若者向けに始めた番組

新番組とはいうけど、出演者を変えて、名前を変えただけ……って十分別番組か。

それがNHKラジオ第1の「パワーボイスA」である。


この番組は日曜20時05分~55分(前後はニュースと天気予報が入る)に放送されるのだが、

もともと、この時間帯には「らじらー!サンデー」という番組があった。

とはいえ、この番組がなくなったわけではない。

もともと20時05分~23時(ニュース・天気予報による中断あり)の番組が、21時05分~23時に短縮されたのだ。

短縮される以前、この番組のこの時間帯には「声優アーツ」というコーナーをやっていた。

このコーナーは短縮後はなくなっており、さらに言うと、このときの解説者が新番組の出演者の1人になっている。


もとよりNHKラジオ第1の土曜・日曜の20時台~22時台は若者向け番組をやってきた時間帯らしい。

番組名は数年おきに変わっているようだが、こういう構成はかなり長く続いているものだったらしい。知らんかったけど。

2015年4月より土曜は「らじらー!サタデー」、日曜は「らじらー!サンデー」として約3時間(中断あり)の番組とすることになった。

何が主軸なんだろうね? アイドルなんかね? (土曜はジャニーズ事務所の男性アイドルたち、日曜は乃木坂46かSKE48のメンバーが適宜出演する)

これに対して、NHKとしては新たな試みとして注目したのが「歌う声優」だったそうで、

それを取り上げるコーナーが「声優アーツ」だったらしい。上に書いたとおり「らじらー!サンデー」の最初の1時間内でやっていた。


時々、聞いてたんだけど、なかなか司会者とのかみ合いがよくなかったなという印象がある。

コメディアンというのは話させれば無難ではあるのだろうが、アニメの世界に明るいとは限らない。

そこで解説者として「アニソン雑誌編集長」という肩書きで澄川龍一さんが出演していた。

なんか不思議な肩書きだなと思ったけど、「リスアニ!」の編集長ですね。NHKだからこういう言い方をするってことだ。

とはいえ、司会はやっぱり司会だし、なんか噛み合わんなぁという感想はあった。

実際のところは分からないけど、手応えはあったが、行き詰まりも感じていたのかも知れない。


コーナーを分離して新番組するにあたってなにを考えたか、本当のところは分からないけど、

餅は餅屋だということで、アニメの世界に明るくてよくしゃべれそうな人を探したのかなぁと想像する。

そしたら、ラジオパーソナリティとして定評のある声優の中村繪里子さんが浮かび上がってきたのかなぁと。

なるほど、よく考えたなぁって思った。

これに加えて「声優アーツ」の解説者だった澄川さんと、若手声優という肩書きの 武藤志織さん の3人の番組になったのだった。

番組全体としてはもうちょっとフォーカスを広げて「『A』はアニメーション、アクター、アクトレス、アート、アーティスト…を表します」とのこと。


Twitterで見てると僕の周りでは聞いてる人多くて、なかなかの評判だった。

出演者で興味を持った人が多かったようだけど、純粋におもしろいねって感想が多かった気がする。

話がよく噛み合うようになるとそれだけ楽しいし発見もあるってことなんじゃないかな。

らじらー!サンデーの1コーナーだった頃と比べると内容も雰囲気もかなり変わってるんだけど、非常によくなった気がする。

来週以降の楽しみが増えたなんて声も多かったので、来週以降も多くの人が聞きそうだ。


NHK-FMで休日昼間にアニメソングの番組をやってたら民放でもやり始めたという話を書いた。

休日昼間にもやる

これは逆に民放ラジオでやってたような夜のアニラジ(アニメ関係のラジオ番組)を、NHKがやってみたようなものとも言える。

そこにNHKだからこそできることというのがあるのか? それはまだわかってないけど、なんかありそうな気はする。

特別社員になっていた

ちょっと前にポストに日本赤十字社からの封筒が入っていた。

献血関係かなぁと思ったんだけど、そうではなさそう。

開封したら、バッジと「特別社員(会員)」と書いた門鑑が出てきた。


日本赤十字社に社費として定期的に寄付する人を社員という。

社費は日本赤十字社の活動資金として国内外の救援活動、福祉事業、救急法講習などに使われることになる。

で、僕は去年に寄付をしたので、それをもって社員として登録されたのだった。

とはいえ、社員として登録されたことで何か起きるわけでもない。

確かに寄付した後に「日本赤十字社の社員として登録いたしました。 所属支部:東京都支部」とIDが表示されたがそれだけだと思っていた。


それで届いた封筒の中に感謝状と書いたカードが入っていた。

ここに表彰制度の説明と書いてあったのだが、累計2万円以上の活動資金の寄付で特別社員になると書かれていた。

確かに去年に寄付をしたのは2万円で、その結果として即、特別会員になったということらしい。

狙っていたわけではなく、なんとなく2万円かなって寄付したらこうなった。


累計2万円で特別社員ってどうだろう?

