未来のラジオは見るものだと思っていた

「ラジオを見る」という言葉を使って「は?」と言われたら映像付きのラジオもあるのだと返すわけだが、

そうしたら「それってテレビじゃないのか」と返されるのもお決まりである。

けどそれは違うと思うんだよなぁ。


最近は地上波のラジオを聞くことも増えているのだが、インターネットでの配信もやっている番組もある。

しかも動画付きで配信している番組もあるわけだが、そういう番組はインターネットの動画配信をこのように説明するのである。

「収録の模様を動画でも配信しております」と。

音声のラジオ番組を収録するついでに、動画も撮っているのだというわけである。

なるほど。確かに映像はラジオブースで撮影されたもので、テレビ番組とは一線を画するものだ。


映像付きラジオという発想はどこから生まれたものなのか? 明確なことはわからない。

ただ、未来のラジオの姿として映像付きラジオというのを考えていた人が多かったことだけは確かで、

そんな会社の1つが文化放送というAMラジオ局だった。

2003年~2011年の間、デジタルラジオ実用化試験放送が東京(東京タワー)と大阪(生駒山)から行われていた。

このとき、東京と大阪のいくつかの放送局が参加したわけだが、その1つとして文化放送がいた。

ここで文化放送は3つのチャンネルを設けて放送をしていたのだが、その3チャンネルの中に「超A&G+」というチャンネルがあったそうだ。

超A&G+では一部の番組でデジタルラジオの簡易動画機能を使って動画付きで放送されていた。

超A&G+はインターネットでの配信も平行して行われるようになり、2011年の試験放送終了後もインターネットの配信だけは残り続けた。

これが今日の超A&G+であり、現在も動画付きラジオが多く放送されている。未来のラジオの生き残りである。


映像付きラジオの画面というのはテレビというのは質素なもんで、

ケーブルテレビ局の自主製作番組でももうちょっとちゃんとやってるんじゃないのってぐらい。

超A&G+だとラジオブースか、会議室か、なんとなく机があれば台本置いて録画できるだろって感じでやっている。

中にはテレビ番組としてもなり立ちそうなほどの絵面の番組もあるのだが、基本的には低予算で作っているものなのだろう。

本当にラジオの収録にビデオカメラを置いたようなものなのだろう。

超A&G+の場合、出演者は声優が主だから、声の仕事の延長線上でなり立つものにしてあるというのもあるのかもしれない。

けど映像があるから、普通のラジオ番組なら「ラジオではそれ伝わらんやろ」と言われるようなことをやっても映像があるから伝わる。

そういうところで表現力が増すことは期待できる。


ところでデジタルラジオ実用化試験放送をやっていたのは、実用放送としてデジタルラジオを行うことを見越して立ったのだが、

実のところ、この実用化試験放送は直接的に実用放送に結びつくことはなかった。

わざわざデジタルラジオ受信機なんて買おうと思うか? よっぽど価値を感じられるコンテンツがなければ買わんぞ。

そういう現実に気づいたAMラジオ局は、VHFのテレビ跡地にFM方式による中継局を相次いで開局させていった。(AMラジオ局もFMがいい)

これなら従来のFMラジオ受信機の延長線上で対応できる。都市型難聴対策、混信対策に大いに貢献している。

テレビの電波には乗っけられないけど、映像付きで流したいという番組をインターネットで流す手段も増えた。

ニコニコ動画はその最たるものである。(ニコニコでお金を稼ぐことができる)


一方、デジタルラジオ放送にこだわり続けた人たちもいた。

エフエム東京などはVHFのテレビ跡地を使ったマルチメディア放送に乗っかることを考え、先日、V-Lowマルチメディア放送「i-dio」の試験放送を開始した。

マルチメディア放送というと先行していたのはNTTドコモが取り組んでいた「NOTTV」だが廃止が決まっている。

i-dioはどうやって受信機を普及させるのか? 価値あるコンテンツを提供できるのか?

