仕事道具もいろいろあるけど、差分ツールはわりとよく使う。
ソースコードの差分を表示するのに使うのだ。
最近はこういうことに使っている。
別の製品に使われる2つの類似したモジュールがあって、それを仮にAとBとする。
ここでAのソースコードの変更点の一部をBに反映するということをするのだが、
このときAとBのソースコードの差分を調べて、Aのソースコードから反映すべき部分を調べて、
そして反映すべき部分だけマージすると。
実際には差分を反映するだけで万事OKとはならないが、差分を調べるところから始まるのは確か。
職場で使っている差分ツールは DF で、これは業務用のフリーソフト一覧に掲載されているものだ。
このツールはフォルダの比較、バイナリの比較もできる。
フォルダの比較というのは、2つのフォルダ内のファイルを比べて、差分があるファイル名を着色してくれると。
これにより、バージョン違いの一連のファイルを比較して、どこに差があるのかすぐに探せる。
バイナリの比較はバイナリモードにしないといけないが、そうすると、バイナリのどこに差分があるか表示できる。
バイナリファイルの比較というのもニーズがあって、完全一致するか否かはハッシュ値の確認でいいが、
バイナリ内で日時情報以外に差がないかとか、そういう比較するにはDFが役に立つ。
DFは職場にやってきて、仕事用のソフトウェアでは最初に入れたもののような気がするな。
それ以来、使い方はいろいろだが、かなり活躍しているソフトだなと思う。
業務用のフリーソフト一覧に登録されているものは 定番ソフト が多いとは思っていたけど、DFもそういうタイプでしょうね。
Vectorでも差分ツール筆頭として掲載されていたし。