新番組とはいうけど、出演者を変えて、名前を変えただけ……って十分別番組か。
それがNHKラジオ第1の「パワーボイスA」である。
この番組は日曜20時05分~55分(前後はニュースと天気予報が入る)に放送されるのだが、
もともと、この時間帯には「らじらー!サンデー」という番組があった。
とはいえ、この番組がなくなったわけではない。
もともと20時05分~23時(ニュース・天気予報による中断あり)の番組が、21時05分~23時に短縮されたのだ。
短縮される以前、この番組のこの時間帯には「声優アーツ」というコーナーをやっていた。
このコーナーは短縮後はなくなっており、さらに言うと、このときの解説者が新番組の出演者の1人になっている。
もとよりNHKラジオ第1の土曜・日曜の20時台~22時台は若者向け番組をやってきた時間帯らしい。
番組名は数年おきに変わっているようだが、こういう構成はかなり長く続いているものだったらしい。知らんかったけど。
2015年4月より土曜は「らじらー!サタデー」、日曜は「らじらー!サンデー」として約3時間(中断あり)の番組とすることになった。
何が主軸なんだろうね? アイドルなんかね? (土曜はジャニーズ事務所の男性アイドルたち、日曜は乃木坂46かSKE48のメンバーが適宜出演する)
これに対して、NHKとしては新たな試みとして注目したのが「歌う声優」だったそうで、
それを取り上げるコーナーが「声優アーツ」だったらしい。上に書いたとおり「らじらー!サンデー」の最初の1時間内でやっていた。
時々、聞いてたんだけど、なかなか司会者とのかみ合いがよくなかったなという印象がある。
コメディアンというのは話させれば無難ではあるのだろうが、アニメの世界に明るいとは限らない。
そこで解説者として「アニソン雑誌編集長」という肩書きで澄川龍一さんが出演していた。
なんか不思議な肩書きだなと思ったけど、「リスアニ!」の編集長ですね。NHKだからこういう言い方をするってことだ。
とはいえ、司会はやっぱり司会だし、なんか噛み合わんなぁという感想はあった。
実際のところは分からないけど、手応えはあったが、行き詰まりも感じていたのかも知れない。
コーナーを分離して新番組するにあたってなにを考えたか、本当のところは分からないけど、
餅は餅屋だということで、アニメの世界に明るくてよくしゃべれそうな人を探したのかなぁと想像する。
そしたら、ラジオパーソナリティとして定評のある声優の中村繪里子さんが浮かび上がってきたのかなぁと。
なるほど、よく考えたなぁって思った。
これに加えて「声優アーツ」の解説者だった澄川さんと、若手声優という肩書きの 武藤志織さん の3人の番組になったのだった。
番組全体としてはもうちょっとフォーカスを広げて「『A』はアニメーション、アクター、アクトレス、アート、アーティスト…を表します」とのこと。
Twitterで見てると僕の周りでは聞いてる人多くて、なかなかの評判だった。
出演者で興味を持った人が多かったようだけど、純粋におもしろいねって感想が多かった気がする。
話がよく噛み合うようになるとそれだけ楽しいし発見もあるってことなんじゃないかな。
らじらー!サンデーの1コーナーだった頃と比べると内容も雰囲気もかなり変わってるんだけど、非常によくなった気がする。
来週以降の楽しみが増えたなんて声も多かったので、来週以降も多くの人が聞きそうだ。
NHK-FMで休日昼間にアニメソングの番組をやってたら民放でもやり始めたという話を書いた。
これは逆に民放ラジオでやってたような夜のアニラジ(アニメ関係のラジオ番組)を、NHKがやってみたようなものとも言える。
そこにNHKだからこそできることというのがあるのか? それはまだわかってないけど、なんかありそうな気はする。