ということで疑問はあるのだが、僕はNOTTVよりは勝ち目があると思っている。なぜならばi-dioはカーステレオを狙っているからである。

ドライバーの心に響く高音質音楽番組、データ放送による情報提供などなど、音重視というのはこれまでのFMラジオの延長線上にある。

そんなi-dioでも「i-dio Creators Ch.」では映像付き番組の配信を行うそうで、現実の未来のラジオにも映像付き番組はあるようだ。

とはいえ、「i-dio Creators Ch.」を見ても「ラジオを見た」とは言わんだろうなぁ。

ラジオというには映像重視に過ぎるという理解である。まぁマルチメディア放送はラジオとは限らないのでそれでよいのですが。

コンピュータに仕掛けた誤操作防止

誤操作を防ぐために、めんどくさい操作を要求する製品は多い。

例えば、駅の非常停止ボタンを操作するのに、フタを開けて、ボタンを押さないといけないようになっているのもそうだよね。

うっかり押してしまうことのないように。けど押したい時にはすぐにわかるように。

そういうところの折り合いを付けた製品なんだろうと思う。


こういう機械的な工夫はあれこれ見ることがあるが、

コンピュータの中でも誤動作防止のためにめんどくさい操作を要求するものはある。

コンピュータを使う技術者でもそういうことを意識することがあるかというと必ずしもそうでもない。

こうやって守られている機能というのは得てしてヤバイ機能だから、直接触ることはあまりしないのだから。


まず、簡単なところから。

特定のレジスタにマジックワードを書き込むと隠し機能が動くと言うものがある。

レジスタのアドレスとマジックワードは完全に秘密で、普通に使うときに触ることは想定されない。

しかし、変な動きをするプログラムが通常触らない範囲のレジスタを触って、結果として隠し機能につながっているレジスタに来る可能性もある。

それでも書き込まれたビット列があらかじめ決められたマジックワードと一致しなければ、その機能が動くことはない。

マジックワードが 0x00000001 とかだったらかぶってしまう可能性も高そうだが、

0xDEADBEEF、すなわち10進数で-559038737と書き込まないとうごかないなら、かぶってしまう確率は低そうだ。

簡単な仕組みだけど、けっこう安全性は高そうだ。


もうちょっと手の込んだ操作を要求するならば、レジスタに2回連続で書き込まないと動かないとか。

0xDEADBEEF と書き込んだ次に、0xFACEB00Cと書き込むと、隠し機能が動くとか。

1回でも一致するのは相当な偶然だが、偶然で2回一致するのはないだろうということか。

他の機能と共用しているレジスタに2回連続で正しいマジックワードを書き込むと動くというのもあって、

これは、プログラムでそのレジスタに書き込むとき、値が化けてマジックワードと一致してしまうことは1回はあるかもしれないと考えたのだろう。


ヤバイ機能を司るレジスタに安易にアクセス出来ないようにするという考えもある。

あらかじめレジスタのとあるフラグを立てない限り、そういうレジスタ群には書き込みができないようになっているとか。

通常のプログラムが何か間違えていて危ないレジスタに触れてしまうプログラムになってしまっていても、

通常のプログラムではそのフラグを立てることはしないから、危ないレジスタに触ろうとしても拒否されると。

このあたりの機能はOSとも関連が深くて、一般のプログラムはそのプログラムで使っているメモリ空間だけにアクセス出来るようになっている。

システム全体の動作に影響を与えかねないレジスタの操作はOSのプログラムに任せるという役割分担があるわけだ。

そういう役割分担を実現する手段として使う機能なのだろう。


開発職場でのデバッグというのはそうやって埋め込んだ隠し機能のオンパレードで、

この機能が意図せず動いてしまったら怖いなぁとか、そういう機能も使いながら動作を確認していると。

ただ、実際問題として、どういう条件が揃えばそういう機能が動いてしまうのかという疑問もある。

プログラムの論理的な問題というのが真っ先に思いつくのだが、それ以外の要因というのもあって、

なんかの拍子にメモリのデータが化けたり、バスを流れるデータが化けたりというのもある。

そういう変なことがあっても危ない機能が動かないようにする。上のような工夫をするのもそういうことを考えてのことだ。

フレックスタイムのフレキシビリティはどこに?

