さながら こだまレールスター

山陽新幹線に乗るのは久しぶりだったが、山陽新幹線で目立ったのがレールスターだった。

ひかりレールスター 700系 (JRおでかけネット)

ただ、ご存じの方もおられるだろうけど、ひかりレールスター の役目はほとんどが九州新幹線直通の さくら号 に取って代わられた。

そのため、この車両は現在は主にこだま号で使われている。

ただし、現在もわずかに「ひかりレールスター」として走ることはあるらしい。


山陽新幹線で こだま号と言えばこれだと思ってたんだけどな。

こだま 500系 (JRおでかけネット)

かつて当時最速の300km/hで山陽新幹線を駆け抜けた500系は、

中間車を捨てて8両編成にするという改造ができたことがあって、こだま号専用車として余生を送っている。

(同時期に活躍していた300系はあっさり廃車され、レールスター以外の700系も段階的に廃車になってほぼ全滅なのとは対照的)

見た目はカッコいいので、特別ラッピングにされたり、最前線から引いても扱いがよい。


ちょっと気になって調べたら、500系は8編成、レールスター700系は16編成所属しているそうで、

そうすると、今の山陽新幹線こだま号の主力はレールスター700系になってそうだ。

意外な感じはしたけど、それだけレールスター専用車を持ってたってことなんだね。

たしかに さくら号登場までは山陽新幹線の顔って言ったら ひかりレールスター だったもんなぁ。


かつての看板列車の専用車が新幹線各駅停車のこだま号で使われていると聞くと、

いかにも落ちぶれた感じがするが、意外とそうでもないのかもと思ったのがこの話。

一部「こだま」号の自由席・指定席号車の変更を継続します (pdf) (JR西日本)

かつてこだま号といえば自由席が大半を占めていて、500系がこだま号に入った頃は指定席は8両中たったの1両だったという。

ところが、指定席でこだま号を使う人も増えて、指定席が取りにくいという話があって、現在は8両中3両が指定席が基本になっている。

ただし、通勤時間帯にかかる列車では、4号車を自由席として、指定席2両・自由席6両となっているようである。

定期券で新幹線を利用する場合は自由席になりますからね。(新幹線定期券「FREX」を使う場合も在来線定期券に特急券を付ける場合も)

