JCBプレモはクレジットカードではない

最近、JCBプレモカードをもらった。

厳密に言えばJCB自身が発行するJCBプレモではないのだが(受け取って驚いたのだが)、

自分が使う限りにおいてはJCBプレモと何ら変わらないので。


JCBプレモカードはJCBが発行するプラスチックカードのギフトカードである。

JCBプレモカード

コンビニでPOSAカードとして売られているのを目にしたことがある人がいるかも。

使い切りタイプではなく、チャージして使い続けることも出来る。

(そうやって実用している人がどれぐらいいるかはさておき)

JCBと付いているからJCBのクレジットカード加盟店で使えるのかと誤解してしまうが、

加盟店ネットワークは別ということで、ここが注意が必要なポイントである。


かといって、必ずしも加盟店はプリペイドカードであることを意識しているわけではない。

どういうことって、ちょうどマクドナルドでおやつを食べようと思ったときに、

そういえばマクドナルドってJCBプレモ使えたよなぁと、モバイルオーダーではなくレジに並んで注文した。

カードを見せて「JCBプレモで」と店員に言うと、よくわからなかったようで、

「クレジットカードですか?」と聞かれたから「プリペイドカードなんですが」と言うと、

「それは使えないと思いますが」と言うので、レジにあったアクセプタンスマークを指さすと、

店員は困って「クレジットカードとして扱ってみますか」と言うので、

カードリーダーに磁気ストライプを通すと、これで決済に成功した。正しかったらしい。


受け取ったレシートを見てみるとこういう記載だった。

クレジット MS決済

JCB PREMO

マクドナルドはこれはクレジットカードだと認識している一方で、JCBとはまた違うと認識している。

ちなみにMSは磁気ストライプの意味、今は多くのクレジットカードではIC決済となるだろう。

クレジットカードだと認識しているがゆえに、プリペイドカードの残高はここで見ることはできない。


というわけで、JCB PREMO加盟店というのは、クレジットカードではないがクレジットカード扱いになることが多いようだ。

店員はクレジットカード扱いで処理するので、場合によっては署名が求められることがあるという。

それで裏面に署名欄があったのか。プリペイドカードなのに署名って変だと思ったら。

ただし、一部の加盟店では残高を認識し、レシートに残高を表示したり、不足分を現金などで支払うこともできるようだ。

わりと百貨店や電器店では現金などとの併用が可能になっていることが多いらしい。


以前、バニラVisaギフトカードの使い切りが難しいなんて話を書いたことがある。

それなりに使えるプリペイドカードではあるが

今日、キャンペーン目当てで買ってしまったが。

ただ、これはVisaカードが使える店ならなんでもよくて、インターネットで使える店が多い。

なのでポイント併用で調整と言うことが現実的に可能で、よくそうしている。

ところがJCBプレモはインターネットの加盟店も限られ、インターネットでの端数調整のあてといえばAmazonギフト券に変換するぐらい。

まぁAmazonギフト券にして積んでおけば、そのうち使い切れるだろうという話ではあるが。


というわけで正直かなり使いにくいギフトカードだと思った。

加盟店自体は増えて行く余地はあるかもしれないが、クレジットカード扱いの加盟店が増えても、

じゃあ最後に使い切るのはどうするんだという問題が残る。

この点が全くケアされていないということはないのだが、難しいところは多々あるなと思う。

なかなか人にやるには躊躇するギフトカードだなと思う。

去年までとちょっと違う健康診断

今日は定期健康診断のために職場に行っていた。

僕はそこまでじゃないけどチームリーダーは「健康診断で半年ぶりに出勤する」とか言ってたな。

フロア全体で言えば2割程度の出勤者がいるとはいえ、かなり偏ってはいるんだろう。


この健康診断なんだが、例年とはちょっと順番が違った。

僕は去年30歳になって、それで健康診断のメニューが変わったというのもあるのだが、

勤務先では数年前に年齢によらず30歳以上と同じ血液検査をするようになっているので、

(脂質異常でひっかかる人が多すぎるから、全年齢にやった方がいいという判断をしたと見た覚えがある)、

当日実施の検査項目では胃部X線(しかもこれは希望者のみ実施)だけなんだよね。

まぁこのことはまた改めて書きましょう。


検査順序の違いという点では、検査前から始まっていた。

健康診断の案内が送られてきたのを開封すると、書類とともに、検便キットと検尿キットが入っていた。

検便についてはこれは30歳になったから。便潜血検査(これも希望者のみ実施らしい)をするからですね。

これは知ってたんだが、検尿キットが入ってたのには驚いた。

というのも去年までその場で採尿だったんですよね。

この方法自体は慣れたもんではあり(検尿キットは高専時代のものと同じタイプだし)、

むしろその場でひねり出さないといけない方法より便利とは思うが、事前の準備が必要なのは1つ課題ではある。

でも、今にして見れば予兆はあったなというのが、確か2年前まではその場で検査紙を使って判定していたのが、

去年は採尿した尿を試験管に詰めるようになってたので、それなら家で詰めてこいというのはあるんだろう。


ということで、検尿は受付で袋を渡せば完了。検便も同じく。

身体測定・心電図と視力・聴力検査の順番が異なることは軽微な問題だけど、

心電図は今まで記録用紙を問診票に貼っていたところ、今回は貼られなくなっていた。

その代わり、心電図の記録番号のスタンプが押されていた。

ペーパーレス化されたのかと思ったが、心電図測定時に印字する音は聞こえたので、

単純に記録用紙の保管場所を変えただけかもしれない。

血圧測定・採血は同じ、例によって採血後5分は手で圧迫して待ってろと内出血対策に余念がない。

採血後の圧迫いろいろ


医師の診察がえらく混んでいて、前に難しい人が多かったみたいですね。

医師も疲れたのか、特に言うこともない(?)の僕との会話は最小限だった。

前に血圧がちょっと高いと指摘されたときには、時間食ったからから、比較的軽微なことでも大変ですね。

(このときの測定結果が高く見えただけで、継続的に測定した結果からすれば特に問題ないが)

やるべきことはやらないといけないから仕方ないけど、そういう人が多いと計算が狂うよね。


あと、これは偶然ですけど、直前まで女性の健康診断をやってたみたいで、

採血・診察などでは前後に女性がちらほらと見えた。

別に採血やら診察は男女混ざってて問題はないが、X線検査など脱衣が伴うところは、

同じ検査ブースには男女混在しないようにするわけですよね。

それで時間を分けているわけだけど、切り替わりのタイミングだとそういうことが起きると。

このため、一番最後の胃部X線検査では、女性の検査が全部掃けるまで待たされることに。


検尿分の時間は浮いたはずけど、医師の診察前の時間で相殺され、

胃部X線は男女切替待ちの待ち時間も含めてえらい増って感じだったが。

どちらもそれはしゃあないという感じだけど。

新型コロナウイルスの検査方法いろいろ

最近、新型コロナウイルスの検査方法を調べることがあった。

このあたり、本来は医師の判断で、検査の要否、適切な検査方法が選択されるべきだが、

実際には医師があまり関与しない検査も行われている。

これはいろいろな事情があるのだが、おしなべて検査結果の正しい理解には課題があると言える。


健康保険の適用対象であるなど、公的機関が広く認める検査方式としては、

  • PCR検査(核酸検査) : 検体は 唾液・鼻咽頭ぬぐい液・鼻腔ぬぐい液
  • 抗原定量検査 : 検体は 唾液・鼻咽頭ぬぐい液・鼻腔ぬぐい液
  • 抗原定性検査: 検体は 鼻咽頭ぬぐい液・鼻腔ぬぐい液

