賞金が高いからので走ってこその競馬

明日から泊まりがけの出張で準備をしてたが、乾ききらない洗濯物だらけで苦心することに。

なんとか必要数は確保できそうだが……こう天気が悪いと大変。

乾ききらない分は干した状態で出張に出かけることになる。そういうことはそれなりにある。


昨日、JRAの競馬場客入れ再開の話を書いたときに、凱旋門賞のパドックが密だったという話を紹介したが、

そういえが凱旋門賞後にこんなニュースがあって……

【海外競馬】凱旋門賞Vのソットサスが現役引退、種牡馬入りへ (netkeiba.com)

【海外競馬】ディープインパクト産駒ファンシーブルーが引退、英仏でG1制覇 (netkeiba.com)

ソットサスは4歳牡馬、年齢的には今後の走りにも期待を持って良さそうだが、

今回の凱旋門賞優勝の実績をもって種牡馬としての活躍を期待して引退させることにしたと。

ファンシーブルーは3歳牝馬、仏オークスことディアヌ賞優勝馬で、

凱旋門賞デーにはオペラ賞に出走予定だったが、薬物混入により取消に、

日本のエリザベス女王杯への遠征も検討なんて話があったが、腱の損傷により現役引退という選択をしたようだ。

損傷の程度にもよるのでなんとも言えないのだが、回復を待ってその後の活躍に期待するより、

すでにG1 2勝の実績があるのなら、すぐに繁殖入りさせたほうがよいという考えだったのか。


日本の競馬ファンからして見れば、どっちも早い引退だねという感想だけど、

その背景として、ヨーロッパ競馬の賞金の安さというのはあるんじゃないかと。

すなわち、馬を走らせるよりは、競走馬を生産する方が儲かるということである。


去年の凱旋門賞のときにこんなことを書きましたが。

凱旋門賞に出たキセキ号が、その前に走ったフォア賞、G2ということで高い格付けのレースだが、

1着賞金は74100ウロ、これは日本のJRAで言えば1勝クラス(以前は500万円下と呼んでいた)の賞金とほぼ同じなんだという。

(フランスでも日本でおなじみの騎手)

G1でさえ、ファンシーブルーが出走予定だった オペラ賞 の賞金は19万ウロ(2400万円)って、JRAの無格付けオープン競走と同じぐらい。

でも、賞金以上に勝つことはオーナーにとって名誉ですよね。その名誉のために動くお金があるわけだ。

その1つが活躍馬の子供を買うということで、引退後の方が儲かるというのはこういう事情だろうと思う。


日本競馬の賞金が高いおかげで、走らせることを重視してくれるというのはファンにとってもありがたいんじゃないか。

ただ、日本競馬でグレード重賞を勝って名誉を得るのはなかなか大変である。

オープンクラスのレースでは収得賞金の高い馬が優先して出走できるのが一般的で、

そのためには未勝利戦から勝利を積み重ねないといけないわけである。

その結果、1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスと出られる馬に条件のある条件戦のレベルは相当に高く、

日本で条件クラスでくすぶっている馬をヨーロッパに連れて行って、G2、G3に出してみたらあっさりと勝ってしまうなんてこともあるぐらい。

ただし、賞金は日本で自己条件のレースで勝つ方が高いんだけど。だから、普通はそういうことはやらない。

(外国の大レースに出る馬の帯同馬として条件クラスの馬を連れていったときに、こういうことがあるらしい)


あと日本は競馬のレベルに対して、国際的な格付けのついた重賞レースが少ないという話がある。

本当はもっとG1もあっていいんだけど、やはり日本国内の興業的な事情もあってそうそう増えない。

ヨーロッパの場合、各国のレース体系がある中で、国を渡り歩いて参戦できるというのも理由なんじゃないか。

JRAはまだG1, G2, G3, リステッドと、国際的な格付けの付いたレースはそこそこあるけど、地方競馬だと1レースしかない。

日本国内ではJpn1,Jpn2,Jpn3はG1,G2,G3と同等と扱われるが、国際的にはLR(Listed Restricted)ということで、リステッド競走相当なのかな。

その格付けすらもたないローカル重賞は国際的にはなんでもなく、例えば 兵庫ダービー(1着賞金2000万円)に勝っても、

国際的にみればようわからんレースの1勝ということになる。ヨーロッパのG1並みの賞金はありそうなんだがな。

賞金だけ高くてもそこに国際的な評価が伴うとは限らないのはもっともな話ですけど。


日本競馬は賭け事に寄りすぎなんじゃないかという指摘もあるけど、

そうして馬券を買ってくれるおかげで、賞金が出せてレースが充実するなら、スポーツとしてもよいと言える。

地方競馬の馬券が売れるおかげで、地方競馬の賞金も上がって、それによりレースのレベルも上がっているという。

さっき紹介した兵庫ダービーの1着賞金は5年前は600万円まで落ちてたが、馬券売上好調につき年々上がって2000万円に達した。

これによりここぞという馬を兵庫に預けるオーナーが増えたとかなんとか。

もしかしたら日本の地方競馬もそのうちに国際的な評判を獲得していくのかも知れない。


さすがの日本でも賞金で儲けることだけを目当てに馬主やるのは割に合いませんけどね。

でも、せっかく活躍できそうな馬なら、賞金を稼ぎたいという思いはけっこうあると思う。

日本でも引退後の活躍に期待することはあるけど、元気に走れるうちばしばらく……という思いはありそう。

馬券を買うところか競馬を観戦するところか

今日からJRAの競馬場で客を入れての開催がスタートした。

3月から続いていた無観客開催が終わりを告げることになった。

公営競技の中でもJRAの慎重さは特に目立つところだった。

おうち競馬も定着して、興業的にはあまり問題ないという事情は大きいのだが、

開催競馬場だけずっと入れないのもおかしな話で、限定的ではあるが客入れが再開することになった。


と、その前にJRAの場外馬券売場(ウインズ・パークウインズ・エクセル)の営業状況について書いておく。

まず、全ての場外馬券売場は14時に営業を終了する。

そして、先週までは全ての場外馬券売場では9~12レースのみの発売となっていた。

(地方競馬の施設内など、これより発売できるレースが絞られている施設はある)