ここはいかにも こだま号らしいところだが、逆に特定の こだま号 では今年7月から7・8号車が指定席化されているよう。

これは ひかりレールスター の時の割り振りと一緒なんですね。


ということで、まさに「こだまレールスター」ですね。

ただ指定席車が2両増えたと読めるが、8号車は コンパートメント という4人がけのグループ専用席が4つあって、

通常の こだま号 では自由席ということもあってか、コンパートメントを閉鎖することになっていた。

ところが、特定のこだま号は8号車が指定席になったことで、ひかり号同様にコンパートメントが使えることになった。

そこが画期的なポイントだったんですね。単純に指定席が増えるというのも特徴なんですけど。


この特定のこだま号というのは、こだま号の中でも長距離利用が多い列車をピックアップしたものだと思う。

こだま号専用の割引きっぷや旅行商品では、こだま号指定席のニーズがあるのだろう。

こだま号を使うメリットは座席がゆったりしていること。山陽新幹線の こだま号 は指定席になる座席は2-2配置になっている。

さくら号と同じといえばそうなんだけど、さくら号は九州新幹線へ直通利用する人が優先ですから。

遅いのはその通りで、新大阪~博多で5時間前後かかっている。

のぞみ号なら2時間半を切り、さくら号はそれより10分程度遅いぐらい。乗り通すと2時間以上に余分にかかる。

ただ、高速バスなどに比べればよっぽど速いわけだし、乗車区間次第なのかなと。


むしろ、こだま号 は500系・レールスター700系とどちらもそれはそれで華のある車両が入り、ブランド力はあるんだよね。

一番、分が悪いのは東海道新幹線直通の ひかり号 なんじゃないかなぁ。

なぜならば、一部を除いては山陽新幹線内は各停だから。やっぱり各停区間ではいろいろ抜かされますしね。

車両はのぞみ号でおなじみ16両編成のN700系ということで面白みもない。

実際には山陽新幹線内各停のひかり号は、旅行商品や割引きっぷ では こだま号と同一視されることもあるのだが。


そんなわけで、レールスターは未だ健在だったという話。

でも、やっぱりまだまだピカピカの さくら号 と比べると、くたびれた感じはありますね。

そこは仕方ないところかな。もうデビューから20年も経ってますから。その割には見栄えするが。

こだま号メインとはいえ、やっぱり新幹線は走行距離が長いからね。もうそんなに先は長くないかも知れないね。

紙を送らずに済めば楽

今日は出張明けで出勤していた。

主な目的は出張先に持って行っていた仕事道具を戻すことだけど、

それに付随してやるべきこととして、出張旅費の精算だった。


こんな話も書いてましたね。

経路検索できないものは有料特急か

領収書を紙で受け取ったので、これを提出しなければならない。

一応、領収書のスキャンデータがあれば精算手続きはできるが、最終的には領収書そのものを送付しなければならない。

戻ってきてまもなく出勤する用事があるならば、そこで精算手続きをすれば手間がかかりませんからね。


ちらほら書いてるんだけど、1年ぐらい前から領収書が電子データの場合の精算手続きが簡単になっている。

以前は領収書の原本が電子データであるという想定はなく、その印刷物を領収書として提出していた。

ただ、実態として領収書の原本が電子データならば、それをアップロードすれば、それで領収書を提出したことになるようになった。

考え方としては大した話ではないんだけど、実務的にはとても便利になったことであって、

すなわち、領収書の提出が必要な経費であっても、電子データならば紙を送付する必要が無い。

かつては紙を送付する必要が無いのは、日帰り出張で、移動手段が特急を使わず電車・バスのみの場合にほとんど限られた。

これが、特急列車・タクシー・宿泊などあったとしても、電子データの領収書だけで済めば、同様の扱いになるから画期的だったと。


特にタクシーはJapanTaxiなどの配車サービスと連携しているようで、

JapanTaxi経由で支払うと、領収書データが自動転送される仕組み(料金自体は一旦立て替える)が導入されているようだ。

もちろんこの自動転送される仕組みを使わずとも、JapanTaxiで電子的に発行される領収書データを提出すれば、

それで精算手続きはできると思われるが、連携機能を使うことでより簡素で確実に精算できるようである。

JapanTaxiは比較的使えるタクシー会社が多いが、それでもどこでも使えるわけではないので(特に支払い)、

未だにタクシーのために紙の領収書を提出しないといけないケースは多いんだろうけどね。


そんなこんなで特急料金の紙の領収書を提出した後で、年末調整の案内が出ていた。

そうか、そういえばそんな時期かと思い、手続き方法を確認した。

確か2~3年前ぐらいから、年末調整で紙で提出するものが年々減っていて、今年はさらに減って最小限になった。

しかし、その最小限になっても紙で提出しなければならないのが、保険料控除証明書である。

申告書の記載事項自体はPCで入力するけど(去年まではそこは手書きだった)、証明書の原本は会社が回収しないといけない。

どうせ所得税の申告するんだし、保険料控除は年末調整に反映せず、所得税の申告で反映させるという選択肢もあるのだが、

近日中に出勤する用事もあるので、そのときに証明書の原本を送付しようと思う。

というわけでまたしても紙の書類の原本を送る作業をやることになるようだ。(他にも出勤してやるべき仕事はある)

なお、出勤する用事がない人は自宅から郵送でもよいのだが、社内で書類を印刷して社内便で送るというのに比べるといろいろ手間がかかるので、何かにつけて出勤した方が楽では? と思わなくもない。(通勤時間などもあるので一概には言えないが)

地域共通クーポンを使うのは難しい

旅行中にこんなことを書いているが

地域共通クーポンが使える店とこだわると非常に選択肢がなく

(尾道・広島を行く)

地域共通クーポンが使える店自体はけっこうあるのだが、業種などの偏りも多い。

特に問題なのが飲食店で使う時の選択肢の少なさである。


旅行先での飲食というのはいかにもという使い道だが、その割に選択肢が少ないのは、

おそらく飲食店特有の登録フローによるものと思われる。

地域共通クーポンの概要(pdf) (GoToトラベル)