僕はそこまで大仰に言うほどのことかな? って思ったんだけど、同じように思った人もいるかもしれない。

ただ、日本赤十字社の社員ってかなり門戸が広くて、なんとなく社員になってるという人も少なくないのだ。

というのも最低、年500円の社費を納めれば社員になれて、地域で各戸500円とかとりまとめて社員になっているケースもあると聞くから。

もちろん年500円でも継続的な協力は役立つだろうけど、数千円、数万円と寄付してくれる人がいればさらにありがたいことは言うまでもない。

そういう人たちに与えられる称号が特別社員ということだろうと思う。


そんな特別社員に与えられたのがバッジと門鑑である。

バッジは社章のようなもので、正装のときとかに付けるといいんだろうけど、そもそもそんな機会がない。

門鑑は時々付けてる世帯も見るが、そんな内廊下の社宅で付けたところで、大して見られる人がいない。

せっかくもらったもんだから取っておくけど、いずれも当分は使い道がないね。


調べたところ、この4月から日本赤十字社の社員は会員に呼び方が変わったらしい。

会員の定義は年2000円以上の活動資金の寄付をする人ということで、ちょっと変わったがその程度。

会員といっても、会員限定イベントとかそういうのがあるわけでもないし、そんなにメリットがある話ではない。

ただ、会員として組織化することで、継続的に協力してもらいたいって意図はあるんじゃないかなぁ。

もちろん単発で赤十字社に寄付することはできるんですけどね。

義援金・救護金として特定の災害・紛争などに対して支援することもそうだし、活動資金を単発で寄付することも可能ではある。

もちろんこれも役立つんだけど、継続的に協力があればもっとありがたいというのはきっと本心でしょうから。

市町村が線路を引き取る

この4月で伊賀鉄道伊賀線の施設・車両の所有が伊賀市に移っていたらしい。

4月1日から伊賀鉄道伊賀線が公有民営体制に移行いたします。 (伊賀鉄道)

これまで伊賀鉄道は近鉄から線路を借りて走らせていたが、今後は伊賀市から線路を借りて走ることになる。


このあたりの背景は以前、このBlogにも書いている。

上下分離で鉄道は維持できるか

上下分離により国・県からの補助が受けられることがポイントになっている。

あとは、鉄道施設・車両の維持費を沿線市町村持ちにすることで、近鉄にとっての負担を軽減するという意図がある。

伊賀鉄道は近鉄が98%出資する子会社ですから、伊賀鉄道というのは近鉄そのものである。

今までも伊賀鉄道の赤字の一部は伊賀市から補填してもらっていたが、それでも近鉄にとっての負担はけっこうあった。

今後は伊賀鉄道は伊賀市からタダで線路・車両を借りて走らせる立場になり、近鉄にとっての大幅に軽減される。

タダで借りている線路で利益が生まれた場合は伊賀市に還元される仕組みになっている。逆に伊賀鉄道が赤字になれば伊賀市が補填するのだが。


伊賀線は全区間が伊賀市内なので、一括して伊賀市に譲渡すれば話が済んだ。

ところが、伊賀線と同時期に分社化された養老鉄道養老線はそういうわけにはいかない。

なぜならば養老線は三重県桑名市と岐阜県の6市町にまたがって走っているからである。

どうするんだろう? と思って調べてみたら、沿線市町で法人を作って引き受けるとのことだった。

さらに調べてみると、その鉄道施設・車両を引き受ける法人が見つかった。

その名は「一般社団法人養老線管理機構」である。社員(出資者)は沿線の7市町になっている。

営利性はないので会社ではなく社団法人にしたという意図があるようだ。

社団法人が鉄道事業者になるというのは珍しいようだが、今回の様なケースでは最適の選択肢だったのだろう。

今年中の譲渡を予定しているようだ。


伊賀線も養老線も内部・八王子線(現在は四日市あすなろう鉄道)も、日本の他の地域のローカル線問題に比べればかなり恵まれた話ではある。

いずれも大都市圏やその外縁に位置を走る路線で、私鉄としてやっていくのは厳しいとは言うけど、それなりの利用者がいる。

なにしろ、利用者の相当数を高校生が占めるにしても、いずれの路線も主な区間では終日30分か40分間隔で走っているのだから。

それだけに沿線市町村からの理解も深く、このような支援を受けられているのではないかと思う。

特に養老線は関係町村が多いわけで、よく結束できたなぁとも思うのだ。

そして近鉄も鉄道でやる意味を理解してくれているのだから。(内部・八王子線はBRT化という提案はあったが)