PCR検査というのはよく聞きますけど、それが唯一の方法ではないし、いずれも確定診断に適用できる。

特に抗原定量検査は、PCR検査と似たような用途で使用でき、かつ検査に要する時間が短い。

この特徴から厚生労働省検疫所が日本に入国する人に広く検査するのに利用していることが知られている。

やっと入国できるようになる

この方式が導入される以前は、再入国許可を得ている外国人すら多くを上陸拒否にする異常状態だったが、

その後に段階的に外国人の入国対象が広げられ、また諸外国での感染拡大を受けて狭められたりはしたけど、

運用方法の工夫により、現在も水際対策の主要な手段として活用されているところである。


ところで新型コロナウイルスのインフルエンザなどと比較して厄介なところとして、

発症2日前から感染性のあるウイルスを排出することがある。潜伏期間もインフルエンザに比べるとやや長い。

無症状・ごく軽症のまま推移することも多く、かぜの症状がある人はむやみに外に出るなという対策では限度がある。

そこで症状の有無によらずマスクの着用が求められたりしているわけですね。

一方で、周囲にウイルスをまき散らす可能性のある人を除去するという点では非常に難しいわけですね。

そこで日本を含め、各国は入国者に出発前の検査を求めたり、入国前後の検査を行っているわけですが、

そもそも難しい要求なので、過信するとすり抜けが起きるわけですね。


一方で、インフルエンザの検査に比べて好都合なところもあって、それが検体として唾液が使える検査が多いことですね。

当初、鼻に長い綿棒を突っ込んで 鼻咽頭ぬぐい液 を採取していたが、くしゃみされたのを吸うと感染リスクがあるので、

むやみに検査をするのも危険ということで、これが大きな問題になってたわけですね。

ところが後にPCR検査と抗原定量検査では、唾液での検査も鼻咽頭ぬぐい液の検査もほぼ同等の結果ということが判明したと。

一見するとへんな感じがするのだが、口の細胞にも感染し、これが感染を広げる原因になっているという事情があるらしい。

口の細胞、コロナに直接感染 唾液から他人に広がる恐れ (朝日新聞デジタル)

というわけで、唾液の検査は、感染リスクが低く、本人が検体採取するのも容易ということで広く活用されている。


この3つの検査方式、どれがどういうときに適用できるのかということだが、ポイントは発症日である。

新型コロナウイルス感染症の検査を受けるタイミング (松前内科医院)

PCR検査で検査可能な期間は最長で発症2日前から発症後33日目ぐらいと非常に長い。

ただし、ウイルスの量が最も多くなる発症後2日目ぐらいでも、陽性になるのは7割ぐらいだという。

PCR検査は発症前から検出できる可能性があるため、無症状者への適用も可能とされている。

しかし、そこで課題なのが発症日が不明なことである。

実は発症後10日経過して、すでに症状が軽快していれば、PCR検査が陽性だったとしても、もはや感染性はないとされている。

(当初、PCR検査が陰性にならないため退院・転院できないことが問題となり、検査結果でなく発症日からの日数を重視することになった)

PCR検査は特定の遺伝子が存在することを確認する検査なので、感染性のないウイルスの残骸みたいなのも反応してしまうんですね。

無症状者に検査すると、知らないうちに治癒していたものも検出してしまうところに難しさがある。


抗原定量検査については、PCR検査と性質は似ており、発症前の診断も可能ではあるらしい。

ただ、さっき紹介したページでは発症日~発症後5日後ぐらいで書かれているのは、おそらくPCR検査より感度が劣ることを考えてのことだと思う。

無症状者を含め、発症後9日以内であれば、抗原定量検査とPCR検査の結果には高い相関があり、基本的に同様の目的で使用可能である。

(発症後10日経過するともはや感染性がないことを考えれば、後追いで検査する以外の用途ではPCR検査と同様に使えるという意味である)

検査時間が早くPCR検査に比べると検査装置が普及しているということで、

感度がやや劣るとしても、PCR検査だと検体の輸送や検査自体に時間がかかるより、利益があるという判断で利用されている。

(厚生労働省検疫所も早く大量に検査して、感染リスクのある入国者を早期に排除するために抗原定量検査を活用しているわけですね)

なお、抗原定量検査もPCR検査ほどではないがもはや感染性のないウイルスを検出することはあるらしい。


抗原定性検査は簡易検査キットなんて言われているけど、キット1つで検査が可能である。

どちらも「抗原」とあるように抗原定量検査と検出対象は同じだが、検出に必要なウイルス量はより多くなっている。

とはいえ、検査時間が短く、診療所での取扱にも便利ということで活用されており、

発症後2~9日目の検査においては、これを確定診断とすることができるということになっている。

しかし、無症状者の検査には適しないということもあり、他の2つの検査に比べると利用範囲は狭い。

インフルエンザの検査キットと同じですが発症直後の検査には適しないので、この点でも注意が必要である。


さて、無症状者が新型コロナウイルスの検査を受けることについて、必然性が高いのは海外渡航の目的である。

郵送での検査もそこをターゲットにしたものは多く、テレビ電話で医師の問診を受け、医師の指導のもと唾液を採取をして、

これを郵送して検査をして、診断書を作成するというようなことが行われているわけですね。

この目的で厚生労働省検疫所が認めている検査方式はPCR検査と抗原定量検査だが、

外国だとPCR検査が必須であることが多く、だいたいフォーマルな検査サービスはPCR検査なんじゃないか。

このような検査は無症状者であることが前提なんですよね。当たり前かも知れないが。


しかし、ここで課題は発症前のPCR検査は検出率が低いことである。

厚生労働省検疫所は入国者に出発前に取得した診断書を要求しているが、一方で入国前に抗原定量検査を実施している。

ここには2つの意図があるとみられ、1つは外国での検査の品質に疑問があること。

もう1つは出発前には検出できなかったが、そこから時間が経って、検出できるようになる場合があること。

抗原定量検査はPCR検査より感度がやや劣るとはいえ、それ以上に排出されるウイルス量が増えることの方が大きい場合があるわけですね。

これに加えて出発地によっては、3日とか検疫所の用意した宿泊施設(この滞在費は公費負担らしい)で停留した上で、

改めて検査を行った上で自宅や自己手配した宿泊施設などに移動するということを行っている。

このように期間を空けて改めて検査するのは、ウイルス量が増えるのを待ってるわけですね。

このことは検査方式以上に検査するタイミングが重要であることをよく表していると言えるんじゃないか。


というわけで無症状者への検査の適用は難しいと思いますね。

すり抜けもそうですが、もはや感染性がない人が延々と検査にかかり続けるのも問題である。

ただ、ここは海外渡航の目的では保守的に判断しているという考えはあると思う。

具体的に症状があれば、その症状や発症日との関係性などを考慮して判断することが出来る。

あえて発症直後に検査をしないということも選択肢になるわけですね。

インフルエンザのように早期に薬を飲むとよいとかそういうことはないわけですし、

陰性であっても、(新型コロナウイルスに限らず)感染を広げる可能性はあるわけですから。


抗原定性検査の適用にはさらに注意が必要である。

有症状である場合のみ適用でき、発症日から2~9日後でなければ診断できないからである。

医師がこの性質を理解して検査するなら問題ないのだが、必ずしもそういう用途だけで使われるわけではない。

というのも……

抗原検査キットを配布、厚労省 医療機関や高齢者施設に (日本経済新聞)