フレックスタイム制という言葉がある。

労働者に一定の範囲で出退勤時刻の裁量の余地を与えるものである。

俗に残業と言われるものがある。一般的には時間外労働か。

業務上の事情で所定の終業時刻を越えて働くことである。

最近になってこのあたりの実情が見えてきた。


ジョブローテーションで今の職場に来て早々に「君の今月の残業時間は何Hだ」と言われて、

まだろくに仕事内容も聞いてないのにいきなり残業時間を言われても「はぁ」というぐらいしかない。

後に真意を聞いたが、僕が担当する一連の仕事の締め切りはあと数ヶ月先で、そこに間に合えばそれでよいのだが、

所定労働時間だけでは少し厳しいだろうと読んでおり、その分を上乗せしてやってほしいのだと言われた。

その中でどのように働くかは君の都合に合わせればよくて、早く帰りたい日は早く帰ればいい。とのこと。

明確に今日は何時間残ってやれとか、そういう話ではなかったらしい。そういうのもあるんですね。


ここでフレックスタイム制の概念が出てくるわけだが、

フレックスタイム制というのは一定の範囲で出退勤時間を変えることができて、1ヶ月単位で帳尻を合わせればよい制度である。

例えば、1ヶ月合計では所定労働時間ピッタリに合わせるために、昨日は所定労働時間より2時間短く働いたから、今日と明日に1時間ずつ多く働こうとかやるわけだ。

ここで僕は1ヶ月合計で 所定労働時間+何H になるように好きにやれといわれたわけである。

今のところは急迫した期限を切られることもなく、完全に自分の好き勝手に時間を割り振って仕事をしている。

もっとも出勤時間を所定より遅くしたり、退勤時間を所定より早めたことはないし、朝に残業したこともない。


フレックスタイム制があっても実運用がどうかは職場によるところもあろうと思うが、

ここの職場ではベタで出勤時間を遅くするような人は見かけないが、

一方で出勤時間を遅くしたり、退勤時間を早めることは職場全体で見ればさほど珍しいことではない。

所定の出退勤時間内で不在になる場合は職場内で連絡を回すのが習わしのようだが、連絡さえ回しておけば特に問題にならないようだ。

というわけでフレックスタイム制はそれなりにうまく運用されているよう。

朝一番から会議とか、ひどい場合は定時外に会議とか、会議の時間は必ずしもフレックスタイム制に考慮されているとは言いがたいが、

定期的な会議だと代役を立てて対応したり、当事者間の調整で対応したり。それでなんとかなる程度とも言えるが。

フレックスタイム制の設計として会議などはコアタイムに収めるという考えがあると思うのだが、そんなことはお構いなしだ。それでもなんとかすると。


さて、フレックスタイム制の前提は労働者に出退勤時間を決める裁量があることである。

ゆえにこの2つは本来、大きな差がある。

  1. 納期が迫っていたので9日~13日に上司の指示で各2時間の残業をした後、16~20日に各1時間早く帰るよう上司から指示された
  2. 納期が迫っていたので9日~13日に各2時間の残業をした後、仕事が落ち着いたので労働者の裁量で16~20日に各1時間早く帰った

この2つ、給料の計算が違わないといけない。

簡単に時給1200円で、所定労働時間を超えた部分は一律1.25倍の割増賃金を払うことを考える。

時給1200円の場合、1のケースでは 1200円×1.25倍×2時間×5日 – 1200円×1時間×5日 = 9000円 を上乗せしなければならない。

2のケースではフレックスタイム制が有効である前提で 1200円×1.25倍×(2時間×5日-1時間×5日)=7500円 を上乗せするだけで済む。

この理解で合ってると思うんだけどね。

原則は1日8時間または週40時間を超えた部分は1.25倍以上の割増賃金が必要で、働かなかった分は働かなかった分の給与以上に引くことはできない。

これがフレックスタイム制では1ヶ月単位で帳尻を合わせて、超過分は1.25倍以上の割増賃金を払うとなるので、マイナス部分に差が出る。

本当にこの2つを区別できているかは甚だ疑問ではあるのだが、けっこう重要な差のはずなんだけどねぇ。


労働者にどれぐらいのフレキシビリティがあるのかというのはよくわからないところもある。

法令上、協定上、許容されるかは別として「君の今月の残業時間は100Hだ。休日出勤も深夜・早朝もなしで。」と言われたら、

毎日平均して、5時間余分に働かないといけない。これは無茶な数字だ。

これをフレックスタイムの裁量範囲に収めようとおもえば、毎日、出勤を早め、退勤を遅くしないと実現できないだろう。

どう考えても自由度はないのだが、これでもフレックスタイム制は有効だと言い張ることは可能かも知れない。


フレックスタイム制の制度はともかく、実運用としてどうかというのは、なかなかわからないものだ。

運用でフレックスタイム制の労働者にとってのメリットを殺すことができるのは、簡単に想像できるのだから。

そんな状況で、ここの職場はどうなのよ? と観測してきたわけだけど、

今のところの印象としては、この職場ではフレックスタイム制はそれなりにうまく活用できているようだ。

全てが全てうまく行っているとは思わないけどね。一応メリットは出ていると。

カーペットを掃除する

今日は休暇を取っていた。

4月に申告した有給休暇計画取得日だから休暇を取っただけで深い意味は無い。(休暇をトータルでデザインする)