ところで、なんで近鉄は伊賀線と養老線を保有していたのかという話だが、今の大阪線と名古屋線のルーツに関わっている。

伊賀線はもともと現在の伊賀上野駅から名張を結んでいた。

これに対して(大阪~)桜井~名張~伊勢という路線を作るときに、補償のためにこの路線を買収したとされている。

新路線に平行する区間は後に廃止されたが、平行しない区間が残ったのが現在の伊賀線となっている。

養老線はもともと揖斐~大垣~桑名~津~伊勢を結んでいた伊勢電気鉄道を買収したことに由来している。

このうち桑名~江戸橋(津市)の間は現在の近鉄名古屋線に直接使われている。(ただし四日市駅付近の線路などは後に移設されている)

江戸橋~伊勢については現在使われている中川経由のルートがあるので廃止された(跡地は近鉄道路として知られているそう)、

平行路線のない桑名~大垣~揖斐は養老線として残ることになった。

実は近鉄の支線たちを調べて行くと、そういう新線建設時に補償のために買収したって路線がけっこうある。

廃止された路線もあるが、鉄道としてやる意義があれば残してきたのだ。その中で沿線市町村と連帯して残すという話が出てきたんだと。

平城宮跡から線路を追い出すのは難しい

近鉄電車で奈良に行くとき、西大寺を出て平城宮跡を横切ると、もうすぐ奈良公園だなと思わされる。

奈良らしい景色というのもいろいろあるけど、そんな景色の1つかもしれない。

とはいえ、特別史跡である平城宮跡を電車が横切るというのはいかがなものかという話がずっと前から出ている。


平城宮跡の近鉄電車の問題は景観問題だとされているので、現地で地下化という選択肢もありそうだが、

平城宮跡に残る埋蔵文化財のことを考えれば現地で地下化はあり得ない。

なので平面的にも移設が必要ということで、かなり大がかりな話である。

では、どこに移設するのか?

これは平城宮跡の南側を走る 大宮通り で考えているというニュースが流れてきた。

奈良県、近鉄線移設で調査開始 平城宮跡横断の区間 (日本経済新聞)


大宮通りへの移設はほぼ唯一の選択肢だろう。

現状、平城宮跡を抜けた近鉄電車は、新大宮駅付近まで大宮通りのやや北側を走り、

新大宮駅を出たところで大宮通りの地下を走り、近鉄奈良駅にたどり着くというルートを取っている。

現在の経路近くで土地が確保できそうなのは大宮通りぐらいしかないし、どうせ最終的には大宮通りに向かうのである。

だから、やるとすれば大宮通りだろうなとはずっと思ってたんだけど、実際にそういうニュースが流れてきたのだった。


ただし、大宮通りへの移設は地下か高架か、どちらにするかはまだ固まっていないようだ。

そもそも実現性からして怪しい計画ではあって、あまり真に受けるような話ではないような気もするが……

平城宮跡付近は国道24号線 奈良バイパスの奈良高架橋などの高架橋が存在するので、高架というのも現実味のある選択肢に思える。

ただ、奈良高架橋のときも平城宮跡のごく近くを通るので景観問題はあったと聞いている。

さらに近鉄が高架を走るとすれば、その奈良高架橋を乗り越える必要がある。さすがにそんな高架橋は厳しいのでは?

高架にするにしても国道24号線と交差するまでには地下に潜る必要があるという話なのかなぁ。

それだとほとんど地下化みたいなもんだが。


一方の地下化というのも平城宮跡付近ということで揉めそうだ。

地下化であれば景観上の問題は少なく、最終的に新大宮~奈良の地下区間に合流するのも構造的に無理がない。

ところが地下水への影響があるのでは? という話が出てくるのではないかという懸念がある。

というのも、平城宮跡に埋まっている木簡が腐らずに保存できているのは、地下水の水位が高く保たれているからという話がある。

そのため、京奈和自動車道の大和北道路の計画でも、平城宮跡の地下水への影響が議論されている。

京奈和自動車道大和北道路/地下水検討委員会 (奈良国道事務所)

とはいえ、京奈和自動車道は平城宮跡付近をシールドトンネルで通過するだけだから、影響はきわめて小さいのは明らかだった。

それに対して、近鉄電車の移設は平城宮跡付近に開削部ができるだろうから、

京奈和自動車道のトンネルに比べれば地下水への影響ははるかに現実味のある話である。


結局のところ、高架だろうが地下だろうが移設するのはかなりリスクの高い話である。

ニュースを見る限りは奈良市は消極的なようだ。

お金がかかるし、実現性も怪しい。そもそも現状でもあんまり困っていないのだから。

それでも奈良県が積極的なのは、平城宮跡を整備する国が近鉄の移設を強く求めているという事情があるようだ。

この移設で得られるものがそんなに価値のあるものか? リスクに見合っているのか?

