昨日、福山に着いて、やたらと「ばらのまち」をアピールしてるからなんだろうと思ったら、
ばら公園というのがあって、わりと普通の都市公園のようなので、出かける前に寄ってみた。
思ったより雨が降ってるなぁと思いながら歩くと、たどりついた。
確かにこれは「ばら公園」だ。というわけで、しばらく見て回っていた。
さて、今日は最終的には広島まで向かうので、広島までのきっぷを買って、途中下車しながら進む。
といっても途中下車は尾道で1回するだけなんだけど。
そんなわけで尾道駅に到着。駅を出ると早速、海(尾道水道)と渡船に迎えられた。
どうするかなと思ったけど、早速、渡船で対岸の向島に渡ってみることにした。
尾道~向島には3つの渡船があって頻発している。
渡船というと大阪市の市営渡船は何度か乗ったことがあって、あれは無料なんだけど、
尾道の渡船は有料で、といっても100円で乗れるんですけどね。運賃は乗船後に集金に来る。
ここで乗った駅前渡船というのは、徒歩・二輪車が利用できる航路になっている。
渡船というと対岸を最短距離で結ぶイメージがあるが、この駅前渡船の向島側は川を遡上したところに船着場がある。
なので、乗船時間の半分ぐらいは川を進むというわけで、ちょっと不思議な感じがする。
渡船にはしまなみ海道のサイクリングコースのスタート地点をアピールするような表記がいろいろ見られるが、
実はこれには理由があって、しまなみ海道を構成する橋には基本的に自転車歩行者専用道が併設されているが、
唯一、本州~向島の新尾道大橋にはこれがない。平行して一般道(2013年までは有料道路)の尾道大橋があったから。
ただ、この尾道大橋は歩行者・自転車は使えなくはないが、通れるところが狭いので安全ではない。
そこで、本州~向島については、自転車・歩行者は渡船を使って移動することが推奨されているというわけ。
実際のところ、尾道大橋まで行くよりも、自転車・歩行者の移動なら渡船を使う方がよっぽど便利ではある。
向島は造船業の島である。船着場を出たらすぐ工場があるぐらい。いくつも造船所があるんですけどね。
この駅前渡船は二輪車は乗れるが、船着場には多くの自転車が止めてあり、自転車で来てここから徒歩で乗船する人が多いことがわかる。
このあたりは駅前発着の航路らしい姿かも知れない。
島ではあるけど、尾道大橋でつながっていることもあって、普通に市街地という感じではある。
そんなに面白いことはなかったが、渡船で渡ってすぐ来られるところというのは不思議な感覚である。
帰りは別の船着場から尾道の中心市街地を結ぶ尾道渡船に、ここは自動車も乗船できる。
架橋されてるのにわざわざ自動車乗るものか? と思ったが、毎便1台以上は自動車の乗船があるようだった。
「日本一短い船旅」なんて書いてあって、そうか? とは思ったが、駅前渡船に比べると乗船時間は短かった。
尾道市街を散策してたら、GoToトラベルの地域共通クーポンが使える店があったので、ラーメンを食べた。
ラーメンと少し付けてちょうど1000円を少し超えるぐらいにして使うという。こういうことができるとありがたい。
その尾道市街から千光寺山ロープウェイというのがあって、眺めが良さそうなので乗ってみた。
ロープウェイを降りて展望台からいろいろ見てみたが、細長い尾道の市街地と、その対岸の造船業の島という、
地形的には険しいところをうまく使って暮らしているということがよくわかる。
あと、向島のさらに先にある島々も見えるのだが、折り重なってくっついているようにも見える。
このあたりは島が密集していて、大きな船は四国側の来島海峡を通ることになるが、ここは瀬戸内海でも最大の難所である。
そんなところだからこそ島々を縫って進む しまなみ海道 が作られたのだとも言えるけど、なかなかの景色である。
あと、逆を見てみるとこちらも市街地になっている。海側だけでは狭いから山を挟んだ向こうも市街地化するわけだね。
