善光寺門前、長野をゆく

旅行1日目、東京のバスタ新宿から長野行きのバスに乗るところからスタートする。
JRからだと駅直結だから便利ですね。
ただ、ホームによって甲州街道南側にエレベータがなかったりイマイチなところも。
バスターミナルは慌ただしく各社のバスが出入りする。そんな中から京王バスの長野行きに乗った。
途中、関越自動車道で渋滞はあったが、最終的に10分遅れだから、特に気にするほどは遅れなかった。


降りたのは善光寺大門バス停、少し歩けば善光寺だ。
長野での目的地はほとんど善光寺だ。高速バスならダイレクトにその近くまで行けるのだ。
古くより善光寺には多くの人がお参りしてきたということだが、
そのことは本堂がとてつもなく広いことからも感じられる。
実際、木造建造物としてはトップクラスの大きさではあるようで。
どれぐらい広いのかというと、参拝者の行列を堂内に形成できるほど。


この列は戒壇巡りをする人たちの列で、500円で内陣券を買えばお参りできる。
善光寺の御本尊は秘仏で、どうやっても見ることはできない。
7年に一度、御開帳と言ってやっているけど、あれは本尊の身代わりの御開帳ということだそうで。
えらくもったいぶった話である。レプリカと会えることだけで珍しいとおっしゃるのだ。
そんな御本尊の真下に「極楽の錠前」というのがあって、それをさわると御本尊と結縁できると。
これが戒壇巡りということで、そのために参拝者が列をなしていたのだ。
というわけで行ってみたのだが、御本尊の下というのは真っ暗な通路で、
前が見通せない中、右手法で進んでいくと、「極楽の錠前」があるのだという。
わざわざ秘仏にしているだけあって御本尊と縁を結ぶのもえらくめんどくさいのだ。


内陣券を買うと史料館も見られるということで見てきたが、
善光寺に納められた絵馬などが多くあり、善光寺の信仰がかくあったかがわかる。
けど納めた人の住所を見ると「當国下高井郡ーー」なんてやっぱり信濃国の人が多いみたいね。
一方で遠方から信仰を寄せる人も多く、江戸から48度参った人がいたとか、そんなこともかかれていた。


善光寺から長野駅は徒歩30分ほど、歩いても楽しい道だ。
といっても参道らしいのは善光寺近くだけで、ほかは市街地の商店街って感じですけどね。
そのほかにバスというのもあるが、もう1つ、地下鉄というアクセス法がある。
地下鉄というのは長野電鉄のことだ。そういう人もいるらしい。
地下駅は数あれども、地下区間に2駅以上の駅がある鉄道路線を有する都市というのは限られる。
長電は長野駅、市役所前、権堂、善光寺下と4駅の地下駅を有し、長野は地下鉄を有する都市なのだ。
といっても毎時2~3本ということであんまり本数は多くないのよね。
一旦は歩いて長野駅あたりに行ったんだけど、その後、ぶらぶら歩いていたら権堂駅と善光寺下駅の間ぐらいまで来てしまった。
というわけで善光寺下駅から長野駅まで「地下鉄」に乗ってみることにした。
きっぷを買うと裏の白いきっぷが出てくる。ホームはがらんとしてるが、一応は地下鉄っぽい駅。
電車は東急のお下がりだから、古くさい東京の地下鉄のように見えなくもない。
この区間だけだと実用面では「?」だけど、おもしろい体験ができるところではある。


明日は長野から新潟に向かう。
下見にJR長野駅も見に行ってみたけど、新幹線の行き先表示を見ると確かに「金沢」とか書いてある。
新幹線はそんなもんだが、在来線きっぷ売り場は新幹線がらみの複雑な事情が透けて見えた。
というのも、長野駅からの在来線きっぷは4タイプありましてね。
(1)全区間JRの松本方面、(2)篠ノ井までJR、そこからしなの鉄道 軽井沢方面、(3)しなの鉄道北しなの線 妙高高原方面(えちごトキめき鉄道連絡 直江津方面含む)、(4)豊野まで北しなの線、そこからJR飯山線
これを全部1枚の運賃表に書いてあるが、券売機では選び分けないといかんもんでね。こりゃつらいぞ。
明日はとりあえずは新幹線なので関係ないんですけどね。そもそもきっぷはかってあるし。