地域共通クーポンが使える店は感染症拡大防止策を取っていることが条件で、業種ごとのガイドラインを満たす必要がある。

この考え方はどの業種でも同じで、ポスターにはどのガイドラインに沿って営業しているか記載する欄がある。

ただし飲食業だけは特別で、Go To Eatキャンペーンに登録されていることをもってこの条件を満たしているとするとなっている。


Go To Eatキャンペーンにも2つあって、1つはオンライン予約によるもの、もう1つはプレミアム付き食事券によるもの。

ただ、前者に適しない店というのはあって、どうしても偏りが出るんじゃないだろうかと思う。

尾道でラーメンを食べたときの店は、焼肉店が昼間はラーメンメインの店になっているということで、

主に焼肉店としてGo To Eatの恩恵を受けたかったんじゃないだろうかとか、

広島でお好み焼きを食べた店は、お好み焼きレストランとして規模が大きく、宴会予約も引き受けるということであり、

ファストフード的なお好み焼き店とは違うわけですね。


ただ、唯一例外としてあるのは、GoToトラベルに登録されている宿泊施設のレストランである。

これは宿泊施設がGoToトラベルの登録を受けるときに、感染防止策がなされていることを確認していて、

そこにはホテル内のレストランも当然に含まれるので、だから地域共通クーポンを使える店になりうるわけ。

自分が宿泊しているところでなくても、ホテルを見かけたら地域共通クーポンを使うチャンスがあるかもしれない。


一方で小売業は登録のハードルも低いのか、チェーン店が一括登録しているのか、使える店が多い印象である。

小売というと、典型的には土産物店という感じだが、必ずしもそういうわけではない。

例えばドラッグストアなんていうのはわりと使える店が多かった印象である。

旅行に伴って必要なる物を買うならば目的にかなうので、例えば旅先で必要な日用品を買うのも理屈には合っている。

変わったところではコンビニで収納代行の類は基本的には対象外だけど、宅配便の料金は対象だとか。

ただ、この店は地域共通クーポンで買うような店かなと首をかしげる店は多く、ちょっとよくわかんないなと。


あと、もう1つの問題が電子クーポンと紙クーポンの使える店の違いである。

電子クーポンだけという店はそんなにないので、問題は紙クーポンだけの店である。

小売業は登録している店は多いが、その中には紙クーポンに限るという店がけっこうあって、百貨店は大半そうみたいね。

運輸業も紙クーポンに限るところは多く、その1つがJR西日本で、地域共通クーポン専用商品があるが、紙クーポンを持ってる人しか買えない。

お前の子会社(日本旅行)はWeb申込みでは原則として電子クーポン配布じゃないかと文句も言いたくなるが。

もともとユーザースキャン方式の決済サービスを運用してきた店にとっては、電子クーポンの取扱はそれと同じなのでよいが、

そういう仕組みが受け入れがたい店も多いんだろうかなと思う。

ただ、これは利用者が選べるものではないですからね。宿泊施設・旅行業の決めた方法でしか受け取ることは出来ない。

地域共通クーポンが使えると掲げてあると思ったら、紙クーポンだけで落胆するというのはよいことではない。


ちなみに地域共通クーポンの電子クーポンは、スマートフォンのブラウザで使用する。

Chromeでカメラを呼び出して、それでQRコードを読み取れるというのはちょっと不思議な感じだった。

この部分はとてもスムーズですね。

どちらかというと、その前に金額を選んでクーポンを発行して、そこから利用するを選ぶフローがちょっと面倒。

あと、1000円,2000円,5000円という単位でしかクーポンを使えないので、

例えば6000円使いたければ、5000+1000という形で複数回の利用手続きが必要だとか、そういう不便もあるようだ。

なんで任意の1000円単位の金額で使えないのかはよくわからない。(紙クーポンは全部1000円券なのだけど)


今回の旅行では、無理なく使えてよかったですね。尾道・広島でそれぞれよき店があったこと(鞆だと飲食店で使うのは難しかった)、

そして、鞆~尾道の船(瀬戸内クルージング)で使えたこと、これが大きかった。

あと、地域共通クーポンはチェックイン日の15時から使えるようになるが、僕が福山入りしたのは金曜の夜で、

主に観光する土曜・日曜は丸一日使えたことも有利だった。

むやみに土産物を買いあさるようなこともしなくてよかったですからね。


そこで気になったけど、今月末の関西行きって最初の1泊だけ宿を取って、残りは不泊で親に厄介になる予定だけど、

この場合って地域共通クーポンの有効期間って最初の1泊のチェックアウト日までなのか、新幹線で帰る日までなのか、どっちなんだろ。

どちらかによって地域共通クーポンが使い切れるかどうかが大きく変わってしまう。

もし前者だとするとけっこうきつい……3000円なんでなんとでもなるかなとは思いますが。

新幹線で帰る日まで持てば、帰りの弁当代にするかとか、使い道の選択肢も増えるんですが。

まぁこれはなるようにしかならないので。どうにもならなくて土産物買いあさるのもそれはそれでありですから。

鞆の浦から瀬戸内海を見る

今日の目的地は鞆の浦、福山駅からはバスが毎時3本前後走ってるので、あまり考えなくてよい。

前に広島に来たときはまだPASPYエリアで利用できる他社ICカードがICOCAだけだったけど、

今はSuicaも使えるからその点でもあまり考えなくてよい。(それは昨日に広島で市内電車・バスに乗ったときにも思ったが)


