先日、PayPayフリマでとある本を注文したのだが、なんと出品者が無反応だったのでやむなくキャンセル。
他のところで探したが、個人間取引ではなかなかよさそうなのがなく、
いろいろ探してたら まんだらけ の通販に行き着いた。
送料が別途負担なので1冊だけだと高い気がしたが、それでも他で買うよりは安い。
まんだらけ の通販は店の在庫が並んでいて、同じ店ならば同梱して送ってくれる。
そんな同じ店に都合良く在庫があるもんかねと思ったが、
そのお目当ての商品がある店舗名「SAHRA」に着目して探してみると、
けっこういろいろあるなと。結局3冊まとめ買いすることに。
ネコポスで送ってもらうことにすると送料220円なので、1冊あたり70円ほど。
3冊でもいけるのかと思ったが、特に問題なさそうだった。
まんだらけ の店名は変わった名前が多いので、あまり気にしてなかったのだが、
このSAHRAという店舗についてこういう説明が書いてあった。
SAHRAは通販専門の店舗となっており、店頭販売とは違い商品の陳列は行っておらず大きな倉庫でのデータ管理になり、在庫も通販ページ上に掲載されているものがすべてになります。そのため細かい状態の確認や、探求などお電話ではご希望にそえない場合が有りますので予めご了承ください。
ということはバーチャル店舗なのかと。
ところがこの店舗の所在地は明確に「千葉県香取市佐原――」と書かれている。
メールアドレスが「order-sawara@――」となっているところから、
佐原(さわら)をもじってSAHRA(サーラ)という店名が付いたのだなという想像ができる。
実はこの店、一般の人が来店する可能性がある店なのである。
というのも販売業務はやっていないのだが、買取業務はやってるんですね。
事前に予約してから持ってくるようにというところから、大量買取を想定した店なのかなという印象である。
まんだらけの店舗名は変わった名前も多いと書いたが、下記は地名が入らない。
- コンプレックス (東京・秋葉原)
- グランドカオス (大阪・日本橋)
- CoCoo (東京・秋葉原, ソフビ専門店)
- 那由他 (東京・池袋, TOY専門店)
「ラララ(池袋店)」ってのは池袋って入ってるからわかるけど。
これらに比べればSAHRAはまだ地名っぽいからマシという。
知ってる人には当たり前なんだろうけど。
あと「中野店」というのは一見なんてことないように見えるけど、
同社の本店格の店であるとともに、入居している中野ブロードウェイの区分所有権の都合で店が細分化されている点に特徴がある。
通販で購入する場合は意識する必要はないが、在庫がありそうだし実店舗に行くかとなれば探すのは苦労するかも知れない。
この細分化された店が引き起こした騒動がこれである。
「まんだらけ」を書類送検 禁止区域でアダルトショップ運営した疑い (朝日新聞デジタル)
中野店を構成する店の1つ「禁書房」が無届けのアダルトショップとみなされたという話である。
実は書店にアダルト商品を陳列すること自体は特に届出はいらない。
ただ、中野店内の役割分担としてアダルト商品を集中陳列した結果、
性風俗特殊営業の「店舗を設けて、専ら、性的好奇心をそそる(略)ものを販売し、又は貸し付ける営業」に該当するとみなされたわけである。
なお、同店は病院との位置関係により風俗営業が認められない地域にあるため届出自体が不可能である。
そんなこんなでとにかくわかりにくい店という印象が強い。
なかなかまんだらけの実店舗に入ろうという気がしないからなぁ。
通販も各店の情報を集約して表示しているので、通販という観点で使いやすいとは言えない面もある。
ただ、なかなか他店にない商品もあったりするので探してみる価値はあると。
今回驚いたのは発送の早さで、朝に注文したらその日のうちに発送された。
ネコポスの配送の早さも相まって予想以上に早く入手できそうだ。