大津に泊まることにしたのは全国旅行支援で京都府が品切れだったから。
東山三条~大津の所要時間は乗り継ぎ次第だが20分ほどとかなり近い。
ということで立地自体はよいのですが、その間に府県境があることとクーポンの相性が悪い。
しかも昨日の様子を見てると、京Premium Liveの終演は相当遅そうで、そこから大津に戻ってくるともうクーポン使える店がない可能性が。
なにしろ3000円分のクーポンが残っているのだ。
クーポンは昨日のチェックイン時に当日から有効なもの1000円分、翌日から有効なもの3000円分渡された。
それぞれ開始日から3日間有効だから、初日は1000円だけ有効、今日・明日は全て有効。
意外にも昨日の夕食で1000円分使えたので、あと3000円なのだが……
明日まで持ち越すと使うこと自体が難しくなる金額である。
ということで考えた結果、少し早めに大津で昼食を食べてから京都へ向かい、
京都国立近代美術館を観てから、15時開演の会場へ向かうことにした。
そんなわけで昼食までは大津にいると言うことで湖岸を散歩することに。
大津港はうみのこ・ビアンカ・ミシガンと湖にしては大型の船がずらりと。
湖上観光もそれはそれで楽しそうだけど。しかしここだけ見ると湖には見えんなぁ。
膳所城跡まで歩いて往復してしまった。
そして大津駅近くで昼食、3000円のクーポンを使い切ったので昼食にしてはリッチ。(それでもお値打ちメニューなんですけどね)
というわけでこれでクーポンも無事に使えたので良しと。
ところで今回の宿は大津駅も近いが、浜大津駅の方がもっと近い。
湖岸を散歩するときに浜大津駅を通って運賃表を見たのだが、なんか思ってたより安いような。
実は浜大津~東山の運賃は390円で、JRと地下鉄を乗り継ぐ大津~山科~東山の450円(JR190円・市営260円)より安いのである。
まぁそうはいっても大津駅にいるのなら、JRで山科まで行く方が本数が多くて時間もかからない。
なので往路は予定通りJR+地下鉄で行ったが、帰りは終演後ちょうどよく浜大津行きが来たのでそれに乗って宿に戻った。
乗れればこっちの方が安くて、乗換もなくて、駅~宿の距離を考えれば早いと。
でも、市営地下鉄+京阪大津線ってそんな安い印象なかったんだけどと。
実はここにはとある条件が絡んでいるのである。
帰り道に東山駅と浜大津駅の運賃表を撮影してきたのだが――
まず東山駅からの運賃はこんな感じ。
御陵220円, (東西線)山科260円, 京阪山科~追分300円, 上栄町・浜大津390円, 三井寺・島ノ関440円、大津市役所前~近江神宮前470円……
京津線と山科・醍醐方面の分岐駅は山科の1つ手前の御陵駅、ここが京阪との境界駅である。
このため東西線の山科駅と京阪山科駅は運賃的にも別の駅になる。
浜大津行きは基本的に要注意だが、運賃差は意外と小さい。
次に浜大津駅からの運賃だがこんな感じ。
四宮~御陵240円, 蹴上・東山390円, 三条京阪430円, 京都市役所前~二条・今出川・五条500円, 東野460円
東山は390円だけど、三条京阪は430円、京都市役所前は500円と、この2駅間で110円も上がるところがポイントである。
なぜこのようなことが起きているのかというと2つの要因がある。
1つは乗継割引の対象が三条京阪~蹴上発着に限られ、京津線内だと手厚いことによる。
東山・蹴上と京阪山科~大谷の利用では90円引き、
それ以外の三条京阪~蹴上と京阪山科~浜大津の区間では70円引きである。
ただ、そこから1駅でもずれると事情が大分変わり、三条京阪~蹴上と石山坂本線各駅の間では20円引き、地下鉄が三条京阪~蹴上からはみ出ると割引なしと。
これが三条京阪と京都市役所前が1駅違いで70円差になっていた理由ですね。
もう1つが御陵が境界駅であること。
東山駅の運賃表を見てもわかるが、御陵は220円、山科は260円である。
この運賃差により京阪利用時の運賃が安く見えると。
まぁこの区間はけっこう距離が長いんですよね。
もちろん京阪側の距離に含まれるのだが、そこまで気にならないと。
これらが浜大津~東山では極めて効果的に働いていたと。
三条京阪からだと浜大津まで430円、これに対してJR乗換で大津まで450円、
これでもJRより安いが、そこまで大きな差ではない。
烏丸御池からだと浜大津まで500円に対して、山科でJR乗換は450円と。
もっともこの区間だと京都駅でJR乗換の方が安くて420円である。
大津側も駅を変えて見るとまた変わってくる。
京阪大津京(以前は皇子山だった)~東山だと470円、大津京(こっちも昔は西大津だった)から山科でJR乗換だと450円と。
この区間をわざわざ京阪で利用する人はあまりいないと思うが、乗継割引が弱まるとJRに逆転される。
この乗継割引の背景はかつて京津三条まで京阪で1社だったのが2社またがりになったことへの配慮である。
なのでこの区間から1駅でもはみ出るといきなり割引が消えてしまうと。
元々そういう移動をしてたら、三条京阪で市電・バスと乗り継ぎだったでしょと。
まぁそれはそうかもしれないけど、烏丸御池ぐらいまでは……という気もする。
また、石山坂本線については割引はあるがだいぶ手薄になっている。
そもそも石山坂本線沿線からは京都方面へ向かうならJRの方が優先であろうから割引の必要性自体が薄い。
(石山坂本線は滋賀県内の通勤・通学に多く使われている路線である)
ただ、ここもかつては1社で使えた区間なので多少の割引は用意したと。
というわけでちょっとイメージと違った話だった。
ただ、本数の少なさはどうにもごまかしにくい話である。
まぁ利用者が少ないから減便されたんですけどね。
(それで車両に余裕が出たので、京都市役所前発着から太秦天神川発着に改められた)