ところでこのバスには「トモテツバス」と書いてあるが、正式な社名は 鞆鉄道 である。

この社名から想像できるようにかつては 福山~鞆 で鉄道を走らせていたが、1954年に廃止されている。

どうも廃止時点では同区間にバスが多く運行されており、軽便鉄道よりもバスの方が便利ということだったんだと思う。

かつてはそんな理由で廃止される鉄道路線がたくさんあったんですね。

道路が整備されればバスの方が行き違い待ちもなくて、たくさん運べるとか、速く走れるとか。


そうして鞆港バス停で降りると、港に面したT字路でバスは折り返して行った。

T字路で折り返すバスってのも古風な話だなと思ったけど、大型バスにとってはここが行き止まりなので。

バス停の名前の通り、ここが鞆港で、現役の港としては小規模な感じはあるけど、かつては瀬戸内海の重要拠点として栄えたそう。

かつて帆船の時代だと、潮の流れに乗って進むのが効率が良く、潮の満ち引きによって潮の流れが変わり、

さらにこの潮の流れが鞆付近で変わるので、満潮時に潮の流れに乗って鞆港に入り、干潮時に潮の流れに乗って鞆港を出る。

すると効率よく船を進めることが出来る。このような役目があったことから「潮待ちの港」と説明していた。

この意味がよくわからなかったんだけど、後で 鞆の浦歴史民俗資料館 にあった模型を見て、なるほどと理解できたのだった。

景勝地としても古くから知られていて、福禅寺 対潮楼 からの眺めは完成度が高かった。


バスが走ってきた道を除けば細い道が多い鞆だが、細いのに交通量が多い道がある。

これは県道47号鞆松永線という、当地の主要道路で、鞆港を挟んで西側の地域との行き来などに使われてるんじゃないだろうか。

これが好ましい状態であるわけはなく、バイパス道路を建設する計画が進んでいるのだが、

この当初構想というのが、埋め立て・架橋して、海上を突っ切るという案だったのだが、景観への影響が大きいということで撤回、

結果的には山をトンネルで抜けるというルートで決着して今年中の着工予定という。

いくら生活道路が狭いって言っても、歴史的な港を突っ切るルートは地域の人々にも抵抗感はあったんじゃないか。

トンネルで抜けるルートでも生活道路の確保という点では十分で、鞆港周辺の交通量を減らす効果も高い。


バスでやってきたが、帰りは船、尾道~鞆という航路があって、土日祝のみ運航、冬期運休といういかにも観光航路だが、

実際、航路のみどころを書いた地図が配られ、船長が見所を案内して、所々減速して航行するという、そんな航路である。

生活航路も観光航路も長距離フェリーも架橋も、こういう海上観光ルートがいろいろあるのは瀬戸内海のいいところですね。

島の間を縫うように航行して、周りには寺社、ノリ養殖場などの漁業施設、造船所など。

離島との行き来のための橋、あるいは船なんていうのもあって、人々の生活に根ざした海であることがよくわかる。

途中、内海大橋を通るときに、ここには航路の真ん中に岩があって船が通ると危ないので、その岩の上に橋脚を置いたとか、

尾道水道の航路を示すブイから外れたところには浅瀬があって、ちょうど砂が見えているとか、尾道水道の潮の流れは速いとか。

船乗りとして、瀬戸内海を航行することの難しさを語らずにはいられないようだった。

わざわざこんな難しい海を通らなくても、なんて思わなくもないけど、周りにはたくさんの造船所があり、大型船の出入りもある。


こうして尾道にまたしてもやってきたわけだが、新幹線は福山からなので電車で移動。

尾道駅では自転車を袋詰めする人が多数見られた。

福山で宿に預かってもらってた荷物を回収して、新幹線に乗り込んで帰路についた。

これはむやみに動き回るルートではなく、福山に連泊にしたメリットではありましたね。

瀬戸内にはまた来たいですね。行きたいところはいろいろあるんだけど、なかなかねぇ。

尾道・広島を行く

昨日、福山に着いて、やたらと「ばらのまち」をアピールしてるからなんだろうと思ったら、

ばら公園というのがあって、わりと普通の都市公園のようなので、出かける前に寄ってみた。

思ったより雨が降ってるなぁと思いながら歩くと、たどりついた。

確かにこれは「ばら公園」だ。というわけで、しばらく見て回っていた。


さて、今日は最終的には広島まで向かうので、広島までのきっぷを買って、途中下車しながら進む。

といっても途中下車は尾道で1回するだけなんだけど。

そんなわけで尾道駅に到着。駅を出ると早速、海(尾道水道)と渡船に迎えられた。

どうするかなと思ったけど、早速、渡船で対岸の向島に渡ってみることにした。

尾道~向島には3つの渡船があって頻発している。

渡船というと大阪市の市営渡船は何度か乗ったことがあって、あれは無料なんだけど、

尾道の渡船は有料で、といっても100円で乗れるんですけどね。運賃は乗船後に集金に来る。

ここで乗った駅前渡船というのは、徒歩・二輪車が利用できる航路になっている。

渡船というと対岸を最短距離で結ぶイメージがあるが、この駅前渡船の向島側は川を遡上したところに船着場がある。

なので、乗船時間の半分ぐらいは川を進むというわけで、ちょっと不思議な感じがする。


渡船にはしまなみ海道のサイクリングコースのスタート地点をアピールするような表記がいろいろ見られるが、

実はこれには理由があって、しまなみ海道を構成する橋には基本的に自転車歩行者専用道が併設されているが、

唯一、本州~向島の新尾道大橋にはこれがない。平行して一般道(2013年までは有料道路)の尾道大橋があったから。

ただ、この尾道大橋は歩行者・自転車は使えなくはないが、通れるところが狭いので安全ではない。

そこで、本州~向島については、自転車・歩行者は渡船を使って移動することが推奨されているというわけ。

実際のところ、尾道大橋まで行くよりも、自転車・歩行者の移動なら渡船を使う方がよっぽど便利ではある。


向島は造船業の島である。船着場を出たらすぐ工場があるぐらい。いくつも造船所があるんですけどね。

この駅前渡船は二輪車は乗れるが、船着場には多くの自転車が止めてあり、自転車で来てここから徒歩で乗船する人が多いことがわかる。

このあたりは駅前発着の航路らしい姿かも知れない。

島ではあるけど、尾道大橋でつながっていることもあって、普通に市街地という感じではある。

そんなに面白いことはなかったが、渡船で渡ってすぐ来られるところというのは不思議な感覚である。

帰りは別の船着場から尾道の中心市街地を結ぶ尾道渡船に、ここは自動車も乗船できる。

架橋されてるのにわざわざ自動車乗るものか? と思ったが、毎便1台以上は自動車の乗船があるようだった。

「日本一短い船旅」なんて書いてあって、そうか? とは思ったが、駅前渡船に比べると乗船時間は短かった。


尾道市街を散策してたら、GoToトラベルの地域共通クーポンが使える店があったので、ラーメンを食べた。

ラーメンと少し付けてちょうど1000円を少し超えるぐらいにして使うという。こういうことができるとありがたい。