医療機関・高齢者施設・学校など、急激な感染拡大がしばしば問題になってきた施設に抗原検査キットを送っているらしい。

しかし、届いても使うのは難しい。

  • 無症状者には使えない診断方法なので、当然、何らかの症状がある人が対象
  • 検体が「咽頭鼻ぬぐい液」「鼻腔ぬぐい液」なので唾液に比べて採取の難易度が高い
    自己採取が可能ならよいが、他人がやる場合、原則は医師などが実施する必要があり、感染対策も必要(くしゃみは危険)
  • 特別な設備は不要だが、手順を誤ると容易に誤った結果が出る
  • この結果が陽性になったとしても、確定診断には医師の診察(場合によっては再検査)が必要である
  • この結果が陰性だったとしても、感染している可能性があるので自宅待機が必要

抗原定性検査は正しく使えば確定診断に使えるほどの方法である。しかし、なんとなく配布して正しく使うのは難しい。


おそらく、この検査はあまり特別ではない風邪の症状があったときの簡易な切り分けに使うものだろう。

発症後2日目とかに検査キットを使って陽性が出れば、まず本人を医師の診察につなげることができる。

このようにして施設内での蔓延状況を早期に知り、蔓延度が高まっていると判断すれば、対策を打つことが出来る。

ここで無症状者を含めて診断をするならば、それはPCR検査または抗原定量検査でなければならないので、検査キットは使えないわけだが。


検査の時期によって最適な検査方法や、それによって得られる意味は異なるということで、

その意味も考慮した上で本当に意味のある検査なのかということを考えなければならない。

無症状者向けの検査サービスや、市販の抗原検査キット(研究用という名目だが)なんてのもあるけど、

検査内容として妥当でも、その結果を正しく理解できるかというところはとても難しい。

実際、無症状者向けのPCR検査サービスで、企業・団体向けの検査結果と、個人向けの検査結果で陽性率がだいぶ違うという話がある。

これは無症状者が対象のはずのサービスを有症状者が受けているからではないかという話がある。

「安価な民間PCR検査」、「美容クリニック等のPCR検査」、「保険診療機関でのPCR検査」はいったい何が違うの? (CLINIC FOR)

ただ、こういう使い方をすると陽性になったとき不都合が多く、陰性になったことをもってリスクが低いと判断することも問題である。


結局のところは、手洗いなど基本的な感染症対策、マスク着用の励行、体調不良の早期把握というところに尽きるわけですね。

まぁ言うても海外渡航で出発前・入国前後での検査の要求はしばらく続きそうな感じはするけど。

今後、ワクチンの接種が進むと、重症化するリスクは減るが、その分、無症状・ごく軽症で推移する感染者も増えるとみられる。

感染を抑止する効果にも期待されるところだが、イギリスではワクチンの接種率が高いにもかかわらず感染者が急増している。

それでも死者数がそんなに増えていないのはワクチンの効果と考えてよいが、

油断すれば感染は容易に拡大し、それがワクチンの接種が適しない人、効果が不十分な人に及べばこれは危険ですから。

電子書籍用microSDカード

例によって7月に入ると早々に夏休みなのだが、

実は準備が全然できてなくて、やっとこさ予定を組み始めた。

いろいろ考えたけど、ほぼ1週間、関西を転々とすることになりそうですね。


先週末、タブレットPC用のmicroSDカードを買った。

もともとあったのだが、容量が16GBと少なかった。

microSDカードで保管するデータ量はもともと少ない想定ではあったのはあって、

音楽データを格納するスマートフォンに比べては少なめだった。


このmicroSDカード購入の大きな理由は、本体のストレージ不足だった。

タブレットPCの主な目的は電子書籍を読むことがあるのだが、

ダウンロードした各種の電子書籍が本体ストレージを圧迫していたのだ。

一部はアプリの設定でmicroSDへの保存を選んでいたが、それでも間に合わない状況だった。

容量が圧迫されれば、消去すればよく、消去してもダウンロードし直せばよいので、

その点ではなんとでもなると言えるが、容量不足→消去を繰り返す頻度が増えていて、これは困ったなぁと思っていた。


でも、よくよく考えればmicroSDなんて今は大容量のものが安く買えるんだからケチる必要ないよねと。

先週末に東京に行った時に秋葉原界隈に寄り道して、128GBのものが安かったので買ってきた。

その上でファイルをコピーして、各種の電子書籍アプリのファイルを消して、保存先をmicroSDに変更した。

これで本体のストレージの空きもある程度確保できるようになった。

それでも32GBの本体ストレージの8割以上を使ってるんですけどね。


手元には8GBと16GBの未使用のmicroSDカードがあるが、これといった使い道はない。

本来はこれだけ入ればいろいろあるだろうと思うけど、

スマートフォン・タブレットに取り付けられるmicroSDは1枚だけだから。

わざわざ8GBなんて選ぶ必要があったのかと今は言われそうだけどね。

その当時、8GBは一番安い部類だった覚えはあるが、8GBと16GBには明確な価格差があったんだよな。

多分、これは以前使ってたタブレットPCに付けてたんだと思うけど。


今は64GBまでならほとんど値段は変わらないぐらいに見えましたね。

迷ったら64GBでいいかなと思った。もちろん機器が対応していることが前提ですが。

どうも調べたら2018年ごろから急激に価格が下がったらしく、

その原因というのがCPU・GPUの供給不足だったらしく、頭脳がなければ記憶媒体のニーズもないということらしい。

フラッシュメモリがそんなことあるか? と思わなくもないが、他のPCパーツの動向と見比べるにそういうことらしい。

まぁ電子書籍を楽しむ分にはありがたいことだけど、なかなかこの業界も大変ね。

銀行業の外売りなんですね

ヤマダ電機が銀行参入というニュースを見て「えっ!?」と思ったら、

実は住信SBIネット銀行だったという話。

ヤマダブランドの銀行「ヤマダNEOBANK」7月1日スタート (ITmedia)

実はけっこうそういうのはあるんだよね。


住信SBIネット銀行といえば、SBI証券の利用者向けの銀行として誕生した。

証券会社が銀行をやることは、証券会社のサービスと銀行のサービスは補完的なところがあり、

  • SBIハイブリッド預金 (MRF代替サービス)
  • 外貨預金
  • ATM入出金

といったところを銀行業として行っているわけですね。

僕も含めて、当初の利用者の多くは証券口座との連携を目的として利用していたと思う。


しかし、最近はそれだけではないようで、

住信SBIネット銀行の即時入金のログイン画面では、

果物名の支店(僕はレモン支店だったっけ)・JAL支店・Tポイント支店 と大別されるようになった。

どうもログイン方法が違って、JAL支店の場合、JMB会員番号でログインするみたいね。

で、これってなんなんだよと思うわけだが、実はヤマダと同じく、提携企業があるわけですね。

パートナー企業との取り組み (住信SBIネット銀行)

いずれも銀行代理業者がいて、その銀行代理業者を通じて申込みを受けることになる。

JAL支店は「JAL Global WALLET」というプリペイドカードを目的としたものとみられる。

住信SBIネット銀行は外貨預金もMastercardのデビットカードも行っている。これは海外旅行客に向くということであろう。

もっともプリペイドカードなので、これを使う上では銀行口座は必須ではないようだ。(プリペイドカード自体は銀行業ではない)