9レースの発走が14時以降なので、すなわち当日中の馬券の払い戻しはできないということである。

これは、下記の呼びかけと整合性を取ったものである。

当面の間、レース映像・オッズ情報等の提供は行いません。お客様には、ご購入後速やかにお帰りいただくなど、短時間のご利用をお願いしております。

もっとも今週からは北海道・東北・九州の一部施設で1レースからの発売がスタートしたので、当日中の払戻可能性もあるが、

基本的な考え方は変わっていないので、滞留はできないということである。


あと、エクセルという全席指定・有料の場外馬券売場があるのだけど、ここは滞留を前提として有料でやっているわけである。

ここでも滞留できないというポリシーは適用されていて「有料制の勝馬投票券購入専用エリア」となっているそう。

100円の利用料を払うと馬券が買えて、買ったらさっさと帰れということである。

なんでそんな奇妙なことが起きるのかという話だけど、地域との取り決めで有料制であることが前提なんじゃないか。

指定席制なら開催競馬場に準じる形で滞留を許してもいいんじゃないかと思うのだが、

エクセルまでもこの運用をしていることはJRAの慎重さを表していると考えてよいと思う。


開催競馬場については、無観客の場合は平日払戻所だけ開けて馬券は一切買えないという運用だったが、

それが今週からは事前予約制の指定席のみ営業再開となった。

ただ、指定席に限る上に、その指定席も席数を絞っているので、東京競馬場全体で1000席ほどである。

東京競馬場といえばダービーデーには10万人以上の来場があるというのに、それより3桁も減らしているのである。

ダービーデーを基準に取るのは無理があるが、そうでなくても東京競馬場は万単位で入る競馬場なのに、

そこをわずかに1000人しか入れないのだからすごい絞ってるのはわかると思う。


もっとも競馬場というのは観客がずっと着席していると考えるのは難しい面はある。

パドックというのは例え指定席客でも、馬を見たければそこにいくわけだから、混雑しやすいと考えられる。

屋外なので過度な心配はいらないかもしれないが、それでも集中するのが好ましくないのは言うまでもない。

JRAでは柵近くを規制することで、パドックの周囲を長くすることで、過密になることを防ごうとしているようだ。

あと、指定席以外での観戦も禁止はされていないが、ゴール前は封鎖する措置をとっているようである。

好位置に集中せずに、本来の指定席、あるいはそれ以外の地点での分散しての観戦を促しているようである。

ある程度の入場人数までならこの対策は功を奏するだろうが、それも人数が大きくなると厳しいということで、

それがJRAが各競馬場の入場人数を大きく絞っている理由だと考えられる。


普段の競馬場の来場者数からしてみれば、あまりに厳しすぎる取扱だが、

客入れにこだわったのは秋華賞・菊花賞を控えていたからというのもあるんじゃないか。

桜花賞・皐月賞・NHKマイルカップ・オークス・ダービーとことごとく無観客で行われたこの世代の3歳限定GI、

その最後を締めくくる 秋華賞・菊花賞 までも無観客では申し訳ないと、半ばアリバイ作りのようなところもあったのかもしれない。

本当はもっと早く客入れを再開したかったんだろうけど、結局は秋華賞・菊花賞直前まで引っ張っちゃったね。


同じ東京競馬場、開催日はわずか1000人しか入れないわけだけど、

その直前のパークウインズでは、滞留しないことと条件は付くが、開催日に入れる人数より多くの来場があっても不思議ではない。

なんか不思議だなと思ったんだけど、観るスポーツとしての競馬と、賭け事としての競馬 の境界がここにあるのかなと。

普段ならウインズだって滞留して観戦する施設ではあるんですよね。

特にパークウインズはそういう色も濃いと思う。家族で1日楽しめるというのがアピールポイントである。

でも、そうすると観戦する施設として制限を考えないといけないというのが素直な考え方である。

(もっとも他の公営競技では場外発売所での滞留を厳しくコントロールしているところはなさそうだけど)


なので、JRAはここをくっきり分けたんだろうな。

ウインズで馬券を買うとしても、あくまでも観戦は家で。おうち競馬を支える施設ということになった。

開催競馬場は観戦しながら馬券を買うことは可能だが、普段のように100~200円で気楽に入れる施設ではなくなった。

大衆スポーツからは遠ざかってしまったが、当面はこれで乗りきろうということである。


先日、フランスの凱旋門賞の中継を見ていたときに、入場できるのは馬主など関係者だけなんですといいながら、

パドックの周りがけっこう密になっていて、関係者のみの入場でこれは厳しいなと思ったものである。

屋外だし、多くにおいてはマスク着用ですから、そこまで神経質に取らなくてもいいかもしれないが、そこを考えてのことだったか。

JRAについて言えば、今ほど入場人数を絞る必要はないと思うけど、広い競馬場にまんべんなく散ってくれると期待することもできない。

その点でも様子を見ながらやっていこうということなのかな。リスクを軽減しながら多くの人が観戦できるのが理想ですからね。

収容人数が減った分の埋め合わせいろいろ

そういえば、昨日は東京ガーデンシアターに行ったと書いたけど目的は書いてなかったね。

このBlogで過去にも話題にしてたけど……

Morfonica 1st Live「Cantabile」

BanG Dream! 8th☆LIVE「Breakthrough!」

バンドリで同じ会場を3日間(1日+2日)使ってるのだが、実はそれだけではない。


ARGONAVIS AAside ライブ・ロワイヤル・フェス2020 (10/10)

グルミク Presents D4DJ D4 FES. ~LOVE!HUG!GROOVY!!~ (10/11)

ARGONAVISも、キャラクタを演じる人が楽器を持って演奏するという点では一緒だね。

そのキャラクタが男であることが違いである。実はバンドリのライブに開演前に殴り込んできたことも何度かあるという。

D4DJはブシロードが力を入れているDJコンテンツ、今月からTVアニメの放送が始まる。

やたらとバンドリと出演者の重複が多いことで知ったところはある。(cf. ゲーム会社つながりのライブ配信)

5日間(当初計画ではD4DJが2日公演だったので6日間だったが1日カットされた)にわたって同会場を押さえるという、

これもブシロードのお家芸ですね。


いずれにしても、座席を1席おきに使うという対応をしているとみられる。

このため収容人数が減ったことについて、何らかの対処が必要となっている。

バンドリについては、映画館でのライブビューイングがこの解となっている。

もともとライブビューイングが定着していますからね。

平日に東京に来ることが難しい人にとってもライブビューイングは期待されていたわけである。

というわけで、これはそうだよねという感じ。


ARGONAVISも一緒か? と思ったら、どうもインターネット配信 または カラオケ・ライブビューイング となっている。

どうも過去の公演でもライブビューイングの実績はなく、ということは現地で足りてたんでしょうね。

そのような実績で映画館での上映は難しいという判断もあったのかもしれない。

インターネット配信はともかく、カラオケ・ライブビューイング というのは初めて聞いたな。

カラオケ店で小グループで観劇することを想定したものになっている。

カラオケの部屋料金と、配信の料金をそれぞれ支払うということで正味どんなものか。


D4DJについては、過去にライブビューイングの実績もあるが、今回はインターネット配信で行われる。

予定していたイベントの中止の代替というのはあるが、無料でのインターネット配信で手応えがあったのだろう。

今回は無料配信と有料配信の2本立てでやるということで、無料で見られるの?

