PayPayポイントを今すぐ利用する意味

Yahoo!ショッピングでバイクの部品を注文しようとしたのだが、

そこでPayPayポイントを「今すぐ利用」を初めて使った。


背景には今月からYahoo!ショッピングのキャンペーンで付与されるPayPayポイントが

「PayPayポイント(期間限定)」になるという事情がある。

この名前だけだとわからないかもしれないけど、これYahoo!サービスでしか使えないんですよ。

その昔、期間固定Tポイントってのがありましたけど、あれとまるっきり同じ。

2019年にPayPayボーナスライトとなって、利用期限付きだったがPayPay加盟店ではどこでも使えるようになった。

この背景には実店舗まで含めたPayPay経済圏拡大の意図があったという。

その後、2021年にPayPayボーナスライトはPayPayボーナスに集約、期限なしになった。

この背景にはポイント運用の導入があって、さらに言えばその先にはPayPay証券によるポイント投資ってのもあるわけだが。


というわけで2019年以前に逆戻りだと思ってたんですよ。

Yahoo!ショッピングでの付与するポイントはYahoo!ショッピングでのリピーター獲得に使いたいのはそうでしょうし。

ところが当時と違うのは「今すぐ利用」という機能があることで、

これを使うと将来付与予定のPayPayボーナスの大半がその場で使えてしまう。

もちろん全てとはいかないんだけど、今回だと13.5%付与のうち12%相当分はその場で使えていて、

残り1.5%分が後日付与だが、うち0.5%は通常のPayPayポイントである。

わずかに1%分だけがPayPayポイント(期間限定)ということで、無視できるほど小さい。


「今すぐ利用する」の場合、ポイント計算の基準額にも影響する部分があるが、

今回見た限りでは影響を受けるのは利用額に対する通常のPayPayポイントだけのようで、

ほぼペナルティなしと言ってもよさそうだ。

それで多額のポイントを失う心配もないなら、もうそれでいいよねと。


さっきも書いたように昔はそうだったという話なんですよ。

だからこそPayPayボーナスライトへの移行というのは衝撃的な話だったけど、

最近はキャンペーンで付与されるのがYahoo!ショッピング商品券になるケースもあり、

これはYahoo!ショッピングでしか使えないポイントと考えると理解しやすい。

意図はPayPayボーナス(期間限定)と全く同じだが、利用できない店もあるなど相当に不便だった。

それよりはだいぶマシなので、Yahoo!サービス限定にすることでいろいろキャンペーンが打てるならそれでいいかという感じ。


今後は「今すぐ利用」がメインになるんかね。

コンスタントにYahoo!ショッピングで買い物する人ならその必要は全くないけど、

どうしてもムラがあるわけで、確実な方法がよいのはそうなんだよね。

期間固定Tポイントの時代からそうだけど、付与タイミングが複雑な上、

そこから1ヶ月ぐらいで失効するというのはずいぶん期間が短い。

毎月買い物してれば大丈夫なんですけどね。