Tポイント支店は利用に応じてTポイントがたまるのと、あとはキャッシュカード不発行という特徴がある。


ここにヤマダも加わるという話だが、ヤマダのお目当ては融資じゃないか。

住信SBIネット銀行は住宅ローンの取扱があり、ヤマダは住宅に力を入れている。

住宅の購入という巨大な買い物を背景にして、金融サービスを提供しようということと思われる。

そういうアプローチもあるかという感じはするが、そんなに目新しい感じはしませんね。


このように銀行が提携企業と手を組んで金融サービスを提供することをBaaS(Banking as a Service)というらしい。

ピクシブが銀行サービス。みんなの銀行がBaaS提供 (Impress Watch)

みんなの銀行 って福岡銀行が立ち上げた新しい銀行だったっけ。

ちょっとよくわからないところはあるが、pixivは創作に関わる決済サービスをいろいろ提供していて、

そのサービスを推し進める中では銀行業が必要という考えがあったのかもしれない。


そういえば、住信SBIネット銀行ができる以前、SBI証券はスルガ銀行と提携関係にあり、

提携のためにスルガ銀行はソフトバンク支店という仮想店舗を開設していた。

(ソフトバンク? って思うけど、SBIグループはもともとソフトバンク傘下にあり、2005年以前は「ソフトバンク・インベストメント」という社名で、スピンオフに際して略称のSBIを正式名称にしたという経緯がある)

その後、同支店は「ダイレクトバンク支店」に名称変更するもサービス内容は維持。

この時期に僕は同支店に口座開設をしている。(cf. 仮想支店の多い銀行)

口座開設当初はSBI証券の口座はなかったが、20歳になって口座開設後には紐付けを行っている。

その後、スルガ銀行のサービス整理により「Dバンク支店」に集約されている。(cf. ダイレクトバンク支店はDバンク支店へ)

優遇条件は変更になったけど、本質的なサービスはあまり変わってないと思う。やりたいことは住信SBIネット銀行でできるのはそうだけど。


これ自体はそんなに創意工夫のあるサービスではなかったのだが、銀行と銀行以外の提携の一例である。

最初に書いたように住信SBIネット銀行はもともとSBI証券利用者に向けた銀行という色が濃かったが、

インターネット専業銀行としての自信はいろいろあるんだと思う。

そうはいってもインターネット専業銀行としては比較的後発である。

  • PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行) 2000年開業
  • 楽天銀行(旧:イーバンク銀行) 2001年開業
  • ソニー銀行 2001年開業
  • 住信SBIネット銀行 2007年開業
  • auじぶん銀行(旧:じぶん銀行) 2008年開業

そこで銀行業としてのサービスを外売りするということで成長を目指したいということはあるんだと思う。

SBIグループがやってるだけあって、銀行業としてはなかなかいいと思うので、そのポテンシャルは生かせれば。

浦安の円形劇場で雑誌のイベント

昨日は帰ってきて寝落ちしてしまったんだけど、浦安に出かけていた。

なにしにって、コンサートで。

EJ My Girl Festival 2021

「My Girl」とは、以前このBlogで紹介したアイドルのグラビア雑誌が、声優雑誌になってしまったというもの。

KADOKAWA(旧エンターブレイン)が発売している「My Girl」というムックがある。不定期刊ですかね。

2014年創刊で、当初は女性アイドルのグラビアを掲載する雑誌だったようである。

2016年2月発売のVol.8では”VOICE ACTRESS EDITION”と銘打って女性声優の特集を行った。(略)

Vol.18(2017年4月)からはずっと”VOICE ACTRESS EDITION”が続き、

後に”VOICE ACTRESS EDITION”という表記も消えて、完全に女性声優のグラビアを掲載するムックになっている。

(主婦の友社が強い)

「『My Girl』の刊行5周年を記念して」と書かれているが、これは”VOICE ACTRESS EDITION”の初号、Vol.8から数えて5年という意味。

でも、それを差し引いても長いですけどね。5年間で”VOICE ACTRESS EDITON”は19冊かな?

不定期刊で、当初は飛び飛びだったことは考慮しなければいけないが、概ね季刊ということだね。


で、浦安ってのは舞浜アンフィシアターですね。

運営者はオリエンタルランド、東京ディズニーリゾートを構成する非ディズニー施設である。

もとは「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」として作られたサーカス専用劇場だったが、

この用途での利用が終わってから改名、現在もサーカス用途を想定した舞台装置は残っているはずだが、ほとんど使われていないはず。

2000人規模のホールとしては使用料が高いのが難点とか聞くけど、まぁそれでもニーズはあるってことですかね。

円形劇場なので、規模の割には舞台からの距離が近いのは長所だが、円形ステージをうまく活用できるかが課題であり、

そこが難しいと円形部分をあまり使わないことになり、単純にステージの円形部分だけ遠くなってしまうのが難点。


往路は新木場駅から京葉線に乗って舞浜駅へ。昼間にこの区間の京葉線に乗るのはいつぶりだろう。

京葉線といえば、幕張新都心に行くのに使うが、その場合は少なくとも往路は西船橋経由が一般的。

夜間は本数が減るので仕方なくそのまま東京都心方面まで乗ることがあるが、まぁあんまりねぇ。

遊園地最寄り駅だなぁという感じだが、イクスピアリのショッピングモールを抜けてアンフィシアターへ。

イクスピアリは中身はわりとよくあるショッピングモールという感じはするが、さすがにディズニーリゾートということで作り込まれている。

浦安市民は日常の買い物でくるんだろうか。(遊園地とは別枠で駐車場は設けられてるみたいだけど)


内容としては歌半分、トーク半分、少しお芝居、その辺は雑誌のイベントっぽいのかな。

座席を間引いた影響もあってか料金はS席に対するA席でさえけっこう……な感じだった。

これ自体は仕方ないが、座席を間引いても埋まりきらず、直前までチケット売ってたのはなかなか苦しい話。

「本イベントは出演者の魅力を生(ライブ)で味わっていただきたいという思いから、ストリーミング配信、後日の放送、配信などの予定はありません。」なんて煽っておいても来ないものは来ないということだ。

これは主催者にとっては分の悪いイベントだと思いましたね。


帰りはまた舞浜駅まで行くのも煩わしいし、東京メトロ24時間券も持っていたし、浦安駅までバスで。

舞浜アンフィシアターの最寄りバス停は「オリエンタルランド本社前」という夢のない名前である。

実際のところ、向かいには工場の門のようなものがあり、絶えず出入りする人がいた。

ここから浦安駅へのバスは生活路線であり、遊園地へのアクセス路線であり、オリエンタルランドへの通勤路線であるのだろう。

休日夜とか本数少ないのかと思ったら昼間よりむしろ多いぐらいで、この辺は独特だなと思う。

帰りは山手線停電の影響を避けながら帰宅できた。


ところで、このイベントの名前を見て思ったこととして「EJ」ってなんだろうというのがあった。

KADOKAWAの施設名などに「EJ」というのが付いたものがいくつかある。

KADOKAWAの商標? って言っても2文字では商標登録はできないはずだが。

と思ったらちゃんと答えが載っていた。

イベントタイトルの「EJ」とは、“Entertainment Japan”の略で、日本が誇るアニメ・アニソンなどのエンターテインメントを世界に向けて発信していく、また海外のファンが日本のライブエンターテインメントを楽しむ際のランドマーク的なイベントになりたいという思いが込められている。

そうなんですか。

実は昨年10月に「EJ ANIME MUSIC FESTIVAL」というインターネット配信イベントがあったんですよね。(見てないけど)

それがモチーフの1つにはあったらしい。まぁ位置づけはだいぶ違うと思うんですがね。

東京都にはドクターヘリはある? ない?

