持株会の株式売却手続きが一通り終わった。
売却した代金でETFを買って、およそ7年間の拠出と奨励金がインサイダー取引の可能性から解き放たれた。
持株会をやめたわけではないんですけどね。
手続きに着手したのは8月のことである。
まずは指定の証券会社に口座開設をしなければならない。
これはすさまじく早かった。持株会が関わる手続きで早かったのはこれだけですね。
次に10月に勤務先に持株会からの引出申請をした。
それらしい名目が必要なので「住宅資金」と言っておいた。嘘ではないし。
これがほぼ2ヶ月待たされて11月下旬に引出が完了した。
持株会のシステム上、申請翌月にならないと動かないのでこうなるらしい。
というわけで一番待たされるのがここだった。手続きは簡単なのだが。
引出手続きが完了したとE-mailが届いて、証券会社のWebサイトで確認すると確かに移っていた。
次にこの株式をGMOクリック証券への移管手続きをした。
持株会から引き出した株式は無手数料で移管できるとのことで、
主に取引している証券会社で、手数料が安く、株主優待の恩恵もあるから。
でも、無手数料での移管ってどうやったらできるのか?
証券会社の説明を見てもよくわからなかったので、持株会の担当者に聞いてみた。
すると、証券会社に電話して聞いてくれとのこと。
証券会社に電話すると、持株会から引き出した株式なら無手数料だよと。
口座の状況も確認してもらったが、間違えないとのこと。
無料での移管に特別な手続きが必要なわけではないらしい。
移管手続きに必要な書類は元々電話で取り寄せるらしく、そのまま電話口で依頼した。
送られてきた書類に記載して送り返すのだが、いろいろ面倒だった。
口座店の所在地の市町村を記載する必要があるのだが、そういうのはあらかじめ刷り込んでくれよとか。
SBI証券からGMOクリック証券の移管も紙を送る必要があったが、このときはPDFにPCで記載して印刷したんだよな。
ここから移管完了までは結局2週間かかった。
電話では受け付けてから4営業日で移管完了しますよと言ってたんだけど、
中1日で郵便で届いてから、書類が入力されるまで数日ラグがあり、そこから4営業日だと、ほぼ2週間だと。
SBI証券からの移管も2週間ぐらいだったから、どこもそんなもんですね。
これと平行してやっていたのがインサイダー取引防止のための確認手続き。
フォームに記載して、これを所属部署に応じた担当者に送る。
僕の場合は、事業本部室の担当者に送ればよかった。
グループ内の会社によっては担当者が社長だったりするらしい。
それはそうとしても事業本部室なんて仕事ではほぼ接点ないんですよね。
「業務で知った重要事実の有無」とか自己申告するけど、その妥当性をこの人が確認出来るもんかねとか思わなくもない。
確認手続きは2日ぐらいで終わって、取引可とのことだった。
ただ、売却予定として記載した期間より短縮されてしまった。
インサイダー取引防止確認の効力は確認日から1ヶ月以内ということらしく、
その範囲内に取引期間が収まるようにしないといけなかったらしい。
こんなに確認手続きが早く回るなら、こんなに長い期間にする必要はなかったね。
(取引予定日の2週間ぐらい前に申請を出していたので早すぎた)
そんなこんなで全ての手続きが完了したので、GMOクリック証券で売却。
全て揃えばやること自体は普通の株式取引と同じなのだが、
勤務先として申告している銘柄なので、取引画面でインサイダー取引は大丈夫かと表示された。
というわけで面倒なことは多かったが、やっと持株会のいろいろな恩恵にあずかれた感じがする。
まず奨励金、今までは奨励金が与えられても、その分の税金や社会保険料が引かれるだけだった。
これが持株会の株式を売却したことで顕在化できた。
次に配当金、これまで源泉徴収後の金額を再投資され続けていた。
また株価も全体的に値上がりしていたので、その恩恵もあった。
これらはとりあえずETFに投資したが、月単位に均すと数千円の分配金がある計算になる。
これは家賃で増える支出を補うのに役立つだろう。
また、ETFになったことでインサイダー取引を考えずに取引できるようになった。
インサイダー取引というのは勤務先の株式だけで発生するものではなく、
取引先など何らか内部者として重要事実を知って取引することは含まれる。
なので個別株は勤務先以外でもインサイダー取引に該当する可能性を完全に排除はできない。
(勤務先以外ではめったにないことだとは思うが)
でも、数多くの会社の株式を束ねたETFはそもそも該当する余地がない。
この点でインサイダー取引から解放されたと言っているわけである。
(ETFなのは考えるのが面倒だったからというのが大きいのだが)
そんなこんなで想定と異なるところも多少あったが、1回やると次からはスムーズだろう。
そんなに頻繁にやるわけにはいかないので、次は何年後か。