けど、今回はちょっと意味があるか。今日は18日、8が付く日だからイトーヨーカドーで5%OFFだ。

それに乗じてというほどでもないけど、せっかく休暇を取るのだから、カーペットの掃除をすることにした。


こんなことを考えたきっかけは先月だったかにカーペットにヨーグルトをこぼしてしまったことにある。

すぐ拭き取ったのだが、しみこんでしまいシミになってしまった。

というわけでいつか掃除しないとはとは思ってたんだけど、いい道具もないので、放置してきた。

今日は時間が取れるので、それで本格的にカーペットを掃除しようと思ったのだ。


というわけでイトーヨーカドーに行ったのだが、カーペットクリーナーが売ってない。

となればホームセンターに行くしかないかと考え、イトーヨーカドーからさらに自転車で走り、隣市のホームセンターに向かった。

さすがにここにはあった。リンレイのカーペットシャンプーですね。

その後、再びイトーヨーカドーに戻ってきて、その他の掃除道具、日用品、食料品を購入した。


ここまでで思いの外時間がかかってしまったが、帰ってきてカーペットの掃除をすることにした。

まず、カーペットの掃除を行うスペースを確保する。床の上に置いてある物をのけたり動かしたり。

さすがに机までは動かさなかったけど、それ以外はほとんど空けた。

そして、掃除機でしっかりホコリ・ゴミを取り除く。これでもけっこうな大規模な掃除だが。

次にカーペットシャンプーを吹きかけて、坊主頭みたいなやつで泡を伸ばして、ぞうきんで水拭きする。

これを区分けしながら順番に行っている。とりあえず部屋の2/3ぐらいをやった。

そして乾ききるまで待つ。その間は1/3の空間で紙ゴミをまとめたりしながら待っていた。

乾ききったらまた坊主頭みたいなのでブラッシングすれば完成と。


全体的にはそれなりにきれいになった気がする。

ただ、汚れがきつい部分は汚れがかなり薄れたとは言え、新品同然とかそんなことはない。

かなり使い込まれた部屋だからね。がんばって掃除したところでそんなもんということよな。

まぁ一定の効果は得られたのでよかったということにしよう。


それにしてもなんでこの社宅の床はカーペットなんだろうなぁ。

とにかく掃除がめんどくさいし、カーペットの割に冬は足元がひんやりするからスリッパ履かないとやってられない。

古い設計の社宅に文句を言っても仕方ないが。

ゴミ袋が臭うから5L袋の出番

ここでは燃やすごみ・燃やさないごみを捨てるときには指定袋を使う必要がある。

指定袋は容量に比例して高くなる料金設定になっている。

10L袋10枚の値段は20L袋10枚の値段の半分など。

なので、できるだけ排出するごみの量とピッタリ合う袋を使いたい。


引っ越してきた当初は20L袋を使ってみたのだが、

去年4月上旬の時点で大きすぎることに気づき、以後、10L袋を中心に使ってきた。

燃やすごみの回収は毎週2回あるが、いずれも10L袋で出していたはず。これはある程度の期間続いた。

その後、去年の秋ぐらいからは10L袋1枚で1週間持つことに気づき、10L袋で1週間に1回だけゴミを出すように変わっていった。

このようにゴミ袋の使い方はだんだんと変わってきていた。


10L袋1枚で1週間持たせるようになって、かれこれ半年ぐらいは経っているが、

この量で足りなくなったことはないし、逆に10L袋にまだまだ入りそうな状態で捨てたこともない。

なのでごみの量の読みはちょうどよかったのだが、最近になって問題が出てきた。

それは1週間もゴミ袋を変えないままだと臭気が強くなってきたことだ。

冬の寒い時期はあまり問題は無かったのだが、ちょっとずつ暖かくなってきて、生ごみの腐敗も進みやすくなったのだろう。

というわけでこれからの時期は、1週間に2回の回収日、いずれもゴミを捨てることが必須となっていることに気づいた。

今までは10Lのゴミ袋で詰め込める限り詰め込んで捨てるという発想(結果として1週間1回に収束していた)だったが、

これからの時期は1週間に2回の収集に最適化した方法を模索しないと大変そうということである。


1週間で10Lがちょうどいいってことは、半週で5Lがちょうどいいということだろうか?

5L袋は今までも少量の燃やさないごみを捨てるのに使っていたが、常用するには小さくてなんとなく使いにくそうという印象が先行していた。

とりあえずものは試しである。5L袋をゴミ袋にセットしてみることにした。

といってもゴミ箱に5L袋をセットして使うのは難しい。10L袋でもぶかぶかなのに、5L袋なんてセットできるわけがない。

というわけで、10L袋をセットした上で、その中に5L袋を入れるようにした。

そして5L袋では収まりきらないと思ったら、生ごみ以外の燃やすごみを5L袋からはみ出して10L袋に入れ、次々回の燃やすごみに回せるようにした。

可能な限り5L袋、もしもごみの量が多ければ、生ごみは最優先で、それ以外は場合によっては後回しで対応ということである。


5月になったぐらいからこの方法に切り替えてやっているが、

今のところは半週で5L袋というやり方はとりあえずうまくいっている。

使いにくいのでは? とは思ったけど、折りたたむなど減容してから袋に入れればそうでもなかった。

まだはみ出して10L袋に行ったことはないので、そこがうまく運用できるかは今後の課題だ。

5L袋切替のきっかけとなった臭気については半週に1回、ちゃんと捨てるようにすればたちまち解決した。

5L袋は10L袋の半額なので、1週間で10L袋×1枚から5L袋×2枚に変わっても、金銭的な負担は変わらない。


5L袋というのは最小サイズの指定ゴミ袋、10L袋はそれに次ぐものである。

こんな小さな袋でOKなのは、もちろん1人世帯というのはあるんだけど、ゴミの減容の努力をしているからである。

減容への貢献が大きいのは容器包装プラスチックの分別排出で、毎週1回の回収で10L以上は出してるんじゃないのかなぁ。

体積的には燃やすごみよりもかさばっている印象がある。

この効果の大きさは引越前より実感していたし、習慣として身についていたので、自然に実行できている。

紙もリサイクル可能そうなものは雑紙として排出している。これも多少なりとも貢献しているのではないか。

料理してるから生ごみはそれなりに排出されるが、他は減らせるところでうまく減らせていると思っている。


別にゴミ袋の値段が惜しいという話ではないのだが、無駄に大きな袋を使うのももったいないしね。

その調整も相まって、もはやこれ以上小さな袋がない5L袋の出番となったところだ。

そんな5L袋なんて使う人いるんかい、って思っていた時もあったけど(特に引越前)、使い道はあるもんだ。

NHK-FMは何してる?