実は最近まで東京都にはドクターヘリはいなかったと言われると、

「えっ!?」と思われるかも知れないが、定義の問題である。

ドクターヘリを知るー拠点 (HEM-Net)

北海道に4機、静岡県など7県で2機、あと大半の府県で1機あるとなっている。

(ただし滋賀県・京都府は2府県で1機で、滋賀県拠点のヘリを共同利用している)

そして未導入となっているのが、香川県と東京都である。


香川県にしても東京都にしても離島を抱える中でドクターヘリがないというのは信じられないかも知れないが、

定義の問題ではあり、救急搬送にヘリコプターが使われることはある。

特に東京都は伊豆諸島・小笠原諸島は本土からの距離は相当にあり、空路での急患搬送は必須である。

小笠原諸島については遠すぎて固定翼機が必須のため、これは航空自衛隊に災害派遣要請を依頼しているのが実情だが、

伊豆諸島についてはヘリコプターでの輸送が効果的なので、東京消防庁はそのための体制を整えている。

これを「東京型ドクターヘリ」と呼んでいるそうである。やっぱりドクターヘリはあったのだ。

香川県も医師添乗のもとで消防のヘリコプターによる患者搬送は行われている。


一般的なドクターヘリは拠点病院にヘリコプターを常駐させ、これに乗り込んで現場へ急行する。

例えば、和歌山県、紀伊半島南部は全国有数の人口希薄地帯して知られ、道路状況も悪くドクターヘリの重要性は高いとみられるが、

和歌山大学病院(和歌山市)にヘリポートを設置して、ここにドクターヘリを常駐させている。

出動要請があれば、病院の医師・看護師などを乗せて現場に急行することになる。

このような形で拠点病院から飛んで拠点病院に搬送するというのが、一般的なドクターヘリである。


一方の東京都の「東京型ドクターヘリ」は、東京消防庁が 東京へリポート か 立川飛行場 に常駐させているヘリを使う。

出動要請が出れば、拠点病院の医師は拠点となるヘリポートに急行する、そしてそこから現場に急行、

その後、患者を乗せたヘリコプターは病院のヘリポートやその他のヘリポートに着陸、

病院のヘリポート以外に着陸した場合は救急車で病院へ搬送されることになる。

というわけでヘリコプターは病院にいないというところが一般的なドクターヘリと違うと。


なぜこんなことになっているのかというと、東京消防庁のヘリコプターは多目的に使用され、

場合によっては大勢の人を避難させる用途で使うこともあり、患者輸送の用途に限れば大きすぎるのである。

なお、離島からの患者輸送については、基本的には東京都立広尾病院への搬送になるようである。

同病院は離島の病院・診療所との連携体制があり、急患搬送の第一優先とされているようだ。

ただ、広尾病院のあるあたりは住宅地であり、ましてや東京消防庁のヘリコプターは大型な分だけ騒音も大きい。

そういう状況で非常に急を要する場合は昼間・夜間を問わず使ってかまわないことになったが、

むやみに直接の離発着をおこなうわけにもいかず、ましてやヘリコプターの拠点にもならないのだった。


これはヘリコプターによる急患輸送の先進的事例であるがゆえの悩みかも知れない。

とはいえ、やはり小回りが利かないことは課題であり、東京都も一般的なドクターヘリ導入に動き、

今年度より杏林大学病院(三鷹市)を拠点として、主に多摩地域で活動するそうである。

東京都がドクターヘリを導入 当院が基地病院を受託 (杏林大学医学部附属病院)

「小型の機体は、短時間での離陸など機動力が高く、比較的騒音が小さいなどのメリットがあります」というところがポイントなんですね。

東京都は本州の区域に限れば狭いけど、交通渋滞などで距離の割に搬送に時間がかかりすぎる可能性はある。

そんな中で機動性のあるドクターヘリができることは意義があるということなのだろう。

ヘリコプター自体は立川飛行場に常駐し、そこに医師・看護師も待機するようだ。

伊豆諸島からの搬送は距離も考慮して引き続き「東京型ドクターヘリ」を主に使う想定だそう。


ドクターヘリについて調べていたらこんな記事が見つかった。

「全県民を救命せよ」奈良県が自前でドクターヘリ導入、救命率アップへ  地域再生への足がかりになるか (産経新聞)

さっき和歌山県のドクターヘリの話を書きましたけど、紀伊半島南部といえば奈良県もありますよね。

奈良県は従来、和歌山県・大阪府・三重県と協定を結んで、これらの府県のドクターヘリの出動依頼をすることがあった。

ところが、これらの取り決めを使うのは重症例に限られるため、これらの府県に比べて出動数が少なかった。

さらにドクターヘリは基本的には拠点病院への搬送となるため、遠隔地の病院に入院となれば家族への負担が重い。

奈良県南部の道路状況の悪さを考えれば、ヘリコプターの搬送時間短縮効果が高いのは間違いないが、それだけを理由にしては使いにくかったと。

そこで2017年に奈良県はドクターヘリを導入する決断をしたという。

奈良県立医科大学病院(橿原市)の医師・看護師が、ヘリコプターの常駐する南奈良総合医療センター(大淀町)に待機、

ここから現場に急行し、搬送元や症状により県立医大病院や南奈良総合医療センターなどへ搬送することになる。


あと、空路での急患搬送という点では固定翼機というのもあるんですよね。

小笠原村は本土からの距離があまりに遠すぎて固定翼機しか使えない。

さらに小笠原村で一般の住民が住む父島・母島には空港がないので、飛行艇を使うか、

あるいは飛行場のある硫黄島(ここも小笠原村ではある)でヘリコプターと固定翼機を乗り換えるか。

これはわりと知られているが、実は北海道でも固定翼機を使った患者搬送が行われている。

北海道患者搬送固定翼機(メディカルウイング)運航事業について (北海道)

救急隊員から引き取るというよりは、病院間の搬送に使われているみたいですね。

空港自体がそこそこ限られますからね。札幌への搬送だと普段は丘珠空港経由だけど、冬期は新千歳空港経由みたいですね。

あと場合によっては道外への搬送もあって、石狩管内から大阪府吹田市(丘珠空港~伊丹空港で航空機利用)というのも。

道内で対応しきれず、定期航空便が適しないほど急を要するか患者の管理が難しい案件だったんでしょうね。


とはいえ、こういうのも運用するにはお金がかかりますよね。

東京都にとってみれば、どうせ東京消防庁は救助などのためにヘリコプターが必要なんだし、

それで本当に急を要する搬送には大抵対応できるでしょという判断があったんだと思う。

それはそれでお金を掛けてるのは間違えないんですよ。日本最大の消防本部として他地域の応援に出ることもあるし。

(厳密に言えば伊豆諸島は東京消防庁の管轄外ですが……東京都の組織なのでその点ではおかしくない)

