給付金の申請をマイナポータルから行って、やっぱり便利ですねと思ったんだが、
実は市町村にとってみると、世帯情報を記載した申請書を返送してもらう方が誤記が少なく楽だという話も。
10万円ネット申請、逆に手間 重複・誤記入も受け付け…自治体混乱 (朝日新聞デジタル)
やはりこの辺は経験不足だからこその悩みなのかな。
電子データで入ってくるなら自動処理の可能性もあるが、そこまで作り込まれてはいないと。
ところでこれと同時期に話題となったのがマイナンバーの通知カードが廃止されるということ。
マイナンバーの付与が始まったとき、簡易書留で送られてきたやつである。
あんな紙ペラだが、転居のときに市町村窓口へ持参して、住所を書き換えてもらう必要がある。
ここが問題だったようで、通知カードを忘れて手続きができないとか、住所の書き換えがされないまま放置されることがあった。
通知カードを運用し続けることは難しく、マイナンバーカードの普及もあって、廃止となるようだ。
マイナンバー「通知カード」が5月25日で廃止に…何か不便なことになるの?総務省に聞いた (FNN PRIME)
マイナンバーカードを取得した人は、通知カードはすでに返却しているので関係ない。
マイナンバーカードは、これまで通り住所などの書き換えを行うので、転居のときに市町村窓口に持参する。
市町村をまたぐ転居の場合は、マイナンバーカードが転出証明書代わりだしね。(cf. パスポート受領と転出届でおしまい)
マイナンバーの呈示が必要な場合は、マイナンバーカードの両面を呈示すればよい。
これも今までと変わらない。マイナンバーカードはマイナンバーを証明するものであるとともに、本人確認書類でもあるから。
問題はマイナンバーカードがない人。
この場合、これまでは通知カードと本人確認書類をあわせて呈示することになっていた。
それで次に従業員本人のマイナンバーの書かれた通知カードと本人確認書類のコピーを取る。
なので職場のコピー機で通知カードと本人確認書類のコピーを取った。
そしてそれらを封筒に入れて、社内数箇所にあるマイナンバー回収用ポストに投入して、その横に記帳する。
通知カードは住所・氏名・生年月日・性別とマイナンバーが書かれているが、これ自体は本人確認書類ではないという体。
そのため、これらの情報が一致する本人確認書類を添付することでマイナンバーの確認が完了するとなっていた。
しかしながら、通知カード廃止後は住所・氏名などとマイナンバーの対応関係が取れなくなることになる。
一応、通知カード廃止後も記載事項に変更がない限りはこれまで通りの申告でよいが、変更があると使えなくなる。
では、どうなるのかというと、マイナンバーの記載された 住民票の写し(または住民票記載事項証明書)が必要になる。
これが住所氏名などとマイナンバーの対応関係を表す書類で、これに加えて本人確認書類を呈示するということ。
ということは、転居などの手続きをしたときは、マイナンバーカードがない人は、
その場で住民票の写しを取得しないと、後で困るってことですね。
住所変更があるとマイナンバーが申告し直しになることもありますから。(cf. 朝は市役所から)
もっとも、もともと住所変更を証明する書類として、住民票の写しをその場で取得していた人は一定いるはず。
住民票の写しを見せて終わりなら、別に1枚持ってれば困らないんだけど、いちいち提出となると困るな。
例えば、所得税の申告のたびに取得しないといけないの? と思ったけど、よくわからん。
確定申告情報/マイナンバーの申告書への記載について (国税庁)
マイナンバーカードをお持ちでない方の提出書類は「『I 番号確認書類』の写しと『II 身元確認書類』の写しをそれぞれ貼って」となっていて、
その番号確認書類というのは通知カード、住民票の写し、住民票記載事項証明書となっている。
ということは「住民票の写し」のコピーで目的は達せられるのだろうか?
マイナンバーカードを持っている人には関係ないことですね。
市町村長が直接に住民の住所・氏名・生年月日・性別・マイナンバーと顔写真を証明してくれて、
さらには電子証明書まで入っているという、とても理想的なカードなので、ありがたいですね。
あと、これとは別の話なんだけど、今年2月から発行開始されたパスポート(日本国旅券)って、
所持人記入欄が廃止されて、漢字氏名・住所を書けなくなったんだね。
これにより日本国内の本人確認においてはほとんど役に立たないものになってしまった。
いや、もともと所持人記入欄に自分で記載することの、どこが本人確認書類なんだという話ではあって、
特に住所は補足書類(公共料金の検針票など)の提出を求められることが多かった実情はある。
今はマイナンバーカードもあるから、別にパスポートにこだわることはないと思うけど。
(住民基本台帳カード以前は写真付きの本人確認書類で、免許や障害の有無を問わず取得できるものはパスポートぐらいしかなかった?)
住所は仕方ないと思うんだけど、どうして漢字氏名はパスポートの顔写真のページに印字しないのかは謎である。
(中国では漢字氏名、韓国ではハングル氏名が印字されている)