NHKのラジオのチャンネルは3つある。ラジオ第1、ラジオ第2、NHK-FMの3つだ。

ラジオ第1は総合テレビのようにニュースを軸に娯楽番組を加えたような構成になっている。

ラジオ第2はNHK高校講座などの教育番組を中心に構成されている。


じゃあNHK-FMは? という話だけど、主に音楽を中心とした娯楽番組なのだが、もう1つ役目がある。それは地域放送だ。

NHKは各都道府県に1つ以上の放送センターを設けて、番組製作、営業活動をやっているわけだが、

埼玉県・千葉県・神奈川県ではNHK-FMがNHKの手がける唯一の県域放送となっている。ラジオ第1も総合テレビもないとそうなる。

と、全ての都道府県で県域放送ができるという特色を生かして、NHK-FMで地域放送をやっているわけだけど、

残念ながら娯楽番組中心のNHK-FMではニュースのための枠が少なく、地域放送が聴ける時間帯というのはかなり限られている。

ただし、それは普段の話、災害時などはその限りではなく、ラジオ第1との同時放送になり、必要に応じて地域放送を組み込めるようになっている。

折しも、今日の夜に関東地方で強い地震があったもんで、一時、NHK-FMでも地震情報が放送されていたけど、

このように、いざというときにはNHK-FMも娯楽番組を捨ててラジオ第1と同じくニュース中心の構成になることもある。


そんなNHK-FMについて、ニコニコ大百科ではこう紹介されている。

クラシックからポピュラー、民謡に演歌と様々なジャンルの音楽を中心に放送している。昔ほどではないものの、DJ形式のポップス系番組以外にも理解を示してくれる日本唯一のFM局。

(ニコニコ大百科 / NHK-FM)