そこが本当の問題のような気がするな。そのリスクの程度を見積もるために検討するのは意味があるかもしれないが。

なぜ広い関東甲信越を使う

関東甲信越という区分はNHKでよく聞くが、

なんでこういう区分なのかなぁというのは引っ越してきた当初はあまり納得がいってなかった。

関東地方は関東平野一円ということで非常にまとまりのある区分だが、そこに甲信越をつけるってどういうことだって。


甲信越って甲斐・信濃・越後の頭文字をくっつけただけで、それぞれ山梨県・長野県・新潟県に相当する。

甲信越と並べられると、あまりに脈略のない区分に思えるが、甲信と信越に区切ってみると分からなくもない区分だ。

山梨県と長野県はともに中央高地に位置し、地理的な関係が深い。

歴史的につながりが深かったのかというと、そうでもなさそうだ。古くは甲府~諏訪の甲州街道の整備状況が悪かったそうだから。

ただ、現在は高速道路・鉄道が甲州街道ルートで整備されたので、大変行き来がしやすくなっている。

長野県と新潟県については、主に長野県北部と新潟県上越地方のつながりが深いことが知られている。

上越市の直江津港の整備費を長野県も出しているなんて話もあるけど、長野県にとっての海ってそうなるんだよね。


とはいえ、甲信越のつながりを重視して、関東甲信越という区分があるわけではないんだろう。

山梨県・長野県・新潟県はいずれも関東地方との行き来が多い地域である。

特に山梨県は大月市や上野原市などは東京への通勤者が多いことが知られている。

朝夕以外は東京への直通列車はないんだけどさ。でも、東京(新宿)~上野原って大阪~草津と同じぐらいだから、けっこう近いのよね。

長野県・新潟県は山梨県ほど近くはないが、その一方で新幹線が使える場合はかなり短時間で移動できる。

大宮から長野まで1時間10分、長岡まで1時間20分、それぐらいなんだね。新幹線って速いんだな。

そういう関東地方とのつながりを背景にして、関東甲信越という区分がなり立っているのだろう。


ただし、関西から見ると、この区分はけっこう違和感があった。

新潟県は福井県・石川県・富山県とともに北陸地方だと思っていたし、

山梨県・長野県はともに岐阜県などとともに中部地方だと思っていた。

ただ、高速道路はこの直感通りにつながってるんだけど、鉄道ではこういうルートで行こうとするとちょっと不便なんだよね。

かつては大阪~新潟の直通列車もあったのだがもうなくなって久しい。

名古屋~松本・長野はしなの号が走ってるからよいが、名古屋から諏訪・甲府方面への直通列車は基本的に走らない。

鉄道が不便なだけとも言えるのだが、実態として新潟県と他の北陸地方との結びつきはやや弱い。

長野県は南部については岐阜県・愛知県との行き来も多いのだが、それ以外の地域ではさほどではないとされている。


関東甲信越という区分は、関西から見ると違和感はあるのだといいつつ、実態はそうあるんですよね。

とはいえ、ただでさえ広い関東平野にそれを取り囲む地域をくっつけた関東甲信越という区分はあまりに広すぎる。

関東地方を適宜分割して扱うようなことはあって、それにあわせて山梨県・長野県・新潟県も連動することは多いだろう。

だいたいは山梨県は東京都と同じグループ、長野県・新潟県は群馬県と同じグループになるのかなぁ。


その一方で関東平野を分けて取り扱うことはできないとなれば、関東甲信越を一体にして扱うしかないということもある。

NHKはその代表例ではないかと思う。

なぜか? それは電波が関東平野に広く飛んでしまうからだ。

今でこそ茨城県・栃木県・群馬県で県域テレビ放送をスタートさせたNHKだが、これだってデジタルになるまでは実現できなかった。

そして、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県は県域テレビ放送が未だに実現できていない。(NHKではNHK-FMが唯一都県単位の放送ができる)