一応、無料配信は固定カメラでアーカイブ無し、有料配信はスイッチングカメラかつアーカイブありというところで差別化している。

固定カメラが悪いかというとそうとも言えないと思うし、本質的な差なのかはよくわからない。

ファンとして無料で見るのは忍びないと、有料配信を用意した面もあるかもしれない。(本来は有料イベントなんですからね)

ただ、こうして無料配信をするのは、TVアニメに向けた景気づけという面もあろうと思う。


会場で見るのが(声は出せないけど)双方向のやりとりもあって一番よいのは言うまでもないとして、

そうでないとすればどうやって鑑賞するのがよいだろうと。

映画館でのライブビューイングは、鑑賞環境がとてもよい。それだけで価値はあると思いますが。

あと、会場単位での盛り上がりというのもありますからね。(これも昨今の状況からすると難しい面はあるが)

映画館に出かける必要はあるが、理想的にはそう遠出せずに済むとよい。

ただ、上映館が近くにあるかどうかという問題はあって、あっても近くの上映館が埋まって……なんていうこともある。


自宅でインターネット配信を鑑賞するのは、家から出なくてもよいことにメリットがある。

ただ、仕組み上、違法アップロードの懸念などあるのが課題である。なので有料配信には二の足踏むところはあると思う。

視聴環境がよいかどうかは各家庭の状況により、場合によっては家での鑑賞が難しいこともあるかも知れない。

ただ、家で鑑賞できるというのはハードルが低いのはその通りですけどね。

D4DJでは、自宅でDJプレイを楽しむということが受け入れられているという判断もあったのではないか。


カラオケ・ライブビューイング はこの中間的な案で、確かにカラオケなら鑑賞環境はある程度よいよね。

小グループで集まって楽しめるのもよいかもしれない。(それはインターネット配信でも可能だが、さらに適している)