でも、それじゃあ一刻を争うようなケースに対応しきれませんよ。他府県ではこういう成果を挙げていますよ。

というのを見て、じゃあ患者搬送専用のドクターヘリを用意する決断をしたんでしょう。

奈良県も似たような話だよね。隣接府県に助けてもらってドクターヘリの有用性を知っていたからこその決断でしょう。

アメリカ軍は地名の拾い方がおかしい

NHKの番組で、東京都にあるアメリカ軍基地として赤坂プレスセンターのことが紹介されていた。

名前からするとちょっとわかりにくいのだが、ヘリコプターの離発着場という意味合いが強いらしい。

プレスセンターというのは星条旗新聞(Stars and Stripes)の日本支部があるからだとみられる。

本来であれば航空法では人口密集地ではビルの高さ+300m以上の高度で飛行するルールなのだが、

アメリカ軍はこのルールに従う義務がなく、実際に従っていないらしい。

このため周辺地域では騒音被害に苦しめられているという。


このニュースでこの施設の所在地が港区六本木だと聞いて、おかしくない? と思った。

というのも、港区は大きく芝・赤坂・麻布の3地区に分けられ、

六本木には麻布警察署があるように麻布地区にあたるわけで、赤坂だと隣の地区じゃないかと。

確かに近くには青山霊園(青山は赤坂地区にあたる)があるなど、境界に近い地域ではあるのだが……

そこで気になって調べたら、この施設のルーツはかつての 陸軍歩兵第3連隊 の施設だったようである。

通称「麻布三連隊」とのことだから、その当時の認識ではここは麻布だったんですね。

にも関わらず、太平洋戦争後にアメリカ軍が占用して付けた名前は「赤坂プレスセンター」だという。


変な話だが、似たような事例は同じく東京都多摩地域にもある。

それが横田基地である。アメリカ空軍と航空自衛隊の共用施設ですね。

複数の市町にまたがっているが、主たる部分は福生市であり、所在地も福生市になっている。

面積としては北東側にある瑞穂町にあたる部分も多いが、滑走路の部分が多くなっている。

ここで気になるのが「横田」とはどこの地名を拾ったのかということである。

実は現在の武蔵村山市のルーツになった村の1つに横田村というのがあって、そこに由来するらしい。

現在は横田という町名は存在しない。そもそも1908年に消滅した村の名前であり、町名変更などの結果、もはや存在しないのである。

また、武蔵村山市は西側に横田基地の一部がかかるものの、横田村があったのは武蔵村山市の東側で、直接関係ない。


なぜこんなことになったかというと、地図を見て横田という地名が近くに見えたからということらしい。

そもそもここは陸軍多摩飛行場だったものを太平洋戦争後にアメリカ軍が占有したものなのだが、

陸軍の飛行場だった時代は福生飛行場と通称されていたそうである。

そう、もともとこの飛行場は福生だと認識されてたんですね。

にも関わらず、太平洋戦争後に占用したアメリカは、このことを忘れて、適当に地図から地名を拾って、

なんだかよくわからない横田基地(Yokota Air Base)と名付けてしまったんですね。


それに比べれば赤坂プレスセンターなんて正しいぐらいだろうと思うけど、歴史的経緯を踏まえた命名でないということは確かな話である。

なお、かつての陸軍歩兵第3連隊の敷地は、東京大学生産技術研究所として使われた時期を経て、現在は国立新美術館として使われている部分もある。

こんなところに常設のヘリポート置く? って感じはあるが。

市街地に常設のヘリポートが置かれること自体はあるが、たいていは屋上への設置である。(障害物が問題になりにくいから)

ただ、赤坂プレスセンターは地上設置なんですよね。青山霊園が隣接しているので、そこを進入経路にしてるのかなぁ。


このヘリポートの主たる目的は要人輸送のためとされている。

ただ、訓練目的か、市街地での低空飛行を繰り返しており、環境への影響もさることながら、住民の不安にもつながっているようである。

東京都も港区も赤坂プレスセンターの返還を要請しているという。

一方で返還のあてがたたない現実もあり、島しょ部からの救急搬送などのために同ヘリポートを利用できる協定を結んでいるよう。

災害時等のための米軍との協定 (東京都)

基本は東京ヘリポート(江東区新木場)で救急車に乗り換えだと思うけど。

しかし、赤坂プレスセンターで乗換ができると、その近くには赤十字医療センターをはじめとする大病院がありますから、

使用した場合は搬送時間が15分程度短縮されているとのことで、直接的に住民の役に立っている一面もある。

ただ、それ以上に周辺環境への影響がひどく、この協定を結んで利用している東京都さえも継続的に返還要求をしているのが実情である。


直接的にアメリカ軍に日本の法規制が及ばないこと自体が問題だが、

それでもすでに存在するルールに準じて動くことは自分たちを守ることにもつながるはずである。

郵便局で荷物が迷走?

最近、PayPayフリマ・ヤフオク・メルカリで売れた物をいろいろな方法で送って、

大抵は予想の範囲で荷物が到着するわけだけど、中にはちょっと予想外のことに見舞われることもある。

そんな事例を2つほど。


ヤフオクで売れて、レターパックライトで出荷したときの話。

あて先の住所・氏名を住所録ソフトに打ち込んで印刷したのだが、

郵便番号入力→住所が町名まで入力→町名以降を入力という手順で入れて、

それで印刷して送ったのだが、実はここにミスがあった。

後で判明したのだが落札者が入力する郵便番号が間違えていたのである。

ただ、間違えていたのが郵便番号だけで、そのことに気づきにくかったのである。


どういうミスかというと、送り先の住所は 東京都目黒区三田 だったのだが、

書かれていた郵便番号は 108-0073(東京都港区三田) だったのである。

レターパックを送る前には追跡情報などの記録を兼ねて写真を撮影していて、

発送後に見返したら、申告された住所と区の名前が違うと気づいて「えっ!?」となったのである。

しかも厄介なことにこの2つの三田は東京都ではあるが場所は違う。

あて先の目黒区三田はJR山手線の恵比寿駅(渋谷区)と目黒駅(品川区)の間ぐらいにある。

ちょうどこのあたりでは山手線が目黒区をかすめるみたいですね。駅はないが。

一方の港区三田は芝公園の南西にあたる。比較的海側の地名である。

都営地下鉄に三田駅があるが、現在の町名は芝5丁目、でもこれも元を正せば三田の一部だったはず。


これはまずいと思ったが、とりあえずは荷物の行方を見守ることにした。

追跡情報を見ると、まず高輪郵便局に入るが、担当者が存在しない配達先であることを認識したのか到着の記録を削除、

その日の夕方には目黒郵便局に入っており、おそらくは高輪郵便局の担当者にはお見通しだったのかな。

(電話番号が書いてあったから、それであて先に問い合わせたのかも知れないけど)

その翌日に配達に行って、ポストに入らなかったのか持ち帰りになったが、その翌日には配達された。

正味1日のタイムロスで済んだのでよかった。返送されたら大変でしたからね。


僕にとっての反省点はせっかく住所録ソフトを使ってたのに、このミスに気づかないどころか、間違いを増やしてしまったことである。

「東京都」「三田」が合っていたし、三田といえば港区だろうと思い込んでたので、疑問に思わなかったのである。

というわけで自動補完を使ったときは最初から最後まで再確認するべきだった。

この場合は郵便番号と住所表記どっちが正しいのか確認するチャンスはあったのだから。

むしろ匿名配送だとそのチャンスはないですからね。


もう1つ、こちらはメルカリのゆうパケットポストの話、特にこちらの落ち度はなかったはず。

ある日の夜にポストに投函して、翌日の昼に回収されたはず。

そしたらその日の夜までには追跡情報が入ると思ったら入らなかった。

うーんと思ったが、翌日夕方まで待っても入らず、荷物が返送されてくることもなかった。

万が一、発送情報との紐付けに失敗したときを心配して電話番号を任意で書いているのだが、連絡もなかった。

購入者に「昨日収集されたはずだが、返送も連絡もないから、しばらく待って」と伝えた。

そしたらその日の夜に回収した郵便局で追跡情報が入って、どうも1日遅れになってたらしい。

その翌日は配達先の郵便局には到達せず、そのさらに翌日に配達先の郵便局に到着したのだが、

驚いたのはその到着した郵便局が愛知県だったこと。愛知県なのに中1日かかるの?

