先月、バニラVisaギフトカードをFamiPayで購入すると……というキャンペーンが告知されていた。
バニラVisaギフトカード ファミペイボーナス還元! (ファミリーマート)
購入額の2.5%がFamiPayボーナスとして還元されるが、
POSAカード購入時に0.5%、クレジットチャージまたは翌月払いで0.5%付くので、
合わせれば3.5%だと手間に見合っているかも知れないが、悩ましい。
期間は10月10日までだから支払いサイトを考えれば10月になってからがよいだろうし、今すぐ決めなくていいなと待っていた。
そしたら今月になってこんなキャンペーンも出てきた。
ファミペイ翌月払いのご利用で5.0%還元キャンペーン (FamiPay)
FamiPay翌月払いの支払い分に対して4%のボーナスを上乗せすると。
FamiPay決済すると基本的に0.5%、翌月払いで0.5%付くのに上乗せだから合計5.0%と書いてるんですね。
これは大きいですよね。というわけで、バニラVisaギフトカードを翌月払いで買うことに。
バニラVisaギフトカードのキャンペーンが6万円で天井なので、そこまで買うと、
- FamiPay基本分 60000×0.5%=300円
- バニラVisaギフトカードキャンペーン 60000×2.5%=1500円
- FamiPay翌月払い 基本分 60000×0.5%=300円
- FamiPay翌月払い キャンペーン分 60000×4%=2400円
で計4500円分のボーナスが付与されると言うこと。大きいね。
とはいえ、これはなかなかの苦行でもある。
バニラVisaギフトカードはインターネット・実店舗のVisa加盟店で使えるが、
残高1万円が最大だから1万円以上の買い物にはどうしても使えず、
インターネット加盟店では3Dセキュア非対応という制約もある。
実店舗ではICチップ非搭載であることに戸惑う店員もいる。
また、最後に端数を使い切るのをどうするかという問題もある。
もっとも簡単なのはAmazonギフト券を購入する方法で、はなからAmazonギフト券にすることを前提に買う人もいるほどである。
いろいろ考えるけど、やっぱりこれしかないんじゃないかなと思う。
さらにFamiPay翌月払いのキャンペーンは翌月払いの限度額まで適用される。
僕の限度額は10万円、これは制度上の上限額でもある。
だから6万円買ってもまだ4万円残っているわけだね。
もちろんFamiPayはファミリーマートはもちろん、メルカリ・イトーヨーカドー・ローソンなどでも使える。
なので、今月はできるだけFamiPayを使うとすればそれで多少は稼げる。
でも、さらに欲張るならばPOSAカードや収納代行で稼ぐというのもある。
POSAカードについては、楽天ギフトカードがある。
これは楽天キャッシュのPOSAカードで、残高は楽天市場あるいは楽天ペイで使うことができる。
楽天ペイはラクマ売上金・楽天ポイントを消化するのに使っていて、
イトーヨーカドー・マツモトキヨシなど日常生活ではけっこう使い所が多い。
なのである程度は残高を積んでも大丈夫かなと思う。
あとはPOSAカードで買えるのだと、Tマネーってのもあるけど。
iDとして使えるのは便利かも知れないが、それ以外はあまりいいところはないか。
収納代行だが、これもFamiPay翌月払いを使ったら対象になる。
収納代行については利用額の0.5%ではなく、1件10円相当のボーナス付与なので、
上で書かれている5.0%にはならないのだが、FamiPay翌月払い分は変わらない。
そんな中で1つ考えたのがAmazonギフト券(チャージタイプ)である。
これで1000円チャージすると、10円(収納代行)+1000×4.5%(翌月払い)=55円分のボーナスが付与される。
これは5.5%に相当し、5.0%より少しよい。
なんで? という感じもするが収納代行は金額によらず10円相当なのでこういうことはあり得る。
細切れにするほど割が良いが、手間がかかるので総合的に見てどうか。
とはいえ、端数調整も兼ねてAmazonギフト券をこういう買い方をするのはあるかもしれない。
しかし、すでにプリペイド式の電子マネーの残高がいろいろ積み上がっている中で、
これ以上積む先を増やしたり、金額を増やして大丈夫かというのはある。
すでにある分としては、メルペイ・Edy・Google Play・Amazonギフト券がある。
これにバニラVisaギフトカードが6万円増えるのはほぼ確定で、
楽天キャッシュ(楽天ペイ)を積み上げるか、Amazonギフト券を追加するかと。
メルペイは最近、いくつか高めの商品が売れて積み上がっているが、消化ペースが遅い。
メルペイは利用額に応じたポイント付与はないので、200円未満の少額で優先して使っているが、これではなかなか消化できないのも当然。
なので最近はイトーヨーカドーでの買い物でも積極的に使っている。
これはイトーヨーカドーアプリとの兼ね合いもある。(cf. コード決済はnanacoと同じですか?)
Edyは西友で現金チャージすると楽天ポイント2%付与というキャンペーンがあって、そのときに積んだ残高がけっこうある。
2%というのは大きくて、西友はもちろん、他の加盟店でも積極的に使っている。
Google Playは……これはBOOK☆WALKERの支払いに使う分が多い。
特に他の支払手段との競合関係はないが、残高としては注視している。
Amazonギフト券は今年7月にコンビニなどでチャージする場合に付与されていたボーナスが廃止される直前に駆け込みでチャージした分が残っている。
来年に寄付すれば消化できる程度の金額にはしたが、けっこうな金額ではある。
最近はクリックポストの支払いでじわじわ減っているが、全体としては少額。
Amazonギフト券はバニラVisaギフトカードの使い切りで多少増えるのは不可避。
そんな中で収納代行などであえて加算するのが得策かというのは悩ましい。
楽天キャッシュは使い道としては申し分ないのだが、
メルペイの消化にイトーヨーカドーを使っているとか、Edyを西友・マツモトキヨシで使っているとか、楽天ペイで想定される用途と被る部分が多い。
このため他の残高消化ペースが遅くなる可能性がある。
有効期限の問題はない電子マネーばかりなので使うのを忘れなければ大丈夫だと思うのだが。
なんてわけで電子マネーのマネージメントが難しいということである。
お得だってチャージしてがんじがらめというのはどうなのだという話だが、
いずれも劇的にお得なのでどうしょうもないんですよね。
当面の課題はバニラVisaギフトカードの消化なので、まずはそこをちゃんと考えたい。
それにしてもなんでバニラVisaギフトカードはこういうキャンペーンが好きなのか?
もしかするとカードの有効期限が迫っているカードの在庫消化なのかもとか。
今回購入したカードは2023年12月までなのであと1年少しあるが、逆に言うとその程度である。
これを新しい有効期限のカードに置き換えるには今の在庫を吐く必要があり、
こういうキャンペーンをしている? でもその割には大盤振る舞いにすぎるような。
そもそもこのバニラVisaギフトカードって商売がどうなの? とか思っちゃうけど。