こういう制約がある都合、関東地方は一体のものとして扱う必要があった。

それに加えて関東地方との結びつきの強い甲信越もあわせて扱うということやるとこうなると。


なお、福島県や静岡県も地域によっては関東地方との結びつきは相当強いことが知られている。

福島県ではいわき市を中心とする浜通りの南側、静岡県では伊豆をはじめとする東部が該当する。

ただ、福島県は全体的には東北地方の中で存在感を示しているから、浜通りの一部がそうだからといってあまり問題にはならない。

静岡県は東京と名古屋という大都市に挟まれているので、その立ち位置はそもそも難しい。

静岡県東部は神奈川県と結びつきが強いと言うけど、逆に浜松市を中心とする西部(遠州)は愛知県との結びつきが強い。

それゆえに独立心が強いなんて話もあって、便宜上は愛知県と同じグループにしておきつつも、独特の立ち位置を考慮することが多いようだ。

あれほど東西に長い上に、都市化が進んだ地域とあって、静岡県の人口は3700万人ほどとそれなりに多い。

これは四国全域の人口と同程度なので、静岡県をある程度、独立した地域として扱っても割に合うという算段はなり立つ。


ちなみに電力会社の区分では新潟県はなぜか東北電力なんだよね。

北陸でも関東(東京電力)でもなく東北というのは不思議だが、これは水力発電の都合らしい。

電力会社以外では見られない特異な区分だが、地図で見てみると新潟県と福島県は一見近そうだし、そういうのもあると。

ただ、他の北陸との流動がやや少ないように、他の東北との流動も少ないから、あまり納得感はないんだろうなぁ。

HDMIまで5.1chで来てるから

思うところがあってデジタルサラウンドヘッドホンシステムなるものを購入した。

MDR-HW700DS (SONY)