ともあれ、その日中に配達され、結局はポスト投函の4日後、ポスト回収日から数えると3日後の配達完了だった。


確かにゆうパケットポストの説明には「一日程度、配送が遅れる場合があります」との記載がある。

ただ、東京都~愛知県の場合はゆうパケットの配達は本来は翌日である。

なので、ポスト投函の2日後の到着までは約束通りなのだが、3日後はさすがに遅い。

ゆうパケットポストの配達が1日遅れる可能性があるのは、QRコードをあて名ラベルに変換する作業で送れる可能性があるからだろう。

これは心当たりがあって、以前は匿名配送のゆうパケットの配達が関東地方内々でも+1日かかるのは普通だった。

郵便局に到着する荷物に対してあて名変換作業が間に合わないと、翌日配達になってしまうということだろう。

作業の改善が行われたのか、最近はあまり遅れることはなくなった印象がある。

ゆうパケットポストの場合は、荷物を発送する前にあて名変換作業が必要になるから、発送時に1日遅れることがあるということだろう。


その場合は、ラベルを貼るまでは追跡できないだろうなと思ったが、やはりそうらしい。

おそらく、今回のケースはポストから回収した日で作業が終わりきらず、翌日に繰り越し、

その翌日に作業をするも、郵便局を出るトラックに間に合わず、ラベルは貼ったが出荷できないまま郵便局に保管、

そのさらに翌日に郵便局を出て、夜間に愛知県へ輸送ということだろうと思う。

せめて回収した日のトラックに乗らずともラベルを貼るところまではやりきって欲しかったが。

ただ、より優先度の高い郵便・荷物の作業量が多ければ、ゆうパケットポストなんて後回しになるのは仕方ないとも思う。


というわけで、ちょっとゆうパケットポストの配達日数は読みにくいなと。

今まで9個送って、回収日のうちに入らなかったのはこれが唯一なのだが、

匿名配送ゆうパケットが到着した郵便局でのあて名変換で遅れるのに比べるとだいぶ不安があるし、

不運が重なったと思いたいが、本来の日数+2日もかかるのは残念だった。

それでも、ゆうパケットポストのメリットがそれを上回るケースが多いとは思うが、ここまでハズレを引くと痛い。


メルカリで売って買って思うけど、メルカリだと本1冊程度の発送はネコポスを使われているケースが圧倒的に多い。

これは送料負担が175円と、ゆうパケットを使う場合の200円より安いためであろう。

(ヤフオク・PayPayフリマでは、ネコポスは170円、ゆうパケットは175円で差が小さいため互角ぐらいの印象)

僕自身は、発送の手間の少なさと寸法規定の緩さから、25円差以上の価値があるとゆうパケットばかり使っているのが実情である。

実際、先ほどのゆうパケットポストは1冊でもネコポスのサイズをオーバーしているし、

なおかつ複数冊束ねて1kg超になっているので、2kgまで許容のゆうパケットポストが前提だった。(cf. シール版ゆうパケットポストは画期的)

送る側の視点ではこうなのだが、受け取る側の視点にとってみると、ネコポスの配達の早さには驚くところである。


正直なところネコポスがゆうパケットより早いというのが違和感があるのだが、

これは昔のクロネコメール便の印象でしょうね。あれは近距離が2日後、遠方だと3日後じゃなかったっけ。

ネコポスは宅急便と同等程度の配達日数で提供しているので、本州・四国からだと翌日着は堅いですね。

ただ、コンビニからの発送が多いので、集荷が翌日になるケースも多く、ここのロスが気になることはある。

ゆうパケットは郵便局持込の人が多い印象で、それだと動き始めは早い。

ただ、その翌日に到着するのは関東甲信越~東海ぐらいで、あて名変換でロスすれば翌々日、

近畿以遠はもうそれは翌々日と見た方がいいね。(近畿でも翌日配達はあるが)

というところでネコポスの方が受け取り側にとっては喜ばれるかもと思うところはある。

ネコポスの出荷はコンビニでも宅急便センターでも手間がかかる印象がある。
(cf. ネコポスの寸法規定は厳しい , ネコポス1個にかけてよい労力ではない)

PUDOステーションが使えるとすごい楽という話は聞きますけどね。市内には何個かあるけどちょっと遠いんだ。

ブロック大臣ってワクチン大臣か

昨日、VRSの接種記録をもとにワクチンの配分を決めるという話を紹介した。

VRSへの登録が遅れると困る

この件に付いてはいろいろな意見があるところで、Twitterでパラパラ見ていたら、

「ブロック大臣」がうんぬんと書かれていて、なんだ? と調べたところこういうことらしい。

「自分のファンばかりに囲まれて…」河野太郎氏のTwitterは本当に「暇つぶし」なのか? (BuzzFeed)

河野太郎さんのことだった。役職は何度か変わってるが、かれこれ4年以上は何らかの国務大臣をやっている。

現在はワクチン大臣(正式名称は違うけど)で知られている。

Twitterへの投稿が多いことで知られているが、ブロックしてるユーザーも半端ではないとのこと。


河野さんがTwitterのユーザーをブロックする理由は自らまとめていた。

河野太郎大臣Updates / ブロックに関する批判について (note)

基本的には誹謗中傷が目に余る人をブロックしていると言うことらしいが、

一方でReplyなどこれといったやりとりもないのに先回りしてブロックされているという事例もあるそう。

河野太郎防衛相のツイッターを見ようとしたら、ブロックされていた。驚いた。(略) 私は河野氏にコメントしたことはなく、自分のツイートで言動を批判しただけ。河野氏は批判的な利用者をわざわざ検索で見つけ出し、情報を遮断している。自衛ではなく、敵地を先制攻撃するような使い方だ

([大弦小弦]ブロックされていた (沖縄タイムス))

この時点でどうかと思うのだが。


ただ、河野さんのような立場の人にとってブロック機能を使う意義は限られるんじゃないかと思う。

TwitterでAさんがBさんをブロックすると、下記のことができなくなる。

  1. AさんはBさんの投稿するTweetを閲覧することがなくなる
  2. BさんはAさんの投稿するTweetを閲覧することができなくなる
  3. BさんはAさんをFollowできなくなる(Followしていても解除される)
  4. BさんはAさんにReplyを送ることが出来なくなる
  5. BさんはAさんのTweetを引用できなくなる (2.により引用先のTweetを見られないため)

しかしながら、河野さんのように公開アカウントの場合は、ログアウトすればTweetを閲覧することはできる。

ログインしていないユーザーでも閲覧できるということはそういうことである。

閲覧を困難にする可能性はあるが、閲覧を不可能にするわけではない。

しかし、自分のTweetでブロックされたユーザーに対して言及することはできなくなる。

Tweetを投稿するためにはログインしなければならず、そこでは例え公開アカウントだとしても閲覧できないためである。


かつては1.の目的でブロックする人もいたというが、現在は一般的ではない。

それはTwitterにミュート機能が導入されたためである。(2014年導入だからそれ以前のTwitterを知らない人も多いかも知れないが)