ただ、グループで集まらないと厳しいし、カラオケ店って音を出す環境はよいが、映像ってどうかなって。

まだ映画館でのライブビューイングほど確立されたものとは言えないけど、考え方としてはあるのだろう。


今まで映画館でのライブビューイングに救われたことはいろいろあって、

やはりこれがあることで、チケットの高額転売の抑止力になっている面は大いにある。これは本当に大きい。

本来は現地に行ってこそという思いはあれど、やはり地理的に遠いとか、そういう場合の選択肢にもなっている。

仕事終わりに映画館に行って観劇なんていうこともあったが、それも1つである。

そうして手が出しやすいからお試しでというのもある。バンドリも最初はライブビューイングを見たのはある。

鑑賞環境としてもよいので、基本的にはこれをオススメしたいが、やはり興業として成り立つかなどという課題もある。


インターネット配信も全く楽ではないとは思うし、鑑賞する側にとっても必ずしも負担が軽いわけではない。

ただ、会場を全く用意しなくて良いというメリットはあり、そこで重用されているのかなとは。

実際のところ、この中では映画館でのライブビューイング1本に見えるバンドリだって、

後日にインターネット配信を実施することになっていて、同時か時間差かの違いで結局は同じようなことやってるんだよね。

時間差にすることで違う楽しみ方を期待しているわけでもありますけど。


現地に入る人数が減ると、やっぱり収支的には厳しくて、そこをどうやって埋めるかということだと思うんだよね。

5000人以下で着席ならば、ほぼ定員通りに実施できる状況になってきたのは救いだが、

それ以上の大規模興業は今後もどうして穴埋めするかということを考えていかないといけない。

考え方としてはだいたいこんなところかなと思う。あとがそれがどうやって受け入れられるかですね。

有明ガーデンに行く

昨日・今日と東京ガーデンシアターに出かけていた。

どこ? って思った人も多いと思うが、今年に江東区有明にできた 有明ガーデン内の劇場で、

収容人数8000人と比較的多いことにまず目が行く。その割にはコンパクトな気がするが。


うちから江東区有明だと、東京駅から晴海通りのバス、都05-2系統を使うのが好みである。

乗換回数が少なくて、運賃も安いからね。所要時間もそんなに悪くないと思う。

東京駅丸の内南口から乗り込み、有楽町・銀座・築地と拾いながらバスは走り、有明二丁目バス停で降りるとちょうど入口。

今日は上野公園からハシゴしたのだが、日比谷線築地駅から築地三丁目バス停に行き、同じバスに乗った。

結論から言うと、このバスは有明ガーデンへのアクセスにはとてもオススメ。休日昼間だと本数も多めだし。

ただ、バスの宿命として遅い時間帯は本数が減るので、往復とも使えるかは別問題でもある。


有明ガーデンは、ショッピングモール・マンション・劇場・ホテルなどの複合施設だが、

やはり中核施設はショッピングモールになろうかと思う。観劇の前後に買い物や食事などできて便利そうだよね。

実はこのショッピングモールは「住友不動産ショッピングシティ」のブランドで住友不動産が経営している。

というかこの有明ガーデンの開発自体が住友不動産により行われたものである。

劇場の貸出は住友不動産ベルサール、ということで貸会議室の事業の一環として貸出が行われているわけですね。

それにしても住友不動産ってショッピングモールの経営してたっけ? と調べたら、

有明ガーデン と 羽田エアポートガーデン(今年開業予定だったが延期中) から始めることになったので、新しい取り組みですね。


というわけで、ショッピングモール内を歩いてたんだけど、なんとも言えないちぐはぐ感が……

元々、僕の予想ではこのショッピングモールというのは、主には周辺住民(高層マンションが多く立ち並ぶ地域である)に向けた、

わりとローカルなショッピングモールなのかなと思ったし、それは必ずしも間違えた理解ではないと思うが、

そうして買い回りするときに楽しく買い物ができるかと考えると、なんとなく買い回りしにくい気がする。

売場配置がなんかしっくりこないのか、通路の引き方が悪いのか、店のチョイスが悪いのか。

まだできたばかりのモールで客の反応もよくわかっていないところはあるので、だんだんよくなるとは思うけど。

ちなみにこのモール内にはイオンスタイルが入居しているが、食品フロアのみである。

というか食品だけでイオンスタイルというブランドが成立することに驚いてる。

食品スーパーとしても大きくない気がしたが、食に関することは一手に引き受けるぐらいの覚悟は感じられる店だった。

このモールで最も好感が持てるのがイオンスタイルというのが、よくない感じがするが。


買い物してて思ったけど、イオンモール や 三井不動産(ららぽーと など、近くでは ダイバーシティ東京プラザ を経営)がいかにうまくショッピングモールを作っているかということだよね。

イオンモールも中身は似たり寄ったりで没個性的な印象はあったけど、買い回って楽しいのはすごいんだよな。

ダイヤモンドシティ(1970年に1号店開業)からの50年の積み重ねはただごとではない。もちろん立地条件で得意不得意もあるが。

住友不動産もそんなことは承知の上でのショッピングモール参入かもしれないが、

立地が素晴らしいというわけでもなく、周辺に手強いライバルもいる中で、果たしてどうしていくかは難しいと思う。


開演が19時と遅いこともあって、5階のレストラン・フードコート(これが同じフロアなのも失策な気もする)で夕食を食べてから入場。

2日とも「4階 第2バルコニー」ということで、この表記も複雑だが。

アリーナが2階、そこからバルコニー席が3・4・5階に3層あって、2層目なので4階ということですね。

この劇場は扇状にバルコニー席が構成されているのが特徴でステージからの距離は遠くなりすぎないようになっている。

着席して観劇すればステージが見にくい席というのはあまりないという想定だと思う。多分うまくいっている。

この規模の会場でこのサイズに収まるというのはけっこう驚きだった。


ただ、第3バルコニーともなればかなり見下ろす形になり(第2バルコニーもなかなかだったが)、

左右の端の方はステージを斜めから見る形になり、今回の公演では不都合ということか左右の端1ブロックと半分をつぶしてあった。

最大収容人数は8000人とはあるが、アリーナは可動席で、着席だと最大でおよそ7000人となり、

それで側方つぶしたりすると6000人程度で、その半分で3000人ぐらいの動員という計算か。

6000人入るホールと考えてもそうそうないからやっぱりすごいとは思うけど。


昨日は終演して出てきたらすぐにバスがあったからバスで帰ったが、今日はさらに遅かったので電車で。

ゆりかもめ だと結局混みそうだなと、りんかい線に乗ることにしたが、これが意外に遠かった。

国際展示場駅が最寄りなんですけど、首都高速湾岸線などに沿って歩いて、これを歩道橋で越えて駅なんですよね。

有明ガーデンのアクセスにバスをオススメする理由はこのこと。

ただ、国際展示場駅は混雑にとても強いので、急がば回れとも言える。

その点でもりんかい線でのアクセスをメインにしたい理由はわかる。

新駅開業時の暫定策

東武鉄道のWebサイトを見てたら偶然こんなのを発見した。

みなみ寄居駅<ホンダ寄居前>ご利用についてのお知らせ(PDF) (東武鉄道)

東武東上線の寄居市内に みなみ寄居駅 という新駅が出来る。

副駅名の通り、ホンダの工場隣接地に作られ、通勤などに使われることを期待しているのかな。


新駅ができるのだが、改札機などのシステム変更がすぐにできないということで、

暫定的に東京方面からは東武竹沢駅、寄居方面からは男衾(おぶすま)駅で乗降したものと扱うということになったよう。

それぞれ、東京方面・寄居方面で新駅の手前にある既存駅ですね。

新駅が出来てもシステム変更ができていない、というのは後で紹介するが最近まであった。

今回もそういう話なのだが、方面により乗降したとみなす駅が異なるところは少し複雑である。


まず、主にICカードを想定して、東京方面用と寄居方面用それぞれの自動改札機を設置する。

東京方面用は竹沢駅、寄居方面用は男衾駅としてセットされているのだろう。

これを間違えると、高い運賃で精算される可能性があるということで、

どちらの改札機を使うかは自己申告制だが、間違えた改札機を使うと一方的に不利になるということである。


一方の紙の乗車券だが、駅に設置される券売機は竹沢駅からのきっぷのみを売るようで、

利用者が多いと想定している東京方面へのきっぷは買えるが、寄居方面へのきっぷはここでは売らないようである。

なので乗車駅証明書を取って、着駅で男衾駅からの運賃を支払うということだそう。

それぞれの券売機を置くのは難しかったのだろうが、まさかこんな打開策になるとは。


新駅が出来てもシステム上対応できてなかった駅としては、JR南武支線の小田栄駅と、両毛線の あしかがフラワーパーク駅 があった。

いずれも今年3月、高輪ゲートウェイ駅開業にあわせたシステム改修で、運賃計算ができる正式な駅になったが、

それ以前はそれぞれ隣の 川崎新町駅、富田駅で乗降したとみなして運賃計算することになっていた。

なのでそれぞれ駅に置かれた自動改札機・券売機は、乗降したとみなされる駅にあるものと全く同じものだった。

(ちなみに小田栄駅は券売機がなくて、乗車証明書発行機があるが、当時は「川崎新町駅」と印字されていたそう)