NHK-FMを真面目に聞いたことってそんなにないけど、やたらとクラシック音楽を流してる印象はある。

あんまり民放のラジオでクラシック音楽なんて流さないよね。

商売抜きで音楽を流せるラジオ局ということがよく現れているところではないかと思う。

あと意外にも力が入ってるのがゲーム・アニメ関係の音楽で、定時番組では毎週土曜日のアニソン・アカデミー、それ以外でもたびたび特番を組んでいる。

NHK-FMの音楽番組はそれなりに評判を得ているようだ。


かつて、音楽プレイヤー(Creative ZEN mozaic)でFMラジオが受信できるからと、

電車の中で台風情報を得ようとNHK-FMにチューニングしたら、さほどニュースが流れることもなく、なんだこれはと思ったものだ。

大きな災害がないときのNHK-FMはほとんど娯楽番組だから、わずかなニュース番組を拾わない限りはそうなるのは道理なのだ。

そのときは残念だなと思ったけど、ラジオ第1との役割分担もある中、NHK-FMだからこそできる番組を流すことには意義があると言えるだろう。

といいつつ、全国ほとんどどこでも、わりと良好に受信できるという点ではNHK-FMはとても優れていて、

いざというときの情報発信手段としてNHK-FMは期待されているのは上で書いたとおり。

というわけで、NHK-FMは平時こそ娯楽番組ばかりだけど、実は災害対応というのは重要な役割なんじゃないかなと僕は思っている。

平時と非常時の立ち位置の差が大きすぎる気もするけど、どちらもNHK-FMにしかできないことですから。

鉄道博物館に残してあるものごと

今日はさいたま市の鉄道博物館に行っていた。

ここに来るのは初めてだが、かなり昔に父に連れられて東京・神田の交通博物館に行ったことはある。

交通博物館が事実上移転してできたのがこの鉄道博物館だが、事情は複雑で、引越前後で運営者が変わっているのよね。

交通博物館のときは大阪の交通科学博物館、京都の梅小路蒸気機関車館と同じ交通文化振興財団の運営で、当時の本部は東京にあった。

交通博物館が閉館した後、本部を大阪に移して引き続き交通科学博物館と梅小路蒸気機関車館の運営を行い、

先日、両博物館が統合して京都鉄道博物館ができたのは知っての通り。こちらは運営者が変わらず移転・統合をしている。


というわけでJRで大宮駅にやってきた。駅に降りると出口の案内に「ニューシャトル」と「鉄道博物館」が並べて書いてある。

鉄道博物館まではニューシャトルで1駅、ということで実際にはニューシャトルに乗れという案内である。

ニューシャトルと同じぐらい鉄道博物館の案内が目立つというのも不思議な気がするが。

ニューシャトルで1駅、鉄道博物館駅に到着。妙に広い駅だが、改札は狭い。

駅を出るとすぐに博物館の入口だが、なんか行列ができている。

「改札止め?」と思ったが、少し周りを見たら理由が分かった。まだ開館時間じゃなかったのだ。10時開館だったんだね。

それなら大宮駅から歩いてこれば良かった。徒歩15分ぐらいなんでニューシャトルに乗らなくてもいい。

着いてしまったものはしかたないので、周りを少し散歩していた。周辺は住宅街なのでそんなに面白くもないが。

ニューシャトルは新幹線建設時の地元対策でできたとは聞いていたのだが、新幹線の高架の両脇にちょこんと乗っかってるんだね。

鉄道博物館駅の改札内が妙に広いと思ったが、両側のホームの間に新幹線の高架を挟んでたかららしい。そうなのか。


というわけで開館した頃を見計らって行くとすぐに入れた。

ここの入場券はSuicaなどで決済すれば、そのSuicaが入場券になる仕組みになっている。

入退場とも自動改札にタッチして、ついでにいうと特にスタッフに言わずともカードをタッチして出て入れば再入場できる。

それ以外の場合は入場用ICカードが発行され、これをタッチして入る。出口はカードをスタッフに手渡しで返す必要があるのだが。

JRの博物館らしく、中にある売店・レストランなどはすべてSuica対応である。


鉄道車両ってデカいけど、それが軒並み室内で展示されているというのは新鮮だった。

それだけデカイ博物館の建物なのだ。外から見たら化け物みたいな大きさの施設だ。

室外にある車両もあるんだけど、飲食スペースとして使われている車両と動態保存されている車両だけだからね。

大切に保存すべき車両は全て室内にあるのだからすごい。

展示されている車両の古さもいろいろだが、本当に古いのは鉄道黎明期の機関車・客車たちか。

それに次いで電車・気動車が確立されるまでの車両、あとは最近まで現役だったとか、今も現役とかそんなの。

意外だったのは貨物列車の展示が充実していたことで、JR貨物寄贈と書いて、コンテナ貨車、冷蔵貨車がドンと置いてあった。

特急電車・急行電車のあるところにかつての上野駅の列車ホームを再現してあるのもちょっと驚いた。

もはや都市圏輸送に飲み込まれ、有人改札も列車別改札も見られなくなってしまったけど、昔はこんなんだったんだよな。

僕もあまりなじみはないけどね。今後も地域によっては一定残り続けるとは思うけど。

あと、保存車両の中でかなりのスペースを割いて見せていたのが、御料車、これはJR東日本の博物館でしか見せられんだろうなぁ。

御料車というのは天皇・皇族専用につくられた車両で、その用途にふさわしい車両を作り込んでいたわけである。

今は御料車という名前では呼ばれていないけど、JR東日本は1両だけ天皇・皇族専用車両を所有している。

と、そんな意義のある車両たちである。VIP用の車両は数あれど、これほどのものはなかなかない。


この手の博物館には学習ゾーンというのがあるものだが、この鉄道博物館にもある。

直流モーターの制御とかブレーキの制御とか、体験型展示で見せているけど、実はけっこう複雑な仕組みなんだよね。

ブレーキって連結した車両でブレーキ管を引き通してるけど、実はあれってブレーキをかけるときは空気圧を下げるのよね。

もちろんブレーキを作動させるのは空気圧を上げて作動させるんだけど、ブレーキに指示をする管は空気圧が下がるとブレーキになっている。

なぜか? 空気が抜けたときにブレーキをかけるためだ。明示的には書いてないけど、そういうことに気づいて欲しいんだろうなと思いながら見ていた。

