題がありそうで、なかなか実現してこなかった。
しかし、不通のままでは呉市内での通学への影響も多く、夏休み明けまでに暫定再開できるようになったようだ。
同じく白市~八本松も飛び地で再開するとある。同時に三原~白市のバス代行輸送も開始するとある
飛び地での運転再開が行われることは時々ある。
常磐線の原ノ町~相馬が2011年12月に飛び地で運行再開し、
2016年12月に相馬~浜吉田が移設して運行再開するまで、5年にわたり飛び地での運行を行っていた。
飛び地での運行再開をするとき、まず問題になるのが車両のこと。
車両区間のない区間では、車両の確保にも車両の整備にも窮することになる。
この区間には取り残されていた車両がいたのだが、この車両は運行再開に使われず、それどころか搬出された。
そして、改めて飛び地での運行再開用にトレーラーで車両を搬入したのだという。
おそらく整備の都合だろう。本格的な整備設備もないので、整備が簡単な車両を選んで、あらかじめよく整備してから搬入したのだろう。
ただ、呉線について言えば、呉~広の線路は比較的被害が小さかったとされているが、
この区間に電力を供給する変電所が被害を受けたり、信号設備が被害を受けたりと、
部分的な運行再開をしようにも、そのためのインフラが前後区間と一体化されていて、ここが被害を受けているので難しそうという話があった。
おそらく、部分的な運行再開のために、前後の区間の設備もある程度は復旧させるのだろう。
残る区間の運行再開にはまだ工事が必要だが、おそらくこの工事の一部は運行再開区間の運行を休止する必要があるのだろう。
そのため、昼間の運行を休止する日もあると書かれている。
インフラ面の問題が解決しても、車両の問題はあるが、それぐらいはなんとかするということだろう。
ちょうど夏休み前だったので、なんとかお盆までに、なんとか夏休み明けまでに、という思いがよくわかる。
直後の混乱期は、夏休みのスタートを早めることで対応したような面もあり、
それだけに夏休み明けにはなんとか足を確保できるようにしないとと考えたのだろう。
それでも間に合わないところはあるんだけど、できる限りの手は尽くしましたよっていうのが、飛び地での運行再開なのかなと。
なかなか手間のかかる話だとは思うんだけどね。