小田栄駅は南武支線の終点、浜川崎駅より尻手方面に進んだところに作られた。川崎新町駅との距離は0.7kmである。

利用者の多くは尻手方面への利用と考えられるので、川崎新町駅で乗降したと考えてほぼ不利はない。

逆方向は浜川崎駅までならどちらにしても初乗り運賃なので、ここも差は付かない。

ただ、浜川崎駅で鶴見線に乗り換える場合はその限りではない。が、そのような利用は相当に少ないだろう。

あしかがフラワーパーク駅は、同駅開業まではあしかがフラワーパークへは富田駅から徒歩でアクセスしていたので、

富田駅で乗降したとみなすというのはこの点では合理的である。なお富田駅との距離は0.9kmである。


わざわざ方面別に分けたのは、本来の運賃よりは絶対に高くならないことを重視したとも言えるが、

ただ、みなみ寄居駅 より寄居方面はわずか4駅しかないので、そこだけうまく乗りきれば……という気もする。

でも、そういう利用が少ないと言える話ではなかったのかもしれない。

とはいえ、同駅の性質からすると利用者の多くは定期券か? とか、そうでなくても多くはICカードだろうとか、

やはり寄居市内の利用よりは、東京方面への利用が多いだろうから、そう不利益はないだろうなとか。

これでも問題ないのだろう。


なぜ、システム改修せずに新駅を開業させるのかという疑問はあるが、

東武東上線は東京メトロを介して多くの会社と接続しており、改修範囲がかなり広いとみられる。

これはJRにも言えることで、南武支線や両毛線の新駅も、それを組み込んだ改修はかなりの範囲で適用しなければならない。

なのでこういうことをしているのだと思うが、これは本来の姿ではないわけで、将来的には解消されるはず。


あと、駅ナンバリングですが、もともと数字を飛ばしてなかったので、男衾~寄居はナンバリングが変更になるそう。

高速道路みたいに枝番でナンバリングの変更を回避しようというのは、鉄道では少数派らしい。

(JR四国では新駅を枝番にしているので、そういう例が皆無というわけでもない)