直流モーターも印加電圧を変えるために、複数のモーターを直列にするか並列にするかを切り替えたりなんてしているし、

回転数を増やすために磁界を弱めるという操作をしたり、けっこう複雑なんだ。そういうことを教えたいんだろうなと思って見ていたが。

考えようによっては現在主流の方式であるところのインバータで三相交流作って誘導電動機回す方がわかりやすいかもしれない。


そんなことやっていたら博物館の北端にたどりついた。ミニシャトルという無料の乗り物で博物館中央に戻ることにした。

この車両はミニ運転列車の車両と同じ仕組みだそうで、電気の流れる狭い線路の上を新幹線の形をした車両が走るようになっている。

戻ったらちょうど昼時、昼ご飯でも食べるかとレストラン「日本食堂」へ向かった。

この日本食堂というのはかつて食堂車を運営していた会社の名前である。そう、列車食堂のメニューを模したレストランなのだ。

日本食堂という会社は現在も社名を変えて残っている。現在の社名は 日本レストランエンタプライズ (NRE)である。

この会社の現在の主な事業内容はJR東日本の車内販売、駅弁の販売で、北斗星・カシオペアの食堂車も廃止までNREがやっていた。

いやー、車内販売の会社にしては 日本レストランエンタプライズ って変わった名前の会社だなと思ってたんだけど、元は列車食堂の会社だったのか。

当然、この「日本食堂」を運営しているのはNREである。列車食堂の保存に貢献していると言ってもよいのではないかと。

夜行列車の食堂車は北斗星・カシオペアの廃止までは生き残っていたけど、昼行列車の食堂車は伝統的なものは失われて久しい。

食堂車は明確になくなったとは言えないんだけど、実態としてはね。

なお、博物館内にはいくつか駅弁屋がある。これもNREが「日本食堂」の看板を掲げてやっている。駅弁屋は今でもこんなのが主要駅にはあるよね。


あれこれ見ていて思ったけど、一見すると、まだ現役、最近まで現役と思えるものもけっこう多いのよね。

関東圏は車両もサービスも移り変わりが早いから、だいぶ昔と言えるところまで来ている部分もあるのかもしれないけど、

こんな車両どこそこで走ってたようなとか、今もどこそこの駅はこんなんだぞ、とかそういうのはあるのが実情だと。

そんなことを言いつつも、今でも歴史を語る上で役立つのは間違いないし、将来、大きな意味を持つことは容易に想像できる。


鉄道は今も実用されてるもので、変わり続けているものですから。

展示できる車両は基本的には退役した車両だけど、今に近い車両でも展示することにはけっこう意味はあるんじゃないかなと。

もしかしたらそのうち ハイブリッドカー実用第1号 とかやってくる日も来るかも知れない。

今は現役バリバリで走っているから、来るとしても何十もずっとずっと先の話だろうけど。

その頃にはここにいる、まだ最近の車両と思える車両たちもなおさら古くさく見えるようになるんかね。

体温計を買ったら赤い紙も届いた

昨日、家に帰ってきたら宅配ボックスに荷物が届いていた。

何だっけ? と思ったら、健康保険組合の常備薬あっせんで注文した商品だった。

そういや連休前に頼んだら連休明けしばらくして届くって書いてあったな。


常備薬あっせんといいつつ、メインの買い物は体温計なんだよね。

まぁ救急箱の中でも体温計って活躍頻度の高いものだし、そういう意味では理屈に合ってるような気はするけど。

健康状態を知る上で体温というのは重要な指標だからね。それぐらいは測定できないとね。

健康保険組合の常備薬あっせんはそもそもの値段が安めの設定だが、

それに加えて一定額の補助が加わるので、かなり安かった。

体温計だけじゃ送料無料にならないから、他にも定番の薬を少し加えたけどね。


そして注文した商品とともに入ってたのが振込用紙、

こんなの受け取るのえらく久しぶりだな。

僕が自分で通販で注文するようになったときには、VISAデビットなりクレジットカードなりで払うのが当たり前と思ってやってたからな。

ただ、通販の振込用紙にはなにかとなじみがあって、それは母が通販の代金をよく振込用紙で払っていたからだ。

それこそカタログを見て、郵便かFAXで注文してという時代からの通販である。

その時代の支払手段といえば郵便振替だった。後払いが多かったけど、先払いにするために振込用紙の通信欄で注文するなんてのもあったっけ。

今は注文こそインターネットでやるが、相変わらず支払手段に振込用紙を選ぶことが多かったようだ。

クレジットカード持ってるし、クレジットカード対応の通販も多いはずなんだけどね。そこには母なりの考えがあるようだが。


さて、この振込用紙を納期限までに払いに行かないといけないが、どうしたもんだか。

郵便局のATMで払ってやるかと思ったのだが、コンビニ対応だったので、以前聞いたことを試してみた。

それはコンビニによっては一部のキャッシュレス決済手段で収納代行の代金すら払えるという話である。

ファミリーマートではファミマTカード、セブンイレブンではnanacoだ。

両チェーンにとってはこの2つの決済手段というのはかなり特別な位置づけらしく、そんなこともできてしまうのだ。

というわけで近所のファミリーマートに振込用紙とファミマTカードを持って行ってみた。

そしてレジにこの2つを出すと、ちゃんとキャッシュレス決済できた。

しかもTポイントも付与されていた。今日はカードの日だから、クレジットポイントが100円あたり1ポイント(通常の2倍)付与されていた。

キャッシュレスで手軽な上に、ポイントまで付与される。それでいいの? とは思ったけど、ありがたいのは確か。


さて、そうして手に入れた体温計だが、早速、自分の体温を測ってみた。

測った結果、今までの平熱の感覚に合う数字が出てきたのだが、相変わらず平熱の高いこと。

時間帯にもよるけど、僕の場合、37度台前半までは平熱と捉えるべきで、それぐらい僕の平熱は高い。

人によっては36度台後半でも微熱だという人もいてびっくりするけど、

このあたりって人によって違うから、普段から健康な状態で体温を測定しておかないと、

どこまで平熱でどこから発熱なのか、そういうことがわからないのだ。

家庭の体温計ってそういう使い方をするんですね。なかなかやらないけどね。