その尾道市街から千光寺山ロープウェイというのがあって、眺めが良さそうなので乗ってみた。

ロープウェイを降りて展望台からいろいろ見てみたが、細長い尾道の市街地と、その対岸の造船業の島という、

地形的には険しいところをうまく使って暮らしているということがよくわかる。

あと、向島のさらに先にある島々も見えるのだが、折り重なってくっついているようにも見える。

このあたりは島が密集していて、大きな船は四国側の来島海峡を通ることになるが、ここは瀬戸内海でも最大の難所である。

そんなところだからこそ島々を縫って進む しまなみ海道 が作られたのだとも言えるけど、なかなかの景色である。

あと、逆を見てみるとこちらも市街地になっている。海側だけでは狭いから山を挟んだ向こうも市街地化するわけだね。

このあたりは千光寺公園という公園だけど、その千光寺はというと、ロープウェイよりむしろ下がったところにある。地形の都合かな。


尾道を出て、広島へ向かうわけだけど、三原~広島は新幹線に乗る。ここは自由席なら特急料金990円なので。

三原駅の乗換改札で特急券を買おうとしたら、みどりの券売機1台と窓口があるだけ。自由席券の券売機はないのか。

というわけでみどりの券売機をポチポチ操作して自由席特急券を購入。ちょっと操作数が多いね。

こだま号に乗車して向かうが、途中の東広島駅で通過待ちも兼ねて長時間停車、それでも圧倒的に早いですけどね。

そうしてたどり着いた広島駅、来るのは2度目だけど、前に来たときとは雰囲気がだいぶ違う気がする。

そういえば前に来たときは工事してたっけ。まだ工事中のところもあったが、ある程度は出来つつあるらしい。


市内電車に乗って都心へ。こうして見てみると広島というのは大都市だなと思う。

都心の人通りが圧倒的に多い。今どきこんなに都心に繰り出してくるもんなんだなとも思うけど。

どうして福山から広島に来たのかというと、これがお目当て。

バンドリ!ミュージアム

もともと、2月~4月に東京で予定されていたものが中止になって、東京では実施の目処が立たなくなってしまったのだが、

当初から計画していたものか後付けか、仙台・広島・名古屋・福岡の4都市の巡回展だけ実施されることになった。

実はこれが今回の広島県行きの動機として大きくて、とはいえ当然これだけのために行くのは全く割が合わなくて、

時期と距離感からすると広島だとは思ったが、広島自体は過去に巡ったこともあるし、改めて行くのは気乗りせず、

岡山県からハシゴしようかと当初構想していたのを、GoToトラベルキャンペーンに適するよう福山での連泊として、

そこから尾道・広島に足を伸ばすという形にしようとなった経緯がある。

ミュージアムというけど、ステージ衣装をマネキンに着せて、それでステージを再現しているというのが主なところ。

リアルライブやってるじゃないというけど、ゲームなどの世界観でいえばこっちの方が忠実なぐらい。

他にも設定資料などの展示もありましたけど、衣装をマネキンに着せたのをうまく見せているというのがやっぱり大きい。


せっかく広島まで来たんだから お好み焼き でも食べるか、なんてミュージアムの指定時刻になるまでキョロキョロしてたが、

地域共通クーポンが使える店とこだわると非常に選択肢がなく、そんな中であったのがこれだった。

お好み焼き徳川

広島のお好み焼きレストランだが、実は関西式のお好み焼きを主としている店である。

広島でも関西式のお好み焼きは意外と人気あるらしいんだよね。

ただ、広島式のお好み焼きもメニューにはあるので、食べ比べをしてみようとしたのである。

そんなわけで、注文したのだが、食べ比べの前に作り比べの方が貴重な体験だった。

というのも、この店は客席に鉄板があって、セルフサービスでお好み焼きを焼くことになっている。

確かに関西ではわりと一般的ではあり、届いた具をぐるぐるかき混ぜて、鉄板に広げて、裏返して……自分でできますよね。

ただ、広島式のお好み焼き は作る手順がなかなか大変で、Webサイトにも書いてあるね。

広島風お好み焼 焼き方 (お好み焼き徳川)

普通はこれは店の人がやるんだけど、関西式のお好み焼きをメインとするこの店では、これもセルフサービスである。

なんというか初めてだと本当に難しくて、これを実際に体験してみると、プロじゃないと作れないなと思う。

広島で関西式のお好み焼きが意外と人気があると書いたのは、家庭料理として作るならこっちの方が楽でおいしいということ。

作り比べた後は食べ比べ、材料は似たようなもんだけど、できるものはけっこう違って面白いなと思った。


そこから福山までは普通電車で戻った。新幹線にしようかとも思ったが、のんびり戻ればいいわって。

そんなわけで明日が旅行最終日、地域共通クーポンは今日で半分使えて、残りはアテがあるので、

明日はあまり考えずに楽しめばいいでしょう。

クーポンは宅配されてくる

業務出張の方は無事に終わって、間髪空けずにプライベートの旅行である。

往復の新幹線乗車区間を同じにすることという制約から、宿泊地は福山である。

広島県東部の都市で、新幹線の駅があって のぞみ号が1時間1本ぐらい停車する。

ここを起点に広島県内をいろいろ足を伸ばそうと思っている。


今回の旅行は日本旅行で手配した。

往復の新幹線と宿2泊のツアーで、こうすれば交通費・宿の双方でGoToトラベルキャンペーンの恩恵があると。

1泊すると全体が安くなる

新幹線の往復と大差ないぐらいの料金で、宿2泊と地域共通クーポンもついてくるぐらいの計算だったはず。

ただ、もともとは途中下車しながら進むようなことを考えてたことからすると、

広島県内の移動で別立てのきっぷが必要だとか、そういうことを考えるとそう単純ではない。


ところで、この旅行のクーポンというのは宅配便で送られてくる。

今どきインターネットから旅行を発注してクーポンの現物を送ってくるものかと思ったが、

理由は単純で、JR乗車票は紙券だからである。

鉄道が含まれる旅行商品では多くがこうなるのではないかと思う。

飛行機の場合は飛行機はeチケット(会員カードやQRコードで搭乗できる)、宿は印刷した旅程表を出せばよいわけだから。


この宅配便で送られてくるチケットが出張前に受け取れるかというのは、少しヒヤヒヤしたところだった。

というか注文したときはあまり考えてなくて、後で大丈夫か? と気づいたんだけど。

日本旅行の場合、2週間以上前に注文すれば、出発日の1週間前ちょうどに到着するぐらいで送られてくるようだ。

けっこうギリギリまで引っ張るなぁという気はするが、クーポンを発送してからキャンセル・変更があると面倒なのもあるのかも。

ちなみに、この発送元というのは、旅行の出発地ごとに決められた営業所になっているようだ。


鉄道の乗車券類がチケットレス化されると、便利だなと思ったけど、

実は一部の旅行商品では、駅の券売機を使ってのチケット受取に対応している。

チケット駅受取OK!空席確認や座席のシートマップ選択も!JRセットプランの新サービスのご案内 (日本旅行)