どうせ新駅が出来たら路線図は貼り直しだし、ナンバリングを変えても影響の程度はそこまでではないんだろうが。

光学式マウスは飛躍的進歩を遂げていた

出張先に専用のPCを出荷しようと準備していたら、セキュリティパッチ当てろという連絡が来て、

さすがにこれはパッチ当ててから出荷しないとなぁと作業をしていた。

それもこれもスタンドアロンだからこそなんだけど。


同じ構成でスタンドアロンのPCがもう1台あるので、そっちもパッチ当てないとなと、

パッチを入れたUSBメモリをそのまま持っていって、パッチを当てようと思ったら、

なんかマウスのクリックがうまく効かない……ってところで思い出した。

そういえば、先日、手順書に従って操作してるのにメニューが出ないと内線電話で聞かれたことがあって、

代わりにこの操作をしても出ませんか? なんて問答してたら、マウスが壊れてることが発覚したやつだった。


このPCは元レンタルPCだが、買い取ったので故障が起きれば自分たちでなんとかしないといけない。

マウスを買えばよいだけで、何らかのタイミングで買えばよいと思ったが、

自分のPCから外す以外に当座のマウスを確保する方法があるか? と考えたら、

そういえば自分の机の引き出しになぜか何の用途もないマウスが入っていて(この職場に来る前からあった)、

そのマウスを使えばいいじゃないかと思って持って来た。


このマウスは正しく動作したのだが、古い光学式マウスということもあってか、

今まで使ってたマウスでは問題なく使えていたところでマウスを転がしても、カーソルがほとんど動かず、

布の上で(というか膝のズボンの布に沿わせて)マウスを動かすと、ちゃんとカーソルが動いた。

そういえば昔の光学式マウスは無地の面には弱くて、それでボール式マウスが重宝されていた時代もあった。

今どきはガラス面でもだいたい使えてしまうということで、光学式マウスの進歩を感じた。


とはいえ、壊れたマウスよりはよいのは明らかなので、とりあえずはこれで置いておくことにした。

追々買ってもらうか、他のところで浮いているマウスを転用してもらうか。

そもそもこのPCは同用途で使っている老朽化したPCの置き換えという目的もあったので、

もうそろそろそのPCも廃棄する頃だろうし、するとマウスが浮くからそれを転用すればと思わんこともない。

でもマウスなんて高いものではないし、購入手段も容易だし(電池を買うのと同じように買える)、買えばいいと思いますけど。

アラブだがアラブ違い

日曜深夜、フランスの凱旋門賞を観戦していた。

日本でも馬券を発売するということで、日本式に◎○▲△なんて予想印を付けて紹介してたり、

やはり日本競馬の予想と同じようにはいかないわけだけど、競馬新聞もいろいろ工夫しながら情報提供しているようだ。


凱旋門賞は同日9レースあるうちの4レース、これがメインレースのはずだけど。

日本だと最終レースの1つ前がメインレースになることが多いけど、

ここでは9レースあるうちの最初の7レースがG1級、最後2レースがハンデ戦になっている。

1レースが14時台から始まるから、前座は特にいらないということだろうか。

その凱旋門賞の1つ前のレースが「アラビアンワールドカップ」というレース。

その名の通りアラブ種の重賞競走で格付けは「G1 PA」と記載されている。他の「G1」とは違うらしい。


これを見て「日本ではアラブのレースがなくなって久しいが」「フランスでは残ってるんだ」なんて反応があったが、これはアラブ違いである。

日本でかつて行われていたのは アングロアラブ のレースで、

この アラビアンワールドカップ は純血アラブ(Purebred Arabian)のレースである。

ちなみに純血アラブのレースとしては、このレースは世界最高賞金のレースで、1着賞金はおよそ38万ウロ(約4700万円)である。

凱旋門賞の189万ウロ(約2.4億円)ほどは高くないが、牝馬限定G1のオペラ賞の19万ウロよりは高い。


アラブ種というのはアラビア半島の伝統品種で、2000年以上にわたって品種改良が繰り返されてきたとか。

純血アラブというのは、この伝統的なアラブ種ということですね。

一方で、サラブレッドはアラブ種とイギリス在来の馬を交配するなどして生まれた品種である。

1700年ごろから品種改良が始まり、1791年にサラブレッドという品種が確立したとされている。

速く走るための品種改良がなされたが、その結果として精神的にデリケートだったり、怪我に弱かったりという難点もある。


そして、かつて日本でも競馬が行われていたというアングロアラブは、フランス発祥のサラブレッドとアラブを交配して生まれた品種で、

日本ではアラブの血を25%以上持っていればよく、言い換えれば最大75%はサラブレッドの血を引いているということである。

サラブレッドの速さと、アラブ種の丈夫さを兼ね備えた品種として、かつては軍用馬としての期待が大きかったという。

軍用馬としてのニーズがなくなっても、その丈夫さからサラブレッドに比べて詰めてレースに使えるということで主に地方競馬で活躍していたが、

サラブレッドの生産数が増えていく中で、アングロアラブはサラブレッドと比べるとやはり足が遅く、レースの格も低いということで、

1995年にJRAのアラブ系競走が廃止、地方競馬ではその後もしばらく続いたがレース数が減り続け、2010年に全廃となった。

フランスでは現在もアングロアラブのレースが行われているようである。


というわけで、日本競馬で言うアラブと、純血アラブは話が違ったわけですね。

ただ、こうやって見てみると気になるのは、サラブレッドの先祖には明確にアラブ種がいるわけですよね。

そのサラブレッドとアラブを掛け合わせたものがアングロアラブだとか言われると、先祖返りかななんて思ったけど、

じゃあ、サラブレッドの定義ってなんなんだ? ということが気になった。


現在生産されるサラブレッドはほぼ両親ともにサラブレッドであることをもって、サラブレッドとしている。

でも、サラブレッドという品種は伝統品種として存在していたものではないから、

親をたどり続けると、どこかでサラブレッドではない馬(アラブ種など)にぶつかるはず。

このことについて、まずサラブレッドという品種が確立される中で、1791年に ジェネラルスタッドブックという血統書が発行された。

ここに書かれている馬はサラブレッドであるという形で、サラブレッドは定義されたらしい。


ただ、先祖の全てがジェネラルスタッドブックに記載されているものがサラブレッドだという定義では問題があったようで。

馬事叢論/競馬の世界地図が 塗り替わった (中山馬主協会)

問題の1つが、サラブレッドっぽいが血統書がないので、厳密にサラブレッドとは言えないという馬が先祖にいる場合。

もう1つが、サラブレッドと土着の馬との交配で生まれた強い馬の子孫がサラブレッドとは言えないということ。

1909年以降、イギリスでは先祖の全てがジェネラルスタッドブックに記載されていることというルールを厳密に適用した。

(ただし、すでにイギリスでサラブレッドとして登録されていた馬はサラブレッドということで、そこは厳密性はなかったようだが)

その結果何が起きたかというと、外国産の「サラブレッド系」馬に大レースをかっさらっていくということで、

厳密に先祖の全てがサラブレッドであることを問うていては強くなれないということで、この規則は1949年に撤廃されたという。


現在は、8代連続してサラブレッドが交配された サラブレッド系種 はサラブレッドとして認定を受けられるようになっている。

8代以前の祖先に明確にサラブレッドではない馬がいたとしてもよいということ。

日本でも、日本にやってきた時点で血統書がなかった馬がいて、その末裔が今もわずかにいて、

8代経つまでは サラブレッド系種 で登録されていたが、8代経ってサラブレッドで登録されるようになってきているとか。

アングロアラブの末裔でもそういうのはあるのかな?


いろいろ気になってフランスギャロの馬ランキングを見てみると、

平地の賞金上位の大半はサラブレッドなのは言うまでもないが、

アラブ限定の重賞競走には高額賞金のものもあるので、昨年のランキングでは賞金上位50頭中の4頭が純血アラブとなっていた。

障害レースとなると、サラブレッドとともに”CHEVAL AUTRE QUE PUR SANG”というのが混ざっている。

略してAQPS、サラブレッドではない馬 という意味になる。

ただ、サラブレッドと無縁というわけではなく、むしろサラブレッドの血を引く部分が多いようである。

血統不詳なところはあるが優秀な馬を先祖に持つという理解がよさそう。

障害レースや馬術競技で活躍する馬が比較的多いが、平地のレースもあってAQPS限定重賞もあるっぽい。

アングロアラブのレースもあるとは書いたが、比較的賞金が安いようで、あまり目立つ感じはない。


ちなみに凱旋門賞だけど、レース直前にエイダン・オブライエン厩舎で使っている飼料に禁止薬物が混入していたということで、

そのことを知って間もなく飼料を変更したものの、レース前の検査で陽性反応が出て、それで4頭が出走取消となった。

元々、レース前から雨続きで、馬場状態は悪いだろうと言っていて、JRAも日本語で「不良」と発表していた。

そういう状況で馬券の妙味に欠けるという見方もあったか、JRAでも馬券売上は27.4億円で、

去年の41.6億円に比べたらいくぶん少なかったが、それでも1レースでこんなに売れる海外レースは他にはないだろうし、

フランス本国での売上よりはおそらく多くて、フランスギャロにとってもJRAからの分配金はありがたい収入だろう。

それもこれも日本からの遠征馬、ディアドラがいたからこそだけど、馬場状態の悪さに苦しめられ11頭中の8着だった。

1番人気に推されたイギリスからの遠征馬、エネイブルも6着と苦しんだようである。

上位5着は全部フランス調教馬、馬場状態が悪い中で地元勢の底力はすごかったということか。

オブライエン厩舎の馬が出走してたら違ったかもなぁというけど、さすがにこれはどうしょうもない。

1泊すると全体が安くなる

GoToキャンペーンで10月末~11月頭の関西行きの旅行を手配した。

日本旅行のWebサイトから手配した。

どこの旅行会社がよいか考えたのだが、歴史的にもJRを使った旅行商品に強いのは日本旅行かなと。

日本旅行はJR西日本の子会社というところもある。(JR西日本の旅行業「TiS」を継承している)