実は僕もミュート機能はけっこう使っていて、ここには2つのパターンがある。

1つは検索の邪魔になる大量投稿をするアカウントを除外するため。スパムに近いものから、そこそこ意義があるものまでいろいろだが。

もう1つは「Retweetのみミュート」で、投稿内容自体は読みたいが、Retweetの量が多すぎるとか内容が偏っているとか、

かつてはそういう状況を我慢するか、Followを解除するかどちらかだが、Retweetのみの除外ができればだいぶ助かるので使っている。

このタイプはタイムラインにRetweetが流れなくなるだけで、各ユーザーのページではRetweetが確認出来るので念のため。


むしろ、つきまとい行為をするような人にブロックは逆効果という話もある。

これはブロックされたことが認識できるからである。これにより相手を激昂させることがしばしばあるという。

この点においてミュートであれば、無関心を貫いているだけのことで、さすがにこれはどうしょうもない。

非公開アカウントの場合は、ブロックすると、相手からのFollowが解除されることで、本当にTweetを見られなくなる。

この目的ではブロックは積極的に活用するべきである。(閲覧できるユーザーを管理することが非公開アカウントの目的なわけですから)

しかし、公開アカウントの場合はブロックしてもログアウトすればTweetを見ること自体は可能である。

この点ではTweetを閲覧できなくなるという目的はブロックしても達成されないのだから、やるだけ無駄ということである。


ブロックの効力として示した5つの事項のうち、1はミュートでOK、2~3は公開アカウントである以上は本質的に閲覧可能、

実効的な効力があるのは4~5だが、5.については引用方法の問題とも言える。

というのも、ブロックとは無関係にスクリーンショットを使った引用というのが一部において活用されているためである。

これはいくつかの目的があって、1つには引用先のTweetの削除に備えた「魚拓」という一面、

1つには相手側から引用されたことを察知できなくするという目的。

(現在はTweetのURLを引用すると、その旨が通知され、引用元のTweetに「○件の引用ツイート」として記録される)

どっちもなかなか陰湿な使い方だと思うが、公開アカウントである以上はログアウトすれば閲覧が可能で、

その内容を引用する方法は必ずしもTwitterの公式機能を使う必要はないわけだから。


そんな中で実効的な効力として残ると思われたのがReplyをできなくするという効力である。

しかしながら、ミュートをすればReplyの通知を受け取ることもなくなるわけだし、

なにより大量のReplyが寄せられるようなアカウントであれば、全てのReplyの通知を受け取るのは不都合と考えられ、

例えば自分がFollowしていないアカウントからのReplyは通知されないようにする、そういう設定は可能である。

ゆえにReplyによるつきまといを回避するという観点でも、ブロックを使う必要性は必ずしもない。

ブロックにより相手を激昂させる可能性があるならなおさら回避するべきである。


しかし、現在のTwitterではReplyはまた異なる意味を持つようになっている。

というのもある時期から特定のTweetに対するReply(特にMentionと呼ばれることがある)がTweetの下に見えるようになったからだ。

あれ導入されたのいつだったんだっけ? と調べたら2014年頃には導入されてたみたいですね。

最近だと思ってたけど全然そんなことないですね。

この機能により「クソリプ」が問題視されるようになってきた。

会話に関係ない投稿、あるいは会話を妨害することを目的とした投稿が同一ページ中に挟まることになるからである。

会話に関係ない投稿が見えることについては、Tweetの質が吟味されるような仕組みを導入することで緩和を図ってきた。

しかし、投稿者にとって好ましくない投稿が同一ページに挟まるという根本的な問題の解決にはならない。


対策の1つとしては2020年8月にReplyできるユーザーを制限する機能が導入された。

ついにTwitterが「リプライ制限機能」を実装、クソリプ根絶に一歩前進 (GIGAZINE)

FollowしていないユーザーがReplyすることを防ぐようなことはできるようになったのだが、

そうするといかにも門前払いしているのが見えてしまうのが問題の1つである。

なお、このような場合でも引用Tweetは可能である。


もう1つの解決方法としては、特定のReplyを非表示にするという方法である。

Twitterが「返信を非表示」をグローバル公開、ブロックも選択可能に (TechCrunch)

しかし、この機能を使うと、非表示にしたReplyがあることがマークから判別可能であり、

またそのマークをクリックすることで非表示にしたReplyを確認することが出来る。

Replyをモデレートする機能をどのように使っているかということが問われる機能であり、使い方次第では危険である。

あと、ちょっと実験してみたんだけど、自分がミュートしているユーザーのReplyは非表示にすることができない。

しかし、例え自分がミュートにしていても、Replyを指定して非表示にしない限りはReplyはTweetの下に表示される。

すなわち、ミュート機能との相性が悪いとみられる。そんなこともあってあまり使っている例は思い当たらない。


このことからTweetに対するReplyのモデレートを目的としてブロック機能を使うことには合理性はあるかもしれない。

Replyできるユーザーを制限すると、制限されている事実を知ることは出来る。

また、その制限を回避するために引用Tweetが使えることは一般に知られてるので、

どのような反応が気になって引用Tweetを開くことは真の反応を知ることができるので制限の効果は微妙という話がある。

特定のReplyを非表示にすることも同じである。何を非表示にしたかはバレてしまう。また引用Tweetの削除はできない。

しかし、ブロックであれば他人からはブロックにより排除されているユーザーがいることはわからないし、

また、公式機能により引用することもできないので、引用Tweetの一覧に並べることもできない。

この点ではブロックは最強のReplyのモデレート方法であると言える。


でも、本当にそういう意図があってブロックしているのかなと言うのは疑問がある話である。

先回りしてブロックしたところで、そのユーザーがReplyや引用を使うことを未然に防ぐ価値はあるのかということである。

その可能性に乏しい人をブロックすると、先の記者のように何もしてないのにブロックされたという不信感だけが募るわけである。

なんやかんや言っても興味を持ってTweetを読んでいるユーザーをあえて敵対視する意味はあるのかということである。

実際に何らかの害を為す可能性があれば対応を考えるべきだが、予防目的でやるには割に合わないと思う。


SNSにおけるユーザーをFollowするシステムについては、偏った意見を集めてしまいがちである。

このような現象を「サイバーカスケード」と呼ぶことがあるらしい。

ただ、Twitterについては公開ユーザーが多く、多くにおいては自由にReplyや引用ができる。

このため、この意見は正しくないなどという意見にたどりつくことは比較的容易とも言える。

一方でFacebookでは、よりクローズドなコミュニティが形成される傾向があり、

それがゆえに現在は陰謀論の巣窟になっているらしいという話を聞くが実態は知らない。


いずれにせよ、Twitterにおいては、議員とか大臣とも立場の人が投稿をすれば、

それに対しては賞賛も非難も受けるのは当然であり、その中には粗暴な表現もあるかもしれない。

正当な批判の範囲と受け止めるべきとしても、心理的に負担が重いことはあるかもしれない。

一方でTwitterではミュート機能や通知を制限する機能があり、これを適切に使うことで緩和が可能である。

どうしてもブロック機能でないと得られないものは、Replyと引用の制限だが、

これは特定の意見を排除するということにつながるものだから、議員とか大臣が使うのは慎重であろうと思う。

誰にとっても明らかに有害なアカウントであればブロックによる対策には妥当性があると思うが、

でも、果たして河野さんがブロックで排除したアカウントというのは、それほど問題のあるアカウントなのだろうか?


というわけで、河野さんのような立場の人がブロックを多用するのはどうかと思いますよという話。

他にも、都道府県知事などでブロックを使っているような人はいるようである。

ただ、ニュースになるほどにブロック数が多いという点で河野さんは特殊である。

Twitterの特徴を考慮した上でブロック機能も利用しているという解釈もできるが、

ミュート機能導入以降はブロック機能を使うデメリットも意識されるようになってきたと思っていた。

そんな中でこんな人がいるとは正直驚いている。ちょっとデメリットに対する考慮が不足してるよねと。