このあたりは千光寺公園という公園だけど、その千光寺はというと、ロープウェイよりむしろ下がったところにある。地形の都合かな。
尾道を出て、広島へ向かうわけだけど、三原~広島は新幹線に乗る。ここは自由席なら特急料金990円なので。
三原駅の乗換改札で特急券を買おうとしたら、みどりの券売機1台と窓口があるだけ。自由席券の券売機はないのか。
というわけでみどりの券売機をポチポチ操作して自由席特急券を購入。ちょっと操作数が多いね。
こだま号に乗車して向かうが、途中の東広島駅で通過待ちも兼ねて長時間停車、それでも圧倒的に早いですけどね。
そうしてたどり着いた広島駅、来るのは2度目だけど、前に来たときとは雰囲気がだいぶ違う気がする。
そういえば前に来たときは工事してたっけ。まだ工事中のところもあったが、ある程度は出来つつあるらしい。
市内電車に乗って都心へ。こうして見てみると広島というのは大都市だなと思う。
都心の人通りが圧倒的に多い。今どきこんなに都心に繰り出してくるもんなんだなとも思うけど。
どうして福山から広島に来たのかというと、これがお目当て。
もともと、2月~4月に東京で予定されていたものが中止になって、東京では実施の目処が立たなくなってしまったのだが、
当初から計画していたものか後付けか、仙台・広島・名古屋・福岡の4都市の巡回展だけ実施されることになった。
実はこれが今回の広島県行きの動機として大きくて、とはいえ当然これだけのために行くのは全く割が合わなくて、
時期と距離感からすると広島だとは思ったが、広島自体は過去に巡ったこともあるし、改めて行くのは気乗りせず、
岡山県からハシゴしようかと当初構想していたのを、GoToトラベルキャンペーンに適するよう福山での連泊として、
そこから尾道・広島に足を伸ばすという形にしようとなった経緯がある。
ミュージアムというけど、ステージ衣装をマネキンに着せて、それでステージを再現しているというのが主なところ。
リアルライブやってるじゃないというけど、ゲームなどの世界観でいえばこっちの方が忠実なぐらい。
他にも設定資料などの展示もありましたけど、衣装をマネキンに着せたのをうまく見せているというのがやっぱり大きい。
せっかく広島まで来たんだから お好み焼き でも食べるか、なんてミュージアムの指定時刻になるまでキョロキョロしてたが、
地域共通クーポンが使える店とこだわると非常に選択肢がなく、そんな中であったのがこれだった。
広島のお好み焼きレストランだが、実は関西式のお好み焼きを主としている店である。
広島でも関西式のお好み焼きは意外と人気あるらしいんだよね。
ただ、広島式のお好み焼きもメニューにはあるので、食べ比べをしてみようとしたのである。
そんなわけで、注文したのだが、食べ比べの前に作り比べの方が貴重な体験だった。
というのも、この店は客席に鉄板があって、セルフサービスでお好み焼きを焼くことになっている。
確かに関西ではわりと一般的ではあり、届いた具をぐるぐるかき混ぜて、鉄板に広げて、裏返して……自分でできますよね。
ただ、広島式のお好み焼き は作る手順がなかなか大変で、Webサイトにも書いてあるね。
普通はこれは店の人がやるんだけど、関西式のお好み焼きをメインとするこの店では、これもセルフサービスである。
なんというか初めてだと本当に難しくて、これを実際に体験してみると、プロじゃないと作れないなと思う。
広島で関西式のお好み焼きが意外と人気があると書いたのは、家庭料理として作るならこっちの方が楽でおいしいということ。
作り比べた後は食べ比べ、材料は似たようなもんだけど、できるものはけっこう違って面白いなと思った。
そこから福山までは普通電車で戻った。新幹線にしようかとも思ったが、のんびり戻ればいいわって。
そんなわけで明日が旅行最終日、地域共通クーポンは今日で半分使えて、残りはアテがあるので、
明日はあまり考えずに楽しめばいいでしょう。