日本旅行ではちょうど10月1日から導入されたんだね。今回の旅行は9月中に注文したので対応してなかっただけかも。

今月末に予定している関西行きはこれに対応していたが、旅行会社から指定された受取可能駅がどこかよくわからなかったので、

結局は宅配にしてもらった。今回は受取には全く問題ないはずなので。

この仕組みが真価を発揮するのは直前申込みの場合で、今まではクーポンを宅配する都合、直前申込みはいろいろ厳しかった。

券売機で受け取るシステムだと、注文が確定すれば、受取可能駅に行って受け取ってすぐ乗れますから。


とはいえ、チケットレスではないですからね。きっぷを受け取るために券売機に行く必要はあるし、

受け取ったら往復分が一括して出てくるから、そこからの紛失の責任は旅行者自身が負うことになる。

今どきは新幹線もICカードに紐付けて乗車できるんだし、チケットレス化もあと少しという感じはするけど。

在来線特急は? とか言われるとそれは困るんだけど。


というわけで、チケットを宅配するというのも、もうじきに減っていくのかも知れないね。

そういえば駅の券売機がQRコード読み取り可能なものに交換されてるとは思ってたけど、

そういう理由だったのね。(他にも目的はあると思うけど)

回転寿司に2皿リング

出張の時、宿泊していた宿の近くに くら寿司 があって、夕食に食べに行っていた。

旅行先でなんとなく回転寿司店に入ることはあったが(cf. 回転寿司だと思ったが回転してない)、

くら寿司 ってのはなかった気がするなぁ。どうだったかなぁ。


まず、驚いたのが寿司がたくさん回っていたこと。

Blogにベルトコンベアしかない寿司店の話を書いたが、これは極端なのだけど、

できるだけ廃棄を出さないために、回転させる寿司を少なく絞り込む店が多い印象だった。

もはや回転している寿司だけではどうにもならないわけで、注文ありきだなと。

今どきどこのチェーンもそうかなと思ってたけど、この店は回転してる寿司だけでも困らないんじゃないかというぐらいいろいろな種類が流れていた。

客は多かったから、それでも割に合うのかもしれないけど、今どきこんな店もあるんだなと。


こうして回っている寿司を眺めていると、「2皿リング」というのが取り付けられた皿が回っていた。

2枚の皿を重ねてくっつけてあるのだけど、これはメニューでは 1皿200円+税 と書かれている商品だ。

100円皿2枚で200円を表していて、2皿リングを取り外して、100円皿2枚にできると。

なぜそんなことをしているのか?

くら寿司に行ったことがある人ならご存じだと思うが、机に皿投入口があって、ここで皿をカウントしている。

そして、その皿のカウント数を使って「ビッくらポン」を回せるわけですね。(回さないこともできる)

取り外した2皿リングを回収する筒がレーンを流れているので、解体して出てきたリングはここにかければよい。


しかし1皿100円(本体)に執着するのはどうなんだろうかな。

スシローでは1皿100円・150円・300円の3種類、はま寿司 だと1皿100円(平日は90円)・150円(いずれも本体価格)などと。

これらの金額の皿と、1皿2カンと1皿1カンの使い分けで、いろいろな価格設定ができるんだな。

スシローのメニューを見てみると、基本は1皿100円で2カン だから1カンあたり50円、

これがちょっといいネタになると、1皿150円で2カン、これだと1カンあたり75円、

1皿100円で1カンというのもありうるし、実際あるけど、これは限定的。

1皿150円で1カン、あるいは1皿300円で2カン、1カンあたりにすれば同じ金額だが性質によって。

本当に特別な物では1皿300円で1カンというプレミアム商品もある。


くら寿司だと1皿100円か200円(100円2枚)しかないわけだから、

1皿100円で2カン、1皿100円で1カン または 1皿200円で2カン、1皿200円で1カン の3種類の単価しかない。

こうしてみてみると1皿150円という選択肢がある スシロー と はま寿司 は絶妙ですよね。

その分、皿の種類を区別して集計しないといけないが、全て注文で行う店ならばその問題もない。


こうしてみてみると、くら寿司 は回転寿司のよいところを伸ばそうとしてきたのだと思う。

ずっと回転し続けては不衛生なんじゃないかと「鮮度くん」というフタを付けて回したりという工夫もある。

そこら辺の熱意は他のチェーンを圧倒しているんじゃないかなと思う。

均一にしてどれ取っても同じというのはわかりやすいし、皿の集計までセルフサービス化できた。

ところがそうしたら、価格設定の柔軟性がなくなってしまい「2皿リング」なんてものができてしまった。


なんか今にして見れば失策という感じもあるけど、どうなんでしょうね?