FPGA設計はコウモリのよう

うちの職場ではFPGAの開発も行っている。

FPGA開発の立ち位置って意外と難しいんだよね。


この職場の仕事は 回路設計 と ファームウェア開発 の2つに分類される。

プリント基板に作る回路の設計は言うまでもなく回路設計、

マイコンのソフトウェアの開発は言うまでもなくファームウェア開発である。

では、FPGAは? というとこの両方の要素があるから複雑なのだ。

FPGAはデジタル回路を作るLSI、だからFPGAの中身を作り込むのは回路設計だという考えはなり立つ。

一方で、FPGAとマイコンはプログラムして動かすという点では似ている。プリント基板ができてからも中身を書き換えることはできる。

開発手法もマイコンでは Cなどのプログラミング言語、FPGAでは Verilogなどのハードウェア記述言語に従い、ソースコードを記述することで作る。

作り込む対象がソフトウェアか回路かというのは大きな違いなのだが、一見すると似ている。


高専専攻科時代、周りに論理回路をやっている人はけっこういたのだが、ソフトウェア寄りの人が多かった。

そんなこともあって、論理回路とソフトウェアを混同してはいけない、ということを各所から聞くことが多かった。

記述方法こそプログラムを書くようにHDLを記述するという方法だけど、

あくまでも作り込んでできるものは回路であり、回路としての挙動を意識して作らないといけないと。そんなことがたびたび言われていたのだ。

回路記述はソフトウェアほど自由度はないから回路で実現できるような記述をしないといけない。

ソフトウェアではクロック単位でタイミングを考えることはないが、デジタル回路設計では重要である。

そういうことをうるさく言われなければならないほどに、ソフトウェアに近接したところで論理回路設計をやっていたのである。

僕はそうでもなかったけど、これまでソフトウェア開発に力を入れてきた人が論理回路設計をやることも多かったから。


ところが、どうも今いる職場では、回路設計の立場からFPGA開発をやっている人がけっこう多いみたいね。

作り込む対象は回路なので、それは全く正しいのだが、意外だった。

さっきも書いたように、これまで周りにはソフトウェアをやりながら論理回路設計をする人が多かったのだ。

世の中そんな人ばかりかと思いきや、実はそうでもないのだ。


どっちが向いてるんでしょうね?

今は回路寄りの技術者と一緒にFPGA開発をやってるんだけど、回路のことをよく意識しながら設計しているのは間違えなく長所だ。

ちょうど今はタイミングの設計とかいろいろ教えてもらってる。これが難しいのだがよく考慮した設計されているのだ。

一方で短所は、ソースコードの見通しがなにかと悪いことである。

特にソースコードの再利用性、保守性の悪さには苦しめられている。どっちかというと過去にこれを担当していた技術者が悪いのだが。


コウモリは獣か鳥か? という話があるが、FPGA開発の位置づけもそれに類する話である。

回路設計の一部として管理するのが好都合なら、回路設計に分類するし、

ファームウェア開発の一部として管理するのが好都合なら、ファームウェア開発に分類しているというのが本当の答えだ。

一方で、技術者の気の持ちようというのは、その人がこれまでやってきた経験によるんだろうなと。

そういうことを最近実感している。

新潟駅に一工夫すれば

新潟駅で工事してるなぁとは思ってたんだけど、

どうも連続立体交差事業で高架化を進めていたらしい。

新潟駅付近連続立体交差事業 (新潟市)

まだ、越後線を仮線に移して、それに応じてホームを移設しただけみたいだけど。

2021年完成予定だからまだまだ時間がかかる事業だ。


高架化のついでに新潟駅にはちょっとした工夫が加えられることになっている。

完成予定図を見て気付いただろうか?

在来線5番のりば と 新幹線11番のりば が同一平面で乗り換えられるようになるのだ。

説明文にも書いてあるけど、確かにそういうことをやろうとしているそう。


それにしてもなぜそういうことをやろうと思ったのか?

そもそも山形県は庄内地方の鉄道アクセス改善に向けて、羽越本線高速化の実現に熱心だったそう。

羽越本線高速化というのは新潟駅で新幹線に接続し、関東圏~庄内地方へのアクセスを高速化することに重点を置いており、

山形新幹線・秋田新幹線のようなミニ新幹線による幹在直通運転も手法の1つとして考えられてきたそう。

ただ、新幹線直通のためには全面的な改軌が必要で費用がかかる。その費用には見合わないということでボツになった。

フリーゲージトレインという方法も考えられたそうだが、これも割が合わないということになったそう。

こうして、羽越本線高速化は立ち消え同然になったわけだが、直通しないならせめてスムーズに乗り換えできる方法を考えようとなって、

その結果、新潟駅高架化に便乗して、乗り換え用ホームの整備が行われることになったそうだ。


というわけで、完成後は いなほ号 と とき号 を対面で乗り換えられるようになるということかなと。

乗り継ぎ時間の調整とかで真の時間短縮が実現できるかはよくわからないが、

いなほ号 に対応する とき号 との乗換は楽になるんだろうって感じですかね。


新幹線と在来線の対面乗り継ぎといえば、九州新幹線が鹿児島中央~新八代だけだったとき、

新八代でリレーつばめ号と乗換できたというのが印象的である。

ただ、実情としては新幹線の駅が在来線の駅に大して後付けでできるパターンが多いわけですから、

なかなかそういう設計にするのは難しいのかなと。

新八代駅は暫定的に新幹線ホームに至る在来線の線路を引くことで実現したという経緯がある。

在来線ではあるけど、リレーつばめ号に限っては新幹線ホームに行かなくてはいけないという仕組みだったそう。

そういうことを実現しようにも大がかりな工事となったり、対面乗換を実現したがために他の利用者に不便をかけるようなことになっては困る。

今回の新潟駅は高架化に合わせて、通常の工事にすこし工夫すれば、無理なく対面乗換が実現できるということで、本当にいいチャンスだと思う。

単純にマネできる事例は少なそうだが、こういう運のいいこともあるということだ。