5.1chサラウンドとかの音声をヘッドホンで立体的に楽しめるシステムなんだと。


これを買うことにしたもっとも大きな理由は、

せっかく5.1chサラウンドで収録されたコンテンツを持ってるのに、あまり活用できていないという思いがあったから。

ただ、実情として映画館のようにいくつもスピーカーを用意してというのは難しい。

けど、ヘッドホンで立体的な音声が楽しめるシステムがあるという話は聞いていて、これなら使えるんじゃないかなと思ったと。

手軽に使える仕組みだが、なかなかよい評判を聞いていたからね。


もう1つ理由があって、それはHDMIの音声部分だけ楽しめる仕組みが欲しかったということ。

この家にはテレビが1台だけあって、この画面1つでテレビ放送も見るし、PCの画面にも使うし、Blu-rayの鑑賞にも使う。

スペースが限られる中でメリットが大きいのだが、その一方でPCとテレビ、PCとBlu-rayというのは同時に使えない。

どうせ1人なんだから、1人で同時に2つ以上見ることはないから問題はなさそうだが、目と耳を分けて使いたいというニーズはある。

PCとテレビの組み合わせについては、ニュースをラジオで流すことで対応できる。むしろ耳しか使えないならこっちの方が有利だ。

一方で、PCとBlu-rayの音声の組み合わせというのは打開策がなかった。

なにしろ、ここにあるBlu-rayプレイヤーはHDMIが映像・音声ともに唯一の出力方式だから。

音声だけ使いたくても、受け側にHDMI機器が必要というのが問題である。

音声を分離するだけなら安価な機器もあるので、それだけが理由ではないが、そういう用途もあるというのは後押しになっている。


このSONYのMDR-HW700DSというのは、音声入力にHDMIが使える。

アナログ音声入力として赤と白のRCAコネクタはよく使われているが、これでは2chしか接続できない。

なので、5.1chの音声入力として従来では光コネクタというのが活用されていた。これはデジタル方式になっている。

その昔はD端子orコンポーネント端子+光デジタル音声、後の時代になってHDMI+光デジタル信号の組み合わせで使われていた。

ところがHDMIというのは映像とともに音声も伝送でき、なおかつ映像・音声ともデジタルで伝送できる。

というわけで現在ではデジタル音声の接続方式としてHDMIが一般的になっている。

「もっとも普及したデジタル音声の接続方式」なんて話も聞いたことがあるが、音声だけのためにHDMIを使うということも世の中にはあるとか。

いずれにせよ、僕が持っているBlu-rayプレイヤーは映像も音声もHDMIでしか出ないから、ここに対応できなければ何の意味もない。

光デジタルへの変換とか、そういうことをせずとも、直接HDMIで入力できるというのは非常に重要なことだった。


そんなわけで、これいいなと思ったわけだが、値段を見てびっくりした。

なんと43000円である。たかがヘッドホンとおもったが、かなり高い。

実際のところ、ヘッドホンそのものは2chで、これに前後左右上下という感覚を与えるのは信号処理だけの工夫である。

だから、もうちょっとお手頃だと思ってたんだけど……

ホームシアターの用途で使うものだから、これでも割に合うって話はあるんだろう。

確かに5.1chサラウンドを楽しめる仕組みを他の方法で作るのは現状困難だが、できたとしてもものすごいお金がかかるから。


というわけでBlu-rayプレイヤーとテレビの間にデジタルサラウンドヘッドホンシステムを接続して、

それであとはそれぞれ電源を投入すれば……おっ、聞こえてきたぞ。

初期設定ではBlu-rayの音声は2chを選択されているけど、この時点でも表現力の高さを感じる。

ただ、この装置の能力を最大に引き出すには音声選択で5.1chサラウンドを選ぶ必要がある。

というわけでBlu-rayの音声切り替えで 5.1chを選択する。

そうやって聞いてると、後ろから音が聞こえるんだよね。

2chと5.1chのもっとも大きな違いは前後の情報が入るということなのではないかと思う。それがよく現れていると。


HDMIの音声だけを楽しむという用途にも対応できたが、

そのためにはテレビからHDMIケーブルを引っこ抜いて、テレビと切り離す必要があった。

そうすれば音声だけでもうまく動いたな。

Blu-rayプレイヤーからHDMIでデジタルサラウンドヘッドホンシステムに音声を流し込んでこのヘッドホンで聞くのが、

おそらくもっともよい音質で音を楽しむことができる仕組みだろうから、映像とは無関係に使ってもいいはずなんだよね。

かといって、わざわざこれで音楽CDを再生するかって言われると、そこは悩み所だが。

おはよう日本に引き続き

新聞(朝日新聞デジタル)を見てると、NHKの広告がけっこうあって驚く。

なんでNHKは新聞に広告出してるんだろうね?

確かに、せっかく作っている番組だから見て欲しいって意図はあるんだろうけど。

民放は金儲けのために広告を出してるのが明らかだからいいんだけど、NHKはそういうわけじゃないから。


広告があろうがなかろうが、朝はNHKで「おはよう日本」を見ているわけだけど、

4月になってから、構成がちょっとずつ変更されている。

根本はあんまり変わってないと思うんだけど、見た目はけっこう変わってる。

今のところは変わったなぁという程度の印象しかないが。


「おはよう日本」が終わるのは8時、ちょうどこの時間に僕は家を出るんだけど、

NHKとしては、これに引き続き連続テレビ小説の放送がある。

というわけで最後に「さあ、『ひよっこ』の新しい一日の始まりです」と言って終わっていた。

といっても、これの締めを聞いているのは関東甲信越だけですね。

なぜならば おはよう日本 の最後15分は地域ごとの放送だからだ。

最後の15分に入るところで「おはよう日本 関東甲信越」って表示が入るから区別できる。


この試みは関東甲信越では新しい試みだと思うが、

一方で関西では「おはよう関西」の最後でこういうことをやっていたらしい。

というのも、大阪放送局制作の連続テレビ小説が続くときは、そのことを告知して終わるようにしているそうだ。

実際見たことないんだけどさ。(引越前は朝にNHKを見てなかったし、そもそもその時間帯には家にいない)

真相はわからないが、関東甲信越でも関西にならってやるようになったという話なのかもね。


ただ、NHKは番組と番組の間に通常はCMが入らないから、否が応でも次の番組を見ることになるんだけどね。

冒頭少し流れたところでテレビの電源切るんだけど、実は毎日冒頭は見てるんだ。(内容が理解できるとは言っていない)

CMで間が開く民放と違って商売上のメリットは特にないが、番組間のつながりをアピールできるというメリットはあるんだろうな。

連続テレビ小説を挟んで前後もセットでみるって人はけっこういるらしいし。

そんなわけで、おはよう日本の最後の告知はなかなか評判がいいらしい。

なるほどねぇ。

市役所の近くの桜がきれいだから

今日、僕の勤め先でも初出勤なんて人は多くて、

そんな人たちを正門でピックアップして、誘導する人たちがいた。

去年までは新人研修を行う建物はセキュリティエリアの外にあったから、こういうことはなかったんだが、

まぁいろいろ問題のある建物で(cf. 秋は暑いが、夏のような寒さはいやだ)……

それだけが理由じゃないとはないと思うんだけど、今年の新人研修では使わなくなったのかな。

基本的にはいいことだとは思うんだけど、IDカードを持ってない初日だけはめんどくさいね。


この時期は日本各地で桜がきれいに咲く頃である。

昨日、久々に水泳でもしにいくかと、市営プールに自転車を走らせていた。

市営プールは市役所の近くにあるんだけど、その市役所の隣では「桜まつり」だと言って大賑わいだった。

昨日には満開になってくれたからよかったものの、数日ずれたら残念な桜まつりだっただろうなぁ。

それを横目に見ながらプールに向かったんだけど。


市役所の近くで桜まつりというのは定番のような気がする。

かつて住んでいたところでも、市役所の近くの公園で桜まつりをやっていた。

公園内の道路(桜まつり期間中は自動車通行止めにしているけど)にソメイヨシノが植えられていて、それを見物に来る市民がいると。

商工会議所のWebサイトの情報によれば、けっこうな客入りがあるようで、市民の3人に1人ぐらいは来てる計算になる。本当か?