ただ、大手チェーンの中ではもっとも回転寿司らしいとは思う。

それがしっくりくるかは別問題ですが。

そのための出張日当

出張期間中、全く洗濯せずというわけにもいかないので、ホテル内のコインランドリーで洗濯を。

出張すると、なんやかんやと雑費がかかるわけだが、そういう雑費を処理するのが出張日当である。

ということを、ある時の旅費規則改定の労使交渉のときに知ったんだけど。


そういう性格があるので、出張日当には所得税や社会保険料が課されることはない。

具体的に何というわけではないけど、交通費・宿泊費・食事代と同じ扱いなんだね。

出張日当がいかなるものかというのは会社にもよると思うが、

勤務先では典型例として洗濯代・飲料水・チップ(この辺は外国出張のときだね)などを包含しているとしている。

冒頭に労使交渉があったと書いたけど、そのときの交渉内容がまさに出張日当の包含範囲であって、

それ以前は海外出張では実費精算になる費目がけっこうあったらしく、精算が煩雑になってたようだ。

それを日当に包含して事務処理を簡略化したいが、目的地によって費用水準がだいぶ違うので、労使双方で落とし所を探ったという話だった。


もう1つ、国内出張の日当というのは、消費税の課税仕入れとして扱われる。

消費税の課税事業者が日本国内で商品・サービスを購入すると、その代金には消費税が含まれる。

そのとき払った消費税は仮払消費税として、課税事業者が納める消費税から差し引くことになる。

従業員に支給する出張旅費というのも、従業員経由で消費税を支払ってるということになる。

ICカードで電車に乗って1100円払ったのを、出張経費として精算すると、会社は100円の消費税を払った扱いになる。

これと同じことが出張日当にも言えて、1泊1000円の出張日当を支払えば、会社は91円の消費税を払った扱いになる。

ここだけ見ると変な気がするけど、500円でコインランドリーを使うと、そこには45円の消費税が含まれており、

元手は会社が支払った日当なのだから、この消費税は会社が支払ったものと考えてよいわけだ。

それでいいの? って思ってしまうけど、問題ないらしい。


というわけで出張中にコインランドリーを回しても、日当もらってること考えると割に合うわけだね。

むしろ趣旨からすれば正しく使わないと、会社の日当設定の妥当性が問われることになる。

一方で、旅費として支給がないけど、出張中に負担になることがあるのが昼食代だよな。

あるいは帰宅が遅くなるときに夕食代とかも支給がないものだね。

このあたりも会社によると思うけど、勤務先では宿泊しない限りは通常は交通費のみの支給である。

宿泊出張でも食事代の支給対象は宿泊日の夕食・朝食のみ。(今回は朝食は宿泊費に包含されているけど)

昼食代は考慮されていない。(ただ、包含されない費用という点では、出張日当に含んでいるともとれる)


