今日は散髪に出かけていた。
と、書くと大したことなさそうだが、そんなことはない。
そもそも3月の時点で髪が長くなっていて、切りに行かないとなとおもいつつも、
まぁお出かけもしないしと少し後回しにしていたのである。
さすがにもう切らないとと、4月になって店に行って見ると、手書きで貼り紙がしてあった。
どうも東京都の要請によって連休明けまで休業にするということらしい。
うーん、理容店は結局は休業要請の対象ではないって話だったのになぁ。
とはいえ、この店に限らず、多くの店は休業していたので、どうしょうもなかった。
連休明け、緊急事態宣言は延長され、東京都の要請内容も特に変わらなかった。
果たしてどうなったのだろうと、先週に商店街に出かけた時に確認してみた。
夕方遅くだったこともあってか店は閉まっていたものの、貼り紙はなくなっていた。
ということは休業は終わったのかな。
それなら週末に行って見るかと、今日の昼時に行ってきた。
昼時というのは散髪に来る人が減る時間帯ではある。一方で理容師も昼休みを取りたいところである。
一体どうなっているのだろうと、店に行くとベンチに2人座っていて、あー、混んでるのかな。
と思ったのだが、その割には誰も散髪していない。おかしいなぁ。
どういうこっちゃと思ったら、店の中から「今すぐ散髪できるよ」と声が。
そう、客がいないから理容師2人がくつろいでいただけらしい。なんだそりゃ。
話を聞くと、連休明けから営業再開して、昨日までは散髪を待ちわびた人でごった返していたらしい。
それが今日になって落ち着いたらしく「お客さん、ちょうどよかったね」と。
ドア・窓を全開にして、あとマスクを持っていれば袋に入れるようにとのことだった。
「業界お達しだよ」とのことで、東京都の理容業では統一的な対応なのだろう。
散髪自体はいつも通り、とはいえずいぶん長くなってたから、その分バッサバッサと切ることになったが。
いつもなら「もっと早く来ないと」と言われるところだが、さすがに店を閉じていたのだからそんなことは言えない。
さっきも書いたように理容業というのは休業要請の対象ではなく、どちらかというと原則営業である。
とはいえ、散髪というのはある程度の時間にわたって店員と客が近接することになる。
あと客にマスクを付けさせるわけにはいかないので、その点でも対策しにくい。
業界団体としても原則営業といえども、感染対策には休業という選択肢をとらざるを得ないかもと言っていたようだ。
組合員の皆さまへ (4/10) (東京都理容生活衛生同業組合)
業界団体からの訴えもあったのか、東京都では理美容業は休業要請の対象ではないが、自主的な休業に給付金を出すことになった。
給付金の額は休業要請が出ている業種に比べると安いけど、それでも全くないよりはマシだろう。
これは難しいもんだなと思う。
確かに散髪できないのは問題だが、どこまでリスクを軽減すべきかというのが難しい。
普通に考えれば発熱・せきなどある人はお断り、逆に理容師も同様ということで済ませたいけど、
今回の新型コロナウイルスは、それらの症状が出る前の人が感染源になっているのではという疑惑があった。
東京都の蔓延状況を多めに見積もると、これらの症状がある人を断れば大丈夫とも言いがたいところはあった。
一方で散髪を1~2ヶ月先延ばしにしてもどうにもならないわけではない。
そういうことを総合的に判断しての1ヶ月ほどの休業だったのだろう。
とはいえやっぱり生活にとって重要だし、と東京都の状況が一定改善したことを考慮してか、この店は営業再開をした。
もはや残存するリスクはそこまで高くないんじゃないかと思う。
そこら辺は休業要請が出た業種の人には、いい加減な話だとか言うかもしれないけど、やっぱり必要性はありますから。
本当に散髪できることはありがたいことですよ。