けど、確かに桜まつりの中心的な日は相当な混雑だった覚えはある。


ソメイヨシノなんて本当にいろいろなところに植えられているから、

桜の名所なんていうのは日本各地いろんなところにあるんだよね。

そして、そうして人が集まるなら商工会議所とかも立ち上がって、なんかやろうかって話になるんだろうな。

市役所の近くが会場になることが多いのは、大きな公園が隣接していたり、駐車場やイベントスペースが確保できるってのが理由なのかもね。


ご存じの方もおられるだろうが、ソメイヨシノは江戸の染井で生まれた品種である。

桜の名所として知られる吉野山にちなんだ命名だが、その吉野の桜はヤマザクラなんだよね。(だから見頃はもうちょっと先)

ということは東京はソメイヨシノ発祥の地ということになるのだが……染井ってどこだ?

調べてみたところ、現在の地名で言うと 豊島区駒込 なんだって。町名には残ってないが、駐在所や墓地の名前にはあるな。

植木職人の多く住んでいた地域で、そこで生まれた新しい品種が挿し木で増やされ、全国各地に広がったということらしい。

気象庁がソメイヨシノを主に観測しているのは、クローンであるという特性を生かしたものなんて聞いたこともある。

もっとも沖縄・奄美と北海道では別の品種を観測対象にしていたり、全国一律に比較できるって話でもないんだけどね。

大量の再放送は大量のチャンネルがあるから

昨晩から「グランブルーファンタジー」のTVアニメが始まるということだった。

以前、ゲームで遊んでたから、TVアニメでも見るかと思ったのだが、早速見落としてしまった。

とはいえ、このご時世、後日に動画配信サイトでの配信もあるわけだから、

見落としたからといって致命的というわけでもない。ちょっと遅れるが火曜日から各所で見られるとのこと。


BS11で全国放送、あとは各地で地上波なのだが、それとともにAbemaTVが挙げられている。

まぁCygamesはサイバーエージェントの関連会社だし、そりゃAbemaTVは入れるよなって。

BS11他と同時放送とのことで、パラボラアンテナがなくても、地上波で拾えなくてもみることができる。

それでなんとなく番組表を見てたんだけど、けっこう「見逃し放送」ということで再放送がたくさん入っている。

それで気になって調べてみたら、グランブルーファンタジーも再放送がたくさん入ってて、

本放送翌日(すなわち今日)に2回の再放送が入ってて、ここで見れば火曜日待たなくてもいい、ということで今日見ていた。


AbemaTVの「見逃し放送」の頻度はただごとではない。

第1話の再放送のスケジュールはこんなのだ。

  • 4/2(日) 16:30~、22:30~、27:30~
  • 4/3(月) 5:30~、10:30~、14:00~、19:30~、22:30~、24:00~
  • 4/4(火) 9:30~、19:00~、22:30~
  • 4/5(水) 4:30~、8:30~、14:00~、21:30~、25:00~
  • 4/6(木) 6:30~、10:00~、15:00~、18:30~、24:00~、26:00~
  • 4/7(金) 5:30~、9:00~、11:30~、15:00~、19:00~、22:00~、24:00~
  • 4/8(土) 9:30~、12:30~、23:30~(この再放送終了後に引き続き、第2話の放送が始まる)