もっとも、今回はJR西日本はあんまり関係ないんだけど。


たいていの関西行きは親元に厄介になっているので、往復の交通機関さえ手配すればよい。

高速バスか新幹線か、昨今の事情からすると若干悩ましいところもあるが。

と考えたところで、GoToトラベルキャンペーンの適用は可能かと考えてみた。

日帰りのツアー商品でも適用可能だが、条件からすると宿泊旅行が適用しやすい。

宿泊旅行というのは、宿泊単独での手配なら宿泊代金の35%割引+15%の地域共通クーポン支給だが、

宿泊と交通機関がセットになった旅行であれば、その全体の35%割引+15%の地域共通クーポン支給となり有利である。


そこで考えたのである。旅行日程のうち1泊だけ宿泊にして、他は不泊にすれば、宿代を考えても安上がりなんではないかと。

そんなことできるの? と日本旅行のWebサイトをポチポチと操作していたら、

到着日から最低1泊すれば、あとの日程は不泊で問題ないようである。

その他の条件としては、往復の新幹線利用区間が同じであることなどある。

親元以外で1泊するというのはあまり考えていなくて、どうせ泊まるならこんな旅なんてのも考えたが、

到着日に1泊するとなると、他の用事との兼ね合いから、ここら辺に泊まるべきというのはほぼ固まった。

本当は帰る前日に1泊できると、おもしろい旅行が出来たのだが、そこは仕方ないかなと。


というわけでできたルートは、東京発、往復新幹線、京都4泊5日(うち3泊不泊)という旅行だった。

これで旅行代金は21000円ほど。意外にも京都市内の方が安いホテルが選べて、

供給量が多いのに需要が干上がった(平日泊なのもある)ということで、ありがたい話だなと思った。

それで35%引きですから、支払いは14000円ほど。これで4000円の地域共通クーポンが支給される。


この2万円ほどという旅行代金は、GoToキャンペーン以前に普通に新幹線で往復するより安い。

実はここには訳があって、往復ともに こだま号普通車指定席 なんですね。

のぞみ号を使った場合は、大半の時間帯で片道あたり4800円加算なので、往復とも使うと3万円ほどになる。

これだと一般的な感覚に合うと思う。東京~京都往復が26140円(EX-IC)、これに宿代を加算すればそんなもんだよねと。

ここから35%引きすればしっかり安いわけで、一般的にはそう考えるべきだと思う。

ただ、こだま号も案外速いので、これはこれでいいんじゃないかということで、こだま号にした。

今まで、EXこだまグリーン早特 でこだま号グリーン車を使うことはあったが、今回は普通席、でも悪くはないと思う。


いずれにせよ、こんな使い方でも新幹線で単純往復するよりも安いのは、

ツアー代金の基準となる宿代が安いこと、その上にGoToトラベルキャンペーンがあることとなる。

宿代が高くては結局はメリットは出ないんだけど、曜日によっては宿代は安くてメリットの方が大きいと思う。

同様の新幹線+宿のツアーをすでに手配していて、その時にも思ったけど、この手のツアーは元々割安ですね。

ただ、旅程の制約がいろいろ付くので、こだわりがある人にはなかなか使いづらいところはある。

GoToトラベルキャンペーンの恩恵がなければ、若干高く付いてもバラで手配するかなって感じですね。

このツアーを使うがために、復路も京都まで行かないといけないわけですから。


おそらく僕のこのケースのように、宿いらんのだけど、宿取った方が安上がりというケースはけっこうあるんじゃないか。

せっかくの京都泊なので、それを生かせる旅程をいくつか考えている。

平日なんで、どこ行っても比較的空いてるでしょうしね。

例年だったら平日でも嫌だけど、外国人客がいなければ、平日なんてそんなに人は多くならないわけだから。

四国新幹線は何のため

四国に旅行している人が、四国新幹線の早期実現を掲げたポスターを見て、

そこに高知~松山の所要時間が54分になると書いてあって、

ちょうどその区間を移動してたようで、新幹線あったら圧倒的に早く済むなと言っていて、

そういえば四国新幹線の構想ってそうでしたね。


四国の新幹線実現を目指して

ここに「四国の新幹線のイメージ」という図が掲載されているが、

岡山・徳島・松山・高知をX字状に結ぶルートが書かれている。

徳島~大阪、松山~大分は破線で記載されているが、この区間の実現はとりあえず目指していない。

実線でかかれているX字状のルートは総延長302kmで事業費は1.57兆円、費用便益比は1.03と1以上の数字が書かれている。


実は四国新幹線という構想はかなり昔から存在して、

当初の構想では、大阪~淡路島~徳島~高松~松山~大分 というルートで考えられていた。

その計画のために、大鳴門橋には鉄道用のスペースを確保していたという。

(現在はここは徳島県立の渦潮観察施設「渦の道」として暫定的に使用されている)

しかし、明石海峡大橋の建設時には実現性が乏しいという判断がなされ、ここは道路橋のみで建設された。

現在、淡路島経由の高速道路は関西~四国各地を結ぶ高速バスが多く走っている。

鉄道こそないけど、関西~四国を結ぶメインルートとして重宝されているところである。


どうして大鳴門橋を作った後でこの計画が放棄されたのかという話だけど、おそらくは建設費がかかりすぎるということだと思う。

明石海峡大橋は現在に至るまで世界最長の吊り橋、そこに線路を載せるというのは技術的に難しかった。

そこまで頑張ったところで、前後にも線路を引かないと新幹線にならないが、本州側のアプローチが難しそう。

淡路島経由の四国新幹線の構想自体は全くなくなったわけではないが(上で紹介した図でも破線で書かれているとおり)、

本州~淡路島のルートが実現性に乏しかったことが、このルートが放棄された理由と言えそうだ。


四国にはもう1つ、四国横断新幹線という岡山~高知を結ぶルートの構想もあった。

この構想のため、瀬戸大橋には在来線と新幹線の双方の線路が引けるようなスペースが取られている。

この構想が生まれた時点では、四国の新幹線の本命は 大阪~徳島~高松~松山 の四国新幹線だったのかもしれない。

ただ、淡路島経由のルートの実現性が乏しくなってきて、いつしか本命がこちらに移り、

そして2010年代になって、九州新幹線・北陸新幹線・北海道新幹線の次の新幹線構想として、

本州~四国間は瀬戸大橋経由の1ルートに集約し、なおかつ四国4県を結ぶX字状のルートが生み出されたとみられる。

これならば、淡路島経由のルートに比べれば建設費は圧倒的に安く済む上に、四国4県いずれにも恩恵がある。


それにしても、今までの新幹線というのは、複数の都市を一本筋で貫くか、主要都市からだんだん枝分かれしていくルートか、

こんなX字状のルートが果たして実現性があるのかというところが問題である。

北陸新幹線の 敦賀~大阪 のルートを巡って、あれこれと論争があったのは、ルートを1本筋にすることにこだわったからと言える。

当初計画では、敦賀~小浜~亀岡~大阪 というルートだったが、これでは北陸と交流の深い京都を通らないことに問題がある。

敦賀~米原として米原で東海道新幹線に接続すれば、京都・大阪・名古屋いずれへも便利で、建設費も安いので有望視されたこともあった。

でも、米原で東海道新幹線へ乗り入れるのは実現性に課題があるということで問題となった。

結果的には、敦賀~小浜~京都~学研都市(松井山手)~大阪(新大阪) というルートで決着したのだが、

小浜経由という当初計画を生かせること、京都・大阪の双方へ直通できること、滋賀県は建設費負担がないこと、

京都~大阪が東海道新幹線と二重ルートになるが、学研都市経由とすることで差別化できる、

ということで沿線府県いずれにもメリットがある案で決着できたということである。


このX字状のルートで四国新幹線の建設を求めることについては、四国4県で合意できているらしい。

徳島県にとっては、このルートでは関西やそれより東方面へは新幹線は使えない。今後も淡路島経由のバスがメインになるとみられる。

それでもこのルートで合意できているのは、3大都市圏方面への所要時間を短縮することだけが目的ではないということ。

上で紹介したページには東京・大阪への所要時間短縮効果が書かれているが。

(徳島~東京・大阪の現状の所要時間は鉄道(岡山経由)の所要時間で、淡路島経由のバスを使うルートではないから実態に合わない)

その下には四国4県都間の所要時間短縮効果が書かれているが、これも大きなアピールポイントである。

本州~四国は瀬戸大橋経由の1本のルートにして費用を抑えて、それで四国4県いずれにも恩恵があるということで、

他の案に比べれば費用対効果は高く、費用便益比が1をわずかに超えるため新幹線建設は可能ではないかということである。


さらに末端区間を単線で作ることで建設費を節約できるという提案もある。

単線の新幹線なんて、と思うけど現状の在来線はいずれも単線ですからね。

なおかつX字状ということで、岡山方面以外の3方面はどん詰まり。(大阪~徳島、松山~大分がつながるのは現実的な想定ではない)

そのため、将来を見据えて考えても、単線で可能という判断もわからなくはない話である。

将来に複線化する可能性が少しでもあるなら、最初から複線で作った方がよいと思うが。


ただ、気になるのはこんなルートでどうやって運行するのかという話である。

岡山~松山、岡山~高知 の2ルートは堅いかなと思いつつ、それ以外はけっこう複雑。

山陽新幹線への直通運転も可能かよくわからない。

ただ、直通運転は多少犠牲にしても、乗り継ぎ利用が便利なら十分効果があるとも言える。

上の構想は、絵に描いた餅かもしれないが、やりようがまったくないわけではない。


四国新幹線の構想を理解する上では、現状の四国の鉄道網は設備的に難しいところを、

あれこれやりくりして、できるだけ利便性を高めようと努力してきたという経緯も知っておくべきだと思う。

四国内は大半が単線、さらに言えば岡山県内の瀬戸大橋線(宇野線区間)にも単線区間がある。高速運転に適する線路も少ない。

四国特急は本数は多い(ここはJR四国の努力である)が、大概において遅いのが難点である。

高速道路網が整備されていることもあって、淡路島経由となる関西方面を中心に高速バスが強い。マイカーにも対抗しがたい。

そんな中で根本的な改善策としては、新幹線用の新しい線路を引くということにならざるを得ないんですね。

お金はかかりますけどね。ただ、現状が悪すぎるのでメリットは大きいですよ。

認証器を忘れちゃった

朝から洗濯して、洗い上がったのを干してなんてやってたら、

始業時間だって在宅勤務を始めようとPCを立ち上げて、内線電話……ってないじゃないか。

あら、会社から持ち帰るのを忘れたか?


始業早々困ってしまった。内線電話がないということよりも、リモートアクセスの認証ができないからである。

リモートアクセスでのログインには、社内で通常ログインするのに必要な情報に加えて、追加の認証が必要になる。

この認証手段がある時期に電話を使った方法に変わった。

この電話というのはプライベートの電話でもよいのだが、やっぱり業務で使うものだし業務用電話がいいよねと。

そんなわけで、内線電話(というけど、携帯電話網を使っているので携帯電話の電話番号も持っている)に対して、

SMSで認証コードを送る方法をリモートアクセスでの追加的な認証手段として使っていた。


困った困った、というわけだが予備の認証手段としてプライベートの電話を登録していたのだ。

ただ、予備の認証手段を選択可能なところと、メインの認証手段しか使えないところがあるので、

予備の認証手段だけでよしとはならない。

でも、予備の認証手段があれば、認証手段を変更するページにアクセスすることは出来る。

(このページにたどり着けるかが1つ問題ではあるんだけど)

というわけで、とりあえずメインの認証手段をプライベートの電話へのSMS送信に変更して今日は乗りきることに。


ただ、その前に1つだけ確認することが。本当に会社に忘れてきたのか? ということである。

というのも、認証手段として使うようになってからは在宅勤務するしない問わずに内線電話を持ち帰るようにしていたのである。

緊急にE-mailで連絡したいときなどに使うかもしれないから。

もしも道中で落としたりしてたらセキュリティ事故なので、念のため確認しておくことに。

外線電話で職場にかけたら、誰か職場にいる人が捕まるだろうと電話して、確認を依頼すると「机にあった」とのこと。

というわけで、本当にうっかりミスでしたね。


幸いにして週明けは出勤予定ということになっていたので、内線電話がない状態は1日で済みそう。

というか、予定がなくても出勤したいと申し出ただろうけど。

今日は内線電話をかけられるような用事もないだろうし、大丈夫だと思ってたが、おそらく問題はなかったはず。

いやー、よくないけど、なんとか乗りきったかなと。


予備の認証手段って大切だけど、サービスによりけりですね。

Googleの場合、メインの認証手段はAndroid端末の操作だが、予備にはSMS、そして印刷した予備用コードと。

SMSが役立つのは、スマートフォンが故障して、新しい端末に交換したときぐらいかな。(それもAndroidタブレットがあれば出番はないかも)

でも、なかなかここまでいろいろ手段があるのはないかな。

再設定用のコードを郵送で受け取るとか、そういうところに陥りがちだとは思う。(銀行のトークンはそうだよね)


今回、社外からリカバリーできたのは幸いだったけど、こういうことを想定して作っていたかはよくわからない。

というのも、社内のマニュアルにも、予備の認証手段の設定方法は掲載されていても、その使い方は書かれてなかったから。

社内ではパスワード認証のみで設定ページにたどり着けるわけで、認証手段の再設定を社内でやるなら予備の手段は必要ない。

じゃあ、これ何に使えるんだよ、と設定時に試していたからこそ、こういうリカバリーができたんであって、

そうじゃなきゃ登録はしたけど何も使えない、あるいは登録する意味は無いという判断をしていたか。

既製品を社内向けにカスタマイズしただけで、あんまり考えずに書いただけのような気はするけど。