昼食代が考慮されていないのは、職場で仕事していても昼食代は自分で払ってるから。

確かにそうだ。でも、出張先では昼食代がかさみがちなんだよね。

これまで日帰り出張ばかりだったので、ここは割に合わないなと思っていた。

とはいえ、そんなに出張が多いわけでもなく、稀にそういう日もあるよねって感じだし、

逆に出張先で弁当を支給されて、食事代が浮くようなときもあったんだよね。

出張先の施設が食事を一括手配するため、会社が支払っている利用料に昼食代が包含されていたんだ。

一見いいことのようだが、作業が不調の時に、昼休みまで施設内というのは気分転換もできずちょっと辛かった。

経路検索できないものは有料特急か

出張旅費の精算に領収書が必要なものと、不要なものがある。

必要なもののの1つがホテル代、会社指定の予約サイトから予約したのだが、

今回は支払いは自分でしないといけない(会社から自動で支払われる場合もあるが)ので、領収書提出が必要になる。

もっとも、その予約サイト上で個人のクレジットカードで支払ったので、領収書というのは電子データなのだけど。

領収書が不要なものの1つがバス運賃、僕にはわりと利用機会が多いものである。

日時・利用区間・運賃を記載すれば、それで終わり。


なんで領収書不要の例題がバスなんだよという話だけど、鉄道はちょっと複雑なのだ。

鉄道も有料特急を使わない場合は領収書は必要ない。多くはそうである。

この場合は「鉄道(経路検索)」という費目で入力する。

これで経路検索して出てきた運賃をポチッとすればいいので、運賃計算がいらないのは楽。

ただ、運賃を知ってる区間でこれをいちいちやるのもめんどくさいのも確か。

バスなら費目のコピーが容易に出来て、乗車区間・運賃が同じで日付が違うみたいなのはすぐできるけど、

経路検索では費目のコピーは単純にはできないので手間がかかる。


もう1つ「鉄道(その他)」という費目がある。

これが特急料金を含む場合に使う費目なんだけど「その他」というのが不思議な書き方である。

経路検索できない鉄道があったとすれば、有料特急でなくてもこれに該当するのかな。

この「鉄道(その他)」で入力する場合は、領収書の提出が必要になる。

システム上は 経路検索で入力できる=運賃のみ、入力できないもの=特急料金を含む という解釈のようだ。


特急料金を含む場合は領収書が必要だが、そこに運賃を含むかは場合によりけり。

今回は往復の乗車券 と 往路の特急券は会社指定の旅行会社で手配してからきたので、復路の特急券だけを購入するということになる。

他に特急券だけ手配するケースとしては、在来線特急でICカード+チケットレス特急券を使う場合が考えられる。

この場合は、チケットレス特急券の領収書データをダウンロードして提出することになる。

一方で、乗車券・特急券をまとめて購入する場合は、合算された領収書が発行されることが多い。

あとEX-ICみたいな乗車券・特急券が包括されたものを使う時もそうだね。

この場合は、その領収書の金額全体を「鉄道(その他)」で入力すればよく、乗車券・特急券を分けなくてよい。


ただ、これはJRの領収書の問題だと思うんだけど、どんなきっぷを購入したかは領収書に記載されない。

「購入商品 JR乗車券類」とだけ記載され、その利用区間・人数や乗車券・特急券の別はわからない。

さらに言うと、旅費精算システムでも「鉄道(その他)」の利用区間は記載するが、

それが特急券だけなのか、乗車券を含むのかを記載するところはない。片道・往復の別だけは記載するが。

正しく精算してればどうってことはないが、なんとなくわかりにくい気はする。

今回は往路は特急券まで会社経由で手配してるので、その請求データと照らし合わせれば妥当性がわかるはずだが。


ふと気になって新幹線単独駅の運賃を経路検索で出せるのか試してみたらちゃんと出るので、

新幹線を乗車する場合でも、乗車券部分は特急券不要、特急券の領収書だけ提出で問題ないようだ。

そういうケースがどれぐらいあるんだという話はあるけど。

近距離用の券売機で新幹線単独駅までのきっぷを買うというのは、100km以内ならできそうだが運賃表に書いてあるか。

かなり曲芸的な気がしますね。


今まで「鉄道(その他)」を入力する出張精算ってやったことなかった気がするんだよな。

それは新幹線回数券・特急回数券を社内であらかじめ発行して出かけてたからだけど。

ただ、在来線特急の方は回数券が廃止されたので、今同じところに出張するなら、

特急券は別買い(多分チケットレス)だろうなとかそういうのはある。

やればいいだけのことなんだけど。特に領収書が電子データなら手間は少なくなってるので。

スロープの先にエレベータがある

今回の出張の移動手段は主に新幹線だ。

ちょっと出張期間が長いのと、仕事道具にプライベートのPCと荷物が思っていたより重い。

キャリーバッグなのは当初から決まってたが、見た目の割にずっしり重い。

まぁそうすると、駅などでも段差があればできるだけエレベータやスロープなど使うことになる。

階段を持って上り下りしてもよいが、エスカレータはダメだな。


新幹線への乗換駅もいろいろだが、今回は東京駅から。

東京駅というと、普段は中央線ホームの南端にある階段を使うことが多くて、

あの長いエスカレータが好きじゃないからなんだけど。

エレベータってどこにあったっけとおもったら、その階段の近くにあった。

ここから新幹線乗換改札に行くわけだけど、ご存じの方も多いだろうが、ここには段差がある。

東海道新幹線と東北新幹線の乗り換え改札の中央付近にスロープがあるので、ここを通ればよい。

そして、東海道新幹線の改札を入って……あれエレベータどこだ?

結局は目の前に見えた階段を荷物を持って上がったのだった。


実はけっこう惜しかった。

東京駅の構内図 (JR東日本)

スロープを上がって、南のりかえ改札を入って、左側に見えるスロープを降りて、

その先にエレベータがあったらしい。エレベータしかない通路ですから、あんまり通らないんですね。

これを見ると、よりよい選択肢が見えてくる。

在来線ホームからエレベータで降りてくると、八重洲側では八重洲中央口だけが段差・スロープなしの1階レベルにある。

そして、東海道新幹線の八重洲中央南口、これも同一平面だが、するとエレベータのある通路にたどりつく。

なので、一旦途中下車するとスロープを上がり下がりしなくてよいと。ちょっと遠回りだが十分メリットはあるかなと。

もっとも、東京都区内発着の乗車券など、途中下車ができない乗車券の場合もある。

その場合はスロープを上がり下がりするのが正攻法となる。(車いすの人などは相談してよいと思うが)


あと、東海道新幹線は 中央のりかえ口・八重洲北口 から入ると、その先のエレベータはないね。

(中央のりかえ口へ至る通路、八重洲北口入ってすぐのところにはスロープがあるのでダマされそう)

それと、東北新幹線はエレベータの使える改札口は、南のりかえ口・北のりかえ口から入ったところのみで、

両改札はM2Fレベルで、通路に沿って設けられたスロープでの移動が必ず必要になるってこと。

別にスロープが悪いわけではないが、なんとなくめんどくさいなぁと思ってしまう。


それにしてもなんで東京駅はM2Fレベルの中途半端に床が高いところがあるんだろ?

東京駅が勾配地にあるというわけなくて、八重洲側の改札は全て1階レベルにある。

新幹線関係の部分と京葉線方面の通路だけかさ上げされているのでなんか理由はあると思うのだが。

東京駅への新幹線乗り入れというのが、いろいろやりくりして実現されたもので、

中央線ホームが他に比べて高いというのも、その帳尻合わせの1つだと聞いている。


困ったのは東京駅だけで、乗車駅も、その先の乗換駅も、目的地最寄り駅もうまくやってますけどね。

無理がないのがわかりやすく使いやすくていいですね。

新幹線を降りた駅はまさにそんな感じだった。

それだけになんだこれはと思ったんだが。


往路の新幹線のきっぷは会社指定の旅行代理店の予約サービスで取って、

指定された席に座ったら驚いたのは、最後列、すなわち特大荷物スペース付き座席だったということ。

キャリーバッグ持ってるけど、荷棚に載るサイズで、あらかじめ測って対象外だなとみてたのだが……

なんで、何も指定してなかったのに特大荷物スペース付きの座席を寄越してきたんだろ。

値段は変わらないんですよ。それに空いてるから、使いたかった人に迷惑にもなってないし、何の問題もないのだけど。

特大荷物スペースにキャリーバッグを置いてもよかったのかもしれないが、予定通り荷棚に載せておいた。