列挙してみると、ことの異常さがよくわかるが、AbemaTVで放送される他の新作TVアニメもこんなんである。


なぜこういうことをやるのかというと、実はAbemaTVはアニメだけで5チャンネル持ってるんだ。

アニメ24、深夜アニメ、なつかしアニメ、家族アニメ、新作TVアニメの5チャンネルね。

新作TVアニメ以外は過去のアニメ作品の再放送で、開局当初からあったチャンネル、

新作TVアニメは開局からしばらくたってできたチャンネルで、現在TV放送されているアニメ作品の放送を目的としている。

これら5チャンネル全てで24時間にわたってプログラムが組まれているわけである。

そして新作TVアニメチャンネルは新作を放送するわけだけど、当然24時間ずっと新作を流し続けることはできないので、

そこを埋めるように「見逃し放送」や「振り返り一挙放送」ということで再放送を入れているわけだ。


AbemaTVにとってアニメは特に力を入れている分野ではあるにしても、5チャンネルとは驚きである。

他にチャンネル数が多いのがスポーツで、サッカー、格闘、YOKONORI SPORTS、ゴルフ、釣り、将棋、麻雀と7チャンネルある。

当然のことながら、過去のことを放送したり、AbemaTV初出のものであっても再放送とかで埋めることが多くなるわけだが、

いずれも24時間編成を組んでおり、そういうのを見たいと思えばいつでも見られるようになっていると。


チャンネル数をむやみに増やしていいことがあるのかって話はあるが、

地上波のテレビだとゴールデンタイムとかいうのは特に人気のある番組しか投げ込めない。

ところがAbemaTVはこんなにチャンネル数があれば、チャンネルの数だけゴールデンタイムの番組を流せる。

いままで深夜帯とかに追い出されていたようなジャンルの番組だって、見やすい時間帯に放送できる。

おそらくそういう意図じゃないのかなぁと思ってるんだけどね。

インターネットの放送局だからチャンネル数を増やすのは比較的容易だろうし。

実際、AbemaSPECIAL(生放送主体のチャンネル)の補完にAbemaSPECIAL2というチャンネルがあって、

AbemaSPECIAL2で放送すべき番組がない時間帯はほとんど休止状態になってるからな。そういうチャンネルが存在していてもよいと。


開いてる時間帯は再放送ばっかりという話ではあるんだけど、

ことTVアニメについて言えば、一挙放送というのはなにかと重宝されているみたいね。

そういうことで豊富なチャンネル数を生かして、再放送を充実させてファンを掴めるというのはメリットがあるようだ。

もっともAbemaTVがそれ相応の収益が上がってるかというと、そこは疑問なのだけどね。

黒い四角に隠されたQRコード

昔もらった図書カードも切れたから、

ちょっとは安く買えるだろうということで金券屋で図書カードNEXTを買ってから、本屋で本を買っている。

売値は額面の96%程度、ちょっとは安いよね。


図書カードNEXTについては以前このBlogでも紹介した。

新しいのは図書カードNEXT対応だから

以前の図書カードは磁気カードだったが、図書カードNEXTはQRコードが印刷された紙カードで残高はサーバーで管理される。

パンチ穴があかないかわり、残高はインターネットでIDとPINコードを打ち込むと確認出来るようになっている。

それって便利になったの? って話はあるけど、将来的に磁気カードリーダーが不要になることを期待しているのだろうと書いた。


この図書カードNEXT、QRコードが印刷されていると言うが、一見するとよくわからない。

残高確認用のURLを示すQRコードは普通に見られるのだが、これは図書カードNEXTの認証に使うものではない。

実は黒い四角形の中にQRコードが隠れていて、光の加減を工夫すると、なんかQRコードが見える。

調べてみたら特殊なインクを塗布することで、複製を防止する技術があって、それを適用したようだ。

従来のQRコード偽造・改ざん防止技術に、“複製“防止機能を備えた新QRコード技術を発表 (デンソーウェーブ)


図書カードNEXTの残高はサーバーで管理するから、

同じQRコードを持ったカードは複数あっても、片方で使うと、もう片方では使えない。

だから、発行元の都合としては複製はあまり問題ではなさそうなのだが、

利用者としては複製されてしまうと、自分のカードの残高を他の人に使われてしまう恐れがある。

そこで、QRコードの複製を難しくすることに意味があるのである。こうすれば利用者は安心して図書カードNEXTを使うことができる。

とはいえ、専用の装置を使えばそのまま読み取れるのだから、どれぐらい効果があるのかはよくわからないけど。

手間をかければできなくはないけど、そこまでするメリットは乏しいって話ですかね。


最近では鉄道の乗車券でもQRコードが使われることが出てきている。

沖縄のゆいレールと、北九州モノレールで紙のきっぷがQRコードで自動改札機対応になっている。

ICカード乗車券をメインにしてはいるが、紙のきっぷを使う人はいるので、それはQRコードにして全部非接触化するという話だ。

こんな自動改札機を使うんだって。

QR乗車券とICカード乗車券(全国相互利用可能)が併用可能な最新型自動改札システムを北九州モノレールに納入  (OMRON)

乗る時はともかく、降りるときはタッチして、きっぷを回収口に投げ込むということをやらないといけないと。

そのまま持って行ってしまっても、すでに無効化されているのが、手元にきっぷが残っても仕方ないからね。

鉄道のきっぷでもQRコードを部分的に特殊な印刷で隠すことで複製防止を図っているとのこと。(読むだけなら普通に読めるという話もあるが)


複製防止ということを考えるとQRコードに不安があるのは確かなのだが、

その抑止力になるであろう仕組みを導入しているのと、あとは妥協だな。

従来、図書カードやきっぷはデータを磁気で記録していたわけだけど、これも複製しようとおもえば複製できるわけだ。

おそらく複製を完全に防ぎきれるとすればICチップに記録するぐらいしか方法はないのだろう。

ICチップ入り入場券について (愛・地球博)

ICチップとの通信を暗号化して、正当ではないアクセスを弾くことができ、さらに対ダンパー性ということで解析も困難化できる。

ただ、ICチップを埋め込むとただの紙切れに比べるとどう考えても高く付く。

リスクはあるんだけど、有効期間とか使用方法、あとは扱う情報の価値を考慮すれば、許容範